JPS6318985A - 可変速誘導電動機 - Google Patents

可変速誘導電動機

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Publication number
JPS6318985A
JPS6318985A JP61164507A JP16450786A JPS6318985A JP S6318985 A JPS6318985 A JP S6318985A JP 61164507 A JP61164507 A JP 61164507A JP 16450786 A JP16450786 A JP 16450786A JP S6318985 A JPS6318985 A JP S6318985A
Authority
JP
Japan
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rotor
stator
conductors
resistance
induction motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP61164507A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
佐竹 利彦
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
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Publication of JPS6318985A publication Critical patent/JPS6318985A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、任意の回転速度に変速でき、それぞれの変速
領域において効率を安定的に確保することのでき酊変速
誘導電動別に関する。
従来技術とその問題点 誘導電動機の速度を制御する方法の一つとして電源周波
数を変える方法がある。この方法は連続的かつ広範囲な
速度制御が可能である半面、この方法で必要とする周波
数変換装置を高価とし、また周波数変換装置により交流
を直流に変換して再度交流に変換する過程において一般
に高調波および電波が発生し、これらによってコンピュ
ーター、その地名種電気制御機器の誤動作あるいはコン
デンサーの過熱等の障害を招くことがあ2)、このうち
高調波障害に対しては、フィルターを設置することによ
り対策を講じることもできるが、フィルターの設置には
コストがかかる。また低速時において一般に性能が不十
分となる等の欠点を有するものである。
また、電動機の極数を変えて速度を制御する方法は、極
数の変換によって段階的に速度を変えることができても
、無段階的に滑かな速度制御をすることができない欠点
がある。
また、電源の電圧を変えて速度を制御する方法では、速
度制御が連続的に行える半面特に低速度領域において効
率が悪くなる欠点がある。
そして巻線型電動]において二次抵抗を変化させすべり
を変えて速度制御を行う方法は、比較的簡単に連続的な
速度制御が可能である半面、外部からブラシとスリップ
リングを介して回転子巻線回路へ抵抗を挿入するために
、ブラシの消耗による保守点検を必要とし、また、かご
形層導電vJ機は、二次抵抗を変化させて速度制御を行
うことができない問題点がある。
上記問題点に対処するものとして、同軸で結合された双
鉄心としてなる2組の固定子鉄心および回転子鉄心と、
各固定子鉄心にそれぞれ巻装された固定子巻線と、各回
転子鉄心にそれぞれ巻装されかつ各相毎に巻線端子同志
が相互接続された回転子巻線と、各回転子巻線に対して
各相端子の相互間に介挿接続された共通始動抵抗とを備
えてな2)、始動時には、各回転子巻線に誘起される起
電力が互に同位相に、始動後の運転時には起電力が互に
逆位相になるよう定めて各固定子巻線へ給電する双鉄心
巻線形誘導電動機が特開昭54−29006号公報とし
て提案されているが、このものは、回転子巻線に接続さ
れている共通始動抵抗は始動時のみ電流が流れて高抵抗
トルク特性を与えるよう作用するが、運転時には接続状
態のままでも電流は流れず二次抵抗としては作用しない
ので、共通始動抵抗を回転子巻線とともに回転子側に設
