JPS6366623B2 - - Google Patents

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JPS6366623B2
JPS6366623B2 JP54073623A JP7362379A JPS6366623B2 JP S6366623 B2 JPS6366623 B2 JP S6366623B2 JP 54073623 A JP54073623 A JP 54073623A JP 7362379 A JP7362379 A JP 7362379A JP S6366623 B2 JPS6366623 B2 JP S6366623B2
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JP
Japan
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turret
workpiece
mandrel
spindle
axis
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Application number
JP54073623A
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English (en)
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JPS5527491A (en
Inventor
Taadeushu Furaneku Jiozefu
Horukuzuniku Horu
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Crown Packaging UK Ltd
Original Assignee
Metal Box PLC
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Filing date
Publication date
Application filed by Metal Box PLC filed Critical Metal Box PLC
Publication of JPS5527491A publication Critical patent/JPS5527491A/ja
Priority to DE19803020094 priority Critical patent/DE3020094A1/de
Publication of JPS6366623B2 publication Critical patent/JPS6366623B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D17/00Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles
    • B21D17/04Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/02Making hollow objects characterised by the structure of the objects
    • B21D51/12Making hollow objects characterised by the structure of the objects objects with corrugated walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はたとえば金属缶体のような薄壁中空物
体に連続加工を実施する装置に関し、この作業は
たとえば缶体の壁に周辺ビードを形成するような
ビージング作業であつて、該装置の例を挙げれば
ビージング機械である。
本発明に関する特定型式の装置は、固定の機械
フレームと、前記フレーム内で自己の軸線まわり
に回転可能な主タレツトと、主タレツトに担持さ
れかつ複数の前記加工物を保持するため共通ピツ
チ円上に間隔を保つて配置された複数の保持装置
と、保持装置に順次に加工物を送る送入部と、連
続する加工物を保持装置から除去するため主タレ
ツト軸線に対して送入部から円周方向に隔つた送
出部と、前記加工物内で係合するためのおす型工
具要素を担持する主タレツト上の装置と、おす形
工具要素と協働して前記加工物と外側において係
合するための別の工具要素を担持しこれによつて
加工物が送入部と送出部との間で保持装置によつ
て保持されている間に各加工物に連続して前記作
業を実施する装置とを含み、本装置はさらに各加
工物および工具要素を前記作業に対し、それらの
相対配置へ、および相対配置から移動させるよう
に、連続する各保持装置と工具要素との間でタレ
ツトの回転軸線方向にかつタレツトの回転と同期
状態を保つて相対運動させる。このような装置を
本文では「上述の種類の装置」と称する。
上述の種類の装置は、英国特許明細書第
1509905号に記述され、この装置は当初の絞り作
業で事前に形成されたカツプ状加工物を深絞りす
ることによつて単体の金属缶体を形成するために
多頭式タレツト型水平再絞りプレスに関するもの
である。この特別装置の場合、おす形工具要素は
絞りプレスラムであり、加工物外方の他の工具要
素は絞りダイスである。
金属缶体の製造において、最近の改良型機械お
よび技法の導入により製造速度に可成りの速度増
大が見られる。よつて、数年前は、缶体製造ライ
ンは、毎分400乃至600個の程度の速度で缶体を製
造することが期待されたが、最近の装置はこれよ
り可成り高い速度で製造することができるから、
毎分約800個の缶体の製造速度が現実の問題であ
る。これは単体缶体すなわち中味を充填したのち
缶端部材で閉塞することが予定される缶体の場合
特に真実である。単体缶体は、平坦金属素板が深
絞りによつてカツプ状に形成されたのち、別の深
絞り作業(たとえば前述の英国特許明細書第
1509905号に記載のプレスのような)あるいは壁
アイアニングあるいはこれらの組み合わせ手段を
含む後続加工段階によつて伸長される。これらの
方法は特に高速運転に有用である。
しかし、一層高い製造速度に指向する一般傾向
はまた、三体缶体用の缶体に関してもあきらか
で、この場合缶体は一端に取り付けられた底端部
材をもつ胴部円周から成る。三体缶用の胴部円筒
は金属薄板を彎曲し、その両端縁を接合して円筒
の側部に亘つて縦方向に延びる側方継目を形成す
る。この側方継目は多くの方法の1つを用いるこ
とができるが、この場合継目線に沿つて缶体の壁
の局部的な厚さの増加を生ぜしめ、これは後述す
るように本発明の主要特徴の1つに対応する。特
に規定しない限り、缶体という語は本文において
二体缶および三体缶用の缶体を指すものとする。
増大した製造速度の1つの結果として、製造装
置を経過する缶体または円筒の加工数を増大する
ように改変されあるいは並列に2つ以上の分岐作
業を提供するために缶体製造機械の前段階または
後段階(あるいはその両方)で製造ラインを分割
することによつて一層大きい加工数を得るように
複列化する補助装置が必要である。上記方法のう
ち後者は、若干の理由で望ましくなく、すなわち
その第1は費用、さらに場所を要すること、保守
作業の増加などである。いかなる最大製造速度で
も缶体を取り扱うことができ、しかも製缶機械に
装備可能な補助装置を開発することが好適であ
る。
補助装置は素材を製缶機械に送入しかつ缶体ま
たは胴部円筒を該機械から除去するために、単体
缶体の未加工開口端を整形する整形機械、および
整形された開口端にフランジを設け、あるいは
(三体缶に対する胴部円筒の場合)両端にフラン
ジを設けるためのフランジング機械を含む。補助
装置にはまた末端フランジまたは各末端フランジ
に極く接近してくび部を形成する機械(このよう
な機械はくび部とフランジとを同時に形成するよ
うに配置される)、およびビージング機械を含む。
ビージングは缶体の壁厚が平坦な円筒壁に強度を
付与する必要がある場合に必要な作業である。ビ
ージングは大型の三体食糧缶用にこれまで長い間
用いられてきたが、側壁の厚さが次第にに薄肉化
する傾向にある点で他のサイズの缶にも大いに適
用することが望まれてきた。この傾向は単体缶体
用の壁部アイアニングおよび再絞り技術の発展の
結果、製造される側壁を三体缶体に必要とするも
のに比し可成に減少させることができることがあ
きらかになつた。しかし、三体缶用に所謂「両面
薄肉化」ブリキの使用の増加は、三体缶の胴部円
筒に、従来の場合よりも頻繁に所望のビージング
を施すことによつて側壁の強化を行わせるように
なつた。
よつて、金属缶の場合に実際に当面する最大と
思われる長さをもつ缶体または胴部円筒を取り扱
うことができ、かつこれまで同種機械において必
要としたものよりも可成り高い速度で運転する極
めて高速運転が可能で、しかも大型缶あるいは或
る状況の下における他のサイズものに限つて要求
されたために、特に高速で実施することが一般に
求められなかつたビージング機械に対する要望が
生じた。極めて高速の運転に対するこの要求は、
壁厚が減少する傾向によつて、ビージング機械
は、従来設けられてなかつた製造ラインに付加事
項をあらわすように思われるという事実によつ
て、さらに或る別の重要さを加える。ゆえに、も
しビージング機械が現代の高速製缶機械の出力の
たとえば2倍の能力をもつように造られれば、2
基の製缶機械が単一のビージング機に供給するこ
とができるから各製造ラインに対し付加投下資
本、保守に対する要求事項等およびビージング装
置の提供に伴う付随事項を低減する。
これらの要求事項が改善を求められた1つの分
野はとくに機械へ送入および機械から送出中に缶
体または胴部円筒を処理するシステムである。満
足できる処理システムは種々の型式の既知の機械
において存在するが、これらは一般にわずか1分
間に450缶乃至800缶の範囲の速度であり、典型的
には毎分450缶乃至600缶である。1つの典型的な
装置では、三体缶用の胴部円筒は機械の送入タレ
ツトに調時された間隔でこれら円筒を送るスクリ
ユ型コンベヤによつてビージング機械に送り込ま
れる。送入タレツトは胴部円筒を回転するタレツ
ト内に配置し、該タレツトは間隔をもつて配置さ
れかつ一しよに回転可能な2個の円板から成る。
各胴部円筒は2個の円板間で特殊の支持ローラに
よつて支持され、該円板は円筒と同心の孔を有す
るから、一対の対向した往復運動するマンドレル
が胴部円筒内に嵌入されてビーデイング作業中円
筒を内部から支持する。このように支持された胴
