JPS6319624Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6319624Y2 JPS6319624Y2 JP15954083U JP15954083U JPS6319624Y2 JP S6319624 Y2 JPS6319624 Y2 JP S6319624Y2 JP 15954083 U JP15954083 U JP 15954083U JP 15954083 U JP15954083 U JP 15954083U JP S6319624 Y2 JPS6319624 Y2 JP S6319624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide shaft
- bearings
- holding means
- holding
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する分野〕
本考案は摺動機構に関するものであつて、簡単
な構成で案内軸の摩耗を防止するようにしたもの
である。
な構成で案内軸の摩耗を防止するようにしたもの
である。
第1図は従来の摺動装置の構成を示す図で、イ
はその正面図、ロはイの要部側面図である。1は
摺動体、2はこの摺動体1に設けられたつづみ形
ベアリング、3は同じく通常形のベアリング、4
は前記ベアリング2,3の間にはさまれ、前記摺
動体1がこれに沿つて移動するための案内軸、5
はこの案内軸4をねじ6により固体保持するため
の側板である。
はその正面図、ロはイの要部側面図である。1は
摺動体、2はこの摺動体1に設けられたつづみ形
ベアリング、3は同じく通常形のベアリング、4
は前記ベアリング2,3の間にはさまれ、前記摺
動体1がこれに沿つて移動するための案内軸、5
はこの案内軸4をねじ6により固体保持するため
の側板である。
第1図の摺動装置の場合、案内軸4は側板5に
固定されているため、ベアリング2,3と案内軸
4の接触箇所は決まつており、同一箇所を摩擦す
るので、案内軸が摩耗しやすいという欠点があ
る。
固定されているため、ベアリング2,3と案内軸
4の接触箇所は決まつており、同一箇所を摩擦す
るので、案内軸が摩耗しやすいという欠点があ
る。
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、案内軸の摩耗を防ぐことにより、部品
寿命の伸長およびメインテナンスコストの削減を
はかつた摺動装置を実現することを目的とする。
たもので、案内軸の摩耗を防ぐことにより、部品
寿命の伸長およびメインテナンスコストの削減を
はかつた摺動装置を実現することを目的とする。
本考案によれば保持手段で保持される案内軸
を、少くとも1対のベアリングではさんで摺動体
を移動させる摺動機構において、通常形ベアリン
グを案内軸方向からわずか傾けて設けるととも
に、前記保持手段が前記案内軸を回転自由に保持
し、前記案内軸と前記保持手段との間の摩擦力を
案内軸の回転方向により異なるように構成するこ
とにより上記の目的を達成できる。
を、少くとも1対のベアリングではさんで摺動体
を移動させる摺動機構において、通常形ベアリン
グを案内軸方向からわずか傾けて設けるととも
に、前記保持手段が前記案内軸を回転自由に保持
し、前記案内軸と前記保持手段との間の摩擦力を
案内軸の回転方向により異なるように構成するこ
とにより上記の目的を達成できる。
以下図面を用いて本考案を詳しく説明する。
第2図は本考案の一実施例の要部構成説明図で
ある。第1図と同じ部分には同一符号を付して説
明を省略する。31は通常形のベアリングで案内
軸41に対する接触角度をわずか(角度θ)に傾
けたもの、42は前記案内軸41の外周に沿つて
設けられた溝、5,7および8は前記案内軸41
を回動自由に保持する保持手段9を構成し、7は
左右非対称な形状のその先端が前記案内軸41の
前記溝42に差し込まれる、厚さが前記溝42よ
り若干小さめの保持部材、8はこの保持部材を側
板5に固定するねじである。
ある。第1図と同じ部分には同一符号を付して説
明を省略する。31は通常形のベアリングで案内
軸41に対する接触角度をわずか(角度θ)に傾
けたもの、42は前記案内軸41の外周に沿つて
設けられた溝、5,7および8は前記案内軸41
を回動自由に保持する保持手段9を構成し、7は
左右非対称な形状のその先端が前記案内軸41の
前記溝42に差し込まれる、厚さが前記溝42よ
り若干小さめの保持部材、8はこの保持部材を側
板5に固定するねじである。
このような構成の摺動機構の動作を次に説明す
る。摺動体1は案内軸41をベアリング2とベア
リング31の間にはさんで左右に移動することが
できる。例えば摺動体1が左へ移動すると、ベア
リング31の傾き角度θによる分力のために案内
軸41は矢印Aの方向に回転し、同時に溝42の
(図の)右側面が保持部材7の右側面に接触する。
