JPS63207209A - 演算増幅器 - Google Patents
演算増幅器Info
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- JPS63207209A JPS63207209A JP62039232A JP3923287A JPS63207209A JP S63207209 A JPS63207209 A JP S63207209A JP 62039232 A JP62039232 A JP 62039232A JP 3923287 A JP3923287 A JP 3923287A JP S63207209 A JPS63207209 A JP S63207209A
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、大電流駆動能力および広い出力電圧範囲を具
え、さらに位相余裕が十分ある相補型MOSFET演算
増幅器に関するものである。
え、さらに位相余裕が十分ある相補型MOSFET演算
増幅器に関するものである。
[従来の技術]
最近プロセスが簡便であり、かつ消費電流が少ないC−
MOSプロセス技術を用いたデジタル・アナログ素子、
とりわけ大電流駆動能力を有し、かつ無入力時の消費電
流が少ない、いわゆるA−8級またはB級演算増幅器が
注目されている。
MOSプロセス技術を用いたデジタル・アナログ素子、
とりわけ大電流駆動能力を有し、かつ無入力時の消費電
流が少ない、いわゆるA−8級またはB級演算増幅器が
注目されている。
第3図は従来のB級演算増幅器の回路例である。第3図
において、81〜91はMOSFETであり、92およ
び93は入力Vln−およびVln+をそれぞれ供給さ
れる入力端子対、94は出力V(lu tを取−り出す
出力端子、95はバイアス電圧を供給する端子、96お
よび97はそれぞれ正および負電源ライン、98および
99はそれぞれ位相補償用の容量および抵抗である。
において、81〜91はMOSFETであり、92およ
び93は入力Vln−およびVln+をそれぞれ供給さ
れる入力端子対、94は出力V(lu tを取−り出す
出力端子、95はバイアス電圧を供給する端子、96お
よび97はそれぞれ正および負電源ライン、98および
99はそれぞれ位相補償用の容量および抵抗である。
第3図の回路において、出力段を構成しているMOSF
ET90.91に印加される入力端子差は前段にあルM
OSFET87.88 ニよッテ決まり、その値はvT
s”vtp+△である。ココテVTN、Vtp ハMO
SFET87.88 (7)各しきい値電圧であり、Δ
はMOSFET87.88を流れる電流によって決まる
電圧値である。すなわち、かかる出力段では、無負荷時
において、MOSFET90゜91は入力ゲート間にV
ts”V7.+△が入力として印加されており、しきい
値電圧を差し引いた△が実質的な入力ゲート電圧となっ
ているため、微少な電流を消費しているにすぎない。
ET90.91に印加される入力端子差は前段にあルM
OSFET87.88 ニよッテ決まり、その値はvT
s”vtp+△である。ココテVTN、Vtp ハMO
SFET87.88 (7)各しきい値電圧であり、Δ
はMOSFET87.88を流れる電流によって決まる
電圧値である。すなわち、かかる出力段では、無負荷時
において、MOSFET90゜91は入力ゲート間にV
ts”V7.+△が入力として印加されており、しきい
値電圧を差し引いた△が実質的な入力ゲート電圧となっ
ているため、微少な電流を消費しているにすぎない。
ところが、負荷が存在して電流をこの負荷に供給する場
合、出力段に入力される電圧は、一定の電圧差VTN”
VTP+△を保ったまま上方または下方に電圧レベルを
シフトするので、 MOSFET90.91のうちの一
方は大きく電流を供給するが、他方のMOSFETは遮
断状態になる。すなわち、第3図の演算増幅器はいわゆ
る準B級の動作をする。
合、出力段に入力される電圧は、一定の電圧差VTN”
VTP+△を保ったまま上方または下方に電圧レベルを
シフトするので、 MOSFET90.91のうちの一
方は大きく電流を供給するが、他方のMOSFETは遮
断状態になる。すなわち、第3図の演算増幅器はいわゆ
る準B級の動作をする。
しかしながら、第3図の回路の出力段バッファ部を構成
しているMOSFET90.91の構造的な理由により
、出力電圧範囲は正電源VDDと負電源VSSに対して
