JPH03254785A - ミシンおよびミシンの縫製方法 - Google Patents

ミシンおよびミシンの縫製方法

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JPH03254785A
JPH03254785A JP5110190A JP5110190A JPH03254785A JP H03254785 A JPH03254785 A JP H03254785A JP 5110190 A JP5110190 A JP 5110190A JP 5110190 A JP5110190 A JP 5110190A JP H03254785 A JPH03254785 A JP H03254785A
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JP
Japan
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needle bar
sewing machine
sewing
speed
shaft
Prior art date
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Application number
JP5110190A
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English (en)
Inventor
Masanari Iwata
岩田 政成
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03254785A publication Critical patent/JPH03254785A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B21/00Sewing machines with devices for automatically controlling movement of work-carrier relative to stitch-forming mechanism in order to obtain particular configuration of seam, e.g. programme-controlled for sewing collars, for attaching pockets
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/02Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing with mechanisms for needle-bar movement
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B55/00Needle holders; Needle bars
    • D05B55/14Needle-bar drives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、被縫製物(以下、加工布と呼ぶ)のミシン
テーブル上の任意方向、及び任意ピッチの送りに対し、
針揺動運動を同期することが可能なミシン、およびこの
ミシンを用いた縫製方法に関するものである。
[従来の技術1 従来、この種のミシンとしては、針棒が加工布に突き刺
さっている間に針棒が加工布送り出し側へ揺動され、か
つ加工布を保持した加工布送り装置によってその針棒の
揺動に同期して加工布が、等速にて連続的に移動される
ようにしたものがある。第1O図は特開昭62−120
882号公報に示された従来のミシンの斜視図で、図に
おいて。
ミシンアーム(lalとミシンベツドflblとからな
るミシン本体11)が機台(2)に装置され、al1図
に示すように、ミシンアームflat内には駆動軸とし
ての上軸(3)が回転可能に支持されている。また。
前記ミシンアーム(lal内には、針棒支枠(6)が下
端に゛おいて軸支体(7)により布送り方向と直交する
一水平軸線を中心にして揺動可能に支持されている。
針棒支枠(6)上には針棒(8)が上下動可能に支持さ
れ、その下端には針(9)が取付けられている。
そして、前記針棒支枠(6)の揺動に伴い、針棒(8)
が布送り方向に沿って往復揺動されるようになっている
。また、前記ミシンベツド[lbl内には糸軸捕捉器(
図示しない)が配置され、上軸(3)の回転に伴って作
動されて、前記針(9)との協働によりミシンベツド(
1b)上の加工布Wに縫目を形成するようになっている
第11図に示すように、前記上軸(3)の左端には針棒
クランク(lO)が固定され、その−例のクランクビン
(11)と前記針棒(8)上の針棒抱き(12)との間
にはクランクロッド(13)が設けられている。そして
、前記上軸(3)の回転に基づく針棒クランク(lO)
の回転によりクランクロッド(13)及び針棒抱き(1
2)を介して針棒(8)が上下動される。そして、前記
針棒クランクf101 、クランクロッドf131.針
棒抱き(12)により針上下動機構Mが構成されている
一方、上軸(3)には偏心輪(14)が固定され、その
偏心軸(14)上には偏心輪抱き(15)が抱擁状態で
支持されている。上軸(3)の後方においてミシンアー
ム1lal内には回転軸(16)が回転可能に支持され
、その右端には回転腕(17)が固定されている。
この回転腕(17)は前記偏心軸抱き(15)に回転可
能に連結されている。また、前記回転腕(17)の左端
には揺動腕(18)が固定され、その下端には前記針棒
支棒(6)上の揺動軸(19)に係合する揺動軸抱き(
20)が回動可能に取付けられている。
そして、上軸(3)上の偏心軸(14)の回転に伴い。
偏心軸抱き(15)が上下動された時、その運動が回動
腕t171.回動軸(161、揺動腕1181 、揺動
軸抱き(20)及び揺動軸(19)を介して針棒支枠(
6)に伝達され、その針棒支枠(6)及び針棒(8)が
布送り出し側またはその逆方向へ往復揺動される。なお
前記偏心軸(14)、偏心軸抱き(15)、回動腕11
