JPS63191261A

JPS63191261A - プログラム電子計算機

Info

Publication number: JPS63191261A
Application number: JP2387187A
Authority: JP
Inventors: Masami Morioka; 森岡　正美
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1987-02-03
Filing date: 1987-02-03
Publication date: 1988-08-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、プログラム電子計算機に係り、特には、機能
別モードとしてキーからのプログラム入力を可能とする
プログラム編集モード（以下、ｒＰＲｏモードｊという
）と、プログラム実行を可能とするプログラム実行モー
ド（以下、ｒＲＵＮモードｊという）とを有する電子計
算機に関する。

（従来技術）第４図は、ポケットコンピュータなどと呼称される従来
のこの種のプログラム電子計算機の平面図である。この
プログラム電子計算機は、ＢＡＳＩＣ言語によるプログ
ラムが書き込めるようになっている。このプログラム電
子計算機の操作面には、プログラム作成あるいは計算に
使用される各種の操作キーと、前記操作キーによって入
力された文字列や計算結果などを表示するための液晶表
示部１や電源スィッチ２などが設けられている。

３は入力中の内容や表示をクリア（消去）するときに押
されるクリアー（’ＣＬＳＪ　）キーである。このクリ
アーキー３を押すことによりエラー状態を解除できる。

４はＰＲＯモードとＲＵＮモードとを切り換えるための
モード切り換えキーである。このモード切り換えキー４
については後述する。５は’ＥＮＴＥＲＪキーであって
、このキー５は計算の実行、プログラムの書き込みなど
を行うときに押される。６はプログラム実行中にプログ
ラムを一時停止状態にする’ＢＲＫＪキーである。

次に、前記モード切り換えキー４について説明する。

従来、この種のプログラム電子計算機は、計算機として
用いられる場合に通常の卓上計算機と同様の操作をする
ことができるように、機能別モードとして前述したＰＲ
ＯモードとＲＵＮモードとを備えている。ＰＲＯモード
はプログラム編集可能な機能別モードであって、プログ
ラムをその電子計算機に覚えさせたり、訂正、修正した
りするモードである。一方、ＲＵＮモードは、プログラ
ムを実行できる機能別モードであるとともに、通常の卓
上計算機と同様に手操作で計算を実行できるモードでも
ある。

このようにＲＵＮモードは卓上計算機としての使用モー
ドでもあるから、このモードで最初に入力されたデータ
が数値である場合にはプログラムとみなされず、数式と
して処理される。したがって、 ’ＩＪ　’ＯＪ　’＊Ｊ　’３Ｊ　ｒＥＮＴＥＲ」と、
キー人力された場合、これはプログラム登録ではなく、
１０×３の数値演算となる。

一方、液晶表示部１にプログラムを表示させるためのＬ
ＩＳＴ（プログラム表示）処理は、プログラムを訂正、
修正するためにＰＲＯモードで使用されるコマンドであ
るが、仮に、このＬＩＳＴコマンドをＲＵＮモードで実
行しようとした場合、前述したようにＲＵＮモードは卓
上計算機としての使用モードでもあるから、ＬＩＳＴコ
マンドによって呼び出されるプログラムの文番号を示す
最初の数値が数式とみなされて処理されてしまうという
不都合を生じる。

そのため、従来のプログラム電子計算機では、ＲＵＮモ
ードの状態でのＬＩＳＴコマンドの実行を禁止している
。

このように従来のプログラム電子計算機は、卓上計算機
と同様の操作による計算を可能にするためにＰＲＯモー
ドとＲｔＪＮモーＦとを区別しているから、ＰＲＯモー
ドとＲＵＮモードとの切り換えは、この電子計算機に設
けられたモード切り換えキー４を操作して行う必要があ
る。また、上述したように従来のプログラム電子計算機
は、ＲＵＮモードでのＬＩＳＴ処理を禁止しているから
、プログラム編集を行おうとする場合、まずモード切り
換えキー４を操作して機能別モードをＲＬＩＮモードか
らＰＲＯモードに切り換え、その後ＬＩＳＴコマンドを
キー人力してプログラムの表示を行う必要がある。

