JPS63190742A - 熱線反射ガラスの製法 - Google Patents

熱線反射ガラスの製法

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JPS63190742A
JPS63190742A JP1857987A JP1857987A JPS63190742A JP S63190742 A JPS63190742 A JP S63190742A JP 1857987 A JP1857987 A JP 1857987A JP 1857987 A JP1857987 A JP 1857987A JP S63190742 A JPS63190742 A JP S63190742A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラス基板上にスパッタリング法等の物理蒸
着法によって、可視スペクトル帯域で40%以下の透過
率及び多種の反射色調を有する熱線反射ガラスを製造す
る方法に関する。
[従来の技術1 可視スペクトル帯域で低い透過率を有する膜は、太陽光
スペクトルもその大部分を遮断し、特に大陸的気候即ち
、極端に暑い夏の地域に使用され、ソーラーコントロー
ルパネルと称される。
このようなソーラーコントロールパネルの代表的膜材料
としては、CrやTiなどの遷移金属の純金属層が知ら
れている。(特公昭47−14594゜特開昭[(0−
42253) 、 Lかし、これらの金属層は、その反
射色調が中性色・であり、色調に変化が乏しい。
独特の反射色調を呈する固有の有効層としては、金、銀
、銅などの貴金属があり、しかもこれらの貴金属は、赤
外域における反射も非常に高く熱反特性も優れている事
が公知である。しかしながら、これらの貴金属膜はガラ
ス基板に対する付着力が極めて弱く、又その耐候性も充
分でない、よって、これらの貴金属膜は、通常付着層と
保1層の間に配置される。付M層としては、同様の光学
的性質を有し、例えばクロムのような金属又は誘電体が
使用される。保護層としては一般に訓電材料が使用され
る。(特開昭54−120f188.  特開昭5O−
39314) 、この様な付着層及び保護層を用いる事
は、その干渉効果のために使用する貴金属に応じて阻止
する事がきわめて困難な強い色刺激を多少によらず有す
る欠点があある。
一方、この貴金属層を誘電体層で挟んだ3層構造の干渉
効果を利用して逆に色調表現を多様化する方法がある。
しかしながら、この様にして得られる色調は一般に彩度
が高く建築用として好ましからざるものが多い。
又、この様に付着層や保護層を備えた貴金属層も、単板
として使用するには、その耐久性が不充分であるため、
合せガラスとして使用したり、複層化して使用したりす
る事が多い。
さらに、金属層を使用しないで、半導体材料の単層を用
いる事も公知となっている。この様な半導体材料として
インジウム−スズ酸化物があり、赤外域の反射特性も優
れているが、その透過率が70%より高く、又その色調
を所望に応じて変化する事ができない。
一方、同じ半導体材料である窒化チタンは高い硬度を有
し、化学的耐久性も優れている。又その電気抵抗も比較
的低いために、通常の金属膜以上の赤外域反射特性を有
する。その色調も光沢のある黄金色を呈し、この特性を
利用して、銅等の金属表面に被覆することで、超硬材料
、装飾物等にも利用される。しかし、窒化チタンが黄金
色を呈するには、1000Å以上の膜厚が必要であり、
その結果透過率が極端に低くなり、k!:築用としては
好ましくない、又、インジウム−スズ酸化物と同様にそ
の色調を所望に応じて変化する事ができない。
さらに窒化チタン膜は優れた化学的耐久性を示すが、こ
の特性を持つ窒化チタン膜を通常のスパッタリングで作
製するには、高い基板温度(400℃〜500℃)が必
要であり、この様に基板を加熱する事は装置の/\−ド
の面で不利である。
