JPS63201324A - エンジンの機械式過給装置 - Google Patents

エンジンの機械式過給装置

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JPS63201324A
JPS63201324A JP3391787A JP3391787A JPS63201324A JP S63201324 A JPS63201324 A JP S63201324A JP 3391787 A JP3391787 A JP 3391787A JP 3391787 A JP3391787 A JP 3391787A JP S63201324 A JPS63201324 A JP S63201324A
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gear stage
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Asao Tadokoro
朝雄 田所
Haruo Okimoto
沖本 晴男
Toshimichi Akagi
赤木 年道
Seiji Tajima
誠司 田島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの機械式過給装置に関し、特に1ンジ
ンにより有段変速機構を介して過給機を駆動するように
しt;ものに関する。
(従来の技術) 従来、エンジンの過給装置として、例えば実開昭61−
32525号公報に開示されるように、エンジンの出力
軸に無段t2速機構を介して過給機を連結し、該過給機
の回転数がエンジンの運転状態に応じた最適な回転数に
なるように上記無段変速機構の変速比を制御するように
したものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記従来の過給装置では、無段変速機構として
例えば可変プーリ機構等を使用するので、過給′JA置
が大型化するとともに構造および制御機構が複雅なもの
になる。
ところで、上記無段変速機構に代えでイi段変速機構を
用いれば、無段変速機構付過給装置はどの過給機回転数
の細かな制御は得られないものの、エンジン運転状態に
応じた過給機回転数の制御は十分可能であり、しかも過
給9A置をコンバク1−で■つ簡単な構造のものにでき
る。
しかし、この場合、有段変速機構において高速段から低
速段への変速時に例えば′NiNiワクラッチより高速
段とエンジン出力軸との駆動関係を断つとともに低速段
とエンジン出り軸とを結合するようにプると、変速時に
過給機の回転数が急激に変動して過給機がショックを受
けるという問題が生ずる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、右段変速1幾梧を用いて過給装置を
コンパクトで且つ簡単な構造のものにするとともに、ワ
ンウェイクラッチを用いて変速時のショックを減少させ
ることにある。
さらに、本発明では、エンジンの!!4速に伴い有段変
速機構を高速段から低速段に変速する場合、その変速の
タイミングを適切に設定することにより、より一層、変
速ショックを小さくすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、第1図
に示すように、エンジン1によって駆動される過給機9
と、ニシジン1と過給機9との間に設けられ過給810
の回転数を複数段に弯i!II! Jる有段変速機構1
0と、該有段変速機構10の低速段から高速段への変速
時に、低速段とエンジン1との駆動関係を断つワンウェ
イクラッチ44とを備えるとともに、エンジン1の運転
状態に応じて上記有段変速機構10の変速特性を設定す
る変速特性設定手段51と、エンジン1の運転状態を検
出する運転状態検出手段52と、該運転状態検出手段5
2の出力を受け、エンジン1の運転状態により上記*速
特性設定手段51の変速特性に基づいて上記有段変速機
構10をi%lj御する制御手段53とを備え、上記変
速特性設定手段51を、高速段から低速段への変速特性
が、低速段から高速段への変速特性よりも低速側又は低
負荷側になるように設定する構成としたものである。
(作用) 」−記の構成により、本発明では、エンジン1の運転状
態に応じて最適な過給を行うにあたって、有段変速機構
10を用いたので、過給¥R@がコンパクトになるとと
もに、その構造が簡単なりのになる。
また、高速段から低速段への変速時、高速段とエンジン
出力軸との駆動関係を断つと、ワンウェイクラッチ44
が結合し、低速段とエンジン出力軸との駆動関係がつな
がる。その場合、高速段とエンジン出力軸との駆動関係
を断ってからワンウェイクラッチ44が結合するまでの
間、過給機9が、その回転慣性により徐々に減速するの
で、変速時のショックが少ないものになる。
さらに、高速段から低速段への変速が、低速段から高速
段への斐速よりも低速側又は低負荷側で行われるので、
変速時の過給機回転数差を小さくでき、−IIショック
を減少できる。
(尖梅例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいで説明する。
第2図は本発明の実施例に係る機械式過給装置を備えた
エンジンを示し、1はエンジン、2は該エンジン1のシ
リンダ3に18#J自在に嵌挿したピストン4により容
積可変に形成される燃焼室、5は一端が1アクリーナ6
を介して大気に連通し、他端が上記燃焼室2に開口して
吸気をエンジン1に供給するだめの吸気通路、1は一端
が上記燃焼室2に開口し、他端が大気に開放されて排気
