JPS63193200A - 電子楽器の自動伴奏装置 - Google Patents

電子楽器の自動伴奏装置

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JPS63193200A
JPS63193200A JP62025233A JP2523387A JPS63193200A JP S63193200 A JPS63193200 A JP S63193200A JP 62025233 A JP62025233 A JP 62025233A JP 2523387 A JP2523387 A JP 2523387A JP S63193200 A JPS63193200 A JP S63193200A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器において和音等の伴奏音を自動的
に発生する自動伴奏装置に関し、特に伴奏パターン等の
伴奏情報を記憶・選択するための技術に関するものであ
る。
[発明の概要] この発明は、和音種類群毎に伴奏情報を記憶しておき、
押鍵に基づく和音種類の属する和音種類群を判別してそ
の和音種類群に対応した伴奏情報を選択することにより
記憶容量の低減並びに選択処理の簡素化を図ったもので
ある。
[従来の技術] 従来、電子楽器の自動伴奏装置としては、メジャ、マイ
ナ、セブンス等の和音種類毎に伴奏パターンを記憶して
おき、伴奏用鍵盤での押鍵状態に基づいて和音種類を検
出すると共にその和音種類に対応した伴奏パターンを選
択し、この伴奏パターンに従って伴奏音を発生させるよ
うにしたものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来技術によると、和音種類毎に伴奏パターン
を記憶し、選択するため、パターン内容が類似した伴奏
パターンであっても個々に記憶し、選択することになり
、パターンメモリの大容量化及びパターン選択処理の複
雑化を免れなかった。
また、和音押鍵態様が類似した和音種類についてもそれ
ぞれ別個の伴奏パターンが選択されるため、鍵盤では、
正確に和音種類を指定する必要があり、初心者等にとっ
ては鍵盤操作が容易でなかった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記した問題点を解決するために−なされ
たものであって、和音種類群毎に伴奏パターン等の伴奏
情報を記憶・選択することを特徴とするものである。
すなわち、この発明による電子楽器の自動伴奏装置は、
伴奏用の鍵盤と、この鍵盤での押鍵状態に基づいて和音
種類を検出する検出手段と、予め定められたメジャ系、
マイナ系、セプンス系等の複数の和音種類群にそれぞれ
対応して伴奏情報を記憶した記憶部と、検出された和音
種類が複数の和音種類群のいずれに属するか判別する判
別手段と、属すると判別された和音種類群に対応した伴
奏情報を記憶部において選択する選択手段と、選択され
た伴奏情報に従って伴奏音を発生する伴奏音発生手段と
をそなえたものである。
[作 用] この発明の構成によれば、伴奏パターンの内容や和音押
鍵態様が類似した和音種類毎に和音種類群を定め、各和
音種類群毎に対応する伴奏情報を記憶することができる
。従って°、記憶すべき伴奏情報の量が少なくて済むと
共に、伴奏情報量が少ない分だけ伴奏情報選択処理も簡
単となる。
また、演奏者としては、所望の和音種類群に属する和音
種類ならばどの和音種類を指定してもよいので、mar
操作が容易となる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による自動伴奏装置をそ
なえた電子楽器の回路構成を示すもので、この電子楽器
にあっては、メロディ音、和音、リズム音等の楽音の発
生がマイクロコンピュータによって制御されるようにな
っている。
回路構成(第1図) バス10には、メロディ用m盤回路12、伴奏用鍵盤回
路14、制御スイッチ群1B、クロック発生器18、中
央処理装置(cPU)20、プログラムメモリ22、伴
奏データメモリ24、レジスタ群2B、トーンジェネレ
ータ(TG)28等が接続されている。
メロディ用鍵盤回路12は、上鍵盤等のメロディ用鍵盤
を含むもので、各鍵毎に鍵操作情報が検出されるように
なっている。
伴奏用SI!盤回路14は、下鍵盤等の伴奏用鍵盤を含
むもので、各鍵毎に鍵操作情報が検出されるようになっ
ている。
制御スイッチ群16は、楽音制御用及び演奏制御用の各
種制御スイッチを含むもので、この発明の実施に関係す
る制御スイッチとしては、リズム種類選択スイッチ、リ
ズムスタート/ストラプスインチ等が含まれている。
クロック発生器1Bは、クロック信号を発生するもので
、このクロック信号は第14図のクロック割込みルーチ
ンを開始させるための割込命令信号として使用される。
CPU20は、ROM (リード・オンリイ・メモリ)
からなるプログラムメモリ22にストアされたプログラ
ムに従って楽音発生のための各種処理を実行するもので
、これらの処理については第11図乃至第17図を参照
して後述する。
°伴奏データメモリ24は、パターンROM及びテーブ
ルROMを含むもので、パターンROMには第7図乃至
第10図について後述するような伴奏パターン情報が記
憶されており、テーブルROMには第3図乃至第6図に
ついて後述するような各種のテーブル情報が記憶されて
いる。
レジスタ群2Bは、CPU20による各種処理に際して
利用される多数のレジスタを含むもので、この発明の実
施に関係するレジスタについては後述する。
TG2Bは、和音等の伴奏音信号を発生するもので、−
例として4つの発音チャンネルを有し、最大で4音まで
同時発音可能である。トーンジェネレータとしては、T
 G 28の他に、メロディ音用のもの、リズム音用の
もの等が設けられているが、図示を省略した。
サウンドシステム30は、TG28等のトーンジェネレ
ータからの楽音信号を音響に変換するためのものである
上記した電子楽器にあっては、鍵盤で押された鍵に対応
する押鍵データや伴奏パターンを構成する音高データは
音高を表わすキーコードからなるもので、キーコード値
は、各音高毎に第2図に示すように予め定められている
テーブルROMの記憶 容(第3図〜第6図)伴奏デー
タメモリ24内のテーブルROMは、和音検出テーブル
C)ID置 (第3図)、グループナンバテーブルGR
PTBL (第4図)、音高修正テ□−ブルPMTBL
 (第5図)、和音進行判定テーブル5EQREF (
第6図)等を含んでいる。
和音検出テーブルCH装置は、伴奏用鍵盤での押鍵状態
