JP2020115198A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような画像形成装置は、従来から、装置に組み込まれたコロナ放電器によって感光体表面を帯電させるコロナ帯電方式がある。
このようなコロナ帯電方式の画像形成装置は、コロナ放電器への電源供給のため高電圧電源が必要であること、あるいは、放電によって有害なオゾンを発生する等多くの問題点があった。
しかしながら、長尺な帯電ローラは、たわみ、加工の難しさ等の問題から、感光体の幅方向の全長にわたって均一な接触圧で接触させることが困難である。
このようなことから、長尺な帯電ローラを用いた接触帯電方式の画像形成装置は、感光体に均一な接触圧で接触させて、均一に帯電することが難しいため、結果的に、実用に供し得るものではなかった。
この特許文献1に記載の帯電装置は、感光体の回転方向と直交する方向に複数個の帯電ローラを備えているので、感光体の幅に対して大幅に短い複数の帯電ローラによって感光体の幅方向の全域をカバーすることができる。
このため、特許文献1に記載の帯電装置は、帯電ローラのたわみ、および、加工性の問題を解消することができる。
帯電ローラには、接触帯電方式の問題を解消するために、様々な形状のものが提案されていることを考えると、帯電ローラがクラウン形状に限定されることは、大きな問題である。
このため、本発明に係る画像形成装置は、各種形状の異なる帯電ローラに応じた前記傾斜角度が、個体差も込みで設定されることによって、前記帯電ローラの前記帯電領域の重複部分についても前記感光体を均一に帯電させることができる。
したがって、本発明に係る画像形成装置は、長尺な感光体に対して均一に帯電させることができ、かつ、各種形状の異なる帯電ローラを適用することができる。
本発明の実施例に係る画像形成装置1は、トナーの色に対応して複数の感光体が配置されたタンデム式であり、感光体11と、回転軸を中心とした回転動作によって移動される感光体表面11aに均一な接触圧で接触することによって感光体表面11aを均一に帯電させる帯電ローラ40を備える接触帯電方式の帯電部20と、を有するものである。
この画像形成装置1は、シアンC、マゼンタM、イエローY、および、ブラックKの4原色のトナーの色に対応した四つの色別対応ユニット10と、トナー画像を転写材Pに転写する転写部15と、用紙等の転写材Pを搬送する搬送部16と、転写材Pに転写したトナー画像を定着させる定着部17と、画像形成装置1の各部の動作を制御する制御部50と、を有する。
なお、4つの色別対応ユニット10は、トナーの色が異なる以外はいずれも略同じ構成であるため、個々の説明については省略する。
また、感光体11は、制御部50によって1次帯電位が約550Vに制御される。
露光部12によって感光体11の表面に形成された静電潜像は、この現像部13によってトナーが現像されて可視像化される。
なお、この実施例では、帯電部20は、3つの帯電ローラ40のうち、2つの帯電ローラ40が回転軸方向を感光体表面11aの移動方向に直交する方向に対して傾斜角度Aをつけて設けられている。
より具体的には、中央の1つの帯電ローラ40が回転軸方向を感光体表面11aの移動方向に直交する方向に向けて設けられ、両側の2つの帯電ローラ40が回転軸方向を感光体表面11aの移動方向に直交する方向に対して傾斜角度Aをつけて設けられている。
なお、帯電ローラ40は、弾性接触部42の中央部分が凸状となる、いわゆるクラウン形状、あるいは、弾性接触部42の中央部分が凹状となる逆クラウン形状であっても構わないが、弾性接触部42の外径偏差が0.2mm以下であるものが好ましい。
なお、帯電ローラ40が、金属軸部41に半導電性ゴムを被せただけの単層、或いは、半導電性ゴム層に表面保護層を追加しただけの二層ローラでは、帯電ローラ40の電気抵抗成分に担持される電圧降下分が無視できず、感光体11の1回転目とそれ以降の帯電位に段差が生じ易く、また、隣接する帯電ローラの重複部分の感光体の帯電位にも段差が生じ易いので、機能分離型ローラを適用するのが好ましい。
帯電ローラ40の電気抵抗成分に担持される電圧降下分をできるだけ小さくするには、単に電気抵抗を小さくすれば良い訳でない。感光体11の耐電圧不足によるピンホールの発生を避けるには、帯電ローラ40の電気抵抗成分を実質的に支配する抵抗調整層の体積抵抗率を1×10の7乗[Ω・cm]程度とし、厚みが耐電圧不良を起こさない範囲でできるだけ薄い層にするのが好ましい。
