JPS631396A - 可変速誘導電動機 - Google Patents

可変速誘導電動機

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JPS631396A
JPS631396A JP61141590A JP14159086A JPS631396A JP S631396 A JPS631396 A JP S631396A JP 61141590 A JP61141590 A JP 61141590A JP 14159086 A JP14159086 A JP 14159086A JP S631396 A JPS631396 A JP S631396A
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JP
Japan
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rotor
magnetic flux
stator
square wave
stators
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JP61141590A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
佐竹 利彦
Yukio Onoki
大野木 幸男
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トルク特性および効率が良く速度制御が容易
な可変速誘導電動機に関する。
従来技術とその問題点 誘導電動機の速度を制御する方法の一つとして電源周波
数を変える方法がある。この方法は連続的かつ広範囲な
速度制御が可能である半面、この方法で必要とする周波
数変換装置を高洒とし、また周波数変換装置により交流
を直流に変換して再度交流に変換する過程において一般
に高調波および電波が発生し、これらによってコンピュ
ーター,その他各種電気制御機器の誤動作あるいはコン
デンサーの過熱等の障害を招くことがあり、このうち高
調波障害に対しては、フィルターを設置することにより
対策を講じることもできるが、フィルターの設置にはコ
ストがかかる。また低速時において一般に性能が不十分
となる等の欠点を有するものである。
また、電動機の極数を変えて速度を制御する方法は、極
数の変換によって段階的に速度を変えることができても
、無段階的に滑かな速度制御をすることができない欠点
がある。
また、電源の電圧を変えて速度を制御する方法では、速
度制御が連続的に行える半面特に低速度領域において効
率が悪くなる欠点がある。
そして巻線型電動機において二次抵抗を変化させすべり
を変えて速度制御を行う方法は、比較的簡単に連続的な
速度制御が可能である半面、外部からブラシとスリップ
リングを介して回転子巻線回路へ抵抗を挿入するために
、ブラシの消耗による保守点検を必要とし、また、かご
形・誘導電動機は、二次抵抗を変化させて速度制御を行
うことができない問題点がある。
上記問題点に対処するものとして、特開昭54−290
06@公報に開示される技術は、同軸で結合された双鉄
心としてなる2組の固定子鉄心および回転子鉄心と、各
固定子鉄心にそれぞれ巻装された固定子巻線と、各回転
子鉄心にそれぞれ巻装されかつ各相毎に巻線端子同志が
相互接続された回転子巻線と、各回転子巻線に対して各
相端子の相互間に介挿接続された共通始動抵抗とを備え
てなり、始動時には、各回転子巻線に誘起される起電力
が互に同位相に、始動後の運転時には起電力が互に逆位
相になるよう定めて各固定子巻線へ給電する双鉄心巻線
形誘導電動機であるが、このものは、回転子巻線に接続
されている共通始動抵抗は始動時のみ゛胃流が流れて高
抵抗トルク特性を与えるよう作用するが、運転時には接