に基づいて和音を検出するためのもので、各和音名毎に
押鍵音名及び押鍵中の最低音に応じた和音データを記憶
している。各和音データは、8ピツ′トのデータであり
、上位4ビツトで和音種類を、下位4ビツトで根音をそ
れぞれ表わす。
一例として、根音をCとする和音名については第3図に
示すような記憶内容となっており、例えばC−E−Gの
押鍵に基づいてCMを表わす和音データ(根音データ及
び和音種類データの値がいずれも0のもの)が読出され
る。なお、第3図において、かっこ内に示した音名は押
鍵を省略してもよいものである。
第3図には根音Cに関する記憶部を示したが、これと同
様の記憶部はC以外の根音についてもそれぞれ設けられ
ている。
和音検出において、押鍵中の最低音を考慮してイル(7
) ハ、例え4f”C@7 トE l)b、C6とAs
7等ノヨうに押鍵状態が同じ和音について異なる和音を
検出可能とするためである。従って1例えばC−Eb−
G−Bbを押鍵した場合、最低音がC1G、Bbのいず
れかであれば、C−7を表わす和音データが得られ、最
低音がBhであれば、Bb6を表わす和音データが得ら
れる。
グループナンバテーブルGR装置は、和音種類毎にそれ
が属する和音種類群を判別するためのもので、−例とし
て第4図に示すように和音種類群に対応したグループナ
ンバGNOが記憶されている。この実施例では、M、M
7.6をメジャ系和音種類群としてこれにグループナン
バOを割当て、m、m7 、m7 をマイナ系和音種類
群としてこれにグループナンバ1を割当て、7.7sυ
S4をセブンス系和音種類群としてこれにグループナン
バ2を割当てている。
第4図において、rTYPEJの欄は、和音種類レジス
タTYPEの値を示している。このレジスタTYPEに
ストアされる和音種類データは、和音種類M、M7.6
.m、m7.m)、7.7sus4にそれぞれ対応する
Oll、2.3.4.5.6,7のいずれかの値をとる
。和音種類レジスタTYPEを用いてグループナンバテ
ーブルGRPTBLを参照することにより、レジスタT
YPEの値(和音種類)に対応したグループナンバ(和
音種類群)が得られる。
音高修正テーブルP装置は、パターンROMから読出さ
れる音高データ(キーコード)を音高変更する際に不協
和な伴奏音が発生されないように音高修正するために設
けられたもので、−例として第5図に示すように0.−
1、−2等の値を有する修正データが記憶されている。
第5図において、rTYPEJの欄は第4図で述べたと
同様に和音種類レジスタTYPEの値を示す、また、r
RKcNT」の区画には、半音数レジスタRKCNTの
4.7.9等の値が示され、各個毎に対応するE、G、
A等の音名がかっこ内に示されている。レジスタRKC
NTには、パターンROMから読出したキーコードの音
名に対応した半音数データがストアされる。この半音。
数データは、根音Cからの半音数を表わすもので、C1
C−・・・・・・Bにそれぞれ対応した0、l・・・・
・・11のいずれかの値をとるものである。
音高修正テーブルP装置から読出されるべき修正データ
は、レジスタTYPEの値とレジスタRKCNTの値と
によって決定される。
和音進行判定テーブル5EQREFは、特定の和音(こ
の実施例ではセブンス)への移行態様を判定するために
設けられたもので、−例として第6図に示すように12
個の記憶領域5EQREFi(i=θ〜11)を有し、
各記憶領域毎に8ビツトの判定基準データを記憶してい
る0判定基準データの8ビツトのうち、下位4ビツトは
特定の和音とその直前の和音との根音音高差を表わす音
高差データであり、上位4ビツトは特定の和音の直前の
和音種類を表わす旧和音種類データである。第6図には
、−例として現和音が07であるとき、各記憶領域の判
定基準データに該当する旧和音(G7の直前の和音)が
例示されている。
第6図において、’ rsEVPTJの欄は、セブン用
パターンナンバレジスタ5EVPTの値を示している。
このレジスタ5EVPTにストアされるセブン用パター
ンナンバレジタは、セブンス用ノーマルパターン、セブ
ンス用の第0及びilのバリエーションパターンにそれ
ぞれ対応した0、l及び2のいずれかの値をとる。ここ
で、第Oのバリエーションパターンは終止的な伴奏ノく
ターンであり、第1のバリエーションパターンは経過的
な伴奏パターンである。
レジスタ5EVPTには、特定の和音(セブンス)の直
前の和音が何であるかによって異なる値がセットされる
。すなわち、直前の和音が記憶領域5EQREFo−5
EQREF7のいずれかの判定基準データに該当すると
きはレジスタ5EVPTに1がセットされ、記憶領域S
 E Q RE F a〜5EQREF++のいずれか
の判定基準データに該当するときはレジスタ5EVPT
に2がセットされ、S E Q RE F o ” S
 E Q RE F llのいずれの判定基準データに
も該当しないときはレジスタ5EVPTにOがセットさ
れる。
パターンROMの記憶内容(第7図〜第10図)伴奏パ
ターンメモリ24内のパターンROMには、−例として
第7図に示すようなデータがマーチ、ワルツ等のリズム
種類毎に記憶される。換言すれば、第7図は、パターン
ROMの記憶内容のうち、特定のリズム種類に対応する
データフォーマットを示したものである。
第7図において、SEQはシーケンス記憶部、PTNは
パターン記憶部、ADR5は第1のアドレス記憶部、A
DRS2は第2のアドレス記憶部、CHASSは第1の
発音数記憶部、CHASS2は第2の発音数記憶部、U
PLMTは上限音高記憶部、QUANTはテンポクロッ
ク数記憶部である。
シーケンス記憶部SEQは、メジャ系、マイナ系及びセ
ブンス系の和音種類群にそれぞれ対応した第O1第1及
び第2のシーケンス記憶部5EQ(0) 、 S E 
Q(1)及びS E Q (2)を含んでいる。
第θ〜第2のシーケンス記憶部はいずれも8小節分のパ
ターン進行をパターンナンバPNOの配列によって表わ
す16ビツトのシーケンスデータを記憶するもので、各
パターンナンバは2ビツトで表わされるようになってい
る。
一例として、第0シーケンス記憶部S E Q (0)
にはr01230123Jのようなパターン進行を表わ
すシーケンスデータが記憶され、第1シーケンス記憶部
S E Q (1)にはroiotoi。
l」のようなパターン進行を表わすシーケンスデータが
記憶され、第2シーケンス記憶部にはro 12120
12Jのようなパターン進行を表わすシーケンスデータ
が記憶される。
パターン記憶部PTNは、メジャ系、マイナ系及びセブ
ンス系の和音種類群にそれぞれ対応した第O1第1及び
第2のノーマルパターン記憶部PTNM、PTNm及び
