JPS63203231A - 部分円状の湾曲部材を製作するための方法と装置 - Google Patents

部分円状の湾曲部材を製作するための方法と装置

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JPS63203231A
JPS63203231A JP63032970A JP3297088A JPS63203231A JP S63203231 A JPS63203231 A JP S63203231A JP 63032970 A JP63032970 A JP 63032970A JP 3297088 A JP3297088 A JP 3297088A JP S63203231 A JPS63203231 A JP S63203231A
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metal strip
rolling
roller
curved member
cutting
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JP63032970A
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オツトー・ビーラー
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/10Making other particular articles parts of bearings; sleeves; valve seats or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D53/00Making other particular articles
    • B21D53/16Making other particular articles rings, e.g. barrel hoops
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H1/00Making articles shaped as bodies of revolution
    • B21H1/06Making articles shaped as bodies of revolution rings of restricted axial length

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半径方向の有利には長い範囲と、軸方向の有
利には短い範囲とを有する、曲率半径の中心を含む断面
図でみた横断面形状と、ほぼ平面平行である、曲率半径
の中心に対して垂直な側面とを備えた部分円状の湾曲部
材、特に滑シ軸受シェルのためのストップフランジを製
作するための方法に関する。
ストップフランジを備えた滑り軸受シェルは、滑り軸受
によって回転可能に支承された軸を軸方向において支持
することが大事である多くの技術分野で必要とされる。
例えばストップフランジを備えたこの種の滑り軸受シェ
ルは内燃機関でクランク軸支承のために使用される。本
発明はまた例えば、滑シ軸受シェル自体をこれを受容す
る孔内で軸方向で固定するために滑り軸受シェルにつば
を取付けたい場合に重要である。
現代的な製作方法によれば単数または複数のストップ7
ランジを有する滑り軸受シェルの製作は、ストップフラ
ンジを部分円状の湾曲部材として別個に製作し、次いで
滑り軸受シェルへ点浴接することによって行なわれる。
ストップフランジは良好なスラスト軸受特性の点で高価
な滑り面、特に軸受メタル、例えばAlSnまたはCu
5nの被覆を有していなければならない。これらの軸受
材料は使用される材料によるのみならず、特に鋼基材上
で軸受メタルを圧延する製作方法によってもおよび表面
品質と壁厚定数に対する高い品質要求によっても高価で
ある。従来まさに高い品質要求の点でストップフランジ
は軸受メタルで被覆された帯鋼から半円弧状片として打
抜かれて製作された。その場合にストップフランジは両
端の仮想の結合線でもって帯材長手方向に対して直角に
位置するように打抜かれ、著量の切断廃物が生じ、その
量は線材料消費量の50%以上にまで上った。
このようにして得られた打抜き品において引続きストッ
プ7ランジで屡々必要とされる斜面を設けなければなら
ない。これは一般に圧刻によって行なわれるが、必要な
製作精度は得られないので、少なくとも切削後加工が必
要であった。
これらすべ℃の加工工程では慎重な取扱いでもって申し
分のない滑り面を得るように注意しなければならない。
この滑υ面の後加工の1方法は場合によっては後研削よ
り成っていることがあり、この後研削はもう1つの高価
な作業工程を必要とし、しかもこの作業工程については
比較的厚い軸受金属被覆を必要とする。
ところで意想外にも滑シ軸受シェルの軸受フランジとし
