JPS63194694A - ミシン - Google Patents

ミシン

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Publication number
JPS63194694A
JPS63194694A JP2671087A JP2671087A JPS63194694A JP S63194694 A JPS63194694 A JP S63194694A JP 2671087 A JP2671087 A JP 2671087A JP 2671087 A JP2671087 A JP 2671087A JP S63194694 A JPS63194694 A JP S63194694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle bar
needle
work cloth
shaft
sewing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP2671087A
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English (en)
Inventor
裕之 三井
森井 敏
邦彦 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63194694A publication Critical patent/JPS63194694A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はミシンに関するものである。
(従来の技術) 従来のミシンとしては、例えば、水平軸線の周りで揺動
可能な針棒支持体を設けると共に、その針棒支持体には
下端に針を有する針棒を上下動可能に支持し、針棒支持
体を揺動させなから針棒を上下動させることによって加
工布に針による送りを付与すると共に、縫目を形成する
ようにしたものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この従来のミシンにおいては、針棒支持体の
揺動端にて針棒が傾斜配置された状態で、上下動される
ため、針が加工布を貫通する位置と針が釜と出合う位置
との対応関係が布送り方向にずれて、加工布にしわが発
生し易いという問題があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
であって、その目的は針が加工布を貫通する位置と針が
釜と出合う位置との対応関係が布送り方向にずれるのを
未然に防止して、加工布にしわが発生することを防ぐこ
とができ、しかも針による布送りと加工布保持手段用の
移動手段による布送りとを等速で行うことができるミシ
ンを提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明においては、加
工布支持面上において加工布を保持する保持手段と、加
工布支持面と交わる任意の平面内で加工布支持面とほぼ
平行に往復移動可能な針棒支持体と、その針棒支持体に
上下動可能に支持され下端に針を有する針棒と、前記針
の上下動に同期して前記保持手段を加工布支持面上で予
め定められた方向へ移動させる移動手段と、前記針棒支
持体が往復移動する移動平面の向きを前記保持手段の移
動方向と同一に設定する設定手段とを備え、前記設定手
段によって設定された移動平面内で、前記保持手段の移
動に同期して前記針棒支持体を往復移動させるように構
成している。
(作用) 従って、上記の構成によりこの発明においては、設定手
段によって、針棒支持体の移動方向を保持手段の移動方
向と同一に設定することにより、針棒支持体は加工布支
持面と交わる任意の平面内で加工布支持面とほぼ平行に
、保持手段の移動に同期して往復移動される。又、前記
針棒を加工布支持面にほぼ直交する軸線に沿って上下動
でき、針が加工布に貫通する位1と、釜に出合う位置と
が布送り方向へずれることはない。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って詳
細に説明する。
〔布送り装置〕
第3図に示すようにミシンのフレーム1はアーム部2と
ベッド部3とから構成され、第2図に示すように機台4
はベッド部3の左右両側に配設されている。テーブル5
は機台4の前方においてベッド部3上に配設されている
。フレーム1の前方に配設した移動フレーム6は一対の
支持レール7に沿ってY方向(前後方向)へ移動可能に
配設され、Y方向送り用パルスモータ(以下Yモータと
いう)8により、ピニオン9とラック10との噛み合い
を介してY方向へ移動される。
キャリッジ11は前記移動フレーム6上の案内レール1
2に沿弓てX方向へ移動可能に配設されている。スプラ
イン軸13はキャリッジ10に挿通され、そのスプライ
ン軸13がX方向送り用パルスモータ(以下Xモータと
いう)14によって歯車列15を介して回転されること
により、キャリッジ11がX方向へ移動される。パレッ
ト17はクランプ18によってキャリッジ11に着膜可
能に装着され、加工布16はパレット17上に配置され
た保持枠(図示略)番ζよって保持される。
そして、パレット17がキャリッジ11と一体にテーブ
ル5上の加工布支持面19に沿ってX、 Y方向へ移動
されることにより、加工布16に同方向の送りが付与さ
れる。なお、保持手段は前記パレッ)17及びクランプ
18等を含み、移動手段はXモータ14.Yモータ8及
びキャリッジ11等を含んでいる。
〔針棒支持体の移動案内装置〕
針棒支持体20はミシンのアーム部2内において加工布
支持面19とほぼ直交する任意の平面内で加工布支持面
19とほぼ平行な方向へ往復感動可能に配設され、その
針棒支持体20の移動方向を設定する移動方向設定手段
は針棒支持体20の上下両部に対応するように設けられ
ている。
即ち、筒状の3個の駆動体21,22.23は針棒支持
体20の上下両部に対応してアーム部2の上下両部に回
転可能に装着され、それらの外周には歯車24が形成さ
れている。各駆動体21゜22.23に針棒支持体20
を連結する連結体25.26.27はその基端において
針棒支持体20の上下各部に回動可能に装着され、先端
部が駆動体21,22.23内に配置されている。
各駆動体21.22.23に対応する3個の案内軸28
,29.30は加工布支持面19とほぼ45度で交わり
、且つ互いに平行に延びる軸線上に配置されていて、そ
れぞれ各連結体25,26゜27に軸受31を介して挿
通されると共に、両、端において各駆動体21,22.