71゜回動軸116)、揺動腕(181、揺動軸f19
1 、揺動軸抱き(20)及び針棒支棒(6)筈により
針送り機構Nが構成されている。
第11図に示すように、上軸(3)の上方においてミシ
ンアーム1la)にはその上軸(3)と平行に延びるブ
ーり軸(21)が回転可能に支持され、その右端にはミ
シンアーム1la)の外方に位置する被動プーリ122
)が固定されている。そして、ミシンベツド(1b)の
下方に配設されたミシンモーフ(231(第12図参照
)の回転に伴いそのモータ軸上の駆動プーリ(図示しな
い)及びタイミングベルト(24)を介して前記被動プ
ーリ(22)及びプーリ軸(21)が等速回転される。
このブーり軸(21)の左端には駆動用の非円形歯車(
25)が固定されるとともに、前記上軸(3)の右端に
は被動用の非円形歯車126)が固定され1両社円形歯
車+25) 、  126)が噛合されている。そして
前記ブーり軸(21)が等速で回転された時、両市円形
歯車(25)、(26)の噛合を介して上軸(3)が不
等速回転され、その回転に基づき、前記針送り機構N及
び計上下動機構Mを介して針棒(8)が第13図に示す
軌跡を描くように上下往復動及び往復揺動される。
すなわち、第13図〜第15図に示すように、前記針棒
(8)の下端の針(9)は、加工布Wから上方へ抜は出
た上死点近傍と加工布Wに突き刺さる下死点近傍との間
の中間位置(始点)から急速に上始点近傍まで上昇され
て加工布Wから抜は出る。その状態で、ミシンベツドf
lblと平行な面上で布送り方向と逆方向へ等速で揺動
される。続いて、下始、屯近傍まで下降されて、加工布
Wに突き刺さる。
その状態でミシンベツド[lblと平行な面上で布送り
方向へ等速で揺動され、その後、前記始点まで急速に上
昇されて1針分の縫製サイクルが終了する。
なお、前記各非円形歯車+251. +261及び針送
り機構Nにより運動変m機構が構成されている。
次に、ミシンベツド1lbl上に配置される加工布送り
装置の構成を詳細に説明する。
第10図に示すように、ミシン本体(2)の前方におい
て機台(1)上の左右両側には支持体(35)がそれぞ
れ配設され、それらの内側面には上下一対の案内レール
(36)が前後方向へ延びるよ、うに取付けられている
。その左右両側の案内レール(36)間には移動フレー
ム(37)が取付は板(38)によりボールスライド体
(39)を介して前後方向へ移動可能に支持され、その
左右両端には補助フレーム(40)が数日されるととも
に、上面には案内体(41)が左右方向へ延びるように
載置固定されている。
前記移動フレーム(37)上の案内体(41)にはキャ
リッジ(42)が左右方向へ移動可能に支持されている
。そのキャリッジ(42)の上面前端縁には左右−対の
クランプ部材(43)が設けられ、それらの後部には位
置決め突部(44)が突設されるとともに、クランプ用
のエアシリンダ(45)が設けられている。
前記キャリッジ(42)の上面には縫製パターンに合致
した針溝(図示しない)を有するパレット(46)が着
脱可能に支持され、前記クランプ部材(43)の位置決
め突部(44)との係合により所定位置に位置決めされ
るとともに、エアシリンダ(45)により着脱可能に固
定されている。そのパレット(46)の上面により前記
ミシンベツド(1b)上面と平行な加工布支持面f46
alが構成されている。
前記パレット(46)の加工布支持面(46al上には
加工布Wが保持枠(47)により着脱可能に挟着保持さ
れ、前記キャリッジ(42)の左右方向移動及び移動フ
レーム(47)の前後方向移動に基づいて針(9)に対
し所定位置に配置されるようになっている。
第1O図に示すように、前記移動フレーム(37)の両
端下方において両支持体(35)の内側下端には上面に
歯を有する一対の固定ラック(48)が固定されており
、それらの固定ラック(48)は前後方向に向かって長
く延びている。固定ラック(48)の上方において左右
方向に延びるように移動フレーム(37)には軸(49
)が回転可能に支持され、その両端には前記固定ラック
(48)に噛み合う一対の歯車(50)がそれぞれ噛み
合い位相を合致させた状態で固定されている、そして、
前記移動フレーム(37)の前後方向移動時において、
一対の歯車(50)が固定ラック(48)との噛合に基
づき軸(49)を介して同期回転される。
前記両支持体(35)のほぼ中間において機台(1)上
には支持レール(51)が配設固定されており、この支
持体レール(51)は前記固定ラック(48)と平行に
前後方向へ延びている。この支持レール(51)上には
支持部材(52)が前後方向へ移動可能に支持され、後
端において前記移動フレーム(37)の前面に固定され
るとともに、上面には前後方向へ延びる第1の駆動ラッ
ク(53)が固定されている。前記支持レール(51)
の側方において機台f1)上には前後方向送り用パルス
モータ(54)が支持体(55)を介して装着され、そ
のモータ軸には!lの駆動ラック(53)に噛み合う歯
車(56)が固定されている。そして1前後方向送り用
パルスモータ(54)が回転されることにより、歯車(
56)及び第1の駆動ラック(53)を介して移動フレ
ーム(37)が移動される。
前記キャリッジ(42)の前縁には下面に歯を有すると
ともに、左右方向へ延びる第2の駆動ラック(57)が
取付けられている。また、キャリ・Iジ(42)には外
周に前記第2の駆動ラック(57)に噛み合う歯車(図
示しない)を備えたスプラインベアリング(58)が回
転可能に支持されている。一方、前記第1の駆動ラック
(53)の側方において機台f1)上にはスプライン軸
(59)が前後一対の支持体(601゜(61)により
回転可能に支持され、そのスプライン軸(59)が前記
スプラインベアリング(58)の中心に対して軸線方向
へ相対摺動可能に挿通されている。
前側の支持体(60)の外面には左右方向送り用パルス
モータ(62)が装着され、そのパルスモータ(62)
の回転に伴い、そのパルスモーク(62)のモータ軸に
固定した歯車(63)及び前記スプライン軸(59)の
前端に固定した歯車(64)を介して、スプライン軸(
59)が回転駆動される。そして、前記左右方向送り用
パルスモーク(62)が回転駆動されることにより、ス
プラインベアリング(58)上の歯車(図示しない)及
