JPS63175615A - 硫化水素除去方法 - Google Patents

硫化水素除去方法

Info

Publication number
JPS63175615A
JPS63175615A JP62328187A JP32818787A JPS63175615A JP S63175615 A JPS63175615 A JP S63175615A JP 62328187 A JP62328187 A JP 62328187A JP 32818787 A JP32818787 A JP 32818787A JP S63175615 A JPS63175615 A JP S63175615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bed
absorbent
fluid stream
water
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62328187A
Other languages
English (en)
Inventor
パトリック・ジョン・デニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPS63175615A publication Critical patent/JPS63175615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/52Hydrogen sulfide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/148Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound
    • C07C7/14833Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound with metals or their inorganic compounds
    • C07C7/14841Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound with metals or their inorganic compounds metals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脱硫に関し、殊に流体(すなわち気状または
液状)原料流、殊に天然ガスのような炭化水素流から、
硫化水素のような硫黄化合物の除去に関する。上記のよ
うな流体流は、可成りの量の硫黄化合物を含むことが多
い。例えば炭化水素が気状である場合、硫化水素当量で
表わして50容量ppmを越えるような量である。
普通そのような原料の硫黄化合物の含量を、使用前に、
低い水準、例えば10容量りI)m(HzS換算)にま
で低減させることは望ましい。一般的に採用されている
硫黄化合物除去方法の一つは、原料流を酸化亜鉛のよう
な適当な吸収剤の粒子の床と接触させることである。低
硫黄含量の生成流が得られるけれども、そのような吸収
剤は、低い吸収温度においては限定された吸収容量を有
するに過ぎないので、もし多量の硫黄化合物を除去すべ
きときには、吸収剤床を瀕繁に交換する必要がある。
我々は、原料がある割合の水を含むならば、ある種の酸
化亜鉛含有吸収剤の低温吸収容量が著しく改善されうろ
ことを発見した。
英国特許第1568703号明細書には合成ガス(すな
わち水素及び炭素酸化物類を含むガス流)の水蒸気含量
を、酸化亜鉛床での脱硫の前に、0.5〜5容量チに調
整することが提案されている。
この英国特許明細書においては、脱硫は200℃以上の
温度で行なうのが好ましいとされている。
この英国特許明細書記載の方法で使用されるガス流中へ
水蒸気を導入することの目的は、ガス流から硫化水素よ
りも除去するのが困難な硫化カルボニル及び二硫化炭素
のような硫黄化合物の生成を抑制することであった。そ
のような化合物はおそらく下記のような反応からもたら
される。
H2S + CO2→H20+ C08H2S +CO
8−+ H2O+ C32これらの反応は可逆性であり
、従って硫化カルボニル及び二硫化炭素の生成はガス流
中へ水を導入することによって抑制される0しかしなが
ら、そのような反応の反応速度は低温では非常に小さい
と考えられるので、硫化カルボニル及び二硫化炭素の生
成は、低温で脱硫を実施するときには、問題とならない
であろう。上記英国特許明細書では、ガス流中に制御さ
れた量の水を存在させることにより、低い吸収温度で運
転される場合の酸化亜鉛床の吸収容量の増加効果が得ら
れることは全く認識されておらず、それどころか、硫化
水素吸収反応が、 H2S + ZnO−+ZnS +H20なる弐によっ
て水を生成させ、従って水の存在が硫化水素吸収を妨害
すると予期されうるということにより、水の存在は望ま
しくないと予期されうろことが示唆している。
かくして、本発明は、50 rr?/g以上の表面積を
有する粒状の酸化亜鉛含有吸収剤の床に120℃以下、
好ましくは80℃以下、殊に50℃以下の温度で流体流
を通し;そして、その流体流が吸収剤床に入りそして吸
収剤床を去る両時点での流体流の水飽和度は少なくとも
30チ、好ましくは50%以上、殊に80%以上である
が、その吸収剤床に入りそして吸収剤床を去る流体流中
に分離液体水性相が存在しないように流体流の水含量及
び温度を制御する;ことからなる流体流からの硫化水素
の除去方法を提供する。
粒状の吸収剤物質は、吸収剤物質の900℃に士、IP
+″Lヨヒ+’J 51! J/4 ee n 4 f