置して両者を固定的に接続し、保守面で有利なブラシレ
ス方式の実現化を図ることができ、また共通始動抵抗を
機外の外部抵抗としてスリップリングを介して接続した
場合にも、スリップリングの短絡スイッチを省略できる
等の特徴を有するが、回転子を無段階的に変速できない
ものであるために、変速制御を必要とする負荷の動力源
として使用することができないものであ2)、また、始
動時に共通始動抵抗に流れる電流によって共通始動抵抗
が発熱する問題点があった。
発明の目的 本発明は、上記従来技術の欠点を改善し、速度制御領域
を広範囲に且つその速度制御を無段階的として任意の所
望速度に設定できると共に、任意のトルクで起動させる
ことができ、またそれぞれの速度領域における効率の改
善と、その効率を安定的に維持するために抵抗材を冷却
する改善を施した可変速誘導電動機を提供することにあ
る。
なお、本発明の可変速誘導電動機は、単相または3相の
いずれにでも形成でき、回転子の形態は、普通かご形、
二重かご形、深溝かご形。
特殊かご形1巻線形等のいずれの形式のものにも適用で
きるものであ2)、本発明の説明に用いる導体とは、か
ご形回転子コアに装設した導体、および巻線形回転子コ
アに巻装した巻線のそれぞれを総称するものである。
問題点を解決するための手段 上記技術的課題を達成するために、本発明は、撥枠に並
設した複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定子に
関連して電圧移相装置を付設し、複数個の回転子コアを
前記複数個の固定子と対峙して内設し、前記複数個の回
転子コアに装設した複数個の導体のそれぞれを連結する
と共に回転軸に軸装して一体的な回転子に形成し、前記
複数個の固定子と対峙しない前記複数個の回転子コア間
の空間または非磁性体コア部において、前記複数個の導
体のそれぞれを抵抗材を介して短絡すると共に、前記抵
抗材を翼体に形成したことにより問題点を解決するため
の手段とした。
作  用 任意手段によ2)、それぞれの固定子間に生起する回転
磁界の磁束に位相のずれを生じさせると、磁束の位相の
ずれに応じて回転子導体に誘起する電圧が変化し、回転
子導体に誘起する電圧を増減制御して回転子の回転速度
を任意に変えることができる。
ところで、複数個の固定子間に電圧の位相の差が生じる
と、複数個の固定子から個別に回転子の導体に流れる電
流は、複数個の導体間に短絡して合成電流が流れるので
、位相のずれに応じて変速するそれぞれの速度領域にお
いて大きなトルクを確保すると同時に効率の改善をする
ことができる。
また、電圧の位相のずれを大きくした低速回転となるほ
どに複数個の導体間に抵抗材を介して流れる電流は大き
くなるが、複数個の導体のそれぞれを短絡する抵抗材を
翼体に形成しであるから、抵抗材の発熱は、翼体に形成
した抵抗材自身の旋回により放熱させることができ、発
熱による効率の低下を防止することができる。
実施例 本発明の実施例を第1図〜第13図に基づき説明する。
第1図〜第5図により本発明の一実施例を説明する。(
第1図、第3図参照)符号1は誘導電動機であ2)、該
誘導電動機1は以下のように構成しである。鉄心からな
る回転子コア2,3を任意の間隔を設けて回転子軸4に
装着し、回転子コア2.3間に非磁性体コア9を介設し
である。回転子コア2,3に装設した複数個の導体5−
・・のそれぞれを直列に連結して一体的な回転子8を形
成し、その直列に連結した複数個の導体5・・・の両端
部を短絡環6,7に連結しである。また回転子コア2,
3.9に回転子8の両側部10.11に連絡する複数個
の通風胴12・・・を設け、通風胴12・・・から直交
状に回転子8の外周部に貫通する複数個の通気孔13・
・・を穿設しである。(第1図、第2図参照)円筒状の
機枠14の両側部に設けた軸受盤15.16を連結棒1
7・・・にナツト18・・・留めして一体的に組付け、
回転子8の両側部に冷却用翼車1つ。
20を装着し、回転子軸4の両端部を軸受盤15.16
に嵌装した軸受21.21に軸支し、回転子4を回転自
在としである。
回転子コア2.3に対峙する外側部に巻線22.23を
施した第1固定子24と第2固定子25を機枠14に並
設し、機枠14と第1固定子24.第2固定子25との
間にすべり軸受26.27を装設し、すべり軸受26.
