JPS6319505B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6319505B2
JPS6319505B2 JP54000564A JP56479A JPS6319505B2 JP S6319505 B2 JPS6319505 B2 JP S6319505B2 JP 54000564 A JP54000564 A JP 54000564A JP 56479 A JP56479 A JP 56479A JP S6319505 B2 JPS6319505 B2 JP S6319505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formanilide
sodium
carbon monoxide
alkali metal
potassium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54000564A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54100309A (en
Inventor
Uiriamu Mendaa Otsutoo
Rei Wairudaa Jen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Monsanto Co filed Critical Monsanto Co
Publication of JPS54100309A publication Critical patent/JPS54100309A/ja
Publication of JPS6319505B2 publication Critical patent/JPS6319505B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/02Preparation of carboxylic acid amides from carboxylic acids or from esters, anhydrides, or halides thereof by reaction with ammonia or amines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C231/00Preparation of carboxylic acid amides
    • C07C231/10Preparation of carboxylic acid amides from compounds not provided for in groups C07C231/02 - C07C231/08

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一酸化炭素からのぎ酸アミドの製法に
関する。本発明は特にニトロジアリールアミンに
変換するための第1級芳香族アミンのぎ酸誘導体
の製法に関する。本発明はアニリンおよび一酸化
炭素を出発物質としての4−ニトロジフエニルア
ミンの製造に利用される。ニトロジフエニルアミ
ンはゴム劣化防止剤のための重要な中間体であ
る。
一酸化炭素はアミンと直接化合してアミドにな
るがその際かなりの困難がある。適度の収率およ
び反応速度を得るために縮合の開始には適当な触
媒または促進剤を用いることが必要である。たと
えばホルムアミドを得るための一酸化炭素とアミ
ンとの縮合を開始させるにはアルカリ金属アルコ
ラートが知られている〔chem.Abstr.61,6913
(1964)参照〕。本発明はアミン類および一酸化炭
素からのアミドの生成を開始させるための新規な
改良された方式、およびニトロジアリールアミン
の製法の一部として特別の利点を有する方式を提
供するものである。
今や、本発明によれば、一酸化炭素およびアミ
ンの縮合はアルコール(好ましくはメタノール、
しかし一般には1〜5個の炭素原子を有する任意
の低級アルコールを使用してもよい)の存在下に
おけるアミンのホルミル誘導体のアルカリ金属塩
による開始されるということが発見された。かか
る発見は一酸化炭素とアミンとの縮合を開始させ
るための触媒としてニトロジアリールアミンのた
めのプレカーサーを選択しうるのでニトロジアリ
ールアミンの合成に重要である。この方法は生成
するホルムアミドの塩が所望される場合および特
にホルムアミドと塩との混合物が必要とされる場
合に特に価値がある。即ち、ニトロジアリールア
ミンの合成の前駆体であるホルムアミド類のアル
カリ金属塩が、本発明で使用される触媒そのもの
であることから、その触媒を除去することなく、
且つ悪影響を与えることなく、本発明により生成
したホルムアミド類を、更にそのアルカリ金属塩
へ、続いてニトロジアリールアミンへと変更する
ことが可能なのである。加えて、斯かる一連の反
応において、生成したニトロジアリールアミンの
合成の前駆体であるホルムアミド類のアルカリ金
属塩の一部を本発明の触媒として循環使用するこ
とができ、新たな触媒源を必要としないという利
点がある。この方法において反応性であるアミン
の例としてはたとえばN−低級アルキルアニリ
ン、ジアルキルアミン特に低級ジアルキルアミン
のような第1級および第2級のアミン類、たとえ
ばシクロ−ペンチルアミンおよびシクロヘキシシ
