JPH06170690A - 主軸装置 - Google Patents

主軸装置

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Publication number
JPH06170690A
JPH06170690A JP34102492A JP34102492A JPH06170690A JP H06170690 A JPH06170690 A JP H06170690A JP 34102492 A JP34102492 A JP 34102492A JP 34102492 A JP34102492 A JP 34102492A JP H06170690 A JPH06170690 A JP H06170690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
coolant
spindle
passage
drawing bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34102492A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Kitamura
耕一郎 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitamura Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kitamura Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitamura Machinery Co Ltd filed Critical Kitamura Machinery Co Ltd
Priority to JP34102492A priority Critical patent/JPH06170690A/ja
Publication of JPH06170690A publication Critical patent/JPH06170690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クーラントの吐出圧力を高め安定してクーラ
ントを供給できる主軸装置を提供する。 【構成】 ドローイングボルトの延長上にロッドを設
け、ドローイングボルトとロッドの軸芯上に連続した通
路を形成しこの通路を通してクーラントを供給する構成
の主軸装置において、通路31の内壁の少なくとも一部
分にらせん状の溝30を設けたことを特徴とする主軸装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドローイングボルト
の延長上にロッドを設け、ドローイングボルトとロッド
の軸芯上に連続した通路を形成しこの通路を通してクー
ラントを供給する構成の主軸装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主軸装置のスピンドル内にはドローイン
グボルトが配置されており、その延長上にはロッドが設
けられている。ドローイングボルトの回りには多数の皿
ばねが配置され、先端にはコレットチャックが取付けら
れている。
【0003】ツールのクランプ時には、ツールホルダー
の後端をコレットチャックでグリップし、ツールホルダ
ーをスピンドル先端のテーパ部にクランプするようにな
っている。その際、皿ばねのばね力がクランプ力として
用いられる。アンクランプ時には、皿ばねのばね力に抗
してロッド及びドローイングボルトを前方に移動させて
ツールホルダーを開放する構成になっている。
【0004】ドローイングボルト及びロッドの軸芯上に
は、クーラントを供給するための溝が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高速で切削加工を行う
場合には、多量のクーラントを安定して供給しなければ
ならない。そのためには、クーラントの吐出圧力を高め
ることが重要である。しかし、従来の主軸装置において
は、クーラントの吐出圧力が低下し、クーラントの供給
が不安定になることがあった。
【0006】そこで、本発明はクーラントの吐出圧力を
高めクーラントを常に安定して供給できる主軸装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ドローイン
グボルトの延長上にロッドを設け、ドローイングボルト
とロッドの軸芯上に連続した通路を形成しこの通路を通
してクーラントを供給する構成の主軸装置において、前
記通路31の内壁の少なくとも一部分にらせん状の溝3
0を設けたことを特徴とする主軸装置を要旨としてい
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明による主軸装置を示す縦断面図があ
るが、中間部分は消略されている。図2は通路内に設け
た溝を概念的に示す拡大図、図3は図2の断面図であ
る。なお、図1では見易くするために断面部分を示すハ
ッチングは消略している。
【0009】主軸装置1は通常工作機械の主軸頭(図示
せず)に設定される。主軸装置1は主軸ともいうスピン
ドル11を有している。スピンドル11は部材9にベア
リング8を介して回転可能に設定されている。スピンド
ル11の中心軸上には貫通穴が形成されていて、その中
にドローイングボルト12が軸方向にスライド可能に挿
入されている。ドローイングボルト12の先端にはツー
ルホルダーを保持するためのコレットチャック14が設
定されている。スピンドル11の先端部分はテーパ状に
開いていて、このテーパ部15でツールホルダーを支持
する。スピンドル11の外周には歯車16が配置されて
いるが、歯車16は一部のみが図示されている。この歯
車16を介して主軸頭に配置したモータ(図示せず)で
スピンドル11を駆動する構成になっている。
【0010】スピンドル11とドローイングボルト12
の間には環状のすきまが軸方向に沿って形成されてい
て、その中に多数の皿ばね13が配置されている。皿ば
ね13は、例えば皿ばねナット17等の皿ばね押え部材
によって後方から支持されている。図1の状態はクラン
プ状態であって、ツールホルダー(想像線で示してあ
る)は皿ばねのばね力で後方に押圧されている。この実
施例では皿ばねナット17はロッド26の前端部に一体
的に形成されている。
【0011】ドローイングボルト12の中心軸上には通
路31が形成されているが、この通路30は切削油すな
わちクーラントの供給に用いられる。ロッド26の軸芯
上にも同様の通路31が形成されている。ドローイング
ボルト12とロッド26の通路31は互いに連通してい
る。クーラントはロッド26の後端から適宜供給され
る。
【0012】ロッド26に形成された通路31の内壁の
一部分には、螺旋状の溝30が形成されている。溝30
は、ロッド26が回転することによって通路内を流れる
クーラントの供給圧力が高まるように形成されている。
溝30の断面形状は、矩形であるが、半円やその他の形
状であっても良い。また、溝30のピッチは、比較的大
きめに設定されている。溝30は、ドローイングボルト
12の通路内壁に形成しても良いし、ドローイングボル