窒化チタンは金属であるチタン原子のマトリックス中に
窒素原子が侵入した侵入型化合物であり、このため、金
属と窒化チタンの密着性は比較的良好である。
しかしながら、窒化チタンはガラスとの密着性が充分で
なく、耐擦傷性に問題がある。又窒化チタン膜は、かな
り内部応力が高い膜であるので、この事実とガラスへの
低密着性が相まって、膜はがれを起こす原因となる。こ
のため、この窒化チタンが熱反膜としては、比較的優れ
た特性を持っているのに、金属基材に対してしか利用で
きず、ガラスに適用しにくいため実際に実用化される範
囲を狭ばめている。
[3?!明の解決しようとする問題点]本発明は、従来
技術が有していた前述の様な欠点がなく、可視スペクト
ル帯域で40%以下の透過率とブルー色、グリーン色や
ゴールド色などの反射色調を有する熱線反射ガラスを提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、ガラス基板−ヒに第1層として醜素含有雰囲気中で
10Å〜200Åの厚みを有する酸化チタン(以下Ti
0zと呼ぶ)層を物理蒸着法により形成し、次いで前記
第1層上に第2層として純窒素雰囲気中で窒化チタン(
以下TiNxと呼ぶ)層(TiNx、 x≧1.0)、
又は希ガス及び窒素からなる混合ガス雰囲気中で窒化チ
タン(TiN)層を物理蒸着法により形成し、更にその
第2層上に第3層として10Å〜200Åの厚みを有す
る酸化チタンTiO2層を物理蒸着法により形成するこ
とを特徴とする熱線反射ガラスの製法を提供するもので
ある。
第1図は、本発明により得られた熱線反射ガラスの膜構
成を示すための断面図を示す0図において、lはガラス
基板、2は第1層のTiO2層、3は第2層のTiN層
、又はTiNxfi(x> 1)を示し、4は第3層の
T iCh層を示す。
本発明は、TiNx(菫> 1.0)層又はTiN層を
T ioz層で挟んだ3層構造を基本構成とするもので
、その膜厚構成は要求している色調によって異なる。
ブルー色糸のガラス基板側からの反射色調が必要な場合
は、第1層のTiO2層は10Å〜150Å、好ましく
は25Å〜125Å、特に50Å〜100人に、第2層
のTiNx層は(菫≧1.0)は185Å〜375Å、
好ましくは225Å〜345Å、特に255Å〜315
人に、第3層のTiCh層は75Å〜225Å、好まし
くは10Å〜200Å、特に125Å〜175人にする
事が色差の値を低く押さえるために望ましい。
又グリーン色系のガラス基板側からの反射色調が必要な
場合は、第1層のT i02層は100Å〜220Å、
好ましくは120Å〜200Å、特に140Å〜180
Å、第2層のTiNx層(!≧1.0)は325Å〜4
75Å、好ましくは350Å〜450Å、特に375Å
〜425人に、第3層のTiO2の層は15Å〜225
Å、好ましくは50Å〜130Å、特に85Å〜155
人にする事が1色差の値を低く押さえるために望ましい
又グリーン色系のガラス基板側からの反射色調を与える
別の系としては、第1層のT iO+層は50Å〜17
0Å、好ましくは70Å〜150Å、特に80Å〜13
0Å、第2層のTiNx層(!≧1.0)は340Å〜
4130Å、好ましくは360Å〜440Å、特に38
0Å〜420Å、第3層のTiO2層は、105Å〜2
25Å、好ましくは130Å〜230Å、特に155Å
〜200人にする事が、同様に色差の値を低く押さえる
ために望ましい。
一方、ゴールド色系のガラス基板側からの反射色調を得
るためには、第1層のT i02層は45Å〜165Å
、好ましくは85Å〜145Å、特に85Å〜125Å
、第2層のTiNx層(x= 1)は630Å〜800
Å、好ましくは675Å〜855Å、特に720Å〜8
10Å、第3層のTiO2の層はIO八へ270Å、好
ましくは30A〜215Å、特に50Å〜180人にす
る事が、色差の値を低く押さえるために望ましい。