ルアミン、N−アルキルシクロアルキルアミンの
ようなシクロアルキルアミン類、アルキルアミン
類、たとえばベンジルアミンのようなアルアルキ
ルアミン類およびたとえばアニリンおよびナフチ
ルアミンのようなアリールアミン類をあげること
ができる。大気圧以上で反応器に仕込まれている
アルコールおよび一酸化炭素と一緒にたとえばア
ルカリ金属塩1モモル当たり約9〜10モルアミン
の割合でアミンおよびアルカリ金属塩を反応器に
仕込むことができる。
縮合を開始させる触媒を得るためには、N−ホ
ルミル芳香族のアルカリ金属塩がジメチルホルム
アミドまたはキシレン中で対応するアルカリ金属
アルコキシドから製造されうる。反応を完了させ
るためにアルコールは絶えず除去される。ナトリ
ウム塩製造のために適当な溶媒であるキシレンを
使用する場合には固体塩を撹拌下で分離せしめら
れる。ジメチルホルムアミドの場合には終始溶液
が存在しそして高沸点溶媒の屈折率が得られるま
で留出物の屈折計の読みを周期的にとる。
新規な化合物たるカリウムホルムアニリドは以
下のようにして製造されそして単離されうる。
122重量部(1.3モル)の45%水酸化カリウム、
300重量部のブタノールおよび100重量部のキシレ
ンから水を適当な水トラツプ中に除去することに
より1.3モルのカリウムブトキシドが製造される。
ついで周囲温度において250重量部のキシレン中
156重量部のホルムアニリドのスラリーに前記の
カリウムブトキシドを加える。容量を維持するた
めにキシレンを加えながら、塔頂留分の屈折率が
1.497になるまでブタノール−キシレンスラリー
を真空(100mmHg)蒸留する。スラリーを周囲温
度に冷却しそして窒素下で真空を解除する。つい
でスラリーを過しそして常にケーク上に液体層
を保ちながらキシレンをベンゼンに置き換える。
同様にしてベンゼンをヘキサンに置き換え、ヘキ
サン部分を手き抜きそしてケークを迅速に適当な
容器に移しついで乾燥させる。ジメチルホルムア
ミド、メタノールおよびブタノールに可溶性の結
晶性白色生成物が得られる。カリウムホルムアニ
リドは184〜186℃で融解する。会合されたホルム
アニリド−K−ホルムアニリド付加物は140〜145
℃で融解しそしてカリウムホルムアニリドのいく
つかの試料は示差走査熱量計において発熱性を示
す。
ナトリウムホルムアニリドは以下のようにして
製造されうる。200mlのキシレンに溶解した41.6
g(0.35モル)のホルムアニリドに約100mmHg圧
力下で80℃において撹拌しながらメタノール中
70.2g(0.325モル)の25重量%ナトリウムメト
キシドを滴加する。メタノールを蒸留しついで留
出物の屈折率がキシレンのそれ(1.497)になる
まで約85℃以下のポツト温度で高沸点溶媒を真空
蒸留する。固体のナトリウム塩を過により分離
しそして使用されるまで水分から保護する。
本発明の方法により製造されうるホルムアニリ
ドの代表例としてはたとえばホルムアニリド、m
−クロロホルムアニリド、p−クロロホルムアニ
リド、2−メチルホルムアニリド、3−メチルホ
ルムアニリド、4−メチルホルムアニリド、3−
エチルホルムアニリド、3,4−ジメチルホルム
アニリド、3−メトキシホルムアニリド、4−メ
トキシホルムアニリド、4−エチルホルムアニリ
ド、4−イソプロピルホルムアニリド、4−ブチ
ルホルムアニリド、3,4−ジクロロホルムアニ
リドおよび4−ニトロホルムアニリドをあげるこ
とができる。
実施例 1 ホルムアニリド 振盪器、サーモウエル、破裂板および冷却コイ
ルを備えた1容パール型オートクレーブ中に84
g(0.9モル)のアニリン、16g(0.1モル)のカ
リウムホルムアニリドおよび150gのメタノール
を入れる。オートクレーブを閉じそしてCOでパ
ージする。1気圧の蒸気(スチーム)で温度を
100℃に上昇させそして28Kg/cm2の圧力でCOを導
入する。吸収は迅速でありそして反応熱は殆んど
かまたは全く認められない。反応を31/2時間実
施し、オートクレーブを15℃に冷却しそして過剰
のCOを除去する。メタノールを蒸留により除去
し、キシレンを加えそして生成するキシレン溶液
を10mlの濃塩酸および200mlの水で洗浄する。有
機層を分離しついて気−液クロマトグラフイーに
より分析する。期待されるホルムアニリドの収率
は約93%である。
実施例 2 ホルムアニリド 実施例1に記載の反応器に84g(0.9モル)の
アニリン、14g(0.1モル)のナトリウムホルム
アニリドおよび150gのメタノールを入れる。オ
ートクレーブを閉じそして一酸化炭素でパージす
る。常圧蒸気でオートクレーブの温度を100℃に
上昇させそして一酸化炭素を31/2時間28Kg/cm2
の圧において導入する。ついで反応混合物を冷却
しそして排気しついでメタノールを蒸留により除
去する。キシレンを加えそしてキシレン溶液を
0.1モルの塩酸で洗浄してナトリウムホルムアニ
リドを加水分解しついで有機層を分離する。分析
結果はホルムアニリドの収率が約86%であること
を示す。
実施例 3 N−シクロヘキシルホルムアニリド 実施例1に記載の反応器に99gのシクロヘキシ
ルアミン、14g(0.1モル)のナトリウムホルム
アニリドおよび150gのメタノールを入れる。オ
ートクレーブを閉じそして一酸化炭素でパージ
し、常圧蒸気で100℃に温度を上昇させついで一
