JPS63190513A - 電流差動リレ− - Google Patents

電流差動リレ−

Info

Publication number
JPS63190513A
JPS63190513A JP62020711A JP2071187A JPS63190513A JP S63190513 A JPS63190513 A JP S63190513A JP 62020711 A JP62020711 A JP 62020711A JP 2071187 A JP2071187 A JP 2071187A JP S63190513 A JPS63190513 A JP S63190513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
power transmission
transmission line
differential relay
charging current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62020711A
Other languages
English (en)
Inventor
俊樹 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62020711A priority Critical patent/JPS63190513A/ja
Publication of JPS63190513A publication Critical patent/JPS63190513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力系統における事故を検出する電流差動リレ
ーに関するものである。
〔従来技術〕
電流差動リレーは、電力系統の被保護区間両端の各電流
を検出して、検出した差電流に充電電流補償を行って被
保護区間における事故を検出するものである。
第3図は例えば特開昭59−6716号に示された従来
の電流差動リレーの充電電流補償方式を示す原理図であ
る0図において、電気所S、、S2が各接続されている
送電線りの両端夫々には、変成器PT、 、 PT2及
び変流器CT、 、 C70を設けており、これらによ
り送電線りの両端夫々の電圧、電流情報を得ている。こ
れらの電圧、電流情報を取込んだ電流差動リレーCLl
t + ClI2は、送電線りの対地静電容量Cに流れ
る充電電流1cを両端夫々の電圧と対地静電容1cとか
ら求めて、両端で検出した夫々の電流の差の電流から充
電電流を減算し、減算後の数値により送電線の事故と判
断した場合には遮断器CB11 CB2に遮断指令信号
を与えて開路させ、事故が生じている送電線を保護する
即ち、送電線りに電圧Vが印加されると、送電線りの対
地静電容量Cには充電電流1cが流れる。
この充電電流1cは、 Ic= j ωCV      −・(1)但し、jは
微分記号、ωは2πr<r=周波数)として表される。
ここで送電線りの両端夫々において流れる電流をI、、
I2とすると、送電線りに事故がない場合の差電流Td
は、 Id= 1112 =Ic     −+2)となり、
送電線りの充電電流1cが得られる。
したがって送電線りの両端で検出した電流11+■2の
差電流で作動させて事故を検出する電流差動リレーは、
この充電電流1cが大きいと誤動作をする。それ故、こ
のような誤動作を防止すべく、差電流1dから送電線の
対地静電容量Cにより流れる充電電流rcを更に減算す
る所謂充電電流補償を行っている。
このようにして、電流差動リレーが Id= T、 −、I2− jωCV   ・・・(3
)の演算を行うと、(3)式の差電流1dの値は送電線
りに事故がない場合は零となり、事故がある場合は事故
に相応した値となる。このようにして電流差動リレーは
送電線りの事故を検出する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の充電電流補償方式では第4図に示すよう
に変成器PT、 、 PT2が遮断器CB1. CB2
より電気所S、、S2寄りの送電線部分に接続されてい
る場合には、遮断器CBl + CB2が開路すると充
電電流1cは流れないが、電気所S、、S2の電圧は存
在するから電流差動リレーCυl+cυ2にはその電圧
が入力される。そのため、電流差動リレーCU、 、 
Cu2が演算する充電電流rcはあたかも送電線りに充
電電流が流れているかの如き値となる。したがって、(
3)式の差電流1dはrd= TI −12−j (I
ICV= −j ωcV  −+4)となり、零にはな
らない。
したがって、送電線りの対地静電容MCが大きい場合は
、差電流Tdが大きい値となって電流差動リレーが誤動
作することになり送電線の事故を正しく検出できない不
都合があり、また変成器PT、。
PT2を送電線りに設けた遮断器CB、 、 CB2よ
り電気所S、、S2寄りの送電線部分に接続できないと
いう問題点がある。
本発明は前述した問題に鑑み、送電線の対地静電容量が
大きい場合であっても、また変成器を送電線に設けた遮
断器より電気所寄りの送電線部分に接続しても、送電線
の事故を正確に検出し得る電流差動リレーを提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電流差動リレーは、送電線の被保護区間の両端
の電流を検出し、検出した電流と、所定値とを大小比較
して、検出した少なくとも一方の電流の大きさが所定値
以上であると送電線の充電電流補償を行い、検出した電
流がともに所定値以下であると充電電流補償を行わない
構成とする。
〔作用〕
電力系統の被保護区間両端の夫々の電流を検出する。検
出した夫々の電流の大きさと所定値とめ(各別に比較さ
れる。検出したいずれか一方の電流の大きさが所定値以
上であると、検出した両電流の差を求め、その電流値か
ら電力系統の充電電流を減算する充電電流補償を行う。
検出した両電流がともに所定値以下である場合は、検出
した両電流の差のみを求め、充電電流?ili償は行わ
ない。
これにより、充電電流が大きい場合、また変成器を電力
系統に設けた遮断器より電気所寄りの電力系統部分に接
続した場合にも、電流差動リレーは誤動作しない。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面によって詳述する。
第1図は送電線に接続した本発明に係る電流差動リレー
のブロック図である。
図において、電力系統を構成している送電線りの一端は
遮断器CB、を介して電気所S1に接続されている。電
気所S1と遮断器CB+との間には変流器CT、が設け
られており、また母線Laが分岐接続されている。母線