 m W l イ  ホ?/LIJ60重量%、特に少
なくとも80重量%の酸化亜鉛を含むのが好ましい0本
発明方法で使用される酸化亜鉛は、少なくとも初期にお
いては、全体的または部分的に水和されていてよく、あ
るいは多孔性凝集塊の形態であってよい。このような凝
集塊は、例えば、微粉砕酸化亜鉛組成物をセメント結合
剤及び少量の水(スラリーを与えるには不充分な量の水
)と混合し、次いで顆粒化まだは押出加工することによ
り製造されるものである。吸収剤粒子中への加熱された
ガス流の接近(侵入)を助長するには、吸収剤粒子は、
多数の貫通路を有する押出加工ベレットの形態で与えら
れうる0典型的には、粒子のBET表面積は少なくとも
50rr?/g、好ましくは70〜200 rr?/9
の範囲内であり、また粒子の気孔容積は少なくとも0,
2crd/gであるのが好ましい0 酸化亜鉛粒子床の吸収効率、従ってその寿命は、酸化亜
鉛と硫黄化合物との反応により生成された硫化亜鉛が粒
子の内側へ向けて拡散する速度、殊に低い吸収温度での
そのような拡散速度に左右されるので、0.2 cd/
g以上の高気孔容積及び50.r?/’jの高表面積を
有する酸化亜鉛粒子を用いるのが好ましい。より低い気
孔容積及び25〜30rr?/gのオーダーの表面積を
有する酸化亜鉛粒子を使用すると、水分が吸収容量を増
加させる効果はほとんど有意ではなく、従って低い吸収
温度での床寿命は比較的短く、製品流中への硫黄化合物
の早期すぎる漏出を防ぐには大きな床容積の使用が必要
とされる。例えば0.25cd/9以上の気孔容積及び
例えば70 d/9以上の表面積の粒子の床を用いるこ
とにより、床容積を、例えば低気孔容積及び25〜30
 n17gの表面積の粒子で必要とされる床容積の約3
分の1にまで低減することができる。従って使用される
粒子は70 n17g以上の表面積及びo、2sal/
1以上の気孔容積を有するのが好ましい。
本発明方法のために好ましい粒状吸収剤物質は、25℃
の温度において理論値の少なくとも20%、特に少なく
とも25チの硫化水素吸収容量を有する。これらの値は
、硫化水素(2000容積ppm)、二酸化炭素(4容
量%)及びメタン(残部)の混合物を、長さ:直径比=
5を有する円形断面の床を用いて大気圧及び700/時
の空間速度で粒子の床に、通過させて行なう標準法で測
定する値である。
殊に適当な粒状酸化亜鉛物質は、インペリアル・ケミカ
ル舎インダストリイーズ・plc社からr Catal
yst 75− I J (商w)で販売されているも
のである。これらの粒子は、典型的には、80 rr?
/gのオーダーの表面積及び約0.5 cd/!の気孔
容積、ならびに上記の操作によ−うて測定したときに理
論値の約27チの吸収容量を有する顆粒である。
あるいは、粒状吸収剤は、我々の欧州特許出願筒873
03155.3号(米国特許出願第39070号に対応
)明細書に記載されているような、銅と亜鉛及び/また
は少なくとも1種のアルミニウムのような元素との酸化
物類、水酸化物類、炭酸塩類及び/または塩基性炭酸塩
類の緊密混合物の粒子の凝集塊からなっていてもよい。
導入する原料流は、吸収剤と反応しないいずれの気状ま
たは層状物であってもよい。例えば、それは天然ガスま
たはナフサのような炭化水素流であってよく、典型的に
は平均10個までの炭素原子を含む炭化水素類を含むも
のである。天然ガスは普通、メタン以外に、エタン、プ
ロパン、ブタン類及びブテン類のうちの1種またはそれ
以上を含む。本発明は、その他の原料、例えば空気、二
酸化炭素、ハロゲン化炭化水素(例えばクロロ−及び/
またはフロロ−カーボン類)、フェノール類、あるいは
通常液体の炭化水素原料の分解または水添分解により作
られたガス混合物の分別生成物、あるいはメタノールの
ような原料をゼオライトで接触転化してガソリンとする
際の気状副生物を用いても実施できる。流体流は実質的
に水素及び一酸化炭素を含まないのが好ましい。
原料中に初期に存在する硫黄化合物としては、普通硫化
水素及び/lたは硫化カルボニルがあり、また多くの場
合、二硫化炭素、メチルメルカプタン、硫化ジエチル及
び/またはテトラヒドロチオフェンが含まれる。硫化水
素及び/まだはそれに容易に加水分解されうる硫黄化合
物(硫化水素当量の硫黄として表わして)の合計初期濃
度は、原料が気相状であるときには、原料の10〜10
00容量ppmの範囲内であるのが典型的である。吸収
処理は、硫化水素及びそれに容易に加水分解されうる硫
黄化合物のうちの実質的な割合、例えば75容量チ以上
が除去されうるように実施できる。
典型的には、生成物(製品)の硫黄化合物含量は、上記
のように表わして10容量ppm以下、例えば5容量p
pm以下であるが、これは使用目的の要求に対応する操
作設計上の問題事項である。
本発明の方法において、原料の温度は典型的には一10
℃〜+120℃の範囲内である。原料の水分が不充分で
あるときには、水分は、粒状吸収剤床へ通す前に、原料
を例えば水分添加装置に通すことにより水と接触させて
添加することができる。普通は、所望の吸収操作温度よ
りもいく分低い温度(これは典型的には所望吸収操作温
度よりも約5〜10℃低いことが好ましい)の原料を用
い、そして得られる水分飽和済のガス流を所望の吸収操
作温度にまで加熱することによりその飽和度を100チ
以下にまで低減させるのが好ましい。
別法として、原料中へスチームを注入して水分を添加す
ると共に温度を上昇させてもよい。流体流の温度は、吸
収剤床に入り及び吸収剤床から出る流体流の両方の飽和
度(原料が気状であるときには相対湿度)が30%以上
、好ましくは50%以上、殊に80チ以上、最も好まし
