JPS63188349A - 辛味成分含有チユ−インガム - Google Patents

辛味成分含有チユ−インガム

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JPS63188349A
JPS63188349A JP62021215A JP2121587A JPS63188349A JP S63188349 A JPS63188349 A JP S63188349A JP 62021215 A JP62021215 A JP 62021215A JP 2121587 A JP2121587 A JP 2121587A JP S63188349 A JPS63188349 A JP S63188349A
Authority
JP
Japan
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chewing gum
flavor
pungent
hot taste
spices
Prior art date
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Pending
Application number
JP62021215A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Miyaaki
宮秋 徹
Masao Maeda
前田 政雄
Yukie Shimo
志茂 幸恵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、持続的な辛味と刺激感を有し、且つ味わいが
美味である辛味成分含有チューインガムに関する。
〈従来の技術〉 従来より、喫食者に辛味と刺激感を感得させることを目
的として、辛味成分を添加配合したチューインガムが提
案されている。しかしながら従来のチューインガムでは
、一時的な辛味や刺激感を有するに過ぎず、それらは直
ぐに消失するものであった。
即ち、特願昭46−21901号公報には、呈味持続の
目的で「アフィニン」を添加配合した喫食品・嗜好品の
製造方法が、そして同46−31401号公報には、芳
香及び呈味を持続させる目的でチューインガムの製造過
程中、ビニルエステル類の重合の際に、辛味料を配合す
るチューインガムベース樹脂の製造方法が提案されてい
るが、いずれも充分なものではない。
〈本発明の目的〉 本発明者らは、上述の問題点に鑑み鋭意検討を行った結
果本発明を完成するに至ったものであり、その目的とす
るところは喫食時において持続的に辛味を呈味するとと
もに刺激感をも有し、且つ味わいが美味なるチューイン
ガムを掃供することにある。
〈問題を解決するための手段〉 上述の目的は、唐辛子、芥子、組繊、生姜、山葵の群か
ら選ばれた香辛料の少なくとも一種以上の辛味成分単独
又は、前記辛味成分とフレーバーを、ガムベース、粉糖
及び水飴に添加配合してなる辛味成分含有チューインガ
ムにより達成される。
本発明に係るチューインガムにおいては、呈味料として
、唐辛子、芥子、組繊3生姜又は山葵から抽出した辛味
成分を単独で又は混合してガムベース、粉糖及び水飴に
添加配合するものである。
具体的な辛味成分としては、唐辛子におけるカプサイシ
ン、芥子におけるアリルイソチオシアネート、組繊にお
けるコシヨウアルカロイド、生姜におけるショウガオー
ル、山葵におけるワサビオール等があげられるが、喫食
時における持続的な辛味及び刺激感を有し、且つ味わい
が美味なるチューインガムを得るには辛味成分としてカ
プサイシン又はアリルイソチオシアネートを適用するこ
とが好ましい。
香辛料から上述の辛味成分を抽出するには、公知の方法
を適宜選択して行えば良い。例えば、カプサイシンの場
合は、唐辛子の果実を粉砕等により微粉化した後ヘキサ
ン抽出し、溶剤を除去してオレオレジンを得る。又オレ
オレジンをさらにエタノールにて処理し、可溶化すれば
アブソリュート・カブシカムを得ることができる。そし
て前記力ブシカムオレオレジン及びアブソリュート・カ
プシカムからカプサイシンを得る方法等がある。
次にアリルイソチオシアネートの場合は、芥子の種子を
粉砕等により微粉化し、次に温水を加えて撹拌する。そ
して約−昼夜放置して酵素的加水分解を充分に行い、さ
らにこの懸濁液に水を加え、水蒸気蒸留すればマスター
ド油が得られ、該マスタード油中からアリルイソチオシ
アネートを得る方法等がある。
前述の香辛料から抽出した辛味成分を、チューインガム
に添加配合する方法については特に限定されるものでは
なく、公知の方法から適宜選択して行えばよい。即ち、
チューインガムを調製する際に辛味成分を添加混合する
等の公知の方法を用いればよいが、この際辛味成分をチ
ューインガム内に均一分散することが好ましい。この様
にしてチューインガム内に均一に分散された辛味成分は
、喫食者の噛咬に伴い口中へと徐々に放出されて、持続