23に支承されている。上下に延びる駆動体回転軸32
はアーム部2に回転可能に支持され、その上下両端に装
着された伝達歯車33.34の内、上方の歯車33が駆
動体21の歯車24に噛み合わされ、下方の歯車34が
各駆動体22.23の歯車24に噛み合わされている。
又、駆動体回転軸32は第10図に示す移動方向設定用
のモータ35によって回転駆動される。
そして、前記各駆動体21〜23.連結体25〜27.
案内軸28〜30.駆動体回動軸32及びモータ35等
によって針棒支持体20の移動方向設定手段36が構成
され、各駆動体21〜23が前記モータ35によって同
時に同一方向へ同一角度回動されるようになっており、
その回転角度に応じて針棒支持体20の移動方向が変更
設定される。
〔針棒支持体駆動機構〕
第1.4.5図に示すように、アーム部2内において前
後に延びる筒状の回転体40はブラケット41によって
回転可能に支持され、回転体40と同一軸線上に位置す
る回転軸42はブラケット43により軸受44を介して
回転可能に支持されている。そして、回転軸42の前端
にはその回転中心から半径方向にわずか偏心した位置に
おいて偏心部45が一体に突出形成され、その偏心部4
5が前記回転体40内に配置されている。この偏心部4
5にはリング46が回転可能に装着されている。回転体
40の前部内方に配置された作動ブロック47は回転軸
42と直交する面内において互いに平行に延びる一対の
案内軸48を備え、両案内軸48がその中間部において
作動ブロック47に固定されると共に、それらの両端が
軸受49を介して回転体40に移動可能に支持されてい
る。
この作動ブロック47はその後側部分に小判型に形成さ
れた長孔50を備え、その長孔50に前記リング46が
係合されている。又、前記回転体40はその後側部外周
に歯車51を備え、その歯車51に噛合する歯車(図示
路)を備えた針送り全設定用のモータ52 (第10図
参照)によって回動される。そして、モータ52によっ
て回祉体40が回動されることにより、前記案内軸48
の傾斜角度が水平面に対して変更される。一方、作動ブ
ロック47の前面に突設した軸にはリング53が回転可
能に支持されると共に、前記針棒支持体20の上部には
左右に延びる長孔54が形成され、前記リング53が長
孔54に係合されている。
従って、前記回転軸42が回転された時、案内軸48の
傾斜角度に応じ、リング46と長孔50との係合を介し
て作動ブロック47が案内軸48に沿って移動され、そ
の上下方向の移動成分に応じ、リング53と長孔54と
の係合を介して針棒支持体20に上下運動が付与される
。そして、この上下運動に基づいて針棒支持体20が前
記移動方向設定手段36の各案内軸28〜30に沿って
移動されることにより、針棒支持体20に加工布支持面
19とほぼ平行な方向へ向かう移動力が付与される。
第3図に示すように、ミシン主軸55はアーム部2内に
おいて前後に延びる軸線上に回転可能に支持され、ミシ
ンモータ56により各プーリ57゜58及びベルト59
を介して回転される。一方、前記回転軸42及びミシン
主軸55はその後端部及び中間部に同一の外径を有する
プーリ60,61を備え、両プーリ6o、5iraに掛
装されたベルト62により、ミシン主軸55の回転が回
転軸42に伝達される。そして、前記ミシンモータ56
、各プーリ57,58,60,61.ベルト59.62
.回転軸42及び作動ブロック47等により支持体駆動
手段63が構成されている。
〔針棒駆動機構〕
第1,3図に示すように、下端に針71を有する針棒7
0は前記連結体25の基端部及び案内体72を介して前
記針棒支持体20に上下動可能に支持されている。針棒
駆動機構73はミシン主軸55の前端と針棒70との間
に配設されている。
即ち、ウェイト74はミシン主軸55の前端に装着され
、そのウェイト74にはクランクビン75が突設されて
いる。
一方、針棒抱き76は針棒70の中間部に固着され、こ
の針+*mき76及び前記クランクピン75にはジヨイ
ントブロック77.78がそれぞれ回動可能に装着され
ている。そして、各ジヨイントブロック77.78を連
結するクランクシャフト79はその両端にジヨイント8
