JP2000212619A - 還元鉄塊成物の製造方法および製造装置 - Google Patents

還元鉄塊成物の製造方法および製造装置

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JP2000212619A JP11009471A JP947199A JP2000212619A JP 2000212619 A JP2000212619 A JP 2000212619A JP 11009471 A JP11009471 A JP 11009471A JP 947199 A JP947199 A JP 947199A JP 2000212619 A JP2000212619 A JP 2000212619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 還元炉を長時間にわたって連続的に操業で
き、かつ金属化率が高い良好な品質の還元鉄塊成物を高
い生産性で得ることができる還元鉄塊成物の製造方法お
よび製造装置を提供する。 【解決手段】 炭材を含有する酸化鉄塊成物12A〜1
2Cを移動床11の上に供給し、この移動床11が還元
炉内を移動している間に酸化鉄塊成物が加熱還元されて
還元鉄塊成物となる。この還元鉄塊成物12Cを還元炉
外に排出して回収する。この際に、移動床11から剥離
した剥離炉床16A〜16Cを還元炉を操業しながら連
続的に剥離炉床除去手段15、21で取り除く。この剥
離炉床除去手段15、21は、還元鉄塊成物を還元炉外
に排出する位置または回収する位置の近傍に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動床型還元炉を
用いて炭材を含む酸化鉄塊成物を還元して還元鉄塊成物
を製造する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】還元鉄塊成物の製造方法として、近年、
天然ガスに替えて比較的安価な石炭を還元材として使用
することのできる還元鉄製造プロセスが再び注目されて
いる。この還元鉄製造プロセスは、粉鉱石と炭材(例え
ば石炭)とを混合してペレット化(塊成物化)し、この
ペレットを還元炉に装入し、高温雰囲気下で加熱還元す
ることにより還元鉄を製造するプロセスである。
【0003】この還元鉄塊成物の製造プロセスの例とし
て、米国特許第5730775号に開示された技術があ
る。この従来技術に示された回転床型還元炉を図5を用
いて説明する。図5において、51は還元炉の回転床で
ある。炭材を含有する酸化鉄塊成物が、供給口56から
供給され、回転床51の上に2層程度の厚さに並べられ
る。57は、この並べられた酸化鉄塊成物を均すレベラ
ーである。2層程度の厚さに並べられた酸化鉄塊成物
は、回転床51の回転によって矢印Y方向に移動する。
この酸化鉄塊成物は、移動している間にバーナー59等
によって加熱還元される。還元時に発生した炭酸ガス等
は、ガス排気孔42から排気される。加熱還元が完了
(金属化率90%程度)した還元鉄塊成物は、レベラー
60を通過した後に、スクリュー状の排出機54によっ
て炉外に排出される。この従来技術における還元温度
は、1315〜1430℃程度であり、還元時間は約1
0分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術には以下のような問題がある。回転床51の上に敷
設された回転床51の表面には、酸化鉄を含む粉末が堆
積する。この粉末は、酸化鉄塊成物を還元炉内に供給す
る際に、酸化鉄塊成物が粉化することによって主として
生成する。還元炉を運転して還元炉内を高温雰囲気にす
ると、回転床51の表面に堆積した粉末に含まれた酸化
鉄も還元され、この酸化鉄から金属鉄が発生する。還元
炉を長時間にわたって運転すると、堆積した粉末から還
元された金属鉄が次第に成長し、遂には厚みをもった金
属板となり、この金属板が回転床からロール状や波状に
剥離する場合がある。また、粉末が降り積もっていく
と、堆積した粉末がある程度の厚さをもったブロック状
に剥離する場合がある。
【0005】このような剥離した炉床の種類を表1に示
