JPS6318148A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents
車両用駆動力制御装置Info
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- JPS6318148A JPS6318148A JP16225086A JP16225086A JPS6318148A JP S6318148 A JPS6318148 A JP S6318148A JP 16225086 A JP16225086 A JP 16225086A JP 16225086 A JP16225086 A JP 16225086A JP S6318148 A JPS6318148 A JP S6318148A
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- throttle opening
- accelerator operation
- operation amount
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 47
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 3
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、アクセル操作子と機械的に非連結とされたス
ロットル弁がアクセル操作子の操作に応じて開閉制御さ
れる車両用駆動力制御装置に関する。
ロットル弁がアクセル操作子の操作に応じて開閉制御さ
れる車両用駆動力制御装置に関する。
(従来の技術)
従来の車両用駆動力制御装置としては、例えば、特開昭
60−43133号公報に記載されている装置が知られ
ている。
60−43133号公報に記載されている装置が知られ
ている。
この従来装置は、アクセルペダル位置に応じて、エンジ
ンへの燃料供給量を変化させてエンジン出力を制御する
自動車のエンジン出力制御装りにおいて、駆動輪回転数
検出手段、非駆動輪回転数検出手段、再検出手段出力か
らタイヤ−路面間の滑り率を演算する演算手段、演算さ
れた滑り率と設定滑り率を比較する比較手段、演算され
た滑り率が大きい時に前記アクセルペダル位置に基づい
た制御出力に優先して強制的にエンジンへの燃料供給を
減少させる信号を出力する滑り半制御手段を備えたこと
を特徴とするものであった。
ンへの燃料供給量を変化させてエンジン出力を制御する
自動車のエンジン出力制御装りにおいて、駆動輪回転数
検出手段、非駆動輪回転数検出手段、再検出手段出力か
らタイヤ−路面間の滑り率を演算する演算手段、演算さ
れた滑り率と設定滑り率を比較する比較手段、演算され
た滑り率が大きい時に前記アクセルペダル位置に基づい
た制御出力に優先して強制的にエンジンへの燃料供給を
減少させる信号を出力する滑り半制御手段を備えたこと
を特徴とするものであった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の車両用駆動力制御装置
にあっては、アクセルペダルを少し踏み込んだ領域(以
下、低アクセル操作量領域と称する)で、アクセル操作
をせず、高延路より低声路に突入し設定スリップ率を越
えた時にはエンジンへの燃料供給を減少させてスリップ
を回避し、スリップ回避後は、スリップ回避前の燃料供
給状態に復帰させるものであったため、エンジン出力が
増大し、スリップ率が増大して、再スリップを生じ、再
度燃料供給を減少させる、いわゆるハンチングを起こし
、エンジントルクの増減をくり返す。従って、トルクが
急激に変動してガクガク振動が発生することがあるとい
う問題点があった。
にあっては、アクセルペダルを少し踏み込んだ領域(以
下、低アクセル操作量領域と称する)で、アクセル操作
をせず、高延路より低声路に突入し設定スリップ率を越
えた時にはエンジンへの燃料供給を減少させてスリップ
を回避し、スリップ回避後は、スリップ回避前の燃料供
給状態に復帰させるものであったため、エンジン出力が
増大し、スリップ率が増大して、再スリップを生じ、再
度燃料供給を減少させる、いわゆるハンチングを起こし
、エンジントルクの増減をくり返す。従って、トルクが
急激に変動してガクガク振動が発生することがあるとい
う問題点があった。
また、アクセルペダル位2が微小であっても、スリップ
率が設定スリップ率を越えたらスリップ防止制御がなさ
れるものであるため、この微小アクセル操作量領域での
アクセルペダル位置とスロットル開度位置との対応関係
が不安定で、わずかな踏み込み操作でエンジン出力が急
増したり、わずかに踏みもどし方向に操作しているにも
かかわらずエンジン出力が低下したりして、微妙なアク
セル操作が確保されないという問題点があった。
率が設定スリップ率を越えたらスリップ防止制御がなさ
れるものであるため、この微小アクセル操作量領域での
アクセルペダル位置とスロットル開度位置との対応関係
が不安定で、わずかな踏み込み操作でエンジン出力が急
増したり、わずかに踏みもどし方向に操作しているにも
かかわらずエンジン出力が低下したりして、微妙なアク
セル操作が確保されないという問題点があった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
以下に述べる解決手段とした。
してなされたもので、この目的達成のために本発明では
以下に述べる解決手段とした。
本発明の解決手段を、第1図に示すクレーム対応図によ
り説明すると、駆動輪速検出手段aから得られる車輪速
度と車体速検出手段から得られる車体速度すとによって
タイヤ−路面間のスリップ率を演算するスリップ率演算
手段Cと、アクセル操作子に対するアクセル操作量を検
出するアクセル操作量検出手段dと、スロットル弁の実
スロットル開度値を検出する実スロットル関度値検出手
段eと、アクセル操作量に対するスロットル開度の関係
を、制御特性マツプとして複数設定させているマツプ設
定手段fと、前記スリップ率が所定スリップ率を越えた
際、現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対する
スロットル開度の増大比率を下げた下位の制御特性マー
7プを選択し、前記スリップ率が所定スリップ率以下の
際、現在の制御特性マープよりアクセル操作量に対する
スロー2トル開度の増大比率を上げた上位の制御特性マ
ツプを選択し、前記アクセル操作量が設定アクセル操作
量以下の領域では、前記マツプ上げ選択を禁止するマツ
プ選択手段gと、該マツプ選択手段gにより選択されて
いる制御特性マツプと前記アクセル操作量とによって目
標スロットル開度値を求める目標スロットル開度値設定
手段りと、前記実スロー2トル開度値を前記目標スロッ
トル開度値に一致させる制御信号をスロットルアクチュ
エータiに対して出力するスロットル弁開閉制御手段j
と、を備えていることを特徴とする手段とした。
り説明すると、駆動輪速検出手段aから得られる車輪速
度と車体速検出手段から得られる車体速度すとによって
タイヤ−路面間のスリップ率を演算するスリップ率演算
手段Cと、アクセル操作子に対するアクセル操作量を検
出するアクセル操作量検出手段dと、スロットル弁の実
スロットル開度値を検出する実スロットル関度値検出手
段eと、アクセル操作量に対するスロットル開度の関係
を、制御特性マツプとして複数設定させているマツプ設
定手段fと、前記スリップ率が所定スリップ率を越えた
際、現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対する
スロットル開度の増大比率を下げた下位の制御特性マー
7プを選択し、前記スリップ率が所定スリップ率以下の
際、現在の制御特性マープよりアクセル操作量に対する
スロー2トル開度の増大比率を上げた上位の制御特性マ
ツプを選択し、前記アクセル操作量が設定アクセル操作
量以下の領域では、前記マツプ上げ選択を禁止するマツ
プ選択手段gと、該マツプ選択手段gにより選択されて
いる制御特性マツプと前記アクセル操作量とによって目
標スロットル開度値を求める目標スロットル開度値設定
手段りと、前記実スロー2トル開度値を前記目標スロッ
トル開度値に一致させる制御信号をスロットルアクチュ
エータiに対して出力するスロットル弁開閉制御手段j
と、を備えていることを特徴とする手段とした。
(作 用)
従って、本発明の車両用駆動力制御装置では、設定アク
セル操作量以下の領域では、たとえスリップ率が所定ス
リップ率以下のマツプ上り制御条件を満足しても、現在
選択されている制御特性マツプが保持され、アクセル操
作量に対するスロットル開度の比率が現在選択されてい
る制御特性マツプによって決定される。
セル操作量以下の領域では、たとえスリップ率が所定ス
