JPS63204572A - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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Publication number
JPS63204572A
JPS63204572A JP62037077A JP3707787A JPS63204572A JP S63204572 A JPS63204572 A JP S63204572A JP 62037077 A JP62037077 A JP 62037077A JP 3707787 A JP3707787 A JP 3707787A JP S63204572 A JPS63204572 A JP S63204572A
Authority
JP
Japan
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disk
spindle
center
recording medium
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP62037077A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuishi Tanimoto
谷本 一石
Takao Muraoka
村岡 隆雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63204572A publication Critical patent/JPS63204572A/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は磁気ディスクのようなディスク状記録媒体とそ
れを駆動する駆動装置からなるディスク装置に係り、特
に記録媒体を表裏逆にして駆動ViMに装填することに
よって両面で記録・再生を行なうディスク装置に関する
(従来の技術) パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の各種情
報処理機器においては、可撓性を有する磁気ディスク、
いわゆるフロッピーディスクを用いた記録再生装置が広
く普及している。フロッピーディスクは初期のものは8
インチが主流であったが、最近では5.25インチ、ざ
らに3.5インチへと小型化が進められている。ディス
クの小型化に当たっては、所要の記憶容量を確保するた
め、トラック密度をより上げるとともに線記録密度を高
くとることが要求される。トラック密度を上げる場合に
は、ディスクに対する磁気ヘッドのオフトラックを防ぐ
ために、ディスクを駆動装置に装填した状態においてデ
ィスクの回転中心を高精度に位置決めすることが重要と
なる。この回転中心の位置決めをセンタリングという。
3.5インチ型フロッピーディスクでは、8インチ型、
 5.25インチ型に比べて一層高精度のセンタリング
を行なう必要から、例えば特開昭57−36473号公
報に記載されているようなディスク装置が提案されてい
る。このディスク装置はディスクの中央部に金属製のセ
ンターハブを設け、このセンターハブの回転中心部と回
転中心からずれた位置の2個所に位置決め用孔を形成し
ている。これら第1および第2の位置決め用開口はいず
れも角形であり、第2の位置決め用開口はやや傾斜して
形成される。一方、駆動装置側にはセンターハブの回転
中心部にある第1の位置決め用開口に係合する回転軸(
スピンドル)とは別に、第2の位置決め用開口に係合す
る付勢ビンが設けられる。
ディスクを駆動装置に装填すると、まずスピンドルが第
1の位置決め用開口に入り込むと同時に、磁気ヘッドと
それに対向して設けられたパッドとの間にディスクが挟
み込まれる。この状態でディスク駆動モータを回転させ
ると、付勢ビンが第2の位置決め用開口に入り込むが、
第2の位置決め用開口は斜めに形成されているため、付
勢ビンは第2の位置決め用開口のエツジに接触しながら
移動する。これにより付勢ビンによってセンターハブに
ディスクの半径方向外側に向かう付勢力が働き、第1の
位置決め用開口の隣接する2つのエツジにスピンドルが
密着してセンタリングが行なわれる。以後、ディスク駆
動モータの回転が付勢ビンを介してディスクに伝達され
ることにより、ディスクが回転駆動される。
付勢ビンによるセンターハブへの付勢力は、基本的には
ディスク駆動モータの回転力と磁気ヘッド・パッド間に
よって挟み込まれたディスクとの摩擦力によって生じる
が、現実には付勢力をさらに高めるために付勢ビンを板
