JPS6320641A - メモリアクセス方式 - Google Patents

メモリアクセス方式

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JPS6320641A
JPS6320641A JP61165994A JP16599486A JPS6320641A JP S6320641 A JPS6320641 A JP S6320641A JP 61165994 A JP61165994 A JP 61165994A JP 16599486 A JP16599486 A JP 16599486A JP S6320641 A JPS6320641 A JP S6320641A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 仮想記憶方式で動作するモードを持つ電子計算機システ
ムにおいて、論理アドレスのパリティチェック及び論理
アドレスの一部により索引されるトランスレーション・
ルックアサイド・バッファ(以下単にTLBと略称する
)のリードデータのパリティチェックの時間的ロスによ
るメモリアクセス時間全体が増大すると言う問題を解決
するために、上記パリティチェックに先立ちメモリアク
セス要求を送出してメモリアクセス動作を開始し、パリ
ティエラーが判明した時のみ、そのアクセスを無効にす
る制御信号を送出し、これにより全体のメモリアクセス
時間を減少させ、中央処理装置(CP U)の処理速度
を向上させたものである。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機システムにおいて、中央処理装置
(以下単にCPUと略称する)がメモリをアクセスする
場合のメモリアクセス方式に係り、特に仮想記憶方式に
おいて、TLBを索引することで得られる物理アドレス
によりメモリをアクセスする方式に関する。
電子計算機システムには、論理的な記憶装置(仮想アド
レス空間)を対象としてプログラムを組み、これと実際
の主記憶装置(実アドレス空間)とを計算機及びオペレ
ーティングシステムにより対応づけるようにした仮想記
憶方式が採用されている。
これは、計算機システムに実際に実装されている実アド
レス空間より遥かに大きな仮想アドレス空間をもち、仮
想アドレス、即ち論理アドレスを物理アドレスに変換す
ることによりメモリをアクセスするものである。また、
上記アドレス変換を高速に行なうためにTLBと称する
対応テーブルをハードウェアで持っている。
従って、CPUが論理アドレスを送出してから物理アド
レスに変換し、これによりメモリをアクセスするまでが
全体のメモリアクセス時間となる。
CPUの処理速度を高めるには上記全体のメモリアクセ
ス時間を短縮することが必要となる。
〔従来の技術〕
第6図は従来におけるメモリアクセス方式のシステム構
成図を示し、第7図はそのタイミングチャートである。
第6図において、1はCPUで、マイクロプロセッサ2
と、このマイクロプロセッサ2から送出される論理アド
レスの上位部分により索引されるTLB3と、このTL
B3から読み出されたデータ(物理ページアドレスを含
む)及び上記論理アドレスの下位部分(論理ページ内ア
ドレス)とを記憶する物理アドレスバッファ4と、この
物理アドレスの送出制御回路5と、上記マイクロプロセ
ッサ2にCPUデータバス6を介して接続されたデータ
転送制御回路7及び、論理アドレスパリティエラー及び
TLB3のリードデータパリティエラーが入力されるよ
うになっているメモリアクセス要求制御回路8とから構
成されている。
又、9はメモリ装置で、ページ単位のメモリ部10と要
求受付制御部11を備えており、このようにしたメモリ
装置9はメモリアドレスバス12を介して上記CPUI
のアドレス送出制御回路5に接続され、さらにメモリデ
ータバス13を介してCPUIのデータ転送制御回路7
に接続されていると共に、要求受付制御部11にはCP
U1のメモリアクセス要求制御回路8からリクエスト信
号REQが供給されるようになっており、そして、要求
受付制御部11からはアドレス送出制御部5及びメモリ
アクセス要求制御回路8にメモリ使用許可信号ACKが
出力されるようになっている。
又、14は上記メモリ部10の各ページに対応してメモ
リ参照、変更履歴の情報を記録するストレージキーで、
これにはメモリアドレスバス12を介して物理アドレス
が加えられるようになっており、さらに更新動作するた
めの回路15が付加されている。16は上記CPUIに