す。表1において、「剥離炉床A」は、厚さ35mm、
短辺100mm、長辺150mm程度のブロック状の剥
離炉床である。この「剥離炉床A」は、還元温度が比較
的低く、炉床上に堆積した粉末中の酸化鉄の還元があま
りなされていない場合に発生し易い。したがって、酸化
鉄FeOの比率が高く、金属化率が低い。
【0006】「剥離炉床A」は、酸化鉄を含む粉末があ
る程度の厚さに堆積した場合、塊成物の供給、加熱還
元、塊成物の排出という一連の製造サイクルの中で加わ
る熱的・機械的圧迫により、金属化の進んでいる部分と
そうでない部分との間に隙間が生じ、製品排出機により
加わる力で剥離するものと想定される。
【0007】次いで、「剥離炉床C」は、厚さ5mm、
短辺300mm、長辺2000mm程度のロール状の剥
離炉床である。この「剥離炉床C」は、還元温度が比較
的高く、炉床上に堆積した粉末中の酸化鉄の還元が進行
した場合に発生し易い。したがって、酸化鉄FeOの比
率が低く、金属化率が高い。
【0008】図4は、「剥離炉床C」としたロール状の
剥離炉床が発生した状態を示す模式図である。図4にお
いて、回転床51の上に堆積した酸化鉄を含む粉末は、
還元炉の高温状態において還元され、金属鉄からなる堆
積床52となる。この金属鉄を含む堆積床52は、ある
程度の厚さ大きさに成長すると、還元鉄塊成物(ペレッ
ト)53を還元炉から排出するための製品排出機54に
よって回転床51から剥ぎ取られ、還元鉄塊成物53を
巻き込みながらロール状の剥離炉床55となる。
【0009】最後に、「剥離炉床B」は、厚さ20m
m、短辺250mm、長辺300mm程度の波板状の剥
離炉床であり、還元温度が中程度の場合に発生し易い。
【0010】このような剥離炉床が生成すると、下記の
ような問題がある。すなわち、ブロック状の「剥離炉床
A」や波板状の「剥離炉床B」が発生すると、還元鉄塊
成物とともに還元炉から排出されて回収される。この際
に、還元鉄塊成物の製品回収経路で詰まりを生じ、還元
炉の運転に支障を来すという問題があった。また、金属
化率の低い剥離炉床が製品たる還元鉄塊成物に混入する
ため、還元鉄塊成物の品質が低下するという問題もあっ
た。
【0011】一方、ロール状の「剥離炉床C」が発生す
ると、その大きさが非常に長大であるため、還元炉から
排出されることはなく、製品排出機の近傍で徐々に成長
しながらロールを形成する。このような長大なロールが
一度形成されると、還元鉄塊成物がロールに巻き込まれ
て回収ができなくなるばかりではなく、還元炉そのもの
を破損するおそれがあるため、還元炉の運転を停止して
「剥離炉床C」を除去せざるを得なくなるという問題が
あった。還元炉は一度停止すると再起動に時間がかかる
ため、頻繁に停止せざるを得なくなるということは、操
業上の致命的な問題であった。このような「剥離炉床
C」の発生を抑えるには、上述したように還元温度を低
くすることが有効であるが、還元温度を低くすると製品
の金属化率が低下し、ひいては還元鉄塊成物の品質が低
下するという問題があった。
【0012】
【表1】
【0013】そこで本発明は、上記の問題点を解決する
ためになされたもので、還元炉を長時間にわたって連続
的に運転でき、かつ金属化率が高い良好な品質の還元鉄
塊成物を高い生産性で得ることができる還元鉄塊成物の
製造方法および製造装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭材を含有す
る酸化鉄塊成物を移動床の上に供給し、移動床が還元炉
内を移動している間に酸化鉄塊成物を加熱還元して還元
鉄塊成物とし、この還元鉄塊成物を還元炉外に排出して
回収するにあたって、移動床から剥離した剥離炉床を還
元鉄塊成物を排出する位置または回収する位置の近傍で
連続的に取り除きながら還元炉を運転することを特徴と
するものである。
【0015】本発明によれば、還元炉の運転にともなっ
て剥離炉床が発生しても、還元鉄塊成物を排出する位置
または回収する位置の近傍で剥離炉床を連続的に取り除
くので、剥離炉床が原因となって還元炉を停止させた
り、還元炉への酸化鉄塊成物の供給を停止する必要がな
