JPS6320314Y2 - - Google Patents

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JPS6320314Y2
JPS6320314Y2 JP15228784U JP15228784U JPS6320314Y2 JP S6320314 Y2 JPS6320314 Y2 JP S6320314Y2 JP 15228784 U JP15228784 U JP 15228784U JP 15228784 U JP15228784 U JP 15228784U JP S6320314 Y2 JPS6320314 Y2 JP S6320314Y2
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JP
Japan
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ashtray
retainer
case
guide
protector
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JP15228784U
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JPS6169997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用灰皿装置の構造に関する。
従来の技術 従来の自動車用灰皿装置の代表的な構造は、た
とえば第7図および第8図に示すようになつてい
る。図において、1は箱状の灰皿であり、灰皿1
はリテーナ2に出し入れ可能に保持される。灰皿
1内には、プロテクタ3が設けられ、プロテクタ
3は上方に付勢されて灰皿1引き出し時にリテー
ナ2の前端部を覆うように押し上げられる。リテ
ーナ2の上部には、プロテクタ3に摺接されるガ
イド4がリベツト5a,5bによつて取付けら
れ、リテーナ2の上面には、灰皿内照明用のラン
プ6を収納するケース7が、リベツト5a,5b
によりかしめられて取付けられる。また、リテー
ナ2には、プロテクタ3奥部に設けられた突起部
(図示略)と当接し、灰皿1引き出し動作を停止
させるストツパ8が、リテーナ5cによつて取付
けられる。なお、9は、ランプ6からの光を適当
に集光させるレンズである。レンズ9を通された
光は、プロテクタ6の穴を通過し、灰皿1内を照
明する。
考案が解決しようとする問題点 このような構造の灰皿装置においては、つぎの
ような問題があり、その改善が望まれる。
まず、リテーナ2に取付けられる部品点数が多
く、組付工程が多いという問題がある。リテーナ
2も含めると、部品点数は、リテーナ2、ガイド
4、リベツト5a,5b、ケース7、レンズ9、
ストツパ8、リベツト5cの8点である。また、
リベツト5a,5b,5cを同一のリベツトとす
ると、部品の種類は6種類である。
また、組付工程は、 (イ) レンズ9はガイド4にはめる、 (ロ) ガイド4をセツトする、 (ハ) ケース7をセツトする、 (ニ) リベツト5a,5bを入れる、 (ホ) リベツト5a,5bをかしめる、 (ヘ) ストツパ8をセツトする、 (ト) リベツト5cを入れる、 (チ) リベツト5cをかしめる、 の8工程が必要である。
また、ケース7の形状に関して、ランプ6収納
部の強度を確保するためおよびランプ6を容易に
挿入できるようにするために、第8図に示すラン
プ6挿入穴下部の折り曲げ部7aが必要になり、
そのためケース7の高さが高くなつて、それだけ
灰皿装置設置スペースが大になるという問題があ
る。ケース7の高さは、収納するランプの大きさ
にもよるが、現状では折り曲げ部7aのために15
mm程度確保しなければならない。
本考案は、上記のような問題を解消するため
に、灰皿装置のとくにリテーナ側の構造を簡略化
して部品点数を減少し、組付工程を削減し、さら
にランプを挿入するケースの高さを低くすること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的に沿う本考案の自動車用灰皿装置は、
箱状の灰皿と、灰皿を出し入れ可能に保持するリ
テーナと、灰皿の奥部に一端が固定され他端が自
由端に構成され、上方に付勢されて灰皿の引き出
し時にリテーナの前端部を覆うように押し上げら
れるプロテクタと、リテーナの上部内面側に設け
られ、プロテクタを下方に押さえつつ灰皿の引き
出し時にプロテクタに摺接されるガイドと、リテ
ーナに取付けられ、灰皿内を照明するランプを収
納するケースと、リテーナに取付けられ、灰皿の
引き出し時にプロテクタに設けられた突起部に当
接することにより灰皿の引き出し動作を停止させ
るストツパと、を備えた自動車用灰皿装置であつ
て、ガイドとケースとストツパを一体に形成した
ものから成つている。
作 用 このような灰皿装置においては、ガイドとケー