PTNSと、バリエーションパターン記憶部PTNVと
を含んでいる。
第Oノーマルパターン記憶部PTNMには、第0シーケ
ンス記憶部S E Q (0)のシーケンスデータによ
って指定される各々1小節分の第O〜第3のノーマルパ
ターンを表わすパターンデータが記憶される。
第1ノーマルパターン記憶部PTNmには、第1シーケ
ンス記憶部5EQ(1)のシーケンスデータによって指
定される各々1小節分の第0及び第1のノーマルパター
ンを表わすパターンデータが記憶される。記憶部PTN
mには、必要に応じてさらに2小節分の伴奏パターンを
記憶可能である。
第2ノーマルパターン記憶部PTNSには、第2シーケ
ンス記憶部S E Q (2)のシーケンスデータによ
って指定される各々1小節分の第0〜第2のノーマルパ
ターンを表わすパターンデータが記憶される。記憶部P
TNSには、必要に応じてさらに1小節分の伴奏パター
ンを記憶可能である。
バリエージ履ンパターン記憶部PTNVには、各々1小
節分の第0及び第1のバリエーションパターンを表わす
パターンデータが記憶される。第0及び第1のバリエー
ションパターンはセブンス用のものであり、セブンス用
のノーマルパターンとしては記憶部PTNSのパターン
が使用される。伴奏用鍵盤でセブンスの和音を指定した
とき、ノーマルパターン、第O及び第1のバリエーショ
ンパターンのいずれを使用するかは前述したレジスタ5
EVPTの値(セブンス用パターンナンバ)によって決
まり、5EVPTがOならばノーマルパターンが、lな
らば第1バリエーシヨンパターンが、2ならば第1バリ
エーシヨンパターンがそれぞれ選択される。従って、セ
ブンスについては、3種類のパターンを用いて変化に富
んだ自動伴奏を行なうことができる。
上記したようにシーケンスデータとパターンデータとを
別々に記憶し、小節毎にシーケンスデータによってパタ
ーンを選択して読出すようにすると、8小節分の伴奏パ
ターンを直接記憶して小節順に読出す場合に比べて記憶
すべきデータ量が少なくて済むものである。これは、例
えば8小節中に同一パターンが複数回出現しても記憶す
べきパターンは1つで済むからである。また、メジャ系
、マイナ系、セブンス系等の和音種類群毎にシーケンス
データ及びパターンデータを記憶したので、これらを和
音種類毎に記憶する場合に比べて記憶すべきデータ量が
少なくて済むものである。
第1のアドレス記憶部ADR5には、上記した各ノーマ
ルパターンの先頭アドレスが記憶され、第2のアドレス
記憶部ADR52には、上記した各バリエーションパタ
ーンの先頭アドレスが記憶される。各ノーマルパターン
の先頭アドレスは、グループナンバ(O〜2のいずれか
)及びパターンナンバ(θ〜3のいずれか)に応じて選
択して読出可能であり、各バリエーションパターンの先
頭アドレスは、バリエーションパターンナンパ(O又は
l)に応じて選択して読出可能である。
第1の発音数記憶部CHASSには、上記した各ノーマ
ルパターンの同時発音数(1〜4のいずれか)を表わす
発音数データが記憶され、第2の発音数記憶部CHAS
S2には、上記した各バリエーションパターンの同時発
音I(1〜4のいずれか)を表わす発音数データが記憶
される。各ノーマルパターンの発音数データは、前述の
ノーマルパターンの先頭アドレスの場合と同様にグルー
プナンバ及びパターンナンバに応じて選択して読出可能
であり、各バリエーションパターンの発音数データは、
前述のバリエーションパターンの先頭アドレスの場合と
同様にバリエーションパターンナンバに応じて選択して
読出可能である。
上限音高記憶部UPLMTには、所望の伴奏音域の上限
となるキーコード(−例としてG5音に対応する78)
が記憶される。この記憶されたキーコードは、パターン
ROMから読出したキーコードを音高変更する際、変更
後の音高が伴奏音域に入るような制御を行なうために使
用される。
テンポクロック数記憶部QUANTは、リズムの拍子に
応じた1小節当りのテンポクロック数を記憶するもので
、3拍子ならば24が、4拍子ならば32が記憶される
第8図は、パターン記憶部PTNの記憶例を示すもので
ある。この例では、第7図の場合と同様に、記憶部PT
NMには第O〜第3のノーマルパターンを、記憶部PT
Nmには第0及び第1のノーマルパターンを、記憶部P
TNSには第0〜第2のノーマルパターンを、記憶部P
TNVには第O及び第1のバリエーションパターンを記
憶したものである。
第8図において、T1.T2等の各長方形は、パターン
を構成する音高データ群を示し、各パターンは最大で4
つの音高データ群で構成される。−例として、メジャ系
の第Oノーマルパターンは、T1〜T3の3つの音高デ
ータ群により構成されており、このパターンを用いると
最大で3音まで同時発音可能である。同様にして、他の
パターンについても各パターン毎に長方形の数が同時発
音可能な音数に対応している。
各音高データ群は、TIについて代表的に示すように、
アドレス進行に従って1小節分の単音演奏に必要なキー
コードKCを配列したものである。
各パターン毎に付した「A」、rBJ・・・・・・rK
Jの符号は対応するパターンの先頭アドレスを表わすも
のである。
パターン記憶部PTNに上記のようにパターンを記憶し
た場合において、第1及び第2のアドレス記憶部ADR
5およびADR32の記憶内容と第1及び第2の発音数
記憶部CHASS及びCHASS2の記憶内容とを示す
と、次の通りである。ここでは、ADR3及びCHAS
Sについては、グループナンバGNO及びパターンナン
バPNOで指定されるアドレスを(GNO、PNO)の
ように表わし、ADR52及びCHASS2については
、バリエーションパターンナンバVNOで指定されるデ
ータを(V N O)のように表わすものとする。
DR3 (0,0)=A     (0,1)=B(0,2)=
C(0,3)=D (1,0) =E     (1、1) =F(2,0
)=C(2,1)=H (2,2)=I DR32 (0)=J          (1)=KHASS (0,0)=3      (0,1)=2(0,2)
=2      (0,3)=3(1,0)  =2 
     (1、1)  =1(2,0)=1    
  (2,1)=1(2,2)=3 CHASS2 (0)  =2         (1)  =4第9
図は、伴奏パターンの一例を示すもので、この例は、音
高データ群として、最も高いものTI、2番目に高いも
のT2.3番目に高いものT3及び最も低いものT4の
4群を含むものである。
第10図は、第9図の伴奏パターンを音高データ群T1
