JPS598995Y2 - 高炉用原料槽 - Google Patents
高炉用原料槽Info
- Publication number
- JPS598995Y2 JPS598995Y2 JP11995378U JP11995378U JPS598995Y2 JP S598995 Y2 JPS598995 Y2 JP S598995Y2 JP 11995378 U JP11995378 U JP 11995378U JP 11995378 U JP11995378 U JP 11995378U JP S598995 Y2 JPS598995 Y2 JP S598995Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- blast furnace
- raw material
- ore
- material tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Details (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は高炉冷却排水、熱風炉排ガス等に保有する熱
量を有効利用し、原料槽に装入された製鉄原料中に含有
する水分を除去する槽に関する。
量を有効利用し、原料槽に装入された製鉄原料中に含有
する水分を除去する槽に関する。
一般に、高炉の熱収支において原料中に含有する水分は
天候により異なるが1〜5%といわれているので、各種
鉱石、ベレット等原料中に含有する水分を蕎炉装入前に
除去することにより、前記原料の水分蒸発に要する熱量
が節約され高炉燃料比の低下が達或される。
天候により異なるが1〜5%といわれているので、各種
鉱石、ベレット等原料中に含有する水分を蕎炉装入前に
除去することにより、前記原料の水分蒸発に要する熱量
が節約され高炉燃料比の低下が達或される。
しかし従来から、高炉装入前の原料中に含有する水分除
去には大規模な乾燥設備と尤大な量の乾燥用燃料が必要
となるために実施されていなかった。
去には大規模な乾燥設備と尤大な量の乾燥用燃料が必要
となるために実施されていなかった。
近時の製鉄所に於ける省エネルギ一対策上の一環として
、従来未利用のまま廃棄されている50℃以上ある冷却
後の排水、燃焼排ガス等の有効利用が要望されている。
、従来未利用のまま廃棄されている50℃以上ある冷却
後の排水、燃焼排ガス等の有効利用が要望されている。
例えば、高炉冷却排水、熱風炉燃焼排ガス等は排出量が
豊富で排出温度が50℃以上あることから、本考案はこ
れらの冷却排水、排ガスを熱源として安価に製鉄原料中
の水分を高炉装入前の原料槽内で除去するよう原料槽の
槽壁内に蛇行状、螺旋状に配管を設けて構或したことを
特徴とする高炉用原料槽である。
豊富で排出温度が50℃以上あることから、本考案はこ
れらの冷却排水、排ガスを熱源として安価に製鉄原料中
の水分を高炉装入前の原料槽内で除去するよう原料槽の
槽壁内に蛇行状、螺旋状に配管を設けて構或したことを
特徴とする高炉用原料槽である。
以下実施例として提示する図面に基き本考案を詳細に説
明する。
明する。
第1図は高炉冷却排水を利用する本考案を鉱石槽に設け
た平面図、第2図は同縦断側面図、第3図は同正面図で
ある。
た平面図、第2図は同縦断側面図、第3図は同正面図で
ある。
図に於いて、1は鉱石槽、2はゲート、3はユーラスフ
ィーダー、4は鉱石槽直下の秤量ホツパー、9はベルト
コンベアである。
ィーダー、4は鉱石槽直下の秤量ホツパー、9はベルト
コンベアである。
鉱石槽1は一般に、高炉装入前の各種鉱石を一時保管す
るために多数隣接して並列に設けられ、各槽には鉱石が
銘柄別に貯蔵されると共に、所定の鉱石配合計画に従っ
てそれぞれ各槽の下部に設けたゲート2を操作して、所
要量宛を各ユーラスフィーダー3から秤量ホッパ−4に
給鉱秤量して、ベルトコンベア9上にて混合され高炉へ
直送されるよう構威されている。
るために多数隣接して並列に設けられ、各槽には鉱石が
銘柄別に貯蔵されると共に、所定の鉱石配合計画に従っ
てそれぞれ各槽の下部に設けたゲート2を操作して、所
要量宛を各ユーラスフィーダー3から秤量ホッパ−4に
給鉱秤量して、ベルトコンベア9上にて混合され高炉へ
直送されるよう構威されている。
各槽1の両側の槽壁5は鉱石の落下衝撃による破損を防
止するため通常適当厚のコンクリート構造となっている
。
止するため通常適当厚のコンクリート構造となっている
。
6は鉱石槽1内の鉱石を乾燥するため前記槽壁5に設1
けた高温の高炉冷却後の排水を通水する配管であり、第
3図の点線で示す如く槽壁5の面に沿って蛇行して各槽
壁内に埋設され、それぞれの蛇行配管の上端入口が高炉
冷却排水の送水管7に接続し、下端出口が排出溝8に接
続する。
けた高温の高炉冷却後の排水を通水する配管であり、第
3図の点線で示す如く槽壁5の面に沿って蛇行して各槽
壁内に埋設され、それぞれの蛇行配管の上端入口が高炉
冷却排水の送水管7に接続し、下端出口が排出溝8に接
続する。
