JPS63201043A - スラグのエ−ジング装置 - Google Patents

スラグのエ−ジング装置

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Publication number
JPS63201043A
JPS63201043A JP2928387A JP2928387A JPS63201043A JP S63201043 A JPS63201043 A JP S63201043A JP 2928387 A JP2928387 A JP 2928387A JP 2928387 A JP2928387 A JP 2928387A JP S63201043 A JPS63201043 A JP S63201043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slag
aging
processing container
hopper
conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2928387A
Other languages
English (en)
Inventor
敬二 原
加藤 光教
杉浦 孝行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2928387A priority Critical patent/JPS63201043A/ja
Publication of JPS63201043A publication Critical patent/JPS63201043A/ja
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアーク炉等電気炉より排出されるスラグのエー
ジング装置に関し、更に具体的には同スラグに人工的に
エージング(時効変化)を施してそのエージング期間を
短縮させる様にしたエージング装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、アーク炉等電気炉においては熱処理時にスラグ
が発生するのであるが、同スラグは鋼の酸化精錬期に発
生するスラグ(以下「酸化スラグ」という。)と、鋼の
還元精錬期に発生するスラグ(以下「還元スラグ」とい
う。)に大別される。
そして、同酸化スラグは主にCab(60%)。
FeO(20%)、SiO2(20%)より、又、同還
元スラグは主にCab(80%)、FeO(1%以下)
、S i02 (20%)より成り、両スラグは適度の
大きさに破砕された後混合され、土木・建築用コンクリ
ートの骨材、アスファルト舗装道路の路盤材等として利
用されるのであるが、両スラグには酸化カルシウムCa
 Oが含まれており(特に、還元スラグはフリーCaO
を含有している。
)、同酸化カルシウムCaOが吸水して体積膨張するこ
とにより、破砕後1両スラブを一定期問屋外に放置して
自然に膨張乃至体積変化させた後、上記路盤材等として
利用する様にしている(この様に時効変化させることを
「エージング」という。
)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかして、上記の様なスラグのエージング(自然エージ
ング)にあっては、2〜3力月という非常に長いエージ
ング期間を必要とすることにより、長期間に亘って多量
のスラグを放置しておくための広大な面積のスラグ置場
を確保する必要があるという不具合を生ずる点に問題点
を有する。そして、この様に広大な面積のスラグ置場に
おいて長期間に亘ってエージング処理を施さなければな
らないことにより、同スラグの工程管理が煩雑なものと
なってしまうのである。
本発明は上記の様な従来の問題点を解決するためにその
改善を試みたものであって、短期間にてスラグのエージ
ングを完了させることが出来る様にする点に本発明が解
決すべき問題点を有する。
即ち、本発明は飽和蒸気を介してスラグを強制的に体積
膨張させることにより、そのエージング期間を短縮化さ
せることが出来る様にしたことを特徴とするものであっ
て、その具体的な手段と作用は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕
スラグの処理容器を設け、同処理容器内に飽和蒸気を吐
出する蒸気吐出管を臨ませると共に、同処理容器には上
記スラグを装入、搬出させるための搬送装置を付設させ
る。
〔作 用〕
搬送装置を介して処理容器内にスラグを装入させること
により、同スラグと蒸気吐出管より吐出する飽和蒸気と
が反応し、同スラグが体積膨張する状態が得られると共
に、処理済みのスラグを搬送装置によって処理容器外へ
搬出する状態が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面について説
明する。
第1図は第1の実施例を表わす図面であって、1はエー
ジング装置を示す。
2は同エージング装置1を構成するホッパー(処理容器
)であって、同ホッパー2内には仕切り板3がその周縁
部をホッパー2の内側面に固着させて横設されると共に
、同仕切り板3には複数の通孔4・・・が穿設される。
同仕切り板3の頂面には適数本の蒸気吐出管5・・・が
水平方向に延在させて設けられ、各蒸気吐出管5には多
数の蒸気吐出口6・・・が開口されると共に、各蒸気吐
出管5の端部は図示省略しであるがボイラー等の蒸気供
給源に接続される。同蒸気供給源より各蒸気吐出管5に
供給される飽和蒸気の圧力は特に限定されることなく、
スラグの装入量、装入スピード等の条件により適宜設定
される。又、同ホッパー2の底部に開口する搬出ロアに
はロータリーバルブ8が取付けられる。そして、同ホッ
パー2の上方位置には装入コンベアー(搬送装置)9が
その先端部をホッパー2の頂部に開口する装入口10に
臨ませて設けられる一方、同ホッパー2の下方位置には
搬出コンベアー(搬送装置)11が上記搬出ロアと対応
させて設けられる。
第2図は第2の実施例を表わす図面であって、第1の実
施例においてはホッパー(処理容器)2内に仕切り板3
を設け、同仕切り板3上に蒸気吐出管5・・・が配設さ
れるのに対して、同蒸気吐出管5・・・がホッパー2の
下端部に形成する傾斜部2′のその内側面に沿って水平
方向に延在させて設けられる。
次にその作用を第1の実施例について説明する。