い。このため、還元炉を連続的に長時間にわたって運転
させることができる。さらに、金属化率の低い剥離炉床
が製品たる還元鉄塊成物に混入することがないので、金
属化率が高い良好な品質の還元鉄塊成物を得ることがで
きる。
【0016】また、請求項2に係る本発明のように、還
元鉄塊成物を回収する製品回収経路の途中で、少なくと
もブロック状または波板状のいずれか一方の形状の剥離
炉床を取り除くことが望ましい。
【0017】この場合、比較的還元温度が低いときに発
生し易いブロック状または波板状の剥離炉床が発生して
も、還元鉄塊成物を回収する製品回収経路の途中で取り
除くことができるので、ブロック状または波板状の剥離
炉床が製品回収経路の途中に詰まることがない。このた
め、還元炉を連続的に長時間にわたって運転することが
できる。また、ブロック状または波板状の剥離炉床を製
品回収経路から還元炉を運転しながら除去するために、
還元炉への酸化鉄塊成物の供給を停止する必要がない。
【0018】また、請求項3に係る本発明のように、還
元鉄塊成物を排出する位置の前方で、少なくともロール
状の剥離炉床を取り除くことが望ましい。
【0019】この場合、比較的還元温度が高いときに発
生し易いロール状の剥離炉床が発生しても、還元鉄塊成
物を排出する位置の前方で取り除くことができるので、
ロール状の剥離炉床が還元鉄塊成物の回収を阻害するこ
とも還元炉自体を破損することもない。このため、還元
炉を連続的に長時間にわたって運転することができる。
さらに、還元温度を比較的高温にすることができるの
で、還元鉄塊成物の金属化率を高くし、還元鉄塊成物の
品質を向上することができる。
【0020】さらに、請求項4に係る本発明のように、
炭材を含有する酸化鉄塊成物を移動床の上に供給するに
あたって、酸化鉄塊成物をその平均直径の2倍以下の厚
さになるように供給することが望ましい。
【0021】この場合、酸化鉄塊成物が平均直径の2倍
以下という薄い厚さで供給されているので、移動床の上
に供給された酸化鉄塊成物を均等かつ高温に加熱するこ
とができる。このため、製品たる還元鉄塊成物の金属化
率のバラつきを小さくすることができ、還元鉄塊成物の
金属化率や生産性を高くすることができる。つまり、還
元鉄塊成物の品質を高めることができる。酸化鉄塊成物
を薄く敷いた場合、塊成物のみならず炉床も高温になる
ため、炉床表面の金属化が進み、大型の剥離炉床(例え
ばロール状の剥離炉床)を発生し易くなる。ロール状の
剥離炉床が発生すると、大きいために炉内から排出でき
なくなり、炉の運転の継続が不可能になる。ロール状の
剥離炉床を炉内で取り除くことによって還元炉を連続的
に長時間にわたって運転することができる。
【0022】また、請求項5に係る本発明のように、酸
化鉄塊成物を加熱還元するにあたって、その還元温度を
1300℃以上に保つようにすれば望ましい。
【0023】この場合、1300℃以上という比較的高
温な還元温度なので、還元時間を短くして生産効率を高
めることができるとともに、還元鉄塊成物の金属化率を
高くすることができる。さらに、還元温度を高くした場
合、大型の剥離炉床が発生し易くなるが、この剥離炉床
を取り除くことができるので、還元炉を連続的に長時間
にわたって運転することもできる。
【0024】さらに、請求項7に係る本発明のように、
還元鉄塊成物を回収する製品回収経路の途中に、少なく
ともブロック状または波板状のいずれか一方の形状の剥
離炉床を取り除くローラスクリーンを設けることも推奨
される。
【0025】この場合、ブロック状または波板状の剥離
炉床が詰まる製品回収経路で、剥離炉床をローラスクリ
ーンによって取り除くことができる。ロ─ラスクリーン
は、形状が一定しない剥離炉床を回転しながら確実に取
り除くことができるので、ブロック状または波板状の剥
離炉床が還元鉄塊成物の製造装置の運転に支障を来すこ
とがない。また、ブロック状または波板状の剥離炉床が
還元鉄塊成物に混入して、還元鉄塊成物の金属化率を低
下させることもない。
【0026】さらに、請求項8に係る本発明のように、
還元鉄塊成物を排出する製品排出機の前方に、少なくと
もロール状の剥離炉床を取り除く剥離炉床除去スクリュ