酸化炭素を約1時間28Kg/cm2において導入する。
ついで反応混合物を冷却しそして排気し、10mlの
濃塩酸を加えそして溶媒を蒸留により除去する。
ついでベンゼンを加えそしてベンゼン溶液を過
助剤床を通して過する。蒸留により3mmで118
〜130℃の沸点を有するN−シクロヘキシルホル
ムアミドが得られる。期待される収率は約79%で
ある。
実施例 4 N−メチルホルムアニリド 実施例1に記載の反応器に107g(0.1モル)の
N−メチルアニリン、14g(0.1モル)のナトリ
ウムホルムアニリドおよび150mlのメタノールを
仕込む。オートクレーブを閉じ、一酸化炭素をパ
ージしそして常圧蒸気で温度を100℃に上昇させ
る。ついで一酸化炭素を約30分間28Kg/cm2の圧力
で導入する。塩基性反応混合物を塩酸で中和しつ
いでキシレンで抽出する。気−液クロマトグラフ
イー分析はN−メチルホルムアニリドへの高い転
化率が得られることを示す。
前記反応にニトロジアリールアミン類の製造に
適用すると非常に効率のよい方法が得られる。一
般に、芳香族第1級アミンと一酸化炭素とを完全
にアミンのホルミル誘導体に縮合させた後後者は
全部または一部分適当な塩形成性剤によりそれの
ナトリウム塩、カリウム塩、ルビジウム塩または
セシウム塩に変換される。生成物の一部は芳香族
第1級アミンとの別の縮合を開始させるために一
酸化炭素反応器に循環される。生成物の他の部分
は反応性ハロゲン含有ニトロハロアレンと反応さ
せそして副生成物の一酸化炭素反応器に循環され
る。
p−ニトロクロロベンゼンとホルムアニリドの
塩との反応のためにはp−ニトロクロロベンゼン
1モル当たり1.0〜1.5モル、より好ましくか1.2〜
1.4モルのモル比でカリウム塩を使用するのが有
利である。必須ではないけれども、またカリウム
塩の外に反応混合物中にホルムアニリドが存在す
る方が好ましい。仕込まれるホルムアニリドのモ
ル量はカリウムホルムアニリドのモル量に等しい
かまたはそれ以上であることができるが、しかし
回収の問題を最小にしそして単位容量当たりの製
造を最大にするにはより少ない量が有利である。
好ましい範囲はp−ニトロクロロベンゼン1モル
当たり0.2〜0.7モル、好ましくは0.4〜0.5モルの
ホルムアニリドである。ホルムアニリドは極性溶
媒および反応促進剤として役立つ。好ましい反応
温度は155〜165℃である。
ホルムアニリドのナトリウム塩はカリウム塩よ
りも経済的であり、そしてジメチルホルムアミド
のような高価な特別の極性溶媒によらずに良好な
使量の4−ニトロジフエニルアミンを製造するた
めに充分高い割合のホルムアニリドにより活性化
される。一般に、ナトリウムホルムアニリド、ホ
ルムアニリドおよびp−ニトロクロロベンゼンを
反応させるにはp−ニトロクロロベンゼン1モル
当たり1.0〜1.5モルのナトリウムホルムアニリド
および0.4〜2.6モルのホルムアニリドを使用する
のが望ましいが、より好ましい割合はp−ニトロ
クロロベンゼン1モル当たり約1.3モルのナトリ
ウムホルムアニリドおよび約1.3〜1.6モルのホル
ムアニリドである。反応速度およびナトリウムホ
ルムアニリドからの収量はホルムアニリドのモル
比が1であるかまたはそれ以上、好ましくは1〜
2であり、そしてホルムアニリド対p−ニトロク
ロロベンゼンのモル比が1.3であるかまたはそれ
以上、好ましくは1.3〜2.6である場合に顕著であ
る。反応温度はカリウム塩に関する場合よりもナ
トリウム塩に関する場合の方が約20〜25℃高いで
あろう。すべての不活性溶媒はもし使用するなら
ば反応速度に悪影響を及ぼすので最小に保つべき
である。高いホルムアニリドレベルは4,4′−ジ
ニトロトリフエニルアミンの生成をほとんど排除
するがしかしジメチルホルムアミドをホルムアニ
リドの代わりに使用するとその量は数倍増加す
る。
ホルムアニリド中間体への縮合を開始させるた
めにカリウムホルムアニリドを使用する4−ニト
ロジフエニルアミンの製法に関して現在知られて
いる最良の方法はアニリン、メタノールおよび反
応開始作用量のカリウムホルムアニリドをオート
クレーブに仕込みそしてその中に一酸化炭素を供
給してホルムアニリドを生成させ、このホルムア
ニリドをカリウムホルムアニリドに変換するか、
または好ましくはカリウムホルムアニリド1モル
当たり0.15〜0.55モルのホルムアニリドのモル比
におけるカリウムホルムアニリドとホルムアニリ
ドとの混合物に変換し、混合物の一部をオートク
レーブに再循環し、残留物からメタノールを除去
し、好ましくは155〜165℃においてカリウムホル
ムアニリドおよび生成する4−ニトロジフエニル
アミンの1モル当たり0.5〜1.0モルのモル比にお
けるp−ニトロクロロベンゼンを加えることから
なる。副生成物たる一酸化炭素はオートクレーブ
に再循環される。
ホルムアニリド中間体への縮合を開始させるた
めにナトリウムホルムアニリドを使用する4−ニ
トロジフエニルアミンの製法に関して現在知られ
ている最良の方法はアニリン、メタノールおよび
反応開始作用量のナトリウムホルムアニリドをオ
ートクレーブに仕込みそしてその中に一酸化炭素
を供給してホルムアニリドを生成させ、製造され
たホルムアニリドをナトリウムホルムアニリド1
モル当たり0.25〜2.0モルのホルムアニリドのモ
ル比におけるナトリウムホルムアニリドとホルム
