JPH07182213A - ファイル共用システム - Google Patents

ファイル共用システム

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JPH07182213A
JPH07182213A JP5346052A JP34605293A JPH07182213A JP H07182213 A JPH07182213 A JP H07182213A JP 5346052 A JP5346052 A JP 5346052A JP 34605293 A JP34605293 A JP 34605293A JP H07182213 A JPH07182213 A JP H07182213A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルを共用するときに、ファイルを読み
込むメモリの節約と、排他制御を必要としないファイル
共用システムを得る。 【構成】 二次記憶装置上のファイルを利用者が読み込
むときに、書き込みに対して保護された実メモリ30上
に記憶領域32とその管理域31を作成し、これにより
複数の利用者間でのファイルの共有を制御し、何れかの
利用者がこの共用ファイルを更新しようとしたときに例
外が発生し、更新時例外処理手段60によって、新たに
実メモリ上に記憶領域を確保してコピー・更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機におけるフ
ァイル共用システムに関し、特に二次記憶から実メモリ
上の記憶領域に読み込んだファイルを複数の利用者で使
用するファイル共用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】二次記憶装置に格納されているファイル
を利用するためには、これを一旦RAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)上に書き込み、アクセスが便利な形に
しておいて利用するのが一般的である。
【0003】同一のファイルを複数の利用者で利用する
場合、各利用者がそれぞれRAM上の別の領域にファイ
ルを読み出して利用したのでは、RAMの容量の無駄使
いにもなるし、二次記憶装置からの読み出し時間も無駄
になる。こういう無駄を無くすために考えられた先行技
術としては、例えば特開平4−102140号公報に記
載された発明があるが、この先行技術は、複数の利用者
が二次記憶上のファイルに対して同時にアクセスしよう
とするときに、それぞれの利用者が共用できる共有メモ
リに、二次記憶上のファイルの格納情報と、前記共有メ
モリ内のファイル格納情報との対応を管理する対応テー
ブルを設け、二次記憶上のファイルへのアクセス要求に
対して前記対応テーブルを検索し、この要求以前に同じ
ファイルへの参照アクセスが無いか否かを調べ、あった
場合には、共有メモリ上の同じ領域を参照するという方
式を採用している。
【0004】すなわち図11に示すように、利用者10
のアプリケーションプログラム11にも、利用者20の
アプリケーションプログラム21にも排他制御手段11
2(212)、アクセス制御手段113(213)、ア
クセス制御手段113(213)、主メモリ114(2
14)が備えられ、アクセス制御手段はアクセスすべき
ファイルが共有メモリ30の記憶領域32に存在するか
否かを調べ、存在する場合は、この記憶領域32にアク
セスし、存在しない場合には磁気ディスク装置40のフ
ァイル41を読み出して記憶領域32に書き込んだ上、
記憶領域32にアクセスする。また、参照のみでなく、
ファイルの内容を更新する場合は、排他制御手段112
(212)を用いることにより、複数の利用者間でのフ
ァイルの共用を一時禁止し、自分のアプリケーションプ
ログラムだけが、そのファイルを専用するように動作さ
せている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような先行技術
では以上のような共用ファイルの管理方式を採用してお
り、排他制御手段を用いない場合は、異なる利用者関で
のファイルの共用が参照アクセスに限られてしまい、更
新を行う場合は排他制御手段を用いてファイルの共有を
一時禁止しなければならない制約があり、従ってこの期
間に他の利用者はこのファイルを利用できなくなるとい
う問題点があった。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、ファイルの更新を行っている期間に
も更新前のファイルを他の利用者が利用できるファイル
共用システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のファイル共用シ
ステムは、先ず、利用者側でアクセスできるメモリ領域
