JPS63207808A - ポリウレタンの製造法 - Google Patents

ポリウレタンの製造法

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JPS63207808A
JPS63207808A JP62039670A JP3967087A JPS63207808A JP S63207808 A JPS63207808 A JP S63207808A JP 62039670 A JP62039670 A JP 62039670A JP 3967087 A JP3967087 A JP 3967087A JP S63207808 A JPS63207808 A JP S63207808A
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JP
Japan
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polyol
manufacturing
polyurethane
parts
polymer
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JP62039670A
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Masao Fukuda
政雄 福田
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はポリウレタンの製造法に関し、更に詳しくは成
形性と物理的性質の優れたポリウレタン;系合成樹脂の
製造法に関する。
[従来の技術] 従来、ポリエーテルポリオールのようなポリオールとポ
リイソシアネートとの重付加と同時に、エチレン性不飽
和単量体を重合させてポリウレタン系合成樹脂(フオー
ム)を製造する方法が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、従来のポリオールとポリインシアネートとの重
付加と同時に不飽和単量体を重合させる方法で得られる
樹脂は、剛性、耐熱性、耐衝撃性等の物理的性質が充分
でなく実用上満足し得ない。
[問題を解決するための手段] 本発明は: ポリイソシアネートとポリオールとを、必要により触媒
2発泡剤、その他の添加剤の存在下で、反応させて発泡
または非発泡のポリウレタンを製造する方法において、 ポリオールの少なくとも一部として、ポリオール(a)
中でエチレン性不飽和単量体(b)を重合させることに
より得られる重合体ポリオール(A)を使用し、且つ、
ウレタン化反応と共に、エチレン性不飽和単量体(B)
を重合開始剤(C)の存在下に重合させることを特徴と
するポリウレタン系合成樹脂の製造法である。
ポリウレタン製造に使用されるポリイソシアネートとし
ては、炭素数(NCO基中の炭素を除く)6〜20の芳
香族ポリイソシアネート(例えばトリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネートなど)、炭素
数2〜18の脂肪族ポリイソシアネート(例えばヘキサ
メチレンジイソシアネートなど)、炭素数4〜15の脂
環式ポリイソシアネート(例えばイソホロンジイソシア
ネートなど)、炭素数8〜15の芳香脂肪族ポリインシ
アネート(例えばキシリレンジイソシアネートなど)、
これらのポリイソシアネートの変性物(ウレタン基、カ
ルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビュー
レット基、ウレトジオン基、ウレトイミン基、イソシア
ヌレート基、オキサゾリドン)基含有変性物など)、お
よび特願昭59−199160号明細書記載の上記以外
のポリイソシアネートが使用できる。これらのうちでは
、商業的に容易に入手可能なポリイソシアネート、例え
ば2,4−および2.6−TDI 、およびこれらの異
性体の混合物、粗製TDI 、4.4−および2,4°
−HDI 、およびこれらの異性体の混合物、粗製MD
Iとも称せられるポリアリーレンポリイソシアネート(
PAPI) 、およびこれらポリイソシアネート類より
誘導されるウレタン基、カルボジイミド基、アロファネ
ート基、ウレア基、ビューレット基、ポリイソシアヌレ
ート基を含有する変性ポリイソシアネート類が好ましい
本発明においてポリオールの少なくとも一部として使用
される重合体ポリオール(A)は、ポリオール(a)中
でエチレン性不飽和単量体(b)を重合させることによ
り製造される。
エチレン性不飽和単量体(b)としては、例えば特開昭
60−123523号公報、特願昭80−147304
号および特願昭60−147955号明細書記載のもの
がが挙げられる。
好ましい重合体ポリオールは、ペンダント位(側鎖)に
水酸基および/またはエポキシ基を有する重合体ポリオ
ール(A1)である。
上記重合体ポリオール(A1)としては、■水酸基含有
エチレン性不飽和単量体および/またはエポキシ基含有
エチレン性不飽和単量体と、■不飽和ニトリルおよび必
要により■他のエチレン性不飽和単量体を、ポリオール
中で重合させることにより製造されるものが挙げられる
■の水酸基含有単量体としては、例えばヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート[ヒドロキシエチルアクリレー
トおよびヒドロキシエチルメタクリレートを表わす。以
下同様の表現を用いる。]。