〜T4としてパターン記憶部PTNに記憶した場合のデ
ータフォーマットを示すもので、便宜上、第8図とは異
なり横方向のアドレス進行に関してキーコードKCの配
列を示す、キーコード値が0のところはキーオフ(非発
音)を表わす。
アドレス進行は、先頭アドレスをAとすると、AにOl
l、2・・・・・・等をそれぞれ加えた形で示される。
4拍子の場合、1つの音高データ群について32のアド
レス(例えばTIではA+O〜A+31)があり、前述
の記憶部QUANTの値(32)にそれぞれO,l、2
.3を乗じてAに加えると、音高データ群T1、T2、
T3、T4の各々の先頭アドレスA+0.A+32、A
+64、A+88を定めることができる。そして、各先
頭アドレスに後述のテンポクロックカウンタのカウント
値を加えると、そのカウント値で発音すべきキーコード
があれば最大で4音まで同時発音可能である0例えばテ
ンポクロックカウンタのカウント値が31であるとする
と、T1についてはA+31.T2についてはA+63
、T3についてはA+85、T4についてはA + 1
27がそれぞれアドレス指定され、それによってキーコ
ード値67.82.58.48にそれぞれ対応した4音
を同時に発音させることができる。
なお、3拍子の場合は、1つ音高データ群にっいてのア
ドレス数が24となり且つ記憶部QUANTの記憶値が
24となるが、アドレス指定の仕方は上記した4拍子の
場合と同様である。
レジスタ群26 レジスタ群26に含まれるレジスタのうち、この発明の
実施に関係するものを列挙すると、次の通りである。
(1)ランフラグRUN・・・これは1ビツトのレジス
タであって、lならばリズム走行中であることを表わし
、0ならばリズム停止を表わす。
(2)クロックカウンタCLK・・・これは、クロック
発生器18からのクロック信号をカウントするもので、
1小節内で0〜85のカウント値をとり、98になるタ
イミングで0にリセットされる。
(3)テンポクロックカウンタTCLK・・・これは、
拍子に応じて異なるカウント値をとるもので、3拍子の
場合には、クロック信号の4パルス毎にカウント値が1
アツプして1小節内でO〜23のカウント値をとり、2
4になるタイミングでOにリセットされ、4拍子の場合
には、クロック信号の3パルス毎にカウント値が1アツ
プして1小節内でO〜31のカウント値をとり、32に
なるタイミングでOにリセットされる。
(4)小節カウンタBAR・・・これは、カウンタCL
Kの値が96になるタイミング(小節束)毎にカウント
値が1アツプして8小節内で0〜7のカウント値をとる
もので、カウント値が8になるタイミング(8小節末)
でOにリセットされる。
(5)キーコートバッファレジスタKEYBUFO”K
EYBUF3・・・これらのレジスタは、TG28の4
つの発音チャンネルにそれぞれ対応したもので、伴奏用
鍵盤で押された鍵に対応するキーコードがストアされる
(8)和音バッファレジスタCHDBUF・・・これは
、伴奏用鍵盤での押鍵状態に基づいぞ和音検出テーブル
CHDTBLから読出した和音データをストアするため
の8ビツトのレジスタであって、上位4ビツトの部分に
和音種類データを、下位4ビツトの部分に根音データが
それぞれストアされる。
(7)発音用和音レジスタCWORD・・・これは、レ
ジスタCHDBUFから和音データを受取るもので、構
成はCHDBUFと同様である。リズム停止時において
、TG2Bは、レジスタCWORDの和音データに応じ
て和音発生が制御される。
(8)旧和音レジスタ0LDCHD・・・これは、レジ
スタCHORDから発音済みの和音データを受取るもの
で、構成はCWORDと同様である。
(8)旧根音レジスタ0LDRT・・・これは、レジス
タ0LDCHDから下位4ビツトの根音データを受取る
ものである。
(10)根音レジスタROOT・・・これは、レジスタ
CWORDから下位4ビツトの根音データを受取るもの
である。
(11)和音種類レジスタTYPE・・・これは、レジ
スタCWORDから上位4ビツトの和音種類データを受
取るものである。
(12)グループナンバレジスタGRP・・・これは、
グループナンバテーブルGR装置を用いて検出したグル
ープナンバGNO(0〜2のいずれか)がセットされる
ものである。
(13)セブンス用パターンナンバレジスタ5EVPT
・・・これは、セブンス用パターンナンバ(0〜2のい
ずれか)がセットされるものである。
(14)パターンキーコードレジスタPTNKC・・・
これは、パターン記憶部PTNから読出したキーコード
がストアされるものである。
(15)半音数レジスタRKCNT・・・これは、パタ
ーン記憶部PTNから読出したキーコードの音名に対応
する半音数を表わす半音数データがストアされるもので
ある。
(1B)シーケンスレジスタPATSEQ・・・これは
、シーケンス記憶部SEQから読出したシーケンスデー
タがストアされるものである。
(1?)パターンナンバレジスタFTNO・・・これは
、レジスタPATSEQから読出したパターンナンバP
NO(0〜3のいずれか)がセットされるものである。
(18)第1のアドレスレジスタPTADR3・・・こ
れは、第1のアドレス記憶部ADR3又は第2のアドレ
ス記憶部ADR32から読出した先頭アドレスがセット
されるものである。
・ (19)第2のアドレスレジスタPTADR32・
・・これは、レジスタPTADR5、カウンタTCLK
、記憶部QUANT等のデータに応じて決定されるパタ
ーン記憶部PTNの読出アドレスがセットされるもので
ある。
(20)修正データレジスタADDKC・・・これは、
音高修正テーブルP装置から読出した修正データがスト
アされるものである。
(2り発音数レジスタCH・・・これは、第1の抛音数
記憶部CHASS又は第2の発音数記憶部CHA S 
S°2から読出した発音数データがストアされるもので
ある。
(22)和音比較用レジスタCMPCHD・・・これは
、8ビツトのレジスタであって、上位4ビツトの部分に
はレジスタ0LDCHDからの温和音種類データがスト
アされ、下位4ビツトの部分にはレジスタROOT及び
0LDRTの根音データに基づいて計算された根音音高
差を表わす音高差データがストアされるものである。
(23)発音用キーコードレジスタKEYCOD・・・
これは、レジスタPTNKC,ADDKC及びROOT
のデータに基づいて作成された発音用のキーコードがス
トアされるものである。リズム走行時において、TG2
8は、レジスタKEYCODのキーコードに応じて伴奏
音発生が制御される。
(24)旧キーコードレジスタ0LDKEYO〜0LD
KEY3・・・これらのレジスタは、TG28の4つの