27を機枠14に嵌装したストップリング28・・・に
よって固定し、第1固定子24と第2固定子25の一側
外周面にギヤー33A、33Bを嵌着しである。(第2
図、第3図参照)機枠14の外周部に固設したパルスモ
ータ−35に駆動用歯車36を軸着し、機枠14の外側
部に装着した軸受台32に中継軸29を回転自在に軸架
し、中継軸29の両端部に中継用歯車30と回動用歯車
31とを軸着し、機枠14に設けた間口部37.37か
ら駆動用歯車36と回動用歯車31とを機枠14内に挿
入し、回動用歯車31を第2固定子25に嵌着したギヤ
ー33Bに係合させ、駆動用歯車36を第1固定子24
に嵌着したギヤー33Aに係合させると共に、駆動用歯
車36と一体的に形成した連動歯車34に中継用歯車3
0を係合し、第1固定子24と第2固定子25とを回転
子8と同心的に回動自在に形設し、第1固定子24と第
2固定子25とにより電圧移相装置38に形成し、可変
速誘導電動機としある。39は排風孔、40は、軸受盤
15.16に複数個穿設した通風孔である。
次に第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻装
した巻線22.23の結線について説明する。(第4図
参照)第1.第2固定子24.25のそれぞれにスター
結線を施した巻線22.23とを直列に連結する。即ち
、第1固定子24の巻線22の端子A、B、Cを商用3
相電源A、B、Cに連結すると共に、巻線22の端子a
、b、cを第2固定子25の巻線23の端子A、B、C
に連結し、巻線23の端子a。
b、cを短絡して連結しである。
(第1図参照)回転子8を形成する回転子コア2.3間
に介設した非磁性体コア9部において、複数個の導体5
・・・のそれぞれを短絡する連結材として、ニクロム線
、炭素混入鋼1通電性セラミック等の抵抗材rを設け、
(第5図参照)複数個の抵抗材r・・・を機材により形
成して複数個の導体5・・・間に斜状に介設し、抵抗材
rの一側端を導体5aに固着し、その他側端を隣設した
別個の導体5bに固着した板材を巻線22゜23よりも
外側方に突出させて翼体Bに形成しである。
以下に上記構成における作用を説明する。
第1固定子24の巻線22に商用3相電源から通電する
と、固定子24.25に回転磁界が生じて回転子8に電
圧が誘起され、回転子8の導体5・・・に電流が流れて
回転子8は回転する。
第1固定子24に対して第2固定子25それぞれの回動
量をゼロとしたときには、それぞれの固定子24.25
に生じる回転磁界の磁束に位相のずれがなく、その詳細
は後述する如く抵抗材r・・・には電流が流れないので
、一般の誘導電動機と同一のトルク特性を持つものであ
る。
次に、パルスモータ−35を作動して第1固定子24と
第2固定子25のそれぞれを逆方向に回動して位相角で
θだけ回動じた場合について説明する。電圧移相装置3
8となす第1固定子24と第2固定子25が作る回転磁
界の磁束φI、φ2の位相はθだけずれてお2)、その
ため第1固定子24と第2固定子25により回転子8の
導体5・・・に誘起される電圧d1.白2の位相はθだ
けずれている。今、第2固定子25によって回転子8の
導体5・・・に誘起される電圧d2を基準にとし、該電
圧を白2=SEとする。ここでSはすべ2)、Eはすべ
り 1のときの誘起電圧である。このとき第1固定子2
4によって導体5Aに誘起される電圧d1は、e+=s
Eε」eとなる。
(E=すべり1の時の誘起電圧) 第6図に示すものは、非磁性体コア9部において複数個
の導体5・・・を短絡する抵抗材r・・・が装着されて
いない場合の回転子8のすべりSと回転子入力の有効電
力Pとの関係を示すもので、電圧の位相がθ−〇°のと
き有効電力Pは最大とな2)、0°〈θ<180°のと
きはそれよりも小さなものとなる。ここで導体5・・・
の抵抗およびインダクタンスをRおよびLとし、電源の
角周波数をωとすれば、有効電力Pの極大はS= (R
/ωL) のとき現われる。
有効電力Pは誘導電動機1の駆動トルクと比例するので
、パルスモータ−35を作動して電圧移相装置38の第
1固定子24と第2固定子25とを回動させることによ
って回転子8に誘起する電圧を調整し、回転子の速度を
無段階的に制御することができる。
次に、回転子8の導体5・・・の短絡環6,7から連結
材までのそれぞれの抵抗をR1,R2、またインダクタ
ンスをLl、L2とし、電源の角周波数をωとし、各導
体5・・・のそれぞれを短絡する抵抗材の抵抗をrとす
れば、回転子8の電気的等価回路は第7図のようにな2
)、符号I+、I2,13は各枝路を流れる電流を示す
ものである。
次に、第7図に示すものを両固定子24.25側からみ