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリオキシ
エチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン
(メタ)アクリレート、および特願昭60−14730
4号および特願昭60−147955号明細書記載の上
記以外の水酸基含有単量体が挙げられる。
これらのうちで好ましいのは、ヒドロキシエチ/L/。
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、とくにヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレートである。
エポキシ基含有エチレン性不飽和単量体としては、例え
ばグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジル
エーテル、ビニルグリシジルエーテル、および特開昭6
0−123523号および特願昭60−58414号公
報記載の上記以外のエポキシ基含有単量体が挙げられる
。これらのうちで好ましいのは、グリシジル(メタ)ア
クリレート、とくにグリシジルメタクリレートである。
不飽和ニトリル■としては(メタ)アクリロニトリルが
挙げられ、とくにアクリロニトリルが好ましい。
必要により使用される他のエチレン性不飽和単量体■と
して、例えば特願昭58−2301342号および特願
昭59−76890号明細書記載の上記■、■以外のモ
ノマーが挙げられる。■のうちで好ましいものは、(メ
タ)アクリル酸エステルおよび/または;スチレン系単
量体であり、更に好ましいのは(メタ)アクリル酸アル
キル(とくにメチル、エチルエステル)、スチレン、α
−メチルスチレン、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、とくにメタクリル酸メチル、スチレンである
水酸基および/またはエポキシ基を有する重合体ポリオ
ール(A1)において、全単量体に占める各単量体の割
合は、[1]が通常3%(重量%、以下同様)以上、好
ましくは5〜95%、ざらに好ましくは10〜90%で
ある。■の割合は5〜95%とくに10〜90%が好ま
しく、■は0〜60%とくに0〜40%が好ましい。
本発明において用いる重合体ポリオール(A)としては
、水酸基および/またはエポキシ基を有する重合体ポリ
オール(A1)が好ましいが: (AI)に代えて、ま
たはそれとともに他の重合体ポリオール[例えば上記■
(アクリロニトリルなど)および必要により■(スチレ
ン、メチルメタクリレートなど)をポリオール中で重合
させて得られるものコを用いることもできる。
本発明で用いられる重合体ポリオール(A)の製造に使
用されるポリオール(a)としては、例えば特願昭59
−199160号明細書記載のもの(ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール、これらの重合体ポリ
オール、これらの変性されたポリオールなと)を挙げる
ことができる。
これらのポリオールは通常2〜8個(好ましくは2〜4
個)の水酸基と200〜4,000(好ましくは400
〜3.000 >のOH当量のを有している。
これらの中では、出発物質(プロピレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ールなど)にアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなど)を付加さ
せたポリエーテルポリオールが好ましい。さらに好まし
いポリエーテルポリオールは分子中に任意に分布された
エチレンオキシド鎖を0〜50重量%有し、かつ0〜3
0重量%のエチレンオキシド鎖が分子末端にチップされ
たものでおる。特に好ましいポリエーテルポリオールは
5〜40重量%の分子中に任意に分布され)だエチレン
オキシド鎖を含有し、5〜25重量%のエチレンオキシ
ド鎖が分子末端にチップされたものである。またポリエ
ーテルポリオールの第1級水酸基含有率は通常O〜10
0%好ましくは30〜100%更に好ましくは50〜1
00%最も好ましくは70〜100%である。
本発明で用いる重合体ポリオール(A)の製造の際の単
量体(b)の使用量はポリオール(a) 100部(重
量部、以下同様)につき通常5〜400好ましくは10
〜250更に好ましくは45〜200部とくに好ましく
は70〜150部でおる。(但し、ポリオールが重合体
ポリオールの場合には重合体部分はモノマーとして計算
する)。
ポリオール(a)中で単量体(b)を重合するに当り、
通常重合開始剤が使用される。重合開始剤としては遊離
基を生成して重合を開始させるタイプのもの、例えば2
,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN) 、 
2.2’−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)  (八VN )などのアゾ化合物ニジベンゾイル
バーオキシド、ジクミルパーオキシド、メチ)ルエチル
ケトンパーオキシド、t−ブチルパーオキシベンゾエー
トなどの有機過酸化物;および特願昭59−19916
0号明細書記載の上記以外の過酸化物あるいは過硫酸塩
、過ホウ酸塩、過コハク酸等が使用できる。実用的には
アゾ化合物特にA、IBN、AVNが好ましい。重合開
始剤の使用量は単量体(b)の全量に基づいて通常0.
