JPH05140622A - 並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法 - Google Patents
並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法Info
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- JPH05140622A JPH05140622A JP32657891A JP32657891A JPH05140622A JP H05140622 A JPH05140622 A JP H05140622A JP 32657891 A JP32657891 A JP 32657891A JP 32657891 A JP32657891 A JP 32657891A JP H05140622 A JPH05140622 A JP H05140622A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 並列バンカ−型ベルレス高炉において、集合
バンカ−の原料排出部に開閉自在の原料排出ゲ−トを設
けて集合バンカ−内に一時原料を蓄えるように構成し、
集合バンカ−内に一時蓄える原料の重量を制御すること
によって炉内での裝入物分布を制御する。 【効果】 炉内の円周方向の挿入原料の均一性を向上
し、さらに炉半径方向の挿入原料の粒度分布を的確に制
御することができる。
バンカ−の原料排出部に開閉自在の原料排出ゲ−トを設
けて集合バンカ−内に一時原料を蓄えるように構成し、
集合バンカ−内に一時蓄える原料の重量を制御すること
によって炉内での裝入物分布を制御する。 【効果】 炉内の円周方向の挿入原料の均一性を向上
し、さらに炉半径方向の挿入原料の粒度分布を的確に制
御することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製銑技術の分野に属
し、特に並列バンカ−型ならびにベルレスシュ−ト(旋
回シュ−ト)を用いるベルレス高炉における原料裝入方
法に関するものである。
し、特に並列バンカ−型ならびにベルレスシュ−ト(旋
回シュ−ト)を用いるベルレス高炉における原料裝入方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高炉の裝入装置としては、例えば
「鉄鋼便覧(第3版、第2卷、製銑・製鋼)p.29
3」に記載されているように、ベル式の炉頂裝入装置が
主体であって、1ベル式、2ベル式、2ベル1バルブシ
−ル式、3ベル式および4ベル式等多様な技術が開発さ
れている。これに対して、ベルレス式炉頂裝入装置(た
とえばPaul−Wurth式)は、2段に設けられた
シ−ル弁で炉内ガスをシ−ルし、炉内に設けられた旋回
シュ−トを連続旋回させて原料を分配裝入するもので、
旋回シュ−トの傾斜角度をかえることによって炉の半径
方向にわたる原料分布を制御できるという特徴をそなえ
ている。すなわち、ベルレス式炉頂裝入装置は、ベル式
炉頂裝入装置に比べて、裝入原料の炉内での分布状態の
制御に関して自由度が大きいのが特徴であって、近年、
ベルレス式炉頂裝入装置を採用する高炉が多くなってき
ている。
「鉄鋼便覧(第3版、第2卷、製銑・製鋼)p.29
3」に記載されているように、ベル式の炉頂裝入装置が
主体であって、1ベル式、2ベル式、2ベル1バルブシ
−ル式、3ベル式および4ベル式等多様な技術が開発さ
れている。これに対して、ベルレス式炉頂裝入装置(た
とえばPaul−Wurth式)は、2段に設けられた
シ−ル弁で炉内ガスをシ−ルし、炉内に設けられた旋回
シュ−トを連続旋回させて原料を分配裝入するもので、
旋回シュ−トの傾斜角度をかえることによって炉の半径
方向にわたる原料分布を制御できるという特徴をそなえ
ている。すなわち、ベルレス式炉頂裝入装置は、ベル式
炉頂裝入装置に比べて、裝入原料の炉内での分布状態の
制御に関して自由度が大きいのが特徴であって、近年、
ベルレス式炉頂裝入装置を採用する高炉が多くなってき
ている。
【0003】ここに、ベルレス式炉頂裝入装置として
は、たとえば特開昭56−156858号公報におい
て、高炉炉頂に同一レベルで2個のホッパ−を配し、各
ホッパ−から交互に原料を排出する並列バンカ−方式が
提案されているが、同公報あるいは特開昭56−156
859号公報に開示されているように、2個あるホッパ
−のうちの一方を鉱石裝入用ホッパ−、他方をコ−クス
裝入用ホッパ−として用い、ついでホッパ−を切り換え
たとき、すなわち前回に鉱石裝入用ホッパ−として用い
たホッパ−をコ−クス裝入用ホッパ−とする一方、切替
え前はコ−クス裝入用ホッパ−として用いたホッパ−を
鉱石裝入用ホッパ−としたときには、高炉内における原
料の炉内円周方向での分布が変化する。これは、炉内円
周方向における原料排出の不均一に起因するもので、並
列バンカ−型高炉炉頂裝入装置を用いた高炉内原料分布
の制御技術における大きな欠陥である。かかる欠陥の解
消を目的として、たとえば特開昭62−66084号公
報では「炉頂ホッパ−からの原料排出流量の制御が可能
な絞り弁を炉頂ホッパ−の下方に備えた竪型炉のベルレ