0を備え、そのジヨイント80が各ジヨイントブロック
77.78内に回動可能に収容されている。
上下に延びる案内レール81は針棒支持体20の起立部
82に装着されると共に、前記下方のジヨイントブロッ
ク77はスライダ83を備え、そのスライダ83が案内
レール81に沿って上下動可能に係合されている。
そして、ウェイト74の回転時には、両ジヨイントブロ
ック77.78. クランクシャフト79及び針棒抱き
76を介して針棒70が上下動される。この時、下方の
ジヨイントプロ・ツク77の上下動がスライダ83と案
内レール81とによって案内される。
第1図及び第4図に示す天秤84はその中間軸部85に
おいてアーム部2内の支持体86に回動可能に支持され
、その糸掛は部87がアームgIS2の外方へ突出して
いる。天秤84の下方軸部88は前記ジヨイントブロッ
ク78に装着された天秤滑り子89にスライド可能に挿
入されている。そして、ウェイト74の回転時には、前
記ジヨイントブロック78及び天秤滑り子89を介して
天秤84に中間軸部85を中心とする回動運動が付与さ
れ、糸掛は部87が上下動される。
〔釜作動機構〕
前記ミシン主軸55と平行に前後に延びる一対のガイド
軸100は、第7図〜第9図に示すように、ベッド部3
に設けた支持片101に架設され、釜土台102は前記
ガイド軸100に移動可能に支持されている。上下に延
びる釜駆動軸103は釜土台102に回転可能に支持さ
れ、その上端には釜104が装着されると共に、下端近
傍には被動はすば歯車105が装着されている。一方、
ミシン主軸55と平行に延びる下軸106はベッド部3
内に回転可能に支持され、前記釜土台102に挿通され
ている。前記下軸106に設けたスプライン軸部107
は釜土台102に形成した切欠部108内に配置され、
スプライン軸部107の外周にはそのスプライン軸部1
07に沿って軸方向へ移動可能でかつスプライン軸部1
07と一体回転可能な筒体109が装着されている。
この筒体109の外周に固着された駆動はすば歯車11
0は前記釜駆動軸103上の被動はすば歯車105に噛
み合わされている。スラスト軸受111.112は筒体
109の両端において下軸106に挿通され、内方のス
ラスト軸受111が筒体109と切欠部108の内面と
の間で挟持されている。又、外方のスラスト軸受112
はカバー113によって覆われ、そのカバー113の内
面と釜土台102の外側面との間で挟持されている。そ
して、釜土台102がガイド軸100に沿って移動され
る時、前記両スラスト軸受111゜112を介して筒体
109が下軸106のスプライン軸部107上を釜土台
102と一体に移動される。
第3図に示すように、上下に延びる連結軸114はミシ
ンのフレーム1内に回動可能に支持され、その下端がリ
ンク115及び連結環116を介して釜土台102の下
部に連結されている。又、連結軸114の上端はリンク
117.自在継手118及び連結ロッド119を介して
前記針棒支持体20の下部に連結されている。そして、
針棒支持体20が各案内軸28〜31に沿って往復移動
される時、自在継手118.連結ロッド119及びリン
ク117を介して連結軸114が回動され、その回動に
伴い、リンク115及び連結環116を介して釜土台1
02が前記針棒支持体20と一体に往復移動されて針棒
70と釜104との相対位置が常に一定に保持される。
第3図に示すように、プーリ120,121はそれぞれ
ミシン主軸55の後端近傍及び下軸106の後端に装着
され、両プーリ120.121間にはベルト122が1
卦装されている。そして、ミシン主軸55の回転に伴い
、前記両プーリ120゜121及びヘルド122を介し
て下軸106が回転され、その回転に伴い、スプライン
軸部107と筒体109との噛合及び両はすば歯車の噛
合を介して釜104が回転される。
〔上糸供給経路〕
第2図に示すように、先立て台140及び糸案内141
はアーム部2の後方において機台4上に支持棒142に
より支持されている。そして、上糸143は前記先立て
台140上の糸巻144から糸案内141.アーム部2
上の複数の糸案内145、糸調子器146及び天秤84
の糸掛は部87を経て針71に挿通される。
〔電気的構成〕