を排出するための排気通路であって、上記吸気通路5の
途中には、吸入空気量を制御するスロッ1〜ル弁8が配
設されている。また、該ス【コツ]・ル弁8下流の吸気
通路5には、ルーツタイプの過給機9が配設されており
、該過給機9は、例えば2段変速タイプの有段変速機構
10を介してエンジン1の出力軸1aに連結されている
。さらに、上記過給t19下流の吸気通路5には、吸気
を冷却するためのインタークーラ11が配設され、その
下流にはエンジン1に燃料を噴射供給する燃料噴射弁1
2が配設されている。また、上記吸気通路5には、過給
機9およびインタークー511をバイパスするリリーフ
通路13が設けられ該リリーフ通路13にはリリーフ弁
14が/?設されている。尚、15は吸気弁、16は排
気弁である。
また、21はスロットル弁8上流の吸気通路5に設けら
れ、吸入空気間を検出するエアフローセンサ、22はエ
ンジン回転数を検出する回転数センサ、23はスロット
ル弁8の開度により負荷を検出するスロットルセンザで
ある。これらセンサ21〜23によりエンジンの運転状
態を検出する運転状態検出手段52を構成している。そ
して、上記センサ21〜23の各検出信号はコントロー
ラ30に入力されていて、該コントローラ30により、
上記有段変速機構10、リリーフ弁14、燃料噴射弁1
2および点火プラグ17が各々M御される。
次に、上記過給l19および有段礎31!機構10につ
いて詳述する。第3図において、31は過給機9のケー
シングであって、該ケーシング31内は、吸入ボート3
2を介して上流側吸気通路5に連通されているとともに
、吐出ボート33を介して下流ll@l通気5に連通さ
れている。また、該ケーシング31内には一対の繭形の
ロータ34.34が配設され、該ロータ34.34が互
いに逆方向に回転することkよって、ケーシング31と
ロータ34.34との間に形成された作動室35により
吸気を吸入ボート32側から吐出ボート33側に移′#
Jせしめることにより吸気を吐出側において^圧空気の
逆流により圧縮して過給するようにしている。
上記各ロータ34はそれぞれ支軸36を介して上記ケー
シング31に回転自在に支持されており、該支軸36.
36は互いに平行に配されている。
該支軸36.36の一側(図では右側)には、同一歯数
のカウンターギヤ37.37が互いに噛合するように取
付けられており、ロータ34.34を互いに逆方向に回
転させるようにしている。
また、上記過給機9の他側(図では左側)には有段*速
機構10が配設されている。該有段変速機構10は、下
側のロータ34の支軸3Gに対向するように上記ケーシ
ング31に回転自在に支持された中空の第1人内軸41
と、上側のロータ34の回転数が第1人内軸41の回転
数の2分の1になるように第1人内軸41と上側ロータ
34の支軸36との間に取付けられた一対の減速用ギヤ
42.43と、第1人内軸41の回転数が上側ロータ支
軸36の回転数よりも高いときに結合し且つ第1人内軸
41の回転数が上側ロータ支軸36の回転数よりも低い
ときに離脱するよう上側ロータ支軸36と減速用ギヤ4
3との間に配設されたワンウェイクラッチ44と、上記
第1人内軸41内に、該第1人力軸41に対して回転自
在に配設され且つ下側ロータ支軸36に連結された第2
人内軸45とからなる。上記第1人力軸41にはプーリ
46が取付けられ、該プーリ46はベルト47を介して
エンジン出力軸1aに連結されている。
一方、該プーリ46の一側には上記コントローラ30に
接続されたM磁コイル48がケーシング31に対して固
定されているとともに、プーリ46を挾んで上記電磁6
イル48と対向する位置にはクラッチ板49が配設され
、該クラッチ板49は第2人内軸45に対して固定され
ている。よって、有段変速機構10を**側に変速すべ
く上記電磁コイル48に通電すると、電磁コイル48の
磁束によって上記プーリ46に誘起されるmm力により
クラッチ板49がプーリ46に結合し、ブー946の回
転力が第2人内軸45を介し【下側1]−タ支軸36に
伝達され、ロータ34.34がプーリ46の回転数と同
一の回転数でもって互いに逆方向に回転し、またこの回
転によって離脱したワンウェイクラッチ44がl1ll
lltl、低速側とエンジン出力軸1aとの駆動関係が
断たれ、減速ギヤ42.43は空転する一方、有段変速
機構10を低速側に変速すべく、上記′R礒ココイル8
への通電を停止すると、クラッチ板49がプーリ46か
ら#i脱しT:w4速側とエンジン出力軸1aとの駆動
関係が断たれ、プーリ46の回転力が第1人内軸41か
ら減速用ギヤ42.43に伝達される。さらに上側ロー
タ34自体が回転しないことによってワンウェイクラッ
チ44が結合し、このワンウェイクラッチ44を介して
上記回転力が上側ロータ支軸36に伝達され、ロータ3
4.34がプーリ46の回転数の2分の1の回転数でも
って互いに逆方向に回転する。
次に、上記コントローラ30の作動について説明する。
このコントローラ30には、第5図に示すような有段変
速機構10の変速特性のマツプが記憶されており、この
マツプにより、エンジン1の運転状態に応じて右段変3
1!IIII構10の変速特性を設定する′li造特造
設性設定手段51成している。
該マツプ(変速特性設定手段51)は、高速段から低速
段への変速特性(実線)が、低速段から高速段への変速
特性(破線)よりも低速側又は高速側になるように設定
されている。まず、ステップS1で吸入空気量Q、エン
ジン回転V&等、各種センサ21〜23の信号を読込み
、ステップS2で、エンジン1が第5図に示すマツプの
11域にあるか否かを判定し、へ領域にあると判定した