ス式炉頂裝入装置において、該絞り弁の開口中心位置を
原料裝入条件に応じて調整する」高炉炉頂の裝入装置お
よび裝入方法に関する技術が開示されている。
は、たとえば特開昭56−156858号公報におい
て、高炉炉頂に同一レベルで2個のホッパ−を配し、各
ホッパ−から交互に原料を排出する並列バンカ−方式が
提案されているが、同公報あるいは特開昭56−156
859号公報に開示されているように、2個あるホッパ
−のうちの一方を鉱石裝入用ホッパ−、他方をコ−クス
裝入用ホッパ−として用い、ついでホッパ−を切り換え
たとき、すなわち前回に鉱石裝入用ホッパ−として用い
たホッパ−をコ−クス裝入用ホッパ−とする一方、切替
え前はコ−クス裝入用ホッパ−として用いたホッパ−を
鉱石裝入用ホッパ−としたときには、高炉内における原
料の炉内円周方向での分布が変化する。これは、炉内円
周方向における原料排出の不均一に起因するもので、並
列バンカ−型高炉炉頂裝入装置を用いた高炉内原料分布
の制御技術における大きな欠陥である。かかる欠陥の解
消を目的として、たとえば特開昭62−66084号公
報では「炉頂ホッパ−からの原料排出流量の制御が可能
な絞り弁を炉頂ホッパ−の下方に備えた竪型炉のベルレ
ス式炉頂裝入装置において、該絞り弁の開口中心位置を
原料裝入条件に応じて調整する」高炉炉頂の裝入装置お
よび裝入方法に関する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、高炉の炉頂裝
入装置に要求される特性は、炉内における鉱石やコ−ク
ス等の裝入原料分布を、高炉操業の面から要請される理
想分布にどれだけ近づけうるかということであって、こ
の点に関してはベル式炉頂裝入装置、ベルレス式炉頂裝
入装置の形式の如何にかかわらず目的とするところは同
じである。しかしながら、現実には装置形式による特
徴、より具体的には装置構造の差異に起因する固有の裝
入物分布の制御技術が存在するのであって、ベルレス式
高炉炉頂裝入装置による裝入物分布の制御技術の特徴
は、すでに述べたとおり、炉の半径方向の分布を制御で
きるところに大きな利点がある。ところで、このベルレ
ス式高炉炉頂裝入装置においては、旋回しながら同時に
その傾動角を暫時変更するベルレスシュ−ト(旋回シュ
−ト)を介して原料を炉内に供給するという基本的な動
作から明らかなように、この装置における最大の長所で
ある炉の半径方向での裝入原料の分布制御には、バンカ
−群から排出される原料の排出挙動、すなわち粒度分布
をもった裝入原料の平均粒径の経時変化が極めて重要で
ある。(たとえば特開昭56−108808号公報)
入装置に要求される特性は、炉内における鉱石やコ−ク
ス等の裝入原料分布を、高炉操業の面から要請される理
想分布にどれだけ近づけうるかということであって、こ
の点に関してはベル式炉頂裝入装置、ベルレス式炉頂裝
入装置の形式の如何にかかわらず目的とするところは同
じである。しかしながら、現実には装置形式による特
徴、より具体的には装置構造の差異に起因する固有の裝
入物分布の制御技術が存在するのであって、ベルレス式
高炉炉頂裝入装置による裝入物分布の制御技術の特徴
は、すでに述べたとおり、炉の半径方向の分布を制御で
きるところに大きな利点がある。ところで、このベルレ
ス式高炉炉頂裝入装置においては、旋回しながら同時に
その傾動角を暫時変更するベルレスシュ−ト(旋回シュ
−ト)を介して原料を炉内に供給するという基本的な動
作から明らかなように、この装置における最大の長所で
ある炉の半径方向での裝入原料の分布制御には、バンカ
−群から排出される原料の排出挙動、すなわち粒度分布
をもった裝入原料の平均粒径の経時変化が極めて重要で
ある。(たとえば特開昭56−108808号公報)
【0005】ここで、前記特開昭62−66084号公
報に開示された炉頂ホッパ−からの原料排出流量制御が
可能な絞り弁を炉頂ホッパ−の下方に備えた竪型炉のベ
ルレス式炉頂裝入装置において、該絞り弁の開口中心位
置を原料裝入条件に応じて調整することから、炉内に裝
入された原料の分布に関していえば、原理的には問題と
している炉内円周方向での均一性に優れているものと考
えられる。しかしながら、高炉の炉頂裝入装置に要求さ
れる裝入原料分布の制御技術は、炉内に裝入された原料
の炉内円周方向での均一性のみではない。すなわち、ベ
ルレス式高炉炉頂裝入装置においては、炉半径方向にお
ける裝入原料の分布制御が可能なところに大きな特徴が
あり、ベル式高炉炉頂裝入装置に対して差別化できるの
はこの点においてであり、このためにバンカ−群から排
出される粒度分布をもった裝入原料の平均粒径の経時変
化が極めて重要であることは、すでに指摘したとおりで
ある。
報に開示された炉頂ホッパ−からの原料排出流量制御が
可能な絞り弁を炉頂ホッパ−の下方に備えた竪型炉のベ
ルレス式炉頂裝入装置において、該絞り弁の開口中心位
置を原料裝入条件に応じて調整することから、炉内に裝
入された原料の分布に関していえば、原理的には問題と
している炉内円周方向での均一性に優れているものと考
えられる。しかしながら、高炉の炉頂裝入装置に要求さ
れる裝入原料分布の制御技術は、炉内に裝入された原料
の炉内円周方向での均一性のみではない。すなわち、ベ
