JPS63187710A - マイクロ波回路 - Google Patents
マイクロ波回路Info
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- JPS63187710A JPS63187710A JP1943187A JP1943187A JPS63187710A JP S63187710 A JPS63187710 A JP S63187710A JP 1943187 A JP1943187 A JP 1943187A JP 1943187 A JP1943187 A JP 1943187A JP S63187710 A JPS63187710 A JP S63187710A
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Classifications
-
- Y02T10/46—
Landscapes
- Microwave Amplifiers (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波回路に関し、特に、トランジスタ
を用いた周波数逓倍器1周波数変換器、変調器等に用い
られるマイクロ波回路に適用して有効な技術に関するも
のである。
を用いた周波数逓倍器1周波数変換器、変調器等に用い
られるマイクロ波回路に適用して有効な技術に関するも
のである。
従来、トランジスタを用いた平衡型の周波数逓倍器1周
波数変換器、変調器等においては、2つのトランジスタ
に対して入力信号を互いに逆相で加え、出力信号を同相
で合成する回路が用いられている。例えば周波数逓倍器
に用いられる回路においては、2つのトランジスタに周
波数fの信号を互いに逆相で入力すると、これらのトラ
ンジスタの出力のうち周波数fの成分は互いに逆相の関
係を保つが、第2高調波2fの成分は互いに同相となる
。従って、出力回路においてトランジスタの出力を同相
合成することにより、第2高調波2fを合成して取り出
すとともに、基本波fの成分を相殺することができる。
波数変換器、変調器等においては、2つのトランジスタ
に対して入力信号を互いに逆相で加え、出力信号を同相
で合成する回路が用いられている。例えば周波数逓倍器
に用いられる回路においては、2つのトランジスタに周
波数fの信号を互いに逆相で入力すると、これらのトラ
ンジスタの出力のうち周波数fの成分は互いに逆相の関
係を保つが、第2高調波2fの成分は互いに同相となる
。従って、出力回路においてトランジスタの出力を同相
合成することにより、第2高調波2fを合成して取り出
すとともに、基本波fの成分を相殺することができる。
このような機能を実現するための従来のマイクロ波回路
を第4図(平面図)及び第5図(第4図のY−Y線に沿
っての断面図)に示す。第4図及び第5図に示すように
、従来のマイクロ波回路においては、導体基体1上に誘
電体2.3を介して誘電体基板4.5が設けられている
。この誘電体基板4上には一対の導体膜6.7が設けら
れ、これらの導体膜6,7により入力スロット線路8及
びインピーダンス整合用スロット線路スタブ9が構成さ
れている。これらの入力スロット線路8及びインピーダ
ンス整合用スロット線路スタブ9により入力側回路が構
成されている。また、前記誘電体基板S上には外側接地
導体膜10、導体膜11及び中心導体膜12が設けら九
、これらの外側接地導体膜10及び導体膜11によりス
ロット線路13.14が、また外側接地導体膜10及び
中心導体膜12によりコプレーナ線路15が構成されて
いる。これらのスロット線路13、工4及びコプレーナ
線路15により出力側回路が構成されている。前記外側
接地導体膜10は誘電体基板5の側面に延在し、この部
分10aにより導体基体1と接続されている。
を第4図(平面図)及び第5図(第4図のY−Y線に沿
っての断面図)に示す。第4図及び第5図に示すように
、従来のマイクロ波回路においては、導体基体1上に誘
電体2.3を介して誘電体基板4.5が設けられている
。この誘電体基板4上には一対の導体膜6.7が設けら
れ、これらの導体膜6,7により入力スロット線路8及
びインピーダンス整合用スロット線路スタブ9が構成さ
れている。これらの入力スロット線路8及びインピーダ
ンス整合用スロット線路スタブ9により入力側回路が構
成されている。また、前記誘電体基板S上には外側接地
導体膜10、導体膜11及び中心導体膜12が設けら九
、これらの外側接地導体膜10及び導体膜11によりス
ロット線路13.14が、また外側接地導体膜10及び
中心導体膜12によりコプレーナ線路15が構成されて
いる。これらのスロット線路13、工4及びコプレーナ
線路15により出力側回路が構成されている。前記外側
接地導体膜10は誘電体基板5の側面に延在し、この部
分10aにより導体基体1と接続されている。
一方、前記誘電体基板4.5の間に露出する導体基体1
上には、それぞれ電界効果トランジスタ(FET)を構
成する半導体チップ16.17(以下。
上には、それぞれ電界効果トランジスタ(FET)を構
成する半導体チップ16.17(以下。
rFETチップ16.17)という)が設けられている
。これらのFETチップ16.17のそれぞれのソース
電極はそれぞれ金属ワイヤ18.19により前記導体基