をオペレーティングシステムにおける論理空間とし、各
利用者で共用し共用ファイルの内容を書き込む実メモリ
をRAM上に設けた。そして、この実メモリ内には、共
用ファイルを読み込む記憶領域と、その記憶領域の属
性,利用者多重度を管理するための管理域を格納する。
また、実メモリに対するアクセス制御手段と更新時例外
処理手段を設ける。
【0008】そして、利用者がファイルを読み込むとき
に実メモリ上にある記憶領域の管理域を参照し、該ファ
イルが既に実メモリ上に読み込まれていないか否かを確
認する。読み込まれていない場合、二次記憶装置上の該
当ファイルを実メモリの記憶領域に読み込み、この記憶
領域と1対1に対応する管理域に、読み込んだファイル
の属性及び利用者の多重度を格納・管理し、実メモリ上
にある記憶領域と利用者の論理空間とを対応付ける。
【0009】次に別の利用者が同じファイルを読み込も
うとしたときに実メモリ上にある記憶領域の管理域を参
照することにより、該ファイルが実メモリ上に存在する
ことを知り、再度二次記憶からの読み込みを行わずに管
理域の利用者多重度を1カウントアップし、実メモリ上
にある記憶領域と後続の利用者の論理空間とを対応付け
ることにより、ファイルの読み込みを完了する。
【0010】何れかの利用者が該共用ファイルを更新し
ようとしたときに、更新時例外処理手段が呼び出され、
実メモリ内に新たな記憶領域を確保して、共有していた
実メモリ上の記憶領域を、この新たな記憶領域にコピー
し、更新しようとした利用者の論理空間と新たに確保し
た実メモリとを対応付け、共有していた記憶領域に対応
する管理域の利用者多重度を1カウントダウンし、新た
に確保した実メモリ上の記憶領域を更新する。
【0011】利用者が共用ファイルの使用を終了したと
き、実メモリ上の記憶領域に対応する管理域の利用者多
重度が0になった後も該ファイルを共有メモリ上に残し
ておく。次に、ある利用者が同じファイルを読み込むと
きに、共有メモリ上に残っている記憶領域に対応する管
理域を参照することにより、該ファイルが実メモリ上に
存在することを知り、二次記憶からの読み込みを行わず
に、管理域の利用者多重度を1カウントアップし、この
実メモリ上の記憶領域と新たに読み込もうとした利用者
の論理空間とを結び付け、実メモリ上のファイルを再利
用する。
【0012】使用の終了した記憶領域が一定時間以上再
度使用されなかったとき、メモリ上から削除することに
よりメモリの有効利用を図る。メモリ不足が発生したと
きに、使用の終了した実メモリ上の記憶領域のうち、最
も参照時間の早いものから削除していくことにより、メ
モリ不足を解消する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す構成図である。
図1において、10は利用者を示し、11は前記利用者
10におけるアプリケーションプログラム、12はアプ
リケーションプログラム11がアクセスできる論理空
間、20は10と同様の利用者、30はシステムの実メ
モリ、31a〜31n,31p〜31xは、記憶領域3
2a〜32n,32p〜32xを管理する記憶領域と1
態1に対応する管理域、32a〜32n,32p〜32
xは、共用ファイルを読み込むための記憶領域、40は
磁気ディスク装置、41a〜41mは磁気ディスク装置
40に格納されている共用ファイル、50はアクセス制
御手段で、実メモリ30にある管理域31a〜31n,
31p〜31xを管理し、利用者の論理空間12,22
との対応を管理する。また、60は更新時例外処理手段
で、記憶領域32に読み込んだ共用ファイルに書き込み
を行うときに例外を発生させ、実メモリの確保、コピー
を行う。
【0014】また図2は、図1における実メモリ30内
の管理域31を詳細に記述したものであり、アクセス制
御手段50は、使用中チェインと空きチェインを持ち、
使用中チェインには利用者多重度が1以上の管理域を繋
ぎ、空きチェインには、管理域の使用が終わった、利用
者多重度が0の管理域を繋ぐ。311a〜311n,3
11p〜311xは記憶領域に読み込んだファイルの情
報を格納しておくファイル情報、312a〜312n,
312p〜312xは次の管理域のアドレスを示すポイ
ンタ、313a〜313n,313p〜313xは該当
ファイルを何人が使っているかの多重度管理を行うカウ
ンタ、314a〜314n,314p〜314xは当該
ファイルを最後にアクセスした時間を記憶する領域であ
る。
【0015】この管理域は図2に示すように、使用中の
管理域の先頭の管理域31aは、アクセス制御手段50
の使用中チェインが管理しており、先頭の管理域31a
の管理域次ポインタ312aは、次の管理域31bのア
ドレスを示し、管理域31bの管理域次ポインタ312
bは、管理域31cのアドレスを示す、と言うように、