て必要な品質をもった部分円状の湾曲部材を費用上きわ
めて有利な、しかも品質を高める方法によって製作し得
ることが判明した。
くさび状に互いに傾斜した2つの側面と、これらの側面
を結合する2つの縁面である、くさび先端側の縁面とく
さび先端から遠い縁面とを持ったほぼ直線形の金属帯材
部分、特に少なくとも1側面上に軸受メタル被覆を有す
る金属帯材部分を圧延して湾曲部材とし、その場合にく
さび先端側の縁面を湾曲部材の内側の縁面としかつくさ
び先端から遠い縁面を外側の縁面とすることが提案され
る。
ここでくさび状に互いに傾斜した側面について述べると
、との聚現は直線の母線を持つ面並びに湾曲した母線、
特に凹面状の母線を持つ面を包含する。母線の形状は簡
単な予備試験によって、できる限り均一な変形が達成さ
れるように決められる。
軸受メタルまたは他の金属被覆は均一な膜厚でもって塗
布することができる。しかし金属被覆自体をくさび形に
塗布することも考えられ、これにより軸受メタルの変形
が考慮される。このようにして例えばくさび形の金属被
覆は変形時に均一な膜厚の金属被覆に変化する。
本発明による方法の適用に際しては材料は曲率半径の中
心に対して外側に位置する縁面において該中心に近い縁
面の範囲において延伸せしめられるよりも著しく延伸せ
しめられる。このことは縁面の範囲内および縁面間に位
置する側面範囲内において異なる壁厚変化をもたらす。
壁厚減少は曲率半径の中心から遠い縁面の範囲内で最も
大きく、曲率半径の中心側の縁面の範囲内で最も小さい
。しかし横断面でみてくさび形の帯材、すなわちくさび
状に互いに傾斜した2つの側面を有する金属帯材部分か
ら出発することによシ異なる壁厚変化を補償することが
でき、そのために同時に側面に作用する圧延のために側
面は最終製品で平面平行となる。その場合に圧延過程に
よって同時に側面が付加的に円滑にされ、かつ出発材料
に比べて壁厚が平均化されるという重要な利点が生じる
。比較的低い品質要求という点で比較的安価な材料から
出発することができる、それというのも圧延過程におい
て壁厚の平均化と入面調質とが行なわれるからである。
いずれにしても湾曲部材端において行なわれる切断を別
とすれば、この方法は実質的に切断をしない方法とみる
ことができる。
この方法は適切な圧延ステーションを備えた自動打抜き
兼曲げ加工機械で製作するのに好適である。その場合時
間単位当り大量の個数という点で、繰出しロールないし
は他の長尺の帯材供給物から作業し、しかも圧延すべき
各金属帯材部分全長尺の金属帯材の先行する端部部分か
ら形成するように作業することが推奨される。
圧延過程はまだ長尺の金属帯材から切離される創の金属
帯材部分において行なわれ、次いで初めて圧延された湾
曲部材全長尺の金属帯材から切断する。このようにして
圧延ステーションへの簡単な材料供給が一般的な金属帯
材引込み装置によって得られる。圧延ステーションで圧
延んでいることによって行なうことができる。圧延され
た湾曲部材の分離後湾曲部材は捕集ケージ内へ落下する
かまたは搬送装置によって受止められる。搬送装置は湾
曲部材を別の加工ステージョンへ供給することができる
。この場合後者の作業形式が優れている。
湾曲部材の分離は、既に圧延過程によって湾曲てれた金
属帯材箇所で行なうことが推奨される。このことはすな
わち圧延すべき各金属帯材部分の先行端部が当該金属帯
材部分の圧延時に既に予め湾曲されることを意味し、そ
のために先行端部の範囲内においてもcつまシ圧延過程
の終了時に圧延される範囲)、たとえここでは次第に減
少し、最後には零となる曲げ℃こ腕長さでもって圧延工
具が作用するとしても精確な湾曲を期待することができ
る。
本発明による方法の特別な利点は、屡々必要である、特
に側面と縁面との間の移行部において必要とされる斜面
が本格的な後加工なしに得られることである。すなわち
最終湾曲部材の斜設けることができ、この斜面は圧延時
に無接触で維持されるか、または圧延工具によって後圧
延され、そのときに更に調質される、すなわち表面圧縮
を受ける。
このようにして湾曲部材の環状斜面の裏作には従来必要
であった、圧刻および(または)切削加工によるすべて
の後処理が省略される。
金属帯材部分をローラ(ローラは金属帯材部分のくさび
先端側の縁面に当てるためのほぼ円弧状の、半径方向で
みて外向きのローラ面と金属帯材部分の側面に当てるた
めのほぼ軸方向に向いた環状のローラ面とを有している
)の周囲で圧延し、かつ他方の側面とくさび先端から遠
い縁面に対しては各1つの圧延ロール(これらはローラ
の軸線を中心にして一緒に移動せしめられる)を作用さ
せることによって圧延過程を実施するのが有利である。
その場合に1側面に軸受メタルの被覆を有している場合
にはこの側面を軸方向に向いた環状のローラ面に接触さ
せ、かつ被覆を持たない側面を圧延ロールに曝すことが
推奨される。このようにして軸受金属被覆の膜厚約0.