リップ率以下のマツプ上り制御条件を満足しても、現在
選択されている制御特性マツプが保持され、アクセル操
作量に対するスロットル開度の比率が現在選択されてい
る制御特性マツプによって決定される。
これによって、固定された一つの制御特性マー7プに沿
うスロットル弁の開閉制御となり、低アクセル操作量領
域でのトルクの急激な変動によるガクガク振動の発生を
防止すると共に、微妙なアクセル操作が可使となる。
うスロットル弁の開閉制御となり、低アクセル操作量領
域でのトルクの急激な変動によるガクガク振動の発生を
防止すると共に、微妙なアクセル操作が可使となる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたって、後輪駆動車に適用
した駆動力制御装置を例にとる。
した駆動力制御装置を例にとる。
まず、実施例の構成を説明する。
実施例の駆動力制御装置Aが適用される後輪駆動車のパ
ワートレーンPは、第2図に示すように、エンジン10
、トランスミッション11、プロペラシャフト12、リ
ヤディファレンシャル13、リヤドライブシャフト14
,15、後輪16.17を備えている。
ワートレーンPは、第2図に示すように、エンジン10
、トランスミッション11、プロペラシャフト12、リ
ヤディファレンシャル13、リヤドライブシャフト14
,15、後輪16.17を備えている。
前輪18.19は非駆動輪である。
実施例の駆動力制御装置Aは、アクセル操作子であるア
クセルペダル20と、前記エンジン10の吸気系である
スロットルチャンバ21に設けられるスロットル弁22
とを機械的に非連結とし、アクセルコントロールワイヤ
等の機械的な連結手段に代えてアクセルペダル20とス
ロットル弁22との間に設けられる制御装置で、入力セ
ンサとして、後輪回転数センサ30、右前輪回転数セン
サ31、左前輪回転数センサ32、アクセルポテンショ
メータ33を備え、演算処理手段として、スロットル弁
制御回路34を備え、スロットルアクチュエータとして
、ステップモータ35を備えている。
クセルペダル20と、前記エンジン10の吸気系である
スロットルチャンバ21に設けられるスロットル弁22
とを機械的に非連結とし、アクセルコントロールワイヤ
等の機械的な連結手段に代えてアクセルペダル20とス
ロットル弁22との間に設けられる制御装置で、入力セ
ンサとして、後輪回転数センサ30、右前輪回転数セン
サ31、左前輪回転数センサ32、アクセルポテンショ
メータ33を備え、演算処理手段として、スロットル弁
制御回路34を備え、スロットルアクチュエータとして
、ステップモータ35を備えている。
前記後輪回転数センサ30は、駆動輪速の検出手段で、
前記リヤディファレンシャル13の入力軸部に設けられ
、後輪回転速度VRに応じた後輪回転信号(vr)を出
力する。
前記リヤディファレンシャル13の入力軸部に設けられ
、後輪回転速度VRに応じた後輪回転信号(vr)を出
力する。
尚、後輪回転数センサ30としては光感知センサや磁気
感知センサ等が用いられ、後輪回転信号(v r)とし
てパルス信号が出力される場合には、スロットル弁制御
回路34内の入力インタフェース回路341において、
F/Vコンバータでパルス信号の周波数に応じた電圧に
変換され、さらにA/Dコンバータで電圧値がデジタル
値に変換され、CPU342やメモリ343に読み込ま
れる。
感知センサ等が用いられ、後輪回転信号(v r)とし
てパルス信号が出力される場合には、スロットル弁制御
回路34内の入力インタフェース回路341において、
F/Vコンバータでパルス信号の周波数に応じた電圧に
変換され、さらにA/Dコンバータで電圧値がデジタル
値に変換され、CPU342やメモリ343に読み込ま
れる。
前記右前輪回転数センサ31及び左前輪回転数センサ3
2は、車体速の検出手段で、前記前輪18.19のそれ
ぞれのアクスル部に設けられ、右前輪回転速度VFR及
び左前輪回転速度VFLに応じた右前輪回転信号(vf
r)及び左前輪回転信号(vf又)を出力する。
2は、車体速の検出手段で、前記前輪18.19のそれ
ぞれのアクスル部に設けられ、右前輪回転速度VFR及
び左前輪回転速度VFLに応じた右前輪回転信号(vf
r)及び左前輪回転信号(vf又)を出力する。
尚、両前輪回転数センサ31,32からの出力信号をス
ロットル弁制御回路34のCPU342で読み込むため
の信号変換は、前記後輪回転数センサ30と同様になさ
れる。
ロットル弁制御回路34のCPU342で読み込むため
の信号変換は、前記後輪回転数センサ30と同様になさ
れる。
前記アクセルポテンショメータ33は、絶対アクセル操
作掻立の検出手段で、前記アクセルペダル20の位置に
設けられ、絶対アクセル操作掻立に応じた絶対アクセル
操作量信号(見)を出力する。
作掻立の検出手段で、前記アクセルペダル20の位置に
設けられ、絶対アクセル操作掻立に応じた絶対アクセル
操作量信号(見)を出力する。
尚、このアクセルポテンショメータ33からの出力信号
は、電圧値によるアナログ信号であるため、入力インタ
フェース回路341のA/Dコンバータにてデジタル値
に変換され、CPU342やメモリ343に読み込まれ
る。
は、電圧値によるアナログ信号であるため、入力インタ
フェース回路341のA/Dコンバータにてデジタル値
に変換され、CPU342やメモリ343に読み込まれ
る。
前記スロットル弁制御回路34は、前記入力センサから
の入力情報や、メモリ343に一時的あるいは予め記憶
されている情報を、所定の演算処理手順に従って処理し
、スロットルアクチュエータであるステップモータ35
に対しパルス制御信号(C)を出力するマイクロコンピ
ュータを中心とする電子回路で、内部回路として、入力
インタフェース回路341.0PU (セントラル・プ
ロセシング・ユニッ))342、メモリ(RAM。
の入力情報や、メモリ343に一時的あるいは予め記憶
されている情報を、所定の演算処理手順に従って処理し
、スロットルアクチュエータであるステップモータ35
に対しパルス制御信号(C)を出力するマイクロコンピ
ュータを中心とする電子回路で、内部回路として、入力
インタフェース回路341.0PU (セントラル・プ
ロセシング・ユニッ))342、メモリ(RAM。
ROM)343、出力インタフェース回路344を備え
ている。
ている。
このスロットル弁制御回路34のマツプ設定手段として
の機走をもつメモリ343には、第3図に示すように、
絶対アクセル操作Hzに対するスロットル開度0の制御
特性マツプとして8種類の上限及び下限を有する領域制
御特性マツプ#0〜#7が設定されていて、各マツプ#
0〜#7は、路面摩擦係数ルを下記の表1とした場合の
最大駆動力を発生するスロー2トル開度θに相当する。
の機走をもつメモリ343には、第3図に示すように、
絶対アクセル操作Hzに対するスロットル開度0の制御
特性マツプとして8種類の上限及び下限を有する領域制
御特性マツプ#0〜#7が設定されていて、各マツプ#
0〜#7は、路面摩擦係数ルを下記の表1とした場合の
最大駆動力を発生するスロー2トル開度θに相当する。
表 1
尚、各マツプ#0〜#7の上限は、絶対アクセル操作量
3/4でのスロットル開度最大値とゼロ基準点とを結ぶ
線と、絶対アクセル操作量3/4〜4/4におけるスロ
ットル開度最大値の線とで形成され、下限は、絶対アク
セル操作量4/4でのスロットル開度最大値とゼロ基準
点とを結ぶ線で形成されている。
3/4でのスロットル開度最大値とゼロ基準点とを結ぶ
線と、絶対アクセル操作量3/4〜4/4におけるスロ
ットル開度最大値の線とで形成され、下限は、絶対アク
セル操作量4/4でのスロットル開度最大値とゼロ基準
点とを結ぶ線で形成されている。
また、スロットル弁制御回路34のメモリ343には、
第4図に示すように、相対アクセル操作量Δ文に対する
スロットル開度変化量Δ0との関係特性が三次曲線的な
特性として設定されている。
第4図に示すように、相対アクセル操作量Δ文に対する
スロットル開度変化量Δ0との関係特性が三次曲線的な
特性として設定されている。
前記スロットル弁制御回路34には、特許請求の範囲で
述べたスリップ率演算手段、相対アクセル操作量検出手
段、実スロットル開度検出手段、マツプ選択手段、スロ
ットル開度変化量演算手段、目標スロー2トル開度値設
定手段、スロットル弁開閉制御手段が含まれている。
述べたスリップ率演算手段、相対アクセル操作量検出手
段、実スロットル開度検出手段、マツプ選択手段、スロ
ットル開度変化量演算手段、目標スロー2トル開度値設
定手段、スロットル弁開閉制御手段が含まれている。
尚、前記実スロットル開度検出手段は、スロットル弁制
御回路34のCPU342から出力インタフェース回路
344への5TEP指令信指令間時にメモリ343で受