、P型MOSFETおよびN型MOSFETの各しきい
値電圧をvtpおよびVTNとしてVDD−VTN−△
1からVliS+vTP+Δ2に限られる。その理由は
、出力バッフ7部を構成しているP型MOSFET91
. N型MOSFET90において、高い出力電圧、す
なわちvI)D付近の出力電圧においては、MOSFE
T90のゲート・ソース間電圧はVTN以下となり、遮
断されてしまい、出力段として機能しない。すなわち、
出力段において出力電圧はvS S ” V 7 p
+△2からVDD−VTN−△1の範囲に限られてしま
うという問題点がある。
しているMOSFET90.91の構造的な理由により
、出力電圧範囲は正電源VDDと負電源VSSに対して
、P型MOSFETおよびN型MOSFETの各しきい
値電圧をvtpおよびVTNとしてVDD−VTN−△
1からVliS+vTP+Δ2に限られる。その理由は
、出力バッフ7部を構成しているP型MOSFET91
. N型MOSFET90において、高い出力電圧、す
なわちvI)D付近の出力電圧においては、MOSFE
T90のゲート・ソース間電圧はVTN以下となり、遮
断されてしまい、出力段として機能しない。すなわち、
出力段において出力電圧はvS S ” V 7 p
+△2からVDD−VTN−△1の範囲に限られてしま
うという問題点がある。
ここで、△1.△2は次の式(1) 、 (2)で与え
られる。
られる。
ここでC0Xはゲート・バルク間の容量、μ。、μ2は
キャリアの移動度、Wはゲートの幅、Lはゲートの長さ
、inおよびi、はn型MOSFETおよびP型MOS
FETをそれぞれ流れる電流である。
キャリアの移動度、Wはゲートの幅、Lはゲートの長さ
、inおよびi、はn型MOSFETおよびP型MOS
FETをそれぞれ流れる電流である。
第4図はこのような第3図の回路において欠点であった
出力電圧範囲を改善したA−B級演算増幅器の従来回路
例である。
出力電圧範囲を改善したA−B級演算増幅器の従来回路
例である。
第4図において、10〜21はMOSFETであり、2
2および23は入力Vln−およびVln+をそれぞれ
供給される入力端子対、24は出カシ。、を取り出す出
力端子、25はバイアス電圧を供給する端子、26およ
び27はそれぞれ正および負電源線、28および29は
それぞれ位相補償用の容量および抵抗である。
2および23は入力Vln−およびVln+をそれぞれ
供給される入力端子対、24は出カシ。、を取り出す出
力端子、25はバイアス電圧を供給する端子、26およ
び27はそれぞれ正および負電源線、28および29は
それぞれ位相補償用の容量および抵抗である。
ここで、MOSFETIO〜14は入力Vln−および
Vln+に対する差動増幅部60を構成する。MOSF
ET15〜17はMOSFETIIと13との接続点の
端子30から取り出した差動増幅部60の出力のレベル
を反転するレベル反転部61を構成する。MOSFET
18および19はレベル反転部61からの出力の動作点
レベルを変更するレベルシフタ回路部62を構成する。
Vln+に対する差動増幅部60を構成する。MOSF
ET15〜17はMOSFETIIと13との接続点の
端子30から取り出した差動増幅部60の出力のレベル
を反転するレベル反転部61を構成する。MOSFET
18および19はレベル反転部61からの出力の動作点
レベルを変更するレベルシフタ回路部62を構成する。
MOSFET20および21は互いに逆の導電型のMO
SFETであって、各ゲートに差動増幅部60の出力端
子30およびレベルシフタ回路部62の出力端子31を
接続して、反転型出力増幅部63を構成し、その出力端
子24から出力を取り出す。
SFETであって、各ゲートに差動増幅部60の出力端
子30およびレベルシフタ回路部62の出力端子31を
接続して、反転型出力増幅部63を構成し、その出力端
子24から出力を取り出す。
第4図の回路において、MOSFET15〜17からな
るレベル反転部61は、MOSFET15〜17を流れ
る電流値j+s、j+6.j+tが1+7−its”i
tsとなる関係を保つように動作する。ここで、i+t
は一定値だからitsが増えるとitsは減り、Lsが
減るとLaは増える。また、MOSFET16と18お
よびMOSFET19と21はそれぞれカレントミラー
回路を構成しているため、itsとMOSFET21を
流れる電流i2+は比例する。
るレベル反転部61は、MOSFET15〜17を流れ