バネ上に設け、その板バネの復元力によっても付勢力が
生じる構成となっている。
このように従来の3.5インチ型フロッピーディスク等
に使用されているセンタリング殿構では、ディスクの回
転中心の位置決めを行なうために、スピンドルのほかに
付勢ビンを設ける必要がある。
しかも、十分な付勢力を得るためには付勢ビンを板バネ
上に設ける必要があるが、その板バネの復元力を綿密な
計算によって正しく設定−しないと、その効果を十分に
発揮できない。また、付勢ビンが板バネ上に一体に固定
されていると、第2の位置決め用開口のエツジに沿って
移動する際、途中で引掛かりを生じることがあるため、
実際には付勢ビンをベアリングのような回転体で構成し
なければならない。
一方、この種のディスク装置ではディスク1枚当りの記
憶容量を増加させるため、両面で記録・再生を行なうの
が一般的である。このようにディスクの両面を記録・再
生に用いる場合、それぞれの面に対応させて記録・再生
ヘッドを設(ブると、駆e装置のコストアップおよび大
型化の原因となるため、特に低価格、コンパクト性が要
求される用途では、駆動装置に単一の記録再生ヘッドを
設け、ディスクを表裏逆にして駆動装置に装填すること
により両面で記録・再生を行なうことが考えられている
。しかしながら、前述した従来のディスク装置では位置
決め用間口が形成された金属性センターハブをディスク
の厚さ方向の一方の側に偏移した位置に設けられている
ため、ディスクを表裏逆にして駆動装置に装填するディ
スク装置に適用した場合には、ディスクの一方の面を上
にして装填した時と他方の面を上にして装填した時とで
ディスクの厚さ方向における位置が異なってしまい、デ
ィスクを記録・再生ヘッドに正しく接触させることがで
きなくなる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のセンタリング機構においては、スピン
ドルの他に付勢ビンや板ばねを必要とするため、駆e装
置側の機構が非常に複雑となり、3.5インチよりさら
に小さいディスクを用いるような場合には、装置の小型
化を進める上で障害となっていた。また、ディスクを表
裏逆にして装填したときに、ディスクの厚さ方向の位置
が異なるため、ディスクと記録・再生ヘッドとの接触が
正しく行なわれないという問題があった。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたもので
、単純な構成によってディスク状記録媒体の回転中心を
高精度に位置決めすることができ、また記録媒体を表裏
逆にして駆動装置に装填したときに、いずれの状態でも
記録媒体と記録・再生ヘッドとを正しく接触させること
ができるディスクI’llを提供することを目的とする
[発明の構成] (問題点を解決するたやの手段) 本発明は駆a装置側に設けられるスピンドルにおいて、
ディスク状記録媒体の位置決め用開口部への係合部周面
の一部に該周面を切欠いてなる平面部を形成し、またデ
ィスク状記録媒体の中央部のセンターハブに形成する位
置決め用開口部を、スピンドルの回転に伴ない該スピン
ドルの周面と3点で接触する形状とし、ざらに記録媒体
の厚さ方向におけるセンターハブおよび記録媒体の中心
が一致していることを特徴とする。
より具体的には例えば位置決め用開口部は略二等辺三角
形が好適であり、その場合センターハブの回転中心から
該略二等辺三角形の底辺までの距離が、スピンドルの回
転中心から切欠部までの距離より大きくなるように、位
置決め用開口部およびスピンドルの形状・寸法が設定さ
れる。
(作用) 本発明においては、ディスク状記録媒体のセンターハブ
に形成された位置決め用開口部と、駆動装置側に設けら
れた切欠部を有するスピンドルとが3点で接触すること
により、ディスク状記録媒体の回転中心の位置決めと同
時に、記録媒体への回転駆動力の伝達が行なわれる。す
なわち、従来装置における付勢ビンのような付属機構が
不要となり、装置の一層の小型化が可能となる。また、
このように機構が簡単となり、回転中心の位置決め動作
も単純であることから、動作の信頼性が向上する。
さらに、本発明では記録媒体の厚さ方向におけるセンタ
ーハブおよび記録媒体の中心が一致していることにより
、記録媒体を駆動装置に対して表裏逆にして装填した場
合、記録媒体の厚さ方向における位置が一定に保たれる
ので、いずれの状態でも記録媒体は記録・再生ヘッドと
正しく接触し、良好な記録・再生が行なわれる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図(a)(b)は本発明の第1の実施例に係るディ
スク部分の概略構成を示す斜視図および断面図である。