け、このメモリ343で5TEP数を書込みカウントす
る内部回路構成の手段であり、CPU342からの読み
出し指令に従って実スロットル開度値θ0が随時CPU
342へ読み出される。
御回路34のCPU342から出力インタフェース回路
344への5TEP指令信指令間時にメモリ343で受
け、このメモリ343で5TEP数を書込みカウントす
る内部回路構成の手段であり、CPU342からの読み
出し指令に従って実スロットル開度値θ0が随時CPU
342へ読み出される。
また、前記マツプ選択手段には、マツプ上り選択手段と
マツプ落ち選択手段とが含まれている。
マツプ落ち選択手段とが含まれている。
前記ステップモータ35は、前記スロットル弁22を開
閉作動させるアクチュエータで、回転子と励磁巻線を有
する複数の固定子とを備え、励磁巻線へのパルスの与え
方で正転方向及び逆転方向に1ステツプずつ回転する。
閉作動させるアクチュエータで、回転子と励磁巻線を有
する複数の固定子とを備え、励磁巻線へのパルスの与え
方で正転方向及び逆転方向に1ステツプずつ回転する。
次に、実施例の作用を説明する。
まず、CPU342におけるスロットル弁開閉制御作動
の流れを、第5図に示すメインルーチンのフローチャー
ト図と第6図に示すサブルーチンのフローチャート図と
によって述べる。
の流れを、第5図に示すメインルーチンのフローチャー
ト図と第6図に示すサブルーチンのフローチャート図と
によって述べる。
尚、第5図のメインルーチンでの処理は、図示していな
いオペレーティングシステムにより所定周期(例えば2
0 m5ec)で起動される定時間割り込み処理であり
、第6図のサブルーチンでの処理は、この定時間割り込
みにより決定されるステップモータ35への信号出力周
期に応じてメインルーチン内で適宜起動されるoci(
アウトプット・コンベア・インタラブド)割り込み処理
である。
いオペレーティングシステムにより所定周期(例えば2
0 m5ec)で起動される定時間割り込み処理であり
、第6図のサブルーチンでの処理は、この定時間割り込
みにより決定されるステップモータ35への信号出力周
期に応じてメインルーチン内で適宜起動されるoci(
アウトプット・コンベア・インタラブド)割り込み処理
である。
(イ)初期設定
第5図に示すメインルーチンは、キーシリンダへエンジ
ンキーを差し込み、イグニッションスイッチをOFFか
らONに切り換えた時点から起動が開始され、第1回目
の処理作動時には、最初かどうかの判断がなされ(ステ
ップ100)、次のイニシャライズステップ101に進
む。
ンキーを差し込み、イグニッションスイッチをOFFか
らONに切り換えた時点から起動が開始され、第1回目
の処理作動時には、最初かどうかの判断がなされ(ステ
ップ100)、次のイニシャライズステップ101に進
む。
このイニシャライズステップ101では、MAPFLG
2FtMAPFLG=Oi、:設定すルト共に、他のF
LGや基準値1 oo 、θoo等の情報を全てクリア
にする。
2FtMAPFLG=Oi、:設定すルト共に、他のF
LGや基準値1 oo 、θoo等の情報を全てクリア
にする。
(ロ)スリップ率演算処理
タイヤ−路面間のスリップ率Sの演算処理は、ステップ
102〜ステツプ107で行なわれる。
102〜ステツプ107で行なわれる。
まず、各回転数センサ30,31.32からの入力信号
に基づいて後輪回転速度VR,右前輪回転速度VFR,
左前輪回転速度Vpt、が読み込まれ(ステップ102
)、次に前輪回転速度Vpが演算される(ステップ10
3)。
に基づいて後輪回転速度VR,右前輪回転速度VFR,
左前輪回転速度Vpt、が読み込まれ(ステップ102
)、次に前輪回転速度Vpが演算される(ステップ10
3)。
P R+VF t、)であり、平均値により求めている
。
。
次に、駆動輪である後輪回転速度VRが40 km/h
以上かどうかが判断され(ステップ104)、VR≧4
0 (ka/ h)の場合にはステップ105へ進み、
このステップ105においてスリップ率Sが演算される
。
以上かどうかが判断され(ステップ104)、VR≧4
0 (ka/ h)の場合にはステップ105へ進み、
このステップ105においてスリップ率Sが演算される
。
ある。
また、前記ステップ104でVR<40 (km/h)
と判断された場合には、前後輪回転速度差ΔV (=V
R−VF)が演算され(ステップ106)、演算により
求められた前後輪回転速度差Δ■に応じてスリップ率S
が設定される(ステップ107)。
と判断された場合には、前後輪回転速度差ΔV (=V
R−VF)が演算され(ステップ106)、演算により
求められた前後輪回転速度差Δ■に応じてスリップ率S
が設定される(ステップ107)。
従って、前記ステップ105またはステップ107で得
られたスリップ率Sは、グラフにあられすと、第7図に
示すようになり、このスリップ率Sが以下の制御作動で
各設定スリップ率So 。
られたスリップ率Sは、グラフにあられすと、第7図に
示すようになり、このスリップ率Sが以下の制御作動で
各設定スリップ率So 。
S+ 、S2 、Sa 、Scと比較する場合のし
きい値となる。
きい値となる。
(ハ)制御情報の設定処理
後述するマツプ選択処理やアクセルフーク判別処理で用
いられる制御情報の設定処理は、ステップ150〜ステ
ツプ154で行なわれる。
いられる制御情報の設定処理は、ステップ150〜ステ
ツプ154で行なわれる。
まず、2周期前の処理においてサンプリングされ、1周
期前の処理において前回絶対アクセル操作ffi l
+ として取り扱われたアクセルペダル踏み込み量が、
前々回絶対アクセル操作量文2としてセットされる(ス
テップ150)。
期前の処理において前回絶対アクセル操作ffi l
+ として取り扱われたアクセルペダル踏み込み量が、
前々回絶対アクセル操作量文2としてセットされる(ス
テップ150)。
また、1周期前の処理においてサンプリングされ、今回
絶対アクセル操作量noとして取り扱われたアクセルペ
ダル踏み込み量が、前回絶対アクセル操作量is とし
てセットされる(ステップ151)。
絶対アクセル操作量noとして取り扱われたアクセルペ
ダル踏み込み量が、前回絶対アクセル操作量is とし
てセットされる(ステップ151)。
次に、現在のアクセルペダル踏み込み量が、今回絶対ア
クセル操作量noとして、また、現在のスロットル弁開
度が実スロットル開度値Ooとしてサンプリングされて
読み込まれる(ステップ152)。
クセル操作量noとして、また、現在のスロットル弁開
度が実スロットル開度値Ooとしてサンプリングされて
読み込まれる(ステップ152)。
次いで、セット済みの今回絶対アクセル操作掻立0から
前回絶対アクセル操作量itが差し引かれることにより
、1周期前の処理時からのアクセルペダル踏み込み量の
変化量である今回相対アクセル操作量ΔLoが算出され
(ステップ153)、また、前回絶対アクセル操作掻立
1から前々回絶対アクセル操作量文2が差し引かれるこ
とにより2周期前の処理時から1周期前の処理時までに
変化したアクセルペダル踏み込み量の変化量である前回
相対アクセル操作量ΔL1が算出される(ステップ15
4)。
前回絶対アクセル操作量itが差し引かれることにより
、1周期前の処理時からのアクセルペダル踏み込み量の
変化量である今回相対アクセル操作量ΔLoが算出され
(ステップ153)、また、前回絶対アクセル操作掻立
1から前々回絶対アクセル操作量文2が差し引かれるこ
とにより2周期前の処理時から1周期前の処理時までに
変化したアクセルペダル踏み込み量の変化量である前回
相対アクセル操作量ΔL1が算出される(ステップ15
4)。
(ニ)マツプ上り選択処理
尚、この処理は、後述するマツプ落ち選択手段により、
領域制御特性マツプが最上位領域制御特性マツプより下
位の領域制御特性マツプにある場合に行なわれる。
領域制御特性マツプが最上位領域制御特性マツプより下
位の領域制御特性マツプにある場合に行なわれる。
現在選択されている領域制御特性マツプより絶対アクセ
ル操作掻立に対するスロットル開度0の比率を上げた上
位の領域制御特性マツプを選択するマツプ上り選択処理
は、ステップ110〜ステツプ119及びステップ16
1〜ステツプ163で行なわれる。
ル操作掻立に対するスロットル開度0の比率を上げた上
位の領域制御特性マツプを選択するマツプ上り選択処理
は、ステップ110〜ステツプ119及びステップ16
1〜ステツプ163で行なわれる。
まず、今回絶対アクセル操作掻立Oが高設定アクセル操
作ff1L;Lu以上であるかどうかが判断される(ス
テップ115)。
作ff1L;Lu以上であるかどうかが判断される(ス
テップ115)。
尚、実施例での高設定アクセル操作量見aは、最大アク
セル操作量を1とした場合、キックダウン的な領域境界