続状態のままでも電流は流れず二次抵抗としては作用し
ないので、共通始動抵抗を回転子巻線とともに回転子側
に設置して両者を固定的に接続し、保守面で有利なブラ
シレス方式の実現化を図ることができ、また共通始動抵
抗を機外の外部抵抗としてスリップリングを介して接続
した場合にも、スリップリングの短絡スイッチを省略で
きる等の特徴を有するが、回転子を無段階的に変速でき
ないものであるために、変速制御を必要とする負荷の動
力源として使用することができないものであった。
そして、特開昭49−86807号公報に記載のものは
、多相巻線とがご形ロータとを備えたステータを有する
非同期電気モータであって伝導バー、短絡回路端環およ
び強磁積層がらなるものにおいて、ステータは第一と第
二の巻線区分からなり、これらの区分は相互におよびロ
ー夕の異る部分に隣接して共輪状に配置され、かつ同じ
周波数の交流を供給されることができ、また第二巻線区
分によりロータの巻iに誘導される起電力を変化する手
段を設けた非同期電気モータであるが、このものは、機
械的あるいは電気的手段により、2個のステーター区分
間の位相差を設けて回転速度を変えることができても、
位相角をO゜がら18o゜に向けて順増するごとにトル
クが低下する欠点を有するものであり、負荷を連結した
状態において、起動・停止を頓繁に反復する動力源とし
て効率が悪い問題点を未解決とするものであった。
発明の目的 本発明は、上記従来技術の欠点を改善し、速度制御領域
を広範囲に且つその速度制御を無段階的として任意の所
望速度に設定できると共に、任意のトルクで起動させる
ことができ、また、起動点から最高回転速度までの全速
度領域に亘り、高い効率で強大なトルクを発生する可変
速誘導電動機を提供することにある。
なお、本発明の可変速誘導電動機は、単相または3相の
いずれにも形成でき、回転子の形態は、普通かご形,二
重かご形,深溝かご形,特殊かご形,巻線形等のいずれ
の形式のものにも適用できるものであり、本発明の説明
に用いる導体とは、かご形回転子コアに装設した導体、
および巻線形回転子コアに巻装した巻線のそれぞれを総
称するものである。
また、本発明の説明に用いる方形波には、必ずしも直角
に限らず、部分的に曲線または斜線のあるものが含まれ
ることは学説のとおりであるが、本発明の方形波には原
則的に頂辺と底辺に水平直線部を有するものである。
問題点を解決するための手段 上記技術的課題を達成するために、本発明は、複数個の
回転子コアのそれぞれに装設した複数個の導体のそれぞ
れを連結して一体的な回転子に形成し、同一回転軸に任
意の間隔を設けて軸着した前記複数個の回転子コアに対
峙する外周部に複数個の固定子を機枠に並設し、前記複
数個の固定子のそれぞれに主巻線と励61i巻線を施し
、前記主巻線をそれぞれ並列して電源に連結するように
し、また前記励磁巻線のそれぞれを電流制l2D装置ま
たは移相R構を備えた方形波交流電流発生器を介して電
源に連結するようにすると共に、前記複数涸の固定子の
うち少なくとも1個の固定子に関連して電圧移相装置を
付設したことにより問題点を解決する手段とした。
作  用 本発明は、電圧移相装置により、それぞれの固定子間に
生起する回転磁界の磁束に位相のずれを生じさせると、
磁束の位相のずれに応じて回転子導体に誘起する電圧が
変化し、回転子導体に誘起する電圧を増減制御して回転
子の回転速度を任意に変えることができる。
ところで、複数個の固定子のそれぞれに生じる回転磁界
の磁束によって回転子導体に誘導電圧を誘起し、複数個
の固定子のそれぞれに生じる磁束の位相のずれに相応し
て回転速度を変速することができるものであるが、複数
個の固定子に巻装した励磁巻線に、方形波交流電流発生
器から流れる電流により任意の電気角ごとに瞬間的に変
る静止磁束である方形波磁束が生じ、方形波交流電流発
