JPS6320489Y2 - - Google Patents

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JPS6320489Y2
JPS6320489Y2 JP1979183478U JP18347879U JPS6320489Y2 JP S6320489 Y2 JPS6320489 Y2 JP S6320489Y2 JP 1979183478 U JP1979183478 U JP 1979183478U JP 18347879 U JP18347879 U JP 18347879U JP S6320489 Y2 JPS6320489 Y2 JP S6320489Y2
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JP
Japan
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piston
electric motor
motor device
hole
rod
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JP1979183478U
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JPS5698504U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、外枠と、この外枠内に摺動可能に支
持された内筒に収納した電動機装置と、前記外枠
内に流体圧たとえば圧縮空気により軸方向に摺動
可能に嵌挿されるとともに、一方側端面に前記電
動機装置をとりつけ、かつ他方側端面に内部に前
記電動機装置のリード線を挿通したストローク調
整用の中空のロツドをとりつけたピストンとをそ
なえ、減速もしくは増速装置を介して前記外枠の
外に突出した電動機装置の回転軸に加工具をとり
つけた電動加工装置に関するものである。
従来、このような電動加工装置においては、前
記電動機装置をピストンの一方側端面にとりつけ
るにあたつて、前記内筒のみならず、回転軸もピ
ストンにとりつけるようにしているため、次のよ
うな欠点があつた。
(1) ピストンの一方側端面の中央部に軸受ハウジ
ング等の形成のための盲孔を設けなければなら
ないため、必然的に他方側端面の中央部に設け
るロツドとりつけ用の孔は浅くなつて、ロツド
のとりつけ強度は弱くなり、したがつてストロ
ーク調整時に受ける衝撃によつてロツドがピス
トンからはずれ、事故を起こす恐れがある。
(2) ピストンの一方側端面の中央部に前記盲孔を
設けるため、ピストンの前記ロツドとりつけ用
孔と電動機装置側空間とを結ぶリード線通し孔
を軸方向に対して斜めに設けなければならず、
加工が面倒でかつ難しい。
(3) 電動機装置の回転軸の一方端のピストンに支
持されるようになつているため、組立に際して
外枠側と内筒側との連結がなされるまでの間電
動機装置の回転軸は片持ち支持状態となり、軸
受のみならず減速もしくは増速装置を傷めるこ
とになる。
本考案は、このような欠点を解消するためにな
されたもので、前記ピストンの中央に軸方向のロ
ツドとりつけ用貫通孔を設けるとともに前記ロツ
ドをこの貫通孔内に嵌合固着し、前記電動機装置
の回転軸の反加工具側端部を、リード線通し孔を
有する支持板に軸受を介して回転自在に支承する
とともに、この支持板を前記内筒内にとりつけ、
かつ前記内筒を前記ピストンの一方側端面にとり
つけ、前記電動機装置のリード線を前記支持板の
リード線通し孔およびピストンの貫通孔を通して
前記中空のロツド内に挿通するようにしたもので
ある。
以下、図に示す本考案の一実施例について説明
する。
図において、1は電動加工装置の外枠で、内側
にシリンダ2を嵌合固着するとともに、一方端に
ヘツドカバー3を設けている。4は前記シリンダ
2内に軸方向に摺動可能に嵌挿されたピストン
で、圧縮空気などの流体圧によつて摺動する。5
は前記外枠1の先端部内側に軸方向に摺動自在に
嵌挿された内筒で、前記ピストン4よりも外径が
小さく、一方端を前記ピストン4に、他方端をロ
ツドカバー6に固着し、前記ピストン4とともに
摺動する。7は前記内筒5内に設けられた電動機
装置、8は前記電動機装置7の固定子で、前記内
筒5内に嵌合固着されている。9は電動機装置7
の回転子で、回転軸10に嵌合固着されている。
前記回転軸10は、前記内筒5内にとりつけられ
た支持板11,12に軸受13,14を介して前
記ピストン4と同一軸心上に回転自在に支承され
るとともに、歯車機構よりなる減速(もしくは増
速)装置15を介して前記外枠1の外に突出し、
先端に工具チヤツク16を介してたとえばドリル
などの加工具17を同一軸心上にとりつけてい
る。18は電動機装置7のリード線、19は前記
支持板11に設けられたリード線通し孔、20は
前記ヘツドカバー3を貫通して設けられたストロ
ーク調整用の中空のロツドで、一方端を前記ピス
トン4の中央に設けた軸方向の貫通孔21内に嵌
合固着し、他方端に支持腕22を介して切込位置
調整ボルト23および後退位置調整ボルト24を
設けている。25は前記切込位置調整ボルト23
に対応して前記ヘツドカバー3に設けられた調速
装置としてのハイドロチエツカー、26は前記後
退位置調整ボルト24に対応して前記ヘツドカバ
ー3に設けられた前記ピストン4の復帰用ボタ
ン、27は前記ヘツドカバー3に設けられたガイ
ドで前記支持腕22に摺動自在に係合している。
28は圧縮空気の供給口、29は前記ロツド20
の先端部に設けたカバー、Aは前記ヘツドカバー
3と前記ピストン4間に形成された空気室、Bは
前記外枠は前記外枠1と前記内筒5間に形成され
た空気室である。なお、前記電動機装置7のリー
ド線18は、支持板11のリード線通し孔19、
ピストン4の貫通孔21および中空のロツド20