1〜20好ましくは0.2〜10重四%でおる。
ポリオール(a)中での単量体(b)の重合は無溶媒で
も行なうことができるが、(b)の濃度が高い場合には
有機溶媒の存在下に行なうのが好ましい。有機溶媒とし
ては例えばベンゼン、トルエン、キシレン、アセトニト
リル、酢酸エチル、ヘキサン、へブタン、ジオキサン、
 N、N−ジメチルホルムアミド。
N、 N−ジメチルアセトアミド、イソプロピルアルコ
ール、n−ブタノールなどが挙げられる。
また必要によりアルキルメルカプタン類を除く公知の連
鎖移動剤(四塩化炭素、四臭化炭素、クロロホルム、特
開昭55−31880号公報記載のエノールエーテル類
など)の存在下に重合を行なうことができる。
重合はバッチ式でも連続式でも行なうことができる。重
合反応は重合開始剤の分解温度以上、通常60〜180
℃好ましくは90〜160℃特に好ましくは100〜1
50℃で行なうことができ、大気圧下または加圧下ざら
には減圧下においても行なうことができる。
重合反応終了後は得られる重合体ポリオールは何ら後処
理を加えることもなくそのままポリウレタンの製造に使
用できるが:反応終了後は有機溶媒2重合開始剤の分解
生成物や未反応モノマー等の不純物を慣用手段により除
くのが望ましい。
こうして得られる重合体ポリオール(A)は、通常5〜
80%好ましくは10〜70%更に好ましくは30〜6
5%最も好ましくは40〜60%の重合した単量体すな
わち重合体がポリオール中に分散した半透明ないし不透
明の白色ないしは黄褐色の分散体でおる。
本発明において、ポリウレタンの製造に使用される重合
体ポリオール(A)の水酸基価は通常10〜)300好
ましくは12〜175更に好ましくは15〜100であ
る。
また本発明のポリウレタンの製造法において、重合体ポ
リオール(A)は、必要により他のポリオールと併用で
きる。
このようなポリオールとしては少なくとも2個の水酸基
と200〜4.000のOH当量を有する高分子ポリオ
ールが使用でき、その例としては上記重合体ポリオール
(A)の製造に用いられるポリオール(a)と同一のも
の:すなわちポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール、およびこれらの変性されたポリオール類[た
とえば不飽和基、ウレタン基、尿素基、アミノ基、カル
ボキシルおよび/または酸無水物基などを含有するよう
に変性されたポリオールや、重合体ポリオール、ウレタ
ン化ポリオール等の(メタ)アクリル酸エステル]など
を挙げることができる。また、ポリブタジェンポリオー
ル、ざらにヒマシ油などの天然油から得られるポリオー
ルも使用できる。
これらの中で好ましいのは、ポリエーテルポリオール、
とくに出発物質にエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシドおよびこれらの任意の混合物特に
プロピレンオキシド単独もしくはプロピレンオキシドと
エチレンオキシドが付加された2〜8個(とくに2〜4
個)の水酸基と200〜4,000  (とくに400
〜3,000)の○H当量を有するものである。
これらの高分子ポリオールの使用量は、重合体ポリオー
ル(A) 100部当り、通常0〜500部好ましくは
0〜300部特に好ましくは0〜200部でおる。
本発明においては、ポリイソシアネートと反応させる目
的で重合体ポリオール(A)、高分子ポリオール以外に
、必要により他の高分子活性水素含有化合物(例えば2
個以上の活性水素原子含有基と200〜4,000の当
量を有するポリエーテルポリアミンなど)および/また
は低分子の活性水素含有化合物(例えば特願昭59−1
99160号明細書記載のもの:エチレングリコール、
1,4−ブタンジオール、トリエタノールアミン、ジェ
タノールアミン。
メチレンジアニリン、ジエチルトルエンジアミン。
当量200未満のアニリンのアルキレンオキシド付加物
