JPS63180444A - 加工制御装置 - Google Patents

加工制御装置

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JPS63180444A
JPS63180444A JP880587A JP880587A JPS63180444A JP S63180444 A JPS63180444 A JP S63180444A JP 880587 A JP880587 A JP 880587A JP 880587 A JP880587 A JP 880587A JP S63180444 A JPS63180444 A JP S63180444A
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稲垣 鉦治
Toshio Takano
寿男 高野
Koji Hasegawa
宏治 長谷川
Masaharu Igawa
正治 井川
Yasunori Sugito
杉戸 弥寿徳
Masashi Ito
伊藤 政司
Akihiro Takeuchi
彰浩 竹内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、指令された目標位置に可動軸を位置決めする
ための装置で、特に、工作物の検測機能を有した装置に
関する。−
【従来技術】
従来、数値制御装置により加工される工作物の種類、位
置又は加工寸法を測定するには、工作物に付加されたコ
ードを近接スイッチで判別したり、定寸装置により加工
位置、加工寸法を測定する方法が採られている。 一方、可動軸の送りを行うサーボモータの駆動回路には
、可動軸のデッドストップによるサーボモータの焼損の
防止のため、サーボモータの駆動電流を制限する電流制
限回路を有したものがある。
【発明が解決しようとする問題点】
上記の測定方法では、工作物の種別、位置又は加工寸法
をそれぞれ測定するステーションを必要とし、1つのス
テーションで全てを実行することが出来なかった。また
、それぞれ固有の測定装置を必要とした。 本発明はかかる従来の欠点を改良するために成されたも
のであり、電流制限機能を利用して工作物の種類、位置
又は加工寸法の良否判定を行うものである。
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための発明の構成は、可動軸を駆
動するサーボモータの駆動電流を制限する電流制限回路
を制御し、可動軸の送りを制御する加工制御装置におい
て、前記可動軸の位置の検出範囲を可変的に設定する検
出範囲設定手段と、検出された前記可動軸の現在位置を
入力し、その現在位置が前記検出範囲に存在する間、検
出信号を出力する検出信号出力手段と、前記サーボモー
タを電流制限モードで駆動することを指令する電流制限
モード指令手段と、前記電流制限回路が実際に作動した
後に前記検出信号出力手段から出力される前記検出信号
に基づいて工作物の種類、位置又は加工寸法の良否を判
定する良否判定手段とを設けたことである。
【作用】
検出範囲設定手段により可動軸の位置の検出範囲が所望
の範囲に設定される。即ち、検出範囲は電流制限モード
で工具送りを行った時に工具が工作物に当接して送りが
停止される理論上の位置に許容範囲を加味して設定され
る。検出範囲が設定されると、検出信号出力手段は検出
された可動軸の現在位置を入力し、その現在位置が検出
範囲設定手段により設定された検出範囲に存在する間、
検出信号が出力される。この検出信号により可動軸の存
在位置を知ることができる。 また、電流制限モード指令手段による電流制限モードで
の送り制御中に工具が工作物に接触すると負荷が増大し
て電流が増加するが、電流制限回路により負荷電流は制
限電流より増大しない。このため、制限電流が送りを停
止させる程に低く設定されていると、工具が工作物に当
接した時に電流制限が働き送りが停止される。 良否判定手段は、電流制限回路が現実に作動した後に検
出信号出力手段から出力される検出信号に基づいて工作
物の種類、位置又は加工寸法の良否を判定する。即ち、
現実に電流制限が行われていることは、工具が工作物に
当接していることを意味しているので、その時に検出信
号出力手段から検出信号が出力されておれば、当初に想
定した位置で工具は工作物と当接したことになる。した
がって、工作物の種類、位置又は加工寸法は予想された
ものと判定できる。また、検出信号が出力されていない
時は、工具と工作物の当接位置が予想位置から外れてい
ることを意味しているので、工作物の種類、位置又は加
工寸法が不良と判定出来る。
【実施例】
以下、図面により本発明の実施例を詳細に説明する。 第1図は、本発明の一実施例に係る加工制御装置の構成
