JP2000183672A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JP2000183672A
JP2000183672A JP11359407A JP35940799A JP2000183672A JP 2000183672 A JP2000183672 A JP 2000183672A JP 11359407 A JP11359407 A JP 11359407A JP 35940799 A JP35940799 A JP 35940799A JP 2000183672 A JP2000183672 A JP 2000183672A
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differential
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Marco Corsi
コルシ マルコ
Esukobaru-Bauzaa Purisushira
エスコバル − バウザー プリスシラ
G Maclean Kenneth
ジー、マックリーン ケネス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電圧でも特性が低減しない。 【解決手段】 単独対差動増幅器回路(90)が増幅器
の電源電圧範囲全体に亙って信号の増幅をする。差動増
幅器回路(90)が第1のレール(122)と第2のレ
ール(124)に結合されていて、同相モード入力電圧
を受取る差分入力(114及び116)を有する。バイ
アス回路(126)が差動増幅器回路(90)に結合さ
れ、同相モード入力電圧に応答して、バイアス回路(1
26)が差動トランジスタ対(102及び104)の閾
値電圧を制御するように、差動トランジスタ対(102
及び104)にバイアス電圧を印加する。バイアス回路
(126)は、同相モード入力電圧が第1の供給電圧か
ら第2の供給電圧までに及ぶ範囲内にあるとき、差動ト
ランジスタ対(102及び104)をターンオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は全般的に演算増幅
器の分野、特にバックゲート・バイアス方式を用いて正
及び負の両方の電源電圧レールを含む広い同相モード範
囲を作る、差動単独対MOSFET増幅器入力段に対す
る適応形バイアス方式に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】大抵のアナログ回路はディジタ
ル構成に置き換わっているが、アナログの世界は、外部
システムと、若干の例を挙げると、医療機器、携帯電
話、ノートブック形コンピュータ、カセット・テープ記
録装置及び蓄電池作動電子デバイス等の種々の電子デバ
イス内の内部電子回路との間のインターフェースを構成
する為に、集積回路内に演算増幅器を使うことを必要と
する。演算増幅器は、パルス整形、フィルタ作用、信号
処理及び計装の用途で、主に外部から印加されるフィー
ドバックと共に使われる。こういう電子デバイスの寿命
を延ばすと共にその寸法と重量を減らそうとして、業界
の傾向は一層小形で、電圧が低く且つ消費電力が一層少
ない演算増幅器を要求している。演算増幅器はそのコス
トの安さ、使い易さ並びに広く利用出来ることを特徴と
しており、その為大きな需要がある。理想的な演算増幅
器は、差分入力及びシングルエンデッド出力を持つ電圧
制御電圧源である。理想的な演算増幅器の特性の中に
は、利得が無限大、入力オフセット電圧がゼロ、入力イ
ンピーダンスが無限大、出力抵抗がゼロ、帯域幅が大き
く、高速で、周波数依存性がなく、温度依存性がなく、
歪みがなく、処理の依存性がなく、十分な出力駆動能力
を持っていて、消費電力が小さいことが含まれる。しか
し、製造プロセスによって出来るのは理想には至らない
演算増幅器の特性である。この為、回路設計技術者の仕
事は、理想的ではない状態を埋合わせようとして、実際
の演算増幅器の1つ又は更に多くの特性を最適にするこ
とである。普通の演算増幅器の設計は入力段と出力段の
少なくとも2段を含む。入力段は、非反転入力及び反転
入力を持っていて、2つの入力の間の差を取出す。差動
増幅器は、アナログICの設計で最も広く使われている