である1n=374に設定されている。
セル操作量を1とした場合、キックダウン的な領域境界
である1n=374に設定されている。
また、今回絶対アクセル操作掻立0が低設定アクセル操
作掻立り以上であるかどうか判断される(ステー7ブ2
50)、尚、実施例での低設定アクセル操作量MLは低
アクセル操作領域境界として文L=1/4に設定してい
る。
作掻立り以上であるかどうか判断される(ステー7ブ2
50)、尚、実施例での低設定アクセル操作量MLは低
アクセル操作領域境界として文L=1/4に設定してい
る。
そして、ステップ115でno<IH及びステップ25
0でno>文りと判断された場合は(つまり、交しくn
o<Inの場合)、今回相対アクセル操作量ΔLOがΔ
Lo>0かどうか、すなわちアクセルペダル20に対し
て踏み込み操作時であるかどうかが判断され(ステップ
11O)、次に、スリップ率SがS≦So (例えば
、5o=0.1)であるかどうか、すなわち設定スリッ
プ率So以下で駆動輪スリップがほとんど発生していな
いかどうかが判断され(ステップ111)、次に実スロ
ットル開度値Oaが00≧OMAXかどうか、すなわち
実スロットル開度値00が前回に選択されている領域制
御特性マツプによるスロットル開度上限値θMAXかど
うかが判断され(ステップ112)、次にM A P
F L GがMAPFLG=0かどうか、すなわちマツ
プ上りが可能なマツプ#1〜#7であるかどうかが判断
され(ステップ113)、これらのマツプ上り条件を全
て満足している時にだけステップ114へ進み、MA
P F LGの番号(#1〜#7)が1番下げられ(ス
テップ114)、領域領gg特性マツプとしては1段階
上位のマツプに移行する。
0でno>文りと判断された場合は(つまり、交しくn
o<Inの場合)、今回相対アクセル操作量ΔLOがΔ
Lo>0かどうか、すなわちアクセルペダル20に対し
て踏み込み操作時であるかどうかが判断され(ステップ
11O)、次に、スリップ率SがS≦So (例えば
、5o=0.1)であるかどうか、すなわち設定スリッ
プ率So以下で駆動輪スリップがほとんど発生していな
いかどうかが判断され(ステップ111)、次に実スロ
ットル開度値Oaが00≧OMAXかどうか、すなわち
実スロットル開度値00が前回に選択されている領域制
御特性マツプによるスロットル開度上限値θMAXかど
うかが判断され(ステップ112)、次にM A P
F L GがMAPFLG=0かどうか、すなわちマツ
プ上りが可能なマツプ#1〜#7であるかどうかが判断
され(ステップ113)、これらのマツプ上り条件を全
て満足している時にだけステップ114へ進み、MA
P F LGの番号(#1〜#7)が1番下げられ(ス
テップ114)、領域領gg特性マツプとしては1段階
上位のマツプに移行する。
尚、前記ステップ110〜ステツプ113で述べたマツ
プ上り条件を1つでも満足しない時は、新たにマツプ上
り条件の全てが満足されるまでその時に選択されている
領域制御特性マツプが保持される。
プ上り条件を1つでも満足しない時は、新たにマツプ上
り条件の全てが満足されるまでその時に選択されている
領域制御特性マツプが保持される。
また、ステップ115でno≧inと判断された場合は
、スリップ率SがS≦So (例えば、5o=0.1
)であるかどうかが判断され(ステップ116)、S≦
Soの時はステップ117へ進み、タイマアップかどう
かが判断され、タイファー2ブとなっていない場合には
ステップ118へ進みタイマ値増大がなされる。
、スリップ率SがS≦So (例えば、5o=0.1
)であるかどうかが判断され(ステップ116)、S≦
Soの時はステップ117へ進み、タイマアップかどう
かが判断され、タイファー2ブとなっていない場合には
ステップ118へ進みタイマ値増大がなされる。
このように、ステップ115→ステツプ116→ステツ
プ117→ステツプ118という流れが継続して繰り返
され、ステップ117でタイマアップであると判断され
た場合には、ステップ161でMAPFLGがMAPF
LG=0かどうか、すなわちマツプ上り可能なマツプ#
l〜#7であるかどうかが判断され、no≧inで、S
≦Soが所定時間継続し、MAPFLGxOというマツ
プ上り条件を全て満足していたらステップ162へ進み
、MAPFLGの番号(#1〜#7)が1番下げられ、
領域制御特性マツプとしては1段階上位のマー2プに移
行する。
プ117→ステツプ118という流れが継続して繰り返
され、ステップ117でタイマアップであると判断され
た場合には、ステップ161でMAPFLGがMAPF
LG=0かどうか、すなわちマツプ上り可能なマツプ#
l〜#7であるかどうかが判断され、no≧inで、S
≦Soが所定時間継続し、MAPFLGxOというマツ
プ上り条件を全て満足していたらステップ162へ進み
、MAPFLGの番号(#1〜#7)が1番下げられ、
領域制御特性マツプとしては1段階上位のマー2プに移
行する。
尚、ステー7プ119及びステップ163は、タイマク
リアステップであり、スリップ率SがS〉Soとなった
場合、及びマツプ上り制御が終了した場合に、次のタイ
マ値カウントのためにタイマクリアされる。
リアステップであり、スリップ率SがS〉Soとなった
場合、及びマツプ上り制御が終了した場合に、次のタイ
マ値カウントのためにタイマクリアされる。
また、実施例でタイマアップとなる設定時間T。
は、0 、8 secに設定されている。
(ホ)マツプ落ち選択処理
現在選択されている領域制御特性マツプより絶対アクセ
ル操作量又に対するスロットル開度θの増大比率を下げ
た下位の領域制御特性マツプを選択するマツプ落ち選択
処理は、ステップ120〜ステツプ131で行なわれる
。
ル操作量又に対するスロットル開度θの増大比率を下げ
た下位の領域制御特性マツプを選択するマツプ落ち選択
処理は、ステップ120〜ステツプ131で行なわれる
。
まず、スリップ率Sと第1設定値S1 (例えば、S+
=0.1)とが比較され、マツプ1枚落しの上限である
S > S lかどうか、すなわち駆動輪スリップが発
生しているかどうかが判断され(ステップ120)、S
>S+の場合には次のステップ121へ進みFLAG
−A=0かどうかが判断され、FLAG−A=Oである
場合にはFLAG −A= 1にセットされ(ステップ
122)、次のステップ123ではMAPFLG=7か
どうかが判断され、MAPFLGs7の時はマツプ1枚
落しの条件(S>SlかつMAPFLG洪7)を満足し
ていることでMAPFLGの番号(#O〜#6)が1番
上げられ(ステップ124)、領域領v4特性マツプと
して1段階下位のマー2プに移行する。
=0.1)とが比較され、マツプ1枚落しの上限である
S > S lかどうか、すなわち駆動輪スリップが発
生しているかどうかが判断され(ステップ120)、S
>S+の場合には次のステップ121へ進みFLAG
−A=0かどうかが判断され、FLAG−A=Oである
場合にはFLAG −A= 1にセットされ(ステップ
122)、次のステップ123ではMAPFLG=7か
どうかが判断され、MAPFLGs7の時はマツプ1枚
落しの条件(S>SlかつMAPFLG洪7)を満足し
ていることでMAPFLGの番号(#O〜#6)が1番
上げられ(ステップ124)、領域領v4特性マツプと
して1段階下位のマー2プに移行する。
尚、ステップ124でマツプ1枚落ちが行なわれた後は
、ステップ120でS≦31と判断され、ステップ12
5を経過してFLAG−A=0にセットされ、しかも、
新たにS>Sz とならない限り、マツプ1枚落ちの選
択処理はなされず、ステップ124でのマツプ1枚落ち
により選択された領域制御特性マツプがそのまま保持さ
れる。
、ステップ120でS≦31と判断され、ステップ12
5を経過してFLAG−A=0にセットされ、しかも、
新たにS>Sz とならない限り、マツプ1枚落ちの選
択処理はなされず、ステップ124でのマツプ1枚落ち
により選択された領域制御特性マツプがそのまま保持さ
れる。
ただし、FLAG−A=1の時でステップ121からス
テップ126へ進み、後述するS>32というマツプ落
しの条件を満足している場合は別である。
テップ126へ進み、後述するS>32というマツプ落
しの条件を満足している場合は別である。
また、前記ステップ124から次のステップ126へ進
むと、スリップ率Sと第2設定値S2(例えば、52=
0.3)とが比較され、マツプの1牧草し条件であるS
>52かどうか、すなわち過大な駆動輪スリップが発生
しているかどうかが判断され、S>32の場合には次の
ステップ127へ進みFLAG −B=0かどうかが判
断され、FLAG−B=0である場合にはFLAG・B
=1にセットされ(ステップ128)、次のステ7プ1
