JPS6318172Y2 - - Google Patents

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JPS6318172Y2
JPS6318172Y2 JP1980150066U JP15006680U JPS6318172Y2 JP S6318172 Y2 JPS6318172 Y2 JP S6318172Y2 JP 1980150066 U JP1980150066 U JP 1980150066U JP 15006680 U JP15006680 U JP 15006680U JP S6318172 Y2 JPS6318172 Y2 JP S6318172Y2
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JP
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piezoelectric substrate
piezoelectric
insulating case
lid
lead
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JP1980150066U
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JPS5772622U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧電振動子に関する。
圧電振動子は一般に第1図に示すように1辺が
数mmの方形の圧電基板1の中央部表裏両面に一対
の電極膜2,2を付着せしめ、この電極膜2,2
間に高周波電界を加えて弾性振動を励起するもの
である。そして上記圧電基板1を周辺二箇所の角
に於いて、リード線を兼ねた2本のリード体3,
3で支持していた。この構造で使用される圧電振
動子の振動モードは所謂縦効果振動の一つである
厚みすべりで、エネルギ閉じ込め型となつてい
る。
斯る構造の圧電振動子は圧電基板1をリード体
3,3で支持する時、該基板1を浮いた状態で取
扱う必要があり、また圧電基板1が小さくなつた
場合にはその取扱いがより困難となつて量産性が
落ちる為にコストアツプの一要因となつていた。
本考案は斯る点に鑑みて為されたものであつ
て、以下に第2図以降を参照して本考案の一実施
例を説明する。
第2図は本考案圧電振動子の分解斜視図、第3
図はその要部断面図を夫々示し同図に於いて、1
0はタンタル酸リチウム(LiTaO3)、ニオブ酸
リチウム(LiNbO3)、ゲルマニウム酸ビスマス
(Bi12GeO20)、水晶等の一辺が数mmの方形状圧電
基板、11,11は該圧電基板10の表裏両面に
導電ペーストの印刷・焼成若しくは金属の蒸着等
の方法により形成された一対の電極膜で、該電極
膜11,11は圧電基板10の略中央で円形に対
向した対向部11a,11aと夫々支持される角
に相反して延びる延長部11b,11bとを有し
ている。12は上記圧電基板10を収納する樹脂
製の絶縁ケースで、その周縁には立上つた枠部1
3が一体に形成されている。14,14は上記枠
部13の内側に対向して形成された一対の凹部、
15,15は該凹部14,14に配置された金属
製の板バネから成る導電性の弾性体、16は該弾
性体15の一方に電気的に連なり上記枠部13に
沿つて導出された第1のリード体である。17は
上記絶縁ケース12を覆蓋する蓋体で、該蓋体1
7には絶縁ケース12対向方向に立上つた係止部
18,18が一体に形成されている。19,19
は上記蓋体17に絶縁ケース12枠部13の凹部
14,14に対向し嵌合する如く形成された一対
の凸部で、該凸部19,19の内表面側電極11
の延長部11bと当接するものの表面は少くとも
導電性を有すべく導電体20が設けられている。
尚、以下の説明に於いては裏面側電極11の延長
部11bが設けられる凹部14側に関するものを
一方と呼び、表面側電極11に関するものを他方
と称し区別することにする。また上記他方の凸部
19自体が金属、導電性ゴム等により形成されて
いても良い。21は上記導電性を有する他方の凸
部19に電気的に連なつた第2のリード体であ
る。
而して、圧電基板10、絶縁ケース12、蓋体
17の3個に分割される本考案圧電振動子の組立
を説明する。
先ず絶縁ケース12枠部13の凹部14,14
に圧電基板10の表裏両面に形成された電極膜1
1,11の延長部11b,11bが夫々位置する
ように該圧電基板10の角を挿入する。この時上
記角は凹部14,14に設けられた弾性体15,
15と弾性的に接触し、その内裏面側電極膜11
の延長部11bは該弾性体15,15の一方を介
して該弾性体15と電気的に連なつた第1のリー
ド体16と導通する。この状態で蓋体17の凸部
19,9が絶縁ケース12枠部13の凹部14,
14に嵌合するように蓋体17を絶縁ケース12
に覆蓋すると、上記凸部19,19は凹部14,