YESのときにはステップS3で、前回は第5図のマツ
プのB領域にあったか否かを判定し、B領域にあったと
判定したYESのときには、低速側から高速側への変速
時であると判断してステップS4で′FIi磁]イル4
8への通電を開始し、有段変速機構10を高速側に変速
する。一方、ステップs3で前回はB領域になかったと
判定したNoのときには直ちにリターンする。
一方、ステップS2で、へ領域にないと判定したNOの
ときは、ステップS5で、エンジン1が第5図のマツプ
C領域にあるか否かを判定し、C領域にあると判定した
YESのときにはステップS6で、前回は8領域にあっ
たか否かを判定し、BA域にあったと判定したYESの
ときには、高速側から低速側への′D!速時であると判
断してステップS7で電磁コイル48への通電を停止し
、有段変速機構10を低速側に変速する。一方、ステッ
プS5でC領域にないと判定したNoのとき、およびス
テップS6で前回は8領域になかったと91定したNO
のときには直ちにリターンする。
以上のフローにおいて、ステップ82〜87により各種
センサ21〜23(運転状態検出子fQ52)の出力を
受け、エンジン1の運転状態により上記変速特性設定手
段51の変速特性に雄づいて上記右段変速機@10を制
御する制御手段53を構成している。
したがって、上記実施例においては、エンジン1の出力
軸1aに有段変速va構10を介してルーツタイプの過
給a9を連結して過給装置を構成したので、過給装置と
して^・低2段の回転特性を持ち、エンジン低回転時の
充填効率の向上とエンジン^回転時の機械効率の向上と
の両立を図りながら、装置がコンパクトになるとともに
、その構造が簡単ならのになる。
また、第6図に示すように、有段変速機構10による高
速側から低速側への変速時、I3速側とエンジン出力軸
1aとの駆@b [lQ係を断ってからワンウェイクラ
ッチ44が結合するまでの間、過給機9のロータ34.
34、カウンターギヤ37.3743よび第2人内軸4
5が、その回転慣性により徐々に減速するので、切換時
のショックが少ないものになる。
さらに、低速側から高速側への変速特性に比べて、1S
311側から低速側への変速特性を低速、低負荷側へず
らしたので、第6図に示すように、エンジン1の減速時
、高速側での過給機9の回転数特性と低31!側での過
給機9の回転数特性との回転数差が十分小さくなってか
ら有段変速機構10が高速段から低速段へ*途されるの
で、ワンウェイクラッチ44結合時のショックを一層低
減することができる。
尚、上記実施例では、2段変速タイプの有段変速機構1
0を用いたが、3段以上の変速段を有するものを用いる
ようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のエンジンの機械式過給装
置によれば、エンジンにより右段変速機を介して過給機
を駆動し、かつ低速段から高速段への変速時に、ワンウ
ェイクラッチにより低速段とエンジン出力軸との駆動関
係を断つようにしたので、過給IA置のコンパクト化及
び構造の問申化を図ることができるとともに、高速段か
ら低速段への変速時のショックを減少させることができ
るさらに、高速段から低速段への変速を、低速段から高
速段への変速よりも低速側又は低負荷側で行うようにし
たので、変速時の過給機回転数差を小さくでき、一層シ
ョックを減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である第2図〜
第6図は本発明の実施例を示し、第2図は全体概略構成
図、第3図は過給機及び有段変速機構の断面図、第4図
はコントローラの作動を説明するフローチャーI・図、
第5図は変速特性のマツプを示す図、第6図は?S31
!側から低速側への変速時における過給機の減速状態を
示す説明図である。 1・・・エンジン、9・・・過給機、10・・・有段変
速機構、44・・・ワンウェイクラッチ、51・・・変
速特性設定手段、52・・・運転状態検出手段、53・
・−1ll一手段。 第2図 10(ピゴカ筆白) 第4図 第5図 51(更迭で桂殴定今暎) 第6図 時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンによつて駆動される過給機と、エンジン
    と過給機との間に設けられ過給機の回転数を複数段に変
    速する有段変速機構と、該有段変速機構の低速段から高
    速段への変速時に、低速段とエンジンとの駆動関係を断
    つワンウェイクラッチとを備えるとともに、エンジンの
    運転状態に応じて上記有段変速機構の変速特性を設定す
    る変速特性設定手段と、エンジンの運転状態を検出する
    運転状態検出手段と、該運転状態検出手段の出力を受け
    、エンジンの運転状態により上記変速特性設定手段の変
    速特性に基づいて上記有段変速機構を制御する制御手段
    とを備え、上記変速特性設定手段は、高速段から低速段
    への変速特性が、低速段から高速段への変速特性よりも
    低速側又は低負荷側になるように設定されていることを
    特徴とするエンジンの機械式過給装置。
JP62033917A 1987-02-17 1987-02-17 エンジンの機械式過給装置 Expired - Lifetime JP2515314B2 (ja)

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Citations (6)

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