など)を使用することができる。これらの低分子の活性
水素含有化合物の使用量は、上記ポリオール[重合体ポ
リオール(A)および必要により他の高分子ポリオール
]  100部当り通常0〜100部好ましくは0〜5
0部特に好ましくは0〜30部である。
全活性水素含有成分中の重合体ポリオール(A)の割合
は通常20〜100%である。全活性水素含有成分中の
重合体の含量は通常5〜80%好ましくは10〜70%
とくに好ましくは30〜65%である。
本発明においては、重合体ポリオール(A)を必須成分
とするポリオールとポリイソシアネートとのウレタン化
反応と共に、エチレン性不飽和単凸体(B)の重合を行
なわしめて、ポリウレタン系合成樹脂を製造する。
単量体(B)としては、前掲の重合体ポリオール(A’
)の製造に用いる単量体(b)と同様のものが使用でき
る。
(B)として好ましいのは130℃以上の沸点(常圧)
を有するものでおり、その具体例としては=(1)単官
能性(モノエチレン性不飽和〉単量体、例えばスチレン
、α−メチルスチレンなどのスチレン系単量体;ヒドロ
キシルエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシルプロ
ピル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリ
レート、ジメチルアミンエチル(メタ)アクリレートな
どの(メタ)アクリル酸エステル;(2)多官能性(ジ
ー−ポリ−エチレン性不飽和)単量体、例えば(メタ)
ジアリル(イソ)フタレート、ジ(メタ)アリルマレエ
ートなどのジカルボン酸不飽和アルコールジエステル;
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、(メタ)アリル(
メタ)アクリレートなどのポリオールまたは不飽和アル
コールの(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。こ
れらのうちでは、単官能性単量体のスチレン、ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレートが好ましく、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートが
とくに好ましい。
(B)の使用量は、ポリオール[重合体ポリオールおよ
び必要により他のポリオール]  100重量部当り、
通常1〜100部、好ましくは3〜50部、さらに好ま
しくは5〜30部、最も好ましくは5〜20重量部でお
る。
本発明において、単量体CB)の重合は通常重合開始剤
(C)の存在下に行なわれる。(C)としては、公知の
重合開始剤が使用でき、例えば重合体ポリオール(A)
の製造に用いるものとして例示した前掲の重合開始剤が
挙げられる。これらのうちでは、ジベンゾイルパーオキ
シド、メチルエチルケトンパーオキシド、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエートなどに代表される有機過酸化物が
好ましい。
(C)の使用量は、ポリオール100型組部当り、通常
0.1〜10部、好ましくは0.3〜5部、さらに好ま
しくは0.5〜3重量部である。
また、本発明においては、ポリウレタン系合成樹脂の製
造に際し、必要により公知の発泡剤(例えば特願昭59
−199160号明細書記載のもの:メチレンクロライ
ド、トリクロロモノフルオロメタン、水など)、公知の
触媒(例えばトリエチレンジアミンなどの第3級アミン
類;オクチル駿スズ、ジブチルチンジラウレート、オク
チル酸鉛などの金属触媒など)、公知の促進剤(ナフテ
ン酸コバルトで代表される金属石鹸、ジメチルアニリン
に代表される第3級アミン類など)を使用することがで
きる。発泡剤の使用量はポリウレタンの所望の密度(例
えばo、 oi〜1.4y/cm>により変えることが
できる。触媒は反応混合物の重量に基づいて例えば約0