5朋はほぼ変らず、材料厚さの変化はずっと厚い鋼層に
ほぼ制限される。もちろん軸受メタル層も延伸される。
軸受メタル層が、もつとも強い延伸に曝される範囲にお
いても延伸後十分な厚さを維持するような厚さの軸受メ
タル層を最初から設けることができる。あるいは軸受メ
タル層自体をくさび形に構成することもでき、そのため
に軸受メタル自体を取ってみても湾曲部材の全半径方向
幅にわたっての圧延の後均−となる。
圧延された湾曲部材は有利にはローラにおいて切断工具
によって長尺の金属帯材から分離される。その場合にこ
の切断工具はローラの対向切断面と協働することができ
る。このようにして圧延される各帯材部分は圧延過程の
終了まで後続の金属帯材のために保持され、ローラの外
部での湾曲部材端部の別個の切断は必要ない。
適切な成形プランジャの選択下に切断することによって
湾曲部材の端部において任意の形状を得ることができる
。例えば湾曲部材の端部における切断縁を相補的に切断
することができ、0それにより2つの半円形湾曲部材を
組立℃て滑り軸受の環状に閉じられたストップ7ランジ
にする際に2つの湾曲部材は相補的な突起もしくは切欠
きによって互いにセンタリングされる。
圧延後の湾曲部材において種々の後成形過程が必要であ
る場合にも有利な方法経過がそのために損なわれること
はない。例えば軸受シェルへ浴接するために必要な溶接
突起部を別個のステーションで湾曲部材へ取付けること
が推奨される。このステーションへは圧兆後湾曲部材を
搬送装置によって運ぶことがで毎る。同様に例えば必要
な潤滑油みぞを別個のステーションで、特にブローチを
用いてプローチェ程によって湾曲部材の側面内に形成す
ることが推奨される。
場合によって得られる潤滑膜に対して同方向の分力が加
わらないように潤滑油みぞを曲率半径の中心に対して半
径方向に設けると有利である。
しかし潤滑油みぞを各場所における所定の半径方向の線
に対して傾斜した方向に配置することも考えられる。潤
滑油みぞをブローチ加工によシ製作する場合にはその制
限縁は基本的には直線形であり、かつ互いに平行である
。しかしまた潤滑油みぞを既に加工すべき帯材に何らか
の形状で形成することも考えられ、その場合にはその縁
は圧延時に変形を受ける。もちろん帯材に予め形成され
たみそによって圧延過程が不都合な影響を受けないよう
に注意すべきである。
更に本発明は製作方法を実施するための装置に関する。
その点において本発明では半円形湾曲部材を最終製品と
しであるいは完成品に近い中間製品として送シ出す、で
きる限9簡単な構成を持った装置を提供することである
。この課題を解決するためにはくさび先端側の縁面に尚
てるだめの半径方向に向いたローラ面と金属帯材部分の
側面に当てるためのほぼ軸方向に向いたローラ面とを備
えた圧延ローラが設けられている。更に金属帯材部分の
他方の側面に作用するための第1の圧延ロールおよび金
属帯材部分のくさび先端から遠い縁面に作用するための
第2の圧延ロールが設けられている。これら2つの圧延
ロールはロール支持体に支承されており、ロール支持体
は圧延ローラの軸線を中心にして旋回可能である。第1
の圧延ロールはローラ軸線に対してほぼ半径方向の軸線
を中心にしてロール支持体に支承されており、他方筒2
の圧延ロールはローラ軸線に対してほぼ平行な軸ffM
を中心にしてロール支持体に支承されている。ロール支
持体は回転駆動装置と協働する。もちろん逆の構成、つ
まりロール支持体を定置とし、かつローラを回転可能に
することも可能である。
第2の圧延ロール1個の代わシに、順次作用する2つの
第2の圧延ロールを使用することも考えられる。狭幅側
に作用する第2の圧延ロールの曲げ力は帯材寸法および
母材の品質に応じて、特に母材が鋼の場合には高い。他
方で狭幅側は比較的小セ<、場合によりロール曲げ力に
よってストップリングで側方でロール曲けが得られるこ
とがある。順次作用する2つの第2の圧延ロールによっ
て、2つの第2の圧延ロールのうち各々がその都度曲げ
力の1部を及ぼせばよく、従って第2の圧延ロールとそ
の作用を受ける縁面との間の面圧は相応して小さくなる
ことが達成される。
次いで圧延の問題について述べる。基本的に曲げ過程に
よって、すなわち曲率半径の中心から遠い範囲が曲率半
径の中心に近い範囲よりも著しく延伸せしめられること
によって金属帯材部分内で組織変化が起る。本明細曹で
圧延過程というのは、金属帯材中で組織変化が起るため
である。
圧延過程、特に金縞帯材に対して軸方向に働くロールに
よって、金属帯材が圧延されて単なる曲げ加工によって
得られるであろう壁厚よシも小ざな壁厚にされることに
より組織変化を更に強めることができる。しかしまた金
属帯材に対して軸方向に作用するロールが組織変化には
著しくは関与せずに表面平滑化のみを配慮し、他方組織
変化を主として曲げ過程によって行なうことも考えられ
る。同様のことが外側の、つまりくさび先端から遠い縁
面に対して半径方向に働く圧延ロールについていえる。
この圧延ロールは単に曲げ加工も行なうように調節する
ことができる。しかしまたこの圧延ロールを金属帯材内
の組織変化に積極的に関与するように調節することもで
きる。2つの可能性を”ロールがけ(Walzen )