部円筒と共にタレツトが回転すると、外側ビージ
ングロールが円筒の外側に係合して周辺ビードが
形成される。この作業中、タレツトに担持されて
いるマンドレルはそれら自身の軸線まわりに回転
される。
この装置の本来の不利点は、マンドレルが往復
運動と回転運動の両方を実施するから、これらマ
ンドレルはマンドレルの軸方向運動を実施するた
めに十分広い面をもつ片持ちピニオンを介して外
部の定置歯車によつて駆動されなければならな
い。この軸方向運動は、2個の向き合つたマンド
レルの各々に対し、胴部円筒の長さの半分以上で
あるから、実際の場合、このことはビード付され
る胴部円筒の長さに或る制限を加え、とくにピニ
オンが片持式であるからピニオンの長さが大きけ
れば大きい程半径方向の変形の傾向が大きくな
る。そのうえ、マンドレルハウジングは一般にあ
り継ぎ滑り案内部をもち、これは定置カムと係合
しているカム従動ローラを好適に担持してマンド
レルに回転タレツト内に保持された胴部円筒内へ
および該円筒からのその往復運動を伝達する。こ
れによつて胴部円筒が往復運動可能な一対の回転
マンドレルによつて支持されているこの装置は、
マンドレル軸受がビージング作業の精密さに対し
望ましい十分な剛性をもつことができないような
或る距離を隔てて配置されなければならないか
ら、本質的に可撓性である。マンドレル軸受内お
よび上記の滑り案内部内の適正な作動すき間の必
要さは、さらに胴部円筒上に形成されたビードが
不等な深さのものとなる傾向をもつという事実に
帰することができる。多くの場合、このことは納
得できるが、このビード深さの変動を許容限度内
に維持するために、胴部円筒の長さおよび作業速
度の両方を制限することが必要になる。そのう
え、このような装置は同一長さの胴部円筒(両端
開放)用の一対のマンドレルの一方のマンドレル
の往復運動行程を2倍にした長さをもつ単一のマ
ンドレルを提供することによつて単体の缶体用と
してのみ適用可能であり、このような装置の不利
点は後述の説明からあきらかであろう。
既存もしくはこれまでに提案されたビージング
機械の或る型式のものは、これまで述べた種類の
装置すなわち回転タレツト型機械に類似してい
る。工具装置の通常の配置は、加工物がこの目的
のためにばね偏倚されたばね負荷式であるビージ
ングローラによつてビージングレールに押接され
るように配置されたビージングレールおよびビー
ジングローラを提供することである。ビージング
レールは内側マンドレルか、その場合ビージング
作業中、中空加工物の内側に配置されるビージン
グローラかに当接せしめてビードを形成するよう
に形状づけられている。マンドレルかローラかの
内側またはおす形工具要素は好適に形状づけられ
る。これとは別に、レールは無くすることもで
き、この場合ビージングは外側ローラと内側マン
ドレルとの間で実施される。上述型式の装置にお
いて本発明の第1の特色によれば、前記保持装置
はそれぞれ相互間で薄壁中空加工物を収容するよ
うに対向する端壁をもつ個別の受具と前記おす形
工具要素を貫通受け入れるための開口をもつ前記
端壁の第1のものと、加工物の横方向の配置装置
をもつ前記端壁の少くとも1つとを含み、受具が
一方の側に該側部をとおつて加工物を受け入れる
ために開口している。各受具はその前記開口側部
がタレツト軸線に対し半径方向外方へ面するよう
に配置されていることが好ましい。
各受具の横方向配置装置は受具の開口側から遠
い方の加工物の側部において加工物と外側で係合
するために半径方向外方へ弾性的に偏倚された加
工物係合要素を含むことが好ましい。
本発明の好適な特色は、配置装置は主タレツト
の回転軸線方向に、タレツトの回転に応答して往
復運動する滑り部材を含み、これによつて、各滑
り部材が送入部から任意所与の角変位状態にある
とき、装置の固定フレームに対して常に同一の縦
方向の位置にあり、各受具が前記ラムの各個の自
由端によつて担持されてこれと共に確実な往復運
動を実施する。
このように装置することによつて、各加工物は
個別の往復運動可能な受具内に確実に位置付けら
れかつ担持されて、加工物を加工物に実施される
所要加工作業のための位置に確実に配置し、該作
業中適正な位置に保持させかつ作業の終末に加工
手段から確実に除去させることができる。
おす形工具要素を担持する前記装置は、通常そ
れぞれが1つのマンドレルを取り付ける複数のス
ピンドルを含み、これらスピンドルは受具と同じ
ピツチ円上に配置されているから、各スピンドル
はタレツトの回転と共にそれ自身の軸線まわりで
タレツト内で回転可能であり、これによつてスピ
ンドルに担持されたマンドレルによつて対応する
受具に担持された加工物を回転する。好ましく
は、各前記スピンドルはスリーブ内に回転可能に
取り付けられ、該スリーブはスピンドルに対し偏
心配置されかつタレツト内に回転調節式に取り付
けられこれによつてスピンドルの軸線を対応する
受具の前記第1端壁の開口の軸線と整列させる。
上述のように工具要素へ、および工具要素から
加工物を縦方向に移動できることはマンドレルを
往復運動させなくてもよい。したがつて、金属缶
体の壁部に周辺ビードを形成するビージング機械
の形態をもち、かつそれぞれが上述のスピンドル
の対応する1つと同軸に担持されかつこれと共に
回転可能な複数のマンドレルをもつ装置におい
て、マンドレルは非往復運動性でかつ各マンドレ
ルはその軸線が常時対応するスピンドルの軸線に
対し傾斜をもたないように配置されている。
本発明によるビージング機械において缶体と外
側において係合する別の工具要素は、タレツトと
同軸でかつ機械の固定フレームに固定された単一
の弧形ビージングレールだけを含むことが好まし
く、このビージングレールは缶体と係合するため
その内周側に加工表面をもつ。ビージングレール
は3部分で形成されることが好適でかつタレツト
軸線において約150゜を含む。
本発明の他の特色は、ビージングレールの加工
表面が複数の平行なビードをもち、その各々が次
に隣接するビードよりも、送入部に最も近いビー
ジングレールの末端から大きい周辺距離で始ま
り、これによつて複数の周辺ビードの形成が缶体
に沿つて一方向へ順次缶体上に始まる。このよう
に配置することによつて、複数の周辺ビードの形
成が次々にビードが形成されるから缶体の長さは
逐次減少される。
本発明による装置は、ビージング機械以外の使
用目的にも適用できる。類似の1つの適用例は二
体缶用の単体缶体の末端フランジに隣接するくび
部、あるいは三体缶用の胴部円筒の末端フランジ
の一方または両方に隣接するくび部を提供する場
合である。このようなくび部は補強目的で提供さ
れたビードよりも通常、半径方向に深くかつ軸方
向長さが大きく、さらにくび部の形状は通常所謂
カプラを受け入れる缶の能力と関係する一部の理
由から重要であり、これによつて数個の缶がまと
まつた群として輸送および販売用にまとめること
ができる。しかし、くび部はマンドレル上の対応
する外形と共に適当する外形をもつくび部形成レ
ールを用いて形成される。本発明は、缶体または
胴部円筒の移動径路の半径方向外側の固定くび部
形成レールが比較的に長くかつ受具内に支持され
た缶体を担持するマンドレルがくび部レールをと
おる受具の通過中それ自身の軸線まわりに比較的
大回転数をもたらされるから、この目的に対し特
に好適である。もちろんビージングレールの場
合、加工物の1回転中、各ビードが次第に形成で
きるように同一の考慮が払われ、これは均等なビ
ード寸法の達成および機械の円滑な作動を助け
る。
加工ヘツド、すなわちマンドレルおよび対応す
る受具の数は任意所望の値に選択できる。本発明
による典型的なビージング機械において8個また
は12個のヘツドがある。この型式の8ヘツドビー
ジング機械は毎分1200缶体または胴部円筒を処理
できるような速度で満足に作動するように設計さ
れ、いつぽう12ヘツド機械に対する相当値は毎分
1800缶体である。後者の場合、たとえばこのビー
ジング機械はそれぞれが毎分900缶体まで作動す
る2基の缶体製造機からの出力を受けることがで
きた。両方の缶体製造機からビージング機械へ送
入する好適な装置は既知の方法で容易に提供され
る。
本発明による装置内の加工物は金属缶体または
胴部円筒である必要はなく薄壁の、たとえば自動
車用油フイルタ用のフイルタケースのような任意
の中空加工物でもよい。
一般に二体缶用の缶体の場合には生じない、三
体缶胴部円筒について1つの問題が起る。これ
は、協働するビージング工具が胴部円筒の側方継
目の上をとおるとき、これらの間の半径方向の距
離はこれによつて瞬間的に増大させられる。1個
のマンドレルが使用される場合逃げ手段を設けこ
れによつてこの付加された材料厚さに適合させる
ことが普通であるが、これらの手段は通常工具部
材のばね負荷、たとえばビージングローラが取り
付けられたビージングロール台を含む。あらかじ
め定めた自由度を用いて過負荷または詰り状態の
下で構成要素を自由にする或る種の手段でなけれ
ばならず、なお強いばね負荷質量の存在が側方継
目に遭偶したときに動されるときその正規位置に
その質量を比較的緩やかに戻させるから、ビード
は側方継目のすぐ続く区域において不完全にな
る。増速された作動状態では、この問題は異常に
大きくなり重大な摩耗および騒音の発生が起る。
よつてこれらの不利点を伴わずに胴部円筒の側
方継目に適合する手段が必要である。したがつ
て、円筒形加工物に作業を実施するための本発明
による装置において、各マンドレルは円周表面を
もちかつ継手によつてスピンドルに結合され、こ
の継手はマンドレルまたはスピンドルと組み合わ
された第1結合面と、第2結合面をもつ結合部材
と、結合部材をスピンドルまたはマンドレルそれ
ぞれに取り付ける圧縮ばねと、一対の面対する截
頭円錐形または球形座とそれぞれが係合する複数
のボールを含み、各組の座は各結合面に1つづつ
かつ、スピンドル軸線と平行な共通軸線上に形成
され、これによつてばね装置は軸方向予荷重を作
用し、これによつて、もし十分な大きさの半径方
向の力がマンドレルの円周表面に加えられれば、
ボールが結合面を引き離して前記作用された力に
よつて半径方向に移動させるが、加えられた力が
存在する限り、この装置はマンドレルの軸線とス
ピンドルの軸線との間の傾斜は常に実質的に存在
しないように作動する。
このマンドレルはスピンドルと末端と末端を接
して縦に配置され、このスピンドルはその一端に
ヨークを含み、かつ結合部材はマンドレルとヨー
クとの間の制限された半径方向の運動を許すため
の軸方向スラスト軸受、およびマンドレルおよび
ヨークと同軸でかつ第1結合面をもつ第1リング
と前記結合部材を構成する第2リングとを含む一