スとストツパが一体化されるので、別々の部品で
あつた従来構造に比べ部品点数が減少し、一体化
された部品をリテーナに取付けるのであるから、
取付け用のリベツトも最低限2本ですむ。
また、部品点数の減少に伴ない、組付工程も削
減される。すなわち、ガイド、ケース、ストツパ
を別々にセツトしなくてもよくなり、取付け用リ
ベツトの挿入、かしめもそれぞれ一工程ですむこ
とになる。
さらに、ケースをガイド、ストツパと一体化す
ることにより、第8図に示したような折り曲げ部
7aを設けないでも、ケースのランプ収納部の強
度が容易に確保され、かつケースのランプ挿入部
直前のガイド部側に適当な穴を設けておけばラン
プはケースは容易に挿入され得る。
実施例 以下に本考案の自動車用灰皿の望ましい実施例
を図面を参照して説明する。
第1図ないし第4図は、本考案の一実施例に係
る自動車用灰皿装置を示している。図において、
11は箱状の灰皿、12は灰皿11をA方向に出
し入れ可能に保持するリテーナである。灰皿11
には、灰皿11の奥部に一端が固定され、他端で
ある前端側が自由端に構成されたプロテクタ13
が設けられており、プロテクタ13は、それ自体
の弾性によりあるいは適当な付勢手段により上方
に付勢されて、灰皿11の引き出し時にリテーナ
12の前端部を覆うように押し上げられる。ここ
までの構造は、本質的には第7図に示した従来構
造と同一である。
リテーナ12には、第2図に示すように下方か
ら、従来のガイドとケースとストツパに相当する
ものを一体化したケースストツパ一体型ガイド1
4が取付けられる。ケースストツパ一体型ガイド
14は、第3図および第4図にも示すように、リ
テーナ12の上部内面側に取付けられ、プロテク
タ13を下方に押さえつつ灰皿11の引き出し時
にプロテクタ13の上面に摺接されるガイド部1
4aと、リテーナ12に設けられた穴15から上
方に突出され、灰皿11内を照明するランプ16
を収納するケース部14bと、ガイド部14aの
一側方に突出し、灰皿11の引き出し時にプロテ
クタ13に受けられた突起部(図示略)に当接す
ることにより灰皿11の引き出し動作を停止させ
るストツパ部14cと、から構成されている。
ケースストツパ一体型ガイド14のケース部1
4bとガイド部14aとの間には、リテーナ12
前端側に開口する差し込み穴17が設けられてい
る。差し込み穴17には、ランプ16からの光を
適当に集光させるレンズ18が差し込まれてい
る。レンズ18は、本実施例では凸レンズから成
つているが、適当な形式のものであつてもよい。
ガイド部14aのケース部14b下部には、ラン
プ16からの光を灰皿11に向けて通過させるた
めの穴19が設けられており、プロテクタ13に
も、光を通過させるための長穴(図示略)が設け
られている。また、ガイド部14aのケース部1
4bへのランプ16挿入側には、貫通しない凹状
の穴20が形成されている。この穴20は、ケー
ス部14bのランプ挿入穴21にランプ16を挿
入する際に、ランプ16とガイド部14a上面と
が干渉しないように形成されている。
このように構成されたケースストツパ一体型ガ
イド14がリテーナ12に取付けられる。リテー
ナ12には、ケース部14bを挿通させる穴15
以外、リベツト挿通用の2つの孔22a,22b
が設けられている。この孔22a,22bに対応
させて、ケースストツパ一体型ガイド14にも2
つの孔23a,23bが設けられており、それぞ
れの孔22a,23a、および孔22b,23b
にリベツト24a,24bが挿入され、挿入後か
しめられている。このリベツト24a,24b
は、同一形状のリベツトである。
上記のように構成された自動車用灰皿装置の作
用について以下に説明する。
まず部品点数についてであるが、従来のガイ
ド、ケース、ストツパに相当するものが一体化さ
れ、一部品であるケースストツパ一体型ガイド1
4とされることにより、部品点数は2つ削減され
る。また、一体化簿品とすることにより、リテー
ナ12への取付けに際して別々に固定する必要が
なくなり、2つのリベツト24a,24bだけで
固定が可能になる。したがつて、リベツトも従来
構造に比べ1本少くてすむ。このように、部品点
数を削減しても、従来のガイド、ケース、ストツ
パの機能は、ケースストツパ一体型ガイド14に
よつてすべて満足される。
その結果、リテーナ12側の部品点数は従来の
8点から、リテーナ12、ケースストツパ一体型
ガイド14、レンズ18、リベツト24a,24
bの5点に減少される。また、部品の種類につい
ては、リベツト24a,24bが同種であるか
ら、従来の6種類から4種類に減少される。
つぎに組付工程について説明する。本実施例に
おける組付けはつぎのように行われる。
(イ) ケースストツパ一体型ガイド14にレンズ1
8をはめ込む。
(ロ) ケースストツパ一体型ガイド14をリテーナ
12にセツトする。
(ハ) リベツト24a,24bを入れる。