ーを設けることも推奨される。
【0027】この場合、ロール状の剥離炉床が発生する
製品排出機の前方で、剥離炉床を排出スクリューによっ
て取り除くことができる。剥離炉床除去スクリューは、
ロール状の剥離炉床を絡み取ることができるので、一度
発生すると還元炉の運転を停止せざるを得ないロール状
の剥離炉床が発生しても、それを確実に取り除くことが
できる。このため、ロール状の剥離炉床が還元鉄塊成物
の製造装置の運転に支障を来すことがない。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
ながら説明する。
【0029】図1は、本発明の還元鉄の製造装置を実施
するための第一の実施形態を模式的に示す断面図であ
る。
【0030】図1において、11は円環状の移動床であ
り、炭材を含有するペレット状の酸化鉄塊成物がその上
面に供給される。この酸化鉄塊成物は、移動床11に載
せられた状態で加熱されてペレット状の還元鉄塊成物に
還元される。還元された還元鉄塊成物は、製品排出スク
リュー(製品排出機)13によって移動床11から剥が
され、製品排出スクリュー13の前で図1中に12Bで
示すように盛り上がり、製品排出スクリュー13の回転
に伴って移動床11の外側に搬送される。製品排出スク
リュー13の側方には、排出シュート(製品回収経路)
14が設けられており、製品排出スクリュー13によっ
て搬送された還元鉄塊成物は、図1中に12Cに示すよ
うに、この排出シュート14を通して回収される。ま
た、排出シュート14の途中には、ローラスクリーン1
5(剥離炉床除去手段)が右方に傾斜した状態で設置さ
れている。このローラスクリーン15の端部には、剥離
炉床回収ボックス18が接続されているとともに、ロー
ラスクリーン15の上方にはチェーン17が吊下されて
いる。
【0031】還元炉を運転中に、ブロック状の剥離炉床
16Aや波板状の剥離炉床16Bが生成した場合、これ
らも還元鉄塊成物とともに排出シュート14に排出され
るが、ローラスクリーン15の隙間を通過することがで
きず、ローラスクリーン15の傾斜に沿って搬送され、
剥離炉床回収ボックス18に回収される。
【0032】このように、ブロック状の剥離炉床16A
および波板状の剥離炉床16Bが、製品回収経路たる排
出シュート14から篩い分けられ、剥離炉床回収ボック
ス18に還元炉の運転中に連続的に回収されるので、ブ
ロック状の剥離炉床16Aおよび波板状の剥離炉床16
Bが発生しても、これらが排出シュート14を閉塞する
ということがない。したがって、ブロック状の剥離炉床
16Aおよび波板状の剥離炉床16Bの発生に影響され
ず、還元炉を長時間にわたって連続的に運転することが
できる。また、金属化率の低いブロック状の剥離炉床1
6Aや波板状の剥離炉床16Bが還元鉄塊成物に混入し
ないので、製品たる還元鉄塊成物の品質を向上すること
ができる。
【0033】なお、ローラスクリーン15に回収される
剥離炉床の形状は、当然のことながら「波板状」や「ブ
ロック状」に限定されず、他の形状の剥離炉床も除去す
ることができるのは言うまでもない。「波板状」や「ブ
ロック状」の用語は代表的な剥離炉床の形状を示したに
すぎない。
【0034】次いで、本発明の還元鉄の製造装置の他の
実施形態を図2および図3を用いて説明する。図2は、
本発明の還元鉄の製造装置を実施するための第二の実施
形態を模式的に示す平面図であり、図3は、その側面図
である。
【0035】図2および図3において、図1と同様に、
11は移動床であり、13は製品排出スクリュー13で
ある。移動床に2層以下の厚さで供給された還元鉄塊成
物12Aは、排出スクリュー13によって還元炉外に排
出されて製品として回収される。排出スクリュー13の
前方には、図3中の矢印X方向に回転する剥離炉床排出
スクリュー(剥離炉床除去手段)21が配置されてい
る。
【0036】この移動床11の表面には、酸化鉄を含有
する粉末が堆積して還元され、金属鉄を有する炉床とな
る。還元温度が1300℃を超える程度に高い場合、炉
床の金属鉄同士が結合し、平たい平板状の炉床16とな
る。この平板状の炉床16がある程度以上に成長した場
