JPS6320245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320245Y2 JPS6320245Y2 JP1980168003U JP16800380U JPS6320245Y2 JP S6320245 Y2 JPS6320245 Y2 JP S6320245Y2 JP 1980168003 U JP1980168003 U JP 1980168003U JP 16800380 U JP16800380 U JP 16800380U JP S6320245 Y2 JPS6320245 Y2 JP S6320245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- manual
- switch
- control unit
- control system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、コンバイン等の移動農機において、
センサー信号による自動制御系とレバースイツチ
信号による手動制御系とが共に制御ユニツトで処
理されて駆動部に出力される制御装置に関する。
センサー信号による自動制御系とレバースイツチ
信号による手動制御系とが共に制御ユニツトで処
理されて駆動部に出力される制御装置に関する。
従来、コンバインの方向制御や刈高さ制御にお
いては、センサーによる自動制御系と手動レバー
による手動制御系とが共在しており、自動制御作
動中に手動操作をすると、該手動操作中は自動制
御の作動を停止する手動操作優先機構が設けられ
ていた。そして、手動操作が終ると、自動的に又
は別のスイツチ操作により自動制御に復帰する
が、このため、手動レバーの信号も制御ユニツト
内で処理又は経由してソレノイドバルブ等の駆動
部に伝達されていた。これにより、制御ユニツト
が故障した場合、手動操作系と別の故障(大部分
がそうである)であるにもかかわらず、制御ユニ
ツトの取外し修理のため、手動操作による制御を
も不可能となり、全く運転することができなくな
つていた。また、手動レバーとは別に故障時用の
操作スイツチを設けたものも提案されているが、
この場合、該スイツチは通常トグルスイツチであ
り、手動レバーに比して小型で操作しにくく、更
に通常作業とは別のスイツチ操作となるため、馴
れない面倒な作業になつていた。
いては、センサーによる自動制御系と手動レバー
による手動制御系とが共在しており、自動制御作
動中に手動操作をすると、該手動操作中は自動制
御の作動を停止する手動操作優先機構が設けられ
ていた。そして、手動操作が終ると、自動的に又
は別のスイツチ操作により自動制御に復帰する
が、このため、手動レバーの信号も制御ユニツト
内で処理又は経由してソレノイドバルブ等の駆動
部に伝達されていた。これにより、制御ユニツト
が故障した場合、手動操作系と別の故障(大部分
がそうである)であるにもかかわらず、制御ユニ
ツトの取外し修理のため、手動操作による制御を
も不可能となり、全く運転することができなくな
つていた。また、手動レバーとは別に故障時用の
操作スイツチを設けたものも提案されているが、
この場合、該スイツチは通常トグルスイツチであ
り、手動レバーに比して小型で操作しにくく、更
に通常作業とは別のスイツチ操作となるため、馴
れない面倒な作業になつていた。
そこで、本考案は、レバースイツチを、制御ユ
ニツトと別系路で直接駆動部に接続し得るように
構成し、もつて制御ユニツト故障時に、レバース
イツチを直接駆動部に接続し、手動レバーにより
作業を継続し得るようにした移動農機における制
御装置を提供することを目的とするものである。
ニツトと別系路で直接駆動部に接続し得るように
構成し、もつて制御ユニツト故障時に、レバース
イツチを直接駆動部に接続し、手動レバーにより
作業を継続し得るようにした移動農機における制
御装置を提供することを目的とするものである。
以下、図面に沿つて本考案をコンバインの刈高
さ制御装置に実施した実施例について説明する。
さ制御装置に実施した実施例について説明する。
コンバイン1は、第1図に示すように、運転席
2及び脱穀機3等よりなる機体5を有しており、
機体5の前方には油圧シリンダ装置6により昇降
自在に刈取部7が支持されている。更に、運転席
2には刈取部7の昇降操作用の手動レバー9が配
設されており、また刈取部7の下部には刈高さセ
ンサー10が配設されている。手動レバー9は、
第2図に示すように、その上部に握り9a及び自
動制御開始用の押ボタンスイツチ9bが設置され
ており、またその下部は上昇用のレバースイツチ
9u及び下降用のレバースイツチ9dを接触・作
動し得る。また、刈高さセンサー10は、第3図
に示すように、センサーバー10aの回動により
作動される上昇用及び下降用のリミツトスイツチ
10u,10dを有しており、上昇用スイツチ1
0uはセンサーバー10aが範囲Aに位置する場
合にオンし、また下降用スイツチ10dはバー1
0aが範囲Cに位置する場合にオンし、更にバー
10aが範囲Bに位置する場合は両スイツチが共
にオフしてニユートラルになる。
2及び脱穀機3等よりなる機体5を有しており、
機体5の前方には油圧シリンダ装置6により昇降
自在に刈取部7が支持されている。更に、運転席
2には刈取部7の昇降操作用の手動レバー9が配
設されており、また刈取部7の下部には刈高さセ
ンサー10が配設されている。手動レバー9は、
第2図に示すように、その上部に握り9a及び自
動制御開始用の押ボタンスイツチ9bが設置され
ており、またその下部は上昇用のレバースイツチ
9u及び下降用のレバースイツチ9dを接触・作
動し得る。また、刈高さセンサー10は、第3図
に示すように、センサーバー10aの回動により
作動される上昇用及び下降用のリミツトスイツチ
10u,10dを有しており、上昇用スイツチ1
0uはセンサーバー10aが範囲Aに位置する場
合にオンし、また下降用スイツチ10dはバー1