種類の利得段の1つである。図1に示すように、入力段
10が、2つの対称的な回路の枝路を持つ差動増幅器と
して構成された1対のトランジスタ12及び14を含
み、各々の枝路が入力端子26及び28の一方に結合さ
れたトランジスタ12及び14を含む。更に、各々の枝
路は、能動負荷として、ゲートを直結した第2のトラン
ジスタ16及び18を含む。トランジスタ16及び18
の各々のソースが上側電源レール20に結合される。各
々の枝路は差動トランジスタ対12及び14の下方で電
流源トランジスタ30のソースに結合されている。電流
源トランジスタ30が電圧Vbiasによってバイアスされ
る。各々の枝路内で、トランジスタが対応する入力端子
26及び28の電圧に比例する信号を発生する。入力段
の出力22及び24は、差動増幅器の各々の枝路26及
び28の信号の間の差である。2つの枝路内にある対応
する回路部品の数値が同一であって、各々の入力26及
び28に同一の電圧、即ち同相モード入力電圧が印加さ
れたとき、各々の枝路の信号も同一になり、入力段10
の出力がゼロであるのが理想的である。普通、差動利得
段の同相モード入力電圧範囲は、1対の差動増幅トラン
ジスタのカットオフか飽和、又は演算増幅器内の何れか
の利得段のカットオフ、飽和又は絶縁降伏を招くことな
く、両方の入力に同時に印加することが出来る直流電圧
の最大範囲である。一方の供給電圧又はその近くの同相
モード入力電圧が、入力段のトランジスタを飽和又はカ
ットオフ状態の何れかに駆動することがある。これは、
入力電圧が演算増幅器の供給電圧の何れかに近づくか又
は越えてはならないので、同相モード入力電圧の使える
範囲を制限する。従来の経験則は、入力信号が高又は低
の電源レールの何れかから約1ボルト以内になってはな
らないということである。
【0003】図1で、同相モード入力範囲の下限は、閾
値電圧VTを持つ電流源トランジスタ30の飽和又は利
得トランジスタ12、14のカットオフによって設定さ
れる。両方の入力が下がって、電圧−VLLの下側電源レ
ール34から閾値電圧VT以内の電圧に接近するとき、
この下限が発生する。同相モード範囲の上限は、両方の
入力が電圧+VHHの上側電源レール20に向かって上昇
するときの、利得トランジスタ12及び14の飽和によ
って設定される。この為、差動トランジスタ対12及び
14の極性に応じて、差動トランジスタ対12及び14
が動作可能ではなくなるような電源範囲の高又は低側の
端が通常ある。この為、従来の設計の演算増幅器は、動
作可能な同相モード入力電圧の範囲が制限されている。
しかし、種々の直流レベルで入力信号を発生するデバイ
スとの容易な増幅器インターフェースを許すような広い
同相モード範囲が望ましい。現在、演算増幅器の単独電
源又はアース感知段では、この範囲は負の電源レール−
LLまで及ぶことが出来る。しかし、各々のトランジス
タが導電する前に、差動増幅器対の閾値電圧に達せざる
を得ない為に、同相モード範囲が負及び正の両方の電源
レール+VHH及び−VLLを含むような単独対の差動増幅
器方式は存在しない。この理由で、演算増幅器内の入力
段の好ましい設計方式として、一方の差動対が動作可能
であるが他方がそうではないような、電源範囲の高又は
低側の端を補償する相補的な2種類の対の差動増幅器を
含めることがある。この相補的な2種類の対の差動増幅
器は、同相モード範囲が、負又は正の両方の電源レール
+VHH及び−VLLを含むように拡張する能力を持ってい
る。即ち、この増幅器はレール間入力能力を持つことが
出来る。更に具体的に言うと、増幅器の出力信号は、そ
の同相モード部分が電源範囲の範囲全体に及ぶとき、差
分入力電圧を表す。このような設計の一例が米国特許第
5、371、474号に見られる。この米国特許には、
電源範囲全体に互る代表的な信号増幅を行うように、並
列に動作する第1及び第2の差動部分を持つ差動増幅器
の幾つかの実施例が記載されている。図2に示すよう
に、この2種類の差動増幅器対50及び52を持つ入力
段40は、上に述べた単独対差動増幅器入力段が当面す
る問題に対する解決策を提供する。この提案による方式
は、共通モードの範囲が負及び正の両方の電源レールを
含むように拡張する。相補的な対の差動増幅器50及び
52は、共通モード入力電圧が電源範囲内の任意の電圧
にあるとき、少なくとも一方の対が動作するように、並