合、排出スクリュー13の前面で剥離する。一度、平板
状の炉床16が剥離すると、移動床11の移動に伴って
次々と供給される炉床16が連続的に剥離し、この剥離
した炉床16が排出スクリュー13の回転により上方に
巻き上げられ、ロール状の剥離炉床16C(例えば、表
1の「剥離炉床C」のような形状の剥離炉床)となる場
合がある。このロール状の剥離炉床16Cは、剥離炉床
排出スクリュー21に絡み取られる。剥離炉床排出スク
リュー21で絡みとったロール状の剥離炉床16Cは、
図示していない掻き取り装置によって、還元炉の運転中
に還元炉の側方に取り除かれる。ロール状の剥離炉床1
6Cは厚みが薄くて柔らかいという性質があるため、機
械的な切断力をかけることで容易に小さく切断または圧
縮できる。このため、絡み取った剥離炉床16Cを還元
炉から除去することはそれほど困難ではない。
【0037】このように、ロール状の剥離炉床16C
が、剥離炉床排出スクリュー21で絡み取られて還元炉
の運転中に連続的に回収されるので、ロール状の剥離炉
床16Cが発生しても、これが還元炉の運転に支障を来
すことがない。したがって、還元炉を長時間にわたって
連続的に運転することができる。この剥離炉床排出スク
リュー21は、ロール状の剥離炉床16Cが発生し易い
高温運転時に特に有効である。
【0038】なお、剥離炉床排出スクリュー21で回収
される剥離炉床の形状は、当然のことながら「ロール
状」に限定されず、他の形状の剥離炉床も除去すること
ができるのは言うまでもない。「ロール状」の用語は代
表的な剥離炉床の形状を示したにすぎない。
【0039】上述した実施形態の場合、「剥離炉床除去
手段」の一例としての剥離炉床排出スクリュー21を、
還元鉄塊成物を前記還元炉外に排出する製品排出スクリ
ュー13の直前に配置し、「剥離炉床除去手段」の他の
例としてのローラスクリーン15を、還元鉄塊成物を前
記還元炉外で回収する排出シュート14の中途に配置し
ているが、「剥離炉床除去手段」の配置位置は上述の位
置に限定されない。例えば、製品排出スクリューの後方
であっても問題ない。要は、還元鉄塊成物を排出する位
置または回収する位置の近傍に配置すればよい。
【0040】さらに、上述した実施形態の場合、「剥離
炉床除去手段」として剥離炉床排出スクリュー21また
はローラスクリーン15を用いているが、この両者を両
方とも用いればさらに望ましいのはいうまでもない。当
然のことながら、両方とも用いた場合には剥離炉床の除
去可能な範囲が広がる。
【0041】また、「剥離炉床除去手段」の具体的な形
態も上述したスクリューやスクリーン状に限定されず、
熊手状のもの、ピストン式のもの、鉤針状のもの等を使
用することもできる。
【0042】上述した実施形態の場合、「製品排出機」
として製品排出スクリュー13を用いているが、これに
限定されない。例えば、堰状やプッシャー状の排出機を
用いてもよい。
【0043】また、上述した実施形態の場合、「製品回
収経路」として排出シュート14を用いているが、これ
に限定されない。例えば、ベルトコンベヤ等を用いて還
元鉄塊成物を回収してもよい。
【0044】さらに、上記した実施形態は、いずれも回
転炉床型の還元炉を用いる場合を示したが、これに限定
されるものではない。すなわち、直線状の移動床をベル
トコンベア状に回転させる形式の還元炉を用いてもよ
い。
【0045】また、上記した実施形態では、「塊成物」
としてペレット状のものを示したが、還元鉄または酸化
鉄の塊であればよく、形状はペレット状のものに限定さ
れない。
【0046】次いで、本発明に係る還元鉄塊成物の製造
方法を具体的な実施例を表2および表3を用いて説明す
る。
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】この実施例では、表2に示す化学性状の鉄
鉱石と石炭を乾燥質量比が79:21となるように配合
したものを主原料とした。この主原料にバインダー(小
麦粉)と水を添加し、ディスク型ペレタイザーで直径1
4〜20mmのペレットに造粒した。その後、乾燥させ
て水分を1%以下にしたペレットを回転炉床型の還元炉
に連続的に供給して還元をおこなった。