この実施例では、弾性接触部42の外径が12mm、長さが322mmとしている。
金属軸部・・・直径8mm、
導電性弾性体層・・・厚さ略2mm、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、SBR、NR等に、カーボンブラック等の電子導電剤を配合して、体積抵抗率が1×10の3乗[Ω・cm]以下で、低硬度30度(Hs:JIS A)としている。
導電性弾性体層からのオイル滲み出し防止層・・・厚さ10μm
抵抗調整層・・・耐電圧性(耐リーク性)を高めるイオン伝導層とし、絶縁破壊電圧を満足させる最低限の厚みとして50μm以上としている。
なお、抵抗調整層に含まれるカーボンブラック等の電子導電剤はゴムに対して10容量%以下としている。
具体例として、厚さ160μm、エーテル結合を有する高分子化合物である、エピクロルヒドリン‐エチレンオキサイド共重合ゴム(CHC)や水素化ニトリルゴム等に、イオン導電剤としての過塩素酸塩(第4級アンモニウム塩)、帯電防止剤等を配合して、体積抵抗率を1×10の7乗[Ω・cm]としている。
表面保護層・・・厚さ10μm、フッ素系樹脂(フッ化ビニリデン‐四フッ化エチレン共重合樹脂)に電子導電粒子(マグネタイトまたはチタンブラック)を配合して、体積抵抗率を10の7乗〜10の10乗、ショアー硬さ(D形)65度以下としている。
なお、表面保護層は、粗面形成用粒子に起因する凸部を分布形成し、粗面形成用粒子の外径が13μm、凸部以外の厚みが10μmとしている(特開2007−178559号公報、特開2007−264491号公報参照)。
このような表面保護層を適用することによって、感光体11と帯電ローラ40との接触面積を減少させて、その空隙において一定の放電領域を確保することによって、帯電性能を向上させることができる。したがって、低コスト化に有利な直流電圧方式も視野に入れることができ、交流電圧方式では、発生しがちな振動音を軽減することもできる。
このような問題を解消するために、この実施例では、クリーニングローラ60は、例えば、特開平8−137208号公報に開示されたクリーニングローラ60を適用する。
このクリーニングローラ60により、上記帯電性能の低下、帯電ムラ等の問題を解消できる。
なお、クリーニング材62は、特開2012−103641号公報に開示されているように、金属軸部61に沿う部分の幅が5mm〜24mm、厚みが1.9mm〜3.6mmにするとよい。
この軸端回動支持部26は、金属軸部41の軸方向に沿って電極保持部24から連接されるように形成された金属軸部保持凹部27が形成されている。
金属軸部保持凹部27は、内径が金属軸部41の外径より僅かに大きく設定されている。
また、金属軸部保持凹部27は、軸方向の深さが、金属軸部41が軸方向付勢部材25aによる付勢力を受けつつ軸方向に滑ることができるように設定されている。
このため、帯電ローラは、回転軸方向を感光体表面11aの移動方向に直交する方向に対して傾斜角度Aをつけて設けられていても、感光体11に圧接しながら安定して回転することができるようになっている。
すなわち、可動軸受け部23は、電極保持部24がクリーニングローラ60に対応した位置にも、電極板Eを保持している。
また、軸端回動支持部26は、帯電ローラ40に対応した金属軸部保持凹部27に並ぶように、クリーニングローラ60に対応した金属軸部保持凹部28が形成されている。
金属軸部保持凹部28は、軸方向の深さが、クリーニングローラ60の金属軸部61が軸方向付勢部材25bによる付勢力を受けつつ軸方向に滑ることができるように設定されている。
この固定フレーム30は、図6に示すように、画像形成装置1の筐体、あるいは、フレームに固定される固定部31と、感光体11の幅方向に沿って延在するように配置され、3つの帯電ローラ40の各軸受け部21が固定される軸受け固定面32aが形成された複数帯電ローラ配置部32と、を有する。
より具体的には、角度調整ガイドスリット34は、各軸受け部21の被固定部22に1カ所ずつ形成されたガイド突起22cのスライドガイドになっている。