ディスク状記録媒体(以下、ディスクという〉11は例
えば直径が5.25インチ以下のいわゆるマイクロフロ
ッピーディスクであり、その両面に磁気記録層が形成さ
れたものである。
ディスク11の中央部には、略二等辺三角形の位置決め
用開口部13を有するセンターハブ12が設けられてい
る。このセンターハブ12はこの例では金属の磁性材料
からなっている。センターハブ12は円盤状であり、そ
の周部が円環状の連結体14によってディスク11に固
定されている。
連結体14は例えば合成樹脂製であり、モールド成形に
よって形成される。この場合、連結体14はディスク1
1の厚さ方向の中心に関して対称の形状をなしており、
従ってディスク11の厚さ方向におけるセンターハブ1
2およびディスク11の中心は一致している。また、連
結体14は外周部14aの肉厚が内周部14bのそれよ
り薄い段差を有している。
なお、連結体14を厚さ方向に2分割し、その分割した
各々をディスク11の表裏各面に固定してもよい。その
場合、分割した2つの連結体の間にディスク11を挟ん
だ状態で連結体を高周波等によって加熱することで、連
結体の固定を行なうことができる。
このディスク11は第2図に示すように合成樹脂からな
る方形状のケース21内に回転自在に収容され、ディス
クカセット20を構成する。すなわち、ケース21は中
央部にリム22を有し、このリム22と第1図に示した
連結部材14の外周部14aとの間隔は極めて小さい。
従って、ディスク11への塵埃や汚れの付着が防止され
る。
ケース21の一辺部にはこの一辺部を囲み、かつケース
21の一辺に沿って摺動自在に金属製のシャッタ23が
取付けられている。シャッタ23の図中上下両面には、
方形状のアパーチャ24が形成されており、このアパー
チャ24はシャッタ23が第2図に示された位置から矢
印方向に移動したとき、ケース21に形成されているア
クセス孔25と合致する。これによりディスク11の面
はアクセス孔25およびアパーチャ24を介して露出し
、記録・再生ヘッドに当接可能となる。
一方、第3図にはディスク11と駆動装@30が示され
ている。なお、第3図では分り易くするため第2図に示
したケース21等を省略して示している。駆動装置30
にはスピンドルモータ31が備えられ、このモータ31
にスピンドル32の基端が連結されている。スピンドル
32はモータ31によって一方向に回転可能になってい
る。スピンドル32の先端部の外周面の一部には、その
外周面を切欠いてなる平面部33が形成されている。ま
た、スピンドル32の先端部より下方部分にはフランジ
部34が一体に形成され、このフランジ部34上にリン
グ状の永久磁石35が固定されている。従って、センタ
ーハブ12の位置決め用開口部13をスピンドル32の
先端部に装填すると、センターハブ12の底部は永久磁
石35による吸着力でフランジ34上に保持される。
なお、第3図にはざらにヘッドアッセンブリが示されて
いる。このヘッドアッセンブリはキャリッジ36を備え
ており、このキャリッジ36に磁気ヘッドからなる記録
・再生ヘッド37およびパッド38が対向して設けられ
ている。ヘッド37とバッド38とはスプリング39に
より互いの方向に引張られている。
第4図および第5図には、センターハブ12およびスピ
ンドル32が詳細に示されている。この実施例において
はセンターハブ12の位置決め用開口部13は第4図に
示すように直角二等辺三角形の角部を丸くした形状であ
り、互いに直交する二辺13aとセンターハブ12の回
転中心01との距mAは、スピンドル32の先端部の半
径Bとほぼ等しく設定されている。また、開口部13の
底辺13bと中心01との距離Cは、スピンドル32の
軸tiA02との間の距離りよりも大きく設定されてい
る。
次に、第6図および第7図を参照して、駆動装置30に
対するディスク11の装填について説明する。図示しな
いディスクローディング機構によってディスク11のセ
ンターハブ12がスピンドル32上に案内される。この
後、ディスク11がスピンドル32の先端部に向かって
移動され、これによりディスク11におけるセンターハ
ブ12の位置決め用開口部13にスピンドル5の先端が
挿入され始める。
このとき開口部13およびスピンドル32の先端部の形
状に起因し、開口部13内にスピンドル32が挿入され
ない場合もある。すなわち、開口部13およびスピンド
ル32は形状が第4図および第5図で説明した関係とな
っているため、両者は開口部13の底辺13t)とスピ
ンドル32の先端部の平面部33とが対向する状態での
み係合し、それ以外の状態では係合しない。しかし、こ