び第2の駆動ラック(57)を介してキャリッジ(42
)が移動される。
次に、上記のように構成されたミシンの電気的構成を説
明する。第12図に示すようにこの実施例のミシンにお
いては、ミシンモータ(23)の回転に伴いIi?7記
針(9)が加工布支持面(46a)上の加工布Wから抜
は出た時に、同期信号を出力する同期信号発生器(30
)が装着されている6 第12図に示すように、この実施例におけるミシンはラ
ンダムアクセスメモリ(RAM) +65)及びリード
オンリーメモリ (ROM)+661を接続した中央処
理袋ft (CPU) +67)を備えている。前記R
OM +661にはミシン全体の作動を制御するための
プログラムが内蔵されるとともに、各パルスモータ(6
2]、 (541に対するパルス出力バクーンデータが
記憶されている。
また、前記RA M (651には所望の縫製パターン
の縫製に必要な送りデータ等が読み出し及び書き込み可
能に記憶されている。起動スイッチ(68)の操作によ
って出力される起動信号、前記同期信号発生器(30j
から出力される同期信号はそれぞれ入出力インターフェ
ース(69)を介してCP U (671に入力される
。また、CPU1571は前記RA M (65)及び
ROM (661の記憶データに基づき1人出力インタ
ーフェース(69)及び各モータドライバ+701 。
+711.  +721を介して加工布送り装置の各パ
ルスモータf62)、  1541及びミシンモータ(
23)に駆動信号を出力する。
次に、上記のように構成されたミシンの作用を説明する
。さて、例えば、針送り方向に沿った直#!縫呂を形成
する場合、起動スイッチ168)から起動信号が出力さ
れると、CPUf67)は予め定められた縫製プログラ
ムに応じて9前後方向送り用パルスモークt54)の駆
動を停止するとともに、ミシンモータ(23)及び左右
方向送り用パルスモータ(62)を駆動する。
前記左右方向送り用パルスモータ(62)の回転に基づ
き、歯車(63)、(64)及びスプライン(59)を
介してキャリッジ(42)等とともに加工布Wが第9図
及び第15図に示すように布送り方向に沿って後方へ停
速で連続的に移動される。また、ミシンモータ(23)
の駆動に基づき、非円形歯車125+、 (25)を介
して上軸(3)が不等速で回転され、それに基づき、#
f上下動機構Mが作動されτ計19)の上下動が開始さ
れるとともに、針送り機mNが作動されて針(9)の往
復揺動が開始される。
そして、計(9)が加工布Wに突き刺さると同時に、布
送り出し側へ揺動され、その針(9)による送りが加工
布Wに付与される。このとき、針(9)は第9図第1O
図に示すように加工布送り装置による布送り速度とほぼ
同一の速度でかつ等速で揺動される。
また、上記装置とは異なる構成の従来の電子ミシンとし
て第16図、第17図に示すものがあった。
図において、(la)は作業台(80)に内蔵されたモ
ータ(図示せず)の回転を計上下、蓋回転に変換する機
構(第17図に示す)を内蔵するミシンアーム、11b
+はそのベツド部でミシンアーム(1a)とベツド部1
1blとからなるミシン本体+11が作業台(80)上
の天板(81)上に装置されている。 +821は作業
台(80)上に馴定された取付板で、その上部に支柱(
83] (841が取付けられている。支柱+8:11
184+および天板(81)にて隠れた支柱(図示せず
)によってガイドバー18511861 +871が支
持されている。 +881(89)はガイドバーによっ
て直動案内されたスライドブロックでそれぞれ図示され
ていないスライドブロックととちにガイドバーf901
 +911を保持している。(921+9:l)はステ
ッピングモーターで、このステッピングモータ+921
 +931の出力軸に固定さnたタイミングプーリー+
941 +951を回転させ、タイミングプーリー+9
41 +951とかみ合ったタイミングベルト1961
 +971を駆動することにより、このタイミングベル
ト[961+971上に固定された上記−スライドブロ
ックT88) f89+をガイドバー+8511861
を案内としてそれぞれX方向、Y方向に駆動する。 1
981はスライダで、スライドブロック(88)と一対
のスライドブロック(図示せず)、スライドブロック(
89)と一対のスライドブロック(図示せず)と2組の
スライドブロックによって保持されたガイドバー+90
1 (91+によりX方向、およびY方向に案内される
。 +991はスライド板でスライダ(98)の上面部
に固定され、さらにスライドffl +991の先端部
には布保持板+1001 をネジ(101)によって固
定している。スライド板(99)上面には、1対の軸t
f1021が形成され、この軸受t1021 によって
軸+1031が回転支持されている。軸(1031の両
端部には一対のアームf1041 の根元部が固定され
ており、さらに、この一対のアーム1104)の先端部
には、ビンf1051 、 L型板f1061 を介し
て加工布を押圧する抑圧板f1071がビン11051
回りに回転支持されている。 +1081はスライド板
(99)上面部に固定された取付板で、エアーシリンダ
[1091のシリンダ端部を回転支持している。fll
ol はレバーで、このレバー(1101の一方の端に
はエアーシリンダ(109)のロッドfl121端部が
回転結合されている。さらにレバーfllO)の他方の
端は軸f1031.に固定されている。
次にミシンアーム1lalの内部の針上下、蓋回転に変
換する機構部分を第17図により説明する。
(Ill)は軸受(1121tl131 によって回転
支持され、作業台(80)に内蔵されたモータ(図示せ
ず)の駆動によって回転駆動される主軸で、この主軸f
ilりの先端には針棒クランクfl14)が、またその
後端にはプーリー(1151が固定されている。針棒ク
ランク(114)は、その先端が針棒ロッド(1161
の一端と回転結合され、さらにその根元部にはミシンア
ーム(lalに軸fl17)を介して回転支持された天
秤ロッド(1181の他端と、その中央部が回転結合さ
れる天秤fl191の根元部が回転支持されている。(
8)はガイド(120) +1211にて直動案内され