対のリングを含むことが好ましい。このように配
置することによつて、ビージングレールまたは他
の外側工具要素が側方継目に遭偶するとき移動さ
れるのはマンドレルである。マンドレルは比較的
に軽量な構造で造られるから、上述の不利点は減
少されあるいは無くされる。
各マンドレルがそのスピンドルに、スピンドル
に対し半径方向に変形されるような方法で取り付
けられ、かつこのマンドレルおよびスピンドルの
両軸線を平行に維持された継手は、本文に規定し
た種類以外の装置にも適用できる。したがつて、
本発明の第3の特色は、第1および第2機械要素
および一方向に前記要素間の相対運動を実質的に
防止する抑止装置を含む機械組立体を提供し、前
記要素は、前記一方の要素によつて合体結合され
た第1結合面と、第2結合面をもつ結合部材と、
結合部材を前記他方の要素に取り付ける圧縮ばね
装置と、一対の対向した截頭円錐形または球形座
とそれぞれ係合する複数のボールを含む継手によ
つて合体結合され、各組の座は結合面のそれぞれ
1つづつかつ前記方向と平行な共通軸線上に形成
され、これによつてばね装置が前記方向に予荷重
力を作用し、これによつてもしこの方向に直角な
任意の方向に十分な大きさの成分をもつ力が前記
要素の第1要素のみに作用されれば、ボールが結
合面を引き離して第1要素が第2要素に対し加え
られた力の方向に変位することを許すが、これは
加えられた力が存在する場合に限られる。
円筒形金属缶体および胴部円筒上に円周ビード
を形成するビージング機械の形態をもつ本発明の
1実施例を、本発明の若干の変形と共に図面を参
照しつつ以下に詳細に説明する。
まず第1図において、開口端3において素材縁
部2を末端とし、他端を一体の底端壁4によつて
閉鎖された円筒形側壁1をもつ単体の金属缶体が
示されている。第1図は深絞りを行なつたのち再
絞りおよび/または側部アイロニングによるなど
して形成される。第2図は缶体に製品を充たした
のち缶端部材(図示されていない)を既知の方法
で、第1図で鎖線で示す円形状に適当な手段によ
つて側壁の素材縁部2が整形されたのち開口端3
のまわりに、フランジ5を繞らせて円周くび部6
と共に形成されたこの末端フランジ5に取り付け
る直前の状態を示す図である。第2図は補強目的
で側壁1に形成された3組の円周ビード7を示し
ている。第3図の缶体においては缶体は末端くび
部をもたないが仕上り缶の末端継目(図示されて
いない)と同一直径の所謂圧延ビード11をも
つ。この圧延ビードは缶体の底部に近接して形成
される。
第4図および第6図に示された胴部円筒8は三
体金属缶用の所謂「組立」型の通常の円筒であ
り、かつ縦方向の側方継目9および既知の方法で
缶端部材を取り付けるためのその各端に形成され
た末端フランジ10をもつ円筒形に彎曲された金
属薄板から成る。第5図は5個の円筒ビード7を
もつ同一の胴部円筒8を示す。以下の記述では、
ビード7の数と間隔以外は第2図の実施例とすべ
ての点で類似した単体缶体の円周に等間隔で配置
された5個のビード7を形成する作業に関して述
べる。この缶体はビージング機械用の加工物12
を構成する。
第7図乃至第12図に示されたビージング機械
は別の副フレーム23から隔つて配置されかつ4
個の縦方向の控えボルト24によつて該副フレー
ムに取り付けられた第1副フレーム22の形態を
もつた重量のある剛性の固定された機械フレーム
21を担持する底盤20を含む。副フレーム23
は固定カムブロツク27が周囲に固定された円筒
形延長部26をもつ堅固な主軸受ハウジング25
を含む。第1副フレーム22は別の主軸受ハウジ
ング29をもつ剛体の直立壁28を含む。定速型
主駆動モータ30が壁28に取り付けられてい
る。主軸31は軸受ハウジング25および29の
適当な軸受内でそれ自身の水平軸線32まわりに
回転可能であり、かつ駆動ベルト34を介して駆
動モータ30によつて直接駆動される大直径のベ
ルトプーリを担持する。
主タレツト35が水平主軸31にこれと同軸に
取り付けられ、該タレツトはこの軸を囲みかつビ
ージングヘツド37およびプツシヤフレーム38
を担持するスリーブ部分36を本質的に含む。主
タレツト35は剛体でかつ第8図では簡略化して
示されている。ビージングヘツド37は円筒状で
さらに、第1副フレーム22の1部でありかつビ
ージングヘツド37をわずかに軸方向へ越えて延
びる剛性円筒形覆い39によつて軸方向に接近包
囲されている。
プツシヤフレーム38は、共通のピツチ円41
(第9図)上で円周方向に等間隔で配置された8
個の縦方向に往復運動可能なプツシヤ40の形態
の複数の配置装置を担持している。各プツシヤ4
0は複数の従動ローラ43を担持する案内ブロツ
ク44を一端にもつラム42を含む。カム従動ロ
ーラ43はカムブロツク27の外側円筒形表面に
形成された固定の、バツクラツシのないカム45
と係合する。主タレツトのプツシヤフレーム38
は最接近端、および末端のリング部分46,47
それぞれを含み、これらは縦方向に隔つて配置さ
れかつこれらの間に末端リング部分に固定された
平行案内棒組48が延びる。各組の案内棒48は
第12図に明示するように、ラム42のそれぞれ
の各側に配置されかつラムの案内ブロツク44を
貫通するから、ラムがカム45によつて縦方向に
可動であるとき、案内棒48上に支持されてラム
の行程に亘りその軸線は直線に維持される。これ
について正確さが必要なことが後述の説明であき
らかであり、案内棒48および案内ブロツク44
の提供がプツシヤを比較的軽い質量で造ることを
可能にし、これによつて極めて高い運転速度の実
現を支援する。案内棒48は第7図に示されてい
ない。さらにラム42はプツシヤフレームの最も
近い末端リング部分46の滑動軸受49を貫通す
る。
各ラム42はカム従動ローラ43から遠い方の
その末端にプツシヤヘツド50をもつ。受具51
の形態をもつ複数の個別の保持装置のそれぞれ
が、各プツシヤヘツド50に固定されている。各
受具51は後述においてさらに詳記するように、
加工物12を担持するために設けられている。各
受具の細部については第10図および第11図を
参照して十分に理解できる。この受具は対応する
プツシヤヘツド50に取り付けられた最も接近し
た端壁をもちこの端壁は受具の半径方向最内方側
部においてウエブ55によつて前記最も接近した
端壁52と対向しかつこれと平行な末端壁52に
剛接されている。タレツト軸線32(第8図)に
対し半径方向外方に面する受具の反対端は後述す
るように加工物12を受け入れるように58で示
されるように開口されている。端壁52,53の
少くとも1つがこの実施例ではこれらの壁の各々
は缶体12に対する横方向配置装置をもつ。この
配置装置は一対の直径上に対向して配置された横
方向案内ローラ56およびばね取付された案内ロ
ーラ57から成る。ばね取付ローラ57は開口側
58と反対側において缶体12と外方で係合する
ように配置され、かつ缶体に向つて、すなわち半
径方向外方へ偏倚されている。ローラ56は固定
ピンに取り付けられたその直径を横切つて缶体側
壁と係合しかつローラ57とで缶体12の適切な
末端において缶体を3点支持する。
主タレツトのビージングヘツド37はビージン
グマンドレル59の形態をした8個の内側工具要
素をもち、各要素はナツト69によつて8個のス
ピンドル62のそれぞれの軸方向延長部61を囲
んで取り付けられ、これによつてビージングヘツ
ド37に対して自身の軸線まわりに回転すること
ができる。スピンドル62は受具51と同一のピ
ツチ円(第9図の41参照)上に配置され、なお
各スピンドル62は対応する受具51の末端壁5
3の円孔54と同軸である。孔54はマンドレル
59を貫通させるに足る大きさをもつが一方缶体
12は貫通できない大きさである。
スピンドル62は次のように配置されている。
ビージングヘツド37はピツチ円47上に等間隔
に配置された8個の縦方向の孔67をもつ。各孔
67内に円筒形のスリーブ63が嵌合され、その
内孔はスリーブの外周に対しわずかに偏心してい
る。対応するスピンドル62が極めて正確にかつ
半径方向のすき間を設けずに第8図において64
で示された一対の十分に離隔したテーパころ軸受
内に取り付けられている。軸受64はスピンドル
62を正確に位置づけた状態に維持するために、
既知の方法でスピンドル62に予負荷力を加える
ように配置され、各スピンドルは比較的短いピニ
オン65を担持する。8個のピニオン65は副フ
レーム22に固定された共通リング歯車66によ
つて駆動される。各スリーブ63の偏心度合は極
めて小さいが、各マンドレルの軸線を対応する受
具の孔54の軸線と正確に整合されるのに十分で
あり、必要なな場合、手でスリーブ63をその孔
67内で回転することによつてこの調節が達成さ
れる。
ビージングヘツド37は保守上の問題を減らす
ため、かつ高い運転速度において特に重要である
一定温度状態の維持に便利なように、封止されか
つ油密のユニツトとして造ることができる。
各ラム42(第10図)のプツシヤヘツド50
について、このヘツドは缶体12が受具51によ
つて担持されマンドレル52によつて回転される
とき缶体12と共に回転するように先端71のよ
うな回転可能な先端をもつことが好適である。先
端71は中空の先端ハウジング72内に取り付け
られ、この中で圧縮ばね73によつて缶体12と
末端を接して押圧されている。先端ハウジング7
2は軸受74によつて自身の軸線まわりに回転で
きるようにプツシヤヘツド50内に取り付けられ
ている。もし缶体12が何等かの理由によつて動
かなくなると、ばね73はプツシヤ先端71を缶
体から自由にさせるように撓むことができる。
缶体12との外側係合用の別の工具要素が単体
の弧形のビージングレール76(第11図には図
示されていない)の形態をもつて提供され、これ
は3個の部分をもちかつ主タレツト35と同軸
に、主軸フレーム22の覆いに固定されている。
マンドレル59およびビージングレール76は缶
体12上にビード7(第5図)を形成するための
単一の工具手段を構成し、この場合別のビードロ
ーラは存在しない。静止ビージングレール76は
その内周側に弧形の加工表面77をもち、この加
工表面は缶体12に形成されるビードおよびマン
ドレル59(第5,8および10図)まわりに形
成された補合溝に対応する平行ビード78をも
つ。レール76のビード78のそれぞれは、主タ
レツト35の回転方向に、第8図に示すように隣
に並ぶビードの距離よりもさらに長い距離の先端
に始端80をもつ。これによつて各ビード7を少
くとも部分的に形成することを可能にさせ、この
結果次のビード7の形成が始まる前に缶体12を
僅かに短縮させる。この手段は上述したように十
