JPS63204093A

JPS63204093A - 竪型炉への原料装入装置

Info

Publication number: JPS63204093A
Application number: JP3584787A
Authority: JP
Inventors: 一政脇元; 川脇　篤
Original assignee: NKK Corp; Nippon Kokan Ltd
Current assignee: JFE Engineering Corp
Priority date: 1987-02-20
Filing date: 1987-02-20
Publication date: 1988-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は例えば高炉等の竪型炉の炉頂内部に鉱石とコ
ークスとを混合供給する竪型炉への原料装入装置、特に
供給された９！ｒ、石とコークスとのミキシングの向上
に関するものである。

［従来の技術］竪型炉への原料装入装置には種々の形式のものがあるが
、最近、炉内製人物の分布の制御性の向上と設備費の削
減をねらったベルレス式炉頂装入装置が出現し採用され
はじめている。

ベルレス式炉頂装入装置は２段に設けられたシール弁で
ガスシールし、炉内に設けられた旋回シュートを渦状に
連続旋回させて原料を振り撒いて装入するもので、旋回
シュートの傾斜角度を変えることにより炉の半径方向の
装入物分布を制御し得る特徴をもっている。全体的にコ
ンパクトであり、高さも相対的に低くし得るので、２ベ
ル１バルブシ一ル式炉頂装人装置などに比較して設備費
の面からも有利と言われている。

ベルレス式炉頂装入装置を使用して鉄鉱石を装入する場
合、一部の鉄鉱石について中にコークスを混合し、これ
を装入すれば炉の通気性が良好になり、燃料比やＳｉが
下がるなど、高炉操業が良好に行なわれる。このため、
従来は捲下で鉄鉱石内にコークスをあらかじめ混合し、
この混合したものを炉頂まで運び上げ、炉頂内に装入す
る方法が提案されていた。

［発明が解決しようとする問題点］上記のような従来の原料装入装置では、装入原料がベル
トコンベアを何段も乗り継いで炉頂まで運ばれるから、
捲下でコークスを混ぜられた鉄鉱石をベルトコンベアで
炉頂まで運んだ場合には、鉄鉱石とコークスの粒度、密
度、形状などの相違から乗り継ぎ毎に少しづつ分離し、
炉頂ではかなり分離した状態で炉頂内に装入されてしま
うという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、鉄鉱石とコークスとができるだけ完全に混合した
状態で竪型炉へ装入されるようにした原料装入装置を得
ることを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］この発明に係る竪型炉への原料装入装置は、竪型炉の炉
頂内部に第１の原料を投入させる首振可能な旋回シュー
トと、この旋回シュートにこの第１の原料を供給するバ
ンカーと、該バンカー内に第２の原料を供給する補助ホ
ッパとを備えたことにより上記問題点を解決したもので
ある。

［作用コこの発明においては、バンカー内に第２の原料を供給す
る補助ホッパを備えているから、バンカーのゲートと補
助ホッパのゲートを各々開放した場合、補助ホッパ内の
第２の原料（コークス）が下方に流出し、バンカーのシ
ュート内に吸い込まれ、このシュート内の第１の原料（
鉄鉱石）と良く混ざって炉頂内に装入される。

［実施例］第１図はこの発明の一実施例を示す説明図であり、この
図において（２）は高炉の炉頂部、（４）はこの炉頂内
部に鉱石を投入させる旋回シュート、（６）はこの旋回
シュートに鉄鉱石を供給するバンカー、（８）はバンカ
ー内の出口付近にコークスを供給する補助ホッパ、（１
０）はバンカー（６）と補助ホッパ（８）に選択的に原
料（鉄鉱石、コークス）を分配供給する原料分配装置、
（１２）は捲下から原料分配装置（１０）に原料を供給
するベルトコンベアである。