発音チャンネルにそれぞれ対応したもので、レジスタK
EYCODからキーコードを受取って一時的に記憶する
ものである。
なお、この後説明するフローチャートでは、a、MOD
、bのような計算式が示されるが、これは、aをbで割
算(整数演算)して余りを求めること又は得られた余り
を示す。
メインルーチン(第11図) 第11図は、メインルーチンの処理の流れを示すもので
、ステップ40では、電源投入等°に応じてイニシャラ
イズ処理を行なう0例えば、フラグRUNにはOをセッ
トする。
次に、ステップ42では、リズムスタート/ストップス
イッチ(SW)がオンか判定する。この判定結果が肯定
的(Y)であればステップ44に移る。
ステップ44では、1からフラグRUNの値を差引いた
ものをRUNにセットする。このため、RUNが0であ
ったときは、RUN=1(リズム走行)となり、RUN
が1であったときはRUN=O(リズム停止)となる、
この後、ステップ4Bに移る。
ステップ46では、RUNが1か判定する。この判定結
果が肯定的(Y)であれば、ステップ48に移り、オー
トリズム及びオートコード関係の初期セット処理を行な
う、すなわち、カウンタCLK、TCLK及びBARに
いずれも0をセットすると共にレジスタoLDKEYo
NoLDKEY3にいずれも0をセットし、さらにレジ
スタ0LDCHDには16進表記でFFのデータ(全ビ
ットが1のデータ)をセットする。
ステップ48の処理が終ったときは、ステップ50に移
る。また、ステップ42又は4Bの判定結果が否定的(
N)でふったときにもステップ50に移る。
ステップ50では、伴奏用鍵盤にてキーオフイベントあ
りか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であれば、
ステップ52に移り、第12図につイテ後述スルような
押鍵処理のサブルーチンヲ実行する。
ステップ52の処理が終ったとき又はステップ5゜の判
定結果が否定的(N)であったときは、ステップ54に
移り、伴奏用w1glIにてキーオフイベントありか判
定する。この判定結果が肯定的(Y)であれば、ス、チ
ップ58に移り、第13図について後述するような離鍵
処理のサブルーチンを実行する。
ステップ5Bの処理が終ったとき又はステップ54の判
定結果が否定的(N)であったときは、ステップ58に
移り、その他の処理(例えば音色選択、リズム選択等の
処理)を行なう。
ステップ58の処理が終ったときは、ステップ42に戻
り、上記したような処理をくりかえす。
押  理のサブルーチン(第12図) 第12図の押鍵処理のサブルーチンにおいて、ステップ
80テは、レジスタK E Y B U F o −K
 E YBUF3に空ありか判定する。この判定結果が
否定的(N)であれば、押鍵データを取込不能であるの
で、第11図のルーチンにリターンする。
ステップ60の判定結果が肯定的(Y)であったときは
、ステップB2に移り、空のKEYBUFにキーオンイ
ベントありの鍵に対応するキーコードを書込む、そして
ステップ64に移る。
ステップ84では、KEYBUFo ”KEYBUF3
の内容に応じた和音データを和音検出テーブルCH装置
から読出してレジスタCHDBUFに入れる。そして、
ステップB6に移る。
ステップ68では、RUNが1か判定する。この判定結
果が否定的(N)であれば、ステップ88に移り、CH
DBUFの和音データをレジスタCWORDに入れる。
そして、ステップ70に移る。
ステップ70では、CWORDの和音データに応じてT
G28を制御することにより押鍵状態に対応した和音を
発音させる。この後は、第11図のルーチンにリターン
する。
なお、ステップ66の判定結果が肯定的(Y)であった
ときは、第11図のルーチンにリターンする。この場合
はRUN=1 (リズム走行)であるので、第14図に
ついて後述するクロック割込みルーチンに従ってオート
リズム及びオートコードの演奏が行なわれる。
離   のサブルーチン(第13図) 第13図の離鍵処理のサブルーチンにおいて、ステップ
80テは、レジスタKEYBUFo −KEYBUF3
にキーオフイベントのあった鍵(Jllりと同一のキー
コードありか判定する。この判定結果が否定的(N)で
あれば1発音中の音と無関係なキーオフイベントがあっ
たことになり、第11図のルーチンにリターンする。
ステップ80の判定結果が肯定的(Y)であったときは
、ステップ82に移り、同一キーコードありのKEYB
UFに0をセットする。そして、ステップ84に移る。
ステップ84では、フラグRUNが1か判定する。この
判定結果が肯定的(Y)であれば、前述のステ・ンプ6
6の場合と同様に第11図のルーチンにリターンする。
ステップ84の判定結果が否定的(N)であったときは
、ステップ86に移り、KEYBUFo〜KEYBUF
3の内容に応じて和音検出テーブルCHDTBLから和
音データを読出してレジスタCHDBUFに入れる。そ
して、ステップ88に移る。
ステップ88では、CHDBUFの和音データをレジス
タCWORDに入れる。そして、ステップ90に移り、
CWORDの和音データに応じてTG28を制御するこ
とにより離鍵後の押鍵状態に対応した和音を発音させる
。この結果、例えば4音が発音されているときにそのう
ちの1音に対応する鍵を離したのであれば、残り3音が
発音され続けることになる。
ステップθ0の処理が終ったときは、第11図のルーチ
ンにリターンする。
クロック割゛みルーチン(第14図 第14図は、クロック割込みルーチンの処理の流れを示
すもので、このルーチンは、クロック発生器18からク
ロックパルスが発生されるたび開始される。
まず、ステップ100では、フラグRUNが1か判定す
る。この判定結果が否定的(N)であれば第11図のル
ーチンにリターンする。
ステップ100の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ102に移る。このステップ102では、 Q なる計算式による計算結果が0か判定する。この計算式
において、CLKはカウンタCLKのカウント値を、Q
UANTは記憶部QUANTの記憶値をそれぞれ表わす
3拍子の場合、Q U A N T = 24であるの
で、98/ Q U A N Tは4となり、4クロツ
ク毎にステップ102の判定結果が肯定的(Y)となる
、また、4拍子の場合には、Q U A N T = 
32であるので、98/QUANTは3となり、3クロ
ツク毎にステップ102の判定結果が肯定的(Y)とな
る。
ステップ102の判定結果が否定的(N)であれば、第
11図のルーチンにリターンするが、肯定的(Y)であ