くは95チ以上であるが、それらのいずれの流体流中に
も分離した液状水性相が存在しないように、制御される
べきである。分離液体水性相が存在しないようにする理
由は、高表面積吸収剤物質の気孔が液体水の存在によっ
て閉塞されるようになり、それにより吸収剤物質への流
体流の接近が制限されるからである。前述のように、吸
収操作において水が生成されるので、粒状吸収剤床に入
る流体流の水含量が分離水性相を存在させないような値
であるばかりでなく、入日水含量か吸収剤床を去る流体
流中に分離水性相を生じさせないようにするに足る低い
値であることは、重要なことである。他方、吸収剤床に
入りまたそこから出る流体は、吸収剤床の吸収容量増大
利益を享受するだめの高い飽和度を有すべきである。
若干の場合には、吸収剤床に加熱手段を設けて、流体流
が床を通過するにつれてその温度が高くなるようにする
のが、望ましいことがある。このようにすると、入口の
飽和度及び出口の飽和度を100%付近に保持すること
がある。あるいは、複数の吸収剤床を直列に用いて、液
体水性相の出現を防止するために吸収剤床と吸収剤床と
の間に、流体流を部分的に乾燥させる手段(例えばアル
ミナまたはモレキュラーシーブのような適当な吸着剤に
よる部分的乾燥手段)を設けるのが望ましいこともある
いずれかの所与の飽和度において流体が含む水の量は、
もちろん温度により、そして気状原料の場合は圧力によ
っても左右されることになる。流体流が0.5〜120
絶対パール、殊に1〜100絶対バールの圧力を有する
のが好ましい。
脱硫済の流体流は、粒状吸収剤床よりも下流において適
当な吸収剤、例えばアルミナまたはモレキュラーシーブ
によって乾燥できる。
本発明をこれによって限定する意図はないが、流体流中
に制御された量の水が存在することによってもたらされ
る吸収剤床の吸収容量が何故増加するかの一つの可能な
根拠説明は、低温における酸化亜鉛による硫化水素の吸
収の反応機構が、高温における優勢的な機構でありかつ
低温においては遅くしか進行しない前述の反応式 %式% よりも優先して、下記の式 ZnO+ H2O−+ Zn(OH)2Zn(OH) 
2 + H2S −+ ZnS +2H20による簡略
形で表される酸化亜鉛の表面層の水和反応を伴なうこと
、であると考えられる。ヒドロキシル基の存在は、硫化
亜鉛の生成に伴なう固体状態拡散反応を増進するのであ
ろう。
本発明を以下の実施例により説明する。
実施例1 内径2.54ffiの管にIC1社製のr Catal
yst75−IJ(商標)の概略寸法3〜5龍の顆粒を
装入して長さ12cIrLの垂直床を作った。従ってこ
の床は約60−の容積を有した。1容量チの硫化水素及
び120容量ppmの水を含むほぼ大気圧の天然ガスを
、25℃の水に通気泡立てて飽和させた。得られたガス
は、従って約2.5%(ソ、)の水を含んでいた。この
ガスを次いで約30℃及び大気圧に保持した床に700
i/分(すなわち空間速度700/時)で下向きに通し
た。
床を去るガスの硫化水素ガス含量を監視し、硫化水素の
「漏出」が起こったことを示す1〜2容量ppmに硫化
水素ガス含量が上昇したときに、ガスの流動を停止し、
吸収剤を床から取り出した。
その取り出した吸収剤を長さ方向にA−Fに六等分して
、床の上方から下方へかけての硫黄の分布を測定できる
ようにし、各部分を105℃で乾燥した後その硫黄含量
を測定した。この結果を下表に示す。
水飽和工程を省略してガス流が約120容量ppmの水
分を含むようにして上記実験を繰返えし25℃において
ガス流を飽和(水で)したことにより、漏出が起こるま
での吸収剤床の容量が約50チ増大したことが判る。
比較実施例において、ガス流を吸収剤床に通す前に乾燥
剤に通した0このようなガス流を用いた場合の結果は、
上記の120 PPmの水分を含むガスで得られたもの
と実質的に同一であった。
実施例2 0.5%(v/v)の硫化水素を含むガス流を用いて実
施例1の実験を繰返えした。結果を次表に示すO I  A(頂部)、   19.7  8.4B   
      18.2   ’   9.0’  CI
5.6   :8.7 1E        5.8 1 4.5÷ 1  F(底部)  l    1.1  1 1.0
この場合に「漏出」が起こるまでの床の吸収容量は2.
5%の水分の存在によって約82%増大したことが判る
実施例3 s%(V)の硫化水素を含むガス流を用いて■ 実施例1の操作を繰返えした。この実施例では、吸収剤
床を通してのガスの通過を、「漏出」を無視して25時
間継続した。これは床が吸収しうる硫化水素の量を決定
するためであった。結果は下記の通りであった。
c    ’  22.9 112.6  ・この場合
も、ガス中に2.5チの水分が存在することによって、
吸収剤床の吸収容量が約81%増大されたことが判る。
ガス流の水含量を1 % (V/V)だけとした同様な
実験においては、床の吸収容量の増大は約30チだけで
あった。
150℃の吸収剤床温度で実施した同様な実験によって
は、約2.5%(7)の水分の導入によ■ って得られた吸収容量増大は、わずか約8チであった。
実施例4 種々の吸収温度及び種々の飽和度(水分)を用いて実施
例2の操作を繰返した。この場合に、最大の硫黄含量を
示した床の部分(六等分した部分のうちの一つ)の硫黄
含量を次表に示した。
2510,4*  ・  9・0 ( 700,03*之 10・1′ll □ * 比較 相対湿度を高くすることによって、低い吸収温度で得ら
れる最高硫黄含量は、高い吸収温度で達成しうるものに
近い水準にまで増大できた。
実施例5 実施例2の操作を繰返えしたが、この実施例ではICI