図である。第1図において、Aは数値制御装置、Bはサ
ーボユニット、Cは絶対位置検出装置である。数値制御
袋[Aは、主として、制御演算を行うマイクロプロセッ
サユニット1(以下rMPUJと略記する)とその制御
プログラムを記憶したROM2とキーボード等のデータ
入力装置3とバッテリバックアップしたRAM4とから
成る。RAM4には、NCプログラムが記憶されたNC
D領域と検出信号PSWI〜PSW4をオンオフするた
めの検出信号フラグF1〜F4と設定された検出範囲を
記憶する検出範囲テーブルDTと送り制御の目標位置を
設定する目標位置レジスタOFRと送り速度を設定する
速度レジスタVRと絶対位置検出袋wCにより主軸台1
0の現在の絶対位置(以下「現在位置」という)が検出
される度にこの値を記憶する現在位置レジスタAPRが
形成されている。 サーボユニットBは、主として、レジスタ5とDA変換
器7と駆動回路8とで構成されている。 MPU 1から出力された速度信号S1はレジスタ5に
入力し、DA変換器7によりアナログ信号に変換されて
、駆動回路8に出力される。駆動回路8は、この信号を
入力してサーボモータ9に電力を供給してそれを回転さ
せる。また、電流制限回路21はMPU 1から電流制
限信号S3を入力した時には、駆動回路8からサーボモ
ータ9に供給される最大電流を制限する。従って、電流
制限モードでの送りは、MPU 1から電流制限信号S
3を電流制限回路21に出力することにより行われる。 サーボモータ9の出力軸には第2図に示すように主軸台
10を移動させるための可動軸である送りねじ11が機
械的に連結されている。従って、可動軸の絶対位置は、
主軸台10の絶対位置に対応しているものとみなすこと
ができる。主軸台10は送りねじ11によりベッド24
上を摺動する。 また、ベッド24上を摺動するテーブル26上に工作物
25が載置されており、この工作物25は主軸27に取
付けられたドリル28により加工される。また、サーボ
モータ9の出力軸には、主軸台10の移動速度を検出し
て駆動回路8に速度フィードバック信号を送出する速度
検出器12が配設されている。 絶対位置検出装置Cは、主として、サーボモータ9の出
力軸に機械的に結合している第1のレゾルバ13と、減
速機構14を介して第1のレゾルバ13に結合している
第2のレゾルバ15と、レゾルバ励磁回路16と、第1
のレゾルバ13の位相角を検出する第1位相比較回路1
7と、第2のレゾルバ15の位相角を検出する第2位相
比較回路18と、その両者の出力から主軸台10の絶対
位置を演算する絶対位置演算回路19と、その回路19
を一定周期で駆動し絶対位置の検出タイミングを与える
リアルタイムクロック(以下rRTC」と略記する)2
0とから成る。第1のレゾルバ13は送りねじ11が1
回転するとその入力軸が1回転し、かつ第2のレゾルバ
15は主軸台10が移動範囲の端から端まで移動する間
にその入力軸が1回転するように構成されている。レゾ
ルバの出力電圧と励磁電圧との位相差は、その入力軸の
回転角度に対応して変化する。第1の位相比較回路17
は、第1のレゾルバ13の出力電圧の・励磁電圧に対す
る位相差を、カウンタによりカウントしてディジタル値
に変換して絶対位置演算回路19に出力する。同様に第
2の位相比較回路18は、第2のレゾルバ15の出力電
圧の励磁電圧に対する位相差を、ディジタル値に変換し
て絶対位置演算回路19に出力する。絶対位置演算回路
19は、I?TC20から検出タイミング信号りを入力
する毎(2ms )に起動され、両位相比較回路17.
18から位相データを入力し、主軸台10の絶対位置を
演算して、インタフェース回路(■F)を介してMPU
 1に出力している。又、絶対位置演算回路19は、絶
対位置データの演算が完了した時、そのデータの出力時
期を与える割り込み信号S2をMPUIの割り込み入力
端子(NI41)に出力している。MPU 1は、係る
割り込み信号S2を入力した時は、所定の追随制御のた
めのプログラムの実行を開始し、速度信号を出力する。 この割り込み信号S2はRTC20から出力される検出
タイミング信号りに対し一定時間遅れて、その信号に同
期している。したがって、本実施例では、2 ms毎に
速度信号がレジスタ5に出力される。 6はストアードプロダラム方式のシーケンスコントロー
ラである。このシーケンスコントローラ6は数値制御装
置AにNGプログラムの実行の指令と共に主軸モータ2
2の回転を制御し、数値制御装置Aから検出信号PSW
1. P3N4. PSW3. PS114を入力し、
電流制限回路21から電流制限回路21が実際に作動し
て電流が制限されていることを示す電流制限動作信号S
4を入力して工作物の種類、位置又は加工寸法に関し良
否判定を行う。 本実施例テハ、検出信号!t PSWl、 P3N4.