分に長いビージングレールを提供することを可能
にした。
次にとくに第8図および第9図において、この
機械は送入部81および送出部82をそれぞれも
つ。送入部81は受具51に連続して缶体12を
供給する装置、およびビージング作業が各缶体に
形成されたのちに機械から順次に缶体12を除去
するための、送入部から第9図に示すように円周
方向に隔つて装置を含む。
送入部81は本質的に送入タレツト83、一対
の内側送入案内レール84および一対の外側送入
案内レール85の前縁端部分を含む。その構成が
送入部81と正確に鏡対称に配置された送出部8
2は本質的に送出タレツト92、一対の内側送出
案内レール93および一対の外側送出案内レール
94の後縁端部分を含む。送出タレツト92は第
9図にはその詳細が示されておらず単に鎖線で示
すのみである。タレツト83および92はそれぞ
れ4個の等間隔に配置された円周方向のポケツト
86をもち、各ポケツト内に1個の缶体を収容
し、かつ主軸31に固定された駆動歯車89によ
つて駆動される歯車88によつて主タレツト35
と同期しつつ第1副フレーム22の1部分で回転
可能な、主軸31と平行な軸87によつて担持さ
れている。歯車88と89の比、およびタレツト
83および92の共通直径は、缶本体の接線速度
が、送入タレツトから適当な受具51に、あるい
は受具から送出タレツトのポケツトに缶体が移送
される間実質的に変化しないように選定される。
各タレツト83,92は該タレツトのポケツト8
6内に収容された缶体12に共通なピツチ円90
をもつから、ピツチ円41は第9図において91
で示された各移送点においてピツチ円90のそれ
ぞれと共通接線をもつ。したがつて各缶体はその
受具51内に送入され、受具の開口側58から半
径方向に受具から第11図の矢印のように取り去
られるから、送入作業中移送点91において受具
端壁の孔54と同心状態になりかつ丁度ばね負荷
ローラ57と係合するまでローラ56によつて缶
体が案内される。
内側送入案内レール84および内側送出案内レ
ール93は第1副フレーム22に(その方法は示
されていないが)固定取り付けられかつ各タレツ
ト83または92と同軸な弧形の加工物係合縁部
をもち、この縁部とタレツトとの間に外向きの半
径方向空所を設けるように配置されている。内側
送入案内レール84は第8図に見るように、各組
のレール84および93は、各缶体12がタレツ
トの回転時に安定した状態でタレツトのポケツト
および2個の内側レールによつて保持されるよう
に各タレツト83または92の各側に配置され
る。
外側送出案内レール85は送入部から遠い方の
それらの末端でビージングレール76の入口端9
5を末端とし、いつぽう外側送出案内レール94
はレール76の出口端96に始まるから、案内レ
ール85、ビージングレール76および案内レー
ル94は協働して缶体12用の連続した弧形の案
内部を形成し、いつぽう缶体はこれが対応するマ
ンドレル59と実際に係合されないときでも缶体
を実質的にこのマンドレルと同心に保持するよう
に受具51内に保持される。第7図および第9図
において97で概略示されるように、外側案内レ
ール85および94は第1副フレーム22から突
出する適当な部材によつて固定担持される。端面
図においてこれら案内レールの加工物係合案内面
98は弧形をなしかつ送入タレツト35と同軸に
配置されるが、缶体が辿る経路は後述で簡単に説
明するように、ビージングレール76への接近中
およびビージングレールと送出部82との間にお
いて水平部分をもつ。ゆえにレール85,94は
第7図および第8図に示すように捩られた形状を
もちこれによつて各缶体は当該マンドレル59お
よびビージングレール76に対しその正しい配置
へおよび配置から縦方向および円周方向の両方向
に案内される。
各組の外側案内レール85または94は内側案
内レール84,93の場合よりも大きい距離だけ
離隔配置されているから、これらは缶体を内側案
内レールよりも缶体の側壁の末端近くで係合す
る。さらに、送入および送出部のいずれにおいて
も内側案内レールは移送点91を含む円周距離に
亘つて外側案内レールの末端部分と重合し、すな
わちこれら内側案内レールはそれらの各自由端ま
での距離に亘つて延びるから点91およびそのい
ずれの側で短距離に亘つて各連続する缶体12は
内側および外側案内レールと同時に係合する。し
たがつて個々の案内レールは缶体が受具51の適
当な位置へおよび位置からの遷移中に遠心力の作
用によつてそれらの経路から逸脱される危険をな
くすことを保証する。このことは、主タレツトが
150rpmで、送入および送出タレツトが300rpmで
あるような高速運転時には特に重要な因子であ
る。
動作について述べれば、駆動モータ30は主タ
レツト35を連続的かつ一定速度で回転し、送入
および送出タレツトは主タレツトと同期して回転
される。図示されていないが既知の方法で調時関
係をもつて移送される缶体12は送入タレツト8
3によつて受けられて各連続する受具51に既述
のようにして移送される。
固定カム45は、缶体12が固定外側送入案内
レール85に沿つて移行している主タレツトの各
回転の近接段階にある間ビージングヘツド37に
向つてプツシヤ40を往復運動させ、全ビージン
グ段階中すなわち缶体12がビージングレール7
6を通過移動する間にビージングヘツドから一定
の縦方向距離だけプツシヤを隔てて維持し、次に
缶体12が送出部82まで移行する引込段階中プ
ツシヤを戻し往復運動させる。すべてのこの時間
中、缶体12は受具のばね負荷支持ローラ57に
よつて案内レール85、ビージングレール76お
よび案内レール94に対し適切に確実に保持され
る。これについて、第11図が参照される。近接
段階中、ばね負荷ローラ57および外側送入案内
レール85は缶体12の軸線をマンドレルの軸線
と正確に一致させて、すなわち第11図の実線で
示す位置に維持する。よつて、この段階中、各プ
ツシヤ40は順次に缶体12を対応する受具51
内に保持しつつ受具の孔54を貫通する適当する
マンドレル59まわりに配置する。このときまで
に、受具は案内レール85の末端に到達し、プツ
シヤ先端71はマンドレルに対し完全にもとに戻
りプツシヤの往復運動は終止する。この点で缶体
12は依然として正確にマンドレルと同軸に整合
している。しかし、第9図の99で示すようにビ
ージングレール65の始点においてわずかな段部
が設けられて、これにより第11図の鎖線の円で
示すように缶体12をマンドレルに対しわずかに
偏心関係をもたらす。従つてばね負荷ローラ57
によつて外向きの半径方向の力が加えられ、缶体
12を確実にビージングレール76の加工表面7
7に押接する。これと同時に、缶体12はマンド
レル59の含周加工表面に押接される。マンドレ
ル59は連続回転しているから、缶体12は、自
由回転する案内ローラ56,57によつて行なわ
れる作用の結果マンドレル59と共に自身の軸線
まわりに回転させられる。
第10図において、表面77とマンドレル59
との間の半径方向の間鎖は明瞭を期するために誇
張して示されているが、実際の場合には表面77
の半径はもちろんこの間隙は缶体側壁1の厚さに
等しく定められる。当然のことに、マンドレル5
9の外径は缶体をマンドレルから剥すときに起り
得る変形程度を考慮して剥脱を可能にするように
缶体側壁1の内径よりも小さい(必ずしもビード
7の内径よりも小さい必要はないが)ことが理解
される。いずれの場合でもマンドレルは第15図
および第16図に見る如くその直径は缶体側壁よ
りも小さい。
ビージング段階において主タレツト55は連続
回転しているから、マンドレル溝79と協働する
ビージングレールのビード78によつて缶体12
に既述のようにビード7が順次に形成される。ビ
ージング段階の終りに、缶体12はビージングレ
ールの出口端で段部99の上を通過し、これによ
つてばね負荷ローラ57によつてマンドレルと偏
心したその位置に復旧される。引込段階中はこの
状態に維持され、いつぽうプツシヤは缶体12を
引き込め、缶体をマンドレル59から剥脱する。
受具の端壁53は缶体12をマンドレル59に沿
つて押動するための能動的な剥脱リングとして作
用し、缶体が送出部82に到達するときはマンド
レルから自由となり、ここにおいて送出タレツト
92によつて受具から除去され(既述の方法で)、
図示されていない適当なコンベヤ装置に移送され
る。
もし缶体が第3図に見るような圧延ビード11
を与えられるならば、重要な改変が第13図に示
される内側マンドレル259を用いる。マンドレ
ル259はマンドレル59と類似しているが円周
ビード70が余分に設けられている。このビード
はレール65の代りにこの目的のために用いられ
る変形ビージングレール265に形成された溝6
8(第14図)と協働する。溝68は送入部に最
も近いビージングレールの末端95から延び、ビ
ード78が始まる前の位置を終端とし、これにつ
いてはレール65に関して既に述べた。よつて、
作動時には、ビードを施される前の缶体がその受
具51内に導入され(既述のように)マンドレル
259上に配置され、圧延ビード11が隣接する
ビード7の前方に形成され、さらに引続いて前述
のように他のビードが缶体に形成される。各受具
51の案内ローラ56,57はビード11と干渉
しないように受具の隣接する端壁から隔たるよう
に配置されかつ第3図に示すような形状を有す
る。マンドレルビード70は缶体側壁1と類似の
直径をもちさらに大きくさえあるが、極めて薄く
したがつて可撓性をもつ側壁は、マンドレル25
9上に設置している間およびマンドレルから剥脱
中に破損を伴わずにこのビード上に押動されるこ
とが判る。
溝79の代りにマンドレル59または259上
にビードを設けることによつて外方に突出するビ
ードが内方に突出するビード7(第2,3および
5図)の代りに缶体円筒または缶体に形成される
ことが理解できる。
単体缶体はフランジ5が形成される前または後
に、あるいは缶体が整形される前においてさえも
機械によつてビードを設けることができる。これ
とは別に、整形および/またはフランジ付けもビ
ージング機械で実施することができ、このために
ビージングレールの加工表面77の形状は適切に
変形される。整形用として、ビード78と同様に
して加工表面77に固定刃が設けられ、あるいは
これとは別に別個の回転整形ナイフが適当な位置
にビージングヘツド37に取り付けられ、既知の
方法で固定カムの動作によつて受具51の開口側
を通つて缶体と係合するように動かされる。ビー
ド78を設けないこともできこの場合機械は単に
整形用のみに用いられる。しかし、もし整形が実