 ”と”圧延ロール(Walzrolle )IIの概
念によって把えるべきである。
金属帯材をローラと圧延ロールとの間に形成される間隙
間に導入し、かつ各曲げ加工過程の前に後送シできるよ
うにするためには圧延ロールを各ローラ面に対して相対
的に調節可能にすることか推奨され、そのようにして金
属帯材を導入ないしは後から送る前に間隙を場合により
2方向に広げることができ、次いで本来の圧延過程を始
める前に間隙をそれぞれ再び、場合により2方向で狭め
ることができる。いずれにしても間隙を環状のローラ面
(帯材の1側面がこれに沿って圧延される)に対し”C
垂直の方向に広げる手段が存在すべきである。
金属帯材を前方へ送るかまたは本来の圧延過程を実施す
るかに応じて間隙を広げたり狭めたりできるための特に
有利な方法は、圧延ロール支持体上に支承することであ
り、この場合偏心体は回転可能である。このようにして
間隙の周期的に必要な拡大と狭めることを実施し得るの
みならず、長期にわたる作業時間の後ロールが消耗した
場合にはロールの後調節を実施することもできる。
2つの圧延ロールの回転軸線がほぼローラの軸線を含む
共通の平面内に配置されていると、特に高価な製品が得
られる。この手段によって圧延過程において圧延ロール
が同時に各湾曲部材の同一の周面箇所に作用することが
達成される。
帯材を繰出しロールまたは他の材料供給物から接近案内
せしめるためには、ローラに定置の鉗子装置と可動の鉗
子装置とを備えた金属帯材供給装置を配属することがで
きる。金属帯材供給装置は加工すべき金属帯材をローラ
へ接線方向で供給する。
湾曲部材をローラで後続の金属帯材から分離できるよう
に、ローラには圧延された各湾曲部材を後続の金属帯材
から切離すための切断プランジャを配属することができ
る。湾曲部材の横断面状態の点で切断プランジャが環状
のローラ面に対してほぼ垂直に可動であることが推奨さ
れる。
湾曲部材端部においてきれいな切断が得られるためには
切断プランジャが環状のローラ面内の切欠きによって形
成される対向切断エツジと協働するようになっているこ
とが推奨される。
このような切欠きが圧延過程を妨害しないようにするた
めには、切欠きを対向保持工具で埋めることが推奨され
、その場合に対向保持工具は圧延過程時には端面でもっ
て環状のローラ面と同一平面内に位置し、かつ切断過程
では切断プランジャによって押込まれる。対向保持工具
は2つの役割を果しておシ、1つは精密打抜きの場合と
同様に抗力を発揮することであり、もう1つは材料廃物
を場合によシ再び成形路から除去することである。対向
保持工具を制御可能な、または調節可能な抗力でもって
切断力と材料に依存して作用させることが推奨される。
抗力は液圧式にまたは機械的に、例えばばねによシ適用
することができる。
各湾曲部材で環状の斜面を一体形成するかまたは既に帯
材で存在した長手方向の斜面を後加工したい場合には、
ローラおよび(または)少なくとも1つの圧延ロールに
斜面加工面を設けることができる。この加工面は圧延時
に湾曲部材に環状斜面を一体形成するかまたは既に金属
帯材部分に予め形成された斜面を後加工する。
以下実施例につき本発明を詳説する。
第8図には可能な1実施例として一般的な形状の滑り軸
受シェルが符号10で示されている。
約180°にわたつ℃延びたこの滑り軸受シェルには2
つのストップフランジ12が抵抗点溶接によって溶着さ
れている。滑シ軸受シェル10とストップ7ランゾ12
との間の結合の形式は第8図の断面図から判る。ストッ
プ7ランジ12はそれぞれ側面12aに軸受メタル被覆
14を有している。この軸受メタル被覆は互いに反対側
を向いた外側の側面12aに設けられている。ストップ
7ランゾの互いに向合った側面12bは軸受メタル被覆
14の表面に対して平面平行である。ストップ7ランジ
12の、曲率半径の中心に近い縁面が符号120で示さ
れている;この縁面は滑り軸受シェル10の軸方向の突
出部10aの半径方向でみて外向きの面に接触している
。ストップ7ランゾの、曲率半径の中心から遠い縁面は
符号12dで示されている。側面12bと縁面12dと
の間の移行部には環状の斜面12eが存在する。側面1
2aと縁面12Cとの移行部には環状の斜面12fが存
在する。第5図に第8図の矢印■によって示される方向
でみたストップフランジの詳細が示されている。
滑υ軸受シェル10の突出部10aはほぼ溶接箇所範囲
内に限られた局所的な突出部であってもよい。しかし突
出部10aを連続的なリングリブとして構成することも
考えられる。
軸受メタル被覆14を施された側面12a内には潤滑油
みぞ16が形成されている。潤滑油みぞは曲率半径の中
心Kに対して半径方向に延びておシ、第6図に拡大して
示されている。縁面12cの範囲内においてストップ7
ランゾ12に浴接突起部18が形成きれており、これを
用いてストップフランジ12は滑シ軸受シェル10の軸
方向の突出部10aの範囲に浴着せしめられる。溶接突
起部18は第7図に詳しく示されている。
ストップフランジ12の湾曲端部には突起20aもしく
は切欠き20bが形成されておりこれらは互いに相補形
であるので、互いに関連した滑り軸受シェルの同−形の
ストップフランジは相補なって完全な環状形を成し、か