た等価回路に変換すると第8図のようにな2)、RI=
R2,LI=L2でθ=0゜のときにはI3−1l−1
2= Oとなり抵抗材rには電流が流れないことになる
。このことはθ=O°のときにはトルクTはrがないと
きの値に等しいことを意味している。従って、θ=O°
のときは従来の誘導電動機と同一のトルク特性を持つこ
とになる。
次に、RI=R2,LI=L2でθ=180゜のときに
は、l1=−I2.l3=II−I2−211とな2)
、従来の誘導電動機において回、転子導体の抵抗をRI
=R2=RとすればRはR+2rに増加したと同様な結
果となっている。
上記回転子8の回転によ2)、軸受盤15.16に穿設
した通風口40・・・から冷却用翼車19゜20により
機枠14内に外気を吸引し、冷却用列車19.20によ
り第1.第2固定子24゜25、巻線22.23に通風
して冷却し、また通風WA12・・・を介し通気孔13
・・・に流通させる風により回転子コア2,3、導体5
・・・、抵抗材r等を冷却してそれぞれの機能を安定的
に作用させる。また、第1.第2固定子24.25の回
動はパルスモータ−35をスイッチにより正・逆回転さ
せて行うが、第1固定子24と第2固定子25の回動差
を大きく設け、両固定子24.25それぞれの電圧の位
相のずれを大きくして低速回転に制御すると、冷却用翼
車19゜20の旋回速度の低下により通風冷却作用が減
衰し、また、抵抗材rに流れる電流が大きくなり発熱度
が高くなるが、抵抗材rを翼体Bに形成すると共に翼体
Bを巻線22.23よりも外側方に突出させであるから
、低速回転でも周速度が大きく、抵抗材r自身の旋回に
よる通気によって放熱冷却することができる。第1.第
2固定子24.25の回vJ薇構としてはパルスモータ
−35に限定されるものではなく他の正逆転モータでも
、また気体、液体シリンダー等によるサーボ機溝等任意
の駆動装置を転用できるものであ2)、また手動ハンド
ルによって操作する場合と第1固定子24と第2固定子
25のいずれか一方のみを回動する場合もある。そして
、固定子の回動駆動装置の作動に関連して固定子の回動
を任意の作動機構により開放またはロックをする。
次に、第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻
装した巻線22.23を直列に連結した作用につき説明
する。
巻線22.23を直列に連結しであるために、巻線22
に商用3相電源から入力して巻線22゜23間に電流は
流れるが、仮に巻線22.23のそれぞれの抵抗の相違
あるいは両固定子24゜25の容量の大きさに相違があ
っても、それとは無関係に、それぞれの巻線22.23
に流れる電流の大きさは等しく、したがって第1固定子
24と第2固定子25のそれぞれから回転子8の導体5
・・・に誘起して流れる電流の大きさは等しくなる作用
と、両固定子24.25間の電圧の位相差に起因するベ
クトル差分の電流は複数個の導体5・・・のそれぞれを
連結材となす抵抗材rを介して必然的に流れるという強
制力が生じる作用との相乗効果によ2)、第9図に示す
すべりとトルク特性のように効率の改善と低速回転領域
において大きなトルクを出すことができ、負荷を連結し
た状態においてもそれぞれの速度領域ごとに起動を容易
とし、負荷の起動特性に順応して滑らかな起動とするこ
と、あるいは高トルクで起動すること等任意に使い分け
ができ、起動・停止を頻繁に反復する動力源に最適に対
応できる。そして回転子8の変速は、電圧移相装@38
により位相のずれを制御して回転子8の導体5・・・に
流れる電流を増減に変化させ、回転子8の回転速度を任
意に変えることができる。
なお、巻線22.23を直列に連結した第1固定子24
と第2固定子25のそれぞれから回転子8の導体5・・
・に流れる電流の大きさに対し、複数個の導体5・・・
間に抵抗材rを介して短絡して流れる電流の比率は、抵
抗材rの抵抗値およびすべりとは無関係にPθ(P=極
対数、θ−位相角)の値によって決定され、(上記比率
は、Pθ=πが最大でPθ−〇でゼロとなる)Pθが一
定であれば、一般の巻線形翼導電動機の二次挿入抵抗を
一定とした場合と同様のすべりとトルク特性にな2)、
Pθが小になると回転子8の導体5・・・に流れる電流
の比率が小とな2)、Pθを小さくすることは一般の巻
線形翼導電動機の二次挿入抵抗を小さくすることと同等
の作用をすることとなる。そして両固定子24.25に
定格電流を流した場合において、位相差θを任意に変え
てもすべり値の選定と抵抗材rの抵抗値の設計次第によ
2)、最高速度の持つ定格電流とトルク特性とをそれぞ
れの変速領域においてもほぼ同等に作用させることがで
きる。また、第1.第2固定子24.25の巻線22.