製r Catalyst 75−I J (商標)の代
りに下記の凝集塊を用いた。これらの凝集塊は、銅、亜
鉛及びアルミニウムの化合物を(塩基性炭酸塩及び/ま
たは水酸化物の形で)沈澱させることにより得た沈澱物
を、アルミン酸カルシウムセメント及び少量の水と混合
し;得られた混合物を顆粒化し;得られた顆粒を乾燥し
350℃で4時間焼成して塩基性炭酸塩及び水酸化物を
酸化物へ転化する;ことによって作ったものであった。
この焼成顆粒は1.19/iの密度、105 rr?/
p (DBET表面積及び概略51:26:23のCu
:Zn : Al 原子比を有した。この実施例では「
乾燥」ガスは約20 ppmの水分を含み、そして飽和
及び吸収の各温度は23℃であった。
結果を下表に示す。
A(頂部)  l   16−9  i   8.5 
  +F(底部) □   1.a  +   0.6
   i実施例6 ICI社製r Catalyst 75−I Jの約3
〜5玉の寸法の顆粒を内径2.54crILの管に装入
して、長さ18工の垂直床を形成した0従ってこの床は
約90−の容積を有した。約0.1容量チの硫化水素、
2容量チの水素及び180容量チの水分を含み30絶対
バールの圧力の天然ガスを23℃の水中に泡立てること
により飽和させた0従って得られたガスは約1100容
量ppmの水分を含んでいた。このガスを1000/時
の空間速度(1絶対パール及び23℃で表わして)に対
応する速度(流量)で、約23℃及び大気圧に保持した
吸収剤床の上から下へ通過させた。
床を去るガスの硫化水素ガス含量を監視して、硫化水素
の「漏出」が起ったことを示す約1容量ppmにまでそ
の硫化水素含量が上昇したときに、ガスの流動を停止し
、吸収剤を床から排出した。
排出吸収剤(柱状、)を長さ方向においてA−Fに六等
分し、床の上方かち下方にかけての硫黄の分布を測定で
きるようにし、そして各部分の硫黄含量を分析した。
水による飽和工程を省略し、ガス流をわずか約180容
量ppmの水分を含む「乾燥」ガスのまま使用して、上
記の実験を繰返えした。
これらの結果を下表に示す。
C27,2110,61 F(底部)s、s   l   7.1   □:床の
頂部についての低い値は、液体水が床に入って床の頂部
の気孔を閉塞することからもたらされるものと考えられ
る。
この場合も「湿潤」ガスの使用によって床の吸収容量が
大幅に増大することが判る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)50m^2/g以上の表面積を有する粒状の酸化
    亜鉛含有吸収剤の床に120℃以下の温度で流体流を通
    すことからなり;その流体流が吸収剤床に入りそして吸
    収剤床を去る両時点での流体流の水飽和度は少なくとも
    30%であるが、その吸収剤床に入りそして吸収剤床を
    去る流体流中に分離液体水性相が存在しないように流体
    流の水含量及び温度を制御することを特徴とする流体流
    からの硫化水素の除去方法。
  2. (2)流体流は気状である特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。
  3. (3)流体流は天然ガスである特許請求の範囲第2項に
    記載の方法。
  4. (4)流体流は水素及び一酸化炭素を実質的に含まない
    特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)ガスを水で飽和させるようにガスを水と接触させ
    、次いでその温度を3〜10℃だけ上昇させることによ
    り水をガスに添加してから、ガスを吸収剤と接触させる
    特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  6. (6)吸収処理温度は50℃以下である特許請求の範囲
    第1〜5項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)吸収剤床に入りそして吸収剤床を去る流体流の飽
    和度は80%以上である特許請求の範囲第1〜6項のい
    ずれかに記載の方法。
  8. (8)吸収剤は少なくとも0.25cm^2/gの気孔
    容積及び70m^2/g以上の表面積を有する多孔質凝
    集塊よりなる特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記
    載の方法。
JP62328187A 1986-12-24 1987-12-24 硫化水素除去方法 Pending JPS63175615A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB868630846A GB8630846D0 (en) 1986-12-24 1986-12-24 Desulphurisation
GB8630846 1986-12-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63175615A true JPS63175615A (ja) 1988-07-20

Family

ID=10609559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62328187A Pending JPS63175615A (ja) 1986-12-24 1987-12-24 硫化水素除去方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4861566A (ja)
EP (1) EP0279116B1 (ja)