アニリドとの混合物に変換し、混合物の一部をオ
ートクレーブに再循環させ、残留物からメタノー
ルを除去し、好ましくは150〜205℃においてナト
リウムホルムアニリドおよび生成する4−ニトロ
ジフエニルアミンの1モル当たり0.5〜1.0モルの
モル比におけるp−ニトロクロロベンゼンを加え
ることからなる。
ナトリウム塩がニトロジアリールアミンの縮合
のための反応成分である場合には反応を促進する
に有効な反応促進作用量のカリウム、セシウムま
たはルビジウムの化合物あるいはこれらの混合物
を加えるのが有利である。かかる化合物において
促進剤の陰イオンは広い範囲で選択され、例とし
てはたとえばハロゲン、炭酸塩、重炭酸塩、硫酸
塩またはホルメート、アセテートおよびベンゾエ
ートのようなアシルあるいは芳香族第1級アミン
のホルミル誘導体からの陰オインがあげられる。
4−ニトロジフエニルアミン縮合のための促進剤
のモル比は通常p−ニトロクロロベンゼン1モル
当たり0.025〜1.0モル当量、好ましくは0.5〜0.7
モル当量の金属である。前記促進作用を示すには
単に少量の極性溶媒が必要とされる。
以下は芳香族アミンのホルミル誘導体と反応し
てニトロジアリールアミンを生成することのでき
るニトロハロアレンの具体例である。p−ニトロ
クロロベンゼン、o−ニトロブロモベンゼン、p
−ニトロクロロベンゼン、p−ニトロブロモベン
ゼン、m−ニトロクロロベンゼン、m−ニトロブ
ロモベンゼン、1−クロロ−2−メチル−4−ニ
トロベンゼン、1−クロロ−3−メチル−4−ニ
トロベンゼン、1−クロロ−2−ニトロナフタレ
ン、3,4−ジクロロニトロベンゼン、3−メチ
ル−4−クロロニトロベンゼン、2−メチル−4
−クロロニトロベンゼン、2−エチル−4−クロ
ロニトロベンゼン、2,3−ジメチル−4−クロ
ロニトロベンゼン、2,5−ジメチル−4−クロ
ロニトロベンゼン、3,5−ジメチル−4−クロ
ロニトロベンゼンおよびp−フルオロニトロベン
ゼン。
4−ニトロジフエニルアミンの反応は軟鋼、ス
テンレス鋼、ガラスまたはガラス張りの容器中で
実施されることができ、そして発生する一酸化炭
素は圧力容器であるホルムアニリド製造器に再循
環される。CO2で汚染されていない高純度COが
発生するのでより多くのホルムアニリドを生成さ
せるためにこれを再循環させることは適切であ
る。縮合が選択された終点に達した後アルカリ金
属ハライド副生成物は水洗により除去することが
でき、溶媒は蒸留により除去されそして残留物は
4−ニトロジフエニルアミンを晶出により回収す
るために約5℃に冷却される。
次にアニリンおよび一酸化炭素を出発物質とし
て用いた4−ニトロジフエニルアミンの製法を実
施例により説明する。
アルカリ金属ホルムアニリドの生成はナトリウ
ムメチラートの使用により説明されているけれど
も、この塩を製造するには他の方法を用いてもよ
い。ナトリウムメチラートに経路より好ましいナ
トリウム塩の製造を他の方法たとえば金属ナトリ
ウム、水素化ナトリウムまたはナトリウムアミド
を使用する方法が利用あるいは開発されうる。ホ
ルムアニリドがそれのナトリウム塩のための単な
る中間体として所望される場合にはかかる塩の生
成は中間体製造のための触媒作用を生じることが
認められる。逆に、中間体の生成を開始させるた
めにナトリウムメチラートを使用することは別の
触媒源を必要とししかもナトリウムメチラートが
第1段階で必要とされない場合にはより好ましい
であろう塩の製造のための他の方法の可能性を小
さくする。
実施例 5 実施例1に記載のオートクレーブに120g
(1.29モル)のアニリン、23g(0.16モル)のナ
トリウムホルムアニリドおよび190gのメタノー
ルを仕込む。オートクレーブを閉じ、一酸化炭素
でパージしそして一酸化炭素を28Kg/cm2の圧力下
に60〜65℃で4時間導入する。ついで生成するホ
ルムアニリドの一部をナトリウムホルムアニリド
に変換するために108g(0.50モル)の25%ナト
リウムメチラートを加える。ついで150mlのキシ
レンを加えそしてメタノールを約60〜70℃におい
て真空中で除去して残留物としてキシレン中にお
けるホルムアニリドとナトリウムホルムアニリド
との混合物を得る。残留物に78.5g(0.5モル)
のp−ニトロクロロベンゼンおよび18gの塩化カ
リウムを加える。ガス計量器が反応器および2段
(プレート)カラムに取付けられている。反応混
合物を加熱してそしてキシレンを170℃のポツト
温度まで蒸留により除去する。ついで170℃にお
ける加熱を約21/2時間続け、その間に21.1の
ガスが集められる。反応混合物を140℃に冷却し
そして150mlのキシレンを加える。キシレン溶液
を90℃における熱水で洗浄し、有機層を分離し、
5〜10℃に冷却しついで過する。フイルター上
の結晶性4−ニトロジフエニルアミンをキシレン
で洗浄しそして乾燥させて71.5gの生成物を得
る。母液は別の29.4gを含有する。特に、それは
痕跡量のp−ニトロクロロベンゼン以外に9.86%
アニリン、13.6%ホルムアニリド、1.32%ジフエ
ニルホルムアミジンおよび7.6%4−ニトロジフ
エニルアミンを含有する。p−ニトロクロロベン
ゼンの転化率は100%でありそして収率は94.2%
である。
前記操作を再循環に適応させるにはキシレンの
添加物に生成されるメタノール中におけるナトリ
ウムホルムアニリドとホルムアニリドとの混合物