た針棒で、その中央部が針棒ロッドfl161の他端と
回転結合されている。+122)は軸受t123)  
f124+にて回転支持された竪軸で、その上端に取り
付けられた傘歯車[1251は、主軸fill)の中央
部に取り付けられた傘歯車f1261 とかみ合い、そ
の下端に取り付けられた傘歯車+1271は軸受f12
8) +1291で回転支持された下軸(1301の後
端に取り付けられた傘歯車f1311 とかみ合ってい
る。 +1321は下軸[1301端面に取り付けられ
た釜である。
次に上記構成のミシンの動作について説明する。
作業台(80)内に内蔵されたモーター(図示せず)に
よってミシンアーム1la)内の主軸(1111が回転
駆動されると、天秤+1191および針棒ロッド[11
61を介して針棒(8)の上下運動を生じる。また傘歯
車[1251(1261のかみ合を通して竪軸(122
)が回転し、それがさらに傘歯車f127]  (13
11のかみ合を通して下軸t1301へと伝えられ釜+
1321が回転する。この針棒(8)、釜+1321の
運動に伴って、入力装置(図示せず)に予め入力されて
いるプログラムに従って、ステッピングモータ+92]
 f93)が駆動される。ステッピングモータf921
 +931の駆動によってタイミングベルト+961 
+971が駆動され、タイミングベルト+961 +9
71の上に固定されているスライドブロック+881 
(891がガイドバー+85+ +861を案内として
X方向、Y方向に移動する。このときスライダ+981
4p−緒にX方向、Y方向に移動する。スライダ(98
)の移動により、布保持板(1001と押え板TID7
] とで加工布を挟持してベツド部(1b)上の水平面
内をX方向、Y方向に移動する。
なお、針棒(8)が加工布に刺さっているときは、加工
布は移動することはできない。
次に縫製作業中におけるミシンの主要部の動作について
説明する。
第18図は、縫製作業中におけるミシンの主要部(第1
6図、第17121)の動作を示す図であり、主要部の
動きを、横軸に時間軸をとって表わしたものである。第
18図中、(a)は針棒(8)の上下方向の位置を上昇
側を正に、かつ振幅を2haとして示したもの、第18
図中、(b)は針に!+81の水平面内の速度を、第1
8図中、fclは加工布、すなわちスライダ(98)の
水平面内での移動方向の速度を、第18図中、[d+は
加工布、すなわちスライダ(98)の水平面内の移動距
離を針棒位置基準で示したちのである。
第18図fbl にて示すように、ミシンアーム1la
lが作業台(80)上に固定されているため、針棒(8
)の布送り方向への運動はなく縫製作業を通して針棒(
8)の水平面内速度は零である。針棒(8)が貫通して
いる間(第18図中、区間BC,DE、FG。
HI)は加工布と針棒(8)の水平面内相対速度は零で
なければならず、第18図中、(cl に示すように同
区間(区間BC,DE、FG1)II)において、加工
布の水平面内速度を零としている。i−捧18)の上昇
中における加工布の水平面内速度が第13図中、tel
 のような最大値vt、なる三角形状で表わされるとき
は、針棒(8)上昇時間to内に加工布が移動する距離
S、、(Nビッチノは。
い水平面内移動の最大許容加速度はa = 5 X 1
0’−m/ S ”程度であり、その値を上記■式に代
入すると最大針駆動数nは で表わされる。加工布の水平面内移動の加速度aを導入
すると 単位時間当りの針棒(8)の駆動数nはで表わされる。
上記■■式より針棒(8)の駆動数nを加工布の水平面
内加速度aと一針棒(8)の針棒送り量(縫ピッチ)S
、、で表せば が得られる。
しかるに従来のミシンでは、送りピッチ3mm程度で加
工布送り用ステッピングモータが脱調しなが得られる。
また■■式よりtoを消去して整理すれば、。
Vthpズ’: a S tp  ・・・・・・■が得
られる。この式にa = 5 x 10’ +n1ll
/ S 2.  S t。
==3mmを代入してVtpを求めると■!、=「丁マ
了Fコ< 3 = 387nm / Sが得られ、第1
8図telに示す加工布水平面内速度の3角波形の頂点
における加工布の最大送り速度は約387m+m / 
Sとなることがわかる。
〔発明が解決しようとする課H) 従来のミシンは以上のように構成され、針棒の揺動方向
は固定された一方向にのみ限られているため、揺動方向
以外の布速りにおいては、針棒が加工布を貫通している
間、加工布の送りを停出せねばならず、さらにステッピ
ングモータが脱調しないためには許容加速度の制約をを
云けるため。
針棒の駆動速度(縫速度)の許g限界が(3sunピッ
チで2000針/分程度)と低くなるなどの課題があっ
た。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、針棒の駆動速度の許容限界を従来のミシンと比
べ高くし、さらに針棒の揺動方向は水平面内の任意方向
に揺動可能なミシンを得ることを月的とする。
[課題を解決するための手段] 第1の発明に係るミシンは、作業台上の天板に固定され
、ミシンのモータによって針棒の上下運動、釜の回転運
動に変換する機構を内蔵してな・るミシンヘッドと、被
縫製物を挟持し、天板上の任意方向に移動可能な被縫製
物の送り装置と、上記モータおよび送り装置を制御する
III fa装置とを備えたミシンにおいて、針棒が被
縫製物を貫通している間、針棒および釜を送り装置の被
縫製物送り運動の方向および速さに同期させるよう構成
したものである。
また第2の発明に係るミシンの縫製方?去は、ミシンの
モータによって針棒の上下運動、釜の回転運動に変換す
る機構と、被縫製物の送り装置と、モータおよび送り装
置を制御する制御装置とを備えたミシンにより縫製作業
を行なうに際し、上記制御装置にあらかじめ縫製作業に
必要な条件設定を入力し、この制a装置からの制御指令
によって針棒および釜が送り装置の被縫製物の送り運動
の任意方向および速度に同期しJ fti: して縫製
作業を行なうものである。
〔作用J 第1の発明におけるミシンは、針棒が被縫製物を貫通し
ている間は、針棒および釜が被縫製物と同じ方向かつ同
じ速さで水平面内で運動し、送り装置は連続送り駆動さ
れる。
第2の発明におけるミシンの縫製方法は、制御装置にあ