体1に接続され、ゲート電極は金属ワイヤ20.21に
より入力スロット線路8の端部の導体膜6a、7aに接
続され、ドレイン電極は金属ワイヤ22.23により導
体膜11に接続されている。さらに、この導体膜11は
、金属ワイヤ24によりコブレーす線路15の中心導体
膜12に接続されている。
。これらのFETチップ16.17のそれぞれのソース
電極はそれぞれ金属ワイヤ18.19により前記導体基
体1に接続され、ゲート電極は金属ワイヤ20.21に
より入力スロット線路8の端部の導体膜6a、7aに接
続され、ドレイン電極は金属ワイヤ22.23により導
体膜11に接続されている。さらに、この導体膜11は
、金属ワイヤ24によりコブレーす線路15の中心導体
膜12に接続されている。
このように構成されたマイクロ波回路においては、入力
信号は入力スロット線路8により2つのFETに印加さ
れるため、それらの位相関係は互いに逆相となる。また
、出力信号は互いに同相で合成されてコプレーナ線路1
5により取り出され、所期の機能を果たしている。
信号は入力スロット線路8により2つのFETに印加さ
れるため、それらの位相関係は互いに逆相となる。また
、出力信号は互いに同相で合成されてコプレーナ線路1
5により取り出され、所期の機能を果たしている。
しかしながら、上述の従来のマイクロ波回路においては
、出力側回路の外側接地導体膜10を導体基体1に接続
するために複雑な工作を要するとともに、導体基体1上
に誘電体基板4.5、FETチップ16.17等を配置
するための実装構造が複雑であるため、これらを高精度
で配置することが難しい。このため、これらの配置の精
度による影響が特に大きい高周波帯で良好な性能を得る
ことが困難であった。また、入力スロット線路8を構成
する導体膜6.7と導体基体1とがこれらの導体膜6.
7の端部6a、7aに沿って一種の伝送路を形成するた
め、回路特性に悪影響を与えるという欠点があった。
、出力側回路の外側接地導体膜10を導体基体1に接続
するために複雑な工作を要するとともに、導体基体1上
に誘電体基板4.5、FETチップ16.17等を配置
するための実装構造が複雑であるため、これらを高精度
で配置することが難しい。このため、これらの配置の精
度による影響が特に大きい高周波帯で良好な性能を得る
ことが困難であった。また、入力スロット線路8を構成
する導体膜6.7と導体基体1とがこれらの導体膜6.
7の端部6a、7aに沿って一種の伝送路を形成するた
め、回路特性に悪影響を与えるという欠点があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本発明の目的は、高周波動作を阻害する原因となる上述
のような複雑な構造をとることなく、マイクロ波回路の
小形化及び高性能化を図ることができる技術を提供する
ことにある。
のような複雑な構造をとることなく、マイクロ波回路の
小形化及び高性能化を図ることができる技術を提供する
ことにある。
本発明の他の目的は、入力側回路とトランジスタとの間
のインピーダンス整合及び不要な伝送路の形成の防止を
図ることができる技術を提供することにある。
のインピーダンス整合及び不要な伝送路の形成の防止を
図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、入力側回路及び出力側回路をそれぞれ入力ス
ロット線路及び出力コプレーナ線路により構成し、前記
入カスロツ1−線路、前記出力コプレーナ線路及びトラ
ンジスタを同一の半導体基板に設けるとともに、前記入
力スロット線路と前記トランジスタとの間に集中定数イ
ンダクタを設けている。
ロット線路及び出力コプレーナ線路により構成し、前記
入カスロツ1−線路、前記出力コプレーナ線路及びトラ
ンジスタを同一の半導体基板に設けるとともに、前記入
力スロット線路と前記トランジスタとの間に集中定数イ
ンダクタを設けている。
上記した手段によれば、集積化により回路の寸法を小さ
くすることができるので、マイクロ波回路の小形化を図
ることができる。しかも回路の構造を簡単にすることが
できるので、従来のように複雑な接続、工作等を要する
ことなくマイクロ波回路を高精度で製造することができ
、従って高周波特性の向上によりマイクロ波回路の高性
能化を図ることができる。また、集中定数インダクタに
より入力側回路とトランジスタとのインピーダンス整合
を行うことができるとともに、入力側回路とトランジス
タとが分離されることにより不要な伝送路が形成される
のを防止することができる。
くすることができるので、マイクロ波回路の小形化を図
ることができる。しかも回路の構造を簡単にすることが
できるので、従来のように複雑な接続、工作等を要する
ことなくマイクロ波回路を高精度で製造することができ
、従って高周波特性の向上によりマイクロ波回路の高性
能化を図ることができる。また、集中定数インダクタに
より入力側回路とトランジスタとのインピーダンス整合
を行うことができるとともに、入力側回路とトランジス
タとが分離されることにより不要な伝送路が形成される
のを防止することができる。
以下1本発明を周波数逓倍器に適用した一実施例を図面
を用いて具体的に説明する。
を用いて具体的に説明する。
なお、実施例を説明するための全回において、同一機能