生器に備えた電流制御装置の制御による方形波磁束によ
って、回転子導体のインダクタンスは非常に小さくなり
、主巻線により誘起する回転磁束と励磁巻線からの方形
波磁束との両作用により大きなトルクを出すことができ
、すべり損失が少なく効率の高い電動機となる。
実施例 本発明の実施例を第1図〜第8図に基づき説明する。
第1図〜第4図により本発明の一実施例を説明する。(
第1図,第3図参照)示す符号1は誘導電動機であり、
該誘導電動機1は以下のように構成してある。鉄心から
なる回転子コア2,3を任意の間隔を設けて回転子軸4
に装着し、回転子コア2,3間に非磁性体コア9を介設
してある。回転子コア2,3に装設した複数個の導体5
・・・のそれぞれを直列に連結して一体的な回転子8を
形成し、その直列に連結した複数個の導体5・・・の両
端部を短絡環6,7に連結してある。また回転子コア2
,3.9に回転子8の両側部10.11に連絡する複数
個の通出胴12・・・を設け、通風胴12・・・から直
交状に回転子8の外周部に貫通する複数涸の通気孔13
・・・を穿設してある。(第1図,第2図参照)円筒状
の機枠14の両側部に設けた軸受盤15.16を連結棒
17・・・にナット18・・・留めして一体的に組付け
、回転子8の両側部に冷却用翼車19.20を装着し、
回転子軸4の両端部を軸受盤15,16に嵌装した軸受
21.21に軸支し、回転子4を回転自在としてある。
回転子コア2.3に対峙する外側部に第1固定子24と
第2固定子25を機枠14に並設し、機枠14と第1固
定子24,第2固定子25との間にすべり軸受26.2
7を装設し、すべり軸受26.27を機枠14に嵌装し
たストップリング28・・・によって固定し、第1固定
子24と第2固定子25の一側外周面にギヤ−33A,
33Bを嵌着してある。(第2図,第3図参照)懇枠1
4の外周部に固設したパルスモーター35に駆動用歯車
36を軸着し、別枠14の外側部に装着した軸受台32
に中継軸29を回転自在に軸架し、中継軸29の両端部
に中継用歯車30と回動用歯車31とを軸着し、義枠1
4に設(プた間口部37.37から駆動用歯車36と回
動用歯車31とを義枠14内に挿入し、回動用歯車31
を第2固定子25に嵌着したギャー338に係合させ、
駆動用歯車36を第1固定子24に嵌着したギヤ−33
Aに係合させると共に、駆動用歯車36と一体的に形成
した連動歯車34に中継用歯車30を係合し、第1固定
子24と第2固定子25とを回転子8と同心的に回動自
在に形設し、第1固定子24と第2固定子25とにより
電圧移相装M38に形成し、可変速誘導電動機としてあ
る。39は排風孔、40は、軸受盤15.16に複数個
穿設した通風孔である。
次に、第1固定子24と第2固定子25のそれぞれに巻
装する巻線について説明する。(第4図参照)第1,第
2固定子24.25のそれぞれにスター結線を施した主
巻線22A.23Aと励磁巻線22B.23Bを巻装し
、主巻線22A.23Aのそれぞれは3相電源に連結し
、また3相電源に連結した整流器,抵抗器,変圧器等の
電流制御装置または移相機構を備えた例えば周波数不変
のサイリスタを応用した方形波交流電流発生器41A,
41Bを励磁巻線22B.23Bだけに連結してある。
以下に上記構成における作用を説明する。
第1,第2固定子24.25の主巻線22A,23Aに
3相電源から通電することにより生じる回転磁束と、方
形波交流電流発生器41A,41Bから励磁巻線22B
.23Bに通電するに伴い生じる方形波磁束との合成磁
束が第1,第2固定子24.25に発生し、両固定子2
4,25から回転子8の導体5・・・に電圧が誘起ざれ
、回転子8の導体5・・・に電流が流れて回転子8は回
転する。
電圧移相装置38を形成する第1,第2固定子24.2
5とに任意に回動差を設けた場合、即ち両固定子24.