ルレス式高炉炉頂裝入装置においては、炉半径方向にお
ける裝入原料の分布制御が可能なところに大きな特徴が
あり、ベル式高炉炉頂裝入装置に対して差別化できるの
はこの点においてであり、このためにバンカ−群から排
出される粒度分布をもった裝入原料の平均粒径の経時変
化が極めて重要であることは、すでに指摘したとおりで
ある。
【0006】発明者は、このような観点から炉頂バンカ
−の原料排出流量が制御可能な排出ゲ−トを炉頂バンカ
−の下方に備えた竪型炉のベルレス式炉頂裝入装置にお
いて、該排出ゲ−トの開口位置を高炉中心軸に一致させ
た条件において、バンカ−群の中の任意のバンカ−から
排出される裝入鉱石の排出特性について調査したとこ
ろ、極めて興味深い知見をえるにいたった。すなわち、
排出ゲ−トを完全に開放して炉頂バンカ−から排出さ
れ、集合バンカ−を経由してベルレスシュ−トに至る鉱
石に対して、排出ゲ−トが完全に作用しない条件(以下
条件1とする)においては、炉内円周方向での均一性は
よくないが、排出ゲ−トを作用させる条件(以下条件2
とする)においては、特開昭62−66084号公報に
開示されているように、炉内円周方向での均一性が格段
に改善されることが確認できた。
−の原料排出流量が制御可能な排出ゲ−トを炉頂バンカ
−の下方に備えた竪型炉のベルレス式炉頂裝入装置にお
いて、該排出ゲ−トの開口位置を高炉中心軸に一致させ
た条件において、バンカ−群の中の任意のバンカ−から
排出される裝入鉱石の排出特性について調査したとこ
ろ、極めて興味深い知見をえるにいたった。すなわち、
排出ゲ−トを完全に開放して炉頂バンカ−から排出さ
れ、集合バンカ−を経由してベルレスシュ−トに至る鉱
石に対して、排出ゲ−トが完全に作用しない条件(以下
条件1とする)においては、炉内円周方向での均一性は
よくないが、排出ゲ−トを作用させる条件(以下条件2
とする)においては、特開昭62−66084号公報に
開示されているように、炉内円周方向での均一性が格段
に改善されることが確認できた。
【0007】ところが、このとき炉頂バンカ−からの裝
入原料の平均粒径の経時変化特性が大きく変化すること
がわかったのである。すなわち、(条件1)において
は、排出の中期以降に比較的粗い粒径を主体とする鉱石
の排出が認められるのに対して、(条件2)において
は、排出の初期に比較的粗い粒径を主体とする鉱石が排
出されることがわかった。かかる傾向は、ベルレス式炉
頂裝入装置における炉内裝入原料の粒径分布制御を大き
く制約し、かつ阻害するものである。というのはまず第
一に、一般に炉内におけるガス流分布の制御のために
は、炉壁部に比較的細粒の原料を、かつ、炉心部に比較
的粗粒の原料を堆積させることが望ましいとされている
けれども、ベルレス式高炉炉頂裝入装置における炉内に
設けられたベルレスシュ−トの駆動は、裝入原料の排出
開始の時点では傾動角が大きく、順次、傾動角を小さく
していくことから、1回の原料裝入において炉内半径方
向で炉壁部からの原料の供給が開始され、炉の中心部に
は最後に供給されるため、バンカ−群からの原料(特に
鉱石)の排出特性と重ね合わせると、炉壁部に粗粒が、
炉心部には細粒か分布することとなり、望ましい原料裝
入分布とは全く正反対の炉半径方向の原料分布となるか
らである。
入原料の平均粒径の経時変化特性が大きく変化すること
がわかったのである。すなわち、(条件1)において
は、排出の中期以降に比較的粗い粒径を主体とする鉱石
の排出が認められるのに対して、(条件2)において
は、排出の初期に比較的粗い粒径を主体とする鉱石が排
出されることがわかった。かかる傾向は、ベルレス式炉
頂裝入装置における炉内裝入原料の粒径分布制御を大き
く制約し、かつ阻害するものである。というのはまず第
一に、一般に炉内におけるガス流分布の制御のために
は、炉壁部に比較的細粒の原料を、かつ、炉心部に比較
的粗粒の原料を堆積させることが望ましいとされている
けれども、ベルレス式高炉炉頂裝入装置における炉内に
設けられたベルレスシュ−トの駆動は、裝入原料の排出
開始の時点では傾動角が大きく、順次、傾動角を小さく
していくことから、1回の原料裝入において炉内半径方
向で炉壁部からの原料の供給が開始され、炉の中心部に
は最後に供給されるため、バンカ−群からの原料(特に
鉱石)の排出特性と重ね合わせると、炉壁部に粗粒が、
炉心部には細粒か分布することとなり、望ましい原料裝
入分布とは全く正反対の炉半径方向の原料分布となるか
らである。
【0008】本発明は、以上のような並列バンカ−型ベ
ルレス高炉における原料裝入分布を改善する原料裝入方
法を提供するためになされたものである。
ルレス高炉における原料裝入分布を改善する原料裝入方
法を提供するためになされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記のような
問題点にかんがみ、これを解決するための原料裝入方法
であって、排出部に流量制御弁を有する、水平方向に配
置された複数個の炉頂バンカ−群と、その下部に設置さ
れ、原料排出部に開閉自在の原料排出ゲ−トを設けた、
炉頂バンカ−群からの原料を受け入れる集合バンカ−
と、集合バンカ−の下部に連設された垂直シュ−トと、
垂直シュ−トから排出される原料を炉内に供給するため