相当する他のメモリアクセス装置で、上記CPUIと同
様にメモリ装置9に接続されている。
次に、上記のように構成されたメモリアクセス装置の動
作を第7図のタイムチャートを参照して説明する。
第7図から明らかなように、従来のメモリアクセスシス
テムはシステムクロックに同期して動作され、CPUI
からのメモリリードサイクルは9τかかることが示され
ている。
まず、クロック周期で1.τ2の間にCPUの命令実行
制御を行なうマイクロプロセッサ2からCPUアドレス
バス2aに論理アドレスを送出する。次のクロック周期
で3では、送出された論理アドレスの上位部分によりT
LB3が索引される。
そして次のクロ7り周期で4においてTLB3からζ売
み出されたデータ(物理ページアドレスを含む)のパリ
ティをチェックする。ここでパリティが正しい場合は、
クロック周期で5でメモリ要求送出制御回路8からメモ
リアクセス要求信号REQを送出する。アクセス要求信
号REQがメモリ装置9の要求受付制御部11に入力さ
れた時、メモリ部10が使用可能状態にあり、かつアク
セス要求信号REQより優先順位の高い他のメモリアク
セス装置16からのメモリアクセス要求信号REQOが
送出されていない場合は、要求受付制御部11からクロ
ック周期で8〜τ8のタイミングでメモリ使用許可信号
ACKがアドレス送出制御回路5及びメモリアクセス要
求制御回路8に出力される。これによりCPtJ 1は
物理アドレスバッファ4に格納されている物理アドレス
をメモリアドレスバス12に送出する。そして物理アド
レスによりメモリ装置9をクロック周期τ8のタイミン
グでアクセスすると、メモリ部10からデータが読み出
されメモリデータバス13に出力されると共に、該デー
タはCPU1のデータ転送制御回路7に入力される。デ
ータ転送制御回路7では、クロック周期τ3でデータの
チェック、訂正(エラー検出、訂正回路による)を行な
い、その後、CPUデータバス6を通してマイクロプロ
セッサ2に転送する。
なお、TLB 3を索引するのに用いられる論理アドレ
スの上位部分のパリティチェックは、クロックで2以後
に行なわれる。又、TLB3の索引に関係のない論理ペ
ージ内アドレスのパリティチェ、りは、上記論理アドレ
ス上位部分が送出された後、同じアドレスバスを使用し
てTLBデータが読み出されるタイミングで出力される
クロフクτ4以後で行なわれる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のメモリアクセス方式では、TLB3
のリードデータのパリティをチェックし、物理ページア
ドレスが正しいものであると判定されるまでメモリアク
セス要求を出力しないようになっている。このようにし
ないと、メモリに対し無効なアクセスがされてしまい、
又、パリティエラーのある物理ページアドレスでアクセ
スされたメモリデータがCPU1のマイクロプロセッサ
2に転送されると、CPUIを暴走させたり、システム
ダウンさせる要因となるほか、メモリライトの場合には
メモリ部内のデータを破壊させてしまう。
同様にして、論理アドレス自体にパリティエラーがある
場合も、その論理アドレスによって索引されるTLBの
リードデータ、即ち物理ページアドレスの正当性は保証
できず、メモリアクセス要求を出せない。このことは論
理アドレスの下位部分である論理ページ内アドレスの場
合も同様である。
即ち、上記のようなメモリアクセス方式においては、常
にTLBリードデータ及び論理アドレスのパリティチェ
ックの結果を待ってメモリアクセス要求を行なうもので
あるため、パリティチェックの時間が全体のメモリアク
セス時間を遅らせ、システムの処理速度を大幅に低下さ
せてしまう要因となっていた。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、全体のメモリアクセス時間を短縮し、システムの処理
速度を大幅に向上できるメモリアクセス方式を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るメモリアクセス方式は、仮想記憶制御モー
ド時、論理アドレスの一部からトランスレーション・ル
ックアサイド・バッファ3を索引し、これから読み出さ
れた物理ページアドレスと論理アドレスのページ内アド
レスとから生成した物理アドレスによりメモリ装置9を
アクセスすると共に、メモリ装置9の参照、変更履歴を
記録するストレージキー14を有するメモリアクセス方
式において、トランスレーション・ルックアサイド・バ
