JPS6318664Y2 - - Google Patents

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JPS6318664Y2
JPS6318664Y2 JP2615484U JP2615484U JPS6318664Y2 JP S6318664 Y2 JPS6318664 Y2 JP S6318664Y2 JP 2615484 U JP2615484 U JP 2615484U JP 2615484 U JP2615484 U JP 2615484U JP S6318664 Y2 JPS6318664 Y2 JP S6318664Y2
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JP
Japan
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main body
screw rod
presser
metal fitting
fitting
Prior art date
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JP2615484U
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JPS60138933U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はビルの屋上などに溜る雨水などを集
めて排水するために屋上などに設ける集排水具に
関するものである。
従来ビルの屋上等に溜る雨水などを排水するた
めには、まず屋上の床面に開口した排水口に排水
金具を嵌着し、屋上の床面に敷いた防水シートの
端末部を該排水金具に糊付けし、防水シート上を
流れる水を排水金具から排水するようにした。し
かし使用中に防水シートが離脱してシートと排水
金具との間に雨水が侵入し、それがコンクリート
の床面に流れて雨漏りを発生するなどの欠点があ
つた。
しかしその後改良され、第1図に示すように集
排水具の鋳鉄製の本体Aの上面に真鍮製などのボ
ルトBの下部を螺着して植設し、該本体の上部に
ボルト孔を貫設した押え金具Cを載置し、該ボル
ト孔を前記本体AのボルトBに嵌挿してナツトN
で締着し、該本体Aと押え金具Cとの間に防水シ
ートDの端末部を挟着するようにしたものが考案
されたが、このものにおいては使用に際し、雨水
によつてボルトBまたはボルトBの取着部分が腐
蝕して欠損したり離脱したりして、押え金具Cの
押えつけが不充分となり、防水シールDが離脱し
て雨漏りが発生することがあつた。またボルトB
の取着部分が腐蝕した場合には、ボルトBの交換
も不可能となり、そのため本体A自体を取り替え
なければならなくなり、取替作業が困難となるば
かりでなく、取替費用が大となる欠点があつた。
また塵埃などの侵入を防止するために押え金具
Cの上部に、ストレーナーなどと称される防塵キ
ヤツプSを載置したが、単に載置するのみで固定
する構造になつていなかつたため、該防塵キヤツ
プSに何らかの衝撃が加わつた場合には、該キヤ
ツプSが移動して流下口が露出され防塵効果を収
め難い欠点があつた。
本考案は集排水具の本体に押え金具を押圧する
のに、本体にはボルトを螺着せず、押圧部材と係
止部材および螺杆を使用して押圧するようにする
とともに、該螺杆にて防塵キヤツプをも固定する
ようにし、さらに本体と押え金具との間にシーリ
ング材などを充填可能とする空隙部を設けた集排
水具を提供するのを目的とするものである。
すなわち二股状に形成した係止部材の下部を集
排水具の本体の管部の下端に係止し、該係止部材
の上部に螺杆の下部を掛止してその上部を上方へ
延設し、また両端を押え金具に当接させた押圧部
材の中央に該螺杆を遊嵌し、さらに上方の防塵キ
ヤツプの中央にも螺杆の上部を遊嵌するととも
に、各遊嵌部にナツトを螺着して押圧部材を押え
金具に押圧し、さらに防塵キヤツプを固定するよ
うにしたものである。
次に図面に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。図中、1はビルなどの屋上のコンクリート製
の床壁であつて、その一部には排水口2が貫設し
てある。3は該排水口2に嵌着した集排水具の本
体(以下単に本体という)であつて、ステンレス
鋼板、軽合金板等、表面平滑な金属板により内側
に段部を有する傾斜面を持つた漏斗状に形成され
ている。すなわち上端縁より内方へ下がるゆるや
かな傾斜角度による傾斜面4が設けられており、
続いて急角度で下がる急傾斜面5が設けられ、さ
らにそれに続いて再びゆるやかな傾斜角度による
摺り鉢状の傾斜面6が設けられており、その下端
は中心の管部7に連設している。なお該管部7は
わずかに下すぼみ状に形成され、かつその下端縁
の対向する2個所には切欠部8,8が設けられて
いる。
9は前記本体3に内装する押え金具であつて、
ステンレス鋼板、軽合金板等、表面が平滑な金属
板によつて形成され、その上端部は本体3の上部
の傾斜面4に密接し、下部は本体3の下部の傾斜
面6に密接しており、中間の急斜面5に対応する
部分は密着せず、若干の空隙部10を設けてあ
り、中央部には流下口11が貫設されている。
12は押え金具9を本体3に押圧するための押
圧部材であつて、金属の帯板を円弧状に湾曲して
形成してあり、中央部には螺杆13を遊嵌するた
めの孔14が貫設してある。なお該螺杆13には
押圧部材12より若干下方の部位より上部に対し
ねじが刻設してあり、下端部にはフツク部15が
形成されている。16は金属の棒材または帯板材
を山形に曲折して二股状とした係止部材であつ
て、その両下端部にはそれぞれ上方へ折曲された
係止部17,17が形成されている。また18は
本体3の管部7に連結した排水管であり、19は
防水シートを示し、20は防塵キヤツプを示す。
本例の集排水具をビルの屋上などに装着する場
合は、まず屋上の床壁1に設けた排水口2に本体
3を嵌着する。なおこの場合、第2図に示すよう
に本体3の下面が密着するように排水口2の形状
を本体3の下面の形状に合わせて形成するととも
に、本体3の最上面が床面と同一平面状またはそ
れ以下となるようにする。
次に床面に防水シート19を敷き、その端部を
前記本体3の上部の周囲に重合する。次に押え金
具9を本体3の上に重ね合わせ、該押え金具9と
本体3間に防水シート19の周端部を挟む。
係止部材16は本体3の管部7内に挿入し、該
係止部材16の下端の係止部17にそれぞれ管部
7の切欠部8に係止し、螺杆13の下部のフツク