しかしながら、プログラムを開発する場合、プログラム
の編集と、その実行とを繰り返してプログラムを作成す
るのが通常であるから、上述したようなモード切り換え
キー４の操作をその都度行うのは、オペレータにとって
たいへん煩わしく、ともすればモード切り換え操作を忘
れることもある０例えば、ＲＵＮモードの状態で、ｒｌ
、、　ｒＩＪ　　’ＳＪ　　’ＴＪ　　’ＥＮＴＥＲＪ
と操作キーを押すとエラー表示される。そうすると、オ
ペレータはクリアーキー３を押してエラーを解除してか
ら、モード切り換えキー４を押して機能別モードをＰＲ
Ｏモードに切り換えて、再び’ＬＪ　　’ＩＪ　　’Ｓ
　Ｊ　　’　Ｔ　ｓ　　’　Ｅ　Ｎ　Ｔ　Ｂ　ＲＪと操
作キーを押さなければならない、このようにモード切り
換えを忘れると、エラー解除の操作やコマンドの再入力
などの操作をしなければならず煩雑である。

（発明の目的）本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、プログラム実行モードからプログラム編集モードへ
のモード切り換えを容易に行うことができるプログラム
電子計算機を提供することを目的としている。

（発明の構成）本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。

即ち、本発明は、機能別モードとしてキーからのプログ
ラム入力を可能とするプログラム編集モードと、プログ
ラム実行を可能とするプログラム実行モードとを有する
電子計算機において、プログラム編集に関連したコマン
ドの入力に基づいて、前記プログラム実行モードから前
記プログラム編集モードへモード切り換えを行うモード
切り換え手段を備えたことを特徴としている。

本発明に係るプログラム電子計算機は、プログラム編集
に関連したコマンドの入力に基づいて、機能別モードを
プログラム実行モードからプログラム編集モードへ自動
的に切り換えるように構成したから、プログラム編集に
あたってオペレータがその都度モード切り換えキーを操
作する必要がなくなる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例に係るプログラム電子計算機
の構成の概略を示したブロック図である。

同図において、１０は中央処理装置（ＣＰ　Ｕ）である
。このＣＰＵｌ０はリードオンリーメモリー　（ＲＯＭ
）１１に接続されており、このＲＯＭ１１に記憶されて
いる動作コントロールプログラムに従い、ＣＰＵｌ０が
所定の処理を実行する。

１２はランダム・アクセス・リードライトメモリ（ＲＡ
Ｍ）で、キー部１３から入力されたＢＡＳＩＣプログラ
ムやデータを記憶する。ＲＡＭ１２内には、後述するよ
うに機能別モードを識別するためのフラグＦを設定する
領域が設けられている。

１４は、ＣＰＵｌ０からの命令に基づき所定の文字、記
号もしくは数字を液晶表示部１に表示させる表示制御部
である。

次に、上述した構成を備えた実施例の動作を説明する。

今、実施例の動作を具体的に示すために、ＲＵＮモード
において、キー部１３よりｒＬ、ｒＩ。

’ＳＪ　　’ＴＪ　　’ＥＮＴＥＲＪと打ち込まれたと
する。ＣＰＵｌ０は、それぞれのキーが押されるたびに
液晶表示部１に前記キーに対応した文字を表示し、’　
Ｅ　Ｎ　Ｔ　Ｅ　ＲＪキーが押された時点で、それまで
に入力された文字を解析する。この文字解析は、入力文
字列がＢＡＳＩＣのコマンドやステートメントに当ては
まるか否か、あるいはコマンド、ステートメントなどの
予約語の構成文字と同じか否かを判断することによって
行われる。入力文字列がＬＩＳＴコマンドであると判断
されると、ＬＩＳＴ処理ルーチンに制御を移す、この１
．ＩｓＴ処理プログラムのフローチャートを第２図に示
す。

