JPS6319496B2 - - Google Patents

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JPS6319496B2
JPS6319496B2 JP54056420A JP5642079A JPS6319496B2 JP S6319496 B2 JPS6319496 B2 JP S6319496B2 JP 54056420 A JP54056420 A JP 54056420A JP 5642079 A JP5642079 A JP 5642079A JP S6319496 B2 JPS6319496 B2 JP S6319496B2
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JP
Japan
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dimethyl
octadiene
cyclo
carboxylic acid
dimethylbicyclo
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JP54056420A
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Inventor
Yohan Myuruderu Aruberuteyusu
Yohanesu De Yongu Aaruderuto
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Publication date
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Publication of JPS54148764A publication Critical patent/JPS54148764A/ja
Publication of JPS6319496B2 publication Critical patent/JPS6319496B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/09Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis
    • C07C29/095Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis of esters of organic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/128Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by alcoholysis
    • C07C29/1285Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by alcoholysis of esters of organic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12CBEER; PREPARATION OF BEER BY FERMENTATION; PREPARATION OF MALT FOR MAKING BEER; PREPARATION OF HOPS FOR MAKING BEER
    • C12C11/00Fermentation processes for beer
    • C12C11/02Pitching yeast
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2602/00Systems containing two condensed rings
    • C07C2602/36Systems containing two condensed rings the rings having more than two atoms in common
    • C07C2602/44Systems containing two condensed rings the rings having more than two atoms in common the bicyclo ring system containing eight carbon atoms

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕
オクタノール−8の新規な製造方法およびこのよ
うにして製造したアルコールに関する。
1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8は高い熱安定性を有する公知の化合物で
あるために、英国特許出願第11586/77号に述べ
られているように潤滑油の添加剤を製造するのに
適した出発物質である。該化合物は更に芳香化学
製品を製造するための基本的な物質として使用す
ることもできる。
ジエイ.ケイ.ホワイトセル(J.K.
Whitesell)、アール.エス.マツトヒユーズ(R.
S.Matthews)およびピー.エイ.ソロモン(P.