.’001〜約5%の少量で用いられる。
促進剤の使用量は、ポリオール100重量部当り、通常
0.1〜5部、好ましくは0.2〜3部、ざらに好まし
くは0.3〜1重量部である。
また、本発明においては、必要によりエポキシ硬化剤お
よび/またはエポキシ硬化促進剤(たとえば特開昭60
−123523号公報記載のもの)を用いることもでき
る。
本発明において使用できるその他の添加剤としては、乳
化剤および気泡安定剤としての表面活性剤が使用でき、
特にポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体が
重要でおる。
その他の添加剤としては、難燃剤1反応遅延剤。
着色剤、内部離型剤、老化防止剤、抗酸化剤、可塑剤、
殺菌剤、およびカーボンブラック、酸化亜鉛、酸化カル
シウム、二酸化鉛、酸化チタン、ケイソイ土、ガラスマ
ット、ガラス繊維およびその破砕物(カットガラス、ミ
ルドガラス、ガラスフレークなど)、ガラスバルーン、
有機バルーン。
タルク、マイカおよびその他の充填剤等公知の添加剤が
挙げられる。
本発明においてポリウレタンの製造に際してのイソシア
ネート指数は通常70〜120(好ましくは75〜io
o特に好ましくは80〜100 )である:さらにイソ
シアネート指数を上記範囲より大幅に高ぐしてポリウレ
タン中にポリインシアヌレートを導入(ポリイソシアネ
ート指数300〜1.()00>することも可能である
。[単量体(8)として活性水素原子を有するものを用
いる場合、その活性水素原子含有基もインシアネート指
数の計算に含む。]本発明のポリウレタンの製造はワン
ショット法、セミプレポリマー法、プレポリマー法等の
公知の方法により行なうことができる。
各成分の混合・添加の順序はとくに制限されず、全成分
を同時に混合して反応させてもよく、いくつかの成分(
例えばポリオール成分と単量体および促進剤)を予め混
合しておいて反応させてもよい。単量体(B)は、ポリ
インシアネートに添加してもポリオール成分に添加して
もよいが、後者が好ましい。重合開始剤(C)はポリイ
ソシアネートに添加するのが好ましい。
単量体(i)の重合はウレタン化反応と同時に行っても
よく、ポリウレタン形成後に行ってもよい。
閉鎖モールドあるいは開放モールド内で各種の非発泡あ
るいは発泡のポリウレタンの製造を行な゛うことができ
る。ポリウレタンの製造は普通低圧あるいは高圧の機械
装置を用いて原料を混合反応させることにより行なわれ
る。
ざらには、原料混合前後(とくに原料混合前)。
原料中の溶存空気あるいは混合時に混入した空気などの
ガスを真空法により除去することによりポリウレタンの
製造を行なうこともできる。
本発明の方法は、とくにRIM(反応射出成形)法によ
る無発泡もしくは低発泡(密度0.8〜1,4’j /
 ctdとくに0.95〜1.4’j/ctd>のRI
M成形ポリウレタンエラストマー(以下RIMウレタン
と称す)の製造に有用である。RIM法の成形は従来の
方法と同じ条件で実施できる。例えば、通常25〜90
℃に温調された原料(2〜4成1分)を100〜200
 Kg/ciGの圧力で衝突混合させ、予め30〜20
0 ℃(、好ましくは60〜150℃ざらに好ましくは
100〜130°C)に温調された金型に注型した後、
0.1〜5分内の時間で脱型することにより行なうこと
ができる。
脱型接骨られる成形品は、そのままでも製品とすること
ができるが;ポリウレタン化反応その他[(B)の重合
、エポキシ基の反応など]を充分に行なわせるため、お
るいは成型品の内部応力、歪を緩和する目的で、さらに
アニール(アフターキュア)を行ない製品化するのが望
ましい。この場合のアニール条件は通常60〜180℃
×0.3〜io。
時間、好ましくは80〜160′Cx0.3〜100時
間更に好ましくは100〜150°CX O,3〜10
0時間、特に好ましくは120〜140°CX 1〜3
0時間でおる。
