JPS6323284A

JPS6323284A - 磁気シ−ト装置

Info

Publication number: JPS6323284A
Application number: JP13713087A
Authority: JP
Inventors: Etsuro Saito; 悦朗斉藤
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-05-30
Filing date: 1987-05-30
Publication date: 1988-01-30
Also published as: JPH0435834B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、ディスクレコーダ等の磁気記録再生装置の記
録媒体として用いられる（ｎ気シート装置に関し、特に
回転磁気シートをジャケットシートジャケット筺体に収
納し、このシートジャケット筺体に回転磁気シートを収
納したままの状態で磁気記録再生装置に装着される磁気
シート装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、ディスクシートレコーダ等の磁気記録再生装置の
記録媒体として、極めて薄い、例えば４０μｍ程の厚さ
の石ｆ主気シートが用いられている。

このような薄い磁気シートは、極めて脆弱であるため、
取り扱い時にｔ貝傷を受けやすく容易に信号記録面を傷
付けてしまう。

そこで、この種の磁気シート２は、少なくとも信号記録
面の損傷を防止するため、第１６図（Ａ）に示すように
、シートジャケット筺体１に収納されたｉｆｆｆｆ−ト
装置３として構成され、上記磁気シートジャケット筺体
１に収納したままの状態で取り扱い、且つ、シートジャ
ケット筺体１に収納したまま磁気記録再生装置に装着さ
れて所定の情報信号の記録及び／又は再生が可能となす
ように構成されている。

すなわち、上記シートジャケット筺体ｌには、こ二に収
納された磁気シート２の信号記録面２ａ′　を径方向に
亘って外方に臨ませる窓部４が設け°られ、この窓部４
を介して上記磁気シート２の信号記録面２ａに摺接する
磁気ヘッド５が臨まされるようになされている。

そして、上記磁気シート２は’ＡＨ側に設けられる回転
操作手段に装着されて高速回転させられた状態で信号記
録面２ａに磁気へラド５が摺接することによって所定の
情報信号が記録されあるいはこの記録された信号が再生
される。

ところで、従来用いられているこの種の磁気シート装置
３及びここに収納される磁気シートは比較的大型に形成
されてなるので、シートジャケット筺体１内でこの磁気
シート２が高速回転されたときには第１６図（Ｃ）に示
すように、磁気シート２とシートジャケット筺体１を構
成する上下ハーフｌａ、ｌｂ間の空隙内には高速回転に
伴い同口中矢印で示すような空気流によるエアフィルム
層が形成され、あるいは磁気シート２自体がその回転時
の遠心力により、外径方向に対し十分に緊張させられた
状態となる。そこで、第１６図（Ｂ）に示ずように磁気
シート２に対し信号記録面２ａと直交する方向より磁気
ヘッド５を進入せしめ上記磁気磁気シート２に対し、同
図中矢印へ方向から所定の押接力が付与されても、磁気
シート２は磁気へラド５から離間することなく安定した
ヘッド摺接状態が得られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、従来から磁気シート及びこのシートジャケッ
ト筺体に収納して構成された磁気シート装置の取扱いの
容易化、及び保管の簡便化等を図るため、この種の磁気
シート装置の一層の小型化が要求されている。

そこで、例えば手の平向に載せられる程度の大きさ、例
えば−辺が５ｃｍ前後の極小形状に形成された磁気シー
ト装置が要求されている。

しかし、このような小型化の要求を満たすべく構成され
た磁気シート装置の全体寸法のみを単に小型化し例えば
−辺が５ａ前後の小型に構成しただけのものでは、シー
トジャケット筺体１内の磁気シート２はその半径がわず
か２ｃＩ１１程の極めて小サイズとなる。そのため、こ
のような小型イヒを図った石仔気シート装置では、第１
６図（Ｃ）に示したシートジャケット筺体ｌ内での効果
的な層流効果や磁気シート２自体の有効な遠心力が得に
くくなる。そのため、このような小型の磁気シートジャ
ケット３内に収納された磁気シート２の磁気記録面２ａ
にｉｆｆ気へラド５を当接させようとすると、上記磁気
シート２は磁気ヘッド５と反対側の方向に逃げてしまい
、磁気ヘッド５の安定した摺接状態が得られなくなって
しまう。そして、高速回転中の磁気シート２と磁気へラ
ド５との安定した摺接状態が実現されないと、信頬性の
高い記録及び／又は再生を行うことができない。