29ではMAPFLG=7かどうかが判断され、MAP
FLGs7の時はマツプ1枚落しの条件(S>S2かつ
MAPFLG洪7)を満足していることでMAPFLG
の番号(#O〜#6)が1番上げられ(ステップ130
)、領域制御特性マツプとして1段階下位のマツプに移
行する。
むと、スリップ率Sと第2設定値S2(例えば、52=
0.3)とが比較され、マツプの1牧草し条件であるS
>52かどうか、すなわち過大な駆動輪スリップが発生
しているかどうかが判断され、S>32の場合には次の
ステップ127へ進みFLAG −B=0かどうかが判
断され、FLAG−B=0である場合にはFLAG・B
=1にセットされ(ステップ128)、次のステ7プ1
29ではMAPFLG=7かどうかが判断され、MAP
FLGs7の時はマツプ1枚落しの条件(S>S2かつ
MAPFLG洪7)を満足していることでMAPFLG
の番号(#O〜#6)が1番上げられ(ステップ130
)、領域制御特性マツプとして1段階下位のマツプに移
行する。
尚、ステップ130でマツプ1枚落ちが行なわれた後は
、ステップ126でS≦82と判断され、ステップ13
1を経過してFLAG″B=0にセットされ、しかも、
新たにS>32とならない限り、マツプ1枚落ちの選択
処理はなされず、ステップ130でのマー2プ1枚落ち
により選択された領域制御特性マツプがそのまま保持さ
れる。
、ステップ126でS≦82と判断され、ステップ13
1を経過してFLAG″B=0にセットされ、しかも、
新たにS>32とならない限り、マツプ1枚落ちの選択
処理はなされず、ステップ130でのマー2プ1枚落ち
により選択された領域制御特性マツプがそのまま保持さ
れる。
(へ)領域制御特性マツプの設定
ステップ140では、前述のマツプ上り選択処理とマツ
プ落ち選択処理との経過によって選択されているMA
P F LGの番号と同じ番号の領域制御特性マツプが
設定される。
プ落ち選択処理との経過によって選択されているMA
P F LGの番号と同じ番号の領域制御特性マツプが
設定される。
(ト)マツプ保持処理
no≦lLの時は、前述のステップ250でマツプ上り
選択処理ステップ110〜114をバイパスするので、
現在選択されている領域制御特性マツプがそのまま保持
されていることになる。
選択処理ステップ110〜114をバイパスするので、
現在選択されている領域制御特性マツプがそのまま保持
されていることになる。
尚、文0≦文りの時には当然文o<inになるのでステ
ップ116〜119.ステップ161〜163のもう1
つのマツプ上り選択処理に信号が入力されることはない
。
ップ116〜119.ステップ161〜163のもう1
つのマツプ上り選択処理に信号が入力されることはない
。
また、ステップ164では今回絶対アクセル操作9文0
が低設定アクセル操作9交りを超えているかどうかが判
断され、flo>IL、の時はステップ155〜ステツ
プ157の後述するアクセルワーク判別処理がなされ、
文O≦文りの時はどのようなアクセル操作をしてもステ
ップ158及びステップ159へ進み、基準値文aa、
θooを更新するために、選択されている領域制御特性
マツプの下限に沿うスロットル開度0となる。
が低設定アクセル操作9交りを超えているかどうかが判
断され、flo>IL、の時はステップ155〜ステツ
プ157の後述するアクセルワーク判別処理がなされ、
文O≦文りの時はどのようなアクセル操作をしてもステ
ップ158及びステップ159へ進み、基準値文aa、
θooを更新するために、選択されている領域制御特性
マツプの下限に沿うスロットル開度0となる。
尚、実施例での低設定アクセル操作量1t、は低アクセ
ル操作領域境界としてJlt、=1/4に設定している
。
ル操作領域境界としてJlt、=1/4に設定している
。
また、no≦5LLの時は、前述のステップ250で、
マツプ上り選択処理ステップ110〜114をバイパス
するので、選択されている領域制御特性マツプがそのま
ま保持されることになる。
マツプ上り選択処理ステップ110〜114をバイパス
するので、選択されている領域制御特性マツプがそのま
ま保持されることになる。
(チ)アクセルワーク判別処理
アクセルワーク判別処理は、相対アクセル操作量ΔLを
求める基準を定速走行アクセル操作時としていることで
、定速走行アクセル操作時であるか否かを判別するため
に、前記ステップ150〜ステツプ154で得られた情
報に基づいてステップ155〜ステツプ159で行なわ
れる処理である。
求める基準を定速走行アクセル操作時としていることで
、定速走行アクセル操作時であるか否かを判別するため
に、前記ステップ150〜ステツプ154で得られた情
報に基づいてステップ155〜ステツプ159で行なわ
れる処理である。
まず、アクセルペダルの判断論理は、前回相対アクセル
操作量ΔLzと今回相対アクセル操作量ΔLOを用いて
、アクセルペダル20が2周期前の処理時から引き続い
て踏み込み方向への操作中であるとの加速アクセル操作
判定が行なわれた時(ステップ155で肯定的、ステッ
プ156で肯定的)、あるいは、引き続いて戻し操作中
であるとの減速アクセル操作判定が行なわれた時(ステ
ップ155で否定的、ステップ157で否定的)には、
次のステップ160へ進む。
操作量ΔLzと今回相対アクセル操作量ΔLOを用いて
、アクセルペダル20が2周期前の処理時から引き続い
て踏み込み方向への操作中であるとの加速アクセル操作
判定が行なわれた時(ステップ155で肯定的、ステッ
プ156で肯定的)、あるいは、引き続いて戻し操作中
であるとの減速アクセル操作判定が行なわれた時(ステ
ップ155で否定的、ステップ157で否定的)には、
次のステップ160へ進む。
また、アクセルペダル20が停止操作されてその位置に
保持された場合(ステップ155で否定的、ステップ1
57で肯定的)、アクセルペダル20の操作方向が踏み
方向から戻し方向へ切り替わった場合(ステップ155
で肯定的、ステップ156で否定的)、あるいはその逆
に切り替わった場合(ステップ155で否定的、ステッ
プ157で肯定的)には、アクセルペダル踏み込み量の
変化量がOを含む増加からOを含む減少または減少から
増加に移行する定速走行アクセル操作時と判定され、ス
テップ158へ進み、今回絶対アクセル操作量5Loが
アクセル操作量基準植立00としてセットされ、さらに
ステップ159へ進み今回の実スロットル開度値Ooが
スロー2トル開度基準値Ooaとしてセットされる。
保持された場合(ステップ155で否定的、ステップ1
57で肯定的)、アクセルペダル20の操作方向が踏み
方向から戻し方向へ切り替わった場合(ステップ155
で肯定的、ステップ156で否定的)、あるいはその逆
に切り替わった場合(ステップ155で否定的、ステッ
プ157で肯定的)には、アクセルペダル踏み込み量の
変化量がOを含む増加からOを含む減少または減少から
増加に移行する定速走行アクセル操作時と判定され、ス
テップ158へ進み、今回絶対アクセル操作量5Loが
アクセル操作量基準植立00としてセットされ、さらに
ステップ159へ進み今回の実スロットル開度値Ooが
スロー2トル開度基準値Ooaとしてセットされる。
(す)相対アクセルストローク演算処理前述のアクセル
ワーク判別処理が行なわれた後は、ステップ160へ進
み、相対アクセル操作量ΔLが演算される。
ワーク判別処理が行なわれた後は、ステップ160へ進
み、相対アクセル操作量ΔLが演算される。
この相対アクセル操作量ΔLの演算式は、ΔL=9−o
−1ooであるため、加速アクセル操作時や減速アクセ
ル操作時には、最初に定速走行アクセル操作が行なわれ
た時から今回絶対アクセル操作苛立0までのアクセル操
作変化量として演算される。また、最初の定速走行アク
セル操作時には、ΔL=又oo−文00となり相対アク
セル操作量ΔLはゼロとなる。
−1ooであるため、加速アクセル操作時や減速アクセ
ル操作時には、最初に定速走行アクセル操作が行なわれ
た時から今回絶対アクセル操作苛立0までのアクセル操
作変化量として演算される。また、最初の定速走行アク
セル操作時には、ΔL=又oo−文00となり相対アク
セル操作量ΔLはゼロとなる。
(ヌ)スロットル開度変化量演算
スラップ170では、ステップ160により求められた
相対アクセル操作量ΔLと、第4図に示すΔL−Δθ特
性線図とによってスロットル開度変化量Δθが演算され
る。
相対アクセル操作量ΔLと、第4図に示すΔL−Δθ特
性線図とによってスロットル開度変化量Δθが演算され
る。
(ル)目標スロットル開度値設定処理
前記スロットル開度基準値00Gと前記ステップ170
で演算されたスロットル開度変化量Δθとによって得ら
れる仮目標スロットル開度値θθと、前記ステー2プ1
40で設定された領域制御特性マツプと今回絶対アクセ