の約25%をホルムアニリド製造器に再循環して次
のバツチのための触媒を得、そしてまた集められ
た一酸化炭素もホルムアニリド製造器に再循環さ
れる。塩化カリウムは他の促進剤たとえば塩化セ
シウム、炭酸ルビジウム、酢酸カリウム、安息香
酸カリウム、硫酸カリウムまたは臭化カリウムに
置き換えてもよい。強アルカリは副反応をもたら
しそして水酸化カリウムおよびりん酸トリカリウ
ムは劣悪な結果を与える。金属の促進効果はある
場合には陰イオンの悪作用により不明確になつて
しまうことがあるが、簡単な1〜2回に実験によ
つてあるカリウム、セシウムまたはルビジウム化
合物が反応を促進するに有効であるかどうかは判
定できる。
本発明を代表例により説明したけれども、本発
明はこれらに限定されるものではない。本明細書
において開示のため選択された本発明の実施例の
変更は本発明の趣旨を逸脱せずになされうるもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縮合を第1級アミンから誘導されたホルミル
    アミド誘導体のアルカリ金属塩及び低級アルコー
    ルの混合物により開始させることからなる一酸化
    炭素及び第1級アミンの縮合によるぎ酸アミドの
    製法。 2 アルカリ金属がナトリウム、カリウム、セシ
    ウム又はルビジウムであり、アミンがアニリンま
    たは1個或はそれ以上のアルキル、アルコキシ、
    フルオロ又はクロロの置換基により置換されたア
    ニリンでありそしてアルコールが6個より少ない
    炭素原子を有する前記特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3 アルカリ金属がナトリウムであり、アミンが
    アニリンでありそしてアルコールがメタノールで
    ある前記特許請求の範囲第1項の方法。 4 大気圧以上において反応器に仕込まれるアル
    コール及び一酸化炭素と一緒にアルカリ金属塩1
    モル当たり約9〜10モルのアミンの割合でアミン
    及びアルカリ金属塩を反応器に仕込む前記特許請
    求の範囲第2項記載の方法。
JP56479A 1978-01-05 1979-01-04 Manufacture of formamide and nitrodiarylamine Granted JPS54100309A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/867,091 US4140716A (en) 1978-01-05 1978-01-05 Process for making an amide of formic acid and forming nitrodiarylamine therefrom

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54100309A JPS54100309A (en) 1979-08-08
JPS6319505B2 true JPS6319505B2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=25349065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56479A Granted JPS54100309A (en) 1978-01-05 1979-01-04 Manufacture of formamide and nitrodiarylamine

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4140716A (ja)
JP (1) JPS54100309A (ja)
AU (1) AU522938B2 (ja)
BE (1) BE873197A (ja)
BR (1) BR7900037A (ja)
CA (1) CA1096883A (ja)
DE (1) DE2900266A1 (ja)
GB (1) GB2011902B (ja)
IN (1) IN150804B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210049115A (ko) 2018-09-07 2021-05-04 도판 인사츠 가부시키가이샤 증착 마스크 중간체, 증착 마스크, 및 증착 마스크의 제조 방법
US11499235B2 (en) 2017-10-13 2022-11-15 Toppan Printing Co., Ltd. Vapor deposition mask substrate, vapor deposition mask substrate manufacturing method, vapor deposition mask manufacturing method, and display device manufacturing method

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4302598A (en) * 1980-12-17 1981-11-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Recycling catalyst in preparation of dimethylformamide from dimethylamine and carbon monoxide