ポンプ等(図示せず)により送水管7より送水される約
70℃の高炉冷却排水を、前記鉱石槽壁内に埋設された
蛇行状の配管6に連続的に通水することにより鉱石槽1
内の鉱石は8〜10時間の槽内滞留中に温度が上昇し、
含有水分値に対しその30%1が除去される。
70℃の高炉冷却排水を、前記鉱石槽壁内に埋設された
蛇行状の配管6に連続的に通水することにより鉱石槽1
内の鉱石は8〜10時間の槽内滞留中に温度が上昇し、
含有水分値に対しその30%1が除去される。
すなわち上方から槽1内に装入された鉱石は、槽1下部
で水分含有量の低い鉱石となり、ユーラスフィーダー3
から秤量ホッパー4で秤量された後ベルトコンベア9に
給鉱され高炉に装入される。
で水分含有量の低い鉱石となり、ユーラスフィーダー3
から秤量ホッパー4で秤量された後ベルトコンベア9に
給鉱され高炉に装入される。
本考案原料槽において、槽壁内に埋設する配管は螺旋状
にしてもよく、さらに全槽壁に配管を設けてもよい。
にしてもよく、さらに全槽壁に配管を設けてもよい。
また燃焼排ガスを利用した場合、排ガス温度が数100
℃にも達するので水分除去効果が大きい。
℃にも達するので水分除去効果が大きい。
上記した如く、本考案槽は従来からある高炉装入前の原
料槽の槽壁内に配管することによって比較的簡単に、従
来廃棄していた高炉冷却排水、熱風炉の排ガス等を熱源
として前記配管内に供給有効利用して、安価に高炉装入
前の原料中に含有する水分の除去を可能とし、高炉の省
゛エネルギーに極めて有効であると同時に、原料槽内の
棚吊り現象を防止する効果を合せ持っている。
料槽の槽壁内に配管することによって比較的簡単に、従
来廃棄していた高炉冷却排水、熱風炉の排ガス等を熱源
として前記配管内に供給有効利用して、安価に高炉装入
前の原料中に含有する水分の除去を可能とし、高炉の省
゛エネルギーに極めて有効であると同時に、原料槽内の
棚吊り現象を防止する効果を合せ持っている。
即ち、棚吊り現象とは水分を多量に含んだ原料が原料槽
壁に付着し、その付着量が次第に増加して原料がスムー
ズに上部から下部に落下せず詰まる現象を言い、原料の
水分を上記のごとく除去してやれば、この棚吊りは避け
られ原料は順調に排出せられるもので゛ある。
壁に付着し、その付着量が次第に増加して原料がスムー
ズに上部から下部に落下せず詰まる現象を言い、原料の
水分を上記のごとく除去してやれば、この棚吊りは避け
られ原料は順調に排出せられるもので゛ある。
第1図は鉱石槽に設けた本考案の平面図、第2図は同縦
断側面図、第3図は同正面図である。 1:鉱石槽、2:ゲート、3:ユーラスフィーダー4:
秤量ホツパー、5:槽壁、6:配管、7:送水管、8:
排出溝、9:ベルトコンベア。
断側面図、第3図は同正面図である。 1:鉱石槽、2:ゲート、3:ユーラスフィーダー4:
秤量ホツパー、5:槽壁、6:配管、7:送水管、8:
排出溝、9:ベルトコンベア。
Claims (1)
- 原料槽の槽壁内に加熱用の冷却排水および/または燃焼
排ガスを供給するための蛇行状配管および/または螺旋
状配管を設けたことを特徴とする高炉用原料槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11995378U JPS598995Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 高炉用原料槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11995378U JPS598995Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 高炉用原料槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5537839U JPS5537839U (ja) | 1980-03-11 |
JPS598995Y2 true JPS598995Y2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=29075699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11995378U Expired JPS598995Y2 (ja) | 1978-08-31 | 1978-08-31 | 高炉用原料槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598995Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-31 JP JP11995378U patent/JPS598995Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5537839U (ja) | 1980-03-11 |
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