 PSW3. PSII4の4種類設けられている。各
検出信号の検出範囲はデータ入力装置3によりRAM4
に設定することができる。この各検出信号の検出範囲は
複数区間に分割して設定することもできる。例えば、検
出信号PSlflの検出範囲は第3図に示すようにポイ
ント番号P1〜P4の4区間に分割して設定することも
できる。このポイント番号P1〜P4の各区間に主軸台
10が存在するとき、検出信号pswiはオンとなり、
その区間に存在しないとき、検出信号PSW1はオフと
なる。これらの各検出信号の検出範囲は、RAM4の検
出範囲テーブルDTに第5図に示すように各区間の始め
と終わりの位置、即ち、検出信号をオンとする位置と検
出信号をオフとする位置を設定することで設定される。 また、オフ位置くオン位置で指定された区間は、オン位
置から送りの最大位置までと、送りの最小位置からオフ
位置までが検出信号がオンとなり、送りの最大位置から
送りの最小位置へ仮想的に連続する区間とされる。 このように各検出信号に対し設定された検出範囲の各区
間に主軸台10が位置するとき、各検出信号の出力はオ
ンとなる。従って、複数の検出信号PS111〜PSl
l14は、第4図に示すように、多点リミットスイッチ
の出力信号と等価となり、各検出信号は数値制御袋mA
からシーケンスコントローラσに出力される。 本実施例はドリル28により工作物25に所定位置の3
000μsの位置まで穴開は加工を行った後、主軸台1
0を定位置に戻し、次に電流制限を作動させて工作物2
5の方向に主軸台10を送り、電流制限が実際に作動し
て主軸台10の送りが停止した時の検出信号PSW2.
 PSW3. P3N4の出力状態から穴開は寸法の良
否を判定するものである。第5図に示すように、検出信
号PSW2の検出範囲は2990〜3010に、検出信
号PSW3の検出範囲は2000〜2990に、検出信
号PSW4の検出範囲は3010〜4000に設定され
ている。そして、検出信号PSW2は穴開は寸法が設計
値を中心とする許容範囲に存在することを示す信号、検
出信号PSW3は穴開は寸法が負方向の許容範囲外に存
在することを示す信号、検出信号PSW4は穴開は寸法
が正方向の許容範囲外に存在することを示す信号として
用いられる。 次に本実施例装置の作用を第6図、第7図、第8図に示
すフローチャートに基づいて説明する。 NCプログラム領域NCDからデータブロックが読み出
され、送り、切削等のコードが存在すると目標位置Mは
目標位置レジスタOPHに設定され、送り速度■が速度
レジスタVRに設定される。 また、電流制限モード指令コードが存在すると、制御信
号S3が電流制限回路21に出力され駆動回路8からサ
ーボモータ9に出力される最大電流が制限される。この
電流制限モードに設定された後、送りが実行されると第
6図の初期セットプログラムが実行される。まず、ステ
ップ300でRAM4の目標位置レジスタOPRから目
標位置MとRAM4の現在位置レジスタAPRから現在
位置Rが読出され、次のステップ302で目標位置Mと
現在位置Rの偏差が演算され、その値は初期残移動量L
Oとして記憶される。 この様に、初期残移動量LOが初期設定さた後、絶対位
置演算回路19から、割り込み信号S2を入力する毎に
、第7図のプログラムが実行される。 まず、ステップ200で、絶対位置演算回路19から検
出された・絶対位置は砥石台10の現在位置Rとして現
在位置レジスタAPRに記憶される。 次に、ステップ202で可動軸の位置判定プログラムが
実行される。 位置判定は第8図のフローチャートに沿って実行される
。まず、ステップ100で検出信号フラグF1〜F4が
オフされる。次に、ステップ102で検出信号番号Iが
1に初期設定され、ステップ104で区間番号Nが1に
初期設定される。次にステップ106へ移行して、第1
番目の検出信号PSIIIの検出区間PNの出力オン位
置ONが読み出され、ステップ108でと出力オフ位置
OFとが検出範囲テーブルDTから読み出される。次に
、ステップ110で出力オン位置ONと出力オフ位置O
Fとの大きさが比較され、出力オフ位置OFの方が大き
い時には、ステップ112へ移行して、現在位置Rが出
力オン位置ON以上か否かが判定される。現在位置Rが
出力オン位置ON以上の時には、更にステップ114で
現在位置Rが出力オフ位置OFより小さいか否かが判定
される。現在位置Rが出力オフ位置OFより小さいと判
定された場合には、結局、現在位置Rは出力オン位置O
Nと出力オフ位置OFとの間に存在することになり、主
軸台10の現在位置は第1番目の検出信号pswrの第
N番目の検出区間PNに存在することになる。従って、