US4614817A (en) * 1983-12-19 1986-09-30 Monsanto Company Making nitrodiarylamines
US4565866A (en) * 1984-01-24 1986-01-21 Texaco Inc. Method for the preparation of formamides
US5117063A (en) * 1991-06-21 1992-05-26 Monsanto Company Method of preparing 4-aminodiphenylamine
US5331099A (en) * 1992-05-22 1994-07-19 Monsanto Company Process for preparing p-nitroaromatic amides and products thereof
US5552531A (en) * 1992-05-22 1996-09-03 Monsanto Company Process for preparing substituted aromatic azo compounds
US5252737A (en) * 1992-05-22 1993-10-12 Monsanto Company Process for preparing N-aliphatic substituted p-phenylenediamines
US5233010A (en) * 1992-10-15 1993-08-03 Monsanto Company Process for preparing isocyanate and carbamate ester products
US5451702A (en) * 1993-04-26 1995-09-19 Monsanto Company Process for preparing substituted aromatic amines
US5380946A (en) * 1993-07-30 1995-01-10 Monsanto Company Process for preparing p-nitroaromatic amides and products thereof
US5382691A (en) * 1993-11-05 1995-01-17 Monsanto Company Process for preparing substituted aromatic amines
US5840982A (en) * 1998-06-04 1998-11-24 Uniroyal Chemical Company, Inc. Process for preparing para-phenylenediamine derivatives
US6495723B1 (en) 2000-06-21 2002-12-17 Flexsys America Zeolite support loaded with a base material for use in the coupling of aniline and nitrobenzene
DE10139237A1 (de) * 2001-08-09 2003-03-06 Conti Temic Microelectronic Vorrichtung zur Entfernungsmessung
WO2013132290A2 (en) 2012-03-07 2013-09-12 Nocil Limited Improved process for preparing 4-aminodiphenylamine
US20240117149A1 (en) 2022-09-28 2024-04-11 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber - forming additives from end of life tires through syngas production
US20240124683A1 (en) 2022-09-28 2024-04-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Rubber - forming additives from biomass through syngas production

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA498077A (en) * 1953-12-01 Alexander H. Widiger, Jr. Manufacture of diphenylamine
US1777777A (en) * 1925-03-13 1930-10-07 Ig Farbenindustrie Ag Manufacture of aromatic derivatives of formamid
DE445774C (de) * 1925-03-14 1927-06-17 I G Farbenindustrie Akt Ges Verfahren zur katalytischen Herstellung aromatischer Amide der Ameisensaeure