れば、ステップ104に移る。
ステップ104では、選択されたリズム種類とカウンタ
TCLKの値とに応じてリズム発音処理を行なう、すな
わち、選択されたリズム種類に対応するリズムパターン
を参照してTCLKのカウント値に対応するタイミング
で発音すべきリズム音があればそれを発音させる。そし
て、ステップ10Bに移る。
ステップ1013では、第15図について後述するよう
な伴奏発音のサブルーチンを実行する。このサブルーチ
ンは、選択されたリズム種類に対応する伴奏パターンを
用いて自動的に和音を発生するためのものである。
次に、ステップ10BでTCLKの値を1アツプしてか
らステップ110に移り、TCLK、MOD、8なる計
算式による計算結果が0か判定する。この計算式におい
て、TCLKはカウンタTCLKのカウント値を表わす
。そして計算結果が0ということは拍の頭であることを
意味する。
ステップ110の判定結果が肯定的(Y)であった(拍
の頭であった)ときは、ステップ112・に移り、レジ
スタCHORDの和音データをレジスタ0LDCHDに
入れる。そして、ステップ114に移り、レジスタCH
DBUFの和音データをCHORDに入れる。従って、
オートコードの場合には、ある拍の途中で和音変更によ
りCHDBUFに新たな和音データがセットされても、
゛該新たな和音データがCHORDにセットされるのは
次の拍の頭のタイミングであり、このタミングから該新
たな和音データに基づく伴奏が可能となる。
ステップ114の処理が終ったとき又はステップ110
の判定結果が否定的(N)であったときは、ステップ1
18に移り、カウンタCLKの値を1アツプする。そし
て、ステップ118に移る。
ステップ118では、CLKの値が9Bか(小節末か)
判定する。この判定結果が否定的(N)であれば、第1
11gのルーチンにリターンする。
ステップ118の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ120に移り、カウンタCLK及びTCL
Kに0をセラ′卜する。そして、ステップ122でカウ
ンタBARの値を1アツプしてからステップ124に移
り、BARの値が8か判定する。この判定結果が否定的
(N)であれば、第11図のルーチンにリターンする。
ステップ124の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ12Bに移り、BARに0をセットする。
このように8小節の末でBARに0をセットしたときは
、8小節分の自動伴奏が終ったときであり、この後は再
び8小節分の自動伴奏が前回と同一内容でくりかえされ
る。
ステップ12Bの処理が終ったときは、第11図のルー
チンにリターンする。
伴  音のサブルーチン(第15図) 第15図の伴奏発音のサブルーチンにおいて、ステップ
130では、レジスタTYPEにレジスタCWORDの
上位4ビツトのデータ(和音種類データ)をセットする
。そして、ステップ132に移る。
ステップ132では、TYPEの値が6か(セブンスか
)判定する。この判定結果が否定的(N)であれば、ス
テップ134に移る。
ステップ134では、グループナンバテーブルGR装置
からTYPEの値(和音種類)に対応したグループナン
バGNO(和音種類群)を検出してレジスタGRPにセ
ットする。そして、ステップ1313に移る。
ステップ13Bでは、記憶部SEQからGRPのグルー
プナンバに対応したシーケンスデータを読出してレジス
タP A、T S E Qに入れる。そして、ステップ
138に移る。
ステップ138では、PATSEQからカウンタBAR
の値に対応する小節のパターンナンバPNOを読出して
レジスタFTNOに入れる0例えば、ステップ136に
より第7図の記憶部SEQ(0)のメジャ系シーケンス
データが選択された場合において、BARの値がOであ
れば、1小節目のPNO=0がFTNOにセットされる
次に、ステップ140では、記憶部ADR5からGRP
の値(グループナン/り及びFTNOの値(パターンナ
ンバ)で指定されるノーマルパターンの先頭アドレスを
読出してレジスタP T A 、D R8に入れる。例
えば、上記のようにS E Q (0)のシーケンスデ
ータが選択された場合において、記憶部PTMに第8図
について前述したようにパターンデータが記憶されてい
るとすると、GRP=0で且つFTNO=Oであれば記
憶部PTNMの第0ノーマルパターンの先頭アドレスA
がPTADR3にセットされる。この後、ステップ14
2に移る。
ステップ142では、上記ステップ140の場合と同様
にGRP及びFTNOで指定されるノーマルパターンの
発音数データを読出してレジスタCHに入れる。そして
、ステップ144に移る。
ステップ144では、第17図について後述するように
パターン読出しのザブルーチンを実行する。
このサブルーチンは、伴奏パターンを構成するキーコー
ドを読出して伴奏音発生を制御するためのものである。
ステップ144の後は、第14図のルーチンにリターン
する。
ところで、ステップ132の判定結果が肯定的(Y)で
あったときは、ステップ145に移り、第16図につい
て後述するようにセブンス処理のサブルーチンを実行す
る。このサブルーチンは、セブンスへの移行態様に応じ
てレジスタ5EVPTにθ〜2のいずれかのセブンス用
パターンナンバをセットするためのものである。ステッ
プ145の後は、ステップ148に移る。
ステップ14Bでは、5EVPTの値が0か(セブンス
用ノーマルパターンか)判定する。この判定結果が肯定
的(Y)であれば、ステップ134に移り、それ以降の
処理を上記したと同様に実行する。
ステップ1413の判定結果が否定的(N)であったと
きは、ステップ14? =に移る。このステップ147
では、5EVPTの値から1を差引いたもの(バリエー
ションパターンナンバ)で指定されるバリエーションパ
ターンの先頭アドレスを記憶部ADR5Zから読出して
PTADR3に入れる。
そして、ステップ148に移る。
ステップ148では、上記ステップ147の場合と同様
に5EVPT−1で指定されるバリエーションパターン
の発音数データを記憶部CHASS2から読出してCH
に入れる。
この後は、上記したと同様にステップ!44の処理を経
て第14図のルーチンにリターンする。
セブンス  のザブルーチン(第18図)第16図のセ
ブンス処理のサブルーチンにおいて、ステップ150で
は、レジスタCHORDの下位4ビツト(根音データ)
をレジスタROOTに入れる。そして、ステップ152
に移る。
ステップ!52では、レジスタ0LDCHDの下位4ビ