施されれば、缶体は軸方向に適正に配置されなけ
ればならず、かつこの目的のためにばね負荷され
たプツシヤ先端71およびマンドレルの自由端
は、缶体がマンドレル上にあるとき缶体の底端4
を受具内にこれらの間に確実に位置するように好
適に形状づけられる。案内ローラ56および57
はそれらの組み合わされた受具端壁52,53か
ら適正に隔つて配置されて、缶体が送出部におい
て除去されるまで缶体が整形後においてもその受
具内に適切に位置した状態を保つことを保証す
る。缶体の整形後の不要部分を除去するために第
2送出タレツトを設けることもできる。
同様に、レール65に好適な形状を設けること
によつて、末端フランジ5がビード7と同様な方
法でくび部6(第2図)のように整形済缶体に形
成することもできる。ビード7の数はそれらの組
と同じように思い通りに選択できる。
櫛状のスクレーパ(または他の適当な装置)
を、ビージングレールの加工表面77を清浄に保
つために、ビージングヘツドに便宜に設けること
ができる。このようなスクレーパはブランと組み
合わされあるいはブラン代りに用いられる。これ
らの装置は1つのマンドレルとその隣りのマンド
レルとの間に容易に配設できる。
この機械の重要な特色はマンドレルが往復運動
を行なわず、マンドレルと缶体との間の相対運動
が全く缶体の運動によつて実施されるという事実
である。
第15図および第16図において、図に示され
たビージング機械は、第7図乃至第12図に示さ
れたものと同一原理で機能するが機械配列を異に
する。とくに、受具の往復運動を実施する機械の
部品は単純で、かつ缶体が通過する区域は機械の
一端に近接して設けられているから、この区域の
すべての部品への接近性を便宜にしている。図に
おいて参照を容易にするために、第7図乃至第1
2図に示した機械の相当部品と同一機能をもつ部
品は120乃至199の数字を用いてあらわれ、ここに
第7図乃至第12図に用いられた参照数字に100
が加えられているから、たとえば固定カム145
は固定カム45と機能上では相当部品である。
第15図および第16図に示す機械は、第1副
フレーム122、ビージングレール受具113、
末端副フレーム123、図示されていない主駆動
モータを担持する。モータは主駆動ベルト134
を介して第1副フレーム122内で回転可能な水
平軸100に固定されたベルトプーリ133を駆
動する。水平軸100はブレーキ101、および
主軸131の一端に固定された主駆動歯車103
と係合するピニオン102を担持する。主軸13
1は第1および末端副フレーム120および12
3それぞれに設けられた主軸受104,105に
よつて担持され、なおその他端は歯車106およ
びベルト駆動装置107を介して送入部181お
よび送出部182に配置された送入タレツト18
3、および送出タレツト192を駆動する。タレ
ツト183,192は末端副フレーム123上に
取り付けられている。
受具113は等間隔に配置された環状ビード1
78をもつ内側加工表面177をもつ内側加工表
面177を有する弧形の固定ビージングレール1
76を担持する。この例において、レール176
は150゜の角度に対するからビージング作業中缶体
はそれら自身の軸線まわりで可能な種々の回転を
受ける。ビージングレール176と主軸131と
の間の正確な同心性を保証するために、受具11
3は一対の平行な、垂直方向に剛性をもつ板10
8によつて第1副フレーム122に剛接されてい
る。
主軸131はタレツト135を担持し、この中
に、本実施例では8個の等間隔に配置されたマン
ドレルスピンドル162が軸受164によつて共
通なピツチ円上に回転可能に取り付けられてい
る。各スピンドル162はピニオン165を担持
し、すべてのピニオン165はタレツト135と
同軸に配置された副フレーム122に固定された
リング歯車166と係合するから、すべてのマン
ドレルスピンドル162は共通な速度でそれら自
身の軸線まわりに回転される。各スピンドル16
2は継手200を担持し、この継手に8個のビー
ジングマンドレル159の各々がその組み合わさ
れたスピンドル162と同心関係で取り付けられ
ている。
なお、この実施例においても、既述の実施例の
場合と同様に、スピンドル162の周囲に、これ
に対して偏心的に円筒形スリーブを配設し、該ス
リーブをスピンドル軸線まわりに回転することに
よつて、対応する受具151の開口とスピンドル
162の軸線を整列させることができる。
継手200は第17図乃至第19図を参照しつ
つ以下に述べかつ継目9(第4図)のような側方
継目をもつ加工物の壁の増大した厚さを補償する
ために或る限定量だけマンドレルを半径方向に変
形することができるようにされている。この変形
適性はもし単体缶体(第1図乃至第3図に示すよ
うな)がビード付けされるときは必ずしも必要で
はないが、もしこれを設けると、機械はこのよう
な缶体および第4図に示す型式の胴部円筒8に対
し用いることができる。もし変形適性が要求され
なければ、継手200は省略されかつマンドレル
はスピンドル162に直接取り付けられ、スピン
ドル162はこの目的に合うように適正な長さに
変形される。
実施例について述べれば、第15図および第1
6図を参照しての説明は両端が開口しかつ側方継
目9をもつ胴部円筒8のビージングに関する。
8組の平行で縦方向に滑動する軸受149が共
通ピツチ円上でタレツト135内に配設され、各
組は一対の平行な押棒142を担持し、これらは
軸受149内および共通の押棒案内リング138
内で滑動可能であり、リング138はマンドレル
159が取り付けられている側とは反対のタレツ
ト側から延びる剛体のアーム109に固定取り付
けられている。タレツトの同じ側に、固定の剛体
のカムスリーブ127によつて担持された固定カ
ム145と相互間で係合する一対のカム従動ロー
ラ143を担持する案内ブロツク144に各押棒
組142が固定されている。スリーブ127は
(カム145と共に)主軸まわりに同軸に副フレ
ーム122に固定されている。よつてタレツトが
回転すると、押棒組はカム145の形状に従つて
縦方向に移動させられる。
各押棒組142は一対の平行で縦方向に隔り配
置された板152,153を含む受具151をマ
ンドレル159とタレツト135の同一側に担持
する。押棒の末端に最も近い板152はばね11
1によつて位置決め停止具110と当接して取り
付けられ、いつぽう板153はその押棒組に強固
に固定されている。
板153はマンドレル150を十分に貫通させ
る大きさの孔154をもつ。板152はばね17
3によつて偏倚された圧力板171をマンドレル
に向つて担持し、これは他方の板153に対し所
定位置に強固に胴部円筒8を保持するためであ
る。
動作について述べれば、タレツトは駆動モータ
によつて一定速度で回転されかつマンドレル15
9が従つてそれらの軸線まわりに回転しさらに送
入、送出タレツト183,192と共に回転して
いる状態で、胴部円筒8は図示されていない普通
の手段によつて送入タレツト183に送られ、該
タレツトは各胴部円筒8を受具151の空虚のも
のに逐次移送する。この移送作業中、円筒8はタ
レツト183および固定の弧形内側送入案内レー
ル184によつて円筒側壁がその各端において各
受具板152,153(第16図)に担持された
ばね負荷支持ローラ157と係合するまで、受具
151内に案内(主軸の軸線に対し半径方向内方
へ)される。缶体が受具に入ると、胴部円筒は各
受具板に担持されている2個の横方向案内ローラ
156間の各端を通過する。これらのローラ15
6は胴部円筒軸線および主タレツトの半径に相互
に垂直な方向に受具に対する胴部円筒の運動を防
止する。
タレツト135の回転が継続すると、胴部円筒
は固定の、弧形外側送入案内レール185に位置
づけられてこれによつて案内されかつ支持ローラ
157によつて弾力的に支持される。レール18
5はビージングレール176の同心延長線上にあ
る。缶体がレール185に沿つて移行する間、該
缶体の半径方向の位置はこの胴部円筒が板153
の孔154を1周するように規定される。
よつて、胴部円筒が外側送入案内レール185
に沿つて受具151によつて担持されると、受具
は第15図に示すような定置カム145の形状に
従つて隣接するマンドレル159に向つて動かさ
れるから、胴部円筒はこれによつてマンドレルの
周りに(これと同軸ではないが)位置づけられ
る。レール185、第15図は、胴部円筒を連続
的に支持するようにカム145に対応した形状を
もつ。受具がビージングレール176の入口端1
95に到達すると、ここに設けられたわずかな段
部199(第16図)が胴部円筒をマンドレル1
59と当接させこれによつて胴部円筒はマンドレ
ルとビージングレールとの間で摩擦保持される。
したがつてマンドレル135が回転し続けると、
胴部円筒はマンドレルおよびビージングレール間
で回転される。このために、胴部円筒の一端と係
合する受具の圧力板171は受具板152内で自
由回転できることが好適で、さらに胴部円筒と同
一直径の適当なリング(図示されていない)が、
所望により胴部円筒の他端と係合して板153内
で自由回転するように取り付けられる。
胴部円筒がビージングレールに沿つて移行する
とき、マンドレルの対応する円周溝179によつ
てビード7が胴部円筒に形成される。受具がビー
ジングレールの出口端に到達すると、胴部円筒は
支持ローラ157によるマンドレルとの密接係合
から押し離されて、受具151から送出タレツト
192に送出部182において移送されるまで、
外側送出レール194に沿つて搬送されるが、こ
の方法は送入部181において胴部円筒が受具内
に送入されるときの全く逆の様態である。胴部円
筒は図示されていない普通の装置によつてタレツ
ト192から取り除かれる。
第17図乃至第19図において、継手200の
構造、したがつてマンドレル159は、側方継目
9による組立胴部円筒の側壁1の厚みの増加を許
すためにそれ自身の軸線と平行に瞬間的に変形可
能であり、これにつてい詳細図示されている。第
19図はこの変形線図を示しビージングレール1
76の加工表面177に対し側壁1およびマンド
レル159の位置が仮想線で示されている。側方
継目9がビージングレールとマンドレルとの間に
来るとき半径方向距離Rに亘つて変形後のこれら
の位置は第19図において実線で示されている。
第1機械要素(すなわちマンドレル159)は
マンドレルスピンドル162と縦につらなつて配
置される。スピンドルはその外端に第2機械要
素、すなわちヨーク214をもち、この上にマン
ドレルが次のように取り付けられている。マンド
レル159は取付部材204と同軸に取り付けら