ＬＩＳＴ処理プログラムは、ステップ３１０において現
在の機能別モードがＰＲＯモードであるか、ＲＵＮモー
ドであるかを判定する。この判定はＲＡＭ１２に書き込
まれているＲＵＮモードフラグおよびＰＲＯモードフラ
グをチェックすることによって行われる。現在の機能別
モードがＲＵＮモードである場合、ＲＵＮモードフラグ
が「１」で、ＰＲＯモードフラグが’ＯＪになる。また
、ＰＲＯモードである場合、ＰＲＯモードフラグが’Ｉ
Ｊで、ＲＵＮモードフラグが’ＯＪになる。したがって
、ステップ３１０では、ＰＲＯモードが’ＩＪであるか
否かを調べるだけでよい。

判定の結果、現在の機能別モードがＰＲＯモードであれ
ば、ステップＳｌｌに進んで、ＢＡＳ　ＩＣプログラム
リストを表示制御部１４を介して液晶表示部１に出力す
る。一方、ＲＵＮモードであると判定された場合はステ
ップＳ１２に進んでモードの切り換え、即ち、ＰＲＯモ
ードフラグを’ＩＪに設定するとともに、ＲＵＮモード
フラグを’ＯＪに設定し、その後ステップＳｌｌに進ん
でＢＡＳＩＣプログラムリストの表示を行う。

機能別モードの切り換え処理は、第２図に示した手順の
他に、第３図に示したような手順によっても行うことが
できる。

即ち、ＬＩＳＴコマンドが入力されると現在のモードが
何であるかを問わず、ＰＲＯモードにモード切り換えを
行い（ステップ３１３）、その後ＢＡＳ　Ｉ　Ｃプログ
ラムリストの表示を行う　（ステップ３１４）。

以上のように、本実施例に係るプログラム電子計算機で
は、プログラムの編集を行うにあたって、オペレータが
モード切り換えキー４によってＲＵＮモードからＰＲＯ
モードに切り換えるのを忘れたとしても、例えばＬＩＳ
Ｔコマンドのようなプログラム編集に関連したコマンド
を入力することにより、モード切り換えが自動的に行わ
れる。なお、プログラム編集に関係したコマンドとして
は、前述したＬ　Ｉ　ＳＴコマンドの他に、ＡＵＴＯ（
自動行番号発生）コマンドやＥＤＩＴ（指定行編集）コ
マンドなどあり、これらのコマンドによってもＲＵＮモ
ードからＰＲＯモードへのモード切り換えが行われる。

しかし、ＰＲＩＮＴコマンド（表示命令）やＢＥＥＰコ
マンド（音を発生させる命令）などのプログラム編集に
関係しないコマンドや、ＳＩＮ、ＣＯ３などの関数の場
合にはモード切り換えは行われないこは勿論である。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明に係るプログラ
ム電子計算機は、プログラム編集に関連したコマンドの
人力に基づいて、プログラム実行モードからプログラム
編集モードへ自動的にモード切り換えを行うように構成
したから、プログラム編集と、その実行を繰り返して行
うようなプログラムの開発にあたワて、頻繁にモード切
り換えを行う必要がなくなり大変便利である。また、従
来装置のようにモードを切り換え忘れたためにエラーを
解除してプログラム編集に関連したコマンドを再度入力
するという煩わしさがなくなり、この種のプログラム電
子計算機の操作性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るプログラム電子計算機
の構成の概略を示したブロック図、第２図は前記実施例
のプログラム表示コマンドによる機能別モード切り換え
の手順を示したフローチャート、第３図はプログラム表
示コマンドによる機能別モード切り換え手順の別実施例
を示したフローチャート、第４図は従来例および本発明
に係る一実施例に共通するプログラム電子計算機の操作
面の説明図である。１０・・・ＣＰＵ、１１・・・ＲＯＭ、１２・・・ＲＡ
Ｍ。１３・・・キー部。

Claims

【特許請求の範囲】機能別モードとしてキー部からのプログラム入力を可能
とするプログラム編集モードと、プログラム実行を可能
とするプログラム実行モードとを有する電子計算機にお
いて、プログラム編集に関連したコマンドの入力に基づいて、
前記プログラム実行モードから前記プログラム編集モー
ドへモード切り換えを行うモード切り換え手段を備えた
ことを特徴とするプログラム電子計算機。