JPS63203744A - 熱間加工用工具 - Google Patents

熱間加工用工具

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JPS63203744A
JPS63203744A JP3417387A JP3417387A JPS63203744A JP S63203744 A JPS63203744 A JP S63203744A JP 3417387 A JP3417387 A JP 3417387A JP 3417387 A JP3417387 A JP 3417387A JP S63203744 A JPS63203744 A JP S63203744A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱間鍛造用型、アルミダイカスト型、アルミ
押出ダイスなど各種熱間金型用途に使用して、過酷な熱
的、機械的応力の作用に対して、割れを生ぜず、長寿命
を得ることができ、また割れが生じにくいため、硬さを
上げて使用することができ、この結果として優れた耐摩
耗寿命を得ることを可能にする靭性、延性のレベルが高
く、かつ方向性の少ない等方性を備えた熱間加工用工具
鋼鋼材に関するものである。
〔従来の技術〕
近年の型の形状複雑化、大型化、成形効率をあげるため
の型面からの冷却の過酷化、鍛造精度をあげるための型
隅角部の鋭角化は型の早期大割れの問題を提起し、また
鍛造精度の高度化は型面の僅かなダレ、摩耗の段階で製
品寸法、形状が不良となり、金型が早期に寿命に達する
事例が増加してきた。この場合、早期へたり、摩耗を防
止するため硬さを上げることが検討されたが早期大割れ
をまねく結果となっている。
従来の熱間加工用工具鋼鋼材の場合、素材の熱間加工時
のファイバーに沿ってクラックが発生したり、進展、破
壊する場合の靭性値即ち鍛伸方向と直角方向の靭性値(
T方向靭性値)が、ファイバーに対し直角方向にクラッ
クが進展、破壊する場合の靭性値即ち鍛伸方向の靭性値
(L方向靭性値)に対して低く(例えばT方向靭性値/
L方向靭性値=0.6など)、従ってファイバ一方向に
沿って破壊が進行しやすく、素材のT方向の靭性、延性
改善が寿命向上のための最重要課題であり、またL、T
方向の靭性値の一層の向上が重要な課題であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の鋼材の場合、鍛伸方向に平行な方向の靭性値(L
方向靭性値)に対し、直角方向の試片による靭性(T方
向靭性値)のレベルは上記のようにたとえば平行方向試
片の場合の60%と明らかに低いのが通例であり、金型
の耐割れ寿命は、この靭。
延性の低い直角方向の靭、延性の水準によって左右され
る場合が多かった。その差の原因としては。
鍛伸方向に長く伸びた非金属介在物や密集した介在物の
部分に剥離状破壊を生じやすく、このためファイバ一方
向に沿ってクラックが発生、進展しやすくなること、ま
た鍛伸方向に伸びた縞状偏析の成分偏析濃度が高く、ま
た縞幅が広く、ファイバ一方向に強い方向性を持って配
列している場合、縞状偏析に沿ってクラックが直線的に
進みやすく。
これが直角方向の靭性を低下させている主因であった・ 〔問題点を解決するための手段〕 本発明ではとくに鍛伸方向にのびやすい硫化物系介在物
の量と大きさを極限まで減じ、また珪酸塩系、酸化物系
介在物とも極少量に減らした極清浄鋼を効率よく得て、
さらに微量不純物元素の含有量を極限に近い低水準に抑
え、鍛伸方向および直角方向の靭性の水準をともに高く
し、かつ直角方向の靭性値を平行方向のそれと同等ない
しこれに準する水準(等方性)まで高めようとするもの
である。
すなわち本発明は、熱間加工用工具鋼として必要な元素
を含有し、重量比でSi0.20%以下、PQ、02Q
%以下、S 0.004%以下、 O0.0030%以
下に抑え、さらにミクロ縞状偏析の傾向を増大させるA
s、Sn、Sb、Cu、B、Pb、Bi等の微量元素の
含有量を極少量に規制し、残部が実質的にFeからなる
組成であることを特徴とする熱間加工用工具鋼である。
またミクロ縞状偏析部の成分濃度が平均成分濃度に対し
て1.3倍以下であること、さらに鋼中に存在する非金
属介在物の清浄度がJIS  dA0.010以下、 
d (B + C) 0.020%以下で鍛伸方向の靭
性値(L方向靭性値)とその直角方向の靭性値(T方向
靭性値)の比であるT方向靭性値/L方向靭性値が0.
75を越える等方性を有していること、望ましくはd 
A 0.005ぶ以下、 d (B + C) 0.0
20%以下で、T方向靭性値/L方向靭性値の比が0.
85以上である。
次に本発明の特徴であるsi、p、s、oおよびAs、
Sn等の低減理由について説明する。
SLは、本発明鋼の特徴を形成させるために極少量に規
制するもので、これにより基地の靭性。
延性が大幅に増大し、また縞状偏析部の偏析度を減じ、
またこの部分での炭化物反応を他の部分と同様に均一に
生じさせ、T方向の靭性を大きく改善する効果をもたら
す、多すぎると本発明鋼の大きな特徴である特に優れた
靭性に不利な影響を与え、また熱伝導性の低下をまねく
こと、金型としての使用時の昇温の際の保護性の酸化被
膜の形成を生じに<<シ、耐摩耗性向上に不利な影響を
与えることなどの結果をまねくので1本発明鋼の特徴を
保持する限界量として0.20%以下とする。
Pは、lll待時粒界偏析し、熱間加工後の縞状部の偏
析度を高めたT方向の靭性を低下させ、また熱処理時オ
ーステナイト結晶粒界に偏析したり。
また基地に存在して靭性の水準を低下させる。
本発明鋼の特徴である優れたT方向の靭性を維持させる
ための限界として、基本元素としてPはo、ozo%以
下、さらに望ましい限界として0.015%以下とする
SはMnS等の硫化物を形成し、熱間加工方向に伸びて
分布し、T方向の靭性の低下をまねく。
本発明鋼の特徴である優れたT方向の靭性を維持させる
ための限界としてSは0.004%以下とする。
0は酸化物を形成し、熱間加工方向に方向性を持って分
散分布し、T方向の靭性の低下をまねく。
本発明鋼の特徴である優れたT方向の靭性を維持させる
ための限界として0は0.0030%以下とする。
As、Sn、Sb、Cu、B、Biは、凝固時粒界部に
濃縮し、熱間加工後の縞状の偏析度を高めてT方向の靭
性の低下させ、また熱処理時オーステナイト粒界に偏析
したり、基地に存在して靭性の水準を低下させる。また
、pbは熱間加工方向に伸びて分布し、T方向の靭性を
低下させる。
本発明鋼の特徴は、低SLと特に低いp、s。
0を基本とする靭性の水準が高く、方向性の小さい錆を
ベースに、さらにAs、Sn、Sb、Cu、B、Bi、
Pb等の微量不純物元素の含有量を特に低く抑えること
により、縞状偏析部の偏析度を特に低く抑え、あるいは
また、旧オーステナイト結晶粒界への偏析や基地への固
溶低減により、上記靭性低減効果を大幅に深く抑え、L
、T方向の靭性水準をともに高めるとともに、特にT方
向の靭性を従来鋼より高めるものである。
上記理由により、As、Sn、Sb、Cu、B、Pb、
Biは特に低く限定するものであるが、本発明者の検討
によると、これらの合計が0.13%以下である場合に
本発明の目的が達成されることを知見した。上記各成分
について本願発明鋼の特徴を維持する望ましい限界量と
しては、 As 0.005%以下、Sn 0.003
%以下、sb o、ooisg以下、 CuO008%
以下、B 0.000錦以下、Pb 0.0002%以
下、Bi 0.0001%以下である。
上述したSi、P、S、0およびAs等の含有量を抑え
、更に適正なミクロ偏析度、鋼中に存在する非金属介在
物の清浄度dA、d(B+C)およびT方向靭性値/L
方向靭性値の比で表わされる等方性の特性として適正な
値を有する熱間加工用工具鋼として必=要な元素として
は、重量比でC0.10〜0.70%、Mn 1.50
%以下、Ni 4.001tg以下、Cr  1.00
”8.00%、Mo 0.10−5.00%、W  0
.05〜5.00%、V 0.05〜3.00%、 C
o 0.10=5.005G、N 0.20%以下が掲
げられ1本発明においてはこれらの元素が適宜含有せし
められる。
以下9本発明の熱間加工用工具鋼として必要な各種元素
の役割を述べる。
Cは焼入れ加熱時に基地に固溶して必要な焼入れ硬さを
与え、また焼もどし時特殊炭化物形成元素との間に特殊
炭化物を形成、析出し、焼もどしにおける軟化抵抗と高
温強度を与え、また残留炭化物を形成して高温での耐摩
耗性を付与し、焼入れ加熱時の結晶粒の粗大化を防ぐ作
用を有し、不可欠の重要な元素である。多すぎると炭化
物量が過度に増加し、熱間工具としての必要な靭性が保
持できず、また高温強度の低下もまねくので0.70%
以下とし、低すぎると上記添加の効果が得られないので
0.10%以上とする。
Mnは基地に固溶して焼入れ性を高める効果が大きい。
Mnは上記添加効果を得るために目的、用途により添加
量を調整する。多すぎると焼なまし硬さを過度に高くし
、被切削性を低下させ、またA、変態点を過度に低くす
るので1.50%以下とする。
Crは工具として必要とされる焼入れ性を与えるための
最も重要な元素である。また、耐酸化性やA1変態点の
上昇、また残留炭化物を形成して焼入れ加熱時の結晶粒
の粗大化を抑制し、また耐摩耗性を高め、焼もどし時特
殊炭化物を析出して昇温時の軟化抵抗を改善し、高温強
度を高めるなどの効果を与えるために添加される。多す
ぎるとCr炭化物を過度に形成しかえって高温強度の低
下をもたらすので8.00%以下とし、低すぎると上記
の添加効果が得られないので1.00%以上とする。
WおよびMoは特殊炭化物を形成するもので、残留炭化
物形成により焼入れ加熱時の組織粗大化を防止し、また
焼もどし時微細な特殊炭化物を析出し、焼もどし軟化抵
抗と高温強度を高めるための最も重要な添加元素である
。またA、変態点を高める効果を有する。Wはとくに高
温1強度、耐摩耗性を高める効果が大きく、一方Meは
靭性の点でWの場合より有利である。多すぎると粗大な
炭化物を形成し靭性の過度の低下をまねくのでM。
は5.00%以下とし、低すぎると上記添加の効果が得
られないので0.10%以上とする。同様にWは0.0
5%以上5.00%以下とする。
■は強力な炭化物形成元素であり、残留炭化物を形成し
て結晶粒微細化の効果が大きく、また高温での耐摩耗性
向上を与える。
また焼もどし時、微細な炭化物を基地中に析出し、W、
Moとの共同添加により600〜650℃以上の高温域
での強度を高める効果が大きく、またAi変態点を高め
る効果を与える。■は上記効果を得るために添加される
が、多すぎると粗大な炭化物を形成し、靭性の低下をま
ねくので3.00%以下とし、低すぎると上記添加の効
果が得られないので0.05%以上とする。
N1は基地に固溶して靭性を高め、また焼入性を高める
ために目的、用途により添加される。多すぎると焼なま
し硬さを過度に高くシ、被切削性を低下させ、またA、
変態点の過度の低下をまねくので4.00%以下とする
Goは基地に固溶して高温強度を高める作用を有する。
また焼入加熱時のオーステナイト中への炭化物の固溶限
を高め、焼もどし時の特殊炭化物の析出量を増加させ、
また昇温時の析出炭化物の凝集抵抗を高め、この面から
も高温強度特性を改善する効果を与える。また工具の使
用時の昇温により表面に緻密な密着性の酸化被膜を形成
させ。
高温での耐摩耗性、耐焼付性を高める効果を与える。
Coは上記目的のために目的、用途により添加されるが
、多すぎると靭性を低下させるので5.002以下とし
、低すぎると上記添加の効果が得られないので0.10
%以上とする。
Nは基地や炭化物中に固溶して結晶粒を微細化し、靭性
を高めるために、またオーステナイトフォーマ−として
低Cの場合にも焼入加熱時のフェライト残存を防ぎ靭性
にすぐれた合金組成の組合せを可能とするものである。
Nは上記効果を得るために目的、用途により添加される
が、Crなど熱間工具鋼の合金組成の範囲内で添加可能
な限界量が存在するため0.20%以下とする。
〔実施例〕
第1表に本発明鋼および比較鋼の化学組成を示す。
第2表に本発明鋼および比較鋼の平均非金属介在物清浄
度(%)および縞状偏析部の偏析度(縞状部の成分濃度
/平均成分濃度)を示す、試料は弧光式電気炉で溶製し
、鍛錬成形比6以上に熱間成形後続なまし処理した直径
260■の鋼材である。
なお、清浄度は倍率400で180視野隣接部5ケ所に
ついて測定し、平均値として求めた値であり。
また縞状偏析部の偏析度は最大濃度の成分についてのも
のである。
本発明鋼は低S、低O〔酸素〕のためにA系および(B
+C)系の介在物の面積率が、従来のJIS−殻成分の
比較鋼に対比して明らかに低く、また縞状部での最大成
分偏析度が比較鋼のそれより明らかに小さい、なお1本
発明mA、Bの対比かられかるようにP、Sの低減によ
る改善効果は無論あるが、p、s、oと同時にAs他一
連の微量元素を同時に低減することによる偏析度の改善
効果が大きいことがbかる。
第2表 本発明鋼Bと比較鋼Mとの対比にみられるように、低S
i化による縞状部偏析度の低減効果がみられる。
以上の事項により、本願発明の大きなポイントは、si
、p、s、oとともにAs、 Sn、 Sb。
Cu、B、Pb、B1等の他の微量元素を同時に低減し
、縞状偏析度や基地や粒界の偏析、また硫化物系、酸化
物系非金属介在物を低減し、靭性の水準を高め、またT
方向(熱間加工方向に対し直角な方向)の靭性を大幅に
改善した点にあることが明確に把握できる。
第3表に本発明鋼の熱処理後のり、T両方向の破壊靭性
値KICを示す0本発明鋼は、従来のJIS一般鋼に対
してKICの水準が高く、特にT方向の値が高<、T/
L KICの比が0.89を越え、JIS一般鋼に対し
明らかに高い、また本発明鋼Bと比較鋼Mとの対比にみ
られるように、低Si化による靭性の明らかな向上効果
がみられる。
第3表 第3表に示される結果からも、本発明鋼の優れた靭性は
Si、P、S、0などの低減による硫化物系、酸化物系
非金属介在物の低減に加え、As、Sn、Sb、Cu、
B、Pb、Bi等の微量不純物元素の低減による縞状偏
析の低減や基地の靭性向上効果によるものであることが
明らかである。
第1図に本発明鋼(B)のT方向に採取したVノツチシ
ャルピー試験片による衝撃遷移特性を示す。
本願発明鋼は、常温の衝撃値が比較鋼(L)JIS  
5KD61に対比して格段に高く、また昇温によるその
向上効果も極めて大きいことがわかる。
〔発明の効果〕
以上に記述するように1本発明鋼はSlおよびP、S、
0の低減に加え、さらにAs、Sn%Sb。
Cu、B、Pb、Bi等の微量不純物元素を低減させる
ことにより、靭性水準を向上させ、また、従来材の問題
点であるT方向の靭性水準を大幅に向上させたことを特
徴とする熱間工具鋼に関するもので、靭性向上による割
れ寿命向上は勿論、硬さを上げて使用することができる
点より、ヒートクラックやへたり、摩耗寿命を大幅に向
上させることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は5本発明鋼、比較鋼のT方向に採取したVノツ
チシャルピー試験片による衝撃遷移特性を示すグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱間加工用工具鋼として必要な元素を含有し、重量
    比でSi0.20%以下、P0.020%以下、S0.
    004%以下、O0.0030%以下であって、かつA
    s、Sn、Sb、Cu、B、Pb、Biの合計量が0.
    13%以下、残部実質的にFeよりなることを特徴とす
    る熱間加工用工具鋼。 2 ミクロ縞状偏析部の成分濃度/平均成分濃度で定義
    されるミクロ偏析度が1.30以下である特許請求の範
    囲第1項記載の熱間加工用工具鋼。 3 非金属介在物清浄度が、JISdA0.010%以
    下、d(B+C)0.020%以下で、鍛伸方向の靭性
    値(L方向靭性値)とその直角方向の靭性値(T方向靭
    性値)の比であるT方向靭性値/L方向靭性値が0.7
    5を越える等方性を備えた特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の熱間加工用工具鋼。 4 非金属介在物清浄度が、JISdA0.005%以
    下、d(B+C)0.020%以下で、T方向靭性値/
    L方向靭性値の比が0.85を越える等方性を備えた特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の熱
    間加工用工具鋼。 5 重量比でAs0.005%以下、Sn0.003%
    以下、Sb0.0015%以下、Cu0.08%以下、
    B0.0005%以下、Pb0.0002%以下、Bi
    0.0001%以下である特許請求の範囲第1項ないし
    第4項のいずれかに記載の熱間加工用工具鋼。 6 熱間加工用工具鋼として必要な元素として、重量比
    でC0.10〜0.70%、Mn1.50%以下、Cr
    1.00〜8.00%、Mo0.10〜5.00%およ
    びW0.05〜5.00%の1種または2種、V0.0
    5〜3.00%が含有される特許請求の範囲第1項ない
    し第5項のいずれかに記載の熱間加工用工具鋼。 7 熱間加工用工具鋼として必要な元素として、重量比
    でC0.10〜0.70%、Mn1.50%以下、Cr
    1.00〜8.00%、Mo0.10〜5.00%およ
    びW0.05〜5.00%の1種または2種、V0.0
    5〜3.00%、Co0.10〜5.00%が含有され
    る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    の熱間加工用工具鋼。 8 熱間加工用工具鋼として必要な元素として、重量比
    でC0.10〜0.7%、Mn1.50%以下、Ni4
    .00π以下、Mo0.10〜5.00%およびW0.
    05〜5.00%の1種または2種が含有される特許請
    求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の熱間加
    工用工具鋼。 9 熱間加工用工具鋼として必要な元素として、重量比
    でC0.10〜0.70%、Mn1.50%以下、Ni
    4.00%以下、Cr1.00〜8.00%、Mo0.
    10〜5.00%およびW0.05〜5.00%の1種
    または2種、V0.05〜3.00%、Co0.10〜
    5.00%、N0.20%以下を含有する特許請求の範
    囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の熱間加工用工
    具鋼。
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