本発明において、 TiO2層を形成する方法としては
、スパッタリング法、真空蒸着法、イオンブレーティン
グ法などの物理蒸着法が採用され、又TiN層、TiN
x層(x> 1)を形成する方法としては、スパッタリ
ング法、イオンブレーティング法などの物理蒸着法が採
用される。
特に、本発明に使用するT i02層、TiN層、Ti
Nx層(!>1)はすべて通常の反応スパッタリング法
、例えば、陰極反応スパッタリング法、高周波スパッタ
リング法、イオンビームスパッタリング法などにおいて
、Ti金属をターゲットとし、雰囲気ガスを変えるだけ
で作成可能であるという製造プロセス上有利な点を有す
る。
T i02層を作成する際には、雰囲気ガスとして主に
酸素ガスを用いる。又、この時、 Atガスを添加して
も良い、  (Ar+02)の混合ガスを用いるとT 
i02の製膜速度が早くなる。
又、TiNx層(x>1.0)を作成する際には、雰囲
気ガスとして100%の窒素ガスを用いるのが好ましい
TiN層を作成する際には、雰囲気ガスとして(Ar+
N2)の混合ガスを用いる。その際、Arガスを主ガス
として、N?ガスは副ガスとして機能する0本発明で使
用するTiN層を作成するために必要なN2ガスの分率
は、製膜装置のハード面の影響を受けるが、一般的に5
0%以下、好ましくは40%以下、特に30%以下であ
ることが望ましい0本発明の3層の構成膜を作成する際
には、基板温度を辷げる必要はなく室温で行なう事がで
きる。
[作用1 本発明において、ブルー色、グリーン色、ゴールド色な
どの色調表現はTiCh層、T iNx層、tiNJe
の相互の干渉効果を利用している。しかしながら、使用
している7 102 Nの厚みが比較的薄いために、製
膜制御の面で有利である0例えば、ガラス基板側からの
反射色調としてグリーン反射を与える構成として、第1
層としてT i02層(厚み1080人)、第2層とし
てTiNx層(厚み390人)(!≧1.0)、第3層
としてT i02層(厚み285人)という構成が存在
するが、この構成では全体の膜厚が厚く製膜に時間がか
かる。特にTi07膜は製膜速度が遅く、コスト面でも
不利な条件になる。又本発明を建築用として用いる際に
は、大面積における均一性や、大量生産を行なう場合の
再現性が重要な因子である。これらの因子において色の
違い、即ち色差の値を2以下に押さえるためには1本発
明のグリーン色反射色調系では、各層の膜厚の変動を±
5%にするだけで充分である。この±5%という値は通
常のスパッタ装置において特別な措置を講じなくても達
成回部である。一方、比較のためにここであげた全体の
膜厚が厚いグリーン色反射色調系では1色差の値を2以
下に押さえるためには膜厚の変動を±2%以下に制御し
なければならない層がある。この±2%という値は、何
か特別の手段を講じる事が必要であり、また高価なモニ
ター設備が必要となる。
本発明によって得られる反射色調は、淡色制約のものが
多いが、色刺激が少ないため、建築用などには好ましい
又、室外側、即ちガラス面側の反射色が淡色調のため、
室内側即ち膜面側の反射色も中性色に近い、このため夜
間に室内照明などによって不快感を与える事が少ない。
又1本発明の3層構成を使用すれば、ここで示したグリ
ーン色、ブルー色、ゴールド色以外の色調も作成可能で
ある。さらに、このグリーン色、ブルー色、ゴールド色
の反射色調も、顧客の要求によってわずかに変化させる
事ができる。
本発明で使用している第1層のT iOz層は酸化物で
あるため、ガラス基板のシラノール基と化学結合をする
。又、このT i02はTiNやTiNxとも互いに相
互拡散層(TiNxOy)を形成して強く結合する、こ
のため、第1層のT i02層がガラス基板と第2層の
TiNxやTiN層との付着層の役割をする。その結果
として、内部応力による膜はがれを防止する。
一方、第3層(7)TiOz層は、第2層のTiNx(
x>1.0)やTiN層に対して保護層の役割をする。