管理域次ポインタ312a〜312nにより、現在使用
中の全ての管理域が順次チェインされている。
【0016】同様に31p〜31xは使用が終了し、利
用者多重度が0となった管理域をアクセス制御手段50
の空きチェインにより繋いである。この空きチェインに
は、使用の終了した順に繋がれるため、最終参照時刻の
早い順に並んでいる。また、最終の管理域の管理域次ポ
インタ312n、および312xは、最後を示すNUL
Lとなっている。
【0017】以下、本実施例の動作を説明する。 <共有しない場合の読み込み>今、図3(a)に示すよ
うな状態にあるときに、利用者10のアプリケーション
プログラム11が、磁気ディスク装置に格納されている
ファイル名Yのファイル41を読み込もうとするときを
例にして動作を説明する。先ず、利用者10のアプリケ
ーションプログラム11は、アクセス制御手段50に対
してファイル41を論理空間12に読み込むことを依頼
する。依頼を受けたアクセス制御手段50は、実メモリ
30内にある管理域の使用中チェインと、空きチェイン
の両方をサーチする。この場合は、空きチェインがない
ため、管理域31aから順次サーチし、読み込み要求の
あったファイル名Yのファイルが実メモリ30上にある
か否かを調べて行く。
【0018】この場合は、ファイル名Yのファイルは、
最初の読み込みであるため該当する管理域は無く、アク
セス管理手段50は、図3(b)に示す管理域31bと
記憶領域32bを新たに確保し、記憶領域32bに要求
のあったファイル名Yのファイル41を読み込み、管理
域31bにファイル情報を読み込み、利用者多重度に
1、最終参照時刻にNULL(現在使用中であることを
示す)を設定し、使用中チェインの最後に確保した管理
域31bを繋ぐ。この後、アクセス制御手段は、読み込
みを指定された利用者10の論理空間12と、実メモリ
30上の記憶領域32bを対応づけることにより、アプ
リケーションプログラム11はファイル名Yのファイル
41を参照することができる。
【0019】<共有する場合の読み込み>次に、図4
(a)に示す状態にあるときに、利用者20のアプリケ
ーションプログラム21が、共用デイスク40に格納さ
れているファイル名Yのファイル41を参照する場合の
動作について説明する。利用者20のアプリケーション
プログラム21は、アクセス制御手段50に対して、フ
ァイルYを論理空間22に読み込むことを依頼する。依
頼を受けたアクセス制御手段50は、管理域の使用中チ
ェインと、空きチェインの両方をサーチする。
【0020】この場合、空きチェインがないため、管理
域31aから順に使用中チェインの管理域のファイル情
報を参照し、管理域31bの情報からファイルYが実メ
モリ30上の記憶領域32bに存在することを知る。そ
こで、アクセス管理手段50は、管理域31bの多重度
を1加算し、記憶領域32bを利用者20の論理空間2
2と、実メモリ30上の記憶領域32bを対応づけるこ
とにより、アプリケーションプログラム21は、ファイ
ル名Yのファイル41を参照することができる。このと
き、記憶領域32bは利用者10の論理空間12と、利
用者20の論理空間22の両方に対応づけられている
(図4(b))。
【0021】<共用しているファイルへの書き込み>次
に、図5(a)の状態のように、利用者10、利用者2
0の両者ともファイル名Yのファイル41を共有して読
み込んでいるとき、利用者20のアプリケーションプロ
グラム21が参照しているファイル名Yのファイルに対
して書き込みを行うときの動作について説明する。利用
者20のアプリケーションプログラム21が、参照して
いるファイルYに対して書き込みを行う場合、対応する
実メモリ30上の記憶領域32bは書き込みに対して保
護されている(書き込みが禁止されている)ため、更新
時例外処理手段60が呼び出される。
【0022】更新時例外処理手段60は、例外の発生し
た記憶領域32bに対応する管理域31bの有無と、多
重度を調べる。この場合は2人の利用者が共有している
ため、更新時例外処理手段60は新たに記憶領域32c
を確保し、この領域にファイルYの格納されている記憶
領域32bのデータをコピーする。このとき更新時例外
処理手段60は、コピーを行ったことをアクセス制御手
段50に対して通知する。通知を受けたアクセス制御手
段50は、該当する記憶領域31bの多重度を1減算
し、書き込みを行う利用者20のアプリケーションプロ
グラム21の論理空間22に対応する実メモリ30上の
記憶領域を32bから32cに変更した後、コピーした
記憶領域32cを更新する(図5(b))。
【0023】<参照終了後の動作および再参照時の動作
>次に、図6(a)の状態にあるときに、利用者10の
アプリケーションプログラム11が、ファイルYの参照
を終了したときの動作について説明する。利用者10の
