JPS63178911A - 青果物のパック詰め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に青果物等の集、出荷場において萄造り、
Ｎ詰め包装するためのコンベア装置に関する。

〔従来の技術と問題点〕

従来、青果物の箱詰め作業は、選果コンヘアの側方に階
級毎に仕分けられた青果物を受ける受箱またはターンテ
ーブル等の貯溜装置を配置し、該貯溜装置の外側に設け
た箱詰め台上にダンボール箱を置き、該ダンボール箱に
トレーパックを入れたあと、箱詰め作業員により咳貯溜
装置から青果物を取り出してダンボール箱内のトレーパ
ックに入れて箱詰めし、該箱詰めしたダンボール箱を抱
えて製品搬送コンベア上に送り出している。

また箱詰め包装資材として用いる外装ダンボール箱は、
選果コンベアの進行方向に並行させて容箱詰め部の上部
に供給され、他の包装副資材のトレーパックは夫々の箱
詰め部の回りに積みあげている。

しかしながら、上記従来のものによれば、箱詰め部の回
りに空のトレーパックが山のように林立し、その囲われ
た中で箱詰め作業をするので隣接する他の階級の箱詰め
部への横移動が阻害され、箱詰め作業の能率低下をきた
している。

更に、箱詰め台上にダンボール箱とトレーパックを他の
場所から運んでセントし、青果物の箱詰め作業をするた
め、正味箱詰め作業時間が少なくなり生産性が悪く、し
かも箱詰めしたダンボール箱を抱えて製品搬送コンベア
上に送り出しているので疲労が甚だしく作業の能率が低
下する欠点があった。

一方、果実をトレーパック詰めする果実包装装置として
、特公昭５５−２８９３０号公報のものがある。

上記公知のものは、エンドレスベルト５５の搬送路上に
斜めに設けたそらし板で、該コンベアの側方に設けた滑
走路（シュート）上に果実を押せ押せ方式で中一杯に拡
がるように導き、該ンユートの先端に下方からトレーパ
ックを送り出すと共に、上記ンユートの先端からトレー
パック穴に嵌まり込む如く果実を送り出してパンク詰め
するものである。

しかしながら、上記公知のものによると空のトレーパッ
クはトレーパック穴の配列とは無関係に送り出すので、
果実はトレーパックの穴と穴の間にも果実が乗り上げた
り、またはトレーパック穴に収まらない、いわゆる空穴
が生しる欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記の欠点を解消し、空のトレーパックをその
穴配列に合わせて供給装置に臨ませ、定数投入する毎に
間歇搬送させるバンキングコンベア装置を提供するもの
である。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するためにトレーパックを供
給装置からの青果物の投入位置に臨ませて一時停止させ
ると共に、該供給装置から青果物がトレーパックに定数
投入される毎にトレーパックを穴ピッチ分ずつ寸動送り
させる間歇搬送手段と、該トレーパックを穴配列に応じ
て左または右へ交互に横移動させる手段とからなるパッ
キングコンベア装置を下記の如く構成する。

間歇搬送手段は、供給装置からの青果物の投入位置に向
けてトレーパックを搬送させるトレーパック搬送コンベ
アを設け、該トレーパック搬送コンベアにはトレーパッ
クを青果物の投入位置に臨ませて一時停止させる装置を
設け、青果物が定数投入されると同時にトレーパックを
穴ピッチ分ずつ寸動送りさせ、次列のトレーパック穴を
上記投入位置に臨ませ、順次繰り返しトレーパック穴に
投入完了して送り出す。

コノトレーパック搬送コンベアは、ローラコンベアやチ
ェンコンベア、またはベルトコンベア等容［のコンベア
を用いることができ、ベルトコンヘア等を用いる場合は
、ベルトコンベア自体ヲ穴ピッチ分寸動送りさせるサー
ボモータ等の間歇駆動装置を設けて寸動送りさせること
もできる。

上記トレーパックを一時停止させる装置は、上記ローラ
コンベア、またはチェンコンベア等の連続回転する搬送
コンベア上にトレーパックの穴ピッチに対応して停止さ
せる出没自在のストップ装置を複数段に設け、トレーパ
ックの穴に青果物が定数投入される毎に該ストップ装置
を順次作動させでトレーパックを寸動送りさせる。