この場合には、ステップ116へ移行して第1番目の検
出信号PSill+の検出フラグF■がオンに設定され
る。現在位置Rが検出区間外の時には、検出フラグFI
は初期値のオフ状態のままとなり、処理はステップ11
8へ移行する。 一方、ステップ110で出力オン位置ONが出力オフ位
置OFより大きい時は、ステップ128へ移行して、現
在位置Rが出力オフ位置OFより小さいか否かが判定さ
れる。小さいと判定された場合には、ステップ116へ
移行して第1番目の検出信号フラグFIがオンにセット
される。また、ステップ128で現在位置Rが出力オフ
位置OF以上と判定された場合には、ステップ130で
現在位置Rが出力オン位置ON以上か否かが判定される
。現在位置Rが出力オン位置ON以上の場合には、ステ
ップ116へ移行して第1番目の検出イ言号フラグFI
がオン(こセットされる。また、ステップ130で現在
位置Rが出力オン位置より小さいと判定された場合には
、結局、現在位置Rは出力オフ位置OFと出力オン位置
ONの間に存在し検出区間PNには存在しないことを意
味しているので、検出フラグFlは初期値のオフ状態の
まま、ステップ118へ移行する。 ステップ118では、第1番目の検出信号PSWTの全
ての検出区間について位置判定が完了したか否かが判定
され、完了していない場合にはステップ120へ移行し
て区間番号Nを1加算してステップ106へ戻り、次の
検出区間に関する上記の位置判定が実行される。 ステップ118で第1番目の検出信号PSWIの全ての
検出区間について位置判定が完了したと判定された場合
には、ステップ122へ移行して、全ての検出信号に関
する位置判定が終了したか否かが判定される。本実施例
では検出信号数は4であるので検出信号番号Iが4か否
かで判定される。 全ての検出信号に関する位置判定が終了していない場合
には、ステップ124へ移行して検出信号番号■を1だ
け加算してステップ104へ戻り、次の検出信号に関す
る位置判定の処理が実行される。 また、ステップ122で全ての検出信号に関する位置判
定が終了したと判定された場合には、ステップ126へ
移行して検出信号フラグF1〜F4のうちセットされて
いる検出信号はオン出力となり、フラグがリセットされ
ている検出信号はオフ出力とされる。 このように4つの検出信号PS111〜PS114が出
力された後、MPU 1の処理は第7図のステップ20
4へ移行する。ステップ204では、目標位置レジスタ
OPRから目標位置Mが読出され、ステップ206で目
標位置Mから現在位置Rが減算されて、実残移動flR
Lが演算される。次に、ステップ208において、実残
移動量RLが零か否かが判定される。実残移動量RLが
零でない場合には、ステップ210へ移行し、目標位置
Mまでの経路を補間して得られた制御目標位置の目標位
置Mに対する残移動量(以下この残移動量を「理論残移
動量」という)ILが算定される。この時、経路補間に
より得られた制御目標位置は、目標位置Mと指令速度と
から、徐加速、徐減速等の処理を行って発生される。次
に、ステップ212で実残移動量RLの理論残移動量I
Lに対する偏差ΔLが演算され、ステップ214で、偏
差ΔLに応じた速度信号Vcが演算され、その速度信号
Vcはステップ216でレジスタ5に出力される。する
と、サーボユニットBの作用により、指令速度でサーボ
モータ9は回転される。係る処理は、一定時間毎に、ス
テップ208において実残移動量RLが零となるまで繰
返し実行される。零となるとステップ218で零の速度
信号Vcが出力される。 このようにして、主軸台10は制御タイミングに同期し
て変化する補間された制御目標位置に追随しながら、目
標位置Mに位置決めされる。そして、設定された検出範
回に従い可動軸の位置が変化するにつれてオンオフする
検出信号が出力される。 第9図は一定時間間隔で実行されるシーケンスコントロ
ーラ6の処理手順を示したフローチャートである。ステ
ップ400で電流制限回路21が実際に動作して電流制
限されていることを示す電流制限動作信号S4がオンか
否かが判定され、電流制限動作信号S4がオンでない場
合には、そのタイムサイクルでの処理が終了される。そ
して、電流制限動作信号S4がオンとなると、ステップ
400の判定がYESとなり、ステップ402へ移行し
て検出信号PS112がオンか否かが判定される。 オンの場合には、ステップ404へ移行して工作物の加
工寸法が設計値を中心とした所定の許容範囲内に存在す
ることを示すOK倍信号出力してそのタイムサイクルの
処理を終了する。このOK倍信号より工作物が指令され
た値に正常に穴開は加工されたことを知ることができる
