JPS63207438A - コイニング加工型 - Google Patents

コイニング加工型

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Publication number
JPS63207438A
JPS63207438A JP3839987A JP3839987A JPS63207438A JP S63207438 A JPS63207438 A JP S63207438A JP 3839987 A JP3839987 A JP 3839987A JP 3839987 A JP3839987 A JP 3839987A JP S63207438 A JPS63207438 A JP S63207438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
die
coining
mandrel
forging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3839987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Iwata
岩田 泰男
Shigenori Mae
前 繁則
Takayuki Tsunoda
隆之 角田
Tamami Urai
浦井 玉水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3839987A priority Critical patent/JPS63207438A/ja
Publication of JPS63207438A publication Critical patent/JPS63207438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コイニング加工型に関し、特に、ピストン
を鍛造により製造するのに好適なコイニング加工型の改
良にかかるものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図乃至第4図に示すような形状のピストン5
2を鍛造により製造する場合、ヘッド部522の仕上げ
加工は後工程の切削により行っていた。
なお、第5図は、鍛造成形を行っている状態を、成形途
中のピストン52とともに示す断面図である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の鍛造成形方法は、ダイス54、ポ
ンチ55およびノックアウトピン56がほぼ完全に密状
態に配置されていたため、以下のような問題があった。
すなわち、ピストン素材53の体積のバラツキ等の影響
を受け、ヘッド部522の厚みtがバラツクという問題
があった。
問題があった。
また、バルブリセス(エンジンの吸排気バルブが、ピス
トンのヘッド部522に当たらないようにするため、ヘ
ッド部522に設ける逃がし用の凹み)524をピスト
ン52の成形と同時に加工しようとすると、そこに”ひ
げ”と呼ばれる鍛造欠陥523が生じるという問題があ
った。
なお、′ひげ”とは、鍛造時にピストン素材53が、ピ
ンボス部526に向けて大量に流れ込むことによって引
き起こされるものである。
このため、バルブリセス524のみ、後工程のコイニン
グ加工によって成形する方法も考えられた。
しかしながら、第5図に示すような、従来の鍛造型50
と同様な構成を有するコイニング加工型によっては、ヘ
ッド部522の厚みtまでは修正することができず、結
局、ヘッド部522の加工は効率の低い切削加工に軌ら
ざるを得ないという問題があった。
従って、本発明の目的は、機械加工等による仕上げ加工
を省略して、生産効率を向上することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本発明にかかるコイニング加工型は、生産効
率の高い鍛造加工によって、ピストンのヘッド部とバル
ブリセスを同時に加工できる構成としたものである。
具体的には、ピストンを鍛造により成形するための、ダ
イスと、コイニングポンチおよびマンドレルから構成さ
れるコイニング加工型であって、前記ダイスの内径を、
成形されるピストン素材のスカート部よりもヘッド部の
外径が大きくなるように形成し、かつ、少なくともコイ
ニング加工により排除される材料の体積分以上の余肉逃
げを設けたとしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成にかかる本発明の詳細な説明すると、生産効
率の高い鍛造加工によって、ピストンのヘッド部とバル
ブリセスを同時に加工することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明にかかるコイニング加工型の概略構成を
示す断面図である。
コイニング加工型1は、ダイス2と、コイニングポンチ
4およびマンドレル6から構成されている。
ダイス2にはマンドレル6が摺動可能にはめこまれてい
る。マンドレル6は成形品となるピストンのスカート部
側を成形するとともに、ピストンを取り出すためのノッ
クアウトピンの機能をも備えている。
また、ダイス2の内径は、成形されるピストン素材8の
スカート部82よりもヘッド部84の外径が大きくなる
ように形成されている。
すなわち、ダイス2の上方側22の内径り、は、同じく
下方側24の内径D2よりも少し大きく形成されている
このため、マンドレル6の外径と内径D2との間にはほ
とんど隙間が形成されないのに対して、内径り、との間
には、隙間12が形成されるようになっている。
そして、この隙間12は、コイニング加工によってピス
トン素材8が成形される際、ピストンヘッド部84の余