列に結合されている。
【0004】第1の差動増幅器50は、2つの対称的な
枝路を持つ差動増幅器として構成された1対のトランジ
スタ42及び44を持ち、各々の枝路が入力端子54及
び56の一方に結合されたトランジスタを含んでいる。
第2の差動増幅器52は、2つの対称的な枝路を持つ差
動増幅器として構成された1対のトランジスタ46及び
48を持っていて、各々の枝路が入力端子54及び56
の一方に結合されたトランジスタを含んでいる。差動増
幅器対の内の一方50が、上側電源レール電圧+VHH
その近くにある入力信号54及び56に対して作用し、
他方の差動増幅器対52が、下側電源レール電圧−VLL
かその近くにある入力信号に対して作用する。加算回路
64が2つの差動増幅器対の出力を加算して、入力段4
0に対する出力とする。何れかの供給電圧に近くない入
力信号54及び56に対しては、両方の差動増幅器が作
用する度合いが変化する。電流制御回路62のような別
の回路を設けて、同相モード入力電圧が一方の供給電圧
58から他方の供給電圧60まで変化するとき、差動増
幅器50及び52の一方又は他方だけが作用する状態の
間で滑らかに移行させることが出来る。こうすると、同
相モード入力範囲が両方の電源電圧58及び60を含む
ように拡張される。
【0005】第1の差動部分50は、第1のテール電流
Nを1対の第1の主電流I1及びI 2に分割し、同相モ
ード電圧VCMが中間範囲及び高側の末端範囲にあるとき
に、その差が入力信号VIを表すようにすることによ
り、差分入力信号を増幅する。第2の差動部分52が相
補的に動作して、第2のテール電流IPを1対の第2の
主電流I3及びI4に分割し、同相モード電圧VCMが中間
範囲及び低側の末端範囲にあるとき、その差が入力信号
を表すようにすることにより、入力信号を増幅する。そ
の結果、差動増幅器はレール間入力を持つことが出来
る。しかし、入力段に2種類の差動増幅器対を持つ演算
増幅器の複雑度が高まると、増幅器の速度が潜在的に低
下すると共に、製造プロセスの間の誤りの数が増加す
る。1個の差分入力段の枝路の間に対称性の変動がある
と、普通の設計の演算増幅器が特性的な入力オフセット
電圧を持つのと丁度同じように、2種類の入力段差動増
幅器を用いた演算増幅器の設計は、その各々の差動増幅
器の枝路の間の対称性に同様な変動が起こり得る。従っ
て、蓄電池電源から給電される種々の用途、特に低電圧
の用途に使うことが出来て、演算増幅器の特性を低減し
ない万能的な演算増幅器の必要性が存在する。高い入力
インピーダンス及び低い入力オフセット電圧を持つ演算
増幅器入力段に対する必要性も存在する。高い速度及び
大きい帯域幅を提供する信号通路にあるトランジスタを
最小限に抑え、しかも入力及び出力の両方がレール間で
変わり得るようにする演算増幅器に対する必要性も存在
する。演算増幅器内にあって、負及び正の両方の電源電
圧レールを含めて広い同相モード範囲を取ることが出来
る単独対差動利得段に対する必要性も存在する。
【0006】
【課題を解決する為の手段及び作用】この発明によるバ
イアス方式を持つ演算増幅器の単独対差動増幅器利得段
は、差動増幅器トランジスタのバックゲート電圧をバイ
アスするバイアス方式を使うことにより、正及び負の両
方の電源レールを含む広い同相モード電圧範囲を提供す
ることが出来る。この差動増幅器利得段回路は、第1の
供給電圧にまで及ぶ第1の末端範囲及び第2の供給電圧
にまで及ぶ第2の末端範囲を含む電源範囲を構成する第
1及び第2の供給電圧の間で動作し得る。差動増幅器回
路に結合されたバイアス回路が、差動トランジスタ対の
閾値電圧が同相モード入力電圧に応答して調節されて、
同相モード入力電圧が第1の供給電圧から第2の供給電
圧にまで及ぶ範囲内にあるとき、差動トランジスタ対を
ターンオンするような形で、差動トランジスタ対に対し
てバイアス電圧を印加する。この為、同相モード入力電
圧のレベルに応じて、このバイアス方式は入力利得トラ
ンジスタの閾値電圧を変更し、両方の電源レールを含む
一層広い同相モード電圧範囲を可能にする。この発明並
びにその利点が更に完全に理解されるように、次に、添
付図面について説明するところを参照されたい。図面全
体に互り、同様な特徴は同じ参照数字で表してある。
【0007】