れ、該部材は一体造りの円周方向の両側型スラス
トリング217をもち、該リングはボール219
の2個のレースを介して、それぞれヨーク214
に取り付けられた外側リング225およびヨーク
の外端に取り付けられた絞付ナツト218と当接
する。ナツト218はローラ219およびリング
217によつて提供されたスラスト軸受に対する
必要な軸方向予荷重力の所望の値を設定するよう
に調節するのに用いられる。外側リング225は
同時回転関係で円形支持ブロツク205と結合し
ているが、スピンドル162に設けられた圧縮ば
ね211に抗して、リング225および取付部材
204に対して軸方向に可動である。この結合
は、リング225およびブロツク205それぞれ
の半円筒形ポケツト内にそれぞれ係合されたボー
ル224のレースによつて得られる。
3個の支持ボール206は、取付部材204お
よび支持ブロツク205の対向面にあるそれぞれ
の球体状の座内で共通ピツチ円上に等間隔に配置
されている。ここに注意すべきことは、スラスト
リング217とボール219の周囲に、および締
付ナツト218およびマンドレル159と取付部
材204との組立体との間に半径方向のすき間2
20が存在することである。上記組立体は、した
がつて半径方向に十分な大きさの半径方向の成分
をもつ力がマンドレル159にその外周表面に加
えられるとき、スピンドル162に対して距離R
に亘つて任意の半径方向に移動できる。このよう
な力が、たとえばマンドレルとビージングレール
との間に胴部円筒側方継目が導入される場合のよ
うに加えられると、支持ボール206がこの力を
支持ブロツク205に伝達する。これによつてば
ね211によつて支持ブロツク205に作用され
た軸方向予荷重が打ち勝たれて支持ブロツクは戻
し動かされ(第17図の仮想線で示すように)、
したがつて取付部204およびマンドレル159
を離して加えられた半径方向の力を受けて自由に
半径方向に変形させる。この力が除去されると直
ちに、ばね211がマンドレルをスピンドル16
2と同軸のその正規状態に復旧する。スラスト軸
受217,219は、マンドレルの変形運動が常
にマンドレル軸線と平行を保つことを保証するこ
とが判る。
第20図および第21図において、ここに示す
マンドレルの別種実施例は円筒形スリーブ359
の形をしている。マンドレルスピンドル362は
この組立体の第2要素を構成する延長部または芯
材をもち、この上にマンドレルが取り付けられか
つこの芯材に継手によつて機械的に結合されてい
る。芯材はスリーブ308によつて囲われたスピ
ンドルの一体造りの軸方向延長部分301、およ
び延長部分301の自由端に取り付けられたナツ
ト303から成る。この継手は、それぞれが3個
の支持ボール306を嵌装する二対の鋼製リング
304,305および皿ワツシヤ311の形態を
もつ圧縮ばね311を含む。リング305のそれ
ぞれは継手部材を構成しかつフランジが設けられ
た後面312をもち、なお各皿ワツシヤ311は
面312の各一方と環状表面302との間で当接
する。スピンドル延長部分301およびナツト3
03それぞれに軸方向に隔つて配置された2個の
環状表面302が形成され、これにより皿ワツシ
ヤ311が相互に向き合わされている。表面30
2は面対している。各リング304は、スリーブ
308の短い方の末端凹部が終る補合環状面30
0に当接する後面、およびリング304の前面3
09の形をもつ第1結合面をもつ。リング305
の前面310をなす第2結合面が面309と接近
して面対している。各ボール306は一対の球状
の座307内で係合し、各組の座は協働する結合
面309,310それぞれに形成されている。各
座組を構成する座307の共通軸線307はスピ
ンドル軸線と平行である。
スリーブ308は、スピンドル延長部分301
およびナツト303に設けられた肩部313によ
つてスピンドルに対し軸方向に動くのを抑止され
ているが、任意半径方向に十分な大きさの成分を
もつ力がマンドレル359のみに(すなわちスピ
ンドル362ではなく)その外周面に加えられれ
ば、皿ワツシヤ311によつてスリーブ308に
加えられた軸方向予荷重はボールを加えられた力
の方向に半径方向へ伝動しようとする傾向に打ち
勝たれて、この力がリング304によつてボール
に伝達される。この影響は、ボールが第21図に
示すようにばね負荷リング305の面310の座
307から外れ動こうとしこれによつて表面30
9,310を引き離しかつ皿ワツシヤ311を圧
縮させる傾向を生ぜしめる。よつて、マンドレル
359は加えられた力の方向に距離Rに亘つて半
径方向に移動する。しかしワツシヤ111の作用
および截頭円錐座の形状のゆえに、加えられた半
径方向の力が除かれると直ちにこの結合部は第2
0図に示すように自動的にその正規位置に復旧さ
れる。
マンドレル359およびスリーブ308の軸線
は常時第20図および第21図に示すようにスピ
ンドル362の軸線と合致または平行に保たれこ
れら両軸間に何等の傾斜も生じないことが判る。
この効果は、もしマンドレル組立体の末端が圧力
板171(第15図)によつて半径方向に支持さ
れれば助勢される。このために、ナツト303
に、圧力板に形成された適当なソケツトに係合す
る軸方向の突起を設けることもできる。
第20図および第21図に関して述べた装置に
おいて、結合部材とスピンドルとの間の代りに、
皿ワツシヤもしくは他のばね装置が結合部材とマ
ンドレル保持スリーブ308との間に配置できる
ことが考えられる。また、ここに述べたような継
手を含むマンドレル組立体が、一方の機械要素の
他方の機械要素に対する向きが同じ向きに保たれ
かつこれによつてこの運動を起す力が除去された
ときに、この運動が速かに反転されるように他方
の要素に対し一方の要素を動かすために感応装置
が必要であるような或る使用目的に用いられるこ
とも考えられる。
マンドレルは上述の2つの実施例の場合その質
量が極めて小さいから、変形および復旧運動は本
質的に瞬間的であつて、胴部円筒に形成されるビ
ード7は連続した形態をもち、もし存在すればブ
ード7に中断部が形成される一般によく知られて
いる「跳びはね」を起すことは全く無いか極めて
わずかである。
半径方向に変形可能なマンドレルとしてとり得
る形態には多くの変形が可能で、この場合必要な
ことは、まず移動する質量が「跳びはね」を防止
するために十分に小さいこと、第2にマンドレル
およびスピンドルの軸線が常に合致するか平行な
ことである。
所望マンドレルの任意合理的な数およびこれに
対応する数の受具を提供できることが判る。たと
えば第15図および第16図に示された機械の実
施例において前記の数は8個の代りに12個とする
こともできる。
次に上記の装置を用いてつくられた製品につい
て実例を挙げれば、例えば、33/16in(8.1cm)の 直径および43/8in(11.1cm)の高さをもつ錫メツ キまたは電気メツキを施された側壁をもつ鋼板製
の缶体であつて、この鋼板の場合、厚さは8/1000 in(0.20mm)と12/1000in(0.30mm)の間であり、さら に、20/1000in(0.51mm)のオーダの深さをもつビー ドが1in(2.54cm)当り7ピツチで形成され、側壁
の継目の全厚さは、32/1000in(0.81mm)から48/1000 in(1.22mm)のオーダであり、なお、そのよな缶
体および缶側壁は鋼のかわりにアルミニウムでも
つくることができ、金属の場合の厚さは、アルミ
ニウムの場合よりわずかに大きくなるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は二体缶用のビード加工前の単体金属缶
体の横断面図、第2図および第3図は第1図の部
分に相当する図であるがそれぞれ缶体の側壁に形
成された周辺ビードの2種の可能な配置を示し、
第4図は三体缶用のビード加工前の金属胴部円筒
の横断面図、第5図は第4図の部分に相当する図
で、胴部円筒の側壁に形成された周辺ビードの1
種の可能な配置を示し、第6図は第4図の線―
に沿つてとられた断面図で後の図で示されるビ
ード機械の部分であるマンドレルまたはおす形工
具の図解断面図、第7図は本発明の第1実施例の
ビード機械の概要部分切除側面図、第8図は第9
図の線―に沿つてとられた概略切断側面図で
缶胴部円筒を第7図の機械内において操作するた
めのシステムの主要要素の全般配置を示し、第9
図は第8図の線―に沿つてとられた拡大断面
図、第10図は第11図の線―に沿つてとら
れた拡大断面図でビード加工中に機械の受具に缶
胴部円筒が納まつた状態を示し、第11図は第1
0図の線XI―XIに沿つてとられた断面図、第12
図は前記受具を組み合わされたラムの半径方向に
見た外面図、第13図は第3図に示した缶体にビ
ードを形成するのに用いる雄形工具要素の半径方
向断片断面図、第14図は第13図の工具と協働
するビードレールの作業面の投影図、第15図は
第16図の線A―Aに沿つてとられた簡略化され
た切断側面図で実施例における機械の主要構成要
素の全般配置を示し、第16図は第15図の線B
―Bに沿つてとられた簡略化された切断端面図、
第17図は第18図の線C―Cに沿つてとられ
た、1実施例におけるビージングマンドレルおよ
びその取付部の切断側面図、第18図は第17図
の線D―Dに沿つてとられた切断端面図、第19
図は機械が胴部円筒の縦方向側方継目に亘つてビ
ージング作業を実施している際の第17図および
第18図に示すマンドレルの作用を示す図解端面
図、第20図は別の実施例におけるビージングマ
ンドレルおよびその取付部の切断側面図、第21
図は機械が胴部円筒の縦方向側方継目に亘つてビ
ード付け作業を実施している際のマンドレルの作
用を示す第20図と類似の図である。 1…円筒形側壁、2…素材縁部、3…開口端、
4…底端壁、5…フランジ、6…くび部、7…周
辺ビード、8…胴部円筒、9…側方継目、10…
末端フランジ、11…圧延ビード、12…加工
物、20…底板、21…固定フレーム、22…第
1副フレーム、23…別の副フレーム、24…棒
部材、25…主軸受ハウジング、26…円筒形延
長部、27…固定カムブロツク、28…直立壁、
29…主軸受ハウジング、30…主駆動モータ、
31…主軸、32…水平軸線、33…ベルトプー
リ、34…駆動ベルト、35…主タレツト、36
…スリーブ部分、37…ビージングヘツド、38
…プツシヤフレーム、39…円筒形覆、40…プ
ツシヤ、41…共通ピツチ円、42…ラム、43
…カム従動ローラ、44…案内ブロツク、45…
カム、46,47…末端リング部分、48…案内
棒、49…滑動軸受、50…プツシヤヘツド、5
1…受具、52…端壁、53…端壁、55…ウエ