の後スピンドル32が一方向に回転されてスピンドル3
2の先端部の平面部33とディスク11における開口部
13の底辺13bとが平行になると、このとき初めて第
6図に示されるように開口部13内にスピンドル32の
先端部が挿入されることになる。この後、ディスク11
のセンターハブ12の底部は、スピンドル32のフラン
ジ34上に案内されると同時に、磁石35による磁気吸
引力を受けてフランジ34上に吸着され、スピンドル3
2に対して完全に装着される。
上述したディスク11の開口部13に対するスピンドル
32の挿入開始から完全な装着までの過程は、センター
ハブ11がスピンドル32の軸線方向に挿入される動作
について見たものであるが、次にセンターハブ11がス
ピンドル32の回転方向に装着される動作の過程につい
て述べる。先ず開口部13内にスピンドル32が挿入さ
れ始めた時点では、開口部13とスピンドル32の先端
部との関係は、第6図に示される状態にある。この状態
においては、ディスク11はスピンドル32の先端部に
対し、スピンドル32の軸線回りに所定の遊びを存して
取付けられた状態にある。
間口部13とスピンドル33の先端部とが第6図の関係
にある状態から、スピンドル32が第6図中矢印R方向
に回転されると、この回転方向に見て前側に位置する平
面部33における一方の側縁33aは、開口部13の底
辺13bに対して当接点1で当接することになる。この
当接点1でのスピンドル32とセンターハブ12との当
接により、ディスク11は第6図中矢印Fで示されるよ
うにスピンドル32の回転力Fを受ける。このようにし
てディスク11がスピンドル32の回転力Fを受けると
、ディスク11はスピンドル32とともに回転されるこ
とになるが、このときディスク11は回転力Fの分力を
受け、第6図中矢印Xで示された方向に、スピンドル3
2の先端部に対して相対的に移動される。この結果、第
7図に示されるようにスピンドル32の先端部における
平面部33以外の周面ば、開口部13における互いに直
交する二辺13aの当接点1,3で接触することになる
。これによりディスク11は当接点1、2.3において
スピンドル32の先端部に支持される。この場合、ディ
スク11fスピンドル32の回転力Fを受けて矢印R方
向にスピンドル32と共に回転されているので、ディス
ク11の回転中には第7図に示された状態が維持される
また、ヘッド37がディスク11上を摺動することによ
って生じる摩擦力により上述した回転力Fはざらに大き
くなり、より確実に第7図の状態を維持できる。
さらに、この実施例の場合は、第4図および第5図に示
した距離A、Bが等しく設定されているので、第7図に
示されるようにディスク11におけるセンターハブ12
の中心01とスピンドル32の軸線02とは一致し、こ
れによりディスク11はスピンドル32の軸線02を中
心として回転される。すなわち、ディスク11の回転中
心01はスピンドル32の軸I!1102に一致し、デ
ィスク11のセンタリングがなされる。なお、ヘッド3
7はディスク11が回転されると同時に、ディスク11
の面に当接するが、その場合にはシャッタ23が予め開
かれている。
本実施例の構成によれば、従来装置において用いられて
いた付勢ビンのごとき部材を必要とすることなく、極め
て簡単な機構によりセンタリングを行なうことができる
また、ディスク11の高さ位置くスピンドル32の軸線
方向の位@)の位置決めも、センターハブ12がマグネ
ット35によってフランジ34に吸着されることで高精
度に行なわれる。
さらに、上記実施例においてはディスク11を表裏逆に
して駆動装置30に装填した場合でも、ディスク11の
厚さ方向における位置(高さ)は一定に維持されるので
、ディスク11に両面に正しくヘッド37を当接するこ
とができ、良好な記録・再生が可能となる。
なお、上記実施例ではスピンドル32の先端部にディス
ク11が装着されたとき、センターハブ12の中心01
とスピンドル32の軸線02とを一致させるようにした
が、これに制約されるものではなく、要はセンターハブ
12の開口部13の当接点1にスピンドル32の先端部
の平面部33の一方の側縁33aを当接させることによ
り、ディスク11にスピンドル32の回転力Fを伝達し
、その状態においてディスク11が開口部13の内縁を
介してスピンドル32の先端部にしっかりと保持されて
いればよい。従って、このスピンドル32の中心01と
スピンドル32の軸$102とが一致していなくとも、
ディスク11は常時スピンドル32の軸線02を中心と
して回転されることになる。上述した理由から、開口部
13の形状は直角部分を有しない二等辺三角形でもよく