第10図に示すように、この実施例におけるミシンは縫
製データを入力するためのプログラミング装置130を
備えている。縫製データは第13図に示すような所定の
縫製パターンの形成に必要な複数針分のデータからなっ
ている。そして、1針分の縫製データは下記の記号で示
すものから構成されている。
X:Xモータの駆動パルス数、即ちX方向のキャリッジ
移動量 Y:Yモータの駆動パルス数、即ちY方向のキャリッジ
移動量 θ:送り方向の変更角度、即ち各駆動体21〜23の回
動角度 A:針の振幅量、即ち回転体40の回転角度又、1針毎
の縫製データは、8ビツトのコントロールデータを含ん
でおり、そのコントロールデータは第12図に示すよう
に、 (a)送り変更方向(各駆動体21〜23の回動力向)
を表すデータ(前記θの符号で表され、十の時は時計方
向、−の時は反時計方向)(b)送り方向(キャリッジ
11の移動方向)を表すデータ(前記X、 Yの符号で
表され、十の時は右方及び後方、−の時は左方及び前方
)(c) ミシンモータの回転速度制御及び停止制御用
データ より構成されている。
そして、これらの縫製データは前記プログラミング装置
130の操作によって1針分毎に入力される。
設定手段としてのcpu <中央処理装置)131は前
記縫製データを縫製パターン毎に記憶するためのフロッ
ピィディスク装置132を備えている。そして、スイッ
チ群133の内のデータ選択スイッチが操作された時、
CPU131は1個の縫製パターンに対応する縫製デー
タをフロンビイディスク装置132から読み出してRA
M (ランダムアクセスメモリ)134に一時的に記憶
する。
CPUI 31はミシン全体の作動を制御するためのプ
ログラムを記憶したROM(リードオンリーメモリ)1
35を備えている。又、同期信号発生装置136はミシ
ン主軸55の回転に伴って同期信号を発生し、その信号
をCPU131に出力する。そして、CPU 131は
ROMI 35(7)制御プログラムに従い、前記RA
M134に記憶された縫製データ及び同期信号発生装置
136からの同期信号に基づき、各モータドライバ13
7を介して各モータ8,14,35,52.56の駆動
を制御する。
次に、上記のように構成されたミシンの作用を説明する
第14図に示すステップSt(以下、単に31という、
他のステップについても同様)で、スイッチ群133の
内の電源スィッチを動作させると、ROM135に記憶
された制御プログラムに基づいてCPU131は以下に
述べる処理を行う。
先ず、CPU131はS2でキャリッジ11を所定の縫
製原点まで移動させる。次に、加工布がキャリッジ11
のパレット17上にセットされてスイッチ群133の内
の布セツトスイッチからセット信号が入力されると、S
3の判別結果がYESになり、S4へ進む・。$4でC
PU131は11固の縫製パターンに対応する複数針分
の縫製データがフロッピィディスク装置132からRA
M134に転送されているか否か判別し、Noの場合に
は、次の35でデータ転送処理を行ってRAMl34に
記憶させる。
S4の判別結果がYESの場合、CPtJl 31は第
12図に示すRAMl34の記憶領域から1針目の縫製
データを読み出し、そのデータに基づいてキャリッジ1
1を縫製原点から1針目の8製位置まで移動させる(S
6)。次に、S7でCPU131は押え足制御用電磁ソ
レノイドを駆動制御して押え足(いずれも図示略)を布
押え位置まで下降させる。
そして、S8で、CPU131はミシンモータ56を回
転させる。それにより、ミシン主軸55が回転され、そ
の一回転に伴って同期信号発生装置136から同期信号
が出力される毎に、cpu131は各針目のデータをR
AM134から順次読み出して、各モータ52.35,
14.8に出力する(S9,5IO)。そして、RAM
134から読み出したデータ中に、縫製パターンの縫製
終了を表すミシンモータ停止データ或いは、次の縫製パ
ターンの縫製に進むための早送りデータがあった場合に
は、Sllの判別結果がYESになり、CPU131は
糸切り装置(図示略)によって糸切り動作を行わせた後
、針棒70が所定の位置で停止するようにミシンモータ
56の回転を停止させる(812〜514)。