ッファ3のリードデータのパリティチェックもしくはエ
ラー検出、訂正チェック又は上記論理アドレスのパ刀テ
ィチェックに先立ってメモリアクセス要求送出手段17
からメモリアクセス要求を送出し、この要求がメモリ装
置9に受け付けられてメモリアクセス動作が開始後、上
記リードデータ或いは論理アドレスのチェック結果でエ
ラーが判明したときメモリアクセス要求送出手段17か
らのメモリアクセスを無効にする無効化信号を送出する
ようにしたものである。
〔作 用〕
本発明においては、論理アドレスの送出によりTLBか
ら読み出された物理ページアドレスが確定した時点で論
理アドレスのパリティチェック及びTLBリードデータ
のパリティチェックの結果を待たずにメモリアクセス要
求制御回路がメモリ装置にメモリアクセス要求を送出し
、要求受付信号送出後直ちにメモリアクセスを行なうこ
とにより、パリティエラーのないアドレスに対するパリ
ティチェックを意識的に省いて全体のメモリアクセス時
間を短縮する。そしてパリティチェックの結果、パリテ
ィエラーと判定された時はアクセスが完了する前にアク
セス無効化信号を送出してアクセスが行なわれなかった
と同じ状態にする。これによりシステムの処理速度を大
幅に向上することが可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明にかかるメモリアクセス方式の一例を示
すシステム構成図である。
この第1図において、1はメモリアクセス手段を構成す
るCPU、2はCPUIの命令実行制御を行なうマイク
ロプロセッサ、3はマイクロプロセッサ2から送出され
る論理アドレスの上位部分により索引されるTLB、4
はTLB3から読み出されたデータ及び論理アドレスの
下位部分を格納する物理アドレスバッファ、5は物理ペ
ージアドレスをメモリ装置9にその要求受付制御部11
からの許可信号ACKにより送出するアドレス送出制御
回路、5はマイクロプロセッサ2とメモリ装置9のメモ
リ部10間でデータの転送を行なうデータ転送制御回路
であり、又、14はメモリ部10の参照、変更履歴を記
録するストレージキー、15はその更新回路、16は他
のメモリアクセス装置で、CPUIに相当し、CPUI
より優先度の高いものである。そして、本実施例の従来
と異なる点は、アクセス無効化信号ACINVを送出す
るメモリアクセス要求送出制御回路17を備えている点
にある。
上記メモリアクセス要求送出制御回路17には、従来と
同様に論理アドレスパリティエラー、及びTLBリード
データパリティエラー信号が入力されるようになってい
ると共に、メモリ装置9の要求受付制御部11にはアク
セス要求信号REQが送出されるようになっており、さ
らに要求受付制御部11からはアクセス許可信号ACK
が入力されるようになっている。そしてメモリアクセス
要求送出制御回路17から送出されるアクセス無効化信
号ACINVは、データ転送制御回路7.メモリ装置9
及びストレージキー更新回路15に入力されるようにな
っている。
次に、上記のように構成された本実施例のメモリアクセ
ス装置の動作を第2図乃至第9図に示すタイムチャート
を参照しながら説明する。
第2図はパリティエラーがな(、物理ページアドレスが
有効であると判定された場合のメモリリ−ドのタイムチ
ャートであり、全体のメモリアクセス時間は7τとなる
。以下、これについて詳述する。
まず、クロック周期τ1.τ2の間にマイクロプロセッ
サ2から論理アドレスをCPUアドレスバス2aに送出
する。次のクロック周期で3では、論理アドレスの上位
部分によりTLB3が索引され、同時にメモリアクセス
要求信号REQをメモリアクセス要求送出制御回路17
からメモリ装置9の要求受付制御部11に送出する。
クロ・ツク周期τ4〜τ6では、上記メモリアクセス要
求に応じて直ちにメモリアクセス許可信号ACKが要求
受付制御部11からメモリアクセス要求送出制御回路1
7及びアクセス送出制御回路5に送出され、これにより
物理アドレスバッファ4の物理ページアドレスがメモリ
アドレスバス12に送出される。このとき、TLBリー
ドデータパリティエラー信号は「0」であるから、この
アクセスは有効であることが示され、アクセス無効化信
号ACINVは出力されない。従って、クロック周期τ
8で物理ページアドレスによりメモリ部10のデータが
メモリデータバス13を通してデータ転送制御回路7に
取り込まれ、ラッチされる。これと同時にストレージキ
ー14のライトイネーブルがオンになり、クロック周期