ここで、クロス量Tとは、[クロス量T=感光体の半径R1+帯電ローラの半径R2−感光体11と帯電ローラ40の軸中心間距離D]によって算出される値である(図9参照)。
このような傾斜角度Aの調整範囲では、各帯電ローラ40は、上述した寸法に設定にした場合、帯電ローラ40の弾性接触部42の両端位置での軸中心位置の差B(図9参照)が1.1mm以上、11.2mm以下の範囲で傾斜角度Aが調整される。
すなわち、傾斜角度Aが、0.2度未満である場合、隣接する2つの帯電ローラ40の重複する部分の感光体11の帯電位が、重複していない部分の感光体11の帯電位よりも高くなることによって、帯電ローラ40が重複する部分の感光体11の中間調画像濃度が薄く表現されてしまう。
一方、傾斜角度Aが、2度を超える場合、感光体11への圧力分布の偏差が大きくなりすぎて、正しい帯電分布が得られず、画像ムラが発生してしまう。
すなわち、帯電部20は、一対の軸受け部21の被固定部22に1カ所ずつ形成されたガイド突起22cを固定フレーム30の対応する各角度調整ガイドスリット34に嵌め込んだ後、各角度調整ガイドスリット34内で各ガイド突起22cを動かして、所定の範囲で傾斜角度Aを調整した後に、被固定部22を固定フレーム30にネジ止め固定する。
これは、耐久で感光体の膜厚が薄くなったことや、感光体層内の空間電荷が多くなったこと等が影響したことによるものと、本特許出願人らは推察している。
また、本特許出願人らは、隣接する帯電ローラ40の重複部分における濃度段差の程度は、感光体11や帯電ローラ40の個体差、接触圧差、寸法誤差、環境差等で、必ずしも同じにはならないことも、実験により確認した。
転写部15は、転写ベルト15aと、ベルト駆動ローラ15bと、ベルトテンションローラ15cと、一次転写ローラ15dと、ベルトクリーナ15eと、を有する。
搬送部16は、供給部からの紙等の転写材Pをトナー像が転写された状態で定着器まで、搬送する。
この搬送部16は、搬送方向に並べられた複数の搬送ローラ16aと、搬送ローラ16aを駆動する不図示のローラ駆動部と、を有し、搬送ローラ16aの一つとして二次転写ローラ16bが設けられている。
二次転写ローラ16bは、転写ベルト15aに対して紙等の転写材Pを挟んで対向配置され、トナーの帯電極性とは異なる極性のバイアスが印加されることによって、転写ベルト15a上に転写されたトナー像を紙等の転写材Pに転写する。
この制御部50は、各帯電ローラ40に印加する直流電圧を自動で制御する印加電圧自動制御部50aを有する。
本特許出願人らは、実施例のように、弾性接触部42が半導電性弾性体層および表面保護層を含む帯電ローラ40を用いて、帯電ローラ40に直流電圧を印加したときの感光体11の帯電位を確認した。
感光体11と帯電ローラ40のニップ入口側では、帯電ローラ40〜感光体11間の空隙が徐々に狭くなり、帯電ローラ40〜感光体11間の電位差ΔVが放電開始電圧よりも大きくなると放電が発生し、帯電ローラ40〜感光体11の電位差ΔVが放電開始電圧と同値になるまで、感光体11を帯電させ、放電開始電圧以上になると、傾き1の帯電特性を示すことを実験によって確認した(図10(a)参照)。
一方、放電開始電圧は、環境(温度・気圧)や耐久で大きく変動するので、帯電位も大きく変動してしまうことも実験によって確認した。
より具体的には、印加電圧自動制御部50aは、各帯電ローラ40から感光体11への放電開始電圧を適時検出し、検出された放電開始電圧に予め決められた、例えば、580Vの電圧を上乗せした直流電圧を各帯電ローラ40に印加する。
例えば、図10(b)のグラフに示すように、−800VDCと−1100VDCの2通りの直流電圧を印加したときの、直流電流を測定する。
直流電流と直流電圧の関係は、図10(b)のグラフに示すように、一次関数(y=12.931x−536.21)で表されるので、放電開始電圧は、約536Vとなる。
また、交流電圧を重畳していないので、帯電ローラ40の重複部分Wにおける感光体表面11aのフィルミングも防止することができ、長時間にわたって高品位な画像を得ることができる。
なお、表1中の画質の判定結果の「◎」は、フィルミング、濃度段差ともに良好であることを示す。
また、クラウン形状および逆クラウン形状の帯電ローラ40は、弾性接触部42の外径偏差が0.1mmとする。