の傾動・旋回自在のベルレスシュ−トから構成される並
列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法において、複
数個の炉頂バンカ−群の任意のバンカ−から原料を集合
バンカ−に排出する際に、あらかじめ該原料排出ゲ−ト
を閉じ、集合バンカ−内に一時原料を蓄えた後に該原料
排出ゲ−トを炉心と同心円上に開き、集合バンカ−から
垂直シュ−トを通してベルレスシュ−トに原料を供給す
るように構成し、集合バンカ−内に一時蓄える原料の重
量を制御することによって炉内での裝入物分布の制御を
行うことを特徴とする並列バンカ−型ベルレス高炉の原
料裝入方法である。
問題点にかんがみ、これを解決するための原料裝入方法
であって、排出部に流量制御弁を有する、水平方向に配
置された複数個の炉頂バンカ−群と、その下部に設置さ
れ、原料排出部に開閉自在の原料排出ゲ−トを設けた、
炉頂バンカ−群からの原料を受け入れる集合バンカ−
と、集合バンカ−の下部に連設された垂直シュ−トと、
垂直シュ−トから排出される原料を炉内に供給するため
の傾動・旋回自在のベルレスシュ−トから構成される並
列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法において、複
数個の炉頂バンカ−群の任意のバンカ−から原料を集合
バンカ−に排出する際に、あらかじめ該原料排出ゲ−ト
を閉じ、集合バンカ−内に一時原料を蓄えた後に該原料
排出ゲ−トを炉心と同心円上に開き、集合バンカ−から
垂直シュ−トを通してベルレスシュ−トに原料を供給す
るように構成し、集合バンカ−内に一時蓄える原料の重
量を制御することによって炉内での裝入物分布の制御を
行うことを特徴とする並列バンカ−型ベルレス高炉の原
料裝入方法である。
【0010】
【作用】以下、図面にもとずいて本発明の作用について
説明する。図1は水平方向に配置された原料裝入用の複
数個の炉頂バンカ−群と、炉頂バンカ−群から排出され
た原料を炉内に供給するために炉内に設置された傾動・
旋回自在のベルレスシュ−トと、炉頂バンカ−群から排
出された原料をベルレスシュ−トに導くために設けられ
た集合バンカ−を有する並列バンカ−型ベルレス高炉の
炉頂裝入装置の全体構成を示す模式図である。図中、1
及び2は炉頂バンカ−、3は流量制御弁、4は集合バン
カ−、5は開口部を炉心と同心上に開閉する原料排出ゲ
−ト、6は垂直シュ−ト、7は傾動・旋回自在のベルレ
スシュ−ト、8は高炉本体である。なお、図2は、他の
形式の開口部を炉心と同心上に開閉する原料排出ゲ−ト
9を有する並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂裝入装置
の全体構成を示す模式図であり、また、図3は、原料排
出ゲ−トを有しない並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂
裝入装置の全体構成を示す模式図である。
説明する。図1は水平方向に配置された原料裝入用の複
数個の炉頂バンカ−群と、炉頂バンカ−群から排出され
た原料を炉内に供給するために炉内に設置された傾動・
旋回自在のベルレスシュ−トと、炉頂バンカ−群から排
出された原料をベルレスシュ−トに導くために設けられ
た集合バンカ−を有する並列バンカ−型ベルレス高炉の
炉頂裝入装置の全体構成を示す模式図である。図中、1
及び2は炉頂バンカ−、3は流量制御弁、4は集合バン
カ−、5は開口部を炉心と同心上に開閉する原料排出ゲ
−ト、6は垂直シュ−ト、7は傾動・旋回自在のベルレ
スシュ−ト、8は高炉本体である。なお、図2は、他の
形式の開口部を炉心と同心上に開閉する原料排出ゲ−ト
9を有する並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂裝入装置
の全体構成を示す模式図であり、また、図3は、原料排
出ゲ−トを有しない並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂
裝入装置の全体構成を示す模式図である。
【0011】さて、裝入ベルトコンベア−(図示省略)
から裝入された鉱石あるいはコ−クス等の高炉原料は、
レシ−ビングシュ−ト(図示省略)を経由して炉頂バン
カ−1および2に一時蓄えられる。ついで炉頂バンカ−
1に原料の裝入を完了した後、上部シ−ル弁(図示省
略)を閉じ、炉頂バンカ−1内部と高炉本体8との圧力
が等しくなるように炉頂バンカ−1内部を加圧し、加圧
完了後、下部シ−ル弁(図示省略)を開けた後、炉頂バ
ンカ−1から排出された鉱石、コ−クス、あるいは鉱石
とコ−クスの混合物は流量制御弁3、集合シュ−ト4、
原料排出ゲ−ト5、垂直シュ−ト6を経由してベルレス
シュ−ト7に至る。この時、流量制御弁3で炉頂バンカ
−1からの排出流量を制御し、排出の開始から完了まで
の時間が所定の時間になるようにして炉内に設けたベル
レスシュ−ト7上に排出し、このベルレスシュ−ト7を
経由してベルレスシュ−ト7の旋回運動と傾動運動によ
って炉内の目標とする位置に原料が裝入されるように制
御しながら原料の排出を完了するわけである。
から裝入された鉱石あるいはコ−クス等の高炉原料は、