【実施例】図3は、この発明によるバイアス方式を含む
差動増幅器入力段90の回路図を示す。入力段90が、
1対の差動増幅器トランジスタ102及び104のバッ
クゲートのバイアス動作を通じて、正及び負の両方の電
源レールを含む広い同相モード電圧範囲を有する。具体
的に言うと、入力段90が互いに結合された差動増幅器
回路100及びバイアス回路126を含む。差動増幅器
回路100は、2つの対称的な枝路を持つ差動増幅器と
して構成された1対の同じ極性の差動結合電界効果トラ
ンジスタ102及び104を含み、各々の枝路は夫々入
力端子114、116の一方に結合されたトランジスタ
102及び104を含む。1対の同じ極性の共通ゲート
電界効果トランジスタ106及び108が夫々トランジ
スタ102及び104に結合されて、各々の枝路内の能
動負荷となる。トランジスタ106及び108のゲート
がノード107で結合され、そこにバイアス電圧Vb1
印加される。トランジスタ106及び108のソースが
電源レール122に結合される。トランジスタ106及
び108のドレインが夫々出力ノード110及び112
に結合される。1対の同じ極性の共通ゲート結合電界効
果トランジスタ106及び108は、1対の同じ極性の
差動結合電界効果トランジスタ102及び104とは反
対の極性である。電界効果トランジスタ118のドレイ
ンがトランジスタ102及び104のソースで各々の枝
路を一緒に結合する。トランジスタ118のソースが第
2の電源レール124に接続される。トランジスタ11
8のゲートはノード120でバイアス電圧Vb2に結合さ
れる。
【0008】バイアス回路126が互いに結合された複
製回路130及びスイッチング回路140を含む。複製
回路130は電流源132を含む。複製電界効果トラン
ジスタ136のドレインが電流源132に対して直列に
接続される。複製トランジスタ136のバックゲートが
差動増幅器回路100の1対の同じ極性の差動結合電界
効果トランジスタ102及び104のバックゲートに結
合され、この対に対してバックゲート電圧を供給する。
複製トランジスタ136は、1対の同じ極性の差動結合
電界効果トランジスタ102及び104の一方と同等の
寸法である。複製トランジスタ136のドレイン及びバ
ックゲートに結合された演算増幅器134が、サーボ・
ループ利得をもたらし、1対の同じ極性の差動結合電界
効果トランジスタ102及び104に供給されるバック
ゲート電圧を変調するフィードバック増幅器を形成す
る。電流源トランジスタ138のドレインが複製トラン
ジスタ136のソースに結合されて、トランジスタ11
8から供給されるテール電流の半分に等しい電流を供給
する。複製トランジスタ136のゲート及び電流源トラ
ンジスタ138のソースの両方が第2の電源レール12
4に結合される。電流源トランジスタ138のゲートが
トランジスタ118のゲートに結合される。電流源トラ
ンジスタ138はトランジスタ118の半分の寸法と同
等である。この為、複製及び電流源トランジスタ136
及び138は、入力差動段100の半分の複製である。
スイッチング回路140が、電流源132と下側電流レ
ール124との間で、トランジスタ136及び138の
直列接続に対して並列に結合された電界効果トランジス
タ142を含む。電界効果トランジスタ144が下側電
源レール124と、トランジスタ102、104、13
6のバックゲートを結合するノードとの間に結合されて
いる。トランジスタ142及び144のゲートが入力ノ
ード116に結合されている。簡単の為、電界効果トラ
ンジスタ102、104、118、136、138、1
42及び144がnチャンネルMOSデバイスで、電界
効果トランジスタ106及び108がpチャンネルMO
Sデバイスである場合について、回路の解析を説明す
る。動作について説明すると、入力トランジスタの差動
対102及び104が、第1のテール電流ITを1対の
主電流I1及びI2に分割することにより、電圧+VI
び−VIの差分入力信号114及び116を増幅する。
トランジスタ118が、1対の同じ極性の差動結合電界
効果トランジスタ102及び104に対するテール電流
Tを供給する。
【0009】単独対差動増幅器100には2つの動作電
圧範囲がある。第1の末端電圧は上側電源レール電圧+
HHから電圧Vgstまでの範囲であり、電圧Vgstはゲー
