JPH0411112Y2 - - Google Patents

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JPH0411112Y2
JPH0411112Y2 JP1984054288U JP5428884U JPH0411112Y2 JP H0411112 Y2 JPH0411112 Y2 JP H0411112Y2 JP 1984054288 U JP1984054288 U JP 1984054288U JP 5428884 U JP5428884 U JP 5428884U JP H0411112 Y2 JPH0411112 Y2 JP H0411112Y2
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JP
Japan
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door
slider
base
screw
fitted
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JP1984054288U
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JPS60164578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、防虫網戸等の戸の外れ止め装置に
関するものである。
防虫網戸をスライドさせたとき、発生する浮き
上がりにともない窓枠の下レールから防虫網戸の
下辺材に組み込んである戸車が外れるので、戸が
落下する。
そこで、戸の外れ止めとして、実公昭57−
25972号公報がある。
この公知の装置は、上框の中空部に戸車ハウジ
ングを挿入すると共に、スプリングによつて戸車
ハウジングを中空部内に保持させ、かつ起る方向
に戸車ハウジングを回動させるようにしてある。
このような構造によると、戸車の押し付け力を
調整することができないので、上枠レールの呑み
込みが大きい場合、スプリングの圧縮が強くなつ
て上枠レールに強力に戸車が押し付けられて戸の
円滑なスライドを阻害し、また上枠レールの呑み
込みが小さい場合、スプリングの圧縮が弱くなつ
て戸の浮き上がりにより戸の外れ原因となる問題
があつた。
この考案は、戸車の押し付け力を調整できるよ
うにして、上述の問題を解消することを目的とし
ている。
この考案は、底壁と、この底壁の両側縁から連
なつて起立する対向側壁とで戸の上框側板間に嵌
入する基体を構成すると共に、この基体の片側側
壁にねじ込んであるビスを上框の片方側板の上縁
から下方に向く切欠きに嵌入して、上記のねじ込
みにより所定位置に基体を固定し、また基体の側
壁間に昇降自在のスライダを設けて、このスライ
ダから突出する二叉片間に戸車を嵌め込んで軸支
し、さらに、スプリングにより常にスライダを押
し上げ、また、ビスの操作により戸車の押し付け
力を自由に調節できるようにした戸の外れ止め装
置を提供する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
図において、Aは戸1の上框側板2,2間に嵌
入する基体である。
上記の基体Aは、底壁11と、この底壁11の
両側縁から連なつて起立する対向側壁12,12
とで構成されている。
また、両側壁12,12の一側縁片方から残る
片方にビス13をねじ込むと共に、戸1の上框片
方の側板2上縁から下方に向け設けてある切欠き
3に上記ビス13を落し込み、そしてビス13の
ねじ込みにより上記ビス13の頭部と側壁12と
で側板2を挾着しながら所定の高さに基体Aを固
定するようになつている。
また、両側壁12,12の他側縁間には、縦方
向のガイド14によつて案内される昇降自在のス
ライダ15が嵌め込まれている。
上記ガイド14は、図示の場合両側壁12,1
2に設けた縦方向の長孔と、この長孔に嵌入する
ようスライダ15の両側面に設けた突起とで構成
したが、その他の構造によりガイドするようにし
てもよい。
さらに、スライダ15から突出する左右一対の
二叉片16,16間には、回転自在の戸車17が
設けられている。
また、基体A内には、スライダ15を押し上げ
るスプリング18が組み込まれている。
上記のスプリング18は、図示の場合ビス13
に巻付けると共に、スプリング18の片端を底壁
11に、残る片端をスライダ15の下面にそれぞ
れ当接させてある。
図中19は二叉片16に設けた透孔で、この透
孔19に戸車17の軸20を嵌め込んで軸支して
いる。
この考案に係る戸の外れ止め装置は、以上の構
成であつて、次にその作用を説明すると、窓枠の
上框に戸1の上框を嵌入しながら戸1を押し上げ
る。
このとき、窓枠の上框レール4に戸車17が接
触してスライダ15を押し下げる。
しかして窓枠の下框レールに戸1の下框に取付
けてある戸車を乗り込ませる。
以上のようにして窓枠に戸1を嵌めると、スプ
リング18によりスライダ15を押し上げて、レ
ール4に戸車17を押し付けているので、戸1の
浮き上がりがなくなつて、戸が外れるのを防止す
る。
上記戸車17の押圧力を調節するには、ビス1
3を緩めて基体Aを上昇させると強くなり、基体
Aを降下させると弱くなる。
調節後には、ビス13の締付けにより基体Aを
固定しておく。
以上のように、この考案に係る戸枠の外れ止め
装置によれば、窓枠に戸を嵌め込んだとき、窓枠
の上框のレールに戸車を接触させてスプリングを
圧縮するように基体を押し下げ、そしてスプリン
グによりレールに戸車を押し付けて戸の外れ原因
となる浮き上がりを防止すると共に、ビスを緩め
て基体を昇降させながらスプリングの圧縮度合い
を調節したのち、ビスの締付けにより戸の上框に
基体を固定するようにしてあるので、レールに対
する戸車の押圧力を自由に調節することができ
る。
このため、レールの呑み込みが大きい或は小さ
い場合による押圧力が強くなつて戸の円滑なスラ
イドを阻害する不都合や、戸の浮き上がりをなく
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る戸の外れ止め装置の取
付けた戸の縦断正面図、第2図は同上の要部を示
す横断平面図、第3図は同縦断側面図である。 1……戸、2……上框側板、3……切欠き、4
……レール、A……基体、11……底壁、12…
…対向側壁、13……ビス、14……ガイド、1
5……スライダ、16……二叉片、17……戸
車、18……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁と、この底壁の両側縁から連なつて起立す
    る対向側壁とで戸の上框側板間に嵌入する基体を
    構成し、またこの基体の側壁一側縁にビスをねじ
    込むと共に、上框の側板の上縁から下方に向けて
    設けてある切欠きにビスを落し込んで、上記ビス
    のねじ込みにより上框内の所定高さに基体を固定
    し、さらに、基体の側壁間に昇降自在のスライダ
    を嵌め込むと共に、このスライダから左右に突出
    する二叉片間に戸車を嵌め込んで軸支し、また基
    体内にスライダを押し上げるスプリングを組み込
    んだ戸の外れ止め装置。
JP5428884U 1984-04-11 1984-04-11 戸の外れ止め装置 Granted JPS60164578U (ja)

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JP5428884U JPS60164578U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 戸の外れ止め装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5428884U JPS60164578U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 戸の外れ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164578U JPS60164578U (ja) 1985-11-01
JPH0411112Y2 true JPH0411112Y2 (ja) 1992-03-18

Family

ID=30575906

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JP5428884U Granted JPS60164578U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 戸の外れ止め装置

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JPH065485Y2 (ja) * 1990-01-18 1994-02-09 伸二 樋爪 建具用振れ止め器具
JP6647927B2 (ja) * 2016-03-11 2020-02-14 三協立山株式会社 建具
JP6716001B2 (ja) * 2019-08-05 2020-07-01 三協立山株式会社 建具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819082B2 (ja) * 1977-05-27 1983-04-16 株式会社日立製作所 無人走行車の運転制御装置

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JPS60164578U (ja) 1985-11-01

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