また、小型の磁気シート装置にあっては、情報信号の記
録密度の高密度化も要求される所であり、磁気シートと
これに摺接する磁気ヘッドの相対位置関係も高精度が要
求される。この要求を満たすためには、磁気シート装置
は、磁気記録再生装置に高精度に位置出しが図られて装
着される必要がある。

そこで、本発明は、高精度に位置出しがはかられて磁気
記録再生装置への装着が可能であって、さらに磁気シー
トと磁気ヘッドとの安定した摺接が得られ、良好な記録
再生特性を得ることができる磁気シート装置を提供する
ことを目的に提案されたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上述したような目的を達成するため、回転磁
気シートを回転自在に収納してなるシートジャケット筺
体に上記回転磁気シートの少なくとも一部を外方向に臨
ませる窓部を互いに女４向させて一対設けるとともに、
上記窓部内における上記回転磁気シートの外周近傍で位
置決め部材が上記シートジャケット筺体を貫通できるよ
うに構成してなるものである。

〔作用〕本発明に係る磁気シート装置は、磁気記録再生装置に装
着すると、シートジャケット筺体に設けた窓部を介して
磁気ヘッドが進入して磁気シートに摺接するとともに、
上記磁気ヘッドが磁気シートに摺接する近傍で装置側に
設けた位置決め部材がシートジャケット筺体を貫通して
この筺体を位置決め支持する。

〔実施例〕

以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照して説明す
る。

本発明にかかる磁気シート装置６は、第１図及び第２図
に示すように、シートジャケット筺体７内に円盤状の磁
気ソート８を回転自在に収納して構成されてなる。

この磁気シート装置６は、例えば静止画像情報信号を磁
気シート８の信号記録面に同心円上に形成される記録ト
ラックに記録し又はこの記録された情報信号を再生する
ようになした磁気記録再生装置の記録媒体として用いら
れるものであって、その大きさを手の平向に入る程度に
形成されてなる。

そして、上記シートジャケット筺体７には、ここに収納
される磁気シート８の主面を半径方向シこ亘って部分的
に外方に臨ませる窓部９が設けられている。この窓部９
は、シートシャケ、ト筺体７の上下両面に互いに対向す
るようにして左右方向の中央部に中心部近傍から前端面
倒に亘って一対設けられ、磁気シート８の少なくとも信
号記録面を含む主面を半径方向に亘って上記シートジャ
ケット筺体７の外方向に臨ませるように設けられている
。

また、上記磁気シート８は、第３図及び第・１図に示す
ように、例えば４０μｍ程度の極薄状の円盤状に形成さ
れている。そして、その中心部分には、後述する回転軸
が嵌挿される嵌挿孔１０を有する軸嵌押部材１１が一体
的に取付けられている。

この軸嵌押部材１１は例えば合成樹脂材料により形成さ
れ、上下一対のセンターポス１２，１３を一体的に突き
合わせ結合して構成される。すなわち、上記一対のセン
ターボス１２．１３は、相対向する面倒の外周囲に突設
したフランジ部１５゜１６によって磁気シート８の゛中
心孔１４周縁を挾持するとともに、相対向する突当て面
を溶着する等して一体化することによって軸嵌押部材１
１を構成し、上記磁気シート８に取付けられる。

なお、この軸嵌押部材１１の上下の端面には、環状の金
属環１７．１８が取付けられ、上記磁気シート８を後述
するシート回転台１９上に装着したとき、この回転台１
９に設けた環状のマグネ。

ト２０に磁気吸着されるように構成されてなる。

（第８図参照）。

一方、上記磁気シート８を回転自在に収納したシート者
筺体７は、第５図に示すように３枚の上板２１．中仮２
２及び底板２３をそれぞれ重ね合わせてこれらを一体的
に接合することにより構成されている。これら、各上板
２１．中板２２及び底板２３は、いずれも合成樹脂のご
とき材料により薄板状に形成され、これらの外径寸法は
、全て略同−に形成されている。