ト12及びロッド26の両方に形成してもよい。溝30
は、通路31の全体に伸びていても良いし、この実施例
のように一部分にのみ設けても良い。
【0013】以下、クランプ機構2について説明する。
クランプ機構2はスピンドルの後方に配置されている。
ロッド26の周りにはピストンロッド21が設定されて
いる。ロッド26とピストンロッド21の間には開口2
5からオイルエアーが導入され、ロッド26はオイルエ
アー潤滑によってピストンロッド内で高速回転可能な構
成になっている。
【0014】ピストンロッド21の外周にはシリンダー
19が配置され、シリンダー19の両端にはシリンダー
カバー20,28が固定されている。シリンダー19は
主軸頭に固定されている。シリンダー19とシリンダー
カバー20とピストンロッド21の間には室27が画成
されている。室27から油を排出するか又は油を導入す
ることによってピストンロッド21を軸方向にスライド
させることができる。そのストローク幅を図2に矢印B
で示した。
【0015】ロッド21の後端にはドッグ24が固定さ
れている。シリンダーカバー28の後方には2個のリミ
ットスイッチ22が配置してあり、これがドッグ24と
協働することによってロッドの正確な移動が行われる。
又、ロッド26の後方には回転ユニオン23が配置され
ている。
【0016】ツールをアンクランプする時には、室27
から油を排出することによって、皿ばね13のばね力に
抗してロッド26を前方すなわちツール側に移動する。
そして、前方のリミットスイッチ22が作動したらロッ
ド26は停止する。この時、コレットチャック14が開
き、ツールホルダーが開放される。
【0017】使用剤のツールを取出し、新しいツールを
設定部15に設定したら、室27に再び油を導入する。
ロッド26が後方に動き、後方のリミットスイッチ22
が作動したらロッド26は停止する。この時、コレット
チャック14が閉じてツールホルダーはクランプされ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の主軸装置においては、ドローイ
ングボルト12とロッド26に設けた通路31の内壁の
少なくとも一部分にらせん状の溝30を設けたので、ク
ーラントの吐出圧力を高めることができ、常にクーラン
トを安定して供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による主軸装置の主要部分を示す縦断面
図(ただし、見易くするために断面を示すハッチングは
省略している)。
【図2】図1のロッドの通路に設けた溝を概念的に示す
拡大図。
【図3】図2の断面図。
【符号の説明】
1 主軸装置 2 スライド機構 8 ベアリング 9 部材 11 スピンドル 12 ドローイングボルト 13 皿ばね 16 歯車 17 皿ばねナット 18 皿ばねナット支持部材 19 シリンダー 20,28 シリンダーカバー 21 ピストンロッド 22 リミットスイッチ 23 回転ユニオン 24 ドッグ 25 開口 26 ロッド 27 室 30 溝 31 通路◆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドローイングボルトの延長上にロッドを
    設け、ドローイングボルトとロッドの軸芯上に連続した
    通路を形成しこの通路を通してクーラントを供給する構
    成の主軸装置において、前記通路(31)の内壁の少な
    くとも一部分にらせん状の溝(30)を設けたことを特
    徴とする主軸装置。
JP34102492A 1992-11-30 1992-11-30 主軸装置 Pending JPH06170690A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34102492A JPH06170690A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 主軸装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34102492A JPH06170690A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 主軸装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06170690A true JPH06170690A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18342520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34102492A Pending JPH06170690A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 主軸装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06170690A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0771609A1 (en) * 1994-07-20 1997-05-07 Koyo Seiko Co., Ltd. Magnetic bearing spindle apparatus
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US5762454A (en) * 1995-08-11 1998-06-09 Kitamura Machinery Co. Ltd. Spindle device
DE102016005899A1 (de) 2015-05-21 2016-11-24 Fanuc Corporation Spindelstruktur, Elektromotor und Werkzeugmaschine, ausgebildet mit einer Durchgangsbohrung für den Durchgang von Fluid

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DE102016005899A1 (de) 2015-05-21 2016-11-24 Fanuc Corporation Spindelstruktur, Elektromotor und Werkzeugmaschine, ausgebildet mit einer Durchgangsbohrung für den Durchgang von Fluid
DE102016005899B4 (de) 2015-05-21 2023-10-12 Fanuc Corporation Spindelstruktur, Elektromotor und Werkzeugmaschine, ausgebildet mit einer Durchgangsbohrung für den Durchgang von Fluid

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