23を直列に連結してあっても、仮に導体5・・・間に
連結材を設けて短絡していない場合は、一方の固定子か
ら回転子導体5・・・にはほとんど電圧が誘起されない
状態とな2)、両固定子24.25の巻線22.23そ
れぞれを並列に電源に連結しものよりも効率、トルクは
低下する現象となる。
なお、両固定子24.25に巻装した巻線22.23を
電源に並列して連結する場合においては、巻線22.2
3の双方または一方に変流器を連結し、両固定子24.
25に流れる電流を同一にすれば前記した直列連結した
ものと同一作用を得ることができる。
第10図に示すものは、複数個の導体5・・・のそれぞ
れを短絡する抵抗材r・・・を翼体B1に形成した別実
施例図である。
複数個の抵抗材r・・・を板材により形成して複数個の
導体5・・・間に斜状に介設し、抵抗材r・・・の内周
中央部Cを切除して門構え状の翼体B1に形成し、翼体
B1の一側部に形成する門柱P1を導体5Cに固着し、
翼体B1の他側部の門柱P2を導体5dに固着し、門柱
P1.P2の端部を曲折して翼片F1.F2としである
この実施例においては、抵抗材rの内周中央部Cを切除
して門構え状の翼体B1としであるので、抵抗材r・・
・に流れる電流は翼体B1の外側方から各導体5・・・
に短絡して流れるものであるから、抵抗材r・・・の発
熱部は周速度の大ぎい円周外側部とな2)、回転子8の
回転速度が低速回転となっても抵抗材r・・・の発熱部
が周速度の大きい円周外側部となるので、翼体B1自身
の旋回により抵抗材r・・・を冷却する効果が大きく、
また、翼片F1.F2により旋風の検流を防止して冷却
効率を大きくすることができる。
第11図に示すものは、抵抗材rを翼体としたさらに別
実施例であ2)、板材より形成する抵抗材r・・・を複
数個の導体5・・・間に斜状に介設し、抵抗材rの内周
中央部Cを切除して門構え状の翼体B1に形成し、複数
個の導体5・・・をそれぞれ短絡するように抵抗材r・
・・の翼体B1・・・を固着し、複数個の翼体B1・・
・に抵抗材からなる輪環Wを装着しである。
この実施例では、輪環Wによって翼体B1・・・の強度
を補強すると共に、輪環Wの抵抗材の抵抗値の選定によ
2)、複数個の導体5・・・に短絡する電流を翼体B1
と輪環Wとに分流して流すことができ、抵抗材r・・・
の局部的な発熱を防止することができる。
第12図に示すものは、複数個の導体5・・・を短絡す
る抵抗材r・・・を翼体とし、該翼体を機枠の外側部に
突出させた実施例である。
抵抗材r・・・からなる翼体B2・・・を前記実施例と
同様に、翼体B2を門構え状に形成して導体5e、5f
に連結し、翼体B2の先端部Eを機枠14の外側部に突
出させ、翼体B2の先端部Eの外周面を包囲する多数個
の排気孔I」・・・を有するカバー41を装設しである
この実施例では、翼体B2・・・となす抵抗材r・・・
を機枠14の外側部に突出させであるので、低速回転時
に大電流が抵抗材r・・・に流れても、電流が機枠14
の外側部に位置する抵抗材r・・・において流れるので
、翼体B2・・・の旋回周速度が大きく、また、カバー
41の側壁面42からも吸入する外気空気によっても抵
抗材r・・・を冷却するので冷却効果が大きい。
なお、カバー41に送風管43を連結し、別個に設けた
送風■44から送風管43を介して抵抗材r・・・を冷
却する場合もある。
第13図に示すものは、回転軸4を中空軸とし、回転子
コア2.3間において内周部45と外周部46に貫通す
る複数個の通気孔47・・・を開設した実施例であ2)
、回転軸4の両端部から外気を導入して抵抗材rに通気
させることができ、抵抗材rの冷却に効果的である。
また、回転軸4の一側部を閉塞したその反対側に送風機
を連結して通気孔47・・・を介し抵抗材r・・・を冷
却する場合と、軸受115,1.6のいずれか側の通風
孔4oに送風機に連通する空気管を連結して抵抗材rお
よび巻線22.23を冷却する場合もあ2)、送風機に
空気冷却様を介設することもある。
さらに、電圧位相装置として巻線22.23のいずれか
に位相切換用スイッチを連結すること、あるいは単相変
圧器と結線切換スイッチとにより位相切換器とすること
、誘導電圧調整器等を連結することができる。
発明の効果 上記に説明した如く本発明によれば、電圧の位相をずら
す操作のみで任意の回転速度に変速することができ、そ
れぞれの変速領域において大きなトルクを得ることに併
せ効率の改善を達成でき、負荷の起動特性に順応して滑
らかな起動あるいは高トルクで起動すること等任意に使
い分けることができる。
また、低速回転領域であっても、複数個の導体のそれぞ