肉の逃げ場所として作用するようになっている。
コイニングポンチ4はピストンのヘッド部側全成形する
ため、マンドレル6に相対向してダイス2に昇降可能に
はめこまれている。
そして、コイニングポンチ4の外径はマンドレル6の外
径よりも少し大きく、ダイス2の内径D1よりも少し小
さい寸法とされている。
9はコイニングポンチ4の下死点を決定するためのエン
ドストッパで、ダイス2の上に、コイニングポンチ4の
突起部を挟んで一対立設されている。
これによって、ヘッド部84の厚さをより精度良く保証
することができるようになっている。
また、コイニングポンチ4の先端には、ピストンヘッド
部にバルブリセスを形成するための突起部42および4
4が形成されている。
上記の構成にかかる実施例の作用を説明すると、まず、
第1図に示すダイス2の所定位置にセットされたマンド
レル6の上にピストン素材8がセントされる。
次に、コイニングポンチ4がダイス2にセントされた後
、ピストン素材8に向けて下降される。
そして、所定の荷重をかけた状態で、コイニングポンチ
4はマンドレル6と協働してピストン素材8を成形する
このとき、隙間12がピストンヘッド部84の余肉の逃
げ場所として作用するため、低荷重でヘッド部84にバ
ルブリセスを形成することができるとともに、ヘッド部
84の厚さを一定にすることもできる。
なお、コイニング加工によってヘッド部84は径方向に
少し膨らむことにはなる。しかしながら、この程度の膨
らみは、外径切削等の機械加エムこよって簡単に削りと
ることができ大きな問題はないものである。
以上、本発明の特定の実施例について説明したがこれに
限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範
囲内で当業者が実施可能な種々の別な態様が考えられる
例えば、上記の実施例においてはエンドストッパは一対
設けたが、一対でなくても単一でも、あるいは3個以上
設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明にかかるコイニング加工型
は、鍛造加工によって、ピストンのヘッド部とバルブリ
セスを同時に、しかも精度良く加工できる構成としたた
め、機械加工等による仕上げ加工を省略して、生産効率
を向上することができる。
また、旋盤や、バルブリセスを加工するための専用の切
削加工機械を必要としないため、設備コストを低減する
ことができる。
さらに、バルブリセス部分を鍛造のままで使用するため
、ピストン素材のメタルフローが切れておらずバルブリ
セス部の強度を向上することができるというすぐれた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるコイニング加工型の概略構成を
示す断面図、第2図は鍛造ピストンの概略構成を示す断
面図、第3図は第2図のA方向に沿う矢視図、第4図は
第2図のB方向に沿う矢視図、第5図は従来の鍛造型を
成形途中のピストン素材とともに示す断面図である。 1−−−−−−−コイニング加工型 2−−−−−−−ダイス 4−−−−−−−コイニングポンチ 8−−−−−−−ピストン素材 6−−−−−・マンドレル 82−−−−−−−スカート部 84−−−−−−−ヘッド部 出願人  トヨタ自動車株式会社 第2図 ta3Fl!J 第4図 ”524

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ピストンを鍛造により成形するための、ダイスと、コイ
    ニングポンチおよびマンドレルから構成されるコイニン
    グ加工型であって、前記ダイスの内径を、成形されるピ
    ストン素材のスカート部よりもヘッド部の外径が大きく
    なるように形成し、かつ、少なくともコイニング加工に
    より排除される材料の体積分以上の余肉逃げを設けたこ
    とを特徴とするコイニング加工型。
JP3839987A 1987-02-21 1987-02-21 コイニング加工型 Pending JPS63207438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3839987A JPS63207438A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 コイニング加工型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3839987A JPS63207438A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 コイニング加工型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63207438A true JPS63207438A (ja) 1988-08-26

Family

ID=12524215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3839987A Pending JPS63207438A (ja) 1987-02-21 1987-02-21 コイニング加工型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63207438A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100510901B1 (ko) * 2002-04-29 2005-08-30 고진범 단조 피스톤의 제조방법 및 그 제조용 금형

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