ト・ソース間電圧Vgsからトランジスタ102及び10
4の閾値電圧VTを差引いた値である。トランジスタ1
02及び104が動作可能であるのは、同相モード電圧
CMのこの範囲内である。第2の末端電圧は電圧Vgst
から下側電源レールまでである。バイアス回路126か
ら供給されるバイアスがなければ、トランジスタ102
及び104が通常カットオフであるのは入力電圧のこの
第2の末端範囲の間である。第1又は第2の末端範囲の
何れかで印加される電圧を制御する為に、スイッチング
回路140が複製回路130をオフ及びオンに切換え
る。同相モード電圧VCMが第1の末端範囲内にあると
き、複製回路130をオフに切換える。入力信号VI
第2の末端範囲内の同相モード電圧VCMを持つとき、ス
イッチング回路140が複製回路130をオンに切換え
て、トランジスタ102及び104の閾値電圧を調整す
るバックゲート電圧を供給する。その結果、入力トラン
ジスタ102及び104の差動対は、第1及び第2の末
端範囲の両方で動作可能である。複製回路130が差動
増幅器回路100に接続されて、入力差動段100の半
分の複製となると共に、必要なときに、差動増幅器入力
トランジスタ対102及び104に対してバックゲート
電圧を供給する。こうすることにより、差動増幅器入力
トランジスタ対102及び104のバックゲートが、各
々のトランジスタ102及び104の夫々のソースより
も高い電圧に高められる。その根拠として考えられるの
は、各々のトランジスタ102及び104の本体効果が
十分強くて、本体−ソース間の寄生ダイオード接合を順
バイアスせずに、閾値電圧の極性の変化が出来るという
ことである。
【0010】更に具体的に言うと、同相モード電圧VCM
の第1の末端範囲の間、電界効果トランジスタ142及
び144を含むスイッチング回路がスイッチとして作用
して、複製回路130のバイアスをターンオフする。こ
の第1の末端範囲では、同相モード電圧VCMがトランジ
スタ142及び144の閾値電圧を超える。その為、ト
ランジスタ142及び144がターンオンして、複製ト
ランジスタ136のドレインを電圧−VLLを持つ下側電
源レール144に接続することにより、複製回路130
を取除く。トランジスタ144のドレインが差動結合さ
れた電界効果トランジスタ102及び104のバックゲ
ートに接続されているから、トランジスタ144がター
ンオンすると、トランジスタ144のドレイン・ソース
間抵抗が非常に小さくなり、実効的にトランジスタ10
2及び104のバックゲートがやはり下側電源電圧−V
LLに短絡する。従って、差動結合された電界効果トラン
ジスタ102及び104のバックゲートを変調する必要
がないので、本体効果がなくなる。同相モード電圧VCM
の第2の末端範囲では、複製回路130内で、電流源1
32が複製トランジスタ136に給電する。電流源13
2からの電流の大きさは、複製電流源138が必要とす
る大きさの約80%である。従って、複製トランジスタ
136のドレイン電圧が上昇して、サーボ・ループ増幅
器134が複製トランジスタ136のバックゲート電圧
を上に引張る。こうして、トランジスタ136の電圧V
gatが、電流源132からトランジスタ136を介して
トランジスタ138に電流を通すことが出来るようなレ
ベルに設定される程度まで、複製トランジスタ136の
閾値電圧を下げる。複製回路130が複製トランジスタ
136の同じバックゲート電圧を差動増幅器トランジス
タ102及び104のバックゲートに印加する。従っ
て、トランジスタ102及び104が下側供給レール−
LLの電圧よりも何れかのトランジスタ102及び10
4のVgstだけ低い同相モード入力電圧VCMを受取ると
き、トランジスタ102及び104はテール電流I T
約80%を通し、こうして動作可能である。更に、同相
モード電圧の第2の末端範囲で動作する際、電界効果ト
ランジスタ142及び144を含むスイッチング回路1
40がスイッチとして作用して、複製回路130のバイ
アスをターンオンする。この第2の末端範囲では、同相
モード電圧VCMはトランジスタ142及び144の閾値
電圧より小さい。その為、トランジスタ142及び14
4は導電しない。従って、スイッチング回路140は複
製回路130が差動増幅器トランジスタ102及び10