τ6の後縁で更新される。即ち、ストレージキー14の
Rビット(参照ビット)が「0」から「1」になる。
クロック周期τ1では、リードデータのチェック、訂正
をデータ転送制御回路7で行ない、CPUデータバス6
を通してマイクロプロセッサ2へ転送する。
なお、クロック周期τ4〜で7までの間で、何らかのア
クセスエラーが生じた場合は、対応するエラーステータ
スがセットされる。エラーステータスとしては以下のも
のがある。
(a)  メモリアドレスパリティエラー:メモリアド
レスバス12に送出される物理ページアドレスのパリテ
ィエラーがある状態 (b)  メモリアドレスオーバ:送出されたアドレス
に対応するメモリ部が未実装の状態 (C)  ストレージキーバリティエラー二更新動作の
ためにストレージキー14から読み出されたデータにパ
リティエラーがある状態 (d)ECCエラー(エラー検出、訂正機構):リード
データにECCエラーがある状態 第3図は第1図のメモリアクセスシステムを、パリティ
エラーなしでライトアクセス動作させた場合のタイムチ
ャートであり、全体のメモリアクセス時間は6τとなる
第3図において、クロック周期τ、〜τ5の間のライト
アクセス動作は第2図に示すリードアクセス動作と同じ
である。但し、クロック周期で4では、マイクロプロセ
ッサ2からCPUデータバス6を通してデータ転送制御
回路7に転送されたライトデータがメモリデータバス1
3に送出される。
又、クロック周期τ8においては、メモリ部10のライ
トイネーブルがオンになり、メモリ部10ヘデータが書
き込まれる。これと同時にストレージキー14のライト
イネーブルもオンになり、ストレージキー14が更新さ
れる。ここで、アクセスエラーがあった場合は、対応す
るエラーステータスがセットされる。
次に、上記第1図のメモリアクセスシステムがパリティ
エラーありの状態でリード動作された場合について述べ
る。このときのタイムチャートを第4図に示す。
第4図において、クロック周期τ】〜で3の間では、パ
リティエラーなしの第2図に示す場合と同じである。
クロック周期で4〜でSでは、メモリアクセス許可信号
ACKがアクセス送出制御回路5に入力されるため、メ
モリアドレスバス12に物理アドレスバッファ4の物理
ページアドレスが送出される。この時、TLBリードデ
ータパリティエラー信号が「1」であるため、クロック
周期で5からアクセス無効化信号A CI N V (
Access Invalidate)が送出され、ス
トレージキー更新回路15及びデータ転送制御回路7に
入力される。このため、クロック周期で6でオンになる
はずのストレ−ジキー14のライトイネーブル信号がオ
ンにならず、従って、アクセスエラーが発生してもエラ
ーステータスはセットされない(破線がこの状態を示し
ている)。即ちアクセスが全く行なわれなかったので同
じ状態になる。
又、クロ7り周期で1では、データ転送制御回路7にリ
ードデータが入力されるが、これは無効な物理ページア
ドレスに対するリードデータであるから、当然誤ったデ
ータである。従って、ECCエラーがある場合もあるが
、これによるエラーステータスセットも抑止される。又
、誤りデータによりECC機能で誤ってデータが訂正さ
れ、パリティのくずれたデータがマイクロプロセッサ2
に転送され、マイクロプロセッサ2のパリティチェック
機能によりパリティエラーが検出される場合があるが、
もともと無効なアクセスによるリードデータであるから
、このパリティエラーは意味がない。従って、アクセス
無効化信号ACINVがデータ転送制御回路7に入力さ
れた場合は、クロック周期τ7で正しいパリティを生成
してマイクロプロセッサ2に転送する機能を持たせるこ
とが望ましい。
第5図は第1図のメモリアクセスシステムを、パリティ
エラーありの状態でライトアクセス動作させた場合のタ
イムチャートを示す。
この第5図において、クロ・ツク周期τ1〜τBの間は
、上記第4図の場合と同様となる。但し、クロック周期
τGにおいて、アクセス無効化信号ACINVがメモリ
装置9に入力され、τ9でオンになるはずのメモリライ
トイネーブル信号がオンにならず、従って、メモリ部1
0へのライト動作は行なわれない。
なお、メモリ装置9からCPUIに入力されるデータの
パリティがくずれており、かつCPUI内で入力データ
パリティエラーが検出された場合は、CPUIに対し最
高の優先順位の割込みが起こる。これに対して、論理ア
ドレスのパリティエラー、TLBリードデータのパリテ