0aが範囲Cに位置する場合にオンし、更にバー
10aが範囲Bに位置する場合は両スイツチが共
にオフしてニユートラルになる。
そして、第4図及び第5図に示すように、手動
レバー9によるレバースイツチ9u,9d及び自
動制御開始スイツチ9b並びに刈高さセンサー1
0によるスイツチ10u,10dは制御ユニツト
11に接続されており、更に制御ユニツト11は
油圧シリンダ装置6を制御するソレノイドバルブ
の上昇用及び下降用ソレノイド12u,12dに
接続されている。また、第5図及び第6図に示す
ように、電源13、自動制御開始スイツチ9b、
センサースイツチ10u,10d又はソレノイド
12u,12dにそれぞれ接続して組配線13か
ら延びている自動制御系コネクター15が設置さ
れており、更に該組配線13からレバースイツチ
9u,9dに接続して延びている手動制御系コネ
クター16及びソレノイド12u,12dから分
岐して延びているソレノイドコネクター17が設
置されている。一方、制御ユニツト11には自動
制御系に接続しているコネクター19及び手動制
御系に接続しているコネクター20が設置されて
いる。
レバー9によるレバースイツチ9u,9d及び自
動制御開始スイツチ9b並びに刈高さセンサー1
0によるスイツチ10u,10dは制御ユニツト
11に接続されており、更に制御ユニツト11は
油圧シリンダ装置6を制御するソレノイドバルブ
の上昇用及び下降用ソレノイド12u,12dに
接続されている。また、第5図及び第6図に示す
ように、電源13、自動制御開始スイツチ9b、
センサースイツチ10u,10d又はソレノイド
12u,12dにそれぞれ接続して組配線13か
ら延びている自動制御系コネクター15が設置さ
れており、更に該組配線13からレバースイツチ
9u,9dに接続して延びている手動制御系コネ
クター16及びソレノイド12u,12dから分
岐して延びているソレノイドコネクター17が設
置されている。一方、制御ユニツト11には自動
制御系に接続しているコネクター19及び手動制
御系に接続しているコネクター20が設置されて
いる。
本実施例は以上のような構成を有するので、通
常は、第5図及び第6図実線矢印で示すように、
自動制御系コネクター15と19、及び手動制御
系コネクター16と20をそれぞれ接続して用い
る。これにより、手動レバー9及び刈高さセンサ
ー10からのレバースイツチ信号及びセンサー信
号はそれぞれ制御ユニツト11内で処理され、上
昇用又は下降用ソレノイド12u,12dを適宜
励磁し、刈取部7の高さが適正になるように昇降
制御する。そして、制御ユニツト11内に故障が
発生した場合、自動制御系コネクター15,19
及び手動制御系コネクター16,20の両方を外
して、組配線13から制御ユニツト11を分離
し、更に第6図に破線矢印で示すように、手動制
御系コネクター16をソレノイドコネクター17
に接続する。これにより、レバースイツチ9u,
9dは直接ソレノイド12u,12dに接続し、
制御ユニツト11を介することなく、かつ手動レ
バー9の操作により刈取部7を昇降制御すること
ができる。
常は、第5図及び第6図実線矢印で示すように、
自動制御系コネクター15と19、及び手動制御
系コネクター16と20をそれぞれ接続して用い
る。これにより、手動レバー9及び刈高さセンサ
ー10からのレバースイツチ信号及びセンサー信
号はそれぞれ制御ユニツト11内で処理され、上
昇用又は下降用ソレノイド12u,12dを適宜
励磁し、刈取部7の高さが適正になるように昇降
制御する。そして、制御ユニツト11内に故障が
発生した場合、自動制御系コネクター15,19
及び手動制御系コネクター16,20の両方を外
して、組配線13から制御ユニツト11を分離
し、更に第6図に破線矢印で示すように、手動制
御系コネクター16をソレノイドコネクター17
に接続する。これにより、レバースイツチ9u,
9dは直接ソレノイド12u,12dに接続し、
制御ユニツト11を介することなく、かつ手動レ
バー9の操作により刈取部7を昇降制御すること
ができる。
なお、上述実施例はコネクターの差換えにより
レバースイツチとソレノイドを連結したが、第5
図破線で示すように、レバースイツチ9u,9d
とソレノイド12u,12dを結線22し、更に
該線22の中間にスイツチ23を介在し、もつて
制御ユニツト11の故障時にスイツチ23をオン
することにより、レバースイツチとソレノイドを
直接接続するようにすることもできる。更に、本
考案は上述実施例に限らず、コンバインの方向制
御更には他の移動農機の制御装置にも適用できる
ことは勿論である。
レバースイツチとソレノイドを連結したが、第5
図破線で示すように、レバースイツチ9u,9d
とソレノイド12u,12dを結線22し、更に
該線22の中間にスイツチ23を介在し、もつて
制御ユニツト11の故障時にスイツチ23をオン
することにより、レバースイツチとソレノイドを
直接接続するようにすることもできる。更に、本
考案は上述実施例に限らず、コンバインの方向制
御更には他の移動農機の制御装置にも適用できる
ことは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、制御ユ
ニツト11に故障が生じても、レバースイツチ9
u,9dとソレノイド12u,12d等よりなる
駆動部とを直接接続することができるので、手動
レバー9により通常作業時と同様な馴れた操作で
容易に作業を継続することができる。
ニツト11に故障が生じても、レバースイツチ9
u,9dとソレノイド12u,12d等よりなる
駆動部とを直接接続することができるので、手動
レバー9により通常作業時と同様な馴れた操作で
容易に作業を継続することができる。
第1図は本考案を適用し得るコンバインを示す
側面図、第2図はその手動レバーを示す側面図、
第3図はその刈高さセンサーを示す側面図、第4
図は本考案によるブロツク図、第5図はその電気
回路図、第6図は本考案の実施例を示す斜視図で