そして、この実施例では前記の89〜Sllまでの動作
に基づいて実際の縫製が行われる。即ち、ミシン主軸5
5が回転されると、針棒駆動機構73が作動され、その
作動に伴って針棒70が上下動される。又、前記ミシン
主軸55の回転に伴い、各プーリ60,61及びベルト
62を介して回転軸42と共に偏心部45が回転される
。従って、作動ブロック47が案内軸48の軸線方向へ
移動され、その案内軸48の傾斜角度(前記データA)
に応じ、その作動ブロック47上のリング53と針棒支
持体20の長孔54との係合を介して針棒支持体20に
上下運動が付与される。この時、針棒支持体20の移動
方向は前記移動方向設定手段36の各案内軸28〜30
の配置向き(前記データθ及びその符号データ)によっ
て決定され、針棒支持体20はその方向に移動される。
そして、第1図の矢印で示すように、針71が下動され
て加工布16に突き刺さった後、はぼ水平方向へ往動さ
れてその針71による送りが加工布16に付与され、次
いで針71が上動されて加工布16から抜は出た後に、
水平方向へ復動される。
又、前記ミシン主軸550回転に伴い、各プーリ120
,121及びベルト122を介して下軸106が回転さ
れる。その回転に伴い、スプライン軸部107.筒体1
09.駆動はすば歯車110及び被動はすば歯車105
を介して釜104が回転され、この釜104と前記針7
1との協働によって加工布16に縫目が形成される。こ
こで、釜土台102は連結環116及び連結ワンド11
9等を介して針棒支持体20に追従して往復動されるた
め、針71と釜104との出合いの位置は常に一定に保
たれ、縫目形成動作を円滑に行うことができる。
一方、針71が加工布16に突き刺さった状態で、加工
布送り方向へ往動される時、同期信号発生装置136か
らの同期信号に応答しキャリ・ノジ移動量データ(前記
データX、Y及びその符号データ)に基づいて、X、Y
方向送り用のモータ14.8が回転制御され、それに伴
ってパレット17上の加工布16に針71による送りと
重畳してキャリッジ11による送りが付与される。この
ようにして、縫製パターンの縫製が遂行される。
前記314に続いて、315では前記SttにおいてY
ESの判定を行う根1処となったデータが縫製終了を表
すミシンモータ56の停止制御データであったか否かが
判別され、その判別結果がYESの時には、前記S3に
戻って別の加工布16に対する縫製が遂行される。一方
、NOの時にはS16に進み、キャリッジ11のみが次
の縫製始点まで早送りされる。次いで、前記S7以降の
処理が実行され、前記の場合と同一の縫製パターンが形
成される。
そして、この実施例においては、針棒支持体20が加工
布支持面19と直交する任意の平面内で往復移動され、
かつ針ll70が垂直軸線に沿って上下動されることに
より、針71が加工布16に突き刺さる位置と釜104
に出合う位置とが布送り方向にずれることはないため、
加工布16にしわが発生することを未然に防止して美麗
な縫目を形成することができる。
又、この実施例においては、縫製データ中の針送り振幅
量Aに基づいてモータ52が回転制御され、回転体40
の回動位置が変更されると、案内軸48の傾斜角度が変
更される。そのため、作動ブロック47の上下方向の移
動量が変更され、各案内軸28〜30を介する針棒支持
体20の加工布支持面19とほぼ平行な方向の振幅量、
即ち加工布16の送り量が変更される。つまり、この場
合案内軸48が第1図及び第4図に示されるように、垂
直に配置されて傾斜角度がゼロのとき、作動ブロック4
7の上下移動量が最大となるとともに、針棒支持体20
の振幅量が最大となり、又、案内軸48が前記垂直状態
から傾斜してその傾斜角度が大になるにつれて作動ブロ
ック47の上下移動量が漸次減少して針棒支持体20の
振幅量も減少し、更に案内軸48が水平に配置されたと
き、作動ブロック47の上下移動量がゼロとなり、従っ
て針棒支持体20の振幅量もゼロとなる。
更に、縫製データ中の送り変更角度θ及びその符号に基
づいてモータ35が回転制御され、各駆動体21〜23
.各案内軸28〜30及び各連結体25〜27が同一方
向へ一体に回動されてその回動位置が変更されると、案