そして、上記上板２１の中央部分には、段付穴２４が開
設されており、この段付穴２４の中板２３と対向する内
面側には環状の段部２４ａが形成されている。また、こ
の上板２１の前端面倒の左右方向の中央部分には、前記
の窓部９を形成するための切欠き凹部２５が形成されて
いる。また、この切欠き凹部２５の両側には、磁気シー
ト装置６を磁気記録再生装置に装着したとき、装置側に
設けられた位１決めピンが係合して装着位置の位置決め
作用をなす位置に位置決め孔７７．７８を構成する長孔
２６と小円孔２７とが穿設されている。

また、中板２２は、第６図に示すように、上記上板２１
と底板２３との間に介在され、これら上板２１と底板２
３との間番こ所定の厚さ及び大きさの磁気シート８を収
納せしめるシート収納空隙２８を形成する。そのため、
この中板２２は、磁気シート８が安定した状態で回転で
きるように、そのシート８の肉厚より厚く形成されると
ともに、その中央部分には、上記磁気シート８の外径寸
法よりも梢々大きな大円孔２９が開設されている。

なお、この中板２２の前端面側の略中央部分には、保護
腕部３０が一体形成されている。この保護腕部３０は、
前記上板２１の切欠き凹部２５と、後述する底板２３の
切欠き凹部３１とにより形成される窓部９内に臨まれる
磁気シート８の半径方向の移動を規制してこの磁気シー
ト８の保護を行うものである。また、上記腕部３０の両
側には、上記上板２１の長孔２６及び小円孔２７に対応
する同形状の長孔３２と小円孔３３とが穿設されている
。

さらに、上記底板２３は、上記上板２１と表裏を対称と
して形成され中央部分には、段付穴３４が開設され、中
板２２と対向する内面側に環状の段部３４ａが形成され
ている。また、この底板２３の前端面側部の略中央部分
には、上記窓部９を形成するための切欠き凹部３１が開
設されている。

なお、この切欠き凹部３１の両側にも上板２１及び中板
２２の長孔２６，３２及び小円孔２７，３３と相俟って
前述した位置決め孔７７．７８を構成する長孔３５と小
円孔３６とが穿設されている。

そこで、これら上板２１、中板２２及び底板２３は、積
層する如く一体化することによってシートジャケット筺
体７を構成する。すなわち底板２３の切欠き凹部３１内
に保護腕部３０を位置させて上記底板２３上に中板２２
を重ね合わせ、さらに上記中板２２上に上記保護腕部３
０が上板２１の切欠き凹部２５内に位置するようにして
、上記上板２１を重ね合わせ、これらを一体向に接合す
ることによってシートジャケット筺体７が構成される。

そして、上記シートジャケットａ体７内に形成されたシ
ート収納空隙２８内に磁気シート８が回転自在に収納さ
れる。なお、このとき上記磁気シート８の嵌挿部材１１
に形成されたフランジ部１５．１６は、第６図に示すよ
うに、上板２１及び底板２３の各段部２４ａ、３４ａに
より形成された環状凹部３７内に位置され、上記嵌挿部
材１１の上下の両端外周部３８．３８は、上板２１及び
底板２３の各段付穴２４．３４内に遊嵌した状態で配置
される。また、磁気シート８は、第１図及び第２図に示
すように、上板２１と底板２３の各切欠き凹部２５ｙ３
１により形成された窓部９の部分においてのみシートジ
ャケット筺体７の外方に臨まされ、この窓部９内に挿入
される磁気ヘッドと案内板とにそれぞれ対接されうるよ
うに、ジャケット筒体７内に収納されている。

ところで、本発明に係るＥｆｉ気シート”装置６の磁気
シート８及びこの磁気シート８を収納するシートジャケ
ット筺体７に形成される窓部９は、この窓部９に臨む磁
気シート８の外周近傍において装置側の位置決めピンが
上記シートジャケット筺体７に貫通するように位置決め
孔７７．７８が位置し得る径及び形状に定められる。す
なわち、上記窓部９に臨んだ磁気シート８の両側位置近
傍に上記位置決めピンが位置するように位置決め孔７７
゜７８が設けられ、あるいはこの位置決め孔７７゜７８
に対し上記窓部９に臣Ｚむ磁気シート８の外周が近接し
得るようにこの磁気シート８の径及び上記窓部９の形状
が定められるものである。