らかじめ縫製作業に必要な条件設定を入力し、この制御
装置からの制御指令によって針棒および釜が送り装置の
被縫製物の送り運動の任意方向および速度に同期して動
く。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、  f801〜fl12)は第11図
に示す従来装置と同一であるので説明は省略する。11
401は作業台(80)に内蔵されたモータ(図示せず
)の回転を針上下、釜回転に変換する機構(第2図に示
す)を内蔵するミシンアーム、 (1411はそのベツ
ド部で、ミシンアームf1401  とベツド部(14
11とからなるミシン本体(1421が作業台(80)
上の天板(81)上に装置されている。
次にミシンアーム(1401の内部の針上下、釜回転に
変換する機構部分を第2図により説明する。
第2図においてfllll〜f128)  f1301
〜(1321は第17図に示す従来装置と同一であるの
で説明は省略する。第2図において、fllllは軸受
[1431fl121 fl13)によって回転支持さ
れ、作業台(80)に内蔵されたモータ(図示せず)の
駆動によって回転駆動される主軸で、この主軸1111
1の先端には針棒クランク+114+が、その後端には
プーリーf1151が固定されている。針棒クランクt
l141は、その先端が針棒ロッドfl161 と球面
継手f144+で結合され、さらに、その根元部にはミ
シンアームf140+ に軸fl171 によって回転
支持された天秤ロッドfl181の他端と、その中央部
が回転結合される天秤fl191の根元端が回転支持さ
れている。
(1451は針棒ガイドで、この針棒ガイドt145+
の下端はミシンアーム1140] に配設された球面軸
部+1461 で回転支持されている。針棒(8)は針
棒ガイド部[1201+1211 によって直動案内さ
れている。
f122+は軸受f1231  +1241 によって
回転支持された竪軸で、この竪軸(122)の上端部に
取り付けられた傘歯車T125+ は、主軸fill)
のほぼ中央部に取り付けられた傘歯車(1261とかみ
合っている。
さらに竪軸f1221の下端部には、傘歯車(1271
が取り付けられており、この傘歯車(1271と軸受f
128+ にて回転支持された軸(1301の右端部に
取り付けられた傘歯車(1311かみ合っている。 +
1471はベツド部f1411 内に設けられたガイド
f1481(1491ニ、J: ッテ7−ム部1150
1  +1511 をY方向に直動案内された外軸受で
、その内面で内軸受+1521をX方向に直動案内して
いる。さらにこの内軸受f1521は、その軸受部内面
および端面にて左端に釜[132+を取り付けた軸[1
531をスラスト方向(X方向)に位置決めした状態で
回転支持している。この軸f153+右端と軸1130
)の左端は、その相対距離の変動、および軸心のオフセ
ット量変動に対応できるようユニバーサルジョンイト[
1541にて連結されている。+1551 はその中央
の球面部+1561をミシンアーム(140)の本体内
に設けられた球面軸受部にて回転支持された揺動軸で、
その下端部は軸受(1571+1581でミシンアーム
f1401に軸f1591 を回転支持されたつオーム
ギヤー+160+に設けられたガイドf4+1611 
にて摺動案内されている。1162+は多段の偏心カム
で、タイミングプーリ11631 と中空軸+1641
 にて一体に連結されるとと6に揺動軸11551回り
に回転できるように取り付けられている。+1651 
はタイミングプーリーf16:11 と竪軸[1221
の中央部に固定されたタイミングプーリーf1661 
 とに掛けられたタイミングベルトであり、揺動軸f1
551の傾きによって常時ベルトが弛まないようにタイ
ミングベルトを押圧するテンショナー(図示せず)が配
設されている。
さらにタイミングプーリー11631  ft66+ 
のプーリー比はタイミングプーリーf1631 の回転
数が主軸+1111の回転数に等しくなるように設定さ
れている。+1671は揺動方向制御モータで、その出
力軸にはウオームギヤー+160+ とかみ合うつオー
ム(168)が取り付けられている。+1691 は揺
動量制御モータで、その出力軸に取り付けられたタイミ
ングプーリーf1701は、軸受f1711  f17
2+にで回転支持された送りネジ[1731の下端に取
り付けられたタイミングプーリーf1741 とタイミ
ングベルト+1751 にて連結されている。(176
1は送りネジ+1731 とかみ合ったスライダで、そ
のアームf1771は軸11591にて直動案内された
溝付円筒f1781 と結合されている。この溝付円筒
f17111の溝部には円筒形のフォロアーf179+
が嵌り込むとともに。
この〕〕オロアーf1791に下端が結合された連結棒
+1801はウオームギヤー11601 に設けられた
ガイド穴(1811にて回転および摺動案内されている
連結環10101の上端には円板10121が結合され
ており、この円板+1821は多段の偏心カム1162
1 と係合している。tiii動軸11551 には、
その姿勢を鉛直に戻す(多段の偏心カム11621 と
円板+1l121が常時係合するように作用する)復元
力を作用する機構が取り付けられている。 +183)
はミシンアーム(1401内に設けられた直動案内部(
1114+ fll15+にてX方向に直動案内された
Xスライダで、その先端はY方向の摺動案内部+186
1が形成されている。 1187)はミシンアーム11
4Ql内に設けられた直動案内部(18g+  118
91 にてY方向に直動案内されたYスライダで、その
先端はX方向の摺動案内部+2001が形成されている
。fft動軸(1551はこの2つのX方向およびY方
向の摺動案内ffl (18611200)のいずれと
も係合している。 +2011は軸受(2021+20
31 によって回転支持されるとともに、L型7− ム
[2041がX2ライダ(1831(DY方向の摺動案
内部+1861 にて挟持案内された旋回軸で、その旋
回軸(2011の上部、下部に設けられたアムf205
1  +21)61は、その先端に球面部が形成され連
結リンク+2071  +2081の一方の端に形成さ