内軸28〜30による針棒支持体20の移動案内方向が
変更される。
そのため、加工布16の送り方向が変更される。
そして、前記駆動体21〜23等は360度に渡って回
動されるため、加工布16の送り方向を全ての方向に変
更することができる。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明は、針が加工布を貫通する
位置と針が釜と出合う位置との対応関係が布送り方向に
ずれるのを未然に防止して、加工布にしわが発生するこ
とを防ぐことができ、しかも針による布送りと加工布保
持手段用の移動手段による布送りとを等速で行うことが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したミシンの要部を示す側断
面図、第2図はミシンの外観図、第3図はミシンの側断
面図、第4図は第3図のIV−IV線における拡大断面
図、第5図は第3図のV−V線における拡大断面図、第
6図はアーム部の部分拡大底面図、第7図はベッド部の
拡大正面図、第8図はベッド部の部分破断平面図、第9
図は釜土台の部分側断面図、第10図はミシンの電気的
構成を示すブロック図、第11図はRAMの記憶領域の
説明図、第12図はRAM中におけるコントロールデー
タの説明図、第13図は縫製パターンの説明図、第14
図はフローチャートである。 図中、8・・・Yモータ、11・・・キャリッジ、14
・・・Xモータ(移動手段は8,11.14を含んでい
る)、16・・・加工布、17・・・パレット、18・
・・クランプ(保持手段は17.18を含んでいる)、
19・・・加工布支持面、20・・・針棒支持体、70
・・・針棒、71・・・針、131・・・設定手段とし
てのCPU。 特許出別人      ブラザー工業株式会社代理人 
       弁理士  恩1)博宣図面その3 図面その5 第7図 図面その8 10.% r”−−7 図面その10 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工布支持面(19)上において加工布(16)を
    保持する保持手段(17、18等)と、加工布支持面(
    19)と交わる任意の平面内で加工布支持面(19)と
    ほぼ平行に往復移動可能な針棒支持体(20)と、 その針棒支持体(20)に上下動可能に支持され下端に
    針(71)を有する針棒(70)と、前記針(71)の
    上下動に同期して前記保持手段(17、18等)を加工
    布支持面(19)上で予め定められた方向へ移動させる
    移動手段(8、11、14等)と、 前記針棒支持体(20)が往復移動する移動平面の向き
    を前記保持手段(17、18等)の移動方向と同一に設
    定する設定手段(131)とを備え、前記設定手段(1
    31)によって設定された移動平面内で、前記保持手段
    (17、18等)の移動に同期して前記針棒支持体(2
    0)を往復移動させるように構成したことを特徴とする
    ミシン。
JP2671087A 1987-02-06 1987-02-06 ミシン Pending JPS63194694A (ja)

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JP2671087A JPS63194694A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 ミシン

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JP (1) JPS63194694A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001212386A (ja) * 2000-02-02 2001-08-07 Brother Ind Ltd 針揺動機能を有するミシン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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