JP (1) JPS63175615A (ja)
CA (1) CA1313147C (ja)
DE (1) DE3771062D1 (ja)
GB (1) GB8630846D0 (ja)
NO (1) NO167631C (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5180565A (en) * 1986-05-05 1993-01-19 Perry Robert A No reduction using sublimation of cyanuric acid
GB8805351D0 (en) * 1988-03-07 1988-04-07 Ici Plc Desulphurisation
US5268152A (en) * 1991-03-07 1993-12-07 Phillips Petroleum Company Sulfur absorbents and process for removing sulfur from fluid streams
US5177050A (en) * 1991-12-16 1993-01-05 Phillips Petroleum Company Sulfur absorbents
US5674463A (en) * 1994-08-25 1997-10-07 The Boc Group, Inc. Process for the purification of carbon dioxide
US6428761B1 (en) 2000-09-29 2002-08-06 Engelhard Corporation Process for reduction of gaseous sulfur compounds
US6736879B2 (en) * 2002-05-01 2004-05-18 Chevron Phillips Chemical Company Lp Process to prepare low carbon disulfide containing dimethyl sulfide
US8016125B2 (en) * 2005-05-20 2011-09-13 Lutek, Llc Materials, filters, and systems for immobilizing combustion by-products and controlling lubricant viscosity
TW200914115A (en) * 2007-05-14 2009-04-01 Shell Int Research Process for producing purified natural gas from natural gas comprising water and carbon dioxide
US20090194484A1 (en) * 2008-02-01 2009-08-06 Lutek, Llc Oil Filters Containing Strong Base and Methods of Their Use
US9237608B2 (en) 2009-08-14 2016-01-12 Cem Corporation Pressure stepped microwave assisted digestion
JP5302990B2 (ja) * 2011-02-10 2013-10-02 アイシン精機株式会社 燃料電池システム
WO2018009497A1 (en) 2016-07-06 2018-01-11 Dow Global Technologies Llc Method of reducing hydrogen sulfide levels in liquid or gaseous mixtures

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE759979A (fr) * 1965-02-10 1971-06-07 Grillo Werke Ag Procede d'elimination du soufre dans les gaz residuaires
US3441370A (en) * 1966-04-25 1969-04-29 Catalysts & Chem Inc Method of removing sulfur compounds from gases
FR2295782A1 (fr) * 1974-12-27 1976-07-23 Inst Francais Du Petrole Procede d'epuration d'un gaz contenant du sulfure d'hydrogene et masses de contact utilisables a cet effet
GB1568703A (en) * 1976-03-29 1980-06-04 British Gas Corp Sulphur purification process
US4374105A (en) * 1979-12-11 1983-02-15 Institute Of Gas Technology Purification of fuel gases
US4358297A (en) * 1980-01-02 1982-11-09 Exxon Research And Engineering Company Removal of sulfur from process streams
US4374654A (en) * 1981-08-03 1983-02-22 Chevron Research Company Absorptive separation of HCl and H2 S from catalytic reformer offgas