れた球面軸受部と球面結合されている。この連結リンク
[207+ +2081の他端も球面軸受部が形成され
ており、それぞれ針棒ガイドf145+および内軸受1
1521からつき出したアーム先端の球面部と球面結合
されている。(2091+2101はそれぞれミシンア
ーム114(llに固定された支点軸+211) +2
12)によって回転支持された揺動レバーで、その左端
部はいずれも二叉形状の摺動案内部+2131 +21
41 を有し、それぞれ針棒ガイドT145)に形成さ
れたスライド板部+2151 、針軸受+1471から
突き出したL型アーム(150)を挟持案内している。
さらにこの揺動レバー(2101の右端部は左端部と同
様、二叉形状部12161  (zt71 を有し、そ
れぞれの中央部でミシン本体+1421 に固定された
支簿軸+2181回りに回転支持された揺動レバー+2
191の上、下端部と係合している。
次に動作について説明する0作業台(80)に内蔵され
たモーフC図示せず)の駆動によって主軸+1111が
回転されると、主軸+till 左端側では天秤+11
91 及び針棒(8)が上下運動する。また主軸+11
11中央部からは、主軸+1111に固定された傘歯車
+1261 と整軸1122)上端に固定された傘歯車
+1251 とのかみ合いにより整軸11221が、さ
らに整軸(1221下端に固定された傘歯車(1271
と軸030)に固定された傘歯車1131)とのかみ合
いによって軸(1301が回転され、これがユニバーサ
ルジョンイト(154)を介して軸+1531 に固定
された釜+1321を回転する。整軸T1221の回転
は同軸中央部に固定されたタイミングプーリ−1166
1から、これとかみ合うタイミングベルト(1651を
介してタイミングプーリー(1631へと伝えられ、こ
のタイミングプーリー1163)と一体に連結された多
段の偏心カム+1621を揺動軸T1551回りに回転
させる。この偏心カム1162)の回転により1円板(
1821に係合するカム部の偏心量に相当する量だけ、
揺動軸ttss+は球面部11561を中心としその下
端がガイド溝+1611 で案内される方向に針運動と
同じ周期で揺動する。この揺動軸(1551の揺動運動
は−・船にx、y方向の成分を有するが、このうちX成
分はXスライダ11831 とアーム(204)との係
き部により旋回軸(2011へと伝えられ、さらにアー
ム12051 、連結リンク+2071 、針棒ガイド
f1451を介して針棒(8)へ、アーム(2061、
i!!結リンク(2011+ 、球面軸部+2201 
、内軸受(152)を介して釜t132)へと伝えられ
る。またX成分はYスライダ(1117)と揺動レバー
(219+ との係合部から揺動レバー+2191 へ
、揺動レバー[2191から揺動レバー +2091 
、 +2101 へと伝えられ、さらに二又部1213
1 とスライド板部12151の係合部、針棒ガイド1
1451を介して針棒(81へ、二又部+2141 と
L型アーム(ISO+の係合部、針軸受(147) 、
内軸受1152)を介して釜11321へと伝えられる
。この針棒(8)と釜+1321の揺動量、及び揺動方
向は常に一致しさらにそのタイミングも同期するように
機構が構成されている。この針棒(8)、釜T132+
の揺動方向(揺動軸(1551の方向と一対一で対応)
はモータ(1671によってつオーム(16g+ を回
転し、これとかみ合ったつオームギヤーf1601 を
回転し。
その上に形成されたガイドrf4[1611の方向を変
化することによって制御する。また針棒(8)、釜(1
321の揺動I(揺動軸(155)の揺動Iと一対一対
応)はモータ(1691によって送りネジf1731 
を回転し、スライダ(1761と一体の溝付円筒+17
8]を上下動し、これと係合するフォロアー(1791
連結棒(180iを上下動し円板+1112)が係合す
る多段の偏心カム(62)の位置を変更することによっ
て行なう。この針棒(8)と釜(1321の揺動方向は
加工布送り方向、また針棒(8)と釜f1321の送り
速度は加工布送り速度に一致するように制御されでいる
上述のごとく針棒(8)を駆動するモータは常時、連続
にて駆動されるとともに、布保持板(too+ と押え
板f1071を移動させるための駆動用のステッピング
モータ(92] f93Jは、加工布の縫製方向を変更
するときや針棒(8)が加工布に刺さっているときでも
停止することなく駆動し加工布を任意方向に移動させξ
、。
次に、上記のように構成されたミシンの制御部の構成に
ついて説明する。
第3図において、  +3001は針棒(8)が上下動
する最大速度および加工布への縫い始めから所定の縫い
速さに至るまでの時間、即ち立上パターンをそれぞれ設
定する送り速度設定部、  (3011は送り速度制御
部、 +3021は加工布が縫製される縫製方向を設定
する縫パターン設定部、(3031は縫い方向指令部、
+3041 は加工布が縫製される縫製間隔を設定する
送りピッチ設定部、+3051は送りピッチ制御部、+
3061 は送り速度制御部(3011およびUい方向
指令部f3031からのデータを基に、X。
Y方向にパルス分割するX、Y方向パルス演算部。
+3071は送り速度制御部+3011および送りピッ
チ制御部+3051からのデータを基に、主軸flll
lの回転数を演算する主軸回転数漬算部、+3081は
主軸モータ(3111を制御するための制御信号を出力
する主軸モータドライバ、1309+はステッピングモ
ータ(92)をFliI+御するための制御信号を出力
するXモータドライバ、+3101 はスデッピング士
−り(93)を制御するための制a偲号を出力するYモ
タドライバである。(321)は第2図にて説明した揺
動軸f155+ 、球面部f1561 、つオームギヤ
ーf1601 に設けられたガイド溝f161+ 、つ
オーム(168+ 、揺動方向制御モータ(1671と
にょる揺動方向制御部、(3221は同じく第2図にて
説明した軸(1591、円板(1112+ 、多段偏心
カム(1621、連結棒(1801、溝付円筒(178
1、フォロアー(179アーム(1771、スライダ1
1761 、タイミンクブーツf1701  +174
1 、揺動量制御モータf1691  とにょる揺動ス