この耐久試験の結果から、画像形成装置1は、傾斜角度Aを調整することによって、クラウン形状、ストレート形状、逆クラウン形状のそれぞれの帯電ローラ40を適用できることがわかる。
このため、本発明の実施例に係る画像形成装置1は、各種形状の異なる帯電ローラ40に応じた傾斜角度Aが個体差も込みで設定されることによって、帯電ローラ40の帯電領域42の重複部分Wについても感光体11を均一に帯電させることができる。
したがって、本発明の実施例に係る画像形成装置1は、長尺な感光体11に対して均一に帯電させることができ、かつ、各種形状の異なる帯電ローラ40を適用することができる。
(変形例)
図12は、変形例の画像形成装置2の制御部50を含めた全体構造を概略的に示した図である。図13は、本特許出願人らの実験結果を説明するための図である。図14は、1600VPP/1KHzの交流電圧を重畳した直流電圧を帯電ローラ40に印加した場合の帯電特性を示す図である。
なお、その他の構成は実施例と同様であり、実施例と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
また、帯電ローラ40に印加する電圧が直流電圧のみでは、反転現像のカブリを回避することが困難であったが、交流電圧を重畳することでカブリを回避できる。
また、帯電ローラ40に印加する電圧が直流電圧のみでは、微視的に視た帯電位がギザギザな状態であったが、交流電圧を重畳することで帯電位が微視的に視ても均一化される。
負尖頭値が放電開始電圧(約550V)に達してから放電開始電圧の2倍(約1100V)に達すると、感光体11の帯電位と正尖頭値(=0V)との電位差△Vが放電開始電圧以上になるので、正尖頭値の微視的タイミングでは逆放電が発生開始する。
一方、負尖頭値の微視的タイミングでは通常の放電が発生するので、トータル的な帯電位は、正負微視的タイミングでの帯電位の平均値になる(図14参照)。
帯電ローラ40に直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を印加する方式は、直流電圧のみを印加する場合の問題点を解決しつつ、接触帯電方式の最大の利点であるオゾンの発生を抑える効果についても、直流電圧のみを印加する場合に比較してオゾンの発生量が増加するものの、コロナ帯電方式に比較すれば、オゾンの発生量を桁違いに少なくすることができる。
理想的には、「低温低湿環境の放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧VPPを有する交流電圧」を直流電圧に重畳した電圧を帯電ローラに印加すれば、環境に関わらず、原点を通る傾き1の帯電特性になる。
帯電ローラ40に、直流電圧のみ印加する場合であっても、放電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧VPPを有する交流電圧を直流電圧に重畳した電圧を印加する場合であっても、理想的には傾き1の帯電特性になるべきだが、実際には、露光による感光体11層内の空間電荷や、帯電ローラ40の電気抵抗成分に担持される電圧降下分の影響があるので、理論値と実験値に少しのズレが存在する。
一方で、帯電ローラ40に直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を印加する場合は、直流電圧のみを印加する場合に比較して、感光体11へのフィルミングが発生し易くなる傾向がある。交流電圧の弊害であるフィルミングを軽減する方法は、必要以上に交流電流を流さないことに集約される。(例えば、特開平9−218560号公報を参照)
このようなことから、直流電圧に交流電圧を重畳した電圧を帯電ローラ40に印加する場合、一定のピーク間電圧VPPを印加するのではなく、環境や耐久、すなわち、帯電ローラ40の耐久による汚れ、さらには、感光体11の耐久による膜厚の変化等に対応できる必要最低限度のピーク間電圧VPPをその都度検出して、その都度の必要最低限度のピーク間電圧VPPを印加することが重要である。
印加電圧自動制御部50bは、各帯電ローラ40から感光体11への放電開始電圧を適時検出し、直流電圧に、検出された放電開始電圧の2.2倍のピーク間電圧VPPを有する交流電圧を重畳した電圧を各帯電ローラ40に印加する。