る電流値j+s、j+6.j+tが1+7−its”i
tsとなる関係を保つように動作する。ここで、i+t
は一定値だからitsが増えるとitsは減り、Lsが
減るとLaは増える。また、MOSFET16と18お
よびMOSFET19と21はそれぞれカレントミラー
回路を構成しているため、itsとMOSFET21を
流れる電流i2+は比例する。
一方、MOSFET15と20のゲート電圧は端子30
において共通なため、それぞれのMOSFETを流れる
電流値itsとi2oは比例する。
において共通なため、それぞれのMOSFETを流れる
電流値itsとi2oは比例する。
すなわち、この演算増幅器はB駆動作し、消費電流を節
約できる。
約できる。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、MOSFETは一般にバイポーラトランジス
タにくらべ、カレントミラー回路特性、デバイス相互間
の整合性が劣っており、設計通りの電流値を達成できな
いことがある。例えば、無信号時におけるi2o、i2
+はできるだけ小さいことが望ましいが、MOSFET
間の整合性が悪いため、12゜がほぼτのときにi2+
も墨になることがあり得る。この場合、出力端子24で
の位相余裕はなくなり、演算増幅器に負帰還がかかって
いれば演算増幅器が発振または不安定な状態になる。
タにくらべ、カレントミラー回路特性、デバイス相互間
の整合性が劣っており、設計通りの電流値を達成できな
いことがある。例えば、無信号時におけるi2o、i2
+はできるだけ小さいことが望ましいが、MOSFET
間の整合性が悪いため、12゜がほぼτのときにi2+
も墨になることがあり得る。この場合、出力端子24で
の位相余裕はなくなり、演算増幅器に負帰還がかかって
いれば演算増幅器が発振または不安定な状態になる。
また、上記問題を避けるためにic7を大きく設定する
と、消費電流が増加することになるという欠点がある。
と、消費電流が増加することになるという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、大電流駆動能力を有し、無負
荷時の消@電流を少なくし、出力電圧範囲が広く、かつ
位相余裕の十分ある演算増幅器を提供することにある。
荷時の消@電流を少なくし、出力電圧範囲が広く、かつ
位相余裕の十分ある演算増幅器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
このような目的を達成するために、本発明演算増幅器は
、差動入力を供給され、その差動入力を増幅する差動増
幅手段と、差動増幅手段からの出力のレベル反転を行う
レベル反転手段と、一定レベルのバイアス電圧を生ずる
バイアス手段と、レベル反転手段からの出力およびバイ
アス電圧をそれぞれ供給され、そのバイアス電圧に応じ
てレベル反転手段からの出力の動作点レベルを変更する
レベルシフタ手段と、第1および第2の導電型のMOS
FETを直列接続し、第1および第2の導電型のMOS
FETの各ゲートに差動増幅手段およびレベルシフタ手
段からの出力をそれぞれ供給し、差動増幅手段からの出
力を増幅する出力増幅手段とを具え、バイアス手段から
のバイアス電流をレベルシフタ手段を介して出力増幅手
段におけるMOSFETの一方に供給するようにしたこ
とを特徴とする。
、差動入力を供給され、その差動入力を増幅する差動増
幅手段と、差動増幅手段からの出力のレベル反転を行う
レベル反転手段と、一定レベルのバイアス電圧を生ずる
バイアス手段と、レベル反転手段からの出力およびバイ
アス電圧をそれぞれ供給され、そのバイアス電圧に応じ
てレベル反転手段からの出力の動作点レベルを変更する
レベルシフタ手段と、第1および第2の導電型のMOS
FETを直列接続し、第1および第2の導電型のMOS
FETの各ゲートに差動増幅手段およびレベルシフタ手
段からの出力をそれぞれ供給し、差動増幅手段からの出
力を増幅する出力増幅手段とを具え、バイアス手段から
のバイアス電流をレベルシフタ手段を介して出力増幅手
段におけるMOSFETの一方に供給するようにしたこ
とを特徴とする。
[作 用]
本発明によれば、バイアス手段により、レベルシフタ手
段中のMOSFETおよび出力増幅手段の一方のMOS
FETにバイアス電流を流すようにしたので、演算増幅
器のいかなる入力状態においても、出力増幅手段を構成
するMOSFETのいずれか一方を流れる電流の値は必