【0050】この還元の実験条件とその結果を表3に示
す。表3において、サンプル番号1と2が「剥離炉床除
去手段」を用いた本発明の実施例であり、他のサンプル
番号3〜6は「剥離炉床除去手段」を用いていない比較
例である。
【0051】サンプル番号1と2では、酸化鉄ペレット
の供給層数が0.8と薄く、還元温度が還元時間の前
半、中盤、後半の全てにおいて1300℃を超えてい
る。このため、製品金属化率が87%以上と高く、生産
性も100kg/m2 hと高い。また、「剥離炉床除去
手段」を備えているので、連続運転時間も250時間を
超えており、長時間にわたって連続的な運転ができてい
る。なお、酸化鉄塊成物の供給「層数」とは、この実施
例の場合、酸化鉄ペレットの平均直径に対して供給され
た酸化鉄塊成物が平均的にどの程度の厚さであるかを示
すものである。また、還元時間の「前半」「中盤」「後
半」とは、この実施例の場合、それぞれ還元炉内での還
元時間の約1/3づつの時間を指している。
【0052】これに対してサンプル番号3は、「剥離炉
床除去手段」を備えていないので、ロール状の剥離炉床
が発生し、連続運転時間が24〜32時間にしかならな
かった。24時間で還元炉を止めざるを得ないのでは、
完全に止まった還元炉の立ち上げに2日はかかることを
考慮すると、実操業での使用には全く耐えることができ
ない。
【0053】また、サンプル番号4は、連続運転時間が
一応250時間以上取れているが、炉内温度の後半を1
250℃以下の低温としたので、生産性がサンプル番号
1や2に比べて大きく劣り、55〜60kg/m2 hし
か出なかった。これは、還元温度が低いので、十分な金
属化率を得るために回転炉床の回転速度を落としたこと
と、排出シュートに詰まった金属化率の低い剥離炉床を
除去するために、還元炉の運転は止めなかったが酸化鉄
ペレットの供給を断続的に停止して除去作業をしたため
である。なお、連続運転時間が実験の上限として設定し
た250時間以上取れてはいるが、このまま運転を継続
した場合、剥離炉床の発生によってサンプル番号1や2
に比べて連続運転時間が短くなるものと推測される。ま
た、酸化鉄ペレットの供給を断続的に停止して除去作業
をしなかった場合、排出シュートの詰まりによって還元
炉の運転を完全に停止せざるを得なくなると予想され
る。
【0054】サンプル番号5と6は、酸化鉄ペレットの
供給層数を1.5と2.5にし、「剥離炉床除去手段」
を備えなかった例である。サンプル番号5では、「剥離
炉床除去手段」を備えていないので、ロール状の剥離炉
床が発生し、連続運転時間が100〜150時間にしか
ならなかった。サンプル番号3より連続運転時間が延び
たのは、供給層数が厚かったことから、移動床に堆積し
た粉末に加わった温度が相対的に低かったためであると
考えられる。ただし、サンプル番号5の場合、「剥離炉
床除去手段」を装着すれば、連続運転時間は250時間
を超えることができるものと予想される。一方、サンプ
ル番号6は辛うじて250時間の連続運転ができたが、
製品金属化率は80%以下にしかならず、製品としての
品質が大きく劣るものであった。これは、供給層数が
2.5層と厚かったので、底部の酸化鉄ペレットが十分
には還元されなかったためである。また、辛うじて25
0時間の連続運転が可能であったのは、供給層数が厚か
ったため、移動床に堆積した粉末も還元されず、剥離炉
床の発生が相対的に少なかったためであると考えられ
る。
【0055】表3のサンプル番号6から分かるように、
酸化鉄ペレットを移動床の上に供給するにあたっては、
酸化鉄ペレットの平均直径の2倍以下の厚さになるよう
に前記移動床の上に供給することが望ましい。2倍を超
えると還元鉄ペレットの金属化率が低下し、製品として
の価値が著しく低下する。
【0056】また、表3のサンプル番号4から分かるよ
うに、酸化鉄ペレットを加熱還元するにあたっては、そ
の還元温度を1300℃以上に保つことが望ましい。還
元温度が1300℃を下回ると、製品の金属化率を保つ
ために生産性を著しく低下させざるを得なくなる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、剥離炉床を還元炉の運転中に連続的に