14に圧入され圧電基板10の角と当接する。即
ち、上記凸部19,19の他方と表面側電極膜1
1の延長部11bは電気的にも接触し、上記表面
側電極膜11は他方の凸部19を介して第2のリ
ード体21と導通する。
更に蓋体17を押し込むと、上記凸部19,1
9は圧電基板10の裏面に接触した弾性体15,
15の弾力による反発力を受ける。この時蓋体1
7の係止部18,18が絶縁ケース12と係合す
ると、圧電基板10は常に裏面方向から表面に向
つて上記反発力により付勢されることになり、一
方の弾性体15と裏面側の延長部11b及び表面
側の延長部11bと他方の凸部19との電気的な
接続は確実となる。また、必要に応じて絶縁ケー
ス12と蓋体17との間に接着剤を塗布し気密封
止しても良い。
一方、上記圧電基板10として用いられる
LiTaO3、LiNbO3、Bi12GeO20等の化合物圧電単
結晶は水晶等に較べ電気機械結合係数が大きい為
に、広帯域フイルタや広い可変幅を有する電圧制
御発振器用の圧電材料として重要視されてきてい
る。また水晶では大口径の結晶が得られないが、
上記化合物圧電結晶では2.5インチ径の大口径の
結晶が得られるばかりか、製造プロセス中でウエ
ハ処理できる部分があり、コスト面でも注目され
ている。
本考案は以上の説明から明らかな如く、圧電基
板を絶縁ケース枠部の凹部に挿入し蓋体で上記絶
縁ケース覆蓋するだけで上記圧電基板を機械的に
支持することができると共に、第1、第2のリー
ド体と圧電基板の表裏両面に設けられた電極膜と
を電気的に導通せしめることができるので、取扱
いが簡単となり量産性が向上しコストダウンを図
ることができる。また圧電基板として化合物圧電
単結晶を用いると更にコストダウンが図れる等、
本考案の工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正面図、第2図は本考案
の一実施例を示す分解斜視図、第3図はその組立
後の要部断面図で、10は圧電基板、12は絶縁
ケース、14は凹部、15は弾性体、16は第1
のリード体、17は蓋体、19は凸部、21は第
2のリード体、を夫々示している。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (a) 電極膜が表裏両面に設けられ少なくとも
    対向する2箇所に角を有する圧電基板と、 (b) 該圧電基板を収納する絶縁ケースと、 (c) 該ケースの枠部の内側に対向して形成され
    た一対の凹部と、 (d) 該凹部に配置された少くとも一方が導電性
    の弾性体と、 (e) 該弾性体の一方に電気的に連なり上記枠部
    に沿つて導出された第1のリード体と、 (f) 上記絶縁ケースを覆蓋する蓋体と、 (g) 該蓋体の上記一対の凹部対向箇所に形成さ
    れた少くとも他方が導電性の凸部と、 (h) 該凸部の他方に電気的に連なつた第2のリ
    ード体と、から成り、 (i) 上記圧電基板の2箇所の角を上記ケースの
    一対の凹部に挿入し、 (j) 上記圧電基板を絶縁ケースの凹部内の弾性
    体と蓋体の凸部との間で挾持することによ
    り、 (k) 前記第1、第2のリード体と前記表裏両面
    の電極膜とを電気的に接続する ことを特徴とした圧電振動子。 (2) 上記圧電基板は化合物圧電単結晶から成るこ
    とを特徴とした実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の圧電振動子。
JP1980150066U 1980-10-20 1980-10-20 Expired JPS6318172Y2 (ja)

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JPS5772622U JPS5772622U (ja) 1982-05-04
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JPH0611620Y2 (ja) * 1984-10-29 1994-03-23 株式会社大真空 水晶発振器
JP3686698B2 (ja) * 1995-03-20 2005-08-24 オリンパス株式会社 触覚センサプローブ
JP2014093734A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Sii Crystal Technology Inc 電子デバイス及び電子デバイスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5397388A (en) * 1977-02-07 1978-08-25 Kinsekisha Lab Ltd Piezooelectric resonator and method of producing same

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