つ互いにセンタリング可能である。
組付けは例えば以下のように考えることができる:第8
図によれば両フランジをエンジンブロックの軸受フラン
ジの両側に当接させ、滑シ軸受シェル10をこの軸受フ
ランジの切欠き内に受容し、図示されない第2の滑り軸
受シェルを湾曲部材の内面に接触させる。この湾曲部材
は軸受フランジ内の切欠きを補完して円形の軸受孔を形
成し℃おり、このもう1つの滑り軸受シェルのストップ
7ランジ12は側方で湾曲部材に当接する。この状態に
おいてストップフランジの軸受メタル被覆14を有する
面12aは滑υ軸受シェル10に回転可能に支承された
クランク軸のストップ面に当接する。これによりで クランク軸は軸方向を固定される。この構成はクランク
軸の両端において適用することができる。
ストップフランジ12を製作するためには第4図に示さ
れた直線形の金属帯材22から出発する。この金属帯材
は、第8図に示されているように対応する符号を使用す
ると、2つの側面22a 、22b、2つの縁面22C
,22d。
2つの平面の斜面22e、22fを有している。
側面22a、22bは互いに鋭角αを形成している。縁
面22Cはこのくさび先端に近い縁面であシ、縁面22
dはくさび先端から遠い縁面である。側面22aは軸受
メタル被覆14を備えている。
このような直線形の金属ストリップ部分から圧延により
第5図によるストップ7ランジ12が得られる。そのと
きにくさび先端から遠い縁面12d近辺では著しい伸び
が生じ、くさび先端から遠い縁面12C近辺では伸びは
起らず、通常むしろ材料圧縮が起る。伸びの状態を第5
図に符号24で示す。この圧延過程で金属帯材部分の直
線の斜面22e、22fが環状の斜面12e、12fに
される。圧延されたストップフランジの端部の切断によ
り突起20aと切欠き20bが得られる。半径方向の潤
滑油みぞ16はブローチェ具を用いてブローチ加工によ
って側面12a内に形成される。m接突起部18は圧延
後に形成される。
ストップフランジ12を製作するための装置は第1図か
ら第3図に示されている。これらの図面の中に圧延ロー
226が認められる。この圧ローラにはほぼ円筒形の、
場合により軽度にだ円形で、半径方向でみて外向きのロ
ーラ面26cが金属帯材部分22の縁面22Cに当てる
ために構成されており、更に金属帯材部分の軸受メタル
被覆14を備えた側面22aに当てるための環状の軸方
向のローラ面26aが形成されている。更にローラには
金属帯材部分22の斜面22fに当てるための斜めのロ
ーラ面26fが構成されている。
ローラの軸線がA−Aでもって示されている。
圧延ロー226と同軸的な軸28にはロール支持体30
が回転可能に支承されている。このロール支持体30に
は第1の圧延ロール32が支承され、その回転軸線32
aはローラ軸線A−Aに対して半径方向を向いており、
かつ更に第2の圧延ロール34が支承され、その回転軸
線34aはローラ軸線A−Aに対して平行である。
第1図には圧延ロール34についてのみ示されているが
、2つの圧延ロール32.34は偏心体34bに支承さ
れている。偏心体は支承ビン34Cを中心にして調節可
能であシ、かつ各調節位置で固定可能である。支承ビン
34cに対する偏心体34bの相対回転によってロール
面34Uのローラ面26までの相対的な距離を変えるこ
とができる。同様に偏心体を用いて第1の圧延ロール3
2のロール面32Uをローラ面26aに対して相対的に
調節することができる。
しかしこの方法はロール面をローラ面に対して相対的に
調節する方法の可能な1例にすぎない。
ロール支持体30はギヤ36と相対回動不能に結合され
ており、ギヤはラック38によって駆動可能である。こ
のよってしてロール支持体30は矢印40によって示さ
れる方向にローラ軸線A−Aを中心にして旋回可能であ
る。もちろんラックは特に1つの駆動方法として示され
ているにすぎない。ラックは第1図の図平面に対して垂
直方向にずらすことができるので、ラックが圧延ロール
32.34およびロール支持体30と抵触することはな
い。
金属帯材22は引込み装置42によって接線方向に圧延
ローラ26へ接近案内することができる。引込み装置4
2は定置の鉗子装置42aと矢印によって示された方向
へ可動な鉗子装置42bとを備えている。この引込み装
置によってストップフランジ12を曲げるのに必要な各
長さの金属帯材22が順次供給される。圧延前の金属帯
材22を一方のローラ面26aと第1の圧延ロール32
との間および他方のローラ面26Cと第2の圧延ロール
34との間に形成される間隙(第6図参照)内へ導入し
得るためにはロール面34Uと32Uとは偏心体34b
の操作によってそれぞれローラ面26c、26aから、
圧延前の金属帯材が簡単にこの間隙を通過するような距
離だけ引離される。ストップ7ランジの製作開始に当っ
て、金属帯材22は第1図に実線で示された位置の圧延
ロール32と34を越えてストップフランジの周方向長
さよりも大きく、一方の圧延ロール32と34と後述さ
れる切断プランジャの対向切断面44との間の円弧距離
βの数倍だけ前方へ送られる。次いで偏心体34bを改
めて操作することにより圧延ロール32.34を圧延位
置へもたらす、すなわちローラ面26a 、26 cへ