レシ−ビングシュ−ト(図示省略)を経由して炉頂バン
カ−1および2に一時蓄えられる。ついで炉頂バンカ−
1に原料の裝入を完了した後、上部シ−ル弁(図示省
略)を閉じ、炉頂バンカ−1内部と高炉本体8との圧力
が等しくなるように炉頂バンカ−1内部を加圧し、加圧
完了後、下部シ−ル弁(図示省略)を開けた後、炉頂バ
ンカ−1から排出された鉱石、コ−クス、あるいは鉱石
とコ−クスの混合物は流量制御弁3、集合シュ−ト4、
原料排出ゲ−ト5、垂直シュ−ト6を経由してベルレス
シュ−ト7に至る。この時、流量制御弁3で炉頂バンカ
−1からの排出流量を制御し、排出の開始から完了まで
の時間が所定の時間になるようにして炉内に設けたベル
レスシュ−ト7上に排出し、このベルレスシュ−ト7を
経由してベルレスシュ−ト7の旋回運動と傾動運動によ
って炉内の目標とする位置に原料が裝入されるように制
御しながら原料の排出を完了するわけである。
【0012】この一連の制御操作の中で、原料排出ゲ−
ト5は、原料が集合バンカ−4に至り、所定量の原料が
集合バンカ−4中に蓄えられた後に開放するものとし、
それ以前は全閉の状態としておく。ここで、原料排出ゲ
−ト5または9の作用によって、集合バンカ−4中に一
時蓄えられる原料の重量をもって炉内の原料分布を、操
業の状況に応じて好適な分布とすることがこの発明の要
旨とするところである。以下、この点について、模型実
験によるデ−タにもとずいて、より詳細に、より具体的
に説明する。
ト5は、原料が集合バンカ−4に至り、所定量の原料が
集合バンカ−4中に蓄えられた後に開放するものとし、
それ以前は全閉の状態としておく。ここで、原料排出ゲ
−ト5または9の作用によって、集合バンカ−4中に一
時蓄えられる原料の重量をもって炉内の原料分布を、操
業の状況に応じて好適な分布とすることがこの発明の要
旨とするところである。以下、この点について、模型実
験によるデ−タにもとずいて、より詳細に、より具体的
に説明する。
【0013】操業中の高炉で操業条件を大きく変化させ
ることは実生産に大きな影響をあたえるため、まず図1
にしめす高炉と同様の構成になる1/16.5の模型を
作製し、これを用いて集合バンカ−中に一時蓄えられる
原料の重量を変更した時の、垂直シュ−ト直下における
原料の重量分布状態、さらには垂直シュ−トから排出さ
れる原料の平均粒径、dP /DP の経時変化について、
鉱石およびコ−クスについて調査した結果を図4および
図5に示した。なお、比較のため、原料排出ゲ−ト5を
設置しない図3の装置についても同様の調査をおこなっ
た。ここで、 dP :垂直シュ−トから排出される鉱石を2秒毎に区切
って試料として採取し、粒度分析をおこなって求めた各
時刻における鉱石およびコ−クスの平均粒径値 DP :垂直シュ−トから排出される鉱石の全量を対象と
しておこなった粒度分析の結果求めた鉱石およびコ−ク
スの平均粒径値 ● :原料排出ゲ−ト5を設置した図1の装置による場
合のデ−タ ○ :原料排出ゲ−ト5を設置しない図3の装置による
場合のデ−タである。
ることは実生産に大きな影響をあたえるため、まず図1
にしめす高炉と同様の構成になる1/16.5の模型を
作製し、これを用いて集合バンカ−中に一時蓄えられる
原料の重量を変更した時の、垂直シュ−ト直下における
原料の重量分布状態、さらには垂直シュ−トから排出さ
れる原料の平均粒径、dP /DP の経時変化について、
鉱石およびコ−クスについて調査した結果を図4および
図5に示した。なお、比較のため、原料排出ゲ−ト5を
設置しない図3の装置についても同様の調査をおこなっ
た。ここで、 dP :垂直シュ−トから排出される鉱石を2秒毎に区切
って試料として採取し、粒度分析をおこなって求めた各
時刻における鉱石およびコ−クスの平均粒径値 DP :垂直シュ−トから排出される鉱石の全量を対象と
しておこなった粒度分析の結果求めた鉱石およびコ−ク
スの平均粒径値 ● :原料排出ゲ−ト5を設置した図1の装置による場
合のデ−タ ○ :原料排出ゲ−ト5を設置しない図3の装置による
場合のデ−タである。
【0014】模型実験をおこなうにあたっては相似条件
を充分に検討し、実験に供した鉱石試料あるいはコ−ク
ス試料は、その重量のみならず粒径分布に関しても実機
の粒径分布の1/16.5になるようにした。鉱石につ
いて調査した図4から、原料排出ゲ−トを設置した場合
は集合バンカ−に一時原料がたまる構造上、鉱石の平均
粒径の経時変化は原料排出ゲ−トを設置しない場合に比
べてその特性が大きく変化し、平均粒径値の最大値の位
置が排出の中期から初期に移行する。これは、一般にい
われるベルレス高炉における好適な排出特性から望まし
くない排出特性に変化したことを意味する。また、この
現象は鉱石において顕著であって、コ−クスの場合は図
5からあきらかなように、鉱石程その変化は著しくない
ことを確認した。なお、図4および図5の横軸は排出量
(%)の経時変化を示す。
を充分に検討し、実験に供した鉱石試料あるいはコ−ク
ス試料は、その重量のみならず粒径分布に関しても実機
の粒径分布の1/16.5になるようにした。鉱石につ
いて調査した図4から、原料排出ゲ−トを設置した場合
は集合バンカ−に一時原料がたまる構造上、鉱石の平均
粒径の経時変化は原料排出ゲ−トを設置しない場合に比