トレーパックを横移動させる手段は、トレーパックの穴
配列が千鳥型の場合、トレーパックが寸動送りする毎に
トレーパックを進行方向の左または右に横移動させるス
ライド装置を前記トレーパック搬送コンベアの搬送路の
側方に設ける。

〔実施例〕

以下、本発明の好ましい実施例を示す図面に基づいて説
明する。

ｌはトレーパック搬送コンベアであり、回動するチェノ
にトッププレート１１を取り付けたトッププレートチェ
ンコンベアを用いる。

このトレーパック搬送コンベア１はトッププレートチェ
ンコンベアの他に、第３図に示す如くコンベアフレーム
１２に多数のローラ１３を軸架し、該ローラ１３を回転
させて搬送する駆動式のローラコンベアを用いることが
できる。

この場合、ローラ１３の取付ピッチはトレーパック５の
進行方向の穴ピッチと同一ピッチで取り付ける。

２はストップ装置であり、トレーパック５の第一列目の
穴を後述する供給装置４の投入位置に位置決めさせ、第
一列目の穴を基準に各列の穴を該役人位置に臨ませる如
く複数段に設ける。

ストップ装置２は、エアシリンダーやソレノイド等を用
いてトレーパック５の搬送面上に出没させる方式や、搬
送路の側方に横方向から出没させる方式等（開示せず）
を用いる。

史に、トレーパック搬送コンベアｌは、第４図に示す如
くプーリ２０．２０間にトレーパック５を搬送するのに
適合した巾のベルト１４を張設し、トレーパック５の穴
ピッチ分間歇搬送させるサーボモーター等の間歇駆動装
ｆｆ１１５を組み合わせてトレーパック５を間歇搬送さ
せることもでき、その場合はストップ装置２は省略する
ことができる。

３はスライド装置であり、トレーパック搬送コンベア１
の下部に取り付けたスライド軸受３１と該スライド軸受
３１に貫通させて嵌め合わせたスライド軸３２と該スラ
イド軸３２の両端に上方へ直立して取り付けたスライド
ガイド３３とを組み合わせ、該スライドガイド３３の一
部とトレーパック搬送コンベアｌの一部との間にエアシ
リンダー３４を設け、該シリンダー３４を出没させるこ
とによりスライドガイド３３を左または右に横移動させ
る。

このスライド装置３はトレーパック５の穴配列が千鳥型
の場合に、トレーパック５が寸動送りする毎にトレーパ
ック５を進行方向の左または右に横移動させ、千鳥型以
外のトレーパック５についてはスライド装置３の作動を
休止する。

第５図及び第７図は、前工程としての供給装置４を組み
合わせて青果物６のパック詰めをする実施例を示すもの
であり、供給装置４はパイプレートフィダー４１の先端
部４２に青果物６の大きさに対応した巾で、所定の複数
列に仕切った整列搬送路４３を形成し、その先に該整列
搬送路４３に対応して各列から青果物６を一個ずつ受け
る受板４４をトレーパック搬送コンベア１のフレーム１
２から上方にたてた軸受け４５に回動自在に軸支し、上
記整列搬送路４３の各列から青果物６の受は渡しが完了
したとき、エアシリンー４６を作動させて受板４４を回
動させ、下方のトレーパック５に投入する如く構成する
。

更に、供給装置４は第６図に示す如く供給コンヘア４７
の先端部４８に、搬送されてくる青果物６を受ける果実
受け４９を設けて青果物６を一時貯溜させ、該果実受け
４９から青果物６を取り出して下方のトレーパック５に
供給することもできる。

この供給ｇ置４は実施例のみに限定されるわけでな（、
他の種々な供給装置を用いることもできる。

以上の如く構成したバンキングコンベア装置により、千
鳥型のトレーパック５に青果物６をパンク詰めさせる動
作を第７図と第８図を用いて説明する。

トレーパック搬送コンベア１上を連続して搬送させるト
レーパック５は、ストップ装Ｗｔ２ａにより一時停止し
て青果物６の投入待ちをする。

同時に後続のトレーパック５は、センサー１６の検出信
号によりエアシリンダー等を用いてトレーパック５の何
方から挟み込むサイドブレーキ装置１７を作動させて一
時停止する。

一方、供給袋Ｗ４の受板４４に青果物６が定数揃ったと
き、それを検出する青果物検出センサー（図示せず）と
ストップ装置２ａの手前に設けたセンサー１８の検出信
号により、シリンダー４６を作動させて受板４４を回動
させ、青果物６を下方のトレーパック５の第一列目の穴
に投入する。