。また、ステップ402で検出信号PSW2がオンでな
いと判定れた場合には、ステップ406へ移行して、検
出信号PSi13がオンか否かが判定される。検出信号
PSW3がオンと判定されると、工作物の加工寸法は許
容範囲より小さいことを示しており、ステップ4・08
で−NG信号が出力される。また、ステップ406での
判定結果がNOの場合には、ステップ410へ移行して
、検出信号PSW4がオンか否かが判定される。検出信
号PSW4がオンと判定されると、工作物の加工寸法は
許容範囲より大きいことを示しており、ステップ410
で十NG信号が出力される。 また、ステップ410の判定結果がNOの場合には、ド
リル28と工作物25の当接位置が大きく外れているこ
とを意味しており、ドリル28の破損、工作物25の種
類の相違、工作物25の位置の相違等が考えられるので
、ステップ414へ移行シてエラー信号を出力する。ス
テップ404.408.412.414で出力される信
号はラッチされており、検測処理が終了するとステップ
416で主軸台10の戻り指令が数値制御装置Aに付与
される。 このように、電流制限が実際に作動した時の検出信号の
出力状態により加工寸法、工作物の種類、工作物の位置
等の良否判定を行うことができる。
【発明の効果】
本発明の加工制御装置は可動軸の位置の検出範囲を可変
的に設定する検出範囲設定手段と、検出された可動軸の
現在位置を入力し、その現在位置が検出範囲に存在する
間、検出信号を出力する検出信号出力手段と、サーボモ
ータを電流制限モードで駆動することを指令する電流制
限モード指令手段と、可動軸の゛送り制御中に電流制限
回路が作動した後に検出信号出力手段から出力される検
出信号に基づいて工作物の種類、位置又は加工寸法の良
否を判定する良否判定手段とを有しているので、検出範
囲を工具と工作物の理論上の当接位置を含む許容範囲に
設定し電流制限モードで送り制御するだけで、工作物の
種類、位置又は加工寸法の良否を判定することができる
。したがって、特別な定寸装置を必要としないし、加工
ステージョンと検測ステーションとに分離する必要もな
いので、装置が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な一実施例に係る加工制御装置
の構成を示した構成図。第2図は同加工制御装置により
制御される工作機械の構成を示した構成図。第3図は各
検出信号と検出範囲の関係を示した説明図。第4図は検
出信号の出力をリミットスイッチで等測的に示した構成
図。第5図は検出範囲テーブルの構成図。第6図、第7
図、第8図は本実施例装置に使用されているMPUの処
理手順を示したフローチャート。第9図はシーケンスコ
ントローラの処理手順を示したフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可動軸を駆動するサーボモータの駆動電流を制限
    する電流制限回路を制御し、可動軸の送りを制御する加
    工制御装置において、 前記可動軸の位置の検出範囲を可変的に設定する検出範
    囲設定手段と、 検出された前記可動軸の現在位置を入力し、その現在位
    置が前記検出範囲に存在する間、検出信号を出力する検
    出信号出力手段と、 前記サーボモータを電流制限モードで駆動することを指
    令する電流制限モード指令手段と、前記電流制限回路が
    実際に作動した後に前記検出信号出力手段から出力され
    る前記検出信号に基づいて工作物の種類、位置又は加工
    寸法の良否を判定する良否判定手段と から成ることを特徴とする加工制御装置。
JP880587A 1987-01-17 1987-01-17 加工制御装置 Expired - Fee Related JPH08349B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4768876B1 (ja) * 2010-08-18 2011-09-07 一雄 伊藤 傘収納容器およびその使用方法
KR101110127B1 (ko) * 2009-11-09 2012-01-31 김현만 우산꽂이대

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101110127B1 (ko) * 2009-11-09 2012-01-31 김현만 우산꽂이대
JP4768876B1 (ja) * 2010-08-18 2011-09-07 一雄 伊藤 傘収納容器およびその使用方法

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