この保護層があるため、膜の耐久性が、向上しTiN、
TiNx(x> 1.0)の製膜の際の基板加熱が不要
になる。
なお、上記した3層構成の熱線反射膜の上層又は下層に
更にその他種類の各種層を積層させてもよい。
[実施例] 以下に本発明の実施例について説明する。
実施例1 マグネトロンD、C,スパッタ装置の陰極上に金属Ti
のターゲットをセットする。研磨などの方法で6II1
1厚のソーダライムガラス基板を十分に洗浄、乾燥した
後、真空槽内に入れ、油拡散ポンプでIX 1O−5T
orr以下まで排気する。この際基板加熱は行なわない
0次に02ガスを真空系内へ導入し、その圧力が3.4
0X 1O−3Torrになるように調節する。この状
態で金属チタンターゲットへ8.4W/cw2のパワー
を印加し、3分間プレスパツタを行い、T i02膜を
75人製膜する0次に真空系内の雰囲気を 100%純
N2ガスに完全に置換し、その圧力が3.20X 10
1Torrになるように調節する。この状態で金属チタ
ンターゲットへ5−3W/cm2のパワーを印加し、同
じく3分間プレスパツタを行なって、TiNxを 28
5人製膜する。
最後に真空系内の雰囲気を再び100%02ガスに戻し
、圧力が3.40X 1O−3Torrになるようにす
る。そして同じ様にEt、4W/c膳2のパワーを印加
し、3分間プレスパツタを行ない、T i02膜を15
0人製膜する。尚、膜厚の制御はすべて、ターゲットの
前を通過するガラス基板の搬送速度を変化させる事によ
って行なう。
この様にして得られた3層膜の付き熱線反射ガラスの分
光反射スペクトルを測定した結果は第2図の曲線5の通
りであり、又その可視スペクトル帯域での分光透過率は
35%、膜面側の分光反射率は27%、ガラス面側の分
光反射率は29%であった。又、その反射色調はガラス
面側がx= 0.280. y= 0.313で淡色調
のブルー色を呈し、膜面側がx= 0.307. y=
 0.337のほとんど中性色であった。′IA定の際
の標準色光としてはD光源(x= 0.313. y=
 0.329)を用いた。
得られたサンプルの耐久性を調べるため、消しゴムで1
000回擦傷試験を行なった所、その透過率の変化量は
+0.5%であった。
実施例2 実施例1と同様の手順で、8鳳鵬厚のソーダライムガラ
ス基板上に 160人厚0T i02膜、400人厚0
TiNx膜、 120人厚人厚iO2膜を順次積層した
。得られた3層膜付き熱線反射ガラスの分光反射スペク
トルを測定した結果は第2図の曲線6の通りであり、又
その可視スペクトル帯域での分光透過率は28%、膜面
側の分光反射率は24%、ガラス面側の分光反射率は2
2%であった。
又、その反射色調はガラス側面がx= 0.323゜!
−0,384で淡色調のグリーン色を呈し、膜面側はx
= 0.350.1= 0.377でわずかに黄味を帯
びていた。
このサンプルに実施例1と同様に、消しゴム1000回
の擦傷試験を行なった所、その透過率の変化量は−0,
4%であった。
実施例3 実施例1と同様の手順でB1111厚のソーダライム基
板上に、まずT i02を 105人製膜する。次に真
空系内の雰囲気を 100%純N2ガスでなく  (A
r十N?)の混合ガスで完全に置換する。この蒔用いる
混合ガスの組成はAr:N2=  7:3である。
圧力を2.85X 101Torrに調節した後、金属
チタンターゲットへ5.8W/c+s2のパワーを印加
する。他の実施例と同じ様に3分間プレスパツタを行な
った後、TiN lliを765人製膜する。最後に実
施例1と同様の手順でT iO+膜を 105人製膜す
る。
得られたサンプルの分光反射スペクトルを測定した結果
は第2図曲線7の通りであり、又その可視スペクトル帯
域での分光透過率は12%。
膜面側の分光反射率は13%、ガラス面側の分光反射率
は21%であった。又、その反射色調はガラス面側が!