ある。 1……移動農機(コンバイン)、9……手動
(レバー)制御系、9u,9d……レバースイツ
チ、10……自動制御系(刈高さセンサー)、1
0u,10d……センサースイツチ、11……制
御ユニツト、12u,12d……駆動部(ソレノ
イド)。
側面図、第2図はその手動レバーを示す側面図、
第3図はその刈高さセンサーを示す側面図、第4
図は本考案によるブロツク図、第5図はその電気
回路図、第6図は本考案の実施例を示す斜視図で
ある。 1……移動農機(コンバイン)、9……手動
(レバー)制御系、9u,9d……レバースイツ
チ、10……自動制御系(刈高さセンサー)、1
0u,10d……センサースイツチ、11……制
御ユニツト、12u,12d……駆動部(ソレノ
イド)。
Claims (1)
- センサー信号による自動制御系とレバースイツ
チ信号による手動制御系が共に制御ユニツトを経
由して駆動部に出力する制御装置を有する移動農
機において、レバースイツチを、制御ユニツトと
は別系路で直接駆動部に接続し得るように構成し
た移動農機における制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980168003U JPS6320245Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980168003U JPS6320245Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789405U JPS5789405U (ja) | 1982-06-02 |
JPS6320245Y2 true JPS6320245Y2 (ja) | 1988-06-06 |
Family
ID=29526620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980168003U Expired JPS6320245Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320245Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639365Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1994-10-12 | 三菱農機株式会社 | 作業用走行車におけるカプラの接続構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138025A (en) * | 1974-09-28 | 1976-03-30 | Fuji Electric Co Ltd | Seishigata 3 sokoryudengensochi |
JPS5212103A (en) * | 1975-06-25 | 1977-01-29 | Rhone Poulenc Ind | Method of separation of chlorinated aliphatic hydrocarbon |
JPS5288126A (en) * | 1976-01-17 | 1977-07-23 | Iseki Agricult Mach | Automatic stalk feeding length control device for combine |
JPS5354533A (en) * | 1976-10-28 | 1978-05-18 | Iseki Agricult Mach | Autimatic control device for selffpropelled farm machinery |
JPS54105017A (en) * | 1978-12-28 | 1979-08-17 | Kubota Ltd | Reaper and harvester equipped with automatic steering control mechanism |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP1980168003U patent/JPS6320245Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138025A (en) * | 1974-09-28 | 1976-03-30 | Fuji Electric Co Ltd | Seishigata 3 sokoryudengensochi |
JPS5212103A (en) * | 1975-06-25 | 1977-01-29 | Rhone Poulenc Ind | Method of separation of chlorinated aliphatic hydrocarbon |
JPS5288126A (en) * | 1976-01-17 | 1977-07-23 | Iseki Agricult Mach | Automatic stalk feeding length control device for combine |
JPS5354533A (en) * | 1976-10-28 | 1978-05-18 | Iseki Agricult Mach | Autimatic control device for selffpropelled farm machinery |
JPS54105017A (en) * | 1978-12-28 | 1979-08-17 | Kubota Ltd | Reaper and harvester equipped with automatic steering control mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5789405U (ja) | 1982-06-02 |
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