べてその特性が大きく変化し、平均粒径値の最大値の位
置が排出の中期から初期に移行する。これは、一般にい
われるベルレス高炉における好適な排出特性から望まし
くない排出特性に変化したことを意味する。また、この
現象は鉱石において顕著であって、コ−クスの場合は図
5からあきらかなように、鉱石程その変化は著しくない
ことを確認した。なお、図4および図5の横軸は排出量
(%)の経時変化を示す。
【0015】一方、垂直シュ−ト下端を中心角90°の
扇形で4等分し、各扇形で採取した原料重量を測定し、
垂直シュ−ト内での原料の偏流を定量的に観察した。こ
の調査も前と同様に原料排出ゲ−トを設置し、または設
置しない図1または図3の装置を使用し、鉱石およびコ
−クスについて別々に調査した。調査結果を図6および
図7に示した。ここで、 白色柱:原料排出ゲ−ト5を設置した図1の装置による
場合の調査結果である。 ハッチング柱:原料排出ゲ−ト5を設置しない図3の装
置による場合の調査結果である。 図6:鉱石に関する調査結果である。 図7:コ−クスに関する調査結果である。 図6および図7から明らかなように、集合バンカ−下端
に原料排出ゲ−トを設けて原料を集合バンカ−内に一旦
蓄える操作によって、垂直シュ−ト内での原料の偏流を
抑制できたことがわかる。また、その効果は鉱石とコ−
クスとの間で差はないようである。なお、図6および図
7の縦軸は排出量(%)の経時変化を示す。
扇形で4等分し、各扇形で採取した原料重量を測定し、
垂直シュ−ト内での原料の偏流を定量的に観察した。こ
の調査も前と同様に原料排出ゲ−トを設置し、または設
置しない図1または図3の装置を使用し、鉱石およびコ
−クスについて別々に調査した。調査結果を図6および
図7に示した。ここで、 白色柱:原料排出ゲ−ト5を設置した図1の装置による
場合の調査結果である。 ハッチング柱:原料排出ゲ−ト5を設置しない図3の装
置による場合の調査結果である。 図6:鉱石に関する調査結果である。 図7:コ−クスに関する調査結果である。 図6および図7から明らかなように、集合バンカ−下端
に原料排出ゲ−トを設けて原料を集合バンカ−内に一旦
蓄える操作によって、垂直シュ−ト内での原料の偏流を
抑制できたことがわかる。また、その効果は鉱石とコ−
クスとの間で差はないようである。なお、図6および図
7の縦軸は排出量(%)の経時変化を示す。
【0016】特開昭62−66084号公報の効果は、
図6および図7から定量的に評価できたが、同時に図4
および図5に示すようにその弊害も明らかになった。こ
のため、さらに鋭意研究を重ね、集合バンカ−内に蓄え
る原料の重量によって図4および図5に対応する平均粒
径の経時変化特性を向上させるという新規な知見をえる
に至ったわけであって、図8に示すように集合バンカ−
内に蓄える原料重量を漸減させることによって、さらに
詳述すれば集合バンカ−内に蓄える原料重量の全原料重
量に対する比率(重量%)を漸減させることによって、
平均粒径の経時変化特性曲線における最大粒径値を示す
排出時期を、排出のより後半の時期に制御することが可
能である。なお、図8は原料に関する調査結果である。
図6および図7から定量的に評価できたが、同時に図4
および図5に示すようにその弊害も明らかになった。こ
のため、さらに鋭意研究を重ね、集合バンカ−内に蓄え
る原料の重量によって図4および図5に対応する平均粒
径の経時変化特性を向上させるという新規な知見をえる
に至ったわけであって、図8に示すように集合バンカ−
内に蓄える原料重量を漸減させることによって、さらに
詳述すれば集合バンカ−内に蓄える原料重量の全原料重
量に対する比率(重量%)を漸減させることによって、
平均粒径の経時変化特性曲線における最大粒径値を示す
排出時期を、排出のより後半の時期に制御することが可
能である。なお、図8は原料に関する調査結果である。
【0017】
【実施例】前述した1/16.5の模型実験装置を用い
た基礎研究の結果をふまえて、休止中の実機を用いて充
填調査を行い、集合バンカ−内の鉱石重量がバンカ−系
から排出される原料の平均粒径の経時変化特性を介し
て、炉内に分配された原料の分布に与える影響について
調査した。
た基礎研究の結果をふまえて、休止中の実機を用いて充
填調査を行い、集合バンカ−内の鉱石重量がバンカ−系
から排出される原料の平均粒径の経時変化特性を介し
て、炉内に分配された原料の分布に与える影響について
調査した。
【0018】具体的には、図1に模式的に示すように、
水平方向に配置された原料裝入用の複数個の炉頂バンカ
−群と、炉頂バンカ−群から排出された原料を炉内に供
給するために炉内に設置された傾動・旋回自在のベルレ
スシュ−トと、炉頂バンカ−群から排出された原料をベ
ルレスシュ−トに導くために設けられた集合バンカ−を
有する並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂裝入装置にお
いて、裝入ベルトコンベア−(図示省略)から裝入され
た鉱石あるいはコ−クス等の高炉原料は、レシ−ビング
シュ−ト(図示省略)を経由して炉頂バンカ−1に一時
蓄えられる。高炉本体8内部との圧力が等しくなるよう
に炉頂バンカ−1内部を加圧し、加圧完了後、下部シ−