ず;にならない。すなわち、演算増幅器に負帰還を与え
たときに、発振の原因となる極(ポール)を除去でき、
位相余裕の十分ある安定な演算増幅器を提供できる。
段中のMOSFETおよび出力増幅手段の一方のMOS
FETにバイアス電流を流すようにしたので、演算増幅
器のいかなる入力状態においても、出力増幅手段を構成
するMOSFETのいずれか一方を流れる電流の値は必
ず;にならない。すなわち、演算増幅器に負帰還を与え
たときに、発振の原因となる極(ポール)を除去でき、
位相余裕の十分ある安定な演算増幅器を提供できる。
[実施例]
以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明による演算増幅器の一実施例を第1図に示す。
第1図において、同様の個所には同一符号を付してその
詳細説明はここでは省略する。40〜42はMOSFE
Tであって、バイアス回路部64を構成する。
詳細説明はここでは省略する。40〜42はMOSFE
Tであって、バイアス回路部64を構成する。
すなわち、第1図の回路は第4図の回路に新たにバイア
ス回路部64を加えたこと以外は第4図と同じ構成とな
っている。従って、第1図の演算増幅器も第4図の演算
増幅器と同様に、無入力時の消費電流を節約し、かつ出
力電圧範囲を大きくとれるという利点を有している。
ス回路部64を加えたこと以外は第4図と同じ構成とな
っている。従って、第1図の演算増幅器も第4図の演算
増幅器と同様に、無入力時の消費電流を節約し、かつ出
力電圧範囲を大きくとれるという利点を有している。
バイアス回路部64において、MOSFET40と41
によりカレントミラー回路を構成し、そのカレントミラ
ー回路のバイアスをMOSFET42より与える。
によりカレントミラー回路を構成し、そのカレントミラ
ー回路のバイアスをMOSFET42より与える。
MO3FET41から端子43を経て取り出した一定レ
ベルのバイアス電圧を、動作点レベルを変更するための
レベルシフタ回路部62のMOSFET18と19との
接続点44に印加する。ここで、MOSFET19と2
1とはカレントミラー回路を構成しているので、出力増
幅部63の一方のMOSFET21のゲートにもかかる
バイアス電圧が印加される。
ベルのバイアス電圧を、動作点レベルを変更するための
レベルシフタ回路部62のMOSFET18と19との
接続点44に印加する。ここで、MOSFET19と2
1とはカレントミラー回路を構成しているので、出力増
幅部63の一方のMOSFET21のゲートにもかかる
バイアス電圧が印加される。
このように、第1図に示した実施例の回路はバイアス回
路部64を有しているため、出力増幅部63のMOSF
ET20を流れる電流はいかなる状態においても;には
ならない。その理由は、MOSFET19を流れる電流
はMOSFET18および41の電流のそれぞれの和に
等しく、さらにMOSFET41は一定のバイアス電圧
により、常にバイアス電流が流れているからである。従
って、MOSFET19と共にカレントミラーを構成す
るMOSFET21には常に電流が流れることになり、
出力端子24がいわゆる高インピーダンス状態には決し
てならず、ある安定な端子電位V。utを有する。
路部64を有しているため、出力増幅部63のMOSF
ET20を流れる電流はいかなる状態においても;には
ならない。その理由は、MOSFET19を流れる電流
はMOSFET18および41の電流のそれぞれの和に
等しく、さらにMOSFET41は一定のバイアス電圧
により、常にバイアス電流が流れているからである。従
って、MOSFET19と共にカレントミラーを構成す
るMOSFET21には常に電流が流れることになり、
出力端子24がいわゆる高インピーダンス状態には決し
てならず、ある安定な端子電位V。utを有する。
本発明演算増幅器の動作を第2図を参照してさらに詳し
く説明亥る。
く説明亥る。
第2図は第1図または第4図の演算増幅器の小信号時に
おける等価回路図である。図中における各記号を第1図
の演算増幅器の回路図と対応させて説明する。
おける等価回路図である。図中における各記号を第1図
の演算増幅器の回路図と対応させて説明する。
gm+ 4m2+gm3+gm4 +gms 4m6+
gmtはそれぞれMOSFET13,15.16.18
.19,20.21のトランスコンダクタンス(gm”
’ dlds/ dVgs)である。rot、r02+
r03+r04+r05.r08+r07はそれぞれM