を有するものには同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
を有するものには同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第1図は、本発明の一実施例によるマイクロ波回路の平
面図であり、第2図は、第1図のx−X線に沿っての断
面図であり、第3図は、第1図及び第2図に示すマイク
ロ波回路の等価回路を示す回路図である。
面図であり、第2図は、第1図のx−X線に沿っての断
面図であり、第3図は、第1図及び第2図に示すマイク
ロ波回路の等価回路を示す回路図である。
第1図及び第2図に示すように、本実施例によるマイク
ロ波回路においては、例えばガリウムヒ素基板のような
半絶縁性の半導体基板25上に一対の導体膜6,7が設
けられ、これらの導体v6.7により入力スロット線路
8が構成されている。
ロ波回路においては、例えばガリウムヒ素基板のような
半絶縁性の半導体基板25上に一対の導体膜6,7が設
けられ、これらの導体v6.7により入力スロット線路
8が構成されている。
この入力スロット線路8により入力側回路が構成されて
いる。また、この半導体基板25上には外側接地導体膜
10及び中心導体膜12が設けられ、これらの外側接地
導体膜10及び中心導体膜12により出力コプレーナ線
路15が構成されている。この出力コプレーナ線路15
により出力側回路が構成されている。
いる。また、この半導体基板25上には外側接地導体膜
10及び中心導体膜12が設けられ、これらの外側接地
導体膜10及び中心導体膜12により出力コプレーナ線
路15が構成されている。この出力コプレーナ線路15
により出力側回路が構成されている。
前記導体膜6.7のそれぞれの一端には1例えばらせん
状の導体膜から成る集中定数インダクタ26.27が接
続されている。これらの集中定数インダクタ26.27
の他端は、前記外側接地導体膜10及び中心導体膜12
の間における半導体基板1上に設けられているゲート電
極28.29にそれぞれ接続されている。これらのゲー
ト電極28.29の下方における半導体基板25中には
例えばn型のチャネル領域30が設けられ、このチャネ
ル領域30の両端に例えばn゛型のソース領域31及び
ドレイン領域32が設けられている。そして、前記ゲー
ト電極28、前記ソース領域31及びドレイン領域32
によりショットキーゲートFET (MESFET)3
3が構成され、前記ゲート電極29、前記ソース領域3
1及びドレイン領域32によりショットキーゲートFE
T34が構成されている。なお、前記ソース領域31に
接している部分の外側接地導体膜10bによりF E
T33゜34のソース電極が構成され、前記ドレイン領
域32に接している部分の中心導体膜12aによりドレ
イン電極が構成されている。
状の導体膜から成る集中定数インダクタ26.27が接
続されている。これらの集中定数インダクタ26.27
の他端は、前記外側接地導体膜10及び中心導体膜12
の間における半導体基板1上に設けられているゲート電
極28.29にそれぞれ接続されている。これらのゲー
ト電極28.29の下方における半導体基板25中には
例えばn型のチャネル領域30が設けられ、このチャネ
ル領域30の両端に例えばn゛型のソース領域31及び
ドレイン領域32が設けられている。そして、前記ゲー
ト電極28、前記ソース領域31及びドレイン領域32
によりショットキーゲートFET (MESFET)3
3が構成され、前記ゲート電極29、前記ソース領域3
1及びドレイン領域32によりショットキーゲートFE
T34が構成されている。なお、前記ソース領域31に
接している部分の外側接地導体膜10bによりF E
T33゜34のソース電極が構成され、前記ドレイン領
域32に接している部分の中心導体膜12aによりドレ
イン電極が構成されている。
上述のように構成された本実施例によるマイクロ波回路
においては、入力信号は入力スロット線路8より入力さ
れ、前記集中定数インダクタ26.27を介してF E
T33.34のゲート電極28.29に印加される。
においては、入力信号は入力スロット線路8より入力さ
れ、前記集中定数インダクタ26.27を介してF E
T33.34のゲート電極28.29に印加される。
そのため、これらのFET33.34のゲート・ソース
間信号は互いに逆相になる。また、出力側においては、
FET33.34のドレインが出力コプレーナ線路15
に並列に結合されているため、同相で合成され、出力さ
れる。
間信号は互いに逆相になる。また、出力側においては、
FET33.34のドレインが出力コプレーナ線路15
に並列に結合されているため、同相で合成され、出力さ
れる。
上述のように、本実施例によるマイクロ波回路において
は、入力側回路を構成する入力スロット線路8、出力側
回路を構成する出力コプレーナ線路15、F E T3
3.34.集中定数インダクタ26.27等が同一の半
導体基板25上に集積されているので、第4図及び第5
図に示す従来のマイクロ波回路に比べて構造を著しく簡
単にすることができるとともに、回路寸法を極めて小さ
くすることができる。
は、入力側回路を構成する入力スロット線路8、出力側
回路を構成する出力コプレーナ線路15、F E T3