的な呈味を発現する。そして、かかる持続的な呈味機能
は、乾燥微粉末化等の一般的な加工方法を施した香辛料
を用いる従来のものに比べ、極めて画期的であるといえ
る。尚、辛味成分のチューインガムへの添加配合量の目
安としては、カプサイシンを用いる場合はチューインガ
ムに対して0.001〜0.1%、又アリルイソチオシ
アネートを用いる場合はチューインガムに対してo、 
o o a〜0.3%程度である。
さらに本発明の目的を達成するには既述の香辛料辛味成
分をチューインガムに添加配合するだけでも良いが、か
かる香辛料にフレーバーを併用すると一層好ましい結果
等を得ることができる。フレーバーとしてはミントフレ
ーバーとメントールが好適である。そして、香辛料にフ
レーバーを併用すると、フレーバーの有する清涼感と香
辛料の有する刺激感及び辛味等が相乗的に作用して互い
の特性を十二分に引き出しあい、持続的な辛味及び刺激
感を有し且つ味覚面でも極めて斬新且つ美味なる味わい
を存する画期的なチューインガムが得られる。すなわち
、前述のミントフレーバーあるいはメントールは食品に
清涼感及び刺激感を付与する作用効果を有し、加えて、
上記フレーバーと辛味成分であるカプサイシン又はアリ
ルイソチオシアネートとは殊の外良好に調和するため、
従来にない極めて斬新な味覚を発現するものである。
そして喫食者に対しては従来のものに比し、より一層持
続的な辛味及び刺激感、さらには清涼感をも与える。
〈発明の効果〉 本発明に係るチューインガムは、唐辛子、芥子。
胡檄、生姜、山葵の群より選択した香辛料から抽出した
辛味成分を含有したものである。そして辛味成分が香辛
料の抽出物であることによって、チューインガムの原料
の1つであるガムベースと極めて良好に調和する。その
結果、噛咬の際には持続的に辛味成分を放出して喫食者
に長時間辛味を呈味する。更に、辛味成分とミントフレ
ーバーあるいはメントールという特定のフレーバーとを
チューインガムに添加配合すると、持続的な辛味の呈味
及び刺激感を発現すると共に、且つ味覚面でも極めて斬
新且つ美味なるものとなる。その他、辛味成分は各々健
胃等の薬効を有するために本発明においてはその面での
効果も十分期待出来る。
〈実施例及び比較例〉 第1表に記載の原料を所定量用いて、50°Cの温度に
保温されたニーグーに予め60°Cに軟化させたガムベ
ースと水飴を投入し、約5分間混練した後、粉糖、ペパ
ーミント及び香辛料を加え、約10分間均一になるまで
混練した。その後、混練物を押し出し機よりシート状に
押し出し圧延ローラーにて圧延した後、カッターローラ
ーで長方形に成形してチューインガムを製造し、30人
のパネラ−による官能テストを行った。結果を併せて第
  1  表 ペパーミントオイルはミントフレーバーとメントールソ
當有Tる。
上表より明らかなように、香辛料として抽出物である辛
味成分を用いた本発明に係る実施例1〜4のチューイン
ガムは、香辛料として粉砕物を用いた比較例1〜4のチ
ューインガムに比し、極めて良好な総合評価を得ること
ができた。また本発明のチューインガムは風味持続性、
刺激持続性及び嗜好性等の各項目についても同様に良好
であることがわかる。
さらに、上記実施例1のチューインガムと比較例1のそ
れは、香辛料中に含まれる辛味成分であるカプサイシン
の含有量には大差ないものの、その添加状態が異なるた
め、官能テストの結果には顕著に相違点が出たものと思
われる。即ち本発明にかかる実施例1のチューインガム
は従来品である比較例1のそれに比して、全てのテスト
項目でより良好な結果を示した。かかる結果から香辛料
は100%辛味成分に違い状態で用いるほうがチューイ
ンガムと良好に調和し、カプサイシンとフレーバーとが
互いの特性をより効果的に引き出し合い、風味の持続性
、刺激の持続性及び嗜好性ともに優れたチューインガム
となることがわかる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)唐辛子、芥子、胡椒、生姜、山葵の群から選ばれ
    た香辛料の少なくとも一種以上の辛味成分単独又は、前
    記辛味成分とフレーバーを、ガムベース、粉糖及び水飴
    に添加配合することを特徴とする辛味成分含有チューイ
    ンガム。
  2. (2)辛味成分がカプサイシン又はアリルイソチオシア
    ネートである特許請求の範囲第(1)項記載の辛味成分
    含有チューインガム。
  3. (3)フレーバーがミントフレーバー又は/及びメント
    ールである特許請求の範囲第(1)項記載の辛味成分含
    有チューインガム。
JP62021215A 1987-01-31 1987-01-31 辛味成分含有チユ−インガム Pending JPS63188349A (ja)

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