アプリケーションプログラム11は、アクセス制御手段
50に対して、ファイルYの参照が終了したことを通知
する。通知を受けたアクセス制御手段50は対応する記
憶領域32bと利用者10の論理空間12との対応を破
棄し、管理域31bの多重度を1減算する。このとき、
管理域31bの多重度は0となり、記憶領域32bは必
要なくなるが、管理域31b、記憶領域32bの解放動
作は行わない。多重度が0となった管理域31bの時刻
に現在の時刻を設定し、アクセス制御手段の管理する空
きチェインの最後に繋ぎ直す(図6(b))。
【0024】このような状態にあるときに、利用者10
のアプリケーションプログラム11が論理空間12にフ
ァイル41を再度読み込むことをアクセス制御手段50
に依頼した場合、アクセス制御手段50は実メモリ30
上にある管理域の使用中チェインと、空きチェインの両
方をサーチする。この場合、管理域31bから使用中チ
ェインをサーチし、該当するものがないため、管理域3
1aから空きチェインをサーチする。
【0025】アクセス制御手段50は管理域31aか
ら、ファイル名Yのファイルが記憶領域32aに存在す
ることを知る。そこで、アクセス管理手段50は、管理
域31aの多重度を1加算し、管理域31aの時刻にN
ULLを設定し、管理域31aを使用中チェインの最後
に繋ぎ、記憶領域32bを利用者20の論理空間22
と、実メモリ30上の記憶領域32bを対応づけること
により、磁気ディスク装置40からファイル41を読み
込むことなく、アプリケーションプログラム21は、フ
ァイル名Yのファイルを参照することができる。
【0026】<一定時間以上使用されない管理域がある
ときの動作>次に図7に示すような状態のとき、管理域
32c,32dが一定時間以上使用されなかった場合の
動作について説明する。図7に示すように、空きチェイ
ンに繋がれている管理域は、その最終参照時刻が古い順
に並んでいる。アクセス制御手段50は一定周期毎に空
きチェインに繋がっている先頭の管理域31cの最終参
照時刻を参照し、現在の時間(11:30)との差があ
る時間(解放しきい値、ここでは60分)以上になって
いるのを知る。そこで、管理域31cを空きチェインか
ら外し、管理域31cと記憶領域32cを解放する。こ
の後、次に先頭に来た管理域31dについても同様に判
定し、しきい値以上であるため空きチェインから外し、
管理域31dと記憶領域32dを解放する。次に先頭に
来た管理域32eについても同様に判定し、最終参照時
刻と現在時刻との差が解放しきい値以下であるため、こ
の処理を終了する。
【0027】<メモリ不足時の動作>次に、図8に示す
ような状態のとき、メモリ不足が発生した場合の動作に
ついて説明する。利用者10がアクセス制御手段50に
対してファイルWの読み込みを依頼したとき、実メモリ
30上に空きエリアが無かったとき、アクセス情報管理
手段50は、空きチェインの先頭にある管理域31aを
チェインから外し、管理域31aと記憶領域32aを解
放する。この後で、記憶領域と管理域を新たに確保し、
ファイルWの読み込み処理を行う。このとき、新たに記
憶領域が取れない場合は、再度空きチェインの先頭にあ
る管理域とそれに対応する記憶領域を解放する。
【0028】以上に説明したアクセス制御手段50の動
作を図9のフローチャートに示す。また、更新時例外処
理手段60の動作を図10のフローチャートに示す。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
共用方式によれば、複数利用者が同じファイルを参照す
る場合、実メモリ上に格納されているファイルを複数の
利用者それぞれの論理空間に割り付けるため、実メモリ
を節約することができる。また、実メモリ上のファイル
を更新するときに、例外が発生し、例外処理の中で実メ
モリ上のファイルのコピーを行い、コピーしたファイル
を更新するため、各利用者間での排他制御が不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】アクセス管理手段が使用中の管理域と空きの管
理域をチェインすることにより管理している様子を表す
図である。
【図3】ファイルを共有しない場合のファイルを読み込
む動作を示す図である。
【図4】ファイルを共有する場合のファイルを読み込む
動作を示す図である。
【図5】共有しているファイルに書き込む動作を示す図
である。
【図6】ファイルの参照を終了する場合の動作を示す図
である。
【図7】一定時間以上使用されない管理域を解放する動
作を示す図である。
【図8】メモリ不足時の動作を示す図である。
【図9】ファイル読み込み時のフローチャートである。
【図10】更新時割り込み処理のフローチャートであ
る。
【図11】従来のシステム間のファイル共用方式を示す
図である。
【符号の説明】