取り除くことができるので、還元炉の運転や酸化鉄塊成
物の供給を停止することなく長期間にわたって操業でき
る。これにより、還元鉄塊成物の生産性を高め、還元鉄
塊成物の製造に必要なランニングコストを下げることが
できる。
【0058】さらに、本発明によれば、金属化率の低い
剥離炉床が製品たる還元鉄塊成物に混入することがない
ので、金属化率が高い良好な品質の還元鉄塊成物を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の還元鉄の製造装置を実施するための第
一実施形態を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の還元鉄の製造装置を実施するための第
二実施形態を模式的に示す平面図である。
【図3】本発明の還元鉄の製造装置を実施するための第
二実施形態を模式的に示す側面図である。
【図4】還元鉄の製造方法を実施してロール状の剥離炉
床が発生した場合を模式的に示す側面図である。
【図5】従来技術の一例としての回転炉床型還元炉を示
す平面図である。
【符号の説明】
11 移動床 12 還元鉄ペレット(還元鉄塊成物) 13 製品排出スクリュー(製品排出機) 14 排出シュート(製品回収経路) 15 ローラスクリーン(剥離炉床除去手段) 16A ブロック状の剥離炉床 16B 波板状の剥離炉床 16C ロール状の剥離炉床 21 剥離炉床排出スクリュー(剥離炉床除去手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月3日(1999.12.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、炭材を含有す
る酸化鉄塊成物を移動床の上に供給し、移動床が還元炉
内を移動している間に酸化鉄塊成物を加熱還元して還元
鉄塊成物とし、この還元鉄塊成物を還元炉外に排出して
回収するにあたって、移動床から剥離した剥離炉床を還
元鉄塊成物を排出する位置または回収する位置の近傍
で、または還元鉄塊成物を還元炉外に排出した後の回収
する位置の近傍で、または還元鉄塊成物を還元炉外に排
出する位置またはその前方で、連続的に取り除きながら
還元炉を運転することを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明によれば、還元炉の運転にともなっ
て剥離炉床が発生しても、還元鉄塊成物を排出する位置
または回収する位置の近傍で、または還元鉄塊成物を排
出する位置またはその前方で、剥離炉床を連続的に取り
除くので、剥離炉床が原因となって還元炉を停止させた
り、還元炉への酸化鉄塊成物の供給を停止する必要がな
い。このため、還元炉を連続的に長時間にわたって運転
させることができる。さらに、金属化率の低い剥離炉床
が製品たる還元鉄塊成物に混入することがないので、金
属化率が高い良好な品質の還元鉄塊成物を得ることがで
きる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また、請求項4に係る本発明のように、還
元鉄塊成物を回収する製品回収経路の途中で、少なくと
もブロック状または波板状のいずれか一方の形状の剥離
炉床を取り除くことが望ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、請求項5に係る本発明のように、還
元鉄塊成物を排出する位置の前方で、少なくともロール
状の剥離炉床を取り除くことが望ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】さらに、請求項6に係る本発明のように、
炭材を含有する酸化鉄塊成物を移動床の上に供給するに
あたって、酸化鉄塊成物をその平均直径の2倍以下の厚
さになるように供給することが望ましい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、請求項7に係る本発明のように、酸
化鉄塊成物を加熱還元するにあたって、その還元温度を