の内部を通して電動加工装置の外部に引き出され
ている。
このような構成になる本考案の電動加工装置の
動作について以下説明する。
まず、リード線18を通して電動加工装置7の
固定子8に通電すると、回転子9とともに回転軸
10が回転し、減速装置15を介して加工具17
が回転する。次の供給口28より圧縮空気を空気
室Aに供給するとピストン4とともに加工具17
が矢印C方向に送られる。この際、前記ピストン
4とともにロツドに設けた切込位置調整ボルト2
3も移動し、ハイドロチエツカー25に当接して
加工具17の送り速度を切削送り速度に切り変え
る。この状態で図示しない被加工物を加工し、所
定量加工した後、後退位置調整ボルト24が復帰
用ボタ22を押圧すると前記供給口28から供給
される圧縮空気の流入先が空気室Aから空気室B
に切換わるとともに、空気室Aが大気中に開放さ
れ、ピストン4とともに加工具17は元の位置に
戻り加工が完了する。
しかして、加工具17の矢印C方向への送りに
おいて、切込位置調整ボルト23のハイドロチエ
ツカー25への当接時、および後退位置調整ボル
ト24の復帰用ボタン26への当接時にピストン
4およびロツド20は衝撃を受けるが、回転軸1
0の反加工具側端部を支持板11に支持している
ので前記ピストン4の中心に貫通孔21を設ける
ことができ、したがつてこの貫通孔21にロツド
20の一方端を深く嵌合し充分強固に固着するこ
とができ、ロツド20がピストン4からはずれる
ことはない。
また、電動機装置7のリード線18の引き出し
のための孔はすべて軸方向に設けることができる
ので加工が簡単でかつ容易に行なえる。
さらに、電動機装置7の回転軸10の両側を内
筒5内にとりつけた支持板11,12に支持する
ので、組立に際して、内筒側のみで電動機装置を
完全に構成することができ、したがつて軸受や減
速装置を傷めることはなく、また外枠側と内筒側
との連結も容易になる。
本考案の電動加工装置はこのような構成である
ので、ピストンとロツドの固着が強固になり、事
故を起こす恐れがなくなり、動作制御が安定する
とともに、製造・組立に際して、リード孔加工が
簡単に行なえかつ構成部品を傷めることなく組立
てを容易に行なうことができる大きな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す側面図で、一部を
断面で示している。 1は外枠、2はシリンダ、4はピストン、5は
内筒、7は電動機装置、10は回転軸、11は支
持板、13は軸受、15は減速(もしくは増速)
装置、17は加工具、18はリード線、19はリ
ード線通し孔、20はロツド、21は貫通孔であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠と、この外枠内に摺動可能に支持された内
    筒に収納した電動機装置と、前記外枠内に流体圧
    により軸方向に摺動可能に嵌挿されるとともに、
    一方側端面に前記電動機装置をとりつけ、かつ他
    方側端面に内部に前記電動機装置のリード線を挿
    通したストローク調整用の中空のロツドをとりつ
    けたピストンとをそなえ、減速もしくは増速装置
    を介して前記外枠の外に突出した電動機装置の回
    転軸に加工具をとりつけた電動加工装置におい
    て、前記ピストンの中央に軸方向のロツドとりつ
    け用貫通孔を設けるとともに前記ロツドをこのピ
    ストンの貫通孔内に嵌合固着し、前記電動機装置
    の回転軸の反加工具側端部を、リード線通し孔を
    有する支持板に軸受を介して回転自在に支承する
    とともに、この支持板を前記内筒内にとりつけ、
    かつ前記内筒を前記ピストンの一方側端面にとり
    つけ、前記電動機装置のリード線を前記支持板の
    リード線通し孔およびピストンの貫通孔を通して
    前記中空のロツド内に挿通したことを特徴とする
    電動加工装置。
JP1979183478U 1979-12-27 1979-12-27 Expired JPS6320489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979183478U JPS6320489Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979183478U JPS6320489Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5698504U JPS5698504U (ja) 1981-08-04
JPS6320489Y2 true JPS6320489Y2 (ja) 1988-06-07

Family

ID=29693759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979183478U Expired JPS6320489Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27

Country Status (1)

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JP (1) JPS6320489Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146593U (ja) * 1975-05-20 1976-11-25
JPS5280191U (ja) * 1975-12-11 1977-06-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5698504U (ja) 1981-08-04

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