Laには変成器PT、が接続されている。変流器cr、
及び変成器PT、が検出した電流、電圧は電流差動リレ
ーCO,の入力部2に入力されており、入力部2の出力
信号はアナログ量をデジタル量に変換するA/D変換部
3に入力されている。A/D変換部3の出力信号は演算
部4及び送電線りの他端に、一端と同様に設けた図示し
ない電流差動リレーへ電流信号として送信するための送
信部5に入力している。そして演算部4には送電線りの
他端に設けた図示しない電流差動リレーが送信する電流
信号を受信するための受信部6の出力信号を入力してい
る。演算部4は後述する演算を行ってその演算した出力
信号を出力部7に入力している。出力部7は入力された
演算部4からの出力信号の大きさと、事故と判断すべく
設定した所定値の信号とを比較して、入力された出力信
号が所定値以上に大きい場合は遮断器CB1を開路させ
るべき遮断指令信号を出力するようになっている。なお
、遮断指令信号は送電線りの他端に設けている遮断器に
も与えて再遮断器をともに開路動作させるようになって
いる。
このように構成した電流差動リレーの動作を第1図及び
第2図により説明する。第2図は演算部4の演算処理内
容を示すフローチャートである。
演算部4に送電線りの一端の電流■1及び他端の電流I
2の電流信号が入力されると、送電線りに事故が生じて
いない場合に流れ得る電流の最大値として設定している
所定値に、と前記電流11+■2とを夫々大小比較する
。電流r、、t2のいずれかの大きさが所定値に1以上
に大きい場合には、送電線りの一端で検出した電圧Vと
、演算部4に設定している送電線りの対地静電容量Cと
に基づき送電線りの充電電流1cを Ic=jωCv 但し、ωは2πf、fは周波数 に基づき算出し、その算出値により充電電流補償を行っ
て差電流1dを、 I d =11−12−Ic により算出する。算出した差電流の大きさが事故と判断
すべく設定している所定値に2と大小比較され、所定値
に2以上に大きい場合は遮断指令信号を出力し、所定値
に2以下の場合には遮断指令信号を出力しない、一方、
前記電流i、、t2の大きさと所定値に1とを大小比較
した結果、電流11、I2の大きさがともに所定値に、
以下の場合には、送電線りの充電電流Icを Ic=0 とし、差電流1dを fd=1.−12 として、送電線の充電電流補償を行わず差電流1dを算
出する。
演算部4がこのような演算処理をすることにより、送電
線りの両!I即ち被保護区間の両端に夫々設けている遮
断器がともに開路した場合は送電線両端夫々の電流は零
となるから所定値に1との大小比較により充電電流1c
は零に設定され充電電流補償を行わない、したがって、
第4図に示す如く、電圧変成器PT、  (PT2 )
を遮断器Cal  (CB2 )より電気所Sl  (
32)寄りの送電線La1分に#続しても電流差動リレ
ーは誤動作しない。また遮断器CB、が閉路し、遮断器
C82が開路している場合は電流11が、遮断器C81
が開路し、遮断器CB2が閉路している場合は電流I2
が、夫々所定値に1以上となるので充電電流補償が行わ
れるから、送電線りの対地静電容1cが大きく、大きな
充電電流Icが流れても、大きい差電流1dは算出され
ず、そのため電流差動リレーは誤動作しない。
なお、本実施例では2端子系の送電線を示したが、3端
子系以上の送電線においても同様に、各端部側の電流が
所定値以上となった場合に充電電流補償を行うようにす
れば同様の効果が得られる。
また本発明の電流差動リレーは送電線に限らず配電線等
、電力系統一般に広く用い得る。
一方、このように送電線両端の夫々の電流を検出する方
法以外に、送電線の両端に設けた各遮断器の開閉状態を
遮断器の主接点と連動する補助接点(パレット接点)に
より検出して充電電流補償を行う方法も考え得るが、こ
の場合の主接点と補助接点の開閉動作には若干の時間的
遅れが生じて電流差動リレーが誤動作することが懸念さ
れるが本発明はそのような問題は生じない。
〔効果〕
以上詳述したように、本発明は電力系統の被保護区間両
端の夫々で検出したいずれかの電流の大きさが所定値以
上の場合には充電電流補償を行い、夫々の電流がともに
所定値以下の場合には充電電流補償を行わないようにし
たから、電力系統の充電電流が大きい場合、又は変成器
を、電力系統に設けた遮Igr器より電気所寄りの送電
線部分に接続しても電流差動リレーの誤動作は皆無とな
る等、本発明は送電線の事故を正確に検出する信頼性の
高い電流、差動リレーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は送電線に接続した本発明に係る電流差動リレー
のブロック図、第2図は演算部の演算処理内容を示すフ
ローチャート、第3図は従来の電流差動リレーによる充
電電流補償を行う原理を説明する回路図、第4図は電流
差動リレーによる充電電流補償を行う他の回路図である
。 4・・・演算部  5・・・送信部  6・・・受信部
PTI・・・変成器  CT、・・・変流器  L・・
・送電線なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電力系統の被保護区間両端で検出した各電流の差電
    流から電力系統の充電電流を減算する充電電流補償を行
    って、前記被保護区間で発生した事故を検出する電流差
    動リレーにおいて、前記被保護区間の両端夫々で検出し
    た電流の大きさと所定値とを比較し、検出した電流の少
    なくとも一方の大きさが所定値以上である場合は充電電
    流補償を行い、検出した電流がともに所定値以下である
    場合は充電電流補償を行わない構成としてあることを特
    徴とする電流差動リレー。
JP62020711A 1987-01-30 1987-01-30 電流差動リレ− Pending JPS63190513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62020711A JPS63190513A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 電流差動リレ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62020711A JPS63190513A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 電流差動リレ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63190513A true JPS63190513A (ja) 1988-08-08