OSFET13,11,15,17゜18.20.21
の出力インピーダンス(r0=dvds/didr、)
である。r+、C(はそれぞれ位相補償用の抵抗28お
よび容量29である。
gmtはそれぞれMOSFET13,15.16.18
.19,20.21のトランスコンダクタンス(gm”
’ dlds/ dVgs)である。rot、r02+
r03+r04+r05.r08+r07はそれぞれM
OSFET13,11,15,17゜18.20.21
の出力インピーダンス(r0=dvds/didr、)
である。r+、C(はそれぞれ位相補償用の抵抗28お
よび容量29である。
この等価回路の入力信号Vlnに対する出力信号Vou
tの比、すなわち伝達関数H(s)は式(1)のように
記述できる。
tの比、すなわち伝達関数H(s)は式(1)のように
記述できる。
ここで、D (S) 、 Dk(s)はそれぞれ次の式
(2) 、 (3)で表わされる。
(2) 、 (3)で表わされる。
D(s) = (g、3+r。3−’+r04−1+5
C2) [(sC(+sC,+ro+−’”ro2−1
)(gms”ro4す+5C3) (roe−”ro7
−”SC4十5CC)+sCc (gms”ro4−”
SC3)(gas−scc)]”SCcgm2gmag
mt (2)DK (S) = g
a+ ((8m3”roa−”ro4−”S(:z)
(g+ms”ro4−’”5C3) (g+as−SC
c)”g+a2ga+48a7) (3)式(
2) 、 (3) において、ga+1〉>rol−’
(i−1,2・・・、7)と仮定すると、これら式(
2) 、 (3)は次の式(4) 、 (5)のように
書き改めることができる。
C2) [(sC(+sC,+ro+−’”ro2−1
)(gms”ro4す+5C3) (roe−”ro7
−”SC4十5CC)+sCc (gms”ro4−”
SC3)(gas−scc)]”SCcgm2gmag
mt (2)DK (S) = g
a+ ((8m3”roa−”ro4−”S(:z)
(g+ms”ro4−’”5C3) (g+as−SC
c)”g+a2ga+48a7) (3)式(
2) 、 (3) において、ga+1〉>rol−’
(i−1,2・・・、7)と仮定すると、これら式(
2) 、 (3)は次の式(4) 、 (5)のように
書き改めることができる。
D (S)” (g+a3”s’c2)[(SC(”
S(:1+ro1−’+ro2−’)(glI15”5
C3) (r6B−’+r07−”SC4+S(:c+
)”SC((g+Ils÷5C3) (gms−5Cc
)]”SCcgm2g+l14get (4)OK
(S) = g+n+ ((g1113+5c2) (
gms”s(::+) (gllla−5Cc) ”8
m28I!+48+a7)
(5)ここで、第1図の回路にお
いて、入力端子22゜23にある差動入力端子が印加さ
れ、その結果、MOSFET16を流れる電流i3がτ
になった場合について述べる。
S(:1+ro1−’+ro2−’)(glI15”5
C3) (r6B−’+r07−”SC4+S(:c+
)”SC((g+Ils÷5C3) (gms−5Cc
)]”SCcgm2g+l14get (4)OK
(S) = g+n+ ((g1113+5c2) (
gms”s(::+) (gllla−5Cc) ”8
m28I!+48+a7)
(5)ここで、第1図の回路にお
いて、入力端子22゜23にある差動入力端子が印加さ
れ、その結果、MOSFET16を流れる電流i3がτ
になった場合について述べる。
この時MO5FE718を流れる電流i4も;になる。
式%式%
0の時の伝達関数は(6)式で与えられる。
ro7−’)”SCc (go+6−5Ce)
(6)ここで位相補償用抵抗rcの影響、および
rcgms・lの条件を入れると、H(s)は(7)式
のように表現できる。
(6)ここで位相補償用抵抗rcの影響、および
rcgms・lの条件を入れると、H(s)は(7)式
のように表現できる。
ただし、
cl)十gm6cc
(rol−’+ro2−’) (cc”c4)” (r
oa−’+rot−’) (にC”一般にl5II<1
s21であるからS、がドミナント・ボール、 S3が
アンドミナント・ポールとなり、本実施例の演算増幅器
において8m3−gma−0の時の伝達特性を特徴付け
ることになる。
oa−’+rot−’) (にC”一般にl5II<1
s21であるからS、がドミナント・ボール、 S3が