トローク制御部である。
次に、上記のように構成されたミシンの動作について説
明する。
まず、縫製作業を開始するに際し加工布に対応して、■
送り速度(最大速度、立上パターン)を送り速度設定部
(3001に設足し、■縫いパターンを縫パターン設定
Nl13021設定し、■送りピッチを送りピッチ設定
部(3041にあらがじめ設定し■〜■項の縫製作業に
必要な条件設定を登録しておく必要がある。具体的に条
件設定する方法を説明すれば、第4図に示すように、ま
ず、fil if製バクーンは■縫い方向、即ち第5図
で示すθを設定し、■縫い方向とこの■同一方向縫い長
さ、との組合せによって縫パターンを設定する。さらに
、送りピッチp、、a大速度υ1、立上パターンt、を
設定入力することによってNo、1の縫製パターンの入
力設定が終了する。ここで、例えば1g6図に示す加工
布にA点−B 、a、 −(点→D点−E 、11!5
.− F y!5.− A ;!5.と縫製することを
例にとれば。
A、屯−B点間をNo、1の縫製パターン、8点−C点
間をNo、2の縫製パターン、C点=D点間を第3の縫
製パターン・・とじ、第7図の加工布を縫製するに必要
な条件設定を順次、縫製パターンとして設定入力し登録
する。
第8図は第1図〜第3図に示したミシンの動作を示すフ
ローチャートである。第8図のフローチャートにおいて
、ステップfIO(1)で上述したU製作業に必要な縫
製の条件設定を、送り速度設定部13001 、 Nパ
ターン設定部(3021、送りピッチ設定ffi +3
041に設定入力する。設定入力された条件設定データ
は、設定条件格納メモリに記憶される。
ステップ(101)で、針棒(8)、釜11321に上
糸および下糸が挿通しているか否かを&i認する。ステ
ップ11021で、上下糸が挿通されていなければ、ス
テップ+1031で針棒(8)、釜f1321に糸通し
を行なう、ステップ(1041で、押工板007)はO
FFの状態(加工布を押えるよう開放状態)とする。
次にステップ+1051で押工板T1071 にて加工
布を所定位置で押圧保持する。ステップ(1061で縫
製作業を開始するためのスタートスイッチをONする。
するとステップ+1071でカウンターiを1にセット
する。ステップT1081で呼び出されたパターンNo
、1の条件設定の各値を呼び出し、その呼び出されたパ
ターンNo、lの内容を表示装置(図示せず)に表示す
る。ステップ+1101でカウンターSをOにセットす
る。ステップ!1111で。
縫長さ1.における縫目数S、を送りピッチ制御部13
05+にて清算し記憶する。ステップ+1121では送
りピッチP、を揺動ストローク制rHJ部+3221に
出力しモータ1169]を駆動する。ステップtl13
1では縫パターン設定部(302)に設定入力されてい
るデータθ、が縫い方向指令部(3031に出力され、
モータ(1671を駆動する。送り速度設定部1300
1に設定入力されたデータは、送り速度制御部+301
+を介して送り速度V、を主軸回転数演算部13071
に出力する。一方、送りピッチ制御部[3051からの
加工布の送りピッチP、が主軸回転数演算部+2071
 に出力され、加工布の送り速度V、と加工布の送りピ
ッチP、とによって主軸回転数演算部+2071で主軸
11111の回転n、を清算する、ステップT1141
 、清算された主軸fllllの回転数n。
を主軸モータドライバ+3081 に、主軸モータ(3
111の駆動信号として出力する。主軸モータ(311
)と揺動軸+1551はメカ的に結合され同一周期で運
動す。
一方、ステップ(116)では送り速度制a部(zoB
からの加工布の送り速度V、および縫い方向指令部(3
03)からの縫い方向θ、との信号によってX。
Y方向のパルス分割の清算を行ないX方向およびY方向
への加工布送りの速度を清算する。そして、X、Y方向
パルス演算部(3061からXモータドライバ+30!
11へは、X方向への加工布送りの速度vm+(ステッ
プ117 ) 、 Yモータドライバ13101へは、
Y方向への加工布送りの速度Vy+(ステップ118 
)を出力し、ステップ1119+ で、主軸モータ(2
111、Xモータ(931,Y−1−一夕1951へそ
れぞれ同期して出力信号が出力され、この出力信号に従
ッテ主軸モータ(2111、Xモー1(931,Yモー
タ(95)が駆動される。ステップ+1201では、カ
ウンタSに1を加算し、ステップ+1211では、S≧
SIの条件を満たすかどうかを判断する。縫い数の完了
数SがSZS、の関係を満したならば、ステップ+12
21で主軸モータ1211) 、 X軸方向へ加工布を
移動させるステッピングモータ(92)およびY軸方向
へ加工布を移動させるステッピングモータ(93)の駆
動を停止する。これでパターンNo、1の縫製作業が終
了する。そして、ステップ+1231でカウンタlに「
1」を加算し、次のパターンNo、2に移行する。この
ようにして、あらかじめ条件設定されているパターンr
n」となるまで繰り返される(ステップ124)。この
ようにして条件設定されていたパターンを全て終了する
と、加工布を挟持していた押工板(1071はOFFと
なり、(ステップ125)ステップ(1261にて、縫
製作業が完了した加工布を押工板f1071から取出す
次に縫製作業中における上記装置の主要部の動作につい
て説明する。第9図は動作図の横軸に時間軸をとって表
わしたものであり、図中fa)は針棒の上下方向の位置
を示し、上昇側を「正」に、振巾を2haで示し、(b
lは針棒の水平面内の速度を示し、(C)は加工布、即
ちスライダの水平面内での移動方向の速度を示し、+d
+は加工布、即ちスライダの水平面内の移動距離を針棒
位置基準で示したものである。
針棒1g+が加工布を貫通している間(図中、BC,D
E、FG、Hlの区間)は、計砕(8)るよび釜(13
21の速度をυ11.加工布の水平面内移動速度をυ、
とすれば針棒(8)、釜f132)と加工布とは同じ速
度(υ。、=υ1.)で同じ方向に移動する。針棒(8
)および釜f132)の水平面内の運動様式(第4図の
(bl と一対一対応)は、第2図の多段の偏心カム(
162)の曲線の与え方によって変更することができる
。針棒(8)および釜f1321 を加工布の送り運動