旋回シュート（４）はその傾斜角度を変えられるように
首振可能に設けられている。バンカー（６）及び補助ホ
ッパ（８）は、第２図に示すように併設されており、補
助ホッパ（８）のシュート（８ａ）はバンカー（６）の
内部に挿入され、補助ホッパ（８）のシュート（８ａ）
の先端部はバンカー（６）のシュート（６ａ）の人口付
近に配貨されている。バンカー（６）のシュート（６ａ
）及び補助ホッパ（８）のシュート（８ａ）には各々ゲ
ート（６ｂ）　（８ｂ）が設けられている。原料分配装
置（１０）は、第３図に示すようにバンカー（６）又は
補助ホッパ（８）に原料を分配供給する分配シュート（
１４）と、この分配シュートを旋回させるモータ（１６
）と、ベルトコンベア（１２）から運び上げられた原料
を分配シュート（１４）に装入させるホッパ（１８）と
からなる。バンカー（６）と補助ホッパ（８）は、第４
図に示すように分配シュート（１４）の旋回ライン（２
０）上に記音されている。

上記のように構成された高炉への原料装入装置において
は、バンカー（６）のシュート（６ａ）の人口側に補助
ホッパ（８）のシュート（８ａ）の出口部が配置されて
いるから、バンカー（６）のゲート（６ｂ）と補助ホッ
パ（８）のゲート（８ｂ）を各々開放した場合、補助ホ
ッパ（８）内のコークスが下方に流出し、バンカー（６
）のシュート（６ａ）内に吸い込まれ、このシュート（
６ａ）内の鉄鉱石と良く混ざって炉内に装入される。

実験例鉄鉱石とコークスとを混合せずに装入した場合（従来例
１）、鉄鉱石とコークスとを捲下で混合した場合（従来
例２）、鉄鉱石とコークスとをバンカーの出口で混合し
た場合（本発明）について操業実験をしたところ、第１
表のような結果になった。この実験から、本発明のよう
に鉄鉱石とコークスとをバンカーの出口で混合した場合
が最も良い操業結果が得られることがわかる。

第１表従来例１　従来例２　本発明出銑量　　　　８０００ｔ／ｄ　　８０５０ｔ／ｄ　　
８１００ｔ／ｄ燃料比　　　５００Ｋｇ／ｌ　　４９５
Ｋｇ／ｌ　　４９０にｇ／を通気性指数［Ｋ］　　　３
．０　　　３．３　　　３．５ガス利用率　　ｓｏ、ｓ
ｔ　　　ｓｌ、ｏ＊　　　ｓｔ、ｓｔ［Ｓｉ３　　　　
０．３５零　　〇、３３零　　０．３０堀マ容銑ン晶度
　　　　　　　１５００℃　　　　　１５００℃　　　
　　１５００℃スリップ数　　２．０回／ｄ　　２．０
回／ｄ　　１．８回／ｄところで上記説明では、この発
明をベルレス式の原料装入装置に利用する場合について
述べたが、その他の形式の原料装入装置にも利用できる
ことはいうまでもない。

［発明の効果コこの発明は以上説明したとおり、バンカー内の第１の原
料に第２の原料を補助ホッパにより直接混合させるよう
にしたので、第１の原料に第２の原料が良く混って炉内
に装入され、これによって、竪型炉のガス流制御及び通
気性がより安定するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す説明図、第２図は第
１図の要部拡大図、第３図は分配装置の説明図、第４図
はバンカーと補助ホ・ソバの配看説明図である。図において、（２）は炉頂部、（４）は旋回シュート、
（６）はバンカー、（６ａ）はシュート、（６ｂ）はゲ
ート、（８）は補助ホッパ、（８ａ）はシュート、（８
ｂ）はゲート、（ｌＯ）は原料分配製蓋、（１２）はベ
ルトコンベア、（１４）は分配シュート、（１６）はモ
ータ、（１８）はホッパ、（２０）は旋回ラインである
。なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。代理人　弁理士　佐　藤　正　年第１図第２図第３図　　第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）竪型炉の炉頂内部に第１の原料を投入させる首振
可能な旋回シュートと、この旋回シュートにこの第１の
原料を供給するバンカーと、該バンカー内に第２の原料
を供給する補助ホッパとを備えたことを特徴とする竪型
炉への原料装入装置。
（２）前記補助ホッパが前記バンカーの出口付近に第２
の原料を供給するものであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項に記載の装置。
（３）前記第１の原料が鉄鉱石、前記第２の原料がコー
クスであることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
第２項に記載の装置。