アンドミナント・ポールとなり、本実施例の演算増幅器
において8m3−gma−0の時の伝達特性を特徴付け
ることになる。
ここで、i3= i4= Oのときに、差動入力部のア
ンバランスから生ずるオフセット電圧またはカレントミ
ラーに用いられている各MOSFETのプロセスにおけ
る偏差の影響次第ではj1= 12= 16= Oトす
ることがあり得る。
ンバランスから生ずるオフセット電圧またはカレントミ
ラーに用いられている各MOSFETのプロセスにおけ
る偏差の影響次第ではj1= 12= 16= Oトす
ることがあり得る。
このとき、第4図の従来例の回路においては、13=i
4=Oとなるので、同時にis= i、= Oとなる。
4=Oとなるので、同時にis= i、= Oとなる。
これは、MOSFET19.21がそれぞれカレントミ
ラー回路を形成しているからである。
ラー回路を形成しているからである。
従って* ga+a−ro+−’−roz−’−ros
−’−rot−’−0となり、5l=s2=Oとなる。
−’−rot−’−0となり、5l=s2=Oとなる。
すなわち、2個のボールの位置が重なり、位相は180
°ずれて、位相余裕のない演算増幅器となる。なお、こ
の場合のDCゲインは無限大となるため増幅器としての
機能は有していることになる。
°ずれて、位相余裕のない演算増幅器となる。なお、こ
の場合のDCゲインは無限大となるため増幅器としての
機能は有していることになる。
このように、第4図の回路にはMOSFET19.21
共にオフに近い動作状態になった場合に、回路の安定性
を損なう欠点がある。
共にオフに近い動作状態になった場合に、回路の安定性
を損なう欠点がある。
一方、第1図示の本発明実施例の回路においては、バイ
アス回路部64によって、 MOSFET19に対して
最低バイアス電流を維持できるため、MOSFET21
も同様に最低バイアス電流を維持できる。従って、1l
=i2=i3=i4=i6=Oとなる場合においても、
17≠O,r67−’ ≠Oとなる。
アス回路部64によって、 MOSFET19に対して
最低バイアス電流を維持できるため、MOSFET21
も同様に最低バイアス電流を維持できる。従って、1l
=i2=i3=i4=i6=Oとなる場合においても、
17≠O,r67−’ ≠Oとなる。
この場合に、式(7)における2個のボールは5l==
o、s2≠0となって重なることはなくなる。
o、s2≠0となって重なることはなくなる。
すなわち、バイアス電流を適切に調整することによって
、位相余裕の十分ある演算増幅器を構成することができ
る。
、位相余裕の十分ある演算増幅器を構成することができ
る。
本発明は第1図に示した実施例にのみ限られるものでは
なく、例えばバイアス回路部64のMOSFET41の
みで構成し、このMOSFET41に対するケート電圧
を他の回路から供給するか、または外部から与えるよう
に構成してもよい。すなわち、本発明におけるバイアス
回路部64は、動作点レベルについてのレベルシフタ回
路部62を介して、反転型出力増幅部63のMOSFE
T21に対して常にバイアス電流を与えるような構成で
あれば如何なる形態であってもよい。
なく、例えばバイアス回路部64のMOSFET41の
みで構成し、このMOSFET41に対するケート電圧
を他の回路から供給するか、または外部から与えるよう
に構成してもよい。すなわち、本発明におけるバイアス
回路部64は、動作点レベルについてのレベルシフタ回
路部62を介して、反転型出力増幅部63のMOSFE
T21に対して常にバイアス電流を与えるような構成で
あれば如何なる形態であってもよい。
[発明の効果]
以上から明らかなように、本発明によれば、B緩動作を
し、かつ出力電圧範囲を十分に広くとることができ、し
かもプロセス変動が生じても位相余裕の十分ある安定な
演算増幅器を実現することができる。
し、かつ出力電圧範囲を十分に広くとることができ、し
かもプロセス変動が生じても位相余裕の十分ある安定な
演算増幅器を実現することができる。
第1図は本発明演算増幅器の一実施例を示す回路図、
第2図は第1図または第4図示の回路の小信号モデル図
、 第3図は従来のB級の演算増幅器の一例を示す回路図、 第4図は従来のB級の演算増幅器の他の例を示す回路図
である。 26.27,98.97・・・正負電源ライン、25.
95・・・バイアス端子、 lO〜21.40〜42.81〜91・・・MOSFE
T。