A.Solomon)はテトラヘドロンレターズ
(Tetrahedron Letters)第19号,1976年,第
1549〜1552頁において、水とジオキサンとの混合
物に過塩素酸を含む溶液と1,5−ジメチル−
1,5−シクロ−オクタジエンとを反応させるこ
とによつて1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕
オクタノール−8を50%の収率で得ることができ
ると述べている。しかしながら過塩素酸の取扱い
は実際上欠点を有する。
本発明によれば、1,5−ジメチルビシクロ
〔3.2.1〕オクタノール−8の製造方法は1,5−
ジメチル−1,5−シクロ−オクタジエンを式
RCOOH(この式においてRは水素または置換さ
れたまたは置換されていない炭化水素基を表わ
す)で表わされるカルボン酸と反応させて1,5
−ジメチル−ビシクロ〔3.2.1〕オクタノール−
8のエステルを生成させ、このようにして生成し
たエステルを加水分解またはアルコーリシスさせ
て1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8を得ること、但し式RCOOHのカルボン
酸のpk−値が4よりも大きい場合には該ジエン
とカルボン酸との反応を酸性触媒の存在下に実施
すること、からなる。
酸RCOOHのpk−値が4よりも小さい場合に
は反応を触媒の不存在下で成しとげることができ
る。ぎ酸によつて極めて良好な結果が得られ、
pk−値が4よりも小さいその他の適当なカルボ
ン酸は例えば1個または1個よりも多いハロゲン
原子またはカルボキシル基、水酸基、シアノ基ま
たはニトロ基によつて置換されている、好ましく
は8個以下の炭素原子を有する脂肪族、脂環式お
よび芳香族カルボン酸である。1個または1個よ
りも多いハロゲン原子で置換されている2乃至5
個の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸、例えば
モノ−、ジ−およびトリフルオロ酢酸およびモノ
−、ジ−およびトリクロル酢酸が好ましい。4よ
りも小さいpk−値を有するその他の適当なカル
ボン酸の例はしゆう酸、シアノ酪酸、クロル安息
香酸、フタル酸、ニトロ安息香酸およびヒドロキ
シ安息香酸である。
2個またはそれよりも多い炭素原子を有する脂
肪族カルボン酸のような4よりも大きいpk−値
を有するカルボン酸は一般に1,5−ジメチル−
1,5−シクロ−オクタジエンと反応しないが、
これらの酸、好ましくは2〜8個、特に2〜5個
の炭素原子を有する脂肪族カルボン酸は例えば硫
酸、燐酸、p−トルエンスルホン酸のような酸触
媒または好ましくは酸性のイオン交換樹脂、例え
ば、強酸性の巨大網状陽イオン交換樹脂「アムバ
ーリスト(AMBERLYST)」15(BDH
Chemicals Ltd.製)の存在下において使用でき
る。
1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジ
エンと酸RCOOHとの反応は一般に0℃〜150℃
の温度で遂行する。所望ならば例えばCH2Cl2
CHCl3,CCl4,ベンゼン,トルエン,キシレンま
たはニトロメタンのような溶剤を添加してもよ
い。
1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジ
エンとぎ酸を40〜100℃の温度に加熱することに
よつて特に良好な結果が得られる。過剰のぎ酸、
例えばジメチルシクロ−オクタジエン1モル当り
2〜10モルのぎ酸を使用するのが好ましい。反応
後過剰のぎ酸を蒸留によつて除去しそしてその残
渣を加水分解またはアルコール化することができ
る。所望ならば常法にしたがい残渣を仕上処理す
ることによつてまず最初に1,5−ジメチルビシ
クロ〔3.2.1〕オクタノール−8のホルメートを
遊離してもよいが、これは必ずしも必要でない。
0〜10重量%の水を含むぎ酸を使用するのが好
ましいけれども、必要ならばこれよりも多い10〜
40重量%の水を含むぎ酸を使用することができ、
特に例えばアリクワツト(ALIQUAT)(トリ−
第二級オクチル−メチルアンモニウムクロライ
ド)(「ALIQUAT」は登録商標)のような相移
動触媒を反応混合物に添加した場合10〜40重量%
の水を含むぎ酸を使用することができる。
ホルメートの製造および生成したエステルの加
水分解またはアルコーリシスのいずれも実際上定
量的に進行するので、本発明方法によつて公知方
法よりも遥かに高い1,5−ジメチルビシクロ
〔3.2.1〕オクタノール−8の収率を得ることがで
きる。
この新規方法に適した出発物質は1,5−およ
び1,6−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジ
エンからなる混合物であつて、これはフランス特
許第1283217号明細書およびオランダ特許出願第
7800529号によればイソプレンの二量体化によつ
て得ることができる。反応混合物中に1,6−ジ
メチル−1,5−シクロ−オクタジエンが存在し
ていても所望のエステルの生成またはそれを反応
混合物から分離することを妨げない。
