JPS63182755A - 二重化フアイル装置の読込制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は二重化ファイル装置の読込制御方式に関する。

（従来の技術） 従来、同一アドレスＫＩ′ＷＪ−データを格納するよう
Ｋしたファイル装置の二重化は、専らファイル装置の障
害発生によるデータの消失を防止する目的で行われてい
た。したがって、アプリケージ目ンタスクにおいてファ
イル読込要求が発生すると、マスタファイル装置が正常
である間はこの７フイル読込要求は常時マスタファイル
装置に対して向けられ、マスタファイル装置に障害が発
生したときにのみ、スレーブファイル装置に対して向け
られるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） このような従来方式においては、ファイル読込要求はマ
スタファイル装置に集中して向けられるようになるため
、ファイル読込要求の発生間隔がファイル装置の読出動
作時間に比して充分短いときには待時間が長くなシ、フ
ァイル読込処理に多くの時間を費やすことになって情報
処理システムのスループットが低下するという問題点が
ある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の方式は、同一アドレスに同一データを格納した
主ファイル装置および従ファイル装置と、上記２つのフ
ァイル装置が共に動作しているときにアプリケージ讐ン
タスクからファイル読込要求が発生するとこのファイル
読込要求を優先度と共に格納するための上記ファイル装
置対応の待行列と、 上記待行列におけるファイル読込要求の累計数およびア
ドレスを４８する情報を格納するための上記ファイル装
置対応の管理テーブルと、上記待行列に格納されるファ
イル読込要求を主−フアイル装置宛の累計数が従ファイ
ル装置宛のものより少なくならないように均等に振り分
けて該当する管理テーブルを更新する要求制御機構と、
上記待行列中のファイル読込要求をその優先度と上記ア
ドレス連鎖情報とにより順次に上記２つのファイル装置
のうちのいずれかに出力してファイル読込を実行しその
後に上記待行列および管理テーブルを更新する読込制御
機構 とを設けたことを！徴とする。

（実施例） 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

第１図を参照すると本実施例は、データアクセス１タス
ク１と、リードコントローラ２と、２つの管理テーブル
３および４と、２つの待行列５および６と、２つの読込
装置７および８と、マスタファイル装置９と、スレーブ
ファイル装置１０とから成るファイル二重化システムで
ある。

マスクファイル装置９とスレーブファイル装置１０の同
一アドレスには同一データが、図示を省略した手段によ
り書き込まれるようになっておシ、これによシ一方のフ
ァイルｖｉ、ｋに障害が発生しても他方のファイル装置
を使用できることになルデータの消失を防止することが
できる。読出袋ｆｆ１７と８は、リードコントローラ２
の指示に基づきそれぞれマスクファイル装置９とスレー
ブファイル装置１０の所定のアドレスを読み出す。

続出装置７によるマスタファイル装ｆｊ！、９または読
出装置７によるスレーブファイル装置１０の各読出し中
に、アプリケージｌンタスクからファイル読込要求ＲＲ
がデータアクセスタスク１に入力すると、このファイル
読込要求ＲＲは、リードコントローラ２の指示によシ、
入力順に付加される優先順位と共に、連鎖されて待行列
５または６に格納される。

管理テーブル３は待行列５と読出装置７と共にマスタフ
ァイル装置９に対応し、また管理テーブル４は待行列６
と読出装置８と共にスレーブファイル装置１０に対応す
るものでおる。管理テーブル３と４は、それぞれ待行列
５と６におけるファイル読込要求の累計および待行列ア
ドレスの連鎖情報を格納する。

第２図は管理テーブル３および４と、待行列５および６
の詳細を、それぞれが格納するデータ例と共に示してい
る。

第２図を参照すると、待行列５はアドレスＡ。

ＢおよびＣにそれぞれファイル読込要求Ｍｌ　、Ｍ２お
よびＭ３を格納しておシ、また待行列６はアドレスＭお
よびＮにそれぞれファイル読込要求Ｓ１およびＳ２を格
納していることがわかる。

ファイル読込要求Ｍｌは優先順位■と、次のファイル読
込要求Ｍ２のアドレスＢとを有している。

管理テーブル３は、待行列５におけるファイル読込要求
の累計数（３）と、最初のファイル読込要求Ｍ１のアド
レスＡと、最後のファイル読込要求Ｍ３のアドレスＣと
を有している。他のファイル読込要求や管理テーブル４
についても上述の説明からその内容は容易に理解できよ
う。

データアクセスタスク１は、７アイル読込要求ＲＲが入
力すると、管理テーブル３と４とを参照し、両管環テー
ブル３と４が保持するファイル読込要求の累計数に基づ
き、リードコントローラ２にファイル読込指示を与え、
または待行列５と６のいずれかにファイル読込要求を格
納すると共に対応する管理テーブル３または４を更新す
る。