近づける。
今や圧延過程を開始することができる二ロール支持体3
0をラック38によって時計回り方向に駆動する。その
とき圧延ロール32.34は位置P1から位置P2を経
て位置P6へ移動する。その場合に位置P1よシも突出
した先行の金属帯材部分は圧延ローラ26の周りで湾曲
せしめられ、同時に平面化される。その結果第4図に示
された当初互いに鋭角を成した直線形の側面22aと2
2bとから第8図に示された平面平行な側面12aと1
2bとが得られる。このとき環状のローラ面26aへの
圧着により軸受メタル被覆の表面は調質きされる。同時
に斜面22eと22fからストップフランジの環状の斜
面12e、12fが得られる。圧延ロール32.34の
、ローラ面26a 、26cに対する相対的な調節に応
じてロールによる曲げ過程または圧延過程が起こる。い
ずれにしても圧延ロール32とローラ面26aとの間で
は組織変化の意味での圧延を期待することができる、そ
れというのもこの圧延によって延伸が平均化されるから
であり、これは第5図に符号24で示きれておシ、かつ
側面の平行化をもたらす。軸受メタル被覆14の層厚は
圧延過程によってほぼ影響されないが、軸受メタル被覆
14内でも延伸が起り、これは第5図に符号24で示さ
れている。
圧延ロール32,34が位置P3に達した後、形成され
たストップフランジは切断プランジャ46(第2図)に
よって切断される。切断プランジャはローラの軸線A−
Aの方向に平行に移動する。この切断プランジャ46は
環状のローラ面26a内に形成された対向切断面44と
協働する。
その場合に対向切断面44によって区切られた凹所を対
向切断工具50で埋めてもよい。対向保持工具は切断過
程で第1図の図平面に対して垂直方向に例えばばね力に
抗して撓む。この対向保持工具50は圧延過程では第1
図で認められる端面でもってローラ面26aと同一平面
に位置しているので、圧延過程が対向切断面44によっ
て妨害されることはなく、圧延された金属帯材内に障害
的な傷痕が現われることはない。
最初のストップフランジが圧延され、かつ切断された後
、金属帯材22の先行端部は円弧領域Pにわたって湾曲
せしめられている。今やロール支持体30は圧延ロール
32.34とともに再び位置P1へもたらされている。
同時に圧延ロール32と34は再びロー・う面26a。
26Cから後退させられる。そのために金属帯材22は
改めてストップフランジの周方向長さに相当する長さだ
け前方へ送ることができる。
この前送りが行なわれた後金属帯材22は第1図に符号
52で示された位置を取る。今や次の圧延過程を開始す
ることができる。この過程で圧延ロール32.34は再
び位置P3へ移動する。圧延過程の終了時に、圧延ロー
ル32と34が位置P6に到達する直前に、金属帯材の
前の圧延過程で既に湾曲せしめられた部分片が圧延され
ることに注意すべきである。これにより各金属帯材部分
端部の変形の問題は著しく軽減される;他の場合にはこ
の問題は、利用可能な曲げてこ腕長さの欠如のために圧
延ロール34が各金属帯材部分端部に対して十分な曲げ
作用をもはや金属帯材に及ぼし得ないために起ると思わ
れる。
切断プランジャ46と対向切断面44は第1図に示され
ているように構成されているので、圧延された各金属帯
材部分の切断時に既にストップフランジ12の所期の端
部輪郭が突起20aと切欠き20bによって得られる。
切断されたストラフ0フランジはケージ内へ落下するか
または既に切断中に搬送装置によって引取られる。搬送
装置はストップフランジを別の加工ステージョン、特に
溶接突起部18の圧着のためのステーションおよび(ま
たは)潤滑油みぞ16をブローチ加工するためのステー
ションへ運ぶ。
斜面128.12fを第1図から第6図によって圧延ス
テーションで圧延するときに初めてロールかけ形成する
ことも考えられる。しかし既に斜面22e、22fを持
った、第4図による直線形の金属帯材を圧延ステーショ
ンへ導入し、かつ斜面22e、22fを圧延ステーショ
ンで場合によシ後加工するのが有利である。
圧延過程もしくは金属帯材の送りのために圧延ロール3
2と34の前後の移動調節は問題なく自動化することが
でき、例えば位置P1において適切な調節装置が偏心体
34bと協働し、各圧延ロールを各偏心体に対して相対
的に回動させる。圧延ロール32.34を各帯材導入位
置と各圧延位置との間で往復移動させるためには原則的
には他の方法も考えられる。例えば第2図に動力装置5
6が示されている。この動力装置は軸受58を介してロ
ール支持体30へ作用する。動力装置56の往復運動に
よってロール支持体を圧延ロール32とともに圧延位置
もしくは帯材導入位置へもたらすことができる。
同様の手段が圧延ロール34に対しても考えられる。
共通の運動によって2つの圧延ロールが通過位置へ引込
むことができるように、すなわち第2図でみて2つの圧
延ロール32.34の右上方45°の方向への移動が可
能であるように、ロール支持体を2つの圧延ロールとと
もに移動させることがもう1つのきわめて有利な方法で
あろう。そのためには2つの圧延ロール32.34全中
間支持体上に設けることができ、中間支持体自体が支持