、 第3図は従来のB級の演算増幅器の一例を示す回路図、 第4図は従来のB級の演算増幅器の他の例を示す回路図
である。 26.27,98.97・・・正負電源ライン、25.
95・・・バイアス端子、 lO〜21.40〜42.81〜91・・・MOSFE
T。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 差動入力を供給され、その差動入力を増幅する差動増幅
手段と、 該差動増幅手段からの出力のレベル反転を行うレベル反
転手段と、 一定レベルのバイアス電圧を生ずるバイアス手段と、 前記レベル反転手段からの出力および前記バイアス電圧
をそれぞれ供給され、そのバイアス電圧に応じて前記レ
ベル反転手段からの出力の動作点レベルを変更するレベ
ルシフタ手段と、 第1および第2の導電型のMOSFETを直列接続し、
該第1および第2の導電型のMOSFETの各ゲートに
前記差動増幅手段および前記レベルシフタ手段からの出
力をそれぞれ供給し、前記差動増幅手段からの出力を増
幅する出力増幅手段と を具え、前記バイアス手段からのバイアス電流を前記レ
ベルシフタ手段を介して前記出力増幅手段における前記
MOSFETの一方に供給するようにしたことを特徴と
する演算増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62039232A JP2542375B2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 演算増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62039232A JP2542375B2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 演算増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63207209A true JPS63207209A (ja) | 1988-08-26 |
JP2542375B2 JP2542375B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=12547381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62039232A Expired - Lifetime JP2542375B2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 演算増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542375B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0477006A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | Ab級プッシュプルドライブ回路 |
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JP2001298355A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-10-26 | Seiko Instruments Inc | Cmos出力回路 |
JP2012156717A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Seiko Instruments Inc | 出力回路 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1987
- 1987-02-24 JP JP62039232A patent/JP2542375B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2012156717A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Seiko Instruments Inc | 出力回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2542375B2 (ja) | 1996-10-09 |
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |