JPS6320371Y2 - - Google Patents

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JPS6320371Y2
JPS6320371Y2 JP6995882U JP6995882U JPS6320371Y2 JP S6320371 Y2 JPS6320371 Y2 JP S6320371Y2 JP 6995882 U JP6995882 U JP 6995882U JP 6995882 U JP6995882 U JP 6995882U JP S6320371 Y2 JPS6320371 Y2 JP S6320371Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
sleeve
drum
pin insertion
seat back
Prior art date
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Expired
Application number
JP6995882U
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English (en)
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JPS58173352U (ja
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シートバツクの傾斜角度調整機構に
関する。
従来、この種シートバツクの傾斜角度調整機構
には、歯車式のものあるいはガス、油圧式のもの
等が提案されている。
しかし、前者はシートバツクの傾斜角度を無段
階に調整できない欠点があり、後者、すなわちガ
ス、油圧式のものはコストアツプが避けられない
欠点があつた。
本考案の目的は、前記従来技術の欠点をなく
し、シートバツクの傾斜角度を無段階に調整で
き、かつコストダウンを図ることができ、しかも
操作も簡単なシートバツクの傾斜角度調整機構を
提供するもので、以下図面を参照して詳述すると
ころより明らかとなるであろう。
第1図、第2図および第3図は、本考案の一実
施例を示すもので、ベース1、これに設けられた
シヤフト2、ドラム3、該ドラム3の回転操作用
のノブ16、シートバツクフレーム18に固着さ
れかつドラム3にピン結合されたブラケツト19
とを備えて構成されている。
前記ベース1は、第1図に示すごとく、シート
クツシヨンS1の側部等の固定部材に取り付けられ
ている。また、ベース1の外側の端面の、シヤフ
ト2の下方にはストツパ用のピン11が設けられ
ている。また、ベース1の外側の端面の、シヤフ
ト2の下方にはストツパ用のピン11が設けられ
ている。
前記シヤフト2は、短軸型に形成され、ベース
1の外側の端面に固着されている。該シヤフト2
の中心部には、外側の端面から内部に向かつてね
じ穴14が設けられている。
前記ドラム3は、スリーブ4と、このスリーブ
4の軸方向と平行に形成されたスリツト10と、
このスリツト10をはさんでスリーブ4の軸方向
の両端部に設けられた第1、第2のピン差込孔
8,9を有する耳部6,7とから形成されてい
る。前記スリーブ4は、前記シヤフト2に外嵌す
る直径に形成されている。スリーブ4の下部には
ストツパ用の突起12が適宜の間隔を置いて一対
形成されている。さらに、スリーブ4の外側には
ドラム回転操作用のノブ16が適宜の手段で固着
される。前記第1のピン差込孔8は耳部6におけ
るシヤフト2の中心Oから距離l1、離れた位置に
設けられ、前記第2のピン差込孔9は他の耳部7
におけるシヤフト2の中心Oから距離l2、離れた
位置に設けられており、前記距離l1,l2はl1>l2
設定されている。そして、前記ドラム3はシヤフ
ト2にスリーブ4を嵌合させて装着され、ついで
スリーブ4の外側の端面に座板13を当て、該座
板13の中心部を通して、シヤフト2の中心部に
設けられたねじ穴14にねじ込まれたビス15に
よりシヤフト2から脱出しないように取り付けら
れ、かつシヤフト2の回りにストツパ用の一対の
突起12がストツパ用のピン11に当接する範囲
内で回動しうるように取り付けられている。
前記ノブ16は、ドラム3の外側に取り付けら
れており、シートクツシヨンの外側部で前記ドラ
ム3を回動操作しうるようになつている。
前記ブラケツト19は、前記ドラム3の耳部
6,6間および耳部7,7間に挿合する断面∩型
に形成され、かつシートバツクフレーム18の下
端部側に溶接等で固着されている。また、ブラケ
ツト19には耳部6に設けられた第1のピン差込
孔8に連通する第3のピン差込孔20と、耳部7
の第2のピン差込孔9に連通する第4のピン差込
孔21とが設けられている。そして、ブラケツト
19は耳部6,7の第1、第2のピン差込孔8,
9に第3、第4のピン差込孔20,21を合わせ
てドラム3の両側間に介装され、外側から第1、
第3のピン差込孔8,20の組に第1のピン22
を、第2、第4のピン差込孔9,21の組に第2
のピン23をそれぞれ差し込み、内側に突出され
た第1、第2のピン22,23の端部に形成され
たリング状の溝にEリング24,25を嵌め込ん
だ結合構造を介して結合されている。
なお、第1図中、S1はシートクツシヨン、S2
シートバツク、Pは本考案のポイント部分を示
す。
前記実施例のシートバツクの傾斜角度調整機構
は、次のように操作され、作用する。
すなわち、着座者がシートクツシヨンS1に着座
したうえで、シートバツクS2にもたれ掛かり、シ
ートバツクフレーム18に第3図において矢印F
で示す荷重が作用すると、その荷重がシートバツ
クフレーム18およびブラケツト19を通じて第
1、第2のピン22,23に伝達される。その
際、第1、第2のピン差込孔8,9のシヤフトの
中心Oからの距離l1,l2がl1>l2に設定されている
ため、前記第1、第2のピン差込孔8,9に差し
込まれた第1、第2のピン22,23のうちの、
第1のピン22を支点に第2のピン23に荷重が