4にバックゲート・バイアスをするのを妨げない。要約
すると、このバイアス方式は、増幅器が、両方の電源レ
ールを含む広い同相モード入力電圧範囲に互って動作状
態に留まるような負の閾値電圧を提供する。前に述べた
ように、回路90はnチャンネルMOSデバイスとして
電界効果トランジスタ102、104、118、13
6、138、142及び144と、pチャンネルMOS
デバイスとしての電界効果トランジスタ106及び10
8を用いることが出来る。逆に、回路90は同じように
pチャンネルMOSデバイスとしての電界効果トランジ
スタ102、104、118、136、138、142
及び144とnチャンネルMOSデバイスとしての電界
効果トランジスタ106及び108を用いることも出来
る。この為、電界効果トランジスタ102、104、1
18、136、138、142及び144がnチャンネ
ルMOSデバイスである場合、複製回路130は負の閾
値電圧を発生するバックゲート電圧を作る。更に、電界
効果トランジスタ102、104、118、136、1
38、142及び144がpチャンネルMOSデバイス
である場合、複製回路130は正の閾値電圧を発生する
バックゲート電圧を作る。
【0011】この発明の分野の当業者であれば、特許請
求の範囲によって定められたこの発明の範囲を逸脱せず
に、ここに説明した実施例に種々の置換、変更及び追加
を加えることが出来ることが理解されよう。この発明は
主にFETを用いる。しかし、この発明のある部分はこ
の代りにバイポーラ・トランジスタで構成することも出
来る。この為、この発明は「CMOS」及び「BICM
OS」集積回路技術の両方で作ることが出来る。
【0012】以上の説明に関し、更に以下の項目を開示
する。 (1) 第1の供給電圧を受取る第1のレールと、第2
の供給電圧を受取る第2のレールと、前記第1のレール
及び第2のレールに結合されていて、同相モード入力電
圧を受取る差分入力を持ち、差動トランジスタ対を含む
差動増幅器回路と、前記差動増幅器回路に結合されてい
て、前記差動トランジスタ対にバイアス電圧を印加する
バイアス回路であって、前記同相モード入力電圧に応答
して前記差動トランジスタ対の閾値電圧を制御して、前
記同相モード入力電圧が前記第1の供給電圧から第2の
供給電圧まで及ぶ範囲内にあるときに、前記差動トラン
ジスタ対をターンオンする前記バイアス回路を含む回
路。 (2) 第1項に記載の回路に於て、前記バイアス回路
が、前記同相モード入力電圧が前記第1の供給電圧から
第1の閾値電圧までに及ぶ第1の範囲内にあるときに前
記差動トランジスタ対をターンオンする第1のバイアス
電圧を供給すると共に、前記同相モード入力電圧が前記
第2の供給電圧から前記第1の閾値電圧までに及ぶ第2
の範囲にあるときに、前記差動トランジスタ対をターン
オンする第2のバイアス電圧を供給する回路。 (3) 第1項に記載の回路に於て、前記差動増幅器回
路が、1対の同じ極性の差動結合電界効果トランジスタ
を有し、該対の第1及び第2のトランジスタが入力信号
に対して差動的に応答し、更に1対の同じ極性の共通ゲ
ート結合電界効果トランジスタを有し、該対の第3及び
第4のトランジスタが前記差動手段に対する能動負荷と
なり、前記1対の同じ極性の共通ゲート結合電界効果ト
ランジスタは前記1対の同じ極性の差動結合電界効果ト
ランジスタに対して反対の極性であり、更に、前記1対
の同じ極性の差動結合電界効果トランジスタにテール電
流を供給する第5の電界効果トランジスタを含む回路。
【0013】(4) 第1項に記載の回路に於て、前記
バイアス回路が、前記差動増幅器回路に結合されてい
て、前記差動トランジスタ対の半分の複製となってい
て、前記差動トランジスタのバックゲートに電圧を印加
して、同相モード電圧VCMが第2の末端範囲内にあると
き、入力トランジスタの前記差動対が動作可能であるよ
うな閾値電圧を供給するようになっている複製回路と、
前記差動増幅器回路及び前記複製回路に結合されてい
て、前記同相モード入力電圧VCMが前記差動トランジス
タ対の閾値電圧を超える前記第2の末端範囲内にあると
きに、前記複製回路をターンオンすると共に、前記同相
モード入力電圧V CMが第1の末端範囲内にあるときに、
前記複製回路をターンオフするスイッチング回路とを含
む回路。 (5) 第4項に記載の回路に於て、前記複製回路が、
電流源と、該電流源に対して直列に結合された第6の電
界効果トランジスタとを有し、該第6の電界効果トラン
ジスタのバックゲートが前記差動増幅器回路の1対の同
じ極性の差動結合電界効果トランジスタのバックゲート
に結合されて前記1対の同じ極性の差動結合電界トラン
ジスタに対するバックゲート電圧を供給し、前記第6の
電界効果トランジスタは前記差動増幅器回路の1対の同
じ極性の差動結合電界効果トランジスタの何れかと同等
の寸法であり、更に、前記第6の電界効果トランジスタ
に結合されていてフィードバック増幅器を形成して、前
記差動増幅器回路の1対の同じ極性の差動結合電界効果
トランジスタに供給されるバックゲート電圧を変調する
増幅器と、前記第6の電界効果トランジスタに対して直
列に結合されていて、前記複製回路に電流を供給する第
7の電界効果トランジスタとを含み、該第7の電界効果
トランジスタは前記差動増幅器回路の第5の電界効果ト
ランジスタの半分の寸法と同等である回路。 (6) 第4項に記載の回路に於て、前記スイッチング
回路が前記第6及び第7の電界効果トランジスタに並列
に結合された第8の電界効果トランジスタと、前記複製
回路の増幅器に対して直列に結合された第9の電界効果
トランジスタとを含み、直列結合された第9の電界効果
トランジスタ及び増幅器が前記第8の電界効果トランジ
スタと並列に結合されている回路。
【0014】(7) 第1の供給電圧にまで及ぶ第1の
末端範囲及び第2の供給電圧にまで及ぶ第2の末端範囲
を含む電源範囲を構成している第1及び第2の供給電圧
の間で動作し得る電子回路に於て、同相モード電圧VCM
が前記第1の末端範囲内にあるときに差分入力信号を増
幅する第1の閾値電圧を持つ差動トランジスタ対を有す
る差動手段と、該差動手段に結合されていて、前記差動
トランジスタ対の半分の複製となって、前記差動トラン
ジスタ対のバックゲートの間に電圧を印加して、前記同
相モード電圧VCMが第2の末端範囲内にあるときに、入
力トランジスタの前記差動対が動作可能となるような第
2の閾値電圧を供給する複製回路手段と、前記差動手段
及び前記複製回路手段に結合されていて、前記同相モー
ド入力電圧VCMが前記入力トランジスタの差動対の第1
の閾値電圧を越えた第2の末端範囲内にあるときに、前
記複製回路手段をターンオンすると共に、前記同相電圧
CMが第1の末端範囲内にあるときに前記複製回路をタ
ーンオフするスイッチング手段とを含む回路。 (8) 第7項に記載の電子回路に於て、前記差動手段
が、1対の同じ極性の差動結合電界効果トランジスタを
有し、該対の第1及び第2のトランジスタが入力信号に
対して差動的に応答し、更に1対の同じ極性の共通ゲー
ト結合電界効果トランジスタを有し、該対の第3及び第
4のトランジスタが前記差動手段に対する能動負荷とな
り、前記1対の同じ極性の共通ゲート結合電界効果トラ
ンジスタは前記1対の同じ極性の差動結合電界効果トラ
ンジスタと反対の極性であり、更に、前記1対の同じ極
性の差動結合電界効果トランジスタに対するテール電流
を供給する第5の電界効果トランジスタを含む電子回
路。 (9) 第8項に記載の電子回路に於て、前記複製回路
が、電流源と、該電流源に対して直列に結合された第6
の電界効果トランジスタとを有し、該第6の電界効果ト
ランジスタのバックゲートが前記差動手段の前記1対の
同じ極性の差動結合電界効果トランジスタのバックゲー
トに結合されていて、前記1対の同じ極性の差動結合電
界効果トランジスタに対してバックゲート電圧を供給
し、前記第6の電界効果トランジスタは前記差動手段の
前記1対の同じ極性の差動結合電界効果トランジスタの
何れかと同等の寸法であり、更に、前記第6の電界効果
トランジスタに結合されてフィードバック増幅器を形成
して、前記差動手段の前記1対の同じ極性の差動結合電
界効果トランジスタに供給されるバックゲート電圧を変
調する増幅器と、前記第6の電界効果トランジスタに対
して直列に結合されていて前記複製回路手段に電流を供
給する第7の電界効果トランジスタとを含み、該第7の
電界効果トランジスタは前記差動手段の前記第5の電界
効果トランジスタの半分の寸法と同等である電子回路。 (10) 第9項に記載の電子回路に於て、前記スイッ
チング手段が、前記第6の及び第7の電界効果トランジ
スタと並列に結合された第8の電界効果トランジスタ