れを短絡する抵抗材を黄体に形成したので、抵抗材の放
熱作用を効率的とし、運転時の効率低下を防止できる等
の効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は、本出願の実施例図である。第1図
は誘導雷U機の側断面図、第2図は固定子の回動機構を
示す側面図、第3図は固定子の回動機構を示す一部を破
断した側面図、第4図は固定子に巻装した巻線のそれぞ
れを直列に連結した結線図、第5図は複数個の導体それ
ぞれを短絡する抵抗材を翼体に形成した部分断面図、第
6図は回転子のすべりと有効電力の関係を示す図、第7
図は回転子の電気的等価回路図、第8図は固定子側から
みた電気的等価回路図、第9図は複数個の導体のそれぞ
れを抵抗材により短絡すると共に固定子に巻装した巻線
を直列に連結した場合の速度とトルクの関係を示す図、
第10図は複数個の導体を短絡する抵抗材を翼体に形成
した別実施例を示す要部断面図、第11図は抵抗材を翼
体としたさらに別実施例を示す部分断面図、第12図は
抵抗材を翼体として機枠外側部に突出させた実施例を示
す斜襖図、第13図は回転子軸に通気孔を開設した斜視
図である。 1・・・誘導電動機    2,3・・・回転子コア4
・・・回転子軸     5.5a〜5f・・・導体6
.7・・・短絡環   8,8△〜8C・・・回転子9
・・・非磁性コア   10.11・・・側部12・・
・通風胴     13・・・通気孔14・・・軸  
     15,16・・・軸受盤17・・・連結棒 
    18・・・ナツト19.20・・・冷却用翼車
 21・・・軸受22.23・・・巻線   24・・
・第1固定子25・・・第2固定子   26.27・
・・すべり軸28・・・ストップリング 2つ・・・中
継軸30・・・中継用歯車   31・・・回動用歯車
32・・・軸受台     33A、33B・・・ギヤ
ー34・・・ボルト     35・・・パルスモータ
−36・・・駆動用歯車   37・・・開口部38・
・・電圧移相装置  39・・・排風孔40・・・通風
孔     41・・・カバー42・・・側壁面   
  43・・・送風管44・・・送風礪     45
・・・内周部46・・・外周部     47・・・通
気孔B、B1.B2・・・翼体 C・・・内周中央部E
・・・先端部      Fl、F2・・・翼片H・・
・排気孔      Pl、F2・・・門柱r・・・抵
抗材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、機枠に並設した複数個の固定子のうち少なくと
    も1個の固定子に関連して電圧移相装置を付設し、複数
    個の回転子コアを前記複数個の固定子と対峙して内設し
    、前記複数個の回転子コアに装設した複数個の導体のそ
    れぞれを連結すると共に回転軸に軸装して一体的な回転
    子に形成し、前記複数個の固定子と対峙しない前記複数
    個の回転子コア間の空間または非磁性体コア部において
    、前記複数個の導体のそれぞれを抵抗材を介して短絡す
    ると共に、前記抵抗材を翼体に形成したことを特徴とす
    る可変速誘導電動機。
  2. (2)、前記翼体の内周中央部を切除して門構え状に形
    成した特許請求の範囲第(1)項記載の可変速誘導電動
    機。
JP61164507A 1986-07-10 1986-07-10 可変速誘導電動機 Pending JPS6318985A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01243832A (ja) * 1988-03-24 1989-09-28 Satake Eng Co Ltd 可変速誘導電動機
JPH01248940A (ja) * 1988-03-26 1989-10-04 Satake Eng Co Ltd 可変速誘導電動機
US5049923A (en) * 1989-06-23 1991-09-17 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Microfilm reader/printer

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JPH01248940A (ja) * 1988-03-26 1989-10-04 Satake Eng Co Ltd 可変速誘導電動機
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