ル操作量20 (または、アクセル操作量基準値1 o
o)によって求められるスロットル開度上限値θMAX
及びスロットル開度下限値θMINとを比較して目標ス
ロットル開度値Q本を設定する処理は、ステップ180
〜ステツプ185で行なわれる。
で演算されたスロットル開度変化量Δθとによって得ら
れる仮目標スロットル開度値θθと、前記ステー2プ1
40で設定された領域制御特性マツプと今回絶対アクセ
ル操作量20 (または、アクセル操作量基準値1 o
o)によって求められるスロットル開度上限値θMAX
及びスロットル開度下限値θMINとを比較して目標ス
ロットル開度値Q本を設定する処理は、ステップ180
〜ステツプ185で行なわれる。
まず、仮目標スロットル開度値θθは、ステップ180
でスロットル開度基準値θ00とスロットル開度変化量
Δθとを加算する演算式、θθ冨Ooa+Δθで求めら
れる。
でスロットル開度基準値θ00とスロットル開度変化量
Δθとを加算する演算式、θθ冨Ooa+Δθで求めら
れる。
この仮目標スロットル開度値θ0とスロットル開度上限
値θMAX及びスロットル開度下限値θMINとの比較
処理は、まず仮目標スロットル開度値Oθがスロットル
開度下限値()MAX以上かどうかが判断され(ステッ
プ181)、0θ〉θMAXの場合にはスロットル開度
上限値θに^Xが目標スロットル開度値Oxとして設定
される(ステップ182)、また、θθ≦θMAXの場
合には仮目標スロットル開度値θθがスロットル開度下
限値θWIN以下かどうかが判断され(ステップ183
)、 θθ< ON I Nの場合にはスロットル開
度下限値θMINが目標スロットル開度値θ本として設
定される(ステップ184)。
値θMAX及びスロットル開度下限値θMINとの比較
処理は、まず仮目標スロットル開度値Oθがスロットル
開度下限値()MAX以上かどうかが判断され(ステッ
プ181)、0θ〉θMAXの場合にはスロットル開度
上限値θに^Xが目標スロットル開度値Oxとして設定
される(ステップ182)、また、θθ≦θMAXの場
合には仮目標スロットル開度値θθがスロットル開度下
限値θWIN以下かどうかが判断され(ステップ183
)、 θθ< ON I Nの場合にはスロットル開
度下限値θMINが目標スロットル開度値θ本として設
定される(ステップ184)。
また、θMIN≦θθ≦θ舅^Xの場合には、仮目標ス
ロットル開度値θθがそのまま目標スロットル開度値θ
末として設定される(ステップ185)。
ロットル開度値θθがそのまま目標スロットル開度値θ
末として設定される(ステップ185)。
すなわち、目標スロットル開度値θXは、選択されてい
る領域制御特性マツプの領域内に存在する値として設定
される。
る領域制御特性マツプの領域内に存在する値として設定
される。
(ヲ)スロットル弁開閉制御処理
前述の目標スロットル開度値設定処理によって目標スロ
ー、トル開度値0束が決まったら、実スロットル開度値
00を目標スロットル開度値OXに一致させる方向にス
ロットル弁22を作動させる処理が第5図のメインルー
チンでのステップ200〜202と、第6図のサブルー
チンでのステップ300〜304で行なわれる。
ー、トル開度値0束が決まったら、実スロットル開度値
00を目標スロットル開度値OXに一致させる方向にス
ロットル弁22を作動させる処理が第5図のメインルー
チンでのステップ200〜202と、第6図のサブルー
チンでのステップ300〜304で行なわれる。
まず、偏差εが目標スロー2トル開度値θ1から実スロ
ー2トル開度値00を差し引くことで演算され(ステー
2ブ200)、この演算により得られた偏差(に基づい
てステップモータ35のモータスピードの算出、正転、
逆転、保持の判断、さらにはoct割り込みルーチンの
起動周期が求められ(ステップ201)、このステップ
201で設定されたステップモータ35の作動制御内容
に従ってoci割り込みルーチン(第6図)が起動され
る(ステップ202)。
ー2トル開度値00を差し引くことで演算され(ステー
2ブ200)、この演算により得られた偏差(に基づい
てステップモータ35のモータスピードの算出、正転、
逆転、保持の判断、さらにはoct割り込みルーチンの
起動周期が求められ(ステップ201)、このステップ
201で設定されたステップモータ35の作動制御内容
に従ってoci割り込みルーチン(第6図)が起動され
る(ステップ202)。
次に、第6図によりoci割り込みルーチンのフローチ
ャート図について述べる。
ャート図について述べる。
まず、ステップモータ35の状態をそのまま保持する保
持指令出力時かどうかの判断がなされ(ステップ300
)、保持指令が出力されている詩にはステップモータ3
5の固定子側励磁状態を保持する(ステップ301)。
持指令出力時かどうかの判断がなされ(ステップ300
)、保持指令が出力されている詩にはステップモータ3
5の固定子側励磁状態を保持する(ステップ301)。
また、保持指令出力時以外の場合は、ステップモータ3
5を逆転させる逆転指令出力時かどうかの判断がなされ
(ステー、ブ302)、逆転指令が出力されている時に
は、5TEPを5TEP−1にセットしくステップ30
3)、5TEP−1が得られるパルス信号をステップモ
ータ35に出力する(ステップ301)。さらに、ステ
ップモータ35を正転させる正転指令出力時には、5T
EPを5TEP+1に七−2トしくステップ304)
、5TEP+ 1が得られるパルス信号をステップモー
タ35に出力する(ステー7ブ301)。
5を逆転させる逆転指令出力時かどうかの判断がなされ
(ステー、ブ302)、逆転指令が出力されている時に
は、5TEPを5TEP−1にセットしくステップ30
3)、5TEP−1が得られるパルス信号をステップモ
ータ35に出力する(ステップ301)。さらに、ステ
ップモータ35を正転させる正転指令出力時には、5T
EPを5TEP+1に七−2トしくステップ304)
、5TEP+ 1が得られるパルス信号をステップモー
タ35に出力する(ステー7ブ301)。
尚、このoci割り込みルーチンは、前記ステップ20
1で設定された起動周期に従ってメインルーチンの起動
周期内で繰り返される。
1で設定された起動周期に従ってメインルーチンの起動
周期内で繰り返される。
次に、第8図に示すスロットル開度制御作動図により、
マツプ上り制御について述べる。
マツプ上り制御について述べる。
まず、この制御作動は、駆動輪スリップの発生し易い雪
路等から駆動輪スリップがほとんど発生しない乾燥路へ
進入し、加速操作を行なう場合の例示↑あり、雪路でマ
ー2ブ#6が選択されている際の車両の発進時よりの加
速の場合である。
路等から駆動輪スリップがほとんど発生しない乾燥路へ
進入し、加速操作を行なう場合の例示↑あり、雪路でマ
ー2ブ#6が選択されている際の車両の発進時よりの加
速の場合である。
a)文≦ 174の時
絶対アクセル操作苛立が見<1/4の時は、前述のフロ
ーチャートのステップ164での判断でステップ158
.ステップ159へ進み、常に基準値1 oo 、θo
oの更新がなされるため、停車時よりどのようなアクセ
ル操作を行なっても、マツプ#6の下限に沿ってスロー
2トル弁22が開く。
ーチャートのステップ164での判断でステップ158
.ステップ159へ進み、常に基準値1 oo 、θo
oの更新がなされるため、停車時よりどのようなアクセ
ル操作を行なっても、マツプ#6の下限に沿ってスロー
2トル弁22が開く。
b)1/4<又く3/4の時
絶対アクセル操作苛立が1/4<文<374の時には、
前述のフローチャートのステップ110〜ステツプ11
3での判断内容、すなわち。
前述のフローチャートのステップ110〜ステツプ11
3での判断内容、すなわち。
ΔLo>0.S≦Sq、□o≧θMAX、MAPFLG
sOの全ての条件を満足した時に領域鍵[特性マツプが
上位のマツプにマツプ上りする。
sOの全ての条件を満足した時に領域鍵[特性マツプが
上位のマツプにマツプ上りする。
従って、アクセルペダル20に対して踏み込み操作を行
なっている時で、前述のマツプ上り条件を満足していた
ら、第8図に示すように、絶対アクセル操作苛立の上昇
に対応して順次マツプ上りをし、スロットル開度θの開
きゲインを徐々に増大させながらスロットル弁22が開
いていく。
なっている時で、前述のマツプ上り条件を満足していた
ら、第8図に示すように、絶対アクセル操作苛立の上昇
に対応して順次マツプ上りをし、スロットル開度θの開
きゲインを徐々に増大させながらスロットル弁22が開
いていく。
C)又≧3/4の時
絶対アクセル操作苛立が交≧3/4の時には、胸述のフ
ローチャートのステ7ブ116.ステップ117.ステ
ップ161での判断内容、すなわち、S≦SoがToj
l続、MAPFLGxOの全ての条件を満足した時に領