10 利用者 20 利用者 30 実メモリ 31 管理域 32 記憶領域 40 磁気ディスク装置 50 アクセス制御手段 60 更新時例外処理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次記憶装置上のファイルを、複数の利
    用者が参照,更新するファイル共用システムにおいて、 前記複数の利用者のうちの任意の利用者が前記ファイル
    を前記二次記憶装置から読み出して格納するための領域
    としてRAM上に確保される実メモリ、 この実メモリ上に設けられ前記二次記憶装置から読み出
    した各ファイルを格納する各記憶領域、 この各記憶領域にそれぞれ対応して設けられる管理域で
    あって、対応するファイルのファイル名、当該ファイル
    を現在時点において利用している利用者数を表す利用
    度、当該ファイルの最新参照時刻、当該管理域に続く次
    の管理域へのポインタが記憶される各管理域、 前記各利用者のアプリケーシションプログラムからの要
    求に応じ、前記実メモリを検索し、要求されたファイル
    が前記実メモリ上に存在するときは、当該ファイルの記
    憶領域に対応する管理域の利用度に数値1を加えた上、
    当該ファイルのアドレスと前記アプリケーションプログ
    ラムの使用する論理空間との関係を前記アプリケーショ
    ンプログラムに通知し、前記要求されたファイルが前記
    実メモリ上に存在しないときは、前記要求されたファイ
    ルを前記二次記憶装置から前記実メモリ上に新しく確保
    した記憶領域に書き込み、この記憶領域に対応する管理
    域を作成し、当該ファイルのアドレスと前記アプリケー
    ションプログラムの使用する論理空間との関係を前記ア
    プリケーションプログラムに通知し、且つ、前記実メモ
    リ上に存在するファイルに対し、当該ファイルの利用者
    の一人が当該ファイルの利用を終了した旨の通知があっ
    たとき当該ファイルの記憶領域に対応する管理域の利用
    度から数値1を減算するアクセス制御手段、 前記複数の利用者のうちの任意の利用者が利用している
    実メモリ上のファイルの更新を要求したときは、実メモ
    リ上に新たな領域を確保した上で、実メモリ上に存在す
    る当該ファイルの記憶領域に対応する管理域の利用度か
    ら数値1を減算し、当該記憶領域の内容を新たに確保し
    た記憶領域にコピーし、このコピーに対し更新を施し、
    このコピーのアドレスと前記更新を要求したアプリケー
    ションプログラムの使用する論理空間との関係を前記ア
    プリケーションプログラムに通知する更新時例外処理手
    段、 を備えたことを特徴とするファイル共用システム。
  2. 【請求項2】 前記実メモリ上では、前記利用度の数値
    が0である管理域は空きチェインとしてチェイン接続さ
    れ、前記利用度の数値が1以上である管理域は使用中チ
    ェインとしてチェイン接続されることを特徴とする請求
    項第1項記載のファイル共用システム。
  3. 【請求項3】 前記空きチェインのうち最新参照時刻が
    所定の時間以上経過した時刻を示すものは、当該管理域
    およびこれに対応する記憶領域を実メモリ上から自動的
    に削除することを特徴とする請求項第2項記載のファイ
    ル共用システム。
  4. 【請求項4】 前記実メモリにメモリ容量不足が発生し
    たとき、前記空きチェインのうち最新参照時刻が最も古
    い時刻を示す管理域およびびこれに対応する記憶領域を
    前記実メモリから削除することを特徴とする請求項第2
    項記載のファイル共用システム。
JP5346052A 1993-12-24 1993-12-24 ファイル共用システム Expired - Lifetime JP2611648B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09179767A (ja) * 1995-12-06 1997-07-11 Electron & Telecommun Res Inst 多重使用者環境の貯蔵システムにおいて、バッファーロック技法を用いたバッファー管理方法
JP2000047913A (ja) * 1998-07-29 2000-02-18 Nec Corp ファイルシステム
JP2006252312A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Mitsubishi Electric Corp コンテンツ管理システム及びこれに用いるプログラム

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