投入完了後、ストップ装置２ａは下降し、第一列目の穴
に青果物６を入れたトレーパック５は前進すると共に、
スライド装置３が作動して千鳥型配列穴ピッチ横移動し
、横移動完了したトレーパック５はストップ装置２ｂに
より停止し、上記同様に受板４４上に青果物６が定数揃
ったとき、受板４４を回動し、第二列目のトレーパック
５穴に投入する。

以下、上記動作を繰り返し行い、パンク詰めされた製品
箱を次工程７に送り出す。

青果物６を詰め終わったトレーパック５の後端がストッ
プ装置２ａ上を通過したとき、その先端を検出するセン
サー１９によりストップ装置２ａが上昇し、更に前進す
るに従い、ストップ装置２ｂ、ｃ、ｄ、ｅ。

ｆは順次復帰とすると共に、サイドブレーキ装置１７を
解放し、ストップ装置２ａまでトレーパック５が送られ
てくると前記同様に繰り返し動作する。

上記の記述及び添付する図面はいずれも実施の一例を示
すものであり、発明を制限するものではな（、特許請求
の範囲に記載した内容であれば部分的に設計変更した装
置にも通用されることはもちろんである。

〔発明の効果〕

本発明は、供給装置の青果物の投入位置にトレーパック
を６２ませ、該供給装置から青果物が定数投入されると
、トレーパックを穴ピッチ分寸動送りさセると共に、該
トレーパックを穴の配列に応じて左または右に交互に移
動させて送り出すので、作業部の回りにはトレーパック
や副資材等の邪魔なものが無くなって、他の階級への横
移動が容易になり、作業員は他の階級の箱詰め作業を受
けもつことができ効率のよい箱詰めができる。

更に、青果物をパック詰めされたトレーパックはそのま
ま次工程に送り出すので、作業員は抱えることなく送り
出すことができ、作業員の疲労も大幅に軽減されると共
に作業効率が向上する効果がある。

更にまた、トレーパックの穴の配列に対応してトレーパ
ックを送り出すことができるので、投入位置が常に一定
となり容易に投入することができ、確実なトレーパック
詰めができる。

また、トレーパックの穴ピッチ分ずつ同時に投入させる
自動供給装置を組み合わせて用いれば、パック詰め作業
は自動化することができ大幅な合理化に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のパッキングコンベアＷ　Ｈの要部斜視
図、第２図は第１図Ａ−Ａに沿った断面図、第３図及び
第４図はトレーパック搬送コンヘアの他の実施例を示す
説明図、第５図は供給装置を組み合わせた説明図、第６
図は供給装置の他の実施例を示す説明図、第７図は第５
図の正面図、第８図は第５図の平面図。 １・・・トレーパック搬送コンヘア １１・・・トッププレート１２・・・コンベアフレーム
１３・・・Ｏ−ラ１４・・・ベルト １５・・・間歇駆動装置　　　１６・・・センサー１７
・・・サイドブレーキ装置 １８・・・センサー　　　　　１９・・・センサー２・
・・スト、プ装置　　　２０・・・プーリ３・・・スラ
イド装置　　　３１・・・スライド軸受３２・・・スラ
イド軸３３−・・スライドガイド３４・・・エアシリン
ダ−４・・・供給装置４１・・・パイプレートフィダー ４２・・・先端部　　　　　　４３・・・整列搬送路４
４・・・受板　　　　　　　４５・・・軸受４６・・・
エアシリンダー　　４７・・・供給コンベア４８・・・
先端部　　　　　　４９・・・果、実受け５・・・トレ
ーパック　　　　６・・・青果物７・・・次工程

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 供給装置から供給される青果物を、トレーパックにパッ
   ク詰めさせるパッキングコンベアであって、該コンベア
   上で搬送されるトレーパックの第一列目の穴が上記供給
   装置から投入される青果物の投入位置に臨んだときトレ
   ーパックを一時停止させると共に、青果物が定数投入さ
   れる毎にトレーパックを穴ピッチ分ずつ寸動送りさせる
   間歇搬送手段と、 トレーパックの穴配列が千鳥型の場合、トレーパックを
   寸動送りする毎にトレーパックを穴の配列に応じて左ま
   たは右へ交互に横移動させる手段とからなるパッキング
   コンベア装置。