、角部に丸みを付けなくともよい。要するに、位置決め
用開口部はスピンドルと3点で接触するような形状であ
って、スピンドルの先端部がディスクに対して所定範囲
の回転位相角にあるときのみ開口部に挿入可能な形状で
あればよい。
第8図および第9図は本発明の第2の実施例を示したも
ので、センターハブはディスク11を表裏両面側から挟
むように設けられた第1および第2のハブ41.42に
よって構成され、ハブ41゜42の各々に先の実施例と
同様な位置決め用開口部43.44が形成されている。
ハブ41.42は例えばスポット溶接、ねじ止めあるい
は接着剤等によりディスク11に固定される。また、ハ
ブ41.42は同一寸法、同一形状であり、従って両ハ
ブ41.42の中間位置はディスク11の厚さ方向の中
心と一致している。
この場合、ハブ41.42を開口部43.44の形成さ
れた部分が外側に突出した形状として、両者の間隔を大
きくとるとともに、第9図に示すようにスピンドル32
の先端部に一方のハブ(この例では第2のハブ42)の
開口部44を装着した時、スピンドル32の先端部が他
方のハブ(この例では第1のハブ41)の開口部43に
までは到達しないようにしている。
すなわち、この実施例ではディスク11の一方の面を記
録・再生に用いるときはハブ41.42のいずれか一方
の位置決め用開口部とスピンドル32の先端部とが係合
することによりセンタリングがなされ、ディスク11の
他方の面を記録・再生に用いるとき、ハブ41.42の
他方の位置決め用開口部とスピンドル32の先端部とが
係合することによりセンタリングがなされる。また、こ
の場合においてハブ41.42は各々の位置決め用開口
部43.44が互いにずれた状態でディスク11に固定
されていてもよい。さらに、ハブ41.42の中間位置
がディスク11の厚さ方向の中心と一致していることに
より、ディスク11の表裏いずれの面で記録・再生を行
なう場合も、ディスク11とヘッド37との接触状態は
同じ条件で良好に保たれる。
従って、第2の実施例によっても第1の実施例と同様の
効果が得られる。また、この第2の実施例によれば2つ
のハブ41.42が全く同一のものでよいため、第1の
実施例と比べて部品点数は増加するが、コストアップは
最小限で済む。
第10図および第11図は本発明の第3の実施例を示す
もので、センターハブをディスク11を表裏両面側から
挟むように設けられた第1および第2のハブ51.52
によって構成した点は第2の実施例と共通であるが、ハ
ブ52にのみ位置決め用開口部54を形成し、ハブ51
の該開口部54に対向する位置には、該開口部54より
開口面積が大きく、ディスク11を駆動装置30に装填
するときスピンドル32に干渉しない(接触しない)形
状、例えば円形の開口部53を形成している。また、ハ
ブ51.52は厚さの等しい平板によって形成されてい
る。
この第2の実施例によれば、ディスク11の表裏両面の
いずれの面を記録・再生に用いるときも、ハブ52に形
成された位置決め用開口部54とスピンドル32の先端
部とが係合することによりセンタリングが行なわれるこ
とになる。例えば第11図に示すように記録・再生を行
なっている状態では、スピンドル32の先端部はハブ5
2の位置決め用開口部54と係合した後、ハブ51の開
口部53から上方に突出しているが、この状態において
開口部53はスピンドル32に干渉しない(すなわちハ
ブ51はスピンドル32に接触しない)ので、センタリ
ングはハブ52の開口部54によってなされる。また、
ディスク11を上記と表裏逆にして駆動装置30に装填
して記録・再生を行なう場合は、ハブ51が下側、ハブ
52が上側に位置するが、その場合もハブ52の位置決
め用開口部54のみがスピンドル32と干渉してセンタ
リングが行なわれる。
さらに、ハブ51.52の厚さが同じであるため、ディ
スク11の表裏いずれの面で記録・再生を行なう場合も
、ディスク11とヘッド37との接触状態は同一条件と
なり、良好である。
このように第3の実施例によっても、第1.第2実施例
と同様の効果が得られる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。例えば実施例ではディスク状記録媒体として
フロッピーディスク(磁気記録媒体)を例示したが、光
学式その他のディスク状記録媒体を用いるディスク装置
にも本発明は有効である。
[発明の効果〕 本発明のディスク装置においては、ディスクのセンター
ハブに形成された位置決め用開口部と、周面の一部に平
面部(切欠部)を有したスピンドルとが、スピンドルの
回転に伴なって3点で接触することにより、スピンドル