= 0.38J y= 0.402の兄事なゴールド色
であり、膜面側がx= 0.442. y= 0.40
1の赤味を帯びた黄金色であった。
このサンプルに他の実施例と同様に、消しゴム1000
回の擦傷試験を行なった所、その透過率の変化は−0,
8%であった。
比較例 他の実施例と同様の手順で排気した後、実施例3の(A
r+N2)の混合ガスを用いて、直接ガラス基土にTi
N膜を505人製膜する。なお、第1層及び第3層のT
i02mも省略する。
このサンプルにも、消しゴム1000回の擦傷試験を行
なった所、その透過率の変化量は÷2.3%とやや大き
く、又擦傷跡も他のサンプルに比べて目立ち気味であっ
た。
[発明の効果] 本発明は、 TiN膜単層では実現不可能なグリーン色
、ブルー色、ゴールド色などの反射色調を表現する事が
でき、又膜厚構成を変化させれば他の色調も表現できる
など優れた効果を有する。
又、同じグリーン色の反射色調でも膜厚をわずかに変動
させる事によって顧客の要求に応じて、その色調を変化
させる事ができるという利点がある。さらに第1層のT
 i07層、第3層のT i02層がそれぞれ保護膜、
付着膜の役割をし、膜全体の耐久性を向上させるという
効果も認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により得られた熱線反射ガラスの膜構
成を示すための熱線反射ガラスの断面図であり、第2図
は実施例1〜3によって得られた各色調系の熱線反射ガ
ラスの可視域における反射分光スペクトルを示す図であ
る。 l・・・ガラス基板 2・・・第1層のT 102HJ 3・・・第2層のTiNx層又はTiN層4・・・第3
層のT i02層 5・・・ブルー色反射の分光反射スペクトル(実施例1
) 6・・・グリーン色反射の分光反射スペクトル(実施例
2) 7・・・ゴールド色反射の分光反射スペクトル(実施例
3) ′fJ I〕目 ジ庚 & (中筒) 市 21」

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板上に第1層として酸素含有雰囲気中で
    10Å〜200Åの厚さを有する酸化チタン(TiO_
    2)層を物理蒸着法により形成し、次いで前記第1層上
    に第2層として純窒素雰囲気中で窒化チタン(TiN_
    x、x≧1.0)層、又は希ガス及び窒素からなる混合
    ガス雰囲気中で窒化チタン(TiN)層を物理蒸着法に
    より形成し、更にその第2層上に第3層として10Å〜 200Åの厚さを有する酸化チタン(TiO_2)層を
    物理蒸着法により形成することを特徴とする可視スペク
    トル帯域で40%以下の透過率及び熱線に対する高い反
    射能を有する熱線反射ガラスの製法。
  2. (2)物理蒸着法が陰極スパッタリング法であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラス
    の製法。
  3. (3)第2層として純窒素雰囲気中で200Å〜100
    0の厚みを有する窒化チタン(TiN_x、x≧1.0
    )層を物理蒸着法により形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラスの製法。
  4. (4)第2層として希ガス及び窒素からなる混合ガス雰
    囲気中で150Å〜900Åの厚みを有する窒化チタン
    (TiN)層を物理蒸着法により形成することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラスの製法
  5. (5)第1層の酸化チタン(TiO_2)層の厚みが5
    0Å〜100Å、第2層の窒化チタン(TiN_x、x
    ≧1.0)層の厚みが255Å〜315Å、第3層の酸
    化チタン(TiO_2)層の厚みが125Å〜175Å
    であり、そのガラス基板側からの反射色調がブルー色を
    呈する特許請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラスの製
    法。
  6. (6)第1層の酸化チタン(TiO_2)層の厚みが1
    40Å〜180Å、第2層の窒化チタン(TiN_x、
    x≧1.0)層の厚みが、375Å〜425Å、第3層
    の酸化チタン(TiO_2)層の厚みが85Å〜155
    Åであり、そのガラス基板側からの反射色調がグリーン
    色を呈する特許請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラス
    の製法。
  7. (7)第1層の酸化チタン(TiO_2)層の厚みが9
    0Å〜130Å、第2層の窒化チタン(TiN_x、x
    ≧1.0)層の厚みが、380Å〜420Å、第3層の
    酸化チタン(TiO_2)層の厚みが155Å〜200
    Åであり、そのガラス基板側からの反射色調がグリーン
    色を呈する特許請求の範囲第1項記載の熱線反射ガラス
    の製法。
  8. (8)第1層の酸化チタン(TiO_2)層の厚みが8
    5Å〜125Å、第2層の窒化チタン(TiN)層の厚
    みが、720Å〜810Å、第3層の酸化チタン(Ti
    O_2)層の厚みが50Å〜160Åであり、そのガラ
    ス基板側からの反射色調がゴールド色を呈する特許請求
    の範囲第2項記載の熱線反射ガラスの製法。
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