ル弁(図示省略)を開けたのち、炉頂バンカ−1から排
出された鉱石あるいはコ−クス、もしくは鉱石とコ−ク
スの混合物は流量制御弁3、集合バンカ−4、原料排出
ゲ−ト5、垂直シュ−ト6を経由してベルレスシュ−ト
7に至る。その時、流量制御弁3で排出流量を制御し、
排出の開始から完了までの時間が所定時間になるように
して炉内に設けたベルレスシュ−ト7上に排出し、この
ベルレスシュ−ト7を経由してベルレスシュ−ト7の旋
回、傾動運動によって炉内の目標とする位置に原料が裝
入されるように制御しながら原料の排出を完了する。
水平方向に配置された原料裝入用の複数個の炉頂バンカ
−群と、炉頂バンカ−群から排出された原料を炉内に供
給するために炉内に設置された傾動・旋回自在のベルレ
スシュ−トと、炉頂バンカ−群から排出された原料をベ
ルレスシュ−トに導くために設けられた集合バンカ−を
有する並列バンカ−型ベルレス高炉の炉頂裝入装置にお
いて、裝入ベルトコンベア−(図示省略)から裝入され
た鉱石あるいはコ−クス等の高炉原料は、レシ−ビング
シュ−ト(図示省略)を経由して炉頂バンカ−1に一時
蓄えられる。高炉本体8内部との圧力が等しくなるよう
に炉頂バンカ−1内部を加圧し、加圧完了後、下部シ−
ル弁(図示省略)を開けたのち、炉頂バンカ−1から排
出された鉱石あるいはコ−クス、もしくは鉱石とコ−ク
スの混合物は流量制御弁3、集合バンカ−4、原料排出
ゲ−ト5、垂直シュ−ト6を経由してベルレスシュ−ト
7に至る。その時、流量制御弁3で排出流量を制御し、
排出の開始から完了までの時間が所定時間になるように
して炉内に設けたベルレスシュ−ト7上に排出し、この
ベルレスシュ−ト7を経由してベルレスシュ−ト7の旋
回、傾動運動によって炉内の目標とする位置に原料が裝
入されるように制御しながら原料の排出を完了する。
【0019】このような調査を繰り返して炉内半径方向
および円周方向での原料の採取と粒度分析をおこなった
結果、図9に示すように炉内半径方向での粒度分布が好
適で、粒度偏差l0 /lc の少ないことが確認できた。
ここで、l0 は鉱石層厚さ、lc はコ−クス層厚さを示
す。なお、図9は原料に関する調査結果で、添字は集合
バンカ−に蓄える原料重量の全原料重量に対する比率
(重量%)である。
および円周方向での原料の採取と粒度分析をおこなった
結果、図9に示すように炉内半径方向での粒度分布が好
適で、粒度偏差l0 /lc の少ないことが確認できた。
ここで、l0 は鉱石層厚さ、lc はコ−クス層厚さを示
す。なお、図9は原料に関する調査結果で、添字は集合
バンカ−に蓄える原料重量の全原料重量に対する比率
(重量%)である。
【0020】
【発明の効果】以上に示したように、本発明にかかる原
料裝入方法によると、特別な付帯設備の設置を必要とせ
ずに、炉内円周方向における均一性を向上して、炉半径
方向にわたる裝入原料の粒度分布、ひいては炉内のガス
流分布をも好適に制御できる。したがって、定常操業時
における高炉の安定操業はいうまでもなく、たとえば炉
壁部で熱負荷などが生じた場合には、かかる炉况変動に
応じて炉半径方向にわたる粒径分布を的確に制御するこ
とによって、炉壁部の温度を低下して高炉寿命の延長を
図ったり、また、炉中心部のガス流を確保することで高
炉炉心部での不活性化を解消することができ、従って炉
况の安定制御にも大きな効果を奏する。
料裝入方法によると、特別な付帯設備の設置を必要とせ
ずに、炉内円周方向における均一性を向上して、炉半径
方向にわたる裝入原料の粒度分布、ひいては炉内のガス
流分布をも好適に制御できる。したがって、定常操業時
における高炉の安定操業はいうまでもなく、たとえば炉
壁部で熱負荷などが生じた場合には、かかる炉况変動に
応じて炉半径方向にわたる粒径分布を的確に制御するこ
とによって、炉壁部の温度を低下して高炉寿命の延長を
図ったり、また、炉中心部のガス流を確保することで高
炉炉心部での不活性化を解消することができ、従って炉
况の安定制御にも大きな効果を奏する。
【図1】本発明の実施例を示す好適な原料排出ゲ−トを
有するベルレス式高炉炉頂裝入装置の模式図である。
有するベルレス式高炉炉頂裝入装置の模式図である。
【図2】本発明の実施例を示す好適な他の形式の原料排
出ゲ−トを有するベルレス式高炉炉頂裝入装置の模式図
である。
出ゲ−トを有するベルレス式高炉炉頂裝入装置の模式図
である。
【図3】原料排出ゲ−トを有しないベルレス式高炉炉頂
裝入装置の模式図である。
裝入装置の模式図である。
【図4】炉頂バンカ−から排出される原料の平均粒径の
経時的変化におよぼす原料排出ゲ−トの効果を鉱石につ
いて調査したグラフである。
経時的変化におよぼす原料排出ゲ−トの効果を鉱石につ
いて調査したグラフである。
【図5】炉頂バンカ−から排出される原料の平均粒径の
経時的変化におよぼす原料排出ゲ−トの効果をコ−クス
について調査したグラフである。
経時的変化におよぼす原料排出ゲ−トの効果をコ−クス
について調査したグラフである。
【図6】垂直シュ−ト下端での原料の排出重量の分布に
およぼす原料排出ゲ−トの効果を鉱石について調査した
グラフである。
およぼす原料排出ゲ−トの効果を鉱石について調査した
グラフである。
【図7】垂直シュ−ト下端での原料の排出重量の分布に