Family

ID=12034731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62020711A Pending JPS63190513A (ja) 1987-01-30 1987-01-30 電流差動リレ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63190513A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5293578A (en) * 1989-07-19 1994-03-08 Fujitso Ten Limited Noise reducing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5293578A (en) * 1989-07-19 1994-03-08 Fujitso Ten Limited Noise reducing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3284589B2 (ja) 送電線の保護方法及び保護継電装置
KR20040014364A (ko) 지락 방향 계전 장치
US5566082A (en) Method of detecting a fault section of busbar
JPS63190513A (ja) 電流差動リレ−
Hughes et al. Numerical busbar protection benefits of numerical technology in electrical substation
JPH07108057B2 (ja) 配電線路の事故区間検出装置
JPS63287321A (ja) 配電線事故区間検出切離装置
JP2898507B2 (ja) 保護継電装置
JPH09163591A (ja) 母線保護装置
JP3044832B2 (ja) トリップ回路
JP2898555B2 (ja) 電流差動保護継電装置
CN113964799A (zh) 一种防止t区两端差动保护误动的方法及装置
JP2001286055A (ja) 多端子送電線保護継電装置
JPS6051408A (ja) 保護継電方法
JP2022182679A (ja) 保護制御システム
JPH0479737A (ja) 電気所の事故時自動復旧装置
JPH02262836A (ja) 環線系統保護継電装置
JPH06105451A (ja) 線路保護リレー装置
JPS63287322A (ja) 配電線地絡事故区間検出用継電器
JPS5812814B2 (ja) 母線保護方式
JPS62225131A (ja) 高抵抗接地系の母線保護装置
JPH05292646A (ja) 電流差動継電装置
JPH0125295B2 (ja)
JPH05207645A (ja) 電流差動保護継電装置の事故区間判定方式
JPH0150175B2 (ja)