25間に任意の位相のずれを設けた場合につき説明する
と、第1,第2固定子24.25の作る回転磁界の磁束
φ1,φ2の位相はθだけずれており、そのため、第1
,第2固定子24.25から回転子8の導体5・・・に
誘起する電圧d1,ωのベクトルはθだけずれている。
そこで、第2固定子25から回転子8の導体5・・・に
誘起する電圧白2を基準とし、該電圧6=SEとすると
(Sはすべり、Eはすべり1のときの誘起電圧),第1
固定子24から回転子8の導体5・・・に誘起する電圧
d1はベクトル方向がθだけずれていることから、6+
 = S Eεj8となり、回転子8の導体5・・・に
誘起する電圧eは、e −1++62=SEεJII+
sE=sE (1+εJll )となる。一方、R・・
・回転子8の導体5・・・の抵抗,し・・・回転子8の
導体5・・・のインダクタンス,S・・・すべり,ω・
・・電源角周波数とすれば、回転子8の導体5・・・の
インピーダンス之は、之= R + jsωL となり
、回転子8の導体5・・・に流れる電流は、■=e/之
=(d1+ω)/之=SE (1+εJll)/之 と
なる。
上記のことから、第1,第2固定子24.25側からみ
た回転子8の電気的等価回路は第5図に示すとおりとな
り、第1,第2固定子24,25によって形成する電圧
移相装置38により電圧の位相にずれを設けると、回転
子8の導体5・・・に流れる電流!の大きさを変えるこ
とができ、回転子80回転速度を変えることができる。
またすべりSが大きくなると等価抵抗R/Sが小さくな
るので電流Iは太き《なる。
回転子8の起動時には、電圧移相装置38の第1,第2
固定子24.25間に作る回転磁界の磁束の位相のずれ
を大きくして回転子8の導体5・・・に流れる電流■を
定格電流またはそれ以下にする。しかしこの場合、回転
子8の導体5・・・に流れる電流 I2XR/S  が
 S=1のとぎには非常に小さくなり、起動トルクが小
さくなる。しかしながら、第1,第2固定子24.25
のそれぞれに巻装した励磁巻線22B,23Bに方形波
交流電流発生器41A,41Bから励磁電流を流し、励
磁巻線22B,23Bに任kの電気角で(例えば60゜
、但し、60゜に限定されるものではなく、以下は説明
を容易とするために60゜のみにて述べる)ごとに瞬時
的に変動する静止磁束である方形波磁束を作り、第1,
第2固定子24.25の主巻線22A,23Aによって
生起する回転磁束と前記方形波磁束との合成磁束を回転
子8の導体5・・・に流し、合成磁束の作用により大き
なトルクを出すようにする。
さらに、方形波磁束の作用について詳述すると、第6図
に示すように方形波交流電流を励磁巻線22B.23B
のそれぞれに方形波交流電流発生器41A.41Bから
流すと、第7図に示すように、方形波磁束は電気角で6
0゜ごとに瞬間的に変る静止磁束であり、時刻T1にお
いては図中O゜で示す方向に方形波磁束ができ、時刻T
2において図中60゜で示す方向の方形波磁束に移る間
の時刻TOからT1までの間には、方形波交流電流ia
, ib, ic相に流れる励磁電流に変化のない静止
磁束となる。この静止磁束の状態を示すものが第8図で
あり、励磁巻線22B,23Bに流れる方形波交流電流
のうち、方形波磁束0゜のときを示す時刻T1において
、ia相に流れる方形波磁束は時刻To−T+において
十電流のみであるがその時刻中に変動がなく、また、i
b相においてはステップ期にあるが+・−それぞれが同
量的に流れ、そして、ic相においては、一電流のみで
あるが、その時刻中に変動がなく、結局ia相とib相
に流れる方形波磁束の+・一は相殺され、ib相の方形
波磁束も自相で相殺されることとなるものであるから、
第1,第2固定子24.25には常時同一容量の方形波
磁束が飽和状態に流れていることとなる。上記のことか
ら、静止磁束は Vωt=π/3の間隔で60゜ごとに
その位置をステップ状に変動しても方形波磁束の容聞は
変動しないものである。
したがって、回転子8の起動時には、電圧移相装置38
となす第1,第2固定子24.25の回動差を大きくし
て両固定子24.25間に生起する回転磁界の磁束の位
相のずれを大きくし、また、方形波交流電流発生器41
A.41Bから励磁巻線228.23Bに定めた最大の
方形波交流電流を流し、第1,第2固定子24,25に
