JPS63190721A - ScFeZn↓2O↓5で示される六方晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法 - Google Patents

ScFeZn↓2O↓5で示される六方晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法

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JPS63190721A
JPS63190721A JP2156187A JP2156187A JPS63190721A JP S63190721 A JPS63190721 A JP S63190721A JP 2156187 A JP2156187 A JP 2156187A JP 2156187 A JP2156187 A JP 2156187A JP S63190721 A JPS63190721 A JP S63190721A
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JP
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compound
compd
heating
metallic
heated
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Noboru Kimizuka
昇 君塚
Naohiko Mori
毛利 尚彦
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National Institute for Research in Inorganic Material
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National Institute for Research in Inorganic Material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁性材料、半導体材料、触媒材料等として有用
な新規化合物である5cFeZn、05で示される六方
晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法に関す
る。
従来技術 従来、(Yb’°Fe’°0s)n Fe”°0(nは
整数を示す)で示される六方晶系の層状構造を有する化
合物は本出願人によって合成され知られている。
YbFet04 、 YbtPeiOt、 ’1bsF
eaO1o及びYb4FesO+ 3の六方晶系として
の格子定数、YbO+、s層、 Fed、、。
層+ FetOt、S層の単位格子内における層数を示
する層状構造を持つ化合物である。
発明の目的 本発明は(YbFeOi)。FeOの化学式において、
n=2に相当し、Yb3+の代わりにSc 2 +を、
Fe”の代わりにZn”を置きかえて得られた新規な化
合物を提供するにある。
発明の構成 本発明の5cFeZn、0.で示される化合物は、イオ
ン結晶モデルでは、Sc”(Fe”、Zn”)Zn”0
.”として記載され、その構造はScO+、s層+ (
Fe+Zn)Oz−s層およびZnO層の積層によって
形成されており、著しい構造異方性を持つことがその特
徴の一つである。 Zn”イオンの半数はFe3+と共
に(Fe”。
Zn”)Ox、 s層を作り、残りの半数はZnO層を
作っている。六方晶系としての格子定数は次の通りであ
る。
a =3.278  ±0.001 (人)c =22
.51  ±0.01  (人)この化合物の面指数(
hkl)、面間隔(d(人))(d、は実測値T dC
は計算値を示す)およびX線に対する相対反射強度(1
(%))を示すと表−2の通りである。
この化合物は磁性材料、半導体材料および触媒材料とし
て有用なものである。例えば、異方性の強い2次元的性
質を持つ磁性体・半導体および触媒物質としての利用の
可能性が考えられる。
この化合物は次の方法によって製造し得られる。
金属スカンジウムあるいは酸化スカンジウムもしくは加
熱により酸化スカンジウムに分解される化合物と、金属
鉄あるいは酸化鉄もしくは加熱により酸化鉄に分解され
る化合物と、金属亜鉛あるいは酸化亜鉛もしくは加熱に
より酸化亜鉛に分解される化合物とを、Sc、 Feお
よびZnの割合が原子比で1対1対2の割合で混合し、
該混合物を600℃以上の温度で、大気中、酸化性雰囲
気中あるいはScおよびFeが各々3価イオン状態、Z
nが2価イオン状態より還元されない還元雰囲気中で加
熱することによって製造し得られる。
本発明に用いる出発物質は市販のものをそのまま使用し
てもよいが、化学反応を速やかに進行させるためには粒
径が小さい方がよく、特にlOμ−以下であることが好
ましい。
また、磁性材料、半導体材料として用いる場合には不純
物の混入をきらうので、純度の高いことが好ましい。出
発物質が加熱により金属酸化物を得る化合物としては、
それぞれの金属の水酸化物9炭酸塩、硝酸塩等が挙げら
れる。
原料はそのまま、あるいはアルコール類、アセトン等と
共に充分に混合する。
原料の混合割合は、Sc、 Fe、およびZnの割合が
原子比でl対1対2の割合であることが必要である。こ
れをはずすと目的とする化合物の単−相を得ることがで
きない。
この混合物を大気中、酸化性雰囲気中あるいはScおよ
びFeが各々3価イオン状Lznが2価イオン状態から
還元されない還元雰囲気中で600℃以上で加熱する。
加熱時間は数時間もしくはそれ以上である。加熱の際の
昇温速度には制約はない。
加熱終了後急冷するか、あるいは大気中に急激に引き出
せばよい。
得られた5cFeZn、0.化合物の粉末は褐色であり
、粉末X線回折法によって結晶構造を有することが分か
った。その結晶構造は層状構造であり、ScO+、sN
、(Fe+Zn)Oz、s fi+ およびZnO層の
積み重ねによって形成されていることが分かった。
実施例 純度99.99%以上の酸化スカンジウム(SCgO+
)粉末、純度99.9%以上の酸化鉄(FezO3)粉
末、および試薬特級の酸化亜鉛(ZnO)粉末をモル比
で1対1対4の割合に秤量し、めのう乳鉢内でエタノー
ルを加えて、約30分間部合し、平均粒径数μmの微粉
状混合物を得た。該混合物を白金管内に封入し、130
0℃に設定された管状シリコニット炉内に入れ3日間加
熱し、その後、試料を炉外にとりだし室温まで急速に冷
却した。
得られた試料は、5cFeZn、0.の単−相であり、
粉末X線回折法によって、各面指数(hk#)。
面間隔(do)及び相対反射強度を測定した結果は表−
2の通りであった。
六方晶系としての格子定数は、 a =3.278  ±0.001  (人)c =2
2.51  ±0.01  (人)であった。
上記の格子定数および表−2の面指数(hk7りより算
出した面間隔(dc(人))は、実測の面間隔(d、(
人))と極めてよく一敗している。
発明の効果 本発明は磁性材料、半導体材料および触媒として有用な
新規化合物を提供した優れた効果を有する。
特許出願人  科学技術庁無機材質研究所長潮   高
   信  雄 手続補正書 昭和!2年 2月ノア日 1 事件の表示 昭和62年特許願第021561号 化合物およびその製造法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 茨城県新治郡桜村並木1丁目1番地自発補正 5 補正の対象 (1)  明細書第10頁3行から4行「て有用な・・
・・効果を有する。」を「て有用な新規化合物を提供す
る。」と訂正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ScFeZn_2O_5で示される六方晶系の層
    状構造を有する化合物。
  2. (2)金属スカンジウムあるいは酸化スカンジウムもし
    くは加熱により酸化スカンジウムに分解される化合物と
    、金属鉄あるいは酸化鉄もしくは加熱により酸化鉄に分
    解される化合物と、金属亜鉛あるいは酸化亜鉛もしくは
    加熱により酸化亜鉛に分解される化合物とを、Sc、F
    eおよびZnの割合が原子比で1対1対2の割合で混合
    し、該混合物を600℃以上の温度で、大気中、酸化性
    雰囲気中あるいはScおよびFeが各々3価イオン状態
    、Znが2価イオン状態より還元されない還元雰囲気中
    で加熱することを特徴とするScFeZn_2O_5で
    示される六方晶系の層状構造を有する化合物の製造法。
JP2156187A 1987-01-30 1987-01-30 ScFeZn↓2O↓5で示される六方晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法 Granted JPS63190721A (ja)

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