ツト(根音データ)をレジスタ0LDRTに入れる。そ
して、ステップ154に移る。
ステップ154では、(ROOT−OLDRT+12)
  、 MOo 、 12なる計算式による計算結果を
レジスタCMPCHDの下位4ビツトの部分に入れる。
この計算式において、ROOTはレジスタROOTの値
を、On、DRTはレジスタ0LDRTの値をそれぞれ
表わし、(ROOT−OLDRT)に12を加えるのは
差がマイナスになるのを防ぐためである。この計算式に
よれば、セブンスの和音とその直前の和音との根音音高
差(O〜11のいずれかの半音数)を求めることができ
、CMPCHDの下位4ビツトの部分には、根音音高差
を表わす音高差データがストアされる。
次に、ステップ1511iでは、0LDCHDの上位4
ビツト(温和音種類データ)をCMPCHDの上位4ビ
ツトの部分にセットする。そして、ステップ158に移
る。
ステップ158.では、制御変数iをOにする。そして
、ステップ180に移り、和音進行判定テーブル5EQ
REF内のi番目の記憶領域5EQREFiの判定基準
データとCMPCHDのデータとが一致か判定する。こ
の判定結果が否定的(N)であれば、ステップ182に
移る。
ステップ162では、iの値を1アツプする。そして、
ステップ1134に移り、iが12以上か判定する。こ
のステップ158でi=Oとした後はじめてステップ1
64にきたときは、i=1であるから判定結果は否定的
(N)となり、ステップ180に戻る。このようにして
記憶領域5EQREFo”5EQREFuの内容を順次
にCMPCHDの内容と比較していっても一致が得られ
ないときは、ステップ184の判定結果が肯定的(Y)
となり、ステップieeに移る。
ステップ1813では、レジスタ5EVPTにOをセッ
トする。そして、第15図のルーチンにリターンする。
この場合には、第15図のルーチンにおいて、ステップ
134〜144の処理が行なわれ、セブンス用ノーマル
パターンに従って伴奏音が発生される。
上記のような順次比較においてステップ160の判定結
果が肯定的(Y)となった(一致が得られた)ときは、
ステップ18日に移る。
ス°チップ18Bでは、iが7より大か(経過的な伴奏
パターンを選択すべきか)判定する。この判定結果が否
定的(N)であれば、ステップ170に移り、5EVP
Tに1をセットする。そして、第15図のルーチンにリ
ターンする。
ステップ168の判定結果が肯定的(Y)であったとき
は、ステップ172に移り、5EVPTに2をセットす
る。そして、第15図のルーチンにリターンする。
ステップ168又は172を経て第16図のルーチンに
リターンしたときは、第15図のルーチンにおいて、ス
テップ14? 、 148及び144の処理が行なわれ
、バリエーションパターンナンバO又は1のバリエーシ
ョンパターンに従って伴奏音が発生される。
パターン読出しのサブルーチン(第17図)第17図の
パターン読出しのサブルーチンにおいて、ステップ18
0では、制御変数floにする。
そして、ステップ182に移る。
ステップ182では、PTADR3+TCLK+i X
QUANTなる計算式による計算結果をレジスタPTA
DR52に入れる。この計算式において、PTADR3
はレジスタPTADR5の値を、TCLKはカウンタT
CLKの値を、QUANTは記憶部QUANTの記憶値
(24又は32)をそれぞれ表わす、この計算式によれ
ば、パターン記憶部PTNの読出アドレスを決定するこ
とができ、PTADR32には決定された読出アドレス
がセットされる0例えば、ステップ180の後はじめて
ステップ182にきたときは、i=0であるから、PT
ADR3を第9図に示したAとし且っTCLK=Oとす
れば、PTADR32には第9図のTIの先頭アドレス
(A+0)がセットされる。この後、ステップ184に
移る。
ステップ184では、記憶部PTNからPTADR32
で指定されるアドレスのデータを読出してレジスタPT
NKCに入れる。そして、ステップ18Bに移る。
ステップ18Elでは、PTNKCの値が0か(非発音
か)判定する。この判定結果が否定的(N)であれば、
ステップ188に移り、PTNKC,MOD、12なる
計算式による計算結果をレジスタRKCNTに入れる。
この計算式において、PTNKCはレジスタPTNKC
のキーコード値を示す。この計算式によれば、PTNK
Cのキーコードの音名に対応した半音数(O〜11のい
ずれか)を求めることができ、RKCNTには、根音C
からの半音数を表わす半音数データがストアされる。こ
の後、ステップ180に移る。
ステップ190では、音高修正テーブルP装置からレジ
スタTYPE及びRKCNTの内容に応じた修正データ
を読出してレジスタADDKCに入れる。そして、ステ
ップ182に移る。
ステップ192では、PTNKC+ADDKC+ROO
Tなる計算式による計算結果をレジスタKEYCODに
入れる。この計算式において、PTNKC,ADDKC
及びROOTはツレ−F FL Ly シスタPTNK
C,ADDKC及びROOTの値を示す、この計算式に
よれば、根音Cを基準として記憶されたパターンのキー
コードを伴奏用鍵盤で指定された和音の根音に応じて音
高変更すると共にその音高変更の際に不協和な音となら
ないように修正データに応じて音高を修正することがで
きる。例えば、伴奏用鍵盤で和音Asを指定すると、T
YPE=3、ROOT= 9 となる。コノ場合におい
て、PTNKC=40(E2 )であるとすると、RK
CNTは4となり、ADDKCは−1となる。従って、
KEYCODには、40−1 + 9=48(c3)が
セットされる。ステップ182の後は、ステップ184
に移る。
ステップ184では、KEYCODの値が記憶部UPL
MTの値より大か(上限音高をこえたか)判定する。こ
の判定結果が肯定的(Y)であれば、ステー、pプ11
3B ニ移り、KEYCOD値カラ12全カラ12もの
(1オクターブ下げたもの)をKEYCODにセットす
る。そして、ステップ184に戻り、再び上記と同様の
判定を行なう、このような処理は、KEYCODの値が
UPLMTの値以下となるまで行なわれ、KEYCOD
の値は最終的に上限音高以下の音高に対応したものとな
る。
ステップ184の判定結果がもともと否定的(N)であ
ったとき又はステップ18Bの処理の結果として否定的
(N)になったときは、ステップ188に移る。
ステップ188では、KEYCODの値が1番目の旧キ
ーコードレジスタOL D K E Y iの値(前回
のキーコード値)と一致か判定する。この判定結果が否
定的(N)であれば、ステップ200でKEYCODの