およぼす原料排出ゲ−トの効果をコ−クスについて調査
したグラフである。
およぼす原料排出ゲ−トの効果をコ−クスについて調査
したグラフである。
【図8】最大粒径値を示す排出時期と、集合バンカ−に
蓄える原料重量との関係を調査したグラフである。
蓄える原料重量との関係を調査したグラフである。
【図9】集合バンカ−に蓄える原料の割合を変えた場合
の半径方向での粒度偏差と最大粒径値を示す排出時期と
の関係を調査したグラフである。
の半径方向での粒度偏差と最大粒径値を示す排出時期と
の関係を調査したグラフである。
1 炉頂バンカ− 2 炉頂バンカ− 3 流量制御弁 4 集合バンカ− 5 原料排出ゲ−ト 6 垂直シュ−ト 7 ベルレスシュ−ト 8 高炉本体 9 他の形式の原料排出ゲ−ト
Claims (1)
- 【請求項1】 排出部に流量制御弁を有する、水平方向
に配置された複数個の炉頂バンカ−群と、その下部に設
置され、原料排出部に開閉自在の原料排出ゲ−トを設け
た、炉頂バンカ−群からの原料を受け入れる集合バンカ
−と、集合バンカ−の下部に連設された垂直シュ−ト
と、垂直シュ−トから排出される原料を炉内に供給する
ための傾動・旋回自在のベルレスシュ−トから構成され
る並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法におい
て、 複数個の炉頂バンカ−群の任意のバンカ−から原料を集
合バンカ−に排出する際に、あらかじめ該原料排出ゲ−
トを閉じ、集合バンカ−内に一時原料を蓄えた後に該原
料排出ゲ−トを炉心と同心円上に開き、集合バンカ−か
ら垂直シュ−トを通してベルレスシュ−トに原料を供給
するように構成し、集合バンカ−内に一時蓄える原料の
重量を制御することによって炉内での裝入物分布の制御
を行うことを特徴とする並列バンカ−型ベルレス高炉の
原料裝入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32657891A JPH05140622A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32657891A JPH05140622A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05140622A true JPH05140622A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=18189381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32657891A Pending JPH05140622A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 並列バンカ−型ベルレス高炉の原料裝入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05140622A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017020077A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 新日鐵住金株式会社 | 高炉の原料装入方法 |
CN109628675A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-04-16 | 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 | 一种高炉炉顶串并罐布料系统及方法 |
CN111334625A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-06-26 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种并罐式无钟炉顶布料控制方法 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP32657891A patent/JPH05140622A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017020077A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 新日鐵住金株式会社 | 高炉の原料装入方法 |
CN109628675A (zh) * | 2018-12-03 | 2019-04-16 | 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 | 一种高炉炉顶串并罐布料系统及方法 |
CN111334625A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-06-26 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种并罐式无钟炉顶布料控制方法 |
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