加わり、ドラム3のスリーブ4に、第3図に矢印
F1で示すごとくシヤフト2を締め付ける力が生
じ、該締付力によりシートバツクS2が調整された
任意の傾斜角度にロツクされる。
反対に、シートバツクS2を前倒方向に押すと、
ドラム3のスリーブ4がシヤフト2の回りをすべ
りながら回動する。
また、ノブ16を回転操作することによりドラ
ム3を簡単にシヤフト2の回りに回動させること
ができるので、シートバツクS2を任意の傾斜角度
に、かつ無段階に調整することができる。
なお、本考案ではノブ16を省略し、直接ドラ
ム3を回動させるようにしてもよい。
また、シヤフト2の外周面とドラム3のスリー
ブ4の内周面のいずれか一方または双方を粗面等
に形成し、摩擦抵抗を大きくしてもよい。
以上が本考案にかかるシートバツクの傾斜角度
調整機構の一実施例の構成であるが、かかる構成
によれば、着座者がシートバツクにもたれ掛か
り、シートバツクに後倒方向の荷重が掛かつたと
き、その荷重がシートバツクフレームおよびこれ
に固着されたブラケツトを通じて、シヤフトの中
心から異なる距離を有する位置に形成された第
1、第2のピン差込孔に差し込まれた第1、第2
のピンに伝達され、これら第1、第2のピンの作
用でドラムのスリーブにより、位置固定のベース
に設けられたシヤフトを締め付け、シートバツク
を任意に調整された傾斜角度にロツクでき、しか
もシートバツクに後倒方向の荷重が掛かつていな
いときは、シヤフトの回りに回動しうるドラムと
ブラケツトとシートバツクフレームとを介して、
シートバツクを任意の傾斜角度に調整しうるの
で、シートバツクの傾斜角度を完全に無段階に調
整でき、かつ調整された角度に保持しうる効果が
ある。
さらに、本考案によれば、簡単な機械構造を採
つているので、ガスや油圧を利用した従来技術に
比べて大幅なコストダウンを図りうる効果もあ
る。
なお、上述においては本考案の一実施例を示し
たに留まり、本考案の精神を脱することなしに
種々の変形、変更をなし得ること明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した座席の側面図、第2
図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3図は同
使用状態の縦断側面図である。 図中、1……ベース、2……シヤフト、3……
ドラム、4……スリーブ、6,7……耳部、8,
9……第1、第2のピン差込孔、10……スリツ
ト、18……シートバツクフレーム、19……ブ
ラケツト、22,23……第1、第2のピン、O
……シヤフトの中心、l1……シヤフトの中心から
第1のピン差込孔までの距離、l2……シヤフトの
中心から第2のピン差込孔までの距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位置固定のベースにシヤフトを設け、該シヤフ
    トの外周に、これに外嵌する直径に形成されたス
    リーブと、前記スリーブの内側からフランジの外
    側にわたつて半径方向に貫通するように形成され
    たスリツトと、該スリツトをはさんだ位置のスリ
    ーブの両側部にシヤフトの中心からの距離が異な
    る位置に設けられた第1、第2のピン差込孔が
    夫々形成された一対の耳部とを有するドラムを前
    記シヤフトの回りに回動しうるように嵌合し、該
    ドラムの第1、第2のピン差込孔を有する位置
    に、シートバツクフレームに固着されたブラケツ
    トを当接し、該ブラケツトと前記ドラムとを、第
    1、第2のピン差込孔に差し込んだ第1、第2の
    ピンにより結合するとともに、シートバツクに後
    倒方向の荷重を掛けたときにドラムのスリーブに
    よりシヤフトを締め付け、シートバツクを任意の
    傾斜角度にロツクしうるように構成したことを特
    徴とするシートバツクの傾斜角度調整機構。
JP6995882U 1982-05-13 1982-05-13 シ−トバツクの傾斜角度調整機構 Granted JPS58173352U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6995882U JPS58173352U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 シ−トバツクの傾斜角度調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6995882U JPS58173352U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 シ−トバツクの傾斜角度調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173352U JPS58173352U (ja) 1983-11-19
JPS6320371Y2 true JPS6320371Y2 (ja) 1988-06-06

Family

ID=30079656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6995882U Granted JPS58173352U (ja) 1982-05-13 1982-05-13 シ−トバツクの傾斜角度調整機構

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5716004B2 (ja) * 2012-11-26 2015-05-13 向陽技研株式会社 無段階角度調整金具
JP6012521B2 (ja) * 2013-03-22 2016-10-25 株式会社ヒカリ 角度調節器

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JPS58173352U (ja) 1983-11-19

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