データアクセスタスクｌは、ファイル読込要求がマスタ
ファイル装置９とスレーブファイル装置１０のいずれか
一方に偏らないように、ファイル読込要求ルルを振り分
ける。その基準は、管理テーブル３におけるファイル読
込要求の累計数が管理テーブル４におけるそれよシ少く
ならないように均等化するということである。したがっ
て、待行列５および６に格納するファイル読込要求の優
先順位はファイル読込要求の入力順位に設定した第２図
の例において、各ファイル読込要求が図示の如くに待行
列５と６に分散したことが容易に理解できる。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　、リードコントローラ２
は、読出装置７および８が動作していない場合に、デー
タアクセスタスク１からファイル読込要求が入力するか
、または管理テーブル３と４のいずれかの累計数が苓で
ないとき待行列５または６のファイル読込要求をとり出
して、読出装置７または８を起動し、マスクファイル装
置９または１ｏを読み出す。待行列５または６のファイ
ル読込要求を実行したときには、ＩＪ　−）”　：ｌ　
：／　）ローラ２は該当する管理テーブルと待行列とを
更新する。

次に本実施例の動作について説明する。

マスタファイル装置９およびスレーブファイル装置１０
が正常であるかまたは障害が発生しているかはオペレー
ジ目ンシステムからデータアクセスタスクｌに報知され
ており、いまマスタファイル装置９およびスレーブファ
イル装置共に正常であるものとする。

アプリケージシンタスクからファイル読込要求８几が入
力すると、データアクセスタスク１は管理テーブル３お
よび４が保持する累計数を調べる。

両系計数が共に零であるならデータアクセスタスク１は
ファイル読込要求をリードコントローラ２に出力する。

リードコントローラ２は読出装装置７および８が動作中
でなければ直ちに読出装置７を起動してマスタファイル
装置９０所定アドレスを読み出す。′！ｔた読出装置７
もしくは８のうちの一方または両方共に動作中であると
、＠には早く動作を終了した方を起動してマスタファイ
ル装置９またはスレーブファイル装置１０ｔ−読み出す
。

管理テーブル３また紘４が保持する累計数が共に零でな
ければ、ファイル読込要求は前述のような基準によシ待
行列５と６のいずれかに格納され、対応する管理テーブ
ルが更新される。

リードコントローラ２は読出装置７および８が共に動作
していないときＫは、管理テーブル３および４を調べ、
いずれかの累計数が苓でなければアドレス連鎖情報から
待行列５と６の最初のファイル読込要求の優先順位の高
いものを実行する。

この実行にしたがい、リードコントローラ２は該当する
管理テーブルと待行列とを更新する。

このような７アイル読込要求の実行は待行列５および６
がカラ、すなわち管理テーブル３および４が保持する累
計数が零になるまで、優先順位とアドレス連鎖情報とに
基つく順位で行われるが、前述のようなファイル読込要
求の振分は基準により、マスタファイル装置９とスレー
ブファイル装置１０の動作は偏シなく均等化されること
がわかる。なお、上述のようなファイル読込要求の実行
中において、アプリケージシンタスクからファイル読込
要求ＲＲが入力してくれば、前述のようなデータアクセ
スタスクｌの動作によシ、待行列５と６のいずれかに格
納されることはもちろんのことである。

次にマスタファイル装置９とスレーブファイル装置１０
のいずれか一方に障害が発生すると、データアクセスタ
スク１およびリードコントローラ２は、管理テーブル３
および４と、待行列５および６とを正常糸のものに一体
視して扱うようになシ、正常なファイル装置のみに対し
てファイル読込要求を実行するようになる。

（発明の効果） 本発明によれば、以上に説明したように、マスタ７アイ
ル装置とスレーブファイル装置対応にファイル読込要求
を格納する待行列と、この待行列が格納するファイル読
込要求の累計数を記憶する管理テーブルと、両ファイル
装置が正常なときにはアプリケージ嘗ンタスクから入力
するファイル読込要求を管理テーブルの記憶内容に応じ
て均等になるように振り分けて待行列に格納するデータ
アクセスタスクとを設けたため、ファイル読込要求がマ
スタファイル装置とスレーブファイル装置とに分散され
るようになシ、ファイル読込処理時間を大幅に減少化で
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示し、４２図は本実施例の
詳細を示す。 １・・・・・・データアクセスタスク、２・・・・・・
リードコントローラ、３，４・・・・・・管理テーブル
、５，６・・・・・・待行列、７，８・・・・・・読出
装置、９・・・・・・マスタ７アイル装置、１０・・・
・・・スレーブファイル装置、ＲＲ，。 Ｍｌ　、Ｍ２．Ｍ３．Ｓｌ、８２・曲・ファイル読込要
求。 、、、／＋＋−＋。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 同一アドレスに同一データを格納した主ファイル装置お
   よび従ファイル装置と、 前記２つのファイル装置が共に動作しているときにアプ
   リケーションタスクからファイル読込要求が発生すると
   このファイル読込要求を優先度と共に格納するための前
   記ファイル装置対応の待行列と、 前記待行列におけるファイル読込要求の累計数およびア
   ドレスを連鎖する情報を格納するための前記ファイル装
   置対応の管理テーブルと、 前記待行列に格納されるファイル読込要求を前記主ファ
   イル装置宛の前記累計数が前記従ファイル装置宛のもの
   より少なくならないように均等に振り分けて該当する管
   理テーブルを更新する要求制御機構と、 前記待行列中のファイル読込要求をその優先度と前記ア
   ドレス連鎖情報とにより順次に前記２つのファイル装置
   のうちのいずれかに出力してファイル読込を実行しその
   後に前記待行列および前記管理テーブルを更新する読込
   制御機構 とを設けたことを特徴とする二重化ファイル装置の読込
   制御方式。