と、前記複製回路手段の増幅器に対して直列に結合され
た第9の電界効果トランジスタとを含み、直列に結合さ
れた第9の電界効果トランジスタ及び増幅器が前記第8
の電界効果トランジスタと並列に結合されている電子回
路。 (11) 第10項に記載の電子回路に於て、前記第
1、第2、第5、第6、第7、第8及び第9の電界効果
トランジスタがnチャンネルMOSデバイスである電子
回路。 (12) 第10項に記載の電子回路に於て、前記第
1、第2、第5、第6、第7、第8及び第9の電界効果
トランジスタがpチャンネルMOSデバイスである電子
回路。
【0015】(13) 単独対差動増幅器回路90が増
幅器の電源電圧範囲全体に亙って信号の増幅をする。差
動増幅器回路90が第1のレール122と第2のレール
124に結合されていて、同相モード入力電圧を受取る
差分入力114及び116を有する。バイアス回路12
6が差動増幅器回路90に結合され、同相モード入力電
圧に応答して、バイアス回路126が差動トランジスタ
対102及び104の閾値電圧を制御するように、差動
トランジスタ対102及び104にバイアス電圧を印加
する。バイアス回路126は、同相モード入力電圧が第
1の供給電圧から第2の供給電圧までに及ぶ範囲内にあ
るとき、差動トランジスタ対102及び104をターン
オンする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の差動増幅器の回路図。
【図2】レール間入力を持つことが出来る従来の2重の
対の差動増幅器の回路図。
【図3】この発明によるレール間入力を持つことが出来
る単独対差動増幅器の回路図。
【符号の説明】
100 差動増幅器回路 102,104 差動トランジスタ対 114,116 差分入力 122 第1のレール 124 第2のレール 126 バイアス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス ジー、マックリーン アメリカ合衆国 テキサス、ダラス、ビリ ッジ ベンド ドライブ 6060、ナンバー 102

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の供給電圧を受取る第1のレール
    と、 第2の供給電圧を受取る第2のレールと、 前記第1のレール及び第2のレールに結合されていて、
    同相モード入力電圧を受取る差分入力を持ち、差動トラ
    ンジスタ対を含む差動増幅器回路と、 前記差動増幅器回路に結合されていて、前記差動トラン
    ジスタ対にバイアス電圧を印加するバイアス回路であっ
    て、 前記同相モード入力電圧に応答して前記差動トランジス
    タ対の閾値電圧を制御して、前記同相モード入力電圧が
    前記第1の供給電圧から第2の供給電圧まで及ぶ範囲内
    にあるときに、前記差動トランジスタ対をターンオンす
    る前記バイアス回路を備えた回路。
  2. 【請求項2】 第1の供給電圧にまで及ぶ第1の末端範
    囲及び第2の供給電圧にまで及ぶ第2の末端範囲を含む
    電源範囲を構成している第1及び第2の供給電圧の間で
    動作し得る電子回路に於て、 同相モード電圧VCMが前記第1の末端範囲内にあるとき
    に差分入力信号を増幅する第1の閾値電圧を持つ差動ト
    ランジスタ対を有する差動手段と、 該差動手段に結合されていて、前記差動トランジスタ対
    の半分の複製となって、前記差動トランジスタ対のバッ
    クゲートの間に電圧を印加して、前記同相モード電圧V
    CMが第2の末端範囲内にあるときに、入力トランジスタ
    の前記差動対が動作可能となるような第2の閾値電圧を
    供給する複製回路手段と、 前記差動手段及び前記複製回路手段に結合されていて、
    前記同相モード入力電圧VCMが前記入力トランジスタの
    差動対の第1の閾値電圧を越えた第2の末端範囲内にあ
    るときに、前記複製回路手段をターンオンすると共に、
    前記同相電圧V CMが第1の末端範囲内にあるときに前記
    複製回路をターンオフするスイッチング手段と、を備え
    た回路。
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