生起する方形波磁束を両固定子24,25に飽和させる
と共に、前記主巻線22A,23Aによって生起した回
転磁束と方形波磁束との合成磁束を回転子8の導体5・
・・に流すことにより、大きな起動トルクを確保できる
。そして、回転子8の回転速度を高速回転領域に向けて
変速する場合には、第1,第2固定子24.25の回動
差を小さくして両固定子24.25に生起する磁束の位
相のずれを小さくすると共に、電流制御装置の調整によ
り励磁巻線22B,23Bに生起する方形波磁束の電流
を小さくするようにする。励…巻線228.238に生
起する方形波磁束を両固定子24.25に飽和させて回
転子8の導体5・・・に電流を流すので、回転子8の導
体5・・・に発生するインダクタンスは非常に小さくな
り、主巻線22A.23Aに生起する回転磁束と、励磁
巻線22B.23Bの方形波磁束とは効率的に回転子8
の導体5・・・に作用し、それぞれの変速領域において
すべり損失を小さくでき、大きなトルクを出すことがで
きる。
なお、励磁巻線228.238に流れる方形波電流を作
るために、電流制御装置あるいは方形波交流電流発生器
41A.41Bにより仮に高調波が発生しても、励磁巻
線22B.23Bに流れる電流は主巻線22A.23A
に流れる電流の約1/10程度であり、また、方形波交
流電流発生器41A.41Bによって作る方形波交流電
流のためのスイッチング回数は、インバータにおける異
周波数電流を作る場合のスイッチング回数よりも大幅に
少なく、商用電源への影響はないものであり、万全を期
すためフィルターを設けて安全処置を講じるとしてもそ
の設備費を廉価とする。
また、電流制御装置の代りに、方形波磁束の位相を切換
える移相機構を方形波交流電流発生器に連結し、回転子
8の起動時において、回転子8の導体5・・・に流れる
誘起電圧の位相は90゜遅れるものであるから、移相礪
構により励磁巻線22B,23Bに流れる方形波交流電
流の位相を90”送らせることにより、回転子の導体5
・・・のインダクタンスを小さくして起動トルクを大き
く、またそれぞれの速度領域における効率を高くするこ
とができる。起動時から最高回転速度に向けて任意の速
度に変速するときは、第1,第2固定子24.,25間
に生じる位相のずれに合わせ、励磁巻線228.23B
に流れる方形波電流の位相を90゜からO゛に向けて移
相F!s.溝により制御する。
上記回転子8の回転により、軸受fi15.16に穿設
した通風口40・・・から冷却用翼車19,20により
殿枠14内に外気を吸引し、冷却用翼車19.20によ
り第1,第2固定子24,25、主巻線22A.23A
.励磁巻線22B,23Bのそれぞれに通風して冷却し
、また通風胴12・・・を介し通気孔13・・・に流通
させる風により回転子コア2,3、導体5・・・等を冷
却してそれぞれの灘能を安定的に作用させる。また、第
1,第2固定子24.25の回動はパルスモーター35
をスイッチにより正・逆回転させて位相のずれを制御す
るが、両固定子24.25の位相制御に合わせて方形波
交流電流発生器4IA,41Bに連結した移相懇構によ
り励磁巻線22B,23Bに流れる電流の位相を主巻線
22A,23Aに流れる電流の位相と同相に制御する。
第1,第2固定子24.25の回動駆動源としてはパル
スモーター35に限定されるものではなく他の正逆転モ
ータでも、また気体,液体シリンダー等によるサーボ機
構等任意の駆動装置を転用できるものであり、また手動
ハンドルによって操作する場合と第1固定子24と第2
固定子25のいずれか一方のみを回動する場合もある。
そして、固定子の回動駆動装ほの作動に関連して固定子
の回動を任意の作動殿構により開放またはロックをする
なお、電圧移相装置は上記実施例に限定されるものでは
なく、位相変換スイッチ,単相変圧器と結線切換スイッ
チとにより構成する移相器、あるいは誘導電圧調整装置
等を使用してもよい。
また、回転子コアに巻線を施してそれぞれを連結して一
体的な回転子に形成してもよく、その巻線および固定子
の巻線はスター結線,デルタ結線のいずれをも使用する
ことができる。
そして、電圧移相装置と電流制御装置または移相礪構を
備えた方形波交流電流発生器とを電気的に連結し、回転
子に求められる回転速度を最も効率的とする自動制御運