に同期させることができるので、第4図(c)で示す初
回の立上がり区間t、を除き一定速度υ、で駆動するこ
とができる。従ってこの場合は、0≦tS;t、の立上
がり区間を除けば、加工布の水平面内の移動距離S1は S、=υ1.・t ・・・・・・■ 加工布がStだけ移動するのに要する時間tは、で表わ
される。上記■■式より単位時間当りの針棒(8)の駆
動数をn、lピッチ当りの加工布の送りIをS tpと
すれば、 であるから、上記■式から 5゛°   ・・・ ■  tp が導かれる。この0式から第13図(■式)で求めたv
 t、= 387 +nm/ S 、 S t、= 3
11Imを代入すると、を得ることができる。これは上
記従来の技術にて説明を行なった上記式■′にて求めた
最大針棒駆動数n=32針/秒と比べ4倍と、はるかに
大きな値である。
このように、針棒(8)の駆動用の主軸モータ(3H)
およびステッピングモータf92) +93+を連動運
動しているから、ステッピングモータ(921+931
の立上げ時間は第9図(clで示すように運転開始時の
1回で済み、従来の運転、停止を繰り返して運転されて
いたものと比べ繰り返し時の立上げ時間を必要としない
ので、限界速度に至るまでの時間が短かく、よって縫製
スピードも速くなる。
以上のように、加工布を送るための駆動用のステッピン
グモータf92+ +93+は、ステップ送りでなく連
続回転となるため、低振動、低騒音のミシンを得ること
ができ、また各種部品のR命も長くなる。
なお、上記実れ例においては、 ial針棒(8)および釜(1321の水平面内での揺
動運動は、ミシンアーム(1401内の機構にて実現す
るものを示したが、ミシンアームf1401全体を揺動
運動させてもよい。
fb)主軸モータ(3111と針棒(8)、釜f132
1の揺動軸1155)をメカ的に同期させるちのを示し
たが、タイミングベルト(1651を無クシ、揺動輪+
1551を主軸[111)と只なるモータで駆動し主軸
(IH)と同期をとるようにしてもよい。
tel針棒(8)および釜+1321の水平方向の駆動
に揺動軸(1551を用いたものを示したが、揺動軸f
1551とその制御部を無くし、直接Xスライダ+18
31 とYスライダ1l137)をそれぞれ別個のモー
タで駆動し、主軸fill)  と同期をとってもよい
fdl  リンク連結部の多くに3次元的傾きに対応で
きる球面継手を用いたちのを示したが、3次元的傾きに
対応して運動伝達可能な他の方法、例えばワイヤチュー
ブ等を用いてちまいことは言うまでもない。
(e)軸+1301 と軸[531の連結にユニバーサ
ルジョンイト(1541を用いたが、2軸間の距離変動
、軸心のオフセット量変動に対応できる他の継手であっ
てもよい。
ifi針棒(8)の水平面内移動は、針棒ガイドf14
4]に設けた球面軸受部f1461 を支点とした揺動
によって行なうものを示したが、針棒ガイド(144)
が鉛直姿勢を保ったままで水平面内の任意方向に移動で
きる機構にしても同様の効果を奏する。
(g)第1図に示すように布送り機構にタイミングベル
ト+961 [971を用いたものを示したが、ボール
ネジやその他の方法による機構を用いてもよい。
fh)上記実施例では、電子ミシンを例にとって説明し
たが、電子ミシン以外の一般のミシンであってもよく、
上記実施例と同様の効果を奏する。
4゜ 〔発明の効果] 以上のように、第1および第2の発明によれば、針棒が
被縫製物を貫通している間、針棒および釜を送り装置の
被縫製物送り運動の方向および速さに同期するようにし
たので、従来のミシンと比べ針棒の駆動速度の許容限界
を高くすることができ、高速送りが可能なミシンを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの発明の一実施例に係り、第1図は
ミシンの全体構成を示す斜視図、第2図はヘッド機構図
、第3図は制御部分のブロック図、第4図は条件設定を
示す図、第5図、第6図は縫製状態を示す説明図、第7
図は条件設定の各パ久−ンを示す図、q!J8図は縫製
状態を示すフローチャート、!9図は主要部の動作を示
す動作図、第1O図〜第18図は従来のミシンに係り、
第1O図はミシンの全体構成を示す斜視図、第11図は
ヘッド機構図、第12図は制御部分のブロック図、第1
3図は成を示す斜視図、第17図はヘッド機構図、第1
8図は主要部の動作を示す動作図である。 図において、(8)は針棒、(80)は作業台、(92
)(93)はステッピングモータ、  (lOCB は
布保持板。 (107) ハ押え板、f1321は釜、(14o)ハ
ミシンアーム、(311+は生釉モータ、f3211は
揺動方向制御部、(3221は揺動ストローク制御部で
ある。 なお、図中、同−6号は同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作業台上の天板に固定され、ミシンのモータによ
    って針棒の上下運動、釜の回転運動に変換する機構を内
    蔵してなるミシンヘッドと、被縫製物を挟持し、天板上
    の任意方向に移動可能な被縫製物の送り装置と、上記モ
    ータおよび送り装置を制御する制御装置とを備えたミシ
    ンにおいて、針棒が被縫製物を貫通している間、針棒お
    よび釜を送り装置の被縫製物送り運動の方向および速さ
    に同期させるよう構成したことを特徴とするミシン。
  2. (2)ミシンのモータによって針棒の上下運動、釜の回
    転運動に変換する機構と、被縫製物の送り装置と、モー
    タおよび送り装置を制御する制御装置とを備えたミシン
    により縫製作業を行なうに際し、上記制御装置にあらか
    じめ縫製作業に必要な条件設定を入力し、この制御装置
    からの制御指令によって針棒および釜が送り装置の被縫
    製物の送り運動の任意方向および速度に同期し連続して
    縫製作業を行なうことを特徴とするミシンの縫製方法。
JP5110190A 1990-03-02 1990-03-02 ミシンおよびミシンの縫製方法 Pending JPH03254785A (ja)

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