これは溝42が保持部材7の厚さに対して若干長
さαだけ大きな幅を有しており、案内軸41が左
右にわずかに移動できるためである。摺動体1が
左へ移動するときはこの逆となり、案内軸41は
矢印Aと反対方向へ回転し、溝42の左側面が保
持部材7の左側面に接触する。保持部材7の先端
を図のように左右非対称の形状にしておけば、左
右の接触面積が異なるので、摩擦力の違いから、
案内軸は両方向の回転を繰り返しながら一定方向
へ回転してゆく。したがつてベアリング2および
31と案内軸41との接触箇所は摺動体の移動に
伴なつて変化してゆくので、案内軸の同一箇所の
みが摩耗することがなくなる。
る。摺動体1は案内軸41をベアリング2とベア
リング31の間にはさんで左右に移動することが
できる。例えば摺動体1が左へ移動すると、ベア
リング31の傾き角度θによる分力のために案内
軸41は矢印Aの方向に回転し、同時に溝42の
(図の)右側面が保持部材7の右側面に接触する。
これは溝42が保持部材7の厚さに対して若干長
さαだけ大きな幅を有しており、案内軸41が左
右にわずかに移動できるためである。摺動体1が
左へ移動するときはこの逆となり、案内軸41は
矢印Aと反対方向へ回転し、溝42の左側面が保
持部材7の左側面に接触する。保持部材7の先端
を図のように左右非対称の形状にしておけば、左
右の接触面積が異なるので、摩擦力の違いから、
案内軸は両方向の回転を繰り返しながら一定方向
へ回転してゆく。したがつてベアリング2および
31と案内軸41との接触箇所は摺動体の移動に
伴なつて変化してゆくので、案内軸の同一箇所の
みが摩耗することがなくなる。
なお上記の実施例では、保持部材7の形状を左
右非対称としているが、これに限らず、溝42の
形状を左右非対称としてもよい。
右非対称としているが、これに限らず、溝42の
形状を左右非対称としてもよい。
以上述べたように本考案によれば、案内軸の摩
耗を防ぐことにより、部品寿命を長くしメインテ
ナンスコストの削減をはかつた摺動装置を簡単な
構成で実現できる。
耗を防ぐことにより、部品寿命を長くしメインテ
ナンスコストの削減をはかつた摺動装置を簡単な
構成で実現できる。
第1図イは従来の摺動装置の正面図、第1図ロ
は同じく要部側面図、第2図は本考案の一実施例
の要部構成説明図である。 1……摺動体、2,31……ベアリング、41
……案内軸、9……保持手段、θ……接触角度。
は同じく要部側面図、第2図は本考案の一実施例
の要部構成説明図である。 1……摺動体、2,31……ベアリング、41
……案内軸、9……保持手段、θ……接触角度。
Claims (1)
- 案内軸と、この案内軸を移動可能に挾持する少
くとも1対のベアリングを有する摺動体と、この
案内軸を保持する保持手段とを有する摺動装置に
おいて、前記ベアリングの内少なくとも1つにつ
いて前記案内軸に対する接触角度をわずかに傾け
るとともに、前記保持手段が前記案内軸を回動自
由に保持し、前記案内軸と前記保持手段との間の
摩擦力を案内軸の回転方向により異なるように構
成したことを特徴とする摺動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15954083U JPS6067424U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 摺動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15954083U JPS6067424U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 摺動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6067424U JPS6067424U (ja) | 1985-05-13 |
JPS6319624Y2 true JPS6319624Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=30351171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15954083U Granted JPS6067424U (ja) | 1983-10-14 | 1983-10-14 | 摺動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6067424U (ja) |
-
1983
- 1983-10-14 JP JP15954083U patent/JPS6067424U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6067424U (ja) | 1985-05-13 |
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