転を行うようにできることは勿論のことである。
発明の効果 上記に説明した如く本発明によれば、方形波交流電流発
生器に連結した励磁巻線によって方形波磁束を固定子に
作るので、方形波磁束によりインダクタンスは非常に小
さくなり、主巻線によって生じる回転磁束と励磁巻線に
よって生じる方形波磁束とを効率的に回転子導体に作用
させることができ、すべり損失を少なくして効率を向上
すると共に、回転磁界の磁束の位相のずれを変えるだけ
で容易に任意の回転速度に変速することができ、それぞ
れの変速領域においてほぼ直流モーターと同等のトルク
性能を確保できるので、負荷の起動特性に合わせて滑ら
かな起動あるいは任意の特性による起動が行えるので起
動・停止・変速を頻繁に反復する電動門として顕著な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本出願の実施例図である。 第1図は誘導電動機の側断面図、第2図は固定子の回動
機構を示す側面図、第3図は固定子の回動機構を示す一
部を破断した側面図、第4図は固定子に巻装する主巻線
と励磁巻線の結線図、第5図は回転子の電気的等価回路
図、第6図は方形波交流電流の説明図、第7図は静止磁
束の変動角説明図、第8図は静止磁束の変動説明図であ
る。 1・・・可変速誘導電動機 2.3・・・回転子コア  4・・・回転子軸5・・・
導体       6.7・・・短絡環8・・・回転子
      9・・・非磁性コア1C).11・・・側
部   12・・・通風胴13・・・通気孔     
14・・・軸15.16・・・軸受盤  17・・・連
結棒18・・・ナット     19.20・・・冷却
用翼車21・・・軸受      22A.23A・・
・巻線22B,23B・・・励磁巻線 24・・・第1
固定子25・・・第2固定子   26.27・・・す
べり軸28・・・ストップリング 2つ・・・中継軸3
0・・・中継用歯車   31・・・回動用歯車32・
・・軸受台     33A,33B・・・ギャー34
・・・ボルト     35・・・パルスモーター36
・・・駆動用歯車   37・・・開口部38・・・電
圧移相装置  39・・・排風孔40・・・通風孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、複数個の回転子コアのそれぞれに装設した複数
    個の導体のそれぞれを連結して一体的な回転子に形成し
    、同一回転軸に任意の間隔を設けて軸着した前記複数個
    の回転子コアに対峙する外周部の固定子のそれぞれに主
    巻線と励磁巻線を施し、前記主巻線をそれぞれ並列して
    電源に連結するようにし、また前記励磁巻線のそれぞれ
    を電流制御装置または移相機構を備えた方形波交流電流
    発生器を介して電源に連結するようにすると共に、前記
    複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定子に関連し
    て電圧移相装置を付設したことを特徴とする可変速誘導
    電動機。
  2. (2)、前記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固
    定子を前記回転子と同心的に回動自在に形設して前記電
    圧移相装置に形成した特許請求の範囲第(1)項記載の
    可変速誘導電動機。
JP61141590A 1986-06-17 1986-06-17 可変速誘導電動機 Pending JPS631396A (ja)

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JP (1) JPS631396A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986807A (ja) * 1972-09-19 1974-08-20

Patent Citations (1)

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JPS4986807A (ja) * 1972-09-19 1974-08-20

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