キーコードをOL D K E Y + にセットして
からステップ202に移り、KEYCODのキーコード
に応じてTG28の第iチャンネル(最初は第Oチャン
ネル)の楽音発生を制御する。この結果、KEYCOD
に前述例のようにキーコード値48がセットされていれ
ば、それに対応したC3音が発音される。なお、ある音
の発音が持続しているときに次の音を発音させる場合は
、前の音を急速減衰させてから後の音を発音させるよう
になっている。
上記したのは、ステップ18Bの判定結果が否定的(N
)であった場合の処理の流れであるが、ステップ186
の判定結果が肯定的(Y)であった場合の処理の流れは
次のようになる。すなわち、この場合は、PTNKCの
値がO(非発音)であるので、ステップ188〜19B
のような処理を経ないでステップ204に移る。
ステップ204では、PTNKCの値(0)をKECO
Dに入れる。そして、ステップ198に移り、KEYC
ODの値(0)が0LDKEY+の値と一致か判定する
。この判定結果が否定的(N)であれば、ステップ20
0に移り、KEYCODの値(0)を0LDKEYI 
に入れる。
この後、ステップ202では、KEYCODの値(0)
に応じてTG28の第iチャンネル(最初は第Oチャン
ネル)を発音停止とすべく制御する。
ステップ18Elの判定結果が否定的又は肯定的のいず
れの場合であっても、ステップ202の後はステップ2
0Bに移る。また、ステップ188の判定結果が肯定的
(Y)であったときは、発音開始又は発音停止のような
処理が必要ないのでステッ、プ200及び202を経な
いでステップ20Bに移る。
ステップ206では、iの値を1アツプする。そして、
ステップ208に移り、iがレジスタCHの値より小さ
いか判定する。CHには、選択された伴奏パターンに関
して同時発音可能な音数を示す発音数データがストアさ
れており、このデータの値が1であれば、ステップ18
0の後はじめてステップ208にきたときは、iが1で
あるから判定結果が否定的(N)となり、第15図のル
ーチンにリターンする。これは、例えば第8図に先頭ア
ドレスFを付して示したパターンのようにパターンが単
一の音高データ群で構成されている場合である。
パターンが例えば第8図T1〜T3に示すように複数の
音高データ群で構成されている場合は、ステップ208
の判定結果が肯定的(Y)となり、ステップ182に戻
る。そして、ステップ208で1=cHとなるまで上記
のような処理をくりかえし、1=cHとなったら第15
図のルーチンにリターンする。この結果、例えば第10
図について前述したように複数音(最大で4音)の同時
発音が可能となる。
変形例 この発明は、上記した実施例に限定されるものではなく
、種々の改変形態で実施可能なものである0例えば、次
のような変更が可能である。
(1)和音種類群に対応して記憶される伴奏情報として
は、小節毎の伴奏パターン及びシーケンス情報を組合せ
たものを例示したが、連続する複数小部分の伴奏パター
ン等であってもよい。
(2)自動伴奏としてオートコードを例示したが、この
発明は、オートベース等にも適用可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、和音種類群毎に伴奏
情報を記憶・選択するようにしたので。
記憶容量が少なくて済むと共に選択処理が簡単となり、
しかも鍵盤操作が容易となる効果が得られるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による自動伴奏装置をそ
なえた電子楽器の回路構成を示すブロック図、 第2図は、各音高毎のキーコード値を示す図、第3図は
、和音検出テーブルCHDTBLにおける根音Cに関す
る記憶部の記憶内容を示す図、第4図は、グループナン
バテーブルGRPTBLの記憶内容を示す図、 第5図は、音高修正テーブルP装置の記憶内容を示す図
、 第6図は、和音進行判定テーブル5EQREFの記憶内
容を示す図、 第7図は、パターンROMの記憶内容を示す図、 第8図は、パターン記憶部PTNの記憶例を示す図、 第9図は、伴奏パターンの一例を示す五線図、第10図
は、第9図の伴奏パターンの記憶データフォーマットを
示す図、 第11図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第12図は、押鍵処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第13図は、離鍵処理のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第14図は、クロック割込みルーチンを示すフローチャ
ート、 第15図は、伴奏発音のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第16図は、セブンス処理のサブルーチンを示すフロー
チャート、 第17図は、パターン読出しのサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。 10・・・パス、14・・・伴奏用鍵盤回路、1B・・
・制御スイッチ群、18・・・クロック発生器、20・
・・中央処理装置、22・・・プログラムメモリ、24
・・・伴奏データメモリ、28・・・レジスタ群、28
・・・トーンジェネレータ、30・・・サウンドシステ
ム。 第9図(伴奏パターンの一倒) 第0ノぐターン      kf31パターン第8図 
Qぐターン記+tgBPTN M2パターン     光3パターン の80色θd) 第11図 (メインルーチン)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)伴奏用の鍵盤と、 (b)この鍵盤での押鍵状態に基づいて和音種類を検出
    する検出手段と、 (c)予め定められた複数の和音種類群にそれぞれ対応
    して伴奏情報を記憶した記憶部と、 (d)前記検出手段で検出された和音種類が前記複数の
    和音種類群のいずれに属するか判別する判別手段と、 (e)この判別手段で属すると判別された和音種類群に
    対応した伴奏情報を前記記憶部において選択する選択手
    段と、 (f)この選択手段で選択された伴奏情報に従って伴奏
    音を発生する伴奏音発生手段と をそなえた電子楽器の自動伴奏装置。
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Cited By (1)

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