DE1056619B (de) * 1956-11-29 1959-05-06 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 4-Nitro-diarylaminen
US3393241A (en) * 1965-03-22 1968-07-16 Universal Oil Prod Co Preparation of nitrodiarylamines
GB1455207A (en) * 1974-11-06 1976-11-10 Ici Ltd Substituted dinitro-diphenylamines and their pesticidal compositions

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11499235B2 (en) 2017-10-13 2022-11-15 Toppan Printing Co., Ltd. Vapor deposition mask substrate, vapor deposition mask substrate manufacturing method, vapor deposition mask manufacturing method, and display device manufacturing method
KR20210049115A (ko) 2018-09-07 2021-05-04 도판 인사츠 가부시키가이샤 증착 마스크 중간체, 증착 마스크, 및 증착 마스크의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CA1096883A (en) 1981-03-03
US4140716A (en) 1979-02-20
JPS54100309A (en) 1979-08-08
AU4313779A (en) 1979-07-12
DE2900266A1 (de) 1979-07-12
GB2011902A (en) 1979-07-18
GB2011902B (en) 1982-05-12
IN150804B (ja) 1982-12-18
BR7900037A (pt) 1979-08-07
DE2900266C2 (ja) 1988-01-14
BE873197A (fr) 1979-06-29
AU522938B2 (en) 1982-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6319505B2 (ja)
US4187248A (en) Making a nitrodiarylamine by reacting an alkali metal salt of a formamide with a nitrohaloarene
US4187249A (en) Promoting the reaction of sodium salts of formyl derivatives of aromatic amines to form nitrodiarylamines
US4614817A (en) Making nitrodiarylamines
JP2526661B2 (ja) フルオロアルキルビニル化合物の製造法
JP4412449B2 (ja) ジアミノレゾルシノール化合物の製造法
SU910113A3 (ru) Способ получени производных з-феноксибензальдегида
CN110734368A (zh) 一种布帕伐醌的制备方法
EP0055630B1 (en) Method for the preparation of fluorophthalamic compounds
US6353126B1 (en) Process for the production of malononitrile
US4231962A (en) 3-Phenoxybenzylideneamines and 3-benzylbenzylideneamines
JP5516567B2 (ja) 4−アミノ−2−アルキルチオ−5−ピリミジンカルバルデヒドの製法
BG64948B1 (bg) Метод за получаване на полихалогенирани паратрифлуорометиланилини
JPH0316345B2 (ja)
JPH04224535A (ja) 1,3,5−トリフルオロベンゼンの製法
CN113527191B (zh) 一种2,3-二氯-5-三氟甲基吡啶的制备方法
JPS597699B2 (ja) インドリン類の製造方法
CN115872889B (zh) 一种制备邻三氟甲基苯胺类化合物的方法
JPH03115255A (ja) 新規なヒドラジン誘導体
JPS639495B2 (ja)
JPS63162662A (ja) イソホロンジイソシアネ−トの製造方法
US5136035A (en) Catalytic synthesis of alkyl morpholinones
JP2662462B2 (ja) ビアリールの製造方法
JP4393839B2 (ja) 1,3−ジ−ハロ置換されたベンゼン誘導体の製造
KR820002042B1 (ko) 니트로디아릴아민의 제조방법