ィエラーは、上記入力データパリティエラーに比べて優
先順位の低い割込みとなる。
又、データ転送制御回路7では、ECC付きのメモリデ
ータの訂正可能なエラーに対しては訂正し、さらにパリ
ティビットを生成してCPUIのマイクロプロセッサ2
に転送する。しかし、訂正不能なエラーの場合は、正常
なパリティが生成されない。
従って、本発明では、優先順位の低い論理アドレスパリ
ティエラーから最高優先順位の割込みである入力データ
パリティエラーを誘起しないように、データ転送制御回
路で、アドレス無効化信号の入力時はメモリデータに関
係なく、パリティの正しいデータ(例えばall  “
1 ”など)をCPUへ転送するようにしている。
上記のような本実施例にあっては、メモリアクセス時間
を従来の方式に比し20%以上短縮することができる。
これに伴いシステムの処理速度が大幅に向上することに
なる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、全体のメモリアクセス時
間が短縮され、システムの処理速度を大幅に向上できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るメモリアクセス方式の一例を示す
システム構成図、 第2図乃至第5図は本発明の実施例におけるアクセス動
作のタイムチャート、 第6図は従来におけるメモリアクセス方式のシステム構
成図、 第7図はそのタイムチャートである。 第1図において、 1はCPU。 2はマイクロプロセッサ、 3はTLB。 4は物理アドレスバッファ、 5はアドレス送出制御回路、 7はデータ転送制御回路、 9はメモリ装置1 10はメモリ部、 11は要求受付制御部、 14はストレージキー、 17はメモリアクセス要求送出制御回路である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仮想記憶制御モード時、論理アドレスの一部から
    テーブル・ルックアップ・バッファ(3)を索引し、こ
    れから読み出された物理ページアドレスと論理アドレス
    のページ内アドレスとから生成した物理アドレスにより
    メモリ装置(9)をアクセスすると共に、メモリ装置(
    9)の参照、変更履歴を記録するストレージキー(14
    )を有するメモリアクセス方式において、 テーブル・ルックアップ・バッファ(3)のリードデー
    タのパリティチェックもしくはエラー検出、訂正チェッ
    ク又は上記論理アドレスのパリテイチェックに先立って
    メモリアクセス要求送出手段(17)からメモリアクセ
    ス要求を送出し、この要求がメモリ装置(9)に受け付
    けられてメモリアクセス動作が開始後、上記リードデー
    タ或いは論理アドレスのチェック結果でエラーが判明し
    たときメモリアクセス要求送出手段(17)からのメモ
    リアクセスを無効にする無効化信号を送出するようにし
    たことを特徴とするメモリアクセス方式。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、メモリアクセス
    無効化信号が送出された時、メモリアクセスに起因する
    エラーが発生しても、そのエラーがエラーステータスに
    セットされるのを抑止し、そのエラーを無効にすること
    を特徴とするメモリアクセス方式。
  3. (3)特許請求の範囲第1項において、メモリアクセス
    無効化信号が送出された時、ストレージキーの更新を抑
    止することを特徴とするメモリアクセス方式。
  4. (4)特許請求の範囲第1項において、メモリライト動
    作時にメモリ部に入力されるライトイネーブル信号がア
    クティブになるのを抑止できるタイミングでメモリアク
    セス無効化信号を送出することにより、メモリ部の書き
    換えを抑止すると共に、メモリリード動作時にメモリア
    クセス無効化信号が送出された時に、メモリリードデー
    タにエラーが生じた場合、そのエラーデータがメモリア
    クセス側のエラー要因とならないようリードデータを修
    正することを特徴とするメモリアクセス方式。
JP61165994A 1986-07-15 1986-07-15 メモリアクセス方式 Expired - Lifetime JPH0754483B2 (ja)

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