3.34.集中定数インダクタ26.27等が同一の半
導体基板25上に集積されているので、第4図及び第5
図に示す従来のマイクロ波回路に比べて構造を著しく簡
単にすることができるとともに、回路寸法を極めて小さ
くすることができる。
このように構造が簡単であるので、従来のように微細か
つ複雑な接続、工作等を要することなくマイクロ波回路
を製造することができる。これによって、マイクロ波回
路を精度良く製造することができるので、優れた高周波
特性を得ることができ。
つ複雑な接続、工作等を要することなくマイクロ波回路
を製造することができる。これによって、マイクロ波回
路を精度良く製造することができるので、優れた高周波
特性を得ることができ。
マイクロ波回路の高性能化を図ることができる。
また、上述のように回路寸法を小さくすることができる
ので、マイクロ波回路の小形化を図ることができる。さ
らに、入力側回路とFET33.34のゲート電極28
.29との間に集中定数インダクタ26゜27を設けて
いるので、入力スロット線路8を構成する導体膜6.7
と出力側回路の外側接地導体膜10とが分離されること
により従来のように不要な伝送路が形成されるのを防止
することができるとともに、F E Ta2.34と入
力スロット線路8との間のインピーダンス整合をとるこ
とができる。このインピーダンス整合に関しては、集中
定数インダクタ26.27は第4図及び第5図に示す従
来のマイクロ波回路における入力スロット線路スタブ9
と同様な役割を果たしている。
ので、マイクロ波回路の小形化を図ることができる。さ
らに、入力側回路とFET33.34のゲート電極28
.29との間に集中定数インダクタ26゜27を設けて
いるので、入力スロット線路8を構成する導体膜6.7
と出力側回路の外側接地導体膜10とが分離されること
により従来のように不要な伝送路が形成されるのを防止
することができるとともに、F E Ta2.34と入
力スロット線路8との間のインピーダンス整合をとるこ
とができる。このインピーダンス整合に関しては、集中
定数インダクタ26.27は第4図及び第5図に示す従
来のマイクロ波回路における入力スロット線路スタブ9
と同様な役割を果たしている。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
例えば、ショットキーゲートFET33.34の代わり
に高電子移動度トランジスタ(HEMT)やペテロ接合
バイポーラトランジスタ(HB T)を用いてもよい。
に高電子移動度トランジスタ(HEMT)やペテロ接合
バイポーラトランジスタ(HB T)を用いてもよい。
また、集中定数インダクタ26.27は、例えばジグザ
グ状の形状やその他の形状としてもよいことは勿論、イ
ンピーダンス整合をより良好にするために、これらの集
中定数インダクタ26.27にキャパシタ等を付加して
もよい。さらに、本発明は、トランジスタを用いた周波
数変換器、変調器等に適用することもできる。
グ状の形状やその他の形状としてもよいことは勿論、イ
ンピーダンス整合をより良好にするために、これらの集
中定数インダクタ26.27にキャパシタ等を付加して
もよい。さらに、本発明は、トランジスタを用いた周波
数変換器、変調器等に適用することもできる。
以上説明したように、本発明によれば、以下に述べるよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
すなわち、入力側回路及び出力側回路をそれぞれ入力ス
ロット線路及び出方コプレーナ線路により構成し、前記
入力スロット線路、前記出方コプレーナ線路及びトラン
ジスタを同一の半導体基板に集積するとともに、前記入
力スロット線路と前記トランジスタとの間に集中定数イ
ンダクタを設けているので、複雑な工作等を要すること
なくマイクロ波回路の小形化及び高性能化を図ることが
できるとともに、集中定数インダクタにより入力側回路
とトランジスタとの間のインピーダンス整合及び不要な
伝送路の形成の防止を図ることができる。
ロット線路及び出方コプレーナ線路により構成し、前記
入力スロット線路、前記出方コプレーナ線路及びトラン
ジスタを同一の半導体基板に集積するとともに、前記入
力スロット線路と前記トランジスタとの間に集中定数イ
ンダクタを設けているので、複雑な工作等を要すること
なくマイクロ波回路の小形化及び高性能化を図ることが
できるとともに、集中定数インダクタにより入力側回路
とトランジスタとの間のインピーダンス整合及び不要な
伝送路の形成の防止を図ることができる。
第1図は、本発明の一実施例によるマイクロ波回路を示
す平面図、 第2図は、第1図のX−X線に沿っての断面図、第3図
は、第1図及び第2図に示すマイクロ波回路の等価回路
を示す回路図、 第4図は、従来のマイクロ波回路を示す平面図、第5図
は、第4図のY−Y線に沿っての断面図である。 図中、1・・・導体基体、2,3・・・誘電体、4.5
・・・誘電体基板、6.7・・・導体膜、8・・・久方
スロット線路、9・・・入力スロット線路スタブ、 1
0・・・外側接地導体膜、12・・・中心導体膜、13
.14・・・スロット線路、15・・・出力コプレーナ
線路、 16.17・・・半導体チップ、25・・・半
導体基板、26.27・・・集中定数インダクタ、28
.29・・・ゲート電極、33.34・・・ショットキ