次に上述のように１み成された磁気シート装置６を記録
媒体として用いる磁気記録再生装置の一例を挙げて説明
する。

この装置３９は、例えば第８図に示すように構成され、
その大きさを全体が手の平向に入る程度に形成されてい
る。

この磁気記録再生装置３９は、ケース基板４０上に回転
自在に配置されたシート回転台１９上に磁気シート装置
６が装着される。この磁気シート装置６内の磁気シート
８は、回動軸４５を介してケース基板４０に回動自在に
支持されたケースカバー４２を押し倒することにより、
上記ケース基板４０側に配設した第１の案内板４３とケ
ースかば一４２側に配設された第２の室内機４４とによ
り両側から挟持される。そして、この挟持した状態で、
シート回転台１９に設けた回動軸４５を高速回転するこ
とにより、上記磁気ヘッド４６を用いて磁気シート８上
に、１つの記録トラックに１単位の静止画像情報（３号
が記録されて同心円状に順次記録される。

そこで、この磁気記録装置３９の構成についてさらに詳
細に説明する。

まず、磁気シート装置６の外径寸法よりも梢々大きめに
形成されたケース基２４０には、支軸４９を介してケー
スカバー４２が開閉自在に取付けられている。上記ケー
ス基盤４ｏ上には、磁気シート８の中心部に取付けた嵌
挿部材１１がｄ置されるシート回転台１９と磁気シート
８に対して例えば静止画像情報信号を記録及び／又は再
生するための磁気ヘッド４６と、この磁気ヘッド４６の
磁気シート８に対する当接状態の安定化を図るための第
１の案内板４３と、Ｌｉｔ気ヘッド４６を磁気シート８
の半径方向に順次間欠的に移動させるためのヘッド移動
戊作部４７と、回転軸４５等を回転駆動するための駆動
モータ４８等が設けられている。

また、シート回転台１９は磁気シートジャケット６の磁
気シート８を一体的に保持した状態で高速回転させるた
めのものであり、このシート回転台１９の上端中心部に
は、第８図に示すように磁気シート８の嵌挿部材１１に
形成した嵌挿孔１０内に嵌合される回転軸４５が設けら
れている。この回転部材４５の基端には、環状マグネッ
ト２０が配設されている。このマグネット２０は、前記
嵌挿部材１１に取付けた金属環１７又は１８を磁気吸着
し、この回転軸４０と嵌挿部材１１とを一体化するため
のものである。

また上記回転台１９は、駆動モータ４８に伝達ベルト５
１を介して連結され、この駆動モータ４８によって回転
駆動される。さらに、上記回転台１９は基端部とケース
基盤４０に取付けられた受台支持板５３の中央部に突出
して形成された環状の支持部５３３間及びこの支持部５
３ａとプーリ５２間にそれぞれ大小のヘアリング５４．
５３を介在させ上記受台支持板５３に対して回転自在に
支承されている。

また、上記回転軸４５の先端部４５ａは、第９図に示す
ように、磁気記録装置３９内に６イＩ気シートジヤケツ
ト６を装着した時、磁気シート８の中心部に取付けた嵌
挿部材１１の嵌挿孔１０に貫通し、磁気シート装置６の
上方に突出し、後述する案内板用の取付板５６の先端が
当接係合する保合部となる。この取付板５６の先端部に
は、例えば第９図に示す球体５７の如き滑動手段が配設
される。

なお、磁気シート８のシート回転台１９に対する設置高
さは、このシート回転台１９の中途部に形成した載置段
部１９ｂの高さ位置により決められるようになっている
。

次に磁気シート８上に所要の情報信号を記録するための
磁気へノド４６は第９図及び第１０図に示すように形成
されている。なお、この図示の例は、３ヘッド方式のも
のについて例示しているがこれに限るものではない。