1300℃以上に保つようにすれば望ましい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】さらに、請求項11に係る本発明のよう
に、還元鉄塊成物を回収する製品回収経路の途中に、少
なくともブロック状または波板状のいずれか一方の形状
の剥離炉床を取り除くローラスクリーンを設けることも
推奨される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】さらに、請求項12に係る本発明のよう
に、還元鉄塊成物を排出する製品排出機の前方に、少な
くともロール状の剥離炉床を取り除く剥離炉床除去スク
リューを設けることも推奨される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭材を含有する酸化鉄塊成物を移動床の
    上に供給し、該移動床が還元炉内を移動している間に前
    記酸化鉄塊成物を加熱還元して還元鉄塊成物とし、この
    還元鉄塊成物を前記還元炉外に排出して回収する還元鉄
    塊成物の製造方法において、 前記移動床から剥離した剥離炉床を還元鉄塊成物を排出
    する位置または回収する位置の近傍で連続的に取り除き
    ながら前記還元炉を運転することを特徴とする還元鉄塊
    成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 還元鉄塊成物を回収する製品回収経路の
    途中で、少なくともブロック状または波板状のいずれか
    一方の形状の剥離炉床を取り除くことを特徴とする請求
    項1記載の還元鉄塊成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 還元鉄塊成物を排出する位置の前方で、
    少なくともロール状の剥離炉床を取り除くことを特徴と
    する請求項1または2記載の還元鉄塊成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 炭材を含有する酸化鉄塊成物を前記移動
    床の上に供給するにあたって、前記酸化鉄塊成物を該酸
    化鉄塊成物の平均直径の2倍以下の厚さになるように前
    記移動床の上に供給することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか一つに記載の還元鉄塊成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記酸化鉄塊成物を加熱還元するにあた
    って、その還元温度を1300℃以上に保つことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の還元鉄
    塊成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 炭材を含有する酸化鉄塊成物を移動床の
    上に供給し、該移動床が還元炉内を移動している間に前
    記酸化鉄塊成物を加熱還元して還元鉄塊成物とし、この
    還元鉄塊成物を前記還元炉外に排出して回収する還元鉄
    塊成物の製造装置において、 前記移動床から剥離した剥離炉床を前記還元炉を運転し
    ながら連続的に取り除く剥離炉床除去手段を、還元鉄塊
    成物を前記還元炉外に排出する位置または回収する位置
    の近傍に配置したことを特徴とする還元鉄塊成物の製造
    装置。
  7. 【請求項7】 還元鉄塊成物を回収する製品回収経路の
    途中に、少なくともブロック状または波板状のいずれか
    一方の形状の剥離炉床を取り除くローラスクリーンを設
    けたことを特徴とする請求項6に記載の還元鉄塊成物の
    製造装置。
  8. 【請求項8】 還元鉄塊成物を排出する製品排出機の前
    方に、少なくともロール状の剥離炉床を取り除く剥離炉
    床除去スクリューを設けたことを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載の還元鉄塊成物の製造装置。
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