体30上で45°の方向に案内される。この運動は動力
装置によっ1行なうことができる。
上述の、軸受メタルの六回の調質は圧縮および平滑化作
用に基いておυ、この作用は圧延ロール32が及ぼす、
軸受メタル被覆と環状のローラ面26aとの間の高い圧
力によって惹起される。
溶接突起部と油みぞの加工は圧延加工を行なうものと同
じ機械で行なうことができる。最後に滑り軸受シェル1
0の溶接、より正しくは滑り軸受シェル10とストップ
7ランジ12との溶接も圧延を行なうものと同じ機械で
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の正面図、第2図は第1図の
矢印■によって示烙れる方向でみた側面図、第6図は第
1図の([−1に沿った断面図、第4図は第1図のIV
 −IV線に沿った断面図、第5図は第1図から第3図
による装置で製造された湾曲部材、すなわち滑シ軸受シ
ェルのためのストップ7ランジを示した図、第6図は第
5図の■−■線に沿った断面図、第7図は第5図の■−
■線に沿った断面図、第8図は2つのストップフランジ
を備えた滑シ軸受シェルの軸線を含む断面図である。 10・・・滑シ軸受メタル、10a・・・突出部、12
・・・ストップフランジ、12a、12b。 ’l ’l a 、 22 b−側面、12 C、12
d 、 220゜22 d ・・・縁面、12e、12
f、22e、22f・・・縁面、14・・・軸受メタル
被覆、16・・・潤滑油みぞ、18・・・浴接突起部、
20a・・・突起、20b・・・切欠き、22・・・金
属帯材、24・・・伸びの状態、26 ・・・圧延ロー
ラ、26a、26c、26f−ローラ面、28・・・軸
、30・・・ロール支持体、32.34・・・圧延ロー
ル、32a 、34a・・・回転軸線、32U、34U
・・・ロール面、34b・・・偏心体、34C・・・支
承ビン、36・・・ギヤ、38・・・ラック、40・・
・矢印、42・・・引込み装置、42a 、42b・・
・鉗子装置、44・・・対向切断面、46・・・切断プ
ランジャ、50・・・対向保持工具、52・・・位置、
56・・・動力装置、58・・・軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半径方向の範囲と軸方向の範囲とを有する、曲率半
    径の中心を含む断面図でみた横断面形状と、ほぼ平面平
    行である、曲率半径の中心に対して垂直な側面(12a
    、12b)とを備えた部分円状の湾曲部材(12)を製
    作するための方法において、くさび状に互いに傾斜した
    2つの側面(22a、22b)と、これらの側面(22
    a、22b)を結合する2つの縁面(22c、22d)
    である、くさび先端側の縁面(22c)とくさび先端か
    ら遠い縁面(22d)とを持つたほぼ直線形の金属帯材
    部分(22)を圧延して湾曲部材(12)とし、その場
    合にくさび先端側の縁面(22c)を湾曲部材(12)
    の内側の縁面(12c)とし、かつくさびを先端から遠
    い縁面(22d)を外側の縁面(12d)とすることを
    特徴とする、部分円状の湾曲部材を製作するための方法
    。 2、金属帯材部分(22)を長尺の金属帯材の先行の端
    部部分により形成し、かつ長尺の金属帯材から切離され
    る前のこの金属帯材部分(22)で圧延過程を実施し、
    次いで圧延された湾曲部材(12)を長尺の金属帯材か
    ら分離する、請求項1記載の方法。 3、湾曲部材(12)の分離を既に圧延過程によつて湾
    曲した金属帯材箇所で行なう、請求項2記載の方法。 4、側面(22a、22b)と縁面(22c、22d)
    との間の少なくとも1つの移行部に斜面を備えた金属帯
    材(22)を加工し、その場合に斜面(22e、22f
    )が圧延時に少なくとも部分的に維持されて湾曲部材 (12)の環状斜面(12e、12f)を構成する、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の方法。 5.金属帯材部分(22)のくさび先端側の縁面(22
    c)に当てるための、ほぼ円弧状の、半径方向でみて外
    向きのローラ面(26c)と金属帯材部分(22)の側
    面(22a)に当てるための、ほぼ軸方向に向いた環状
    のローラ面(26a)とを持つローラ(26)の周囲で
    金属帯材部分(22)を圧延し、かつ他方の側面(22
    b)およびくさび先端から遠い縁面(22d)に対して
    ローラ(26)の軸線(A−A)を中心にして一緒に移
    動する各1つの圧延ロール(32もしくは34)を作用
    させる、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法
    。 6、金属帯材部分を圧延に際して軸受メタル被覆を有す
    る側面(22a)でもつて軸方向に向いた環状のローラ
    面(26a)に接触させる、請求項5記載の方法。 7、金属帯材部分(22)の圧延時に環状の斜面(12
    e、12f)を一体形成するか、かつ(または)予め形
    成された、金属帯材部分の斜面を後成形する、請求項1