すなわち、この＋ｆ！気ヘッド４６は、側面が略コ字状
に形成されたヘッドスライダ−５８の一端より立上り形
成したヘッドチップ支持部５９に、ヘンドチソプ６０を
取付けて形成されている。また、上記スライダー５８は
、へ、ド移動操作部４７の先端に設けた仮バネ６１に弾
性的に支持されている。

一方、第１の案内板４３は、磁気シート装置６の窓部９
内に挿入され、磁気シート８が安定した状態で回転され
るように案内する作用をなす。そして、この第１の案内
板４３は、第１０図ないし第１２図に示すように、Ｌ字
状に連なる一側垂直部６２及び水平部６３とその基端に
形成して基端ブロック６４とから一体形成されており、
上記水平部６３の上面は、磁気シート８をその回転面に
対して実質的に平行となるように案内するためのシート
案内面６３となる。この水平部６３は、磁気ヘッド４６
が磁気シート８に対して当接するヘッド当接部周辺にお
いて、そのシート８を下面側から位置規制するためのも
のである（第１６図（Ａ）参照）。また、水平部６３の
下面側には、前記ヘッドスライダ−５８の上面と相対向
して摺動するガイド面６３ｄ、６３ｅが形成されている
。

この各ガイド面６３ｄ、６３ｅは、前記水平部６３上面
と平行となっている。さらに、この水平部６３の中央部
分には、Ｅｎ気ヘッド突出用の窓６５が穿設されている
。この窓６５は、磁気ノート３ヘの磁気記録又は再生の
ために、第２閾に示すようにそのシート８の最内周トラ
ックＴ１から最外周トラックＴ７に亘る全記録トラック
に対してトラッキングし得るように、磁気ヘッド４６に
設けたヘッドチップ６０を案内板４３上面に突出させる
ために開口されてものである。

一方、上記第１の案内板４３の基端ブロック６４の上面
側には、一対の高さ規制ピン６６．６６が植立されてい
る。これら高さ規制ピン６６．６６は、上記第１の案内
板４３の水平部６３の上面と、これに対向する、後述の
第２の案内板４４のシート案内面４４ａとの間の間隔調
整を行うためのものである（第１２図参照）。

次に、ヘッド移動操作部４７は、前述したように、磁気
へラド４６を磁気シート８の半径方向に間欠的に移動さ
せながらその磁気シート８上に、その最内周トランクＴ
１位置から最外周トラックエフ位置に亘り順次所要の情
報を磁気記録するように、磁気へラド４６をトラッキン
グ操作させるためのものである。

この図示の例では、ケース基盤４０に植立した枢支軸７
３により回動自在に枢支されたＬ字状のヘッド移動アー
ム６７を主体として構成されており、このヘッド移動ア
ーム６７の先端には、前述した（反バネ６１を介してヘ
ッドスライダ−５８が一体的に取付けられている。また
、このヘッド移動アーム６７の基・瑞は、ラチェット６
８の一部に植立された保合軸６９に対して係合されてい
る。

上記ラチェット６日は、ラチェットホイール７１と一体
に形成されたビニオン７２と噛み合っている。従ってラ
チェットホイール７１を回転操作するとラチェット６８
はラチツエット軸７０の周囲を回転し、上記保合軸６９
が、このラチェ−７ト軸７０の周囲を移動するようにな
っている。従ってヘッド移動アーム６７は、枢支軸７３
を中心に回動するようになっている。

そして、上記ヘッド移動アーム６７の中途部に張設され
た引張りバネ７４により枢支軸７３を中心として第１３
図中時計方向に回動付勢されている。

また、ケース基盤４０上の所定位置に植立された２本の
シャケ、ト位置決めピン７５．７６は、磁気シートジャ
ケット６に設けられた２つの位置決め孔７７．７８内に
挿入されて、磁気シートジャケット６を所定装着位置に
位置決めするためのものである。