(ニ) リベツト24a,24bをかしめる。
したがつて、従来の8工程に比べ4工程に削減
される。
また、第5図および第6図にケース部14bの
ランプ挿入穴について従来構造との比較を示すよ
うに、ケース部14bのガイド部14aと一体化
したためケース部14bの十分な強度が確保され
るので、従来、高さh=3mm程度必要であつた折
り曲げ部7aが不要になり、ケース部14bのリ
テーナ12上面からの高さHが従来の高さH′に
比べそれだけ低く設定される。そして、ランプ1
6のランプ挿入穴21への装着については、前部
に凹状の穴20を設けることにより、適当にラン
プ16をガイド部14a側に接近させて挿入でき
るので、挿入が容易化される。
また、本実施例の如くケースストツパ一体型ガ
イド14を平面的にL字形に形成し、リベツトに
よる固定部をガイド部14aの奥部側とストツパ
部14c側に設定すれば、ケース部14bを従来
構造に比べ、よりリテーナ12の前端側に位置さ
せることが可能になる。そのため、ランプ16の
位置も、よりリテーナ12の前端側に位置させる
ことができ、ランプ16からの光による照明が最
も必要な灰皿11の前端側が容易に明るく照明さ
れる。
さらに、本実施例では、レンズ18をケースス
トツパ一体型ガイド14に直接差し込めるように
したので、部品段階でレンズ18を装着すること
もでき、組付けが一層容易化される。
考案の効果 したがつて、本考案によるときは、ガイド、ケ
ース、ストツパの一体化により、リテーナ側の構
成部品を部品定数で8点から5点、部品の種類で
は6種類から4種類へと大幅に減少させることが
でき、組付工定を8工程から4工程と大幅に削減
することができ、構造の簡素化、部品管理の容易
化、コストダウンをはかることができるという効
果が得られる。
また、ランプが挿入されるケース部のリテーナ
上面からの高さを、従来の約15mmから12mmと低く
することができ、灰皿装置のための設置スペース
を小にすることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動車用灰皿
装置の部分斜視図、第2図は第1図の装置の部分
分解斜視図、第3図はケースストツパ一体型ガイ
ドの第2図の方向からみた拡大側面図、第4図
は第2図の−線に沿う拡大部分断面図、第5
図は従来のケースの正面図、第6図は第2図のケ
ースストツパ一体型ガイドのケース部の正面図、
第7図は従来の自動車用灰皿装置の部分斜視図、
第8図は第7図の−線に沿う部分断面図、で
ある。 11……灰皿、12……リテーナ、13……プ
ロテクタ、14……ケースストツパ一体型ガイ
ド、14a……ガイド部、14b……ケース部、
14c……ストツパ部、16……ランプ、18…
…レンズ、21……ランプ挿入穴、24a,24
b……リベツト、H……ケース部のリテーナ上面
からの高さ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱状の灰皿と、該灰皿を出し入れ可能に保持す
    るリテーナと、灰皿の奥部に一端が固定され他端
    が自由端に構成され、上方に付勢されて灰皿の引
    き出し時に前記リテーナの前端部を覆うように押
    し上げられるプロテクタと、リテーナの上部内面
    側に設けられ、前記プロテクタを下方に押さえつ
    つ灰皿の引き出し時にプロテクタに摺接されるガ
    イドと、リテーナに取付けられ、灰皿内を照明す
    るランプを収納するケースと、リテーナに取付け
    られ、灰皿の引き出し時にプロテクタに設けられ
    た突起部に当接することにより灰皿の引き出し動
    作を停止させるストツパと、を備えた自動車用灰
    皿装置において、前記ガイドとケースとストツパ
    を一体に形成したことを特徴とする自動車用灰皿
    装置。
JP15228784U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPS6320314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15228784U JPS6320314Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15228784U JPS6320314Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS6169997U JPS6169997U (ja) 1986-05-13
JPS6320314Y2 true JPS6320314Y2 (ja) 1988-06-06

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ID=30710356

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