1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8のエステルの加水分解またはアルコーリ
シスは公知の方法によつて遂行できる。加水分解
は、例えばエステルを酸または塩基の水溶液とと
もに還流することによつて遂行してよい。例えば
水とアルコール、例えばメタノールまたはエタノ
ールとの混合物にアルカリ金属またはアルカリ土
類金属の水酸化物を含む溶液とともにエステルを
沸騰させることにより良好な結果を得ることがで
きる。
本発明方法において中間製品として得られる
1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕−オクタノー
ル−8とカルボン酸RCOOHとのエステルは新規
化合物である。Rが随意にアミノ基で置換されて
いる脂肪族または芳香族炭化水素基を表わすカル
ボン酸RCOOHから誘導されたエステルは本出願
と同じ出願日を有するオランダ特許出願第
7805143号の主題になつている芳香化学製品であ
る。本発明は特にRがアミノ基以外の1個または
それ以上の基によつて置換されている置換脂肪族
炭化水素基または置換芳香族炭化水素基を表わす
このような新規のエステルに関する。
ここに本発明を以下の実施例を参照して説明す
る。
実施例 A 1,5−ジメチルビシクロ−〔3.2.1〕オクタ
ノール−8のホルメートの製造 98−100%ぎ酸420ml(11.46モル)を丸底フラ
スコの中に入れ、そしてこのぎ酸の中に激しく撹
拌しながら430mlのジメチル−1,5−シクロ−
オクタジエン(1,5−ジメチル−1,5−シク
ロ−オクタジエン80重量%と1,6−ジメチル−
1,5−シクロ−オクタジエン20重量%との混合
物)を60℃の温度において1.5時間の時間をかけ
てポンプで導入した。ジメチルシクロ−オクタジ
エンの転化が完了した。60℃における真空蒸留に
よつてぎ酸の90%を除去すると二環式オレフイン
を除去され、これはペンタンによる抽出によつて
遊離させた。残渣を200mlのペンタン中にとり、
そして水および重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し
た。硫酸ナトリウム上で乾燥させた後ペンタンを
蒸留により除去し、そして真空中で分別蒸留し
た。133Paにおいて68℃の沸点を有する1,5−
ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノール−8の
ホルメートの収量は392g(2.15モル;1,5−
ジメチル−1,5−シクロ−オクタジエンを基に
計算して97%)であつた。ガスクロマトグラフイ
によつてその純度は99%以上であることがわかつ
た。生成物は赤外スペクトルおよびNMRスペク
トルの測定によつて固定した。赤外スペクトルは
1000,1185および1730cm-1であつた。このホルメ
ートはシン異性体92重量%とアンチ異性体8重量
%から構成されていた。
10重量%の水を含むぎ酸で実験を繰返したと
き、ホルメートの収率は1,5−ジメチル−1,
5−シクロ−オクタジエンを基に計算して94.8%
であつた。更に、これより多い水を含む(40重量
%)ぎ酸を使用した場合には妥当な収率を得るた
めに相移動触媒(ALIQUAT)を添加する必要
のあることがわかつた。
B 1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕−オクタ
ノール−8の製造 1 加水分解による 1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8のホルメート182gを100mlのメタノール
に溶解し、そしてその溶液をNaOH50g、水50
mlおよびメタノール200mlの混合物にゆつくりと
加えた。発熱反応が終つた後、生成物を10分間還
流させた。メタノールを真空蒸留によつて除去
し、そして残渣にペンタンを加えた。水洗および
硫酸ナトリウム上における乾燥の後、ペンタン溶
液を濃縮し、そして冷却することによつて結晶質
の1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8 152gが定量的な収率で得られた。そ
の構造を赤外スペクトルとNMRスペクトルを測
定することによつて確認した。シン異性体とアン
チ異性体との重量比は92:8であつた。
2 アルコーリシスによる 1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノ
ール−8のホルメート8.8gを50mlの無水メタノ
ールに溶解し、そしてその溶液に10mgのナトリウ
ムを添加した。4時間還流した後メタノールと生
成したメチルホルメートを蒸留によつて除去しそ
して残渣をペンタン中にとつた。その溶液を水洗
しそして硫酸ナトリウム上で乾燥させた。ペンタ
ンを蒸留によつて除去すると純度98%を越える結
晶性の生成物6gが得られた。
実施例 A 1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタ
ノール−8のアセテートの製造 a 20.4gのジメチル−1,5−シクロ−オク
タジエン(1,5−ジメチル−1,5−シク
ロ−オクタジエン80重量%と1,6−ジメチ
ル−1,5−シクロ−オクタジエンとの混合
