JPS6317800Y2 - - Google Patents

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JPS6317800Y2
JPS6317800Y2 JP18699984U JP18699984U JPS6317800Y2 JP S6317800 Y2 JPS6317800 Y2 JP S6317800Y2 JP 18699984 U JP18699984 U JP 18699984U JP 18699984 U JP18699984 U JP 18699984U JP S6317800 Y2 JPS6317800 Y2 JP S6317800Y2
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JP
Japan
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lever
force
point
screw
pressing protrusion
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JP18699984U
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JPS61100769U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨戸等の戸車式引戸の建付調整を行
う戸車に関するものである。
〔従来技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来、戸車は一般的に第3図の構造を採用して
いる。即ち、車100を回動自在に軸支した略門
型状に形成した内ケース101を、外ケース10
2に上下摺動自在に内設し、該外ケース102に
傾斜状のネジ取付部103を一体に形成すると共
に、このネジ取付部103に調整ネジ104を進
退自在に螺着し、この調整ネジ104を利用して
内ケース101を押圧し、車100の高さ調整を
行なうものである。
ところが、このものは、調整ネジ104の進退
力をそのまま利用して直接内ケース101を上下
動させることにより建付調整を行なう為、建付調
整時の調整ネジ104の回動作業に力を要する
上、機構上調整ネジ104の傾斜を大きくできな
いので、調整作業がしずらく問題となつている。
〔問題を解決する手段〕
本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠
点を一掃できる戸車を提供することを目的として
創案されたものであつて、車を軸支する内ケース
の上端に、外ケース及び下框の底板を貫通する押
圧用突部を形成する一方、下框側には、押圧用突
部を中間の作用点部位で押圧し、支点が室外側で
力点が室内側に配されるようにした梃子レバー
と、該梃子レバーの力点に作用すべく面板よりも
室内側で上下方向進退自在な調整ネジとをの設け
て構成したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、調整ネジ
の進退操作により建付調整されるものでありなが
ら、僅かな力で容易に建付調整することができる
ようにしたものである。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において1は内ケース、2は外ケース、
4は下框であり、内ケース1は正面略門型状に形
成すると共に、戸車7を回動自在に備え且つ外ケ
ース2に対して上下動摺動自在に設けてなり、上
部に押圧用突部6を突出状に設けている。
外ケース2は前記内ケース1よりもひと回り大
きな略正面門型状に形成すると共に、上部に上記
押圧用突部6貫通用の通口2aを開孔してなり、
その通口2aに押圧用突部6を貫通突出させた状
態で内ケース1を内嵌すると共に上部一側部に梃
子レバー3を設けている。梃子レバー3の一端部
は支点となる枢支部3aであり、上記外ケース2
の上部室外側に回動自在に枢支されており、中間
部下面には湾曲した膨出部3bが形成され、該膨
出部3bが作用点となり前記押圧用突部6を押圧
するようになつている。そして梃子レバー3の遊
端部3cは室内側まで延設されており、後述する
ネジ5の回動作業による押圧力が作用する力点と
なるように構成されている。
下框4は、第1図に示すように外ケース2の嵌
合部4bを下端に備え、その嵌合部4bの天井を
形成する底板4aと、図示しない面板の嵌入溝4
dの溝底を形成する上板4eとの間に空間部4f
を形成すると共に室内側の上端に上下方向進退自
在に調整ネジ5を備えている。また、下框4は底
板4a部分に前記押圧用突部6を空間部4f内に
突出させる開口4gと、梃子レバー3の枢支部3
aを同空間部4f内に位置させる案内口4hを開
口すると共に、上板4eにはネジ5が梃子レバー
3の遊端部3cに接当できるように挿通口4cが
開口されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、ネジ5をドライバー等で回動、操作して進退
せしめ車7を軸支する内ケース1の上端で外ケー
ス2及び下框4を貫通する押圧用突部6を上下動
させ面板に対する車7の位置決めをし建付調整す
ることとなるが、外ケース2の上部に設けられた
梃子レバー3を介して押圧用突部6を上下動せし
める構成となつているので、従来のネジ5によつ
て直接車7が軸支する内ケース1を押圧する戸車
に比べて僅かな力で容易に調整できることとな
る。即ち、梃子レバー3は室外側に位置する枢支
部3aを支点、室内側に位置する遊端部3cを力
点、膨出部3bを作用点とする梃子構造になつて
おり、そして支点−作用点間距離よりも支点−力
点間距離の方が長くなつて、力点に加える力より
も大きい力が、作用点に働くこととなるので、遊
端部3cを押圧するためのネジ5を進退せしめる
回動作業は大きく軽減されることとなる。そのう
え、ネジ5は面板よりも室内側に位置しているう
え、上下方向略垂直状に螺着せしめられるように
なつているので、その回動操作は容易となり、極
めて建付調整のし易いものとすることができる。
〔作用効果〕
以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、戸車の建付調整を、下框側に設
けたネジの進退操作によつて行うことができるよ
うにしたものでありながら、室外側が支点で、中
間部が内ケースに作用する作用点となり、かつ室
内側がネジの作用を受ける力点となつた梃子レバ
ーによる建付調整ができる。従つて梃子の原理を
利用した僅かな操作力での建付調整を行い得て、
操作性が著しい改善ができることとなる。しかも
ネジは、面板位置よりも室内側位置で上下略垂直
状とし得て、更に一段と建付調整のし易いものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る戸車の一実施例を示したも
のであつて、第1図は縦断面図、第2図は同側面
図で一部切欠する、第3図は従来例の正面図であ
る。 図中、1は内ケース、2は外ケース、3は梃子
レバー、4は下框、5は調整ネジ、6は押圧用突
部、4aは底板、7は車である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車を軸支する内ケースの上端に、外ケース及び
    下框の底板を貫通する押圧用突部を形成する一
    方、下框側には、押圧用突部を中間点部位で押圧
    し、支点が室外側で力点が室内側に配されるよう
    にした梃子レバーと、該梃子レバーの力点に作用
    すべく面板よりも室内側で上下方向進退自在な調
    整ネジとを設けて構成したことを特徴とする戸
    車。
JP18699984U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPS6317800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18699984U JPS6317800Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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JP18699984U JPS6317800Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100769U JPS61100769U (ja) 1986-06-27
JPS6317800Y2 true JPS6317800Y2 (ja) 1988-05-19

Family

ID=30744466

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JP18699984U Expired JPS6317800Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

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JPS61100769U (ja) 1986-06-27

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