US4442078A (en) * 1982-07-07 1984-04-10 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Method of removing hydrogen sulfide from gases utilizing a zinc oxide sorbent and regenerating the sorbent
US4522793A (en) * 1983-06-28 1985-06-11 Phillips Petroleum Company Removing H2 S from natural gas using two-stage molecular sieves
JPS6087834A (ja) * 1983-10-19 1985-05-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 乾式脱硫方法
US4533529A (en) * 1983-10-21 1985-08-06 Standard Oil Company Sulfur recovery process
GB8407842D0 (en) * 1984-03-27 1984-05-02 Shell Int Research Removing hydrogen sulphide from gases
US4599161A (en) * 1984-11-30 1986-07-08 Phillips Petroleum Company Retorting process with contaminant removal
GB8520353D0 (en) * 1985-08-14 1985-09-18 Ici Plc Gas purification

Also Published As

Publication number Publication date
EP0279116A3 (en) 1988-10-19
US4861566A (en) 1989-08-29
NO167631C (no) 1991-11-27
NO167631B (no) 1991-08-19
DE3771062D1 (de) 1991-08-01
EP0279116A2 (en) 1988-08-24
NO875420L (no) 1988-06-27
CA1313147C (en) 1993-01-26
GB8630846D0 (en) 1987-02-04
NO875420D0 (no) 1987-12-23
EP0279116B1 (en) 1991-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3009309B2 (ja) 気体流からの硫化水素の除去方法
US4088736A (en) Process for purifying a gas containing hydrogen sulfide and contact masses usable therefor
US4983367A (en) Sulphur compounds removal
JP5258910B2 (ja) 脱硫物質の調製
KR100976438B1 (ko) 흡착 조성물 및 물질 스트림으로부터 일산화탄소를 제거하는 방법
US4865826A (en) Desulphurization
US7906088B2 (en) Method of removing impurities from gas or liquid streams using copper oxide and halide salt
JPS63175615A (ja) 硫化水素除去方法
JP2012509758A (ja) 重金属除去用還元型硫化銅収着剤
RU2594283C2 (ru) Десульфирующий материал, содержащий медь, нанесенную на оксид цинка
JP6474258B2 (ja) 精製方法
US4888157A (en) Sulphur compounds removal
HU216916B (hu) Kompozíció és fluidizálható szorbens, valamint eljárás ezek előállítására, továbbá hidrogén-szulfid eltávolítására áramló közegből
JPS59131569A (ja) アルカリ土類金属とアルミニウムとを含有するスピネル組成物を製造する方法
US4946660A (en) Desulphurization
CN108348833B (zh) 用于气体纯化的铜吸附剂
JP2007500123A (ja) ホスゲン製造方法及び装置
EP0211560A2 (en) Gas purification
JPH09225296A (ja) 固体塩化物吸収剤
WO2003062177A1 (en) Removal of sulphur compounds from low molecular weight hydrocarbons
EP0262849B1 (en) Desulphurisation
EP0810278A2 (en) Process for eliminating mercury from liquid hydrocarbons
JPH02126936A (ja) 水素化物系有毒ガスの吸着剤及びそれを用いる排ガスの浄化方法
JP2000017273A (ja) 水銀の除去方法