一方、ケースカバー４２には、第２の案内板４４が配設
されている。この第２の案内板４４は、第７図及び第１
２図に示すように、前記第１の案内板４３と対向するケ
ースカバー４２の内側に配設されている。この実施例で
は、第２の案内板４４は、ケースカバー４２の主体部４
２ａに植立した４本の係止ピン７９ａ、７９ｂ、７９ｃ
及び７９ｄによって上下動自在に支持された取付板５６
の下面に一体的に取付けられている。

また、このケースカバー４２には、基端をケースカバー
４２に固着した仮バネ８０が設けられている。この仮バ
ネ８０の先端は、第２の案内板４４と上記取付板５６と
の間に挿入されている。従って、この仮バネ８０の弾性
力によって、第２の案内板４４は係止ピン７９ａ、７９
ｂ、７９ｃ７９ｄにガイドされ第１の案内板４３の方向
に弾性付勢されている。上記取付板５６の先端部は、第
１２図に示すように案内板４３の先方位置にまで突出さ
れ、回転軸４５の先端部４５ａと係合するようになって
いる。

また、上記第２の案内板４４の下端面には、第１４図（
Ａ）、　　（Ｂ）に示すような平滑面状のシート案内面
４４ａが形成されている。この案内面４４ａは、前述の
第１の案内板４３の上面と相俟って磁気シート８を上下
両面より挾持して位置規制するとき、この磁気シート８
の上下両面に若干。

の間隙を保持するように離間して設けられる。この案内
面４４ａを有する第２の案内板４４の上記第１の案内板
４３に対する間隔調整は、取付板５６の先端部が当接す
る回転軸４５の先端と、第１の案内板４３に植立された
一対の高さ規制ピン６６．６６との三点を基準として行
われる。なお、上記シー）！内面４４ａの中央部付近の
前記ヘッド突出用窓６５と対向する位置には６１１気ヘ
ッド４６が磁気シートＢに対して摺接したとき、その磁
気シート８の逃げ部となる半円状の凹条部８１が°　形
成されている。

そこで、次に、上述のような構成の磁気記録装置３９に
本発明に係る磁気シート装置６を装着し磁気シート８を
回転させるまでの動作について説明する。

まず、第７図に示すように、ケースカバー４２を開いて
、磁気シートジャケット６をそのケースカバー４２とケ
ース基盤４０との間に挿入した後、磁気シートジャケッ
ト６の２つの位置決め孔７７゜７８とケース基盤４０に
植立された位置決めビン７５．７６とを互いに適合させ
た状態で、磁気シート装置６をケース基盤４０側に押し
込むと、上記位置決め孔７７．７８内に位置決めビン７
５゜７６が挿入されるとともに、磁気シート８の中央部
に取付けた嵌挿部材１１の嵌挿孔１０内にシート回転台
１９の回転軸４５が嵌挿される。そして１、じゃ筺体７
の一部に開口形成した窓部９内に、磁気ヘッド４６のヘ
ソドチフブ６０と第１の案内板４３の水平部６３の上面
とがそれぞれ挿入されて、その窓部９内に臣〜まれてい
る磁気シート８と上記第１の案内板４３とが対向する。

次に磁気シート装置６を覆うようにケースカバー４２を
閉じると、このケースカバー４２に取付けられた第２の
案内板４４がるｎ気シート装置６に形成した窓部９内に
上方から臨まれる。従って、第１５図（Ａ）、　　（Ｂ
）に示すように、その窓部９内の磁気シート８に上記第
２の案内板４４のソート案内面４４ａが対接することと
なる。このとき、第２の案内板４４の下面は、第１５図
（Ｂ）に示すように、第１の案内板４３に植立された高
さ規制ビン６６．６６の頭部に接する。そして、この第
２の案内板４４に取付けられた取付板５６の先端部は、
回転軸４５の先端部に当接係合するので、この第２の案
内板４４の第１の案内！Ｎ　４３に対する対向間隔位置
は、第１の案内板４３側の高さ規制ビン６６．６６と回
転軸４５の先端部の三点を基準として正確に設定される
こととなる。