物)を100mlの酢酸に溶解し、そして2gの
「アムバーリスト(AMBERLYST)」15を添
加した後激しく撹拌しながら還流させた。6
時間後の転化率は98%であつた。反応混合物
を過、水洗し、そしてペンタンで抽出し
た。ペンタン溶液を水と重炭酸ナトリウム水
溶液で洗浄し、乾燥、蒸発させ、そして分別
蒸留した。所望のアセテートの収率は53.3%
であつた。シン異性体とアンチ異性体との重
量比は85:15であつた。
b 13.6g(0.1モル)のジメチル−1,5−
シクロ−オクタジエン(1,5−ジメチル−
1,5−シクロ−オクタジエン80重量%と
1,6−ジメチル−1,5−シクロ−オクタ
ジエン20重量%との混合物)を60mlの酢酸に
溶解した。その溶液を12℃に冷却し、そして
激しく撹拌しながら0.5mlの硫酸を少しずつ
加えた。この間に温度は39℃まで上昇した。
更に室温で2時間経過した後のジメチルシク
ロ−オクタジエンの転化率は98%であり、そ
して反応混合物をa)に述べた方法によつて
仕上処理した。所望のアセテートの収率は24
%であつた。シン異性体とアンチ異性体との
重量比は85:15であつた。
B 1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕−オクタ
ノール−8の製造 50mlのメタノールに1,5−ジメチルビシクロ
〔3.2.1〕オクタノール−8のアセテート19.6gを
含む溶液に水10mlとメタノール90mlに13.2gの水
酸化カリウムを含む溶液を加えた。その混合物を
2時間還流させた。次いで蒸留によつてメタノー
ルを除去し、そして水とペンタンを残渣に加え
た。ペンタン層を水洗してから硫酸ナトリウム上
で乾燥させた。ペンタン溶液を濃縮すると融点43
℃を有する結晶性の生成物が得られ、その収量は
定量的であつた。
実施例 136gのジメチル−1,5−シクロ−オクタジ
エン(1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オク
タジエン80重量%と1,6−ジメチル−1,5−
シクロ−オクタジエン20重量%との混合物)を撹
拌しながら30分かけて178gのトリクロル酢酸に
加えて1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オク
タン−8−イルトリクロルアセテートを生成させ
た。(3.44,3.53,5.73,6.94,7.32,8.08,8.92,
9.12,9.50,9.98,10.30,10.70,11.60,11.90,
12.20,12.92,13.35および14.85ミクロンにおけ
る赤外スペクトル)氷で冷却することによつて温
度が25℃以下に留まるように注意した。次いで氷
浴を取りはずしてから更に3時間撹拌を続け、そ
の間温度は29℃に上昇した。この反応混合物に水
200ml中55gの水酸化ナトリウムを含む溶液を撹
拌しながら徐々に加えた。氷で冷却することによ
つて温度を20℃以下に保つた。得られた混合物を
シクロヘキサンで抽出し、その抽出物を硫酸マグ
ネシウム上で乾燥させた。蒸留によつて溶剤を除
去したとき54重量%の1,5−ジメチルビシクロ
〔3.2.1〕オクタノール−8を含む残渣148gが得
られた。
実施例 50gのジクロルメタンに13.6gのジメチル−
1,5−シクロ−オクタジエン(1,5−ジメチ
ル−1,5−シクロ−オクタジエン80重量%と
1,6−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジエ
ン20重量%との混合物)を含む、氷で冷やした溶
液に撹拌しながら11.4gのトルフルオロ酢酸11.4
gを35分間かけてゆつくりと加えた。次いで氷を
除去して反応混合物が室温に達した後それを重炭
酸ナトリウム水溶液で洗浄した。硫酸マグネシウ
ム上で乾燥させてから反応混合物を蒸発させると
主に1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタ
ン−8−イルトルフルオロアセテートからなる残
渣21.2gが得られた。(3.44,3.51,5.67,6.95,
7.40,7.50,8.30,8.70,9.14,10.13,10.27,
10.50,13.04,13.66および14,13ミクロンにおけ
る赤外スペクトル)。この残渣5gに水10mlとメ
タノール5ml中4gの水酸化ナトリウムを含む溶
液を加えるとその間の温度は30℃に上昇した。3
時間後常法にしたがつて反応混合物を仕上処理す
ると1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタ
ノール−8からなる残渣3.45gが得られた。赤外
スペクトル:1045;1100;1430;2800および2840
cm-1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,5−ジメチル−1,5−シクロオクタジ
    エンを式RCOOH(この式においてRは水素また
    は置換されたまたは置換されていない炭化水素基
    を表わす)で表わされるカルボン酸と反応させて
    1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オクタノー