域制御特性マツプが上位のマツプにマツプ上りする。
ローチャートのステ7ブ116.ステップ117.ステ
ップ161での判断内容、すなわち、S≦SoがToj
l続、MAPFLGxOの全ての条件を満足した時に領
域制御特性マツプが上位のマツプにマツプ上りする。
従って、アクセルペダル20に対して踏み込み操作や踏
み込み保持操作をしている時で、前述のマツプ上り条件
を満足していたら、第8図に示すように、設定時間To
を経過する毎に領域制御特性マツプが順次1枚上りし、
マツプ上りに伴なってスロットル弁22も開いていく。
み込み保持操作をしている時で、前述のマツプ上り条件
を満足していたら、第8図に示すように、設定時間To
を経過する毎に領域制御特性マツプが順次1枚上りし、
マツプ上りに伴なってスロットル弁22も開いていく。
以上説明してきたように、実施例の駆動力制御装置にあ
っては、以下に列挙するような効果が得られる。
っては、以下に列挙するような効果が得られる。
■ 設定されている文−0制御特性マツプが領域制御特
性マツプであり、スロットル開度0の開閉制御は、定速
走行操作時の絶対アクセル操作M Rを基準とした相対
アクセル操作量ΔLに基づいて行なわれるものであるた
め、マツプ領域内ではスロットル弁22の開閉制御ゲイ
ンがアクセルペダルに従って得られることになり、良好
な車両の加速性確保と、定速走行操作時の大きな車速変
化防+Lを両ケできる。
性マツプであり、スロットル開度0の開閉制御は、定速
走行操作時の絶対アクセル操作M Rを基準とした相対
アクセル操作量ΔLに基づいて行なわれるものであるた
め、マツプ領域内ではスロットル弁22の開閉制御ゲイ
ンがアクセルペダルに従って得られることになり、良好
な車両の加速性確保と、定速走行操作時の大きな車速変
化防+Lを両ケできる。
■ ΔL−Δθ特性は、第4図に示すように、三次曲線
的な特性としているために、アクセル微量踏み込み時の
ギクシャク感が防止されるし、多めに踏み込んだ時の高
い加速性の確保が達成される。
的な特性としているために、アクセル微量踏み込み時の
ギクシャク感が防止されるし、多めに踏み込んだ時の高
い加速性の確保が達成される。
(■ スリップ率Sは、第7図に示すように、低車体速
時には前後輪回転速度差Δ■によってスリップ率Sを求
めるようにしているため、わずかな前後輪回転速度差Δ
Vでスリップ率Sが変化する低重体速時に、高検出精度
や高演算精度が要求されないし、演算誤差によるスリッ
プ率Sの演算値によりマップ−ヒリ制御やマツプ落ち制
御やスロットル全開制御が行なわれることもない。
時には前後輪回転速度差Δ■によってスリップ率Sを求
めるようにしているため、わずかな前後輪回転速度差Δ
Vでスリップ率Sが変化する低重体速時に、高検出精度
や高演算精度が要求されないし、演算誤差によるスリッ
プ率Sの演算値によりマップ−ヒリ制御やマツプ落ち制
御やスロットル全開制御が行なわれることもない。
(■ 今回絶対アクセル操作苛立0がno≦又りの低ア
クセル操作量領域では、マツプ上すせずにその時選択さ
れている領域制御特性マツプが保持されるために、絶対
アクセル操作苛立とスロットル開度θとの対応関係が安
定し、マツプ上りによりわずかなアクセルペダル20へ
の踏み込み操作でスロットル弁20が大きく開いてしま
うということがなく、低アクセル操作量領域での大きな
トルク変動を防止することができると共に微妙なアクセ
ル操作が可ず走である。
クセル操作量領域では、マツプ上すせずにその時選択さ
れている領域制御特性マツプが保持されるために、絶対
アクセル操作苛立とスロットル開度θとの対応関係が安
定し、マツプ上りによりわずかなアクセルペダル20へ
の踏み込み操作でスロットル弁20が大きく開いてしま
うということがなく、低アクセル操作量領域での大きな
トルク変動を防止することができると共に微妙なアクセ
ル操作が可ず走である。
尚、車両停車時よりの発進にあたって文0≦lLの時に
は、領域制御特性マー2プの下限に沿わせるようにした
場合には、絶対アクセル操作苛立に対するスロットル開
度0の制御ゲインを最も小さく抑えることができ、より
微妙なアクセル操作が可f走となる。
は、領域制御特性マー2プの下限に沿わせるようにした
場合には、絶対アクセル操作苛立に対するスロットル開
度0の制御ゲインを最も小さく抑えることができ、より
微妙なアクセル操作が可f走となる。
■ 今回絶対アクセル操作量noがlL<文0く文Hで
の中間アクセル操作量領域での領域制御特性マツプのマ
ツプ上り制御は、アクセルペダル20への踏み込み操作
時で、スリップ率SがS≦SOであることを条件に行な
われるものであるため、スロットル弁22の開き方がア
クセル操作に対応し、ドライバへの違和感が少ないし、
自然な加速感を得ることができる。
の中間アクセル操作量領域での領域制御特性マツプのマ
ツプ上り制御は、アクセルペダル20への踏み込み操作
時で、スリップ率SがS≦SOであることを条件に行な
われるものであるため、スロットル弁22の開き方がア
クセル操作に対応し、ドライバへの違和感が少ないし、
自然な加速感を得ることができる。
また、実スロットル開度値θ0がスロットル開度り限値
OM^Xであることが条件に加わっているため、急なエ
ンジン駆動力上昇がない。
OM^Xであることが条件に加わっているため、急なエ
ンジン駆動力上昇がない。
傳) 今回絶対アクセル操作苛立0が文0≧又Rでの高
アクセル操作量領域での領域制御特性マー2プのマツプ
上り制御は、スリップ率SがS≦Soの状態が設定時間
To継続していることを条件に行なわれるものであるた
め、高アクセル操作量領域でドライバが意図する高い加
速感を得ることができる。
アクセル操作量領域での領域制御特性マー2プのマツプ
上り制御は、スリップ率SがS≦Soの状態が設定時間
To継続していることを条件に行なわれるものであるた
め、高アクセル操作量領域でドライバが意図する高い加
速感を得ることができる。
尚、文0≧imというドライバの加速意志を示す条件が
加わっているために、絶対アクセル操作苛立とスロット
ル開度θとに直接の対応関係がなくても、アクセル操作
違和感は生じない。
加わっているために、絶対アクセル操作苛立とスロット
ル開度θとに直接の対応関係がなくても、アクセル操作
違和感は生じない。
■ 領域制御特性マツプのマツプ落ち制御は、スリップ
率SがS>31であり、FLAG−A=0であることを
条件に行なわれるものであるために、マツプ落ち条件を
満足してマツプ1枚落ちかなされた後にスリップ率が一
旦S≦31となっても、マツプ上り条件を満足するか、
スリップ率Sが新たに設定スリップ率S1もしくはS2
を越えるまでは下位の領域制御特性マツプがそのまま保
持されるために、駆動輪スリップ回避後であっても直ち
に駆動輪スリップを生じた前回の駆動力レベルまで復帰
することがなく、再スリップが防止される。
率SがS>31であり、FLAG−A=0であることを
条件に行なわれるものであるために、マツプ落ち条件を
満足してマツプ1枚落ちかなされた後にスリップ率が一
旦S≦31となっても、マツプ上り条件を満足するか、
スリップ率Sが新たに設定スリップ率S1もしくはS2
を越えるまでは下位の領域制御特性マツプがそのまま保
持されるために、駆動輪スリップ回避後であっても直ち
に駆動輪スリップを生じた前回の駆動力レベルまで復帰
することがなく、再スリップが防止される。
また、新たに設定スリップ率S1を越えたらさらにマツ
プ落ちするように、駆動輪スリップの発生に対してはス
ロットル開度θを小さくして駆動力を減少させる方向に
だけ制御されるため、駆動力増減に伴なうハンチングの
発生もなく、ガクガク振動が防止される。
プ落ちするように、駆動輪スリップの発生に対してはス
ロットル開度θを小さくして駆動力を減少させる方向に
だけ制御されるため、駆動力増減に伴なうハンチングの
発生もなく、ガクガク振動が防止される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、実施例では、車両発進時最上位マツプよりアク
セル操作量に対するスロットル目標開度の比率を下げた
下位マツプの下限に沿うようになっているが、マツプ上
がりをしなければよいので、現在選択されている下位マ
ツプの領地内のみを実スロットル開度を動くようにして
もよいことは言うまでもない。
セル操作量に対するスロットル目標開度の比率を下げた
下位マツプの下限に沿うようになっているが、マツプ上
がりをしなければよいので、現在選択されている下位マ
ツプの領地内のみを実スロットル開度を動くようにして
もよいことは言うまでもない。
さらに、no<lLの時は、常に現在選択されている下
位マツプの下限に沿うように制御してもよい。
位マツプの下限に沿うように制御してもよい。