部15を係止部材16の頂部に掛止する。次に押
圧部材12の中央の孔14を螺杆13の上方より
嵌挿し、該押圧部材12の末端部を押え金具9上
に当接させて載置し、螺杆13に螺合したナツト
21を螺進させて押圧部材12に圧接し、螺杆1
3を上方へ付勢して固定するとともに、押圧部材
12を下方へ押圧し、該押圧部材12の末端部で
押え金具9を押圧し、押え金具9と本体3との間
に挟んだ防水シート19を圧着する。なおこの場
合、係止部材16は下部の係止部17を管部7の
切欠部8に係止されているので上方へ抜けること
がなく、また螺杆13に螺合したナツト21の螺
進により押圧部材12は適度に撓んで押え金具9
を強く押圧する。
次に帽子形状に形成され、かつ多数の長口を貫
設した防塵キヤツプ20の中央部に貫設した孔を
螺杆13の上部に嵌挿して防塵キヤツプ20を押
え金具9上に載置し、ナツト22を螺杆13に螺
着して防塵キヤツプ20を固定する。また本体3
と押え金具9の間に形成された空隙部10内にシ
ーリング材を充填させる。
屋上の床面に雨水が溜ると、雨水は防水シート
19上を流れて集排水具に至り、押え金具9内に
入つた雨水は下方に流下し、流下口11より本体
3の管部7を経て排水管18を流下して排水され
る。
なお本体3及び押え金具9はステンレス鋼板、
軽合金板のほかに真鍮板または他の材質、たとえ
ば硬質合金樹脂等、適度な剛性を有し、表面が滑
らかな材料で形成するのが好ましい。
なお本例の押圧部材12は、金属材の末端を二
方へ延長した円弧状に形成したが、四方の延長し
た十字形、また三方または五方などへ延長する形
状としてもよい。また係止部材16は特にその形
状を限定するものではなく、また本体の管部7下
端の切欠部8は設けないて、係止部材16の係止
部17を管部7の下端縁に係止するようにしても
よい。
さらに螺杆13のねじ部のうち、上端部のねじ
外径をナツト21のねじ内径より小さくすること
によりナツト21を押圧部材12の付近まで遊挿
してから螺着するようにすることも可能である。
上述のように本考案の屋上などに設ける集排水
具は、本体の上部に密接した押え金具9を押圧す
るのに、本体下端部に係止した係止部材16に接
続した螺杆13を介して押圧するようにしたの
で、従来における本体に植設したボルトやボルト
の取着部分が、腐蝕のために欠損したり離脱する
ようなことがなく、防水シートの押圧が完全とな
り、雨漏りなどの発生を防止することができるば
かりでなく、ボルト取着部の欠損などにより本体
自体を取替える必要もないなど利点がある。
また防塵キヤツプも螺杆にナツトで締着するよ
うにしたので、防塵キヤツプに何らかの衝撃力が
加わつた場合にも移動せず、防塵効果を充分にあ
げることができる。
また本体と押え金具との間にシーリング材など
を充填する空隙部が設けてあつて、シーリング材
などを充填することができるので漏水を防止する
効果がさらに大となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の集排水具を床壁等に装着した状
態の一部破断正面図、第2図〜第8図は本考案の
一実施例を示し、第2図は集排水具を床壁等に装
着した状態の一部破断正面図、第3図はその防塵
キヤツプを取外した状態の外観正面図、第4図は
第3図の平面図、第5図は押圧部材の斜視図、第
6図は螺杆の正面図、第7図は係止部材の正面
図、第8図は集排水具の本体の下端部の斜視図で
ある。 1……床壁、2……排水口、3……集排水具の
本体、9……押え金具、10……空隙部、12…
…押圧部材、13……螺杆、16……係止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集排水具本体3をほぼ漏斗状に形成して設け、
    該本体3の内側に密接する押え金具9を、前記本
    体下端部に係止した係止部材16に接続した螺杆
    13を介して前記本体3に着脱可能に押圧するよ
    うにするとともに、防塵キヤツプを前記螺杆13
    を介して前記押え部材9に固定可能とし、さらに
    該本体3と押え金具9との間にて防水シートを挟
    圧可能とするとともに、該本体3と押え金具9と
    の間にシーリング材などを充填可能とする空隙部
    10を設けてなるを特徴とする屋上等に設ける集
    排水具。
JP2615484U 1984-02-24 1984-02-24 屋上等に設ける集排水具 Granted JPS60138933U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2615484U JPS60138933U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 屋上等に設ける集排水具

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JP2615484U JPS60138933U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 屋上等に設ける集排水具

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Publication Number Publication Date
JPS60138933U JPS60138933U (ja) 1985-09-13
JPS6318664Y2 true JPS6318664Y2 (ja) 1988-05-25

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ID=30521897

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JP2615484U Granted JPS60138933U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 屋上等に設ける集排水具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62117945A (ja) * 1985-11-16 1987-05-29 ド−エイ外装有限会社 ル−フドレイン

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JPS60138933U (ja) 1985-09-13

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