[実施例] 以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。実施例
、比較例に使用した原料の組成は次のとありで必る。な
お部および%はそれぞれ重量部および重量%を表わす。
(1)ポリオールA:プロピレングリコール76部にプ
ロピレンオキシド(以下POと略す)  2,000部
、エチレンオキシド(以下EOと略す)500部、pQ
 2,000部、20700部の順に付加させた水酸基
価28の2官能性ポリオール。
(2)ポリオールC:グリセリン92部にPO5,10
0部とE○800部の混合物を付加させた後、ざらにE
O1,000部を付加させた水酸基gE28の3官能性
ポリオール。
(3)ポリオールC:グリセリン92部にpQ 3,0
00部を付加させた水酸基価56の3官能性ポリオール
(4)ポリオールD:ペンタエリスリトール136部に
20400部、PQ 6,000部、20700部を順
次付加させた水酸基価36の4官能性ポリオール。
面ポリオールE: 1モルのポリオールDに2モルの無
水マレイン酸を付加させ、次いで2モルのEOを付加さ
せた水酸基価16の不飽和基含有変性ポリオール。
(6)モノマー: へN:アクリロニトリル。
)1)IA :メチルメタクリレート。
HEMA :ヒドロキシエチルメタクリレート。
HPMA :ヒドロキシプロピルメタクリレート。
ST:スチレン。
0A)IA ニジアリルマレエート。
GFIA ニゲリシジルメタクリレート。
(7)変性MDI :ミリオネートHTL  [カルボ
ジイミド変性液状MDI(NGO28,8%)1日本ポ
リウレタンエ業■製]。
(8)開始剤、促進剤および触媒 TBPOB:t−ブチルパーオキシベンゾエート。
C0NP :ナフテン酸コバルト(Co含量5%)。
DTOニジブチルチンジラウレート。
NM)l:N−メチルモルホリン DABCO33LV : トリエチレンジアミンの33
%ジプロピレングリコール溶液。
(9)黒トナー:ポリプロピレングリコール(分子量2
000)にカーボンブラックが50%練り込れたもの。
(10)EG:エチレングリコール。
製造例■ 撹拌および温度制御付の耐圧反応容器に、キシレン15
0部を投入し、約120℃まで昇温した。ポリオールA
 450部、 HPHA 100部、 G)fA  1
00部、 AN310部、 AIBN 10部の混合物
をポンプにより連続的に反応容器に3時間で供給した。
その間、撹拌下に反応温度を115〜120℃に制御し
た。同温度で30分間撹拌を継続したのち、ポリオール
A 50部に分散されたAIBN 4.5部を3回に分
けて追加供給しく所要時間:約1時間にわたって)、更
に30分間同温度で撹拌を行なった。最後に真空ポンプ
で低揮発分を除去、補集し、得口より重合体濃度49.
6%の褐色の重合体ボリオールエを得た。
製造例■〜IV 製造例工と同様の方法にて、重合体ポリオール■〜IV
を製造した。
使用原料および得られた重合体ボリオールエ〜IVの性
状を表1に示す。
実施例1〜7 表2に記載の原料を10秒間激しく混合して約70°C
に温調された127X 100X12.7履(厚み)の
大きざの鉄製モールドに注型、5分後に金型より取り出
し、120℃で2時間更に135℃で5時間アフターキ
ュアを行なうことによりポリウレタン成形品を得た。
なお、表2中のNCO指数は 活性水素原子含有基当量+エポキシ基当量を示す。
なお、表2および以下において、ポリウレタンの物性測
定法、単位は次のとおりである。
曲げ強度、 K(J/ci  :  JIS K−72
03曲げ弾性率、 Kg/cri :  JIS K−
7203衝撃強度、 KQcm/cm :  JIS 
K−7110熱変形温度、 ℃:  JIS K−72
07(A法)重合体ポリオール/単量体組成物粘度:   Cps/25℃ 実施例8 重合体ポリオール[90部、旺HA  10部、黒トナ
ー5部、EG  25部、DABCO33LV  1.