また、実施例では上限及び下限を有する領域制御特性マ
ツプを複数設定した例を示したが、直線や折れ線や曲線
等による線型制御特性マツプでもよい。
ツプを複数設定した例を示したが、直線や折れ線や曲線
等による線型制御特性マツプでもよい。
また、マツプ落ち制御では、スリップ率の時間変化率を
加味し、スリップ率の上昇度合に応じてマツプを何牧草
すか決定するようにしてもよい。
加味し、スリップ率の上昇度合に応じてマツプを何牧草
すか決定するようにしてもよい。
また、実施例では、ΔL−Δθ特性として1つの特性を
示したが、例えば、第4図の点線に示すような特性を加
え、マツプ#0が選択されている時には実線の特性に基
づいてΔ0が設定され、マツプ#1〜#7が選択されて
いる時には点線の特性に基づいてΔ0が設定されるよう
にしてもよく、この場合には絶対アクセル操作量に対す
るスロットル開度の制御ゲインを走行路面状思に対応さ
せることができ、駆動輪スリップが未然に防止される。
示したが、例えば、第4図の点線に示すような特性を加
え、マツプ#0が選択されている時には実線の特性に基
づいてΔ0が設定され、マツプ#1〜#7が選択されて
いる時には点線の特性に基づいてΔ0が設定されるよう
にしてもよく、この場合には絶対アクセル操作量に対す
るスロットル開度の制御ゲインを走行路面状思に対応さ
せることができ、駆動輪スリップが未然に防止される。
また、スリップ率が新たな設定値を越えた詩は、無条件
にスロットル弁を全閉にさせて駆動輪スリップを早期に
回避するようにしてもよい。
にスロットル弁を全閉にさせて駆動輪スリップを早期に
回避するようにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明してきたように、本発明の車両用駆動力制御装
置にあっては、スリップ率が所定スリップ率を越えた際
、現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対するス
ロットル開度の増大比率を下げた下位の制御特性マツプ
を選択し、前記スリップ率が所定スリップ率以下の際、
現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対するスロ
ットル開度の増大比率を上げた上位の制御特性マー2プ
を選択し、前記アクセル操作量が設定アクセル操作量以
下の領域では、前記マツプ上げ選択を禁止するマツプ選
択手段を設けた構成としたため、トルク変動が大きな低
アクセル操作量領域でのトルクの急激な変動によるガク
ガク振動の発生を防止することができると共に、微妙な
アクセル操作がHH((Eであるという効果が得られる
。
置にあっては、スリップ率が所定スリップ率を越えた際
、現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対するス
ロットル開度の増大比率を下げた下位の制御特性マツプ
を選択し、前記スリップ率が所定スリップ率以下の際、
現在の制御特性マツプよりアクセル操作量に対するスロ
ットル開度の増大比率を上げた上位の制御特性マー2プ
を選択し、前記アクセル操作量が設定アクセル操作量以
下の領域では、前記マツプ上げ選択を禁止するマツプ選
択手段を設けた構成としたため、トルク変動が大きな低
アクセル操作量領域でのトルクの急激な変動によるガク
ガク振動の発生を防止することができると共に、微妙な
アクセル操作がHH((Eであるという効果が得られる
。
第1図は末完IJJの車両用駆動力制御装置を示すクレ
ーム対応図、第2図は本発明実施例の駆動力制御装置を
示す全体図、第3図は実施例装置のスロットル弁制御回
路に設定されている領域制御特性マツプ図、第4図は実
施例装置のスロットル弁制御回路に設定されている相対
アクセル操作Fl−スロットル開度変化量の関係特性図
、第5図は実施例のスロットル弁制御回路での制御作動
のメインルーチンを示すフローチャート図、第6図は実
施例のスロットル弁制御回路での制御作動のサブルーチ
ンを示すフローチャート図、第7図は実施例装置でのス
リップ率しきい値特性図、第8図はマツプ上り制御での
スロー2トル開度の変化を示す説明図である。 a・・・駆動輪速検出手段 b・・・車体速検出手段 C・・・スリップ率演算手段 d・・・アクセル操作量検出手段 e・・・実スロットル開度値検出手段 f・・・マツプ設定手段 g・・・マツプ選択手段
ーム対応図、第2図は本発明実施例の駆動力制御装置を
示す全体図、第3図は実施例装置のスロットル弁制御回
路に設定されている領域制御特性マツプ図、第4図は実
施例装置のスロットル弁制御回路に設定されている相対
アクセル操作Fl−スロットル開度変化量の関係特性図
、第5図は実施例のスロットル弁制御回路での制御作動
のメインルーチンを示すフローチャート図、第6図は実
施例のスロットル弁制御回路での制御作動のサブルーチ
ンを示すフローチャート図、第7図は実施例装置でのス
リップ率しきい値特性図、第8図はマツプ上り制御での
スロー2トル開度の変化を示す説明図である。 a・・・駆動輪速検出手段 b・・・車体速検出手段 C・・・スリップ率演算手段 d・・・アクセル操作量検出手段 e・・・実スロットル開度値検出手段 f・・・マツプ設定手段 g・・・マツプ選択手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)駆動輪速検出手段から得られる車輪速度と車体速検
出手段から得られる車体速度とによってタイヤ−路面間
のスリップ率を演算するスリップ率演算手段と、 アクセル操作子に対するアクセル操作量を検出するアク
セル操作量検出手段と、 スロットル弁の実スロットル開度値を検出する実スロッ
トル開度値検出手段と、 アクセル操作量に対するスロットル開度の関係を、制御
特性マップとして複数設定させているマップ設定手段と
、 前記スリップ率が所定スリップ率を越えた際、現在の制
御特性マップよりアクセル操作量に対するスロットル開
度の増大比率を下げた下位の制御特性マップを選択し、
前記スリップ率が所定スリップ率以下の際、現在の制御
特性マップよりアクセル操作量に対するスロットル開度
の増大比率を上げた上位の制御特性マップを選択し、前
記アクセル操作量が設定アクセル操作量以下の領域では
、前記マップ上げ選択を禁止するマップ選択手段と、 該マップ選択手段により選択されている制御特性マップ
と前記アクセル操作量とによって目標スロットル開度値
を求める目標スロットル開度値設定手段と、 前記実スロットル開度値を前記目標スロットル開度値に
一致させる制御信号をスロットルアクチュエータに対し
て出力するスロットル弁開閉制御手段と、 を備えていることを特徴とする車両用駆動力制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16225086A JPS6318148A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 車両用駆動力制御装置 |
US07/069,143 US4866618A (en) | 1986-07-03 | 1987-07-02 | Engine control system for automotive vehicle |
DE19873722088 DE3722088A1 (de) | 1986-07-03 | 1987-07-03 | Verfahren zum steuern einer brennkraftmaschine und maschinensteuersystem fuer ein kraftfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16225086A JPS6318148A (ja) | 1986-07-10 | 1986-07-10 | 車両用駆動力制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318148A true JPS6318148A (ja) | 1988-01-26 |
Family
ID=15750852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16225086A Pending JPS6318148A (ja) | 1986-07-03 | 1986-07-10 | 車両用駆動力制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6318148A (ja) |
-
1986
- 1986-07-10 JP JP16225086A patent/JPS6318148A/ja active Pending
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