磁気シート８に第２の案内板４４のシート案内面４４ａ
が上方より接すると、上述したように第１の案内板４３
の水平部６３の上面が下方よりシート面８ａと対接して
いるので、磁気ヘッド４６が磁気シート８に対して摺接
される周辺は、第２の案内板４４のシート案内面４４ａ
と第１の案内板４３のシーＩＣ内面６３ａとにより上下
両面から挾持される６従ってこの挟持した状態で回転軸
４５を高速回転して磁気シート８を同方向に高速回転す
ると、磁気シート８に対する磁気ヘッド４６の摺接状態
は、常に安定した状態となり、このため信頼性の高い記
録及び／又は再生を行うことができる。

〔発明の効果〕

本発明に係る磁気シート装置は、上述したように磁気記
録再生装置に装着すると、シートジャケットｉ体に設け
た窓部を介して磁気ヘッドが進入して磁気シートに摺接
するとともに、上記磁気ヘッドが磁気シートに摺接する
近傍で装置側に設けた位置決め部材がシートジャケノ）
ｆｆ体を貫通してこの筺体を位置決め支持してなるので
、高精変に位置出しが図られて磁気記録再生装置への装
着が可能であって、さらに磁気シートと磁気ヘッドとの
安定した摺接が得られ、良好な記録再生特性が保証され
る。

特に本発明は、Ｏ１気ヘッド等がνπむシートジャケッ
ト筺体の窓部に位置する磁気シートの外周近傍を位置規
制部材で位置規制が行われてＥｌ磁気記録再生装置の装
着が行われるので、磁気・＼ノドと回転６６気シートの
一層安定した摺接状態が得られ、良好な記録再生ができ
る。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明に係るＣ〃磁気シート装置一実施例を示
す外観斜視図、第２図は同しくその磁気シート装置を示
す平面図、第３図はｔ〃磁気シート示す斜視図、第４図
りま同しく上記第３図に示したζｆ】気シートの断面図
、第５区はジャケット筺体の分解斜視図、第６図は磁気
シートジャケ７）の断面図である。第７図、よ本発明の
磁気ソート装置が適用される（６気記録装置のＩｎ　”
Ｊ外観：斜視ワ、第８回はシート回転台上シこＣｉ気ク
シ−１２を載置した状態を一部省略して示す拡大断面図
、第９図はｒｆｆ気へ、ド部分の拡大斜視図、第１０図
は磁気ヘッドと案内板との関係を示す一部破断拡大正面
回、第１１図は第１の室内板を示す正面図である。第１
２図は第２の案内板と第１の案内板との相対関係を示す
要部拡大斜視図、第１３図はヘッド移動操作部を説明す
るための概略平面図、第１４図（Ａ）は第２の案内板を
下側から見た状態を示す拡大斜視図、第１４図（Ｂ）は
上記案内板の正面図である。第Ｘ５図（Ａ）は磁気シー
トを第２の案内板と第１の案内板とで挾持した状態を横
断して示す要部拡大正面図、第１５図（Ｂ）は上記第１
５図（Ａ）と同じ部分を縦断して示す要部拡大側面図で
ある。第１６図（Ａ）は従来の磁気シートジャケットを
示す裏面側の外観斜視図、第１６図（Ｂ）は磁気ヘッド
と磁気シートとの摺接状態を示す一部概略側面図、第１
６図（Ｃ）は上記磁気ソートジャケットを切欠き拡大し
て示す断面ズである。６・・・磁気シート装置７・・・シートジセケソト筺体８・・・磁気シート９・・・窓部７５．７６・・・位置決めビン７７．７８・・・位置決め孔特　許　出　願　人　　ソニー株式会社代理人　　弁理
士　　小　池　　晃第２図第３図第４図第６図ｊ６第５図第７図第１０図第１１図第１４図（８）第１４図（ＡＪ第１５図（Ａ）Ｏ第１５図（Ｂ）

Claims

【特許請求の範囲】

回転磁気シートを回転自在に収納してなるシートジャケ
ット筺体に上記回転磁気シートの少なくとも一部を外方
向に臨ませる窓部を互いに対向させて一対設けるととも
に、上記窓部内における上記回転磁気シートの外周近傍
で位置決め部材が上記シートジャケット筺体を貫通でき
るように上記回転磁気シートの径と上記窓部の形状が定
められてなる磁気シート装置。