5部、DTDO,1部、C0NP O,3部(以上A成
分);変性MD1130部(NCO指数:90) 、T
BPOB  1.5部(以上B成分)のA、B2成分の
処方原料(35°C1ご温調)をR−RIMIJ (ポ
リウレタンエンジニアリング■製造1(IN[nl H
C−102)を用いて予め約110°Cに温調された金
型(400x 300×2.5#)に注型(吐出圧15
0〜180に!l]/cm G 、吐出量15Ky/分
注入時間1.8秒)し、60秒後に脱型した。得られた
RIMウレタンを更に120℃で1時間、130℃で5
時間アフターキュアをオーブン中で行った。
その物性は次の通りでおる。
比   M              1.17曲げ
強度         646 曲げ弾性率       17800 衝撃強度          16 熱変形温度        102 [発明の効果] 本発明に従って、ポリオールの少なくとも一部として重
合体ポリオール(A)を使用しウレタン化反応と共に単
量体(B)の重合を行うことにより、剛性、耐熱性およ
び耐衝撃性などの物性が相乗的に優れたポリウレタン系
合成樹脂を得ることができる。また、本発明の方法は、
混合性、形流れ性。
充填性などの成形性の点でも著しく優れている。
従って、本発明は、無発泡もしくは低発泡のポリウレタ
ン、とくにRIMウレタン(自動車のバンパー、フェン
ダ−、ドアパネルなどの外装材料、おるいは電気機器の
ハウジング、部品など)が有利に且つ支障なく製造する
ことができる。
ざらに、本発明の方法はエネルギー吸収用または自動車
、家具等のクッション用の高硬度で高弾性の軟質あるい
は半硬質ポリウレタンフォームや発泡または非発泡の硬
質ポリウレタンざらには接着材、被覆材に適したポリウ
レタンの製造にも有用で、その実用的価値は高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリイソシアネートとポリオールとを、必要により
    触媒、発泡剤、その他の添加剤の存在下で、反応させて
    発泡または非発泡のポリウレタンを製造する方法におい
    て、 ポリオールの少なくとも一部として、ポリオール(a)
    中でエチレン性不飽和単量体(b)を重合させることに
    より得られる重合体ポリオール(A)を使用し、 且つ、ウレタン化反応と共に、エチレン性不飽和単量体
    (B)を重合開始剤(C)の存在下に重合させること を特徴とするポリウレタン系合成樹脂の製造法。 2、(A)が側鎖に水酸基および/またはエポキシ基を
    有する重合体ポリオールである、特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。 3、(A)が、[1]水酸基含有エチレン性不飽和単量
    体および/またはエポキシ基含有エチレン性不飽和単量
    体と[2]不飽和ニトリルおよび必要により[3]他の
    エチレン性不飽和単量体をポリオール中で重合させるこ
    とにより製造された重合体ポリオールである(特許請求
    の範囲第1または2項記載の製造法。 4、[1]がヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
    ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリシジル
    (メタ)アクリレートからなる群から選ばれる1種また
    は2種以上の混合物である、特許請求範囲第1、2また
    は3項記載の製造法。 5、[2]がアクリロニトリルである、特許請求の範囲
    第1〜4項の何れか記載の製造法。 6、(A)の重合体の含量が30〜65重量%である、
    特許請求の範囲第1〜5項の何れか記載の製造法。 7、(a)がポリエーテルポリオールである、特許請求
    の範囲第1〜6項の何れか記載の製造法。 8、(B)が140℃以上の沸点を有する単量体である
    、特許請求の範囲第1〜7項の何れか記載の製造法。 9、(B)がスチレン系単量体および/または(メタ)
    アクリル酸エステルである、特許請求範囲第1〜8項の
    何れか記載の製造法。 10、(A)100重量部に対し(B)を5〜25重量
    部使用する、特許請求範囲第1〜9項の何れか記載の製
    造法。 11、(C)が有機過酸化物である、特許請求範囲第1
    〜10項の何れか記載の製造法。 12、イソシアネート指数75〜100でポリウレタン
    を製造する、特許請求の範囲第1〜11項の何れか記載
    の製造法。 13、100〜130℃の金型温度でポリウレタンを製
    造する、特許請求範囲第1〜12項の何れか記載の製造
    法。 14、リアクション・インジェクション・モールド法に
    よりポリウレタンを製造する、特許請求の範囲第1〜1
    3項の何れか記載の製造法。 15、その他の添加剤がガラス繊維および/またはガラ
    ス繊維破砕物である、特許請求の範囲第1〜14項の何
    れか記載の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001064347A (ja) * 1999-09-01 2001-03-13 Toyota Motor Corp 車両シートクッション用低密度軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2009263630A (ja) * 2008-04-03 2009-11-12 Mitsui Chemicals Polyurethanes Inc ポリウレタン樹脂組成物およびポリウレタン樹脂硬化物

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