エージング装置1に連続処理を行なわせる場合には、ロ
ータリーバルブ8を開いた状態において、破砕したスラ
ブを装入コンベアー9によってホッパー2に向けて搬送
させると共に、同スラグを装入口10よりホッパー2内
に連続的に装入させることにより、同スラグと、蒸気吐
出管5の蒸気吐出口6より噴出する飽和蒸気とが接触し
、同スラグに含有される酸化カルシウムCa○と、飽和
蒸気中の水分H20とが水和反応する状態、即ち、Ca
○+H2O−+Ca(OH)2 の化学反応により水酸化カルシウムCa(OH)2が生
成され、同スラグが体積膨張する状態が得られる。この
様に水和反応によって体積膨張した後、同スラブは搬出
ロアより搬出コンベアー11上にt’8下し、同搬出コ
ンベアー11によって屋外へ連続的に搬出される。そし
て、同スラグは屋外にて一定期間放置されるのであるが
、第3図に表わす様に従来のエージング(スラグを破砕
した後、屋外に放置させる方法)と比較してエージング
期間を大幅に短縮させることが出来る。即ち、従来のエ
ージングでは1体積膨張を完了させるまでに約2カ月間
の屋外放置期間を必要とするのであるが、上記エージン
グ装置1によって体積膨張させた場合には、体積膨張を
完了させるまでに約半月間屋外放置させれば良い。
一方、同エージング装置1にバッチ処理を行なわせる場
合には、ロータリーバルブ8を閉じた状態において、装
入コンベアー9よりホッパー2内に処理すべきスラグを
一定量搬入させることにより、同スラグと飽和蒸気とが
接触して水和反応し、同スラグが体積膨張する状態が得
られる。そしてこの様にスラグを水和反応によって体積
膨張させた後、上記ロータリーバルブ8を開くことによ
り。
同スラグが搬出ロアより搬出コンベアー11上に残らず
落下し、同搬出コンベアー11によって屋外へ搬出され
る。
尚、本実施例においてはスラグの処理容器としてホッパ
ー2を、又、搬送装置としてコンベアー9.11を用い
、スラグを同ホッパー2の上方より装入すると共に下方
より搬出する方法を説明したが、これに限定されること
なく1例えば処理容器を矩形箱状に形成し、スラグを載
置させたトレーを同処理容器に対して水平方向に装入、
搬出させる様にしても同効である。
〔発明の効果〕
本発明は以上の様に構成されるものであって、上記の様
にスラグの処理容器を設け、同処理容器内に飽和蒸気を
吐出する蒸気吐出管を臨ませると共に、同処理容器には
上記スラグを装入、搬出させるための搬送装置を付設さ
せてスラグのエージング装置を形成し、同エージング装
置によって人工的にエージングを行なう様にしたことに
より、従来の様に自然エージングを行なった場合と比較
してエージング期間を大幅に短縮させることが出来るに
至った。そして、この様にニー ジング期間を短縮させ
ることが出来ることにより、スラグ置場の必要面積を大
幅に縮小させることが出来ることに加えて、同スラグの
工程管理を簡素化させることが出来るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例を表わす図面であって、本発明に
係るエージング装置の側面図である。第2図は第2の実
施例を表わす図面であって、同エージング装置の側面図
である。第3図は屋外放置期間とスラグの体積膨張率と
の関係を表わすグラフであって、A線はスラグ破砕後、
同エージング装置にて処理した場合、B線はスラグ破砕
後、屋外放置させた場合(従来のエージング)を夫々示
す。 1・・・エージング装置、2・・・ホッパー(処理容器
)、2′・・・傾斜部、3・・仕切り板、4・・・通孔
、5・・・蒸気吐出管、6・・・蒸気吐出口、7・・・
搬出口、8・・・ロータリーバルブ、9・・・装入コン
ベアー(搬送装置)、10・・・装入口、11・・・搬
出コンベアー(搬送装置)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スラグの処理容器を設け、同処理容器内に飽和蒸
    気を吐出する蒸気吐出管を臨ませると共に、同処理容器
    には上記スラグを装入、搬出させるための搬送装置を付
    設させて成るスラグのエージング装置。
  2. (2)上記処理容器をホッパーを用いて形成すると共に
    、上記搬送装置をコンベアーを用いて形成し、同ホッパ
    ーの上方位置に装入コンベアーを配設させる一方、同ホ
    ッパーの下方位置には搬出コンベアーを配設させたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のスラグのエ
    ージング装置。
JP2928387A 1987-02-10 1987-02-10 スラグのエ−ジング装置 Pending JPS63201043A (ja)

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JP2928387A JPS63201043A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 スラグのエ−ジング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718251A3 (en) * 1994-12-12 1997-10-15 Sumitomo Metal Ind Process for the aging of steel slag and device to be used for such a process

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0718251A3 (en) * 1994-12-12 1997-10-15 Sumitomo Metal Ind Process for the aging of steel slag and device to be used for such a process
US5879430A (en) * 1994-12-12 1999-03-09 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Method and apparatus for aging steel-making slag

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