なお、この実施例では、直流電圧に、検出された放電開始電圧の2.2倍のピーク間電圧VPPを有する交流電圧を重畳した電圧を各帯電ローラ40に印加するとしているが、検出された放電開始電圧の2倍値に任意の値を加えたピーク間電圧VPPを有する交流電圧(2倍以上の予め決められた倍数の交流電圧)を重畳した電圧を各帯電ローラ40に印加してもよい。
なお、表2中の画質の判定結果の「○」は、極僅かなフィルミングが発生するが、画像段差には至らないことを示す。
また、クラウン形状および逆クラウン形状の帯電ローラ40は、弾性接触部42の外径偏差が0.1mmとする。
この耐久試験の結果から、画像形成装置2は、傾斜角度Aを調整することによって、クラウン形状、ストレート形状、逆クラウン形状のそれぞれの帯電ローラ40を適用できることがわかる。
例えば、クラウン形状、ストレート形状、逆クラウン形状というような帯電ローラ40の形状に対応した最適な傾斜角度Aを定めることによって、その定められた傾斜角度Aに固定した装置仕様であっても構わない。
なお、クラウン形状および逆クラウン形状の帯電ローラ40は、弾性接触部42の外径偏差が0.1mmとする。
10 色別対応ユニット
11 感光体
11a 感光体表面
12 露光部
13 現像部
13a トナー収容部
13b 現像ローラ
14 感光体クリーナ
15 転写部
15a 転写ベルト
15b ベルト駆動ローラ
15c ベルトテンションローラ
15d 一次転写ローラ
15e ベルトクリーナ
16 搬送部
16a 搬送ローラ
16b 二次転写ローラ
17 定着部
20 帯電部
21 軸受け部
22 被固定部
22a バネ収容部
22b ガイド壁部
22c ガイド突起
23 可動軸受け部
24 電極保持部
25 軸方向付勢部材保持部
25a、25b 軸方向付勢部材
26 軸端回動支持部
27、28 金属軸部保持凹部
30 固定フレーム
31 固定部
32 複数帯電ローラ配置部
32a 軸受け固定面
33 ネジ止め固定部
34 角度調整ガイドスリット
40 帯電ローラ
41 金属軸部
42 弾性接触部(帯電領域)
50 制御部
50a、50b 印加電圧自動制御部
60 クリーニングローラ
61 金属軸部
62 クリーニング材
A 傾斜角度
B 帯電ローラの両端位置での軸中心位置の差
D 感光体と帯電ローラの軸中心間距離
E 電極板
P 紙等の転写材
R1 感光体の半径
R2 帯電ローラの半径
S バネ
T クロス量
W 重複部分
Claims (5)
- 感光体と、該感光体の回転軸を中心とした回転動作によって移動される感光体表面に接触することによって該感光体表面を帯電させる帯電ローラを有する帯電部と、を備えた画像形成装置において、
前記帯電部は、
前記帯電ローラが、隣接する互いの帯電領域の端部が前記感光体表面の移動方向で重複するように前記感光体表面の移動方向に交差する方向に沿って複数設けられ、
複数の前記帯電ローラのうち、1つ以上の前記帯電ローラが回転軸方向を前記感光体表面の移動方向に直交する方向に対して傾斜角度をつけて設けられる
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記傾斜角度は、
0.2度以上、2度以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記複数の帯電ローラは、
前記傾斜角度を所定の範囲で調整可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記複数の帯電ローラから前記感光体への放電開始電圧を適時検出し、検出された前記放電開始電圧に、予め決められた電圧を加えた直流電圧を前記複数の帯電ローラに印加する制御を行う印加電圧自動制御部
を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。 - 前記複数の帯電ローラから前記感光体への放電開始電圧を適時検出し、検出された前記放電開始電圧の2倍以上の、予め決められた倍数のピーク間電圧を有する交流電圧を直流電圧に重畳した電圧を、前記複数の帯電ローラに印加する制御を行う印加電圧自動制御部
を有する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の画像形成装置。
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