JPS63203969A - 圧縮機の軸封装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、開放型圧縮機の軸封装置に関するものである
。

従来の技術 通常、開放型圧縮機の軸封装置は、第３図に示すように
、回転軸１を世過させた固定側のプレートリング２に対
し、上記回転軸１と共にＩＪ転する従動リング３を摺接
させて、摺接面により密封流体の洩れを阻止するととも
に、上記プレートリング２とハウジング４の間および上
記従動リング３と回転軸１の間の密封はそれぞれ５．６
のｏリングにより行い、Ｏリング５はプレートリング２
に設けたＵ字溝に装着していた。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成の軸封装置のプレートリング２
に設けたＱ　ＩＪング５はゴム質でできているため、密
封流体の熱により硬度が上昇し、弾力性を失って行く。

そのために、０リング５とプレートリング２およびハウ
ジング４の間の接触圧力が減少し密封流体の圧力が高（
なると密封流体が洩れ易くなるという問題点があった。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の圧縮機の軸封装置
は、プレー）ＩＪソング大気側に設けた逆り字型溝と、
この逆り字溝の大気側に逆り字溝の小径部より大きい内
径をもつリング状円板とによってできる溝部に、Ｑ　Ｉ
Ｊソング設けたものである。

作　　　用 上記構成により、密封流体の圧力によりプレートリング
とリング状円板により狭さまれでいる０リングは常に圧
縮されており、その圧縮力は、ハウジングとの接触面お
よびプレートリングの円筒面の方向へ作用するためこれ
らの接触面圧は、密封流体の圧力に比例し、密封作用が
密封流体の圧力が高くなればなる程向上する。

実施例 以下本発明の一実施例について説明する。

第３図は、軸封装置を有する開放型圧縮機の要部断面図
で１は回転軸、７は回転軸１にスプライン等で相対回転
を規制された電磁クラッチ結合体、８はハウジング４に
対し回転自在な回転体であり、ハウジング４に固定され
た励磁コイル９に通電したとき、回転体８と結合体７が
一体となり回転体８と共に回転軸１が回転する。１０は
圧縮機内部１１の流体が電磁クラッチ結合体７側（大気
側）へ洩れるのを防止する軸封装置で、回転軸１を慣通
させた固定側のプレートリング２に対し上記回転軸１と
ともに回転する従動リング３を摺接させて１１ｑ接面に
より流体の洩れを阻止するとともにプレートリング２と
ハウジング４の間および、従動リング３と回転軸１の間
はそれぞれ５．６の０リングにより密封し洩れを防止し
ている。

第２図は第３図の軸封装置の拡大図で、プレートリング
２は逆り字溝部１６を持ちそこに０リング５が装着され
ると共に、逆り字溝１６の小径部より大きい内径を持つ
リング状円板１５が装着されている。１７はＣ形止め輪
で、前記リング状円板１５が大気側１４へ移動するのを
阻止している。

第１図は、第２図の０リング５付近の拡大断面図で、同
一要素は第２図と同一符号を付与している。

然るに本実施例によれば、プレートリング２に設けた０
リング５は圧縮機内部１１の圧力とリング状円板１５に
より常に圧縮されており、その圧縮力は蟲方向に向かい
Ｑリング５とハウジング４およびプレートリング２との
接触圧力を高めるように作用する。この力は圧縮機内部
の圧力が高まるとそれに比例して増すため、ＱＩＪング
５のゴム体の弾性力が弱まってもシール力が低下するこ
とがない。

発明の効果 本発明の軸封装置は、その主要密封材料であるゴム製０
リングが熱等の影響で劣化し弾性力が低下しても、ハウ
ジングやプレートリングとの接触圧力が低下することが
なくシール性能を保つことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は、本発明の一実施例の軸封装置の要部
拡大断面図、第３図は軸封装置を有する圧縮機の一例を
示す要部縦断面図である。 １・・・・・・回転軸、２・・印・プレートリング、３
・曲・従動リング、５・曲・０リング、１５・・・・・
・リング状円板、１６・・・・・・逆り字溝。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　従動リングとプレートリングをそれぞれ一方を回転軸
   に、他方をハウジングにＯリングを介して設け、さらに
   前記従動リングを前記プレートリングに摺接させて流体
   を密封し、前記プレートリングのＯリング装着溝を、大
   気側に設けた逆Ｌ字溝とし、この逆Ｌ字溝の大気側に前
   記逆Ｌ字溝の小径部より大きい内径ともつリング状円板
   を設けた圧縮機の軸封装置。