    ル−8のエステルを生成させ、そしてこのように
    生成したエステルを加水分解またはアルコーリシ
    スさせて1,5−ジメチルビシクロ〔3.2.1〕オ
    クタノール−8を得ること、但し式RCOOHのカ
    ルボン酸のpk−値が4よりも大きい場合には該
    ジエンとカルボン酸との反応を酸性触媒の存在下
    に実施すること、を特徴とする1,5−ジメチル
    ビシクロ〔3.2.1〕オクタノール−8の製造方法。 2 カルボン酸が1個または1個よりも多いハロ
    ゲン原子で置換された2個ないし5個の炭素原子
    を有する脂肪族カルボン酸であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲1記載の方法。 3 カルボン酸が2個ないし8個の炭素原子を有
    する置換されていない脂肪族カルボン酸であり、
    そして反応を酸性イオン交換樹脂の存在下におい
    て遂行することを特徴とする、特許請求の範囲1
    記載の方法。 4 1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタ
    ジエンとカルボン酸RCOOHとの反応を0ないし
    150℃の温度において遂行することを特徴とする、
    特許請求の範囲1乃至3のいずれかに記載の方
    法。 5 1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタ
    ジエンをぎ酸とともに40℃ないし100℃の温度に
    加熱することを特徴とする、特許請求の範囲1記
    載の方法。 6 1,5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタ
    ジエン1モル当り2ないし10モルのぎ酸を使用す
    ることを特徴とする、特許請求の範囲1または5
    記載の方法。 7 0〜10重量%の水を含むぎ酸を使用すること
    を特徴とする、特許請求の範囲1,5または6の
    いずれかに記載の方法。 8 10〜40重量%の水を含むぎ酸を相移動触媒の
    存在下において使用することを特徴とする特許請
    求の範囲1,5または6のいずれかに記載の方
    法。 9 イソプレンの二量体化によつて得られた1,
    5−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジエンと
    1,6−ジメチル−1,5−シクロ−オクタジエ
    ンからなる混合物を出発物質として使用すること
    を特徴とする、特許請求の範囲1ないし8のいず
    れかに記載の方法。
JP5642079A 1978-05-12 1979-05-10 Manufacture of 1*55dimethylbicyclo*3*2*1*octanol 8 Granted JPS54148764A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL7805142A NL7805142A (nl) 1978-05-12 1978-05-12 Werkwijze ter bereiding van 1,5-dimethylbicyclo(3,2,1)- octanol-8.

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Publication Number Publication Date
JPS54148764A JPS54148764A (en) 1979-11-21
JPS6319496B2 true JPS6319496B2 (ja) 1988-04-22

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ID=19830825

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5642079A Granted JPS54148764A (en) 1978-05-12 1979-05-10 Manufacture of 1*55dimethylbicyclo*3*2*1*octanol 8

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JP (1) JPS54148764A (ja)
AU (1) AU528874B2 (ja)
BE (1) BE876160A (ja)
BR (1) BR7902859A (ja)
CA (1) CA1153009A (ja)
CH (1) CH646679A5 (ja)
DE (1) DE2918900A1 (ja)
ES (1) ES480432A1 (ja)
FR (1) FR2426034A1 (ja)
GB (1) GB2020658B (ja)
IT (1) IT1113343B (ja)
NL (1) NL7805142A (ja)
NO (1) NO152369C (ja)
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