ーゲートFETである。
す平面図、 第2図は、第1図のX−X線に沿っての断面図、第3図
は、第1図及び第2図に示すマイクロ波回路の等価回路
を示す回路図、 第4図は、従来のマイクロ波回路を示す平面図、第5図
は、第4図のY−Y線に沿っての断面図である。 図中、1・・・導体基体、2,3・・・誘電体、4.5
・・・誘電体基板、6.7・・・導体膜、8・・・久方
スロット線路、9・・・入力スロット線路スタブ、 1
0・・・外側接地導体膜、12・・・中心導体膜、13
.14・・・スロット線路、15・・・出力コプレーナ
線路、 16.17・・・半導体チップ、25・・・半
導体基板、26.27・・・集中定数インダクタ、28
.29・・・ゲート電極、33.34・・・ショットキ
ーゲートFETである。
Claims (4)
- (1)入力側回路と、出力側回路と、これらの入力側回
路及び出力側回路の間に接続されているトランジスタと
を具備するマイクロ波回路において、前記入力側回路及
び前記出力側回路をそれぞれ入力スロット線路及び出力
コプレーナ線路により構成し、前記入力スロット線路、
前記出力コプレーナ線路及び前記トランジスタを同一の
半導体基板に集積するとともに、前記入力スロット線路
と前記トランジスタとの間に集中定数インダクタを設け
たことを特徴とするマイクロ波回路。 - (2)2つの前記トランジスタ及び2つの前記集中定数
インダクタを有し、前記入力スロット線路の一端の2つ
の導体膜がそれぞれの前記集中定数インダクタを介して
それぞれの前記トランジスタの第1の電極に接続し、そ
れぞれの前記トランジスタの第2の電極が前記出力コプ
レーナ線路の一方の導体膜に共に接続することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のマイクロ波回路。 - (3)前記集中定数インダクタがらせん状の形状を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイク
ロ波回路。 - (4)前記トランジスタがショットキーゲートFETで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマイ
クロ波回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943187A JPH0817291B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | マイクロ波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1943187A JPH0817291B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | マイクロ波回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187710A true JPS63187710A (ja) | 1988-08-03 |
JPH0817291B2 JPH0817291B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=11999093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1943187A Expired - Lifetime JPH0817291B2 (ja) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | マイクロ波回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983089A (en) * | 1994-09-26 | 1999-11-09 | Endgate Corporation | Slotline-mounted flip chip |
US6265937B1 (en) | 1994-09-26 | 2001-07-24 | Endgate Corporation | Push-pull amplifier with dual coplanar transmission line |
-
1987
- 1987-01-29 JP JP1943187A patent/JPH0817291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983089A (en) * | 1994-09-26 | 1999-11-09 | Endgate Corporation | Slotline-mounted flip chip |
US6265937B1 (en) | 1994-09-26 | 2001-07-24 | Endgate Corporation | Push-pull amplifier with dual coplanar transmission line |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0817291B2 (ja) | 1996-02-21 |
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