    から3まで、5および6のいずれか1項記載の方法。 8、ローラ(26)の対向切断面(44)と協働する切
    断工具(46)を用いて湾曲部材 (12)を長尺の金属帯材から分離する、請求項1から
    7までのいずれか1項記載の方法。 9、切断時に所期の形状の湾曲部材端部(20a、20
    b)を与えるような形状の切断工具 (46)を用いて湾曲部材(12)を長尺の金属帯材か
    ら切断する、請求項2から8までのいずれか1項記載の
    方法。 10、湾曲部材を圧延後に後成形する、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の方法。 11、軸受シエル(10)に固定するために圧延後の湾
    曲部材(12)に溶接突起部(18)を一体形成する、
    請求項10記載の方法。 12、圧延後少なくとも1つの側面(12a、12b)
    に潤滑油みぞ(16)を形成する、請求項10または1
    1記載の方法。 13、請求項1から12までのいずれか1項による方法
    を実施するための装置において、金属帯材部分(22)
    のくさび先端側の縁面 (22c)に当てるために半径方向に向いたローラ面(
    26c)と金属帯材部分(22)の側面(22a)に当
    てるためのほぼ軸方向に向いた環状のローラ面(26a
    )とを持つ圧延ローラ(26)と、金属帯材部分(22
    )の他方の側面(22b)に作用するための少なくとも
    1つの第1の圧延ロール(32)と、金属帯材部分(2
    2)のくさび先端から遠い縁面(22d)に作用するた
    めの少なくとも1つの第2の圧延ロール(34)と、圧
    延ロール(32、34)を支持したロール支持体とを備
    えており、ロール支持体が圧延ローラ(26)の軸線(
    A−A)を中心にして旋回可能であり、かつ第1の圧延
    ロール(32)がローラ軸線(A−A)に対してほぼ半
    径方向の軸線(32a)を中心にしてロール支持体(3
    0)に支承されており、かつ第2の圧延ロール(34)
    がローラ軸線(A−A)に対してほぼ平行の軸線(34
    a)を中心にしてロール支持体(30)に支承されてお
    り、かつロール支持体(30)が回転駆動装置 (38)と協働するようになつていることを特徴とする
    、部分円状の湾曲部材を製作するための装置。 14、圧延ロール(32、34)の少なくとも1つが各
    ローラ面(26a、26c)に対する相対距離を調整可
    能に配置されている、請求項13記載の装置。 15、圧延ロール(32、34)の少なくとも1つが偏
    心体(34b)上に支承されており、偏心体(34b)
    が回転可能である、請求項14記載の装置。 16、両圧延ロール(32、34)の回転軸線(32a
    、34a)がほぼローラ(26)の軸線(A−A)を含
    む共通の平面内に配置されている、請求項13から15
    までのいずれか1項記載の装置。 17、定置の鉗子装置(42a)と可動の鉗子装置(4
    2b)とを備えた金属帯材供給装置 (42)がローラ(26)に配属されており、該金属帯
    材供給装置が加工すべき金属帯材 (22)を接線方向にローラ(26)へ供給するように
    なつている、請求項13から16までのいずれか1項記
    載の装置。 18、切断プランジャ(46)が圧延された各湾曲部材
    (12)を長尺の金属帯材(22)から切断するために
    ローラ(26)に配属されている、請求項13から17
    までのいずれか1項記載の装置。 19、切断プランジャ(46)が環状のローラ面(26
    )に対してほぼ垂直の方向に移動可能である、請求項1
    8記載の装置。 20、切断プランジャ(46)が環状のローラ面(26
    )内の切欠きによつて形成された対向切断エツジ(44
    )と協働するようになつている、請求項19記載の装置
    。 21、切欠き内に対向保持工具(50)が埋込まれてお
    り、対工保持工具が圧延過程では端面でもつて環状のロ
    ーラ面(26a)と一平面を成して位置しており、かつ
    切断過程では切断プランジャ(46)によつて押込み可
    能である、請求項20記載の装置。 22、ローラ(26)および(または)少なくとも1つ
    の圧延ロール(32、34)に斜面加工面(26f)が
    設けられており、該斜面加工面が圧延時に製作される湾
    曲部材(12)に斜面を一体形成するかまたは既に金属
    帯材部分(22)に予め形成された斜面を後加工するよ
    うになつている、請求項13から21までのいずれか1
    項記載の装置。 23、請求項1から12までのいずれか1項による方法
    によつて製作された湾曲部材。
JP63032970A 1987-02-17 1988-02-17 部分円状の湾曲部材を製作するための方法と装置 Pending JPS63203231A (ja)

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