ブ、56…横方向案内ローラ、57…ばね取付案
内ローラ、58…開口側部、59…マンドレル、
61…軸方向延長部、62…スピンドル、63…
スリーブ、64…軸受、65…ピニオン、66…
リング歯車、67…孔、69…ナツト、71…先
端、、72…先端ハウジング、73…圧縮ばね、
74…軸受、76…ビージングレール、77…弧
形ビージング面、78…平行ビード、49…溝、
81…送入部、82…送出部、83…送入タレツ
ト、84…内側送入案内レール、85…外側送入
案内レール、86…ポケツト、87…軸、88,
89…歯車、90…ピツチ円、91…移送点、9
2…送出タレツト、93…内側送出案内レール、
94…外側送出案内レール、95…入口端、96
…出口端、97…担持部材、98…加工物係合案
内面、99…段部、100…水平軸、101…
軸、102…ピニオン、103…主駆動歯車、1
04,105…主軸受、106…歯車、107…
駆動ベルト、109…アーム、110…位置決め
停止具、111…ばね、113…受具、120…
底板、122…第1副フレーム、123…副フレ
ーム、127…カムスリーブ、131…主軸、1
34…主駆動ベルト、135…タレツト、138
…リング、142…押棒、143…カム従動ロー
ラ、144…案内ブロツク、145…カム、15
1…受具、152,153…板、154…孔、1
56…横方向案内ローラ、157…支持ロール、
159…マンドレル、162…マンドレルスピン
ドル、164…軸受、165…ピニオン、166
…リング歯車、171…圧力板、173…ばね、
176…固定ビージングレール、177…加工表
面、178…環状ビード、179…円周溝、18
1…送入部、182…送出部、183…送入タレ
ツト、184…内側送入案内レール、185…外
側送入案内レール、192…送出タレツト、19
3…内側送出案内レール、194…内側送出案内
レール、195…入口端、196…出口端、19
9…段部、200…継手、204…取付部材、2
05…支持ブロツク、206…ボール、207…
座、211…圧縮ばね、214…ヨーク、217
…スラストリング、218…締付ナツト、219
…ボール、220…半径方向すき間、224…ボ
ール、225…外側リング、259…マンドレ
ル、265…ビージングレール、300…環状
面、301…軸方向延長部、302…環状面、3
03…ナツト、304…リング、305…リン
グ、306…ボール、307…座、308…スリ
ーブ、309…前面、310…前面、311…皿
ワツシヤ、312…後面、313…肩部、359
…円筒形スリーブ、362…スピンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定フレーム21,122,123と、 該固定フレーム内でそれ自身の軸線32まわり
    に回転可能な主タレツト35,135と、 主タレツトによつて支持されかつ複数の加工物
    12,8を保持するためタレツト軸線上に中心を
    もつ共通のピツチ円上に間隔を保つて配置された
    複数の保持装置51,151と、 加工物を順次に連続的に前記保持装置に送入す
    るための送入部81,181と、 前記保持装置から順次に送られる加工物を送出
    するために、前記タレツト軸線に対して前記送入
    部から円周方向に隔たり配置された送出部82,
    182と、 それぞれが前記加工物内で係合されるように構
    成されかつ主タレツト上に配設された、少なくと
    も1つのおす形工具要素59,159を支持する
    装置62〜64,162,164と、 各前記おす形工具要素と協働して前記加工物の
    外側部と係合しそれにより加工物を送入部と送出
    部間で前記保持装置によつて保持した状態で、各
    加工物に順次に加工作業を実施させるめす形工具
    要素76,176とを含み、さらに、 各加工物と工具要素を、前記加工作業のために
    それらを相対的に配置しかつ該配置から外すよう
    に、順次に移動する各保持装置とそれに対応する
    各おす形工具要素との間で、主タレツトの回転と
    同期的にかつ該主タレツトの軸線方向への相対運
    動を実施させる、主タレツトに支持された配置装
    置40,43,45,142,143,145を
    含む薄壁中空加工物の連続加工作業を実施する装
    置であつて、 各前記保持装置は、向き合つて配置されて相互
    間に薄壁中空加工物12,8を収容する端壁5
    3,52,153,152をもつ個々の受具5
    1,151を含み、前記端壁の一方53,153
    が前記おす形工具要素59,159を受入れるた
    めの開口54,154をもち、前記端壁のうちの
    少なくとも一つが加工物の横方向位置決め装置5
    6,57,156,157を具備し、前記受具5
    1,151はその一方の側に加工物を貫通受入れ
    るための開口を有し、 前記工具要素は主タレツトに対して軸線方向に
    移動できないように構成され、および 各受具は前記配置装置の複数の滑動部材40,
    142のそれぞれによつて支持され、かつ各前記
    滑動部材は関連する受具を確動的に往復運動させ
    るために、主タレツトの軸線方向に往復運動が可
    能であり、それによつて工具要素と順次に移動す
    る各加工物との係合が、工具の軸線方向への運動
    でなく、加工物の同方向への運動によつて実施さ
    れることを特徴とする薄壁中空加工物の連続加工
    作業を実施する装置。 2 各受具51,151の前記加工物の位置決め
    装置が、受具の前記開口側から遠い方の加工物の
    側において、加工物の外側と係合するため主タレ
    ツトの軸線に対して半径方向外方へ弾性的に偏倚
    された加工物係合要素57,157を含むことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 前記配置装置が、前記滑動部材40,142
    および各前記滑動部材を主タレツトの軸線方向に
    往復運動させるため主タレツトの回転に応答する
    滑動部材作動装置43,45,143,145を
    含み、 前記滑動部材作動装置が、各滑動部材を送入部
    81,181からの任意の、所与の回転移動位置
    において、固定フレーム21,122に対して常
    に同一の軸線方向の位置を占めさせるように構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の装置。 4 前記おす形工具要素支持装置が、それぞれ1
    つのマンドレルを支持している複数のスピンドル
    62,162を含み、前記スピンドルは各スピン
    ドルが対応する受具51,151の前記一方の端
    壁53,153に形成された開口54,154と
    同軸位置を占めるように1つのピツチ円41上に
    配置され、かつ各スピンドルは主タレツト35,
    135の回転とともにそれ自身の回転軸線まわり
    に主タレツト内で回転可能であつて、それによつ
    てスピンドルで支持されたマンドレルによつて、
    対応する受具に支持された加工物12,8を回転
    するように構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一項
    に記載の装置。 5 前記スピンドル62,162の対応する1つ
    のスピンドルと同軸的に支持されかつ該スピンド
    ルとともに回転可能な各マンドレルからなる複数
    のマンドレル59,159を具備することを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の装置。 6 各前記スピンドル62,162が、スピンド
    ルに対して偏心的に配置されかつ回転的調節を行
    うために主タレツト35内に取りつけられたスリ
    ーブ63内に回転可能に取りつけられ、前記スリ
    ーブを主タレツトに対してスピンドルの軸線まわ
    りに回転することによつて対応する受具51の前
    記一方の端壁53に形成された開口54の軸線と
    スピンドルの軸線が整列されることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項または第5項記載の装置。 7 前記送入部81,181が、それ自身の円周
    まわりに等間隔に配置された複数の加工物係合ポ
    ケツト86,186を有する送入タレツト83,
    183を含み、前記送入タレツトが、主タレツト
    35,135の回転と同期されて主タレツトと平
    行なそれ自身の軸線まわりに前記固定フレーム2
    1,122,123内で回転可能であり、前記送
    入タレツトがその前記ポケツト内に係合している
    加工物12,8の共通ピツチ円90を有し、この
    ピツチ円は受具51,151のピツチ円41と共
    通接線を有し、それによつて各受具は、順次に送
    入タレツトの各ポケツトから1つの加工物を半径
    方向に、受具の前記開口側を通つて受具内に受入
    れできることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の装置。 8 前記送入部81,181が、前記固定フレー
    ム21,123によつて固定支持された一対の内
    側送入案内レール84,184を含み、前記内側
    送入案内レールが前記送入タレツト83,183
    と同軸関係をもつが送入タレツトの半径方向の外
    側にかつその一方の側に配置された弧形の加工物
    係合縁部をもち、送入タレツトの各ポケツト8
    6,186内に各加工物12,8を保持するよう
    に各加工物の一部分と係合することを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の装置。 9 主タレツトの軸線に対し半径方向外方で加工
    物12,8の一部分において各前記受具51,1
    51内に各加工物を保持するために主タレツト3
    5,135と同軸関係をもつ弧形の加工物係合縁
    部をもつ、前記固定フレームに固定支持された一
    対の外側送入案内レール85,185を具備し、
    前記外側送入案内レールが、加工物と前記工具要
    素59,76,159,171を前記加工作業に
    対してそれらの各配置を位置づけるため、前記配
    置装置40,142によつて実施された前記相対