からディスクへの回転力の伝達と、ディスクの回転中心
の位置決め、すなわちセンタリングがなされる。従って
、従来装置において用いられていた付勢ビンや板ばねの
ような部材を必要とすることなく、極めて簡単な機構に
よりセンタリングを行なうことができる。
さらに、本発明では記録媒体の厚さ方向におけるセンタ
ーハブおよび記録媒体の中心が一致しているため、単一
の記録・再生ヘッドを用いた駆動装置に記録媒体を表裏
逆にして装填した場合、記録媒体とヘッドとの接触状態
を等しく良好にでき、安定な記録・再生が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の第1の実施例に係るディ
スク装置におけるディスク部分の斜視図および断面図、
第2図(a)(b)は同ディスクをケース内に収納した
ディスクカセットの斜視図および断面図、第3図は同デ
ィスクを駆動装置に装填した状態を示す断面図、第4図
はセンターハブを示す平面図、第5図はスピンドルの平
面図、第6図はセンターハブにスピンドルが挿入された
直後の状態を示す平面図、第7図はスピンドルに対して
センターハブが完全に装着された状態を示す平面図、第
8図(a)(b)は本発明の第2の実施例に係るディス
ク装置におけるディスク部分の展開斜視図および断面図
、第9図は同ディスクを駆動装置に装填した状態を示す
断面図、第10図(a>(b)は本発明の第3の実施例
に係るディスク装置におけるディスク部分の展開斜視図
および断面図、第11図は同ディスクを駆動装置に装填
した状態を示す断面図である。 11・・・ディスク状記録媒体、12・・・センターハ
ブ、13・・・位置決め用開口部、14・・・連結体、
32・・・スピンドル、33・・・平面部、37・・・
記録・再生ヘッド、38・・・パッド、41.42・・
・第1および第2のハブ、43.44・・・位置決め用
開口部、51.52・・・第1および第2のハブ、54
・・・位置決め用開口部。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第4図 第6図     第7図 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)位置決め用開口部を有するセンターハブが中央部
    に設けられたディスク状記録媒体と、前記センターハブ
    の前記開口部に係合するスピンドルとを備えたディスク
    装置において、前記スピンドルは前記開口部への係合部
    周面の一部に該周面を切欠いてなる平面部を有し、前記
    開口部は前記スピンドルの回転に伴ない該スピンドルの
    周面と3点で接触する形状を有し、さらに前記記録媒体
    の厚さ方向における前記センターハブおよび記録媒体の
    中心が一致していることを特徴とするディスク装置。 (2)前記開口部は略二等辺三角形であり、前記センタ
    ーハブの回転中心から該略二等辺三角形の底辺までの距
    離が、前記スピンドルの回転中心から該スピンドルの前
    記平面部までの距離より大きいことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のディスク装置。 (3)前記センターハブは前記記録媒体と同一面上に設
    けられ、円環状の連結体によつて記録媒体と連結されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のディ
    スク装置。(4)前記連結体は外周部の肉厚が内周部の
    それより薄い段差を有し、記録媒体を収納するカートリ
    ッジケースが該外周部に係合していることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載のディスク装置。 (5)前記センターハブは前記記録媒体を両面側から挟
    むように設けられ、少なくとも一方に前記位置決め用開
    口部が形成された第1および第2のハブからなり、これ
    ら第1および第2のハブの中間位置が前記記録媒体の厚
    さ方向の中心と一致していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のディスク装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019111532A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 ディスクトレイ及びディスク装置

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