    運動中に、加工物を半径方向に支持するのに適し
    た形状をもつことを特徴とする特許請求の範囲第
    7項または第8項記載の装置。 10 前記外側送入案内レール85,185が、
    順次に移動する各加工物と、対をなす内側送入案
    内レール84,184よりも加工物12,8の側
    壁の両端部に近い位置において係合するように主
    タレツト35,135の軸線方向に隔たり配置さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第9項
    記載の装置。 11 前記内側送入案内レール84,184およ
    び外側送入案内レール85,185が、前記ピツ
    チ円41,90との前記共通接線の交点におい
    て、加工物12,8が内側送入案内レールと外側
    送入案内レールの両方と同時に係合するように、
    それぞれの自由端へ所定距離だけ延設されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の装
    置。 12 外側送入案内レール85,185が、前記
    加工作業に対し前記工具要素59,76,15
    9,176に対する加工物のその配設位置への、
    対応する滑動部材42,142による軸線方向へ
    の運動中に係合されている順次に移動する各加工
    物12,8と同一の軸線方向および円周方向の経
    路に従うように形状づけられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第9項から第11項までのい
    ずれか一項に記載の装置。 13 前記送出部82,182が、それ自身の円
    周まわりに等間隔に配置された複数の加工物係合
    ポケツト86,186を有する送出タレツト9
    2,192を含み、前記送出タレツトが、前記固
    定フレーム21,123内において、主タレツト
    35,135の回転と同期されて主タレツトの軸
    線と平行なそれ自身の軸線まわりに回転可能であ
    り、前記送出タレツトがその前記ポケツト内に係
    合されている加工物12,8の共通ピツチ円の受
    具51,151のピツチ円と共通接線をもち、そ
    れによつて送出タレツトの各ポケツトが、順次
    に、各前記受具から半径方向に排除された1つの
    加工物12,8を受入れることができる特許請求
    の範囲第1項記載の装置。 14 前記送出部82,182が、前記固定フレ
    ーム21,123によつて固定支持された一対の
    内側送入案内レール93,193を含み、前記内
    側送入案内レールが、前記送出タレツト92,1
    92とは同軸関係をもつが送出タレツトの半径方
    向にかつその一方の側に配置された弧形の加工物
    係合縁部をもち、送出タレツトの各ポケツト8
    6,186内に各加工物12,8を保持するよう
    に各加工物の一部分と係合することを特徴とする
    特許請求の範囲第13項記載の装置。 15 主タレツトの軸線に対し半径方向外方で加
    工物12,8の一部分において各前記受具51,
    151内に各加工物を保持するために、主タレツ
    ト35,135と同軸関係をもつ弧形の加工物係
    合縁部をもつ、前記固定フレームに固定支持され
    た一対の外側送出案内レール94,194を具備
    し、前記外側送出案内レールが、加工物と前記工
    具要素59,76,159,176を前記加工作
    業の終了後にそれらの相対配置から解放するのに
    適した形状をもつことを特徴とする特許請求の範
    囲第13項または第14項記載の装置。 16 前記外側送出案内レール94,194が、
    順次に移動する各加工物と、対をなす内側送入案
    内レール93,193よりも加工物12,8の側
    壁の両端部に近い位置において係合するように、
    主タレツト35,135の軸線方向に隔たり配置
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    4項記載の装置。 17 内側送出案内レール93,193および外
    側送出案内レール94,194が、送出タレツト
    のピツチ円90および前記受具51,151のピ
    ツチ円41との前記共通接線の接点において、加
    工物12,8が内側送出案内レールと外側送出案
    内レールの両方と同時に係合するようにそれぞれ
    の自由端へ所定距離だけ延設されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第14項から第16項ま
    でのいずれか一項に記載の装置と組合わされた特
    許請求の範囲第8項記載の装置。 18 前記外側送出案内レール94,194が、
    前記加工作業ののちに、前記工具要素59,7
    6,159,176に対する加工物12,8の配
    設位置からの対応する滑動部材42,142によ
    る軸線方向への運動中に係合されている順次に移
    動する各加工物と同一の軸方向および円周方向の
    経路に従うように形状づけられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第15項から第17項まで
    のいずれか一項に記載の装置。 19 各前記マンドレル59,159が、その軸
    線に対応するスピンドル62,162の軸線と常
    に傾斜をもたないように配置されていることを特
    徴とする金属缶体1〜4,8の壁1に円周方向の
    ビード7,11を形成するビード出し機械の形態
    をもつ特許請求の範囲第5項記載の装置。 20 缶体1〜4,8の外側に係合する前記めす
    形工具要素が、主タレツト35,135と同軸関
    係をもちかつ前記固定フレーム21,123に固
    定された単一の弧形ビード出しレール76,17
    6のみからなり、前記ビード出しレールが缶体と
    係合するその内周側面に加工面77,177をも
    つことを特徴とする特許請求の範囲第19項記載
    のビード出し機械。 21 前記ビード出しレール76,176が、単
    体で構成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第20項記載のビード出し機械。 22 前記ビード出しレール76,176が、主
    タレツト軸線に対して少なくとも180゜の弧角をも
    つことを特徴とする特許請求の範囲第20項記載
    のビード出し機械。 23 ビード出しレール76,176,265の
    加工面77,177が、複数の平行なビード形成
    要素78,178を有し、各前記ビード形成要素
    が、次の隣接するビーード形成要素からの距離よ
    りも大きい、前記送入部81,181に最も近い
    ビード出しレールの末端からの円周距離の点8
    0,180から始まり、それによつて複数の円周
    方向のビード7が缶体1〜4,8に沿つて一つの
    方向へ漸次に缶体上で形成しはじめられることを
    特徴とする特許請求の範囲第20項から第22項
    までのいずれか一項に記載のビード出し機械。 24 各前記マンドレル159,259,359
    が、円周表面をもち、かつカツプリング200,
    304〜306,312によつてスピンドル16
    2,362に連結され、前記カツプリングはマン
    ドレルまたはスピンドルと組合わされた第1の連
    結面204A,309と、第2の連結面205
    A,310をもつ連結部材205,305と、マ
    ンドレルまたはスピンドルそれぞれの上に連結部
    材を取りつける圧縮ばね手段211,311と、
    それぞれが一対の向き合つたシート207,30
    7と係合する3つの支持ボール206とを含み、
    各対のシートが各連結面204A,205A,3
    09,310について一組ずつスピンドル軸線と
    平行な共通軸線上に形成され、それによりばね手
    段が軸方向の予荷重を作用し、それによつて、も
    し十分な大きさの半径方向の力がマンドレルの円
    周面に作用されれば、ボールが連結面を押し離し
    て前記作用力によつてマンドレルを、前記作用力
    が存在している状態の下においてのみ、半径方向
    に移動させ、この構成によつてマンドレルとスピ
    ンドルの互いの軸線間の傾斜が実質的に常に存在
    しないように構成されていることを特徴とする、
    円筒形加工物12,8にビード出し加工を実施す
    る特許請求の範囲第5項記載の装置。 25 前記マンドレル159が、前記スピンドル
    162と端と端とをつないで配置され、前記スピ
    ンドルがその一端にヨーク214を含み、かつカ
    ツプリング200が前記マンドレルと前記ヨーク
    間で限定された半径方向の運動が許されるような
    軸方向のスラスト軸受217,218,219,
    225と、前記マンドレルおよび前記ヨークと同
    軸関係をもち、かつ前記第1の連結面204Aを
    もつ第1のリング204と前記連結部材を構成す
    る第2のリング205を含む一対のリングを有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第24項記載
    の装置。 26 前記マンドレル359が、前記カツプリン
    グによつて前記スピンドル362の軸線方向延長
    部301,303を囲んでこれに連結されたスリ
    ーブ308を含み、前記軸線方向延長部が軸線方
    向に隔たりかつ互いに向き合つた一対の環状面を
    もち、かつ前記カツプリングが二対のリングを含
    み、各対のリングが前記第1の連結面309をも
    つ第1のリング304および前記連結部材を構成
    する第2のリング305を含み、2つの第2のリ
    ング305のそれぞれが個々の圧縮ばね手段31
    1によつて取りつけられかつ前記2つのばね手段
    が互いに向き合い、それぞれの環状面を係合する
    ように配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第24項記載の装置。
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