JPS63174982A - 新規光学活性エポキシエステル - Google Patents

新規光学活性エポキシエステル

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JPS63174982A
JPS63174982A JP863387A JP863387A JPS63174982A JP S63174982 A JPS63174982 A JP S63174982A JP 863387 A JP863387 A JP 863387A JP 863387 A JP863387 A JP 863387A JP S63174982 A JPS63174982 A JP S63174982A
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JP
Japan
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optically active
ether
mmol
ester
solution
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JP863387A
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English (en)
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Yutaka Nakazono
豊 中薗
Kenji Mori
謙治 森
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇呈上Ω剋■立互 本発明は新規光学活性エポキシエステルに関し、詳しく
は、Red imported fire ant (
S立$1nvicta)の女工認識フェロモンの一成分
であるインピクトライドを合成するための重要な中間体
である(2’R,3°S) −(+)−及び(2’S、
3″R)−(−)−3,5−ジニトロ安息香酸−2“、
3°−エポキシヘキシルに関する。
送】I肩え逝 Red imported fire antは、特に
、アメリカ合衆国において、農作物に甚大な損害を与え
ている害虫であるが、近年、農薬の使用が次々に規制さ
れ、或いは禁止さえされるに至って、その新たな防除方
法が強く要望されている。
そこで、種々の生理活性物質を用いる防除方法が研究さ
れ、フェロモンを用いる方法が注目されている。なかで
も、女工認識フェロモンは、働きアリが女工を認識する
ためのフェロモンであるので、かかる女工認識フェロモ
ンを用いることによって、効果的な防除が可能である。
女工認識フェロモンは、主として、次の3成分からなる
fa)        (b)       (C1な
かでも、インピクトライドと呼ばれる化合物(blは、
四つの不斉炭素を含むために、その立体選沢的な合成は
極めて困難であって、従来、僅かにZieglerら(
Tetrahedron Letters+ 27+ 
1229(1986)による報告があるにすぎない。し
かし、この方法は、多数の工程を必要とするので、工業
的な製造方法としては採用し難く、更に、得られるイン
ピクトライドの光学純度が低い。
訂が”° しようとする市題点 そこで、本発明者らは、光学活性インピクトライドの簡
単で且つ工業的な製造方法を確立すべく鋭意研究した結
果、その立体選択的合成のための出発物質としての本発
明による新規な光学活性エポキシエステルを得ることに
成功すると共に、これを出発物質とすることによって、
短工程によって、光学純度の高い光学活性インピクトラ
イドを容易に製造し得ることを見出して、本発明に至っ
たものである。
従って、本発明は、新規な光学活性エポキシエステル、
特に、光学純度の高い光学活性インピクトライドを容易
に製造し得るための出発物質として有用である光学活性
3.5−ジニトロ安息香酸−2゛、3°−エポキシヘキ
シルを提供することを目的とする。
4悪さを”するための 本発明による新規な光学活性エポキシエステルは、構造
式 (但し、2゛及び3゛位の立体配置は、(2’R,3’
S) 又は(2’S、3″R)である。) で表わされる。
即ち、本発明によって、構造式(1a)で表わされる 
(2“R,3’ S) −b) −3,5−ジニトロ安
息香酸−2’、3’−エポキシヘキシル及び構造式(1
b)で表わされる(2”S、3°R)−(−)−3,5
−ジニトロ安息香酸−2°、3′−エポキシヘキシルが
新規光学活性エポキシエステルとして提供される。
(1a) (1b) 以下、本発明の光学活性エポキシエステルの製造につい
て詳細に説明する。
本発明によるかかる光学活性エポキシエステルは、スキ
ーム■に示すように、既に知られている光学純度70〜
90%eeのエポキシアルコール(2a)及び(2b)
をそれぞれ(+)−及び(−)−3,5−ジニトロ安息
香酸塩化物にて対応する3、5−ジニトロ安息香酸エス
テルとし、これを有機溶剤を用いて再結晶すれば、光学
純度97%eeにて得ることができる。上記光学活性エ
ポキシアルコール(2a) 及び(2b)は、アリルア
ルコール(3)から得ることができる(K、Moriら
、へgric、旧o1. Chem、、 48.250
5(1984))。
上記エポキシアルコール(2)を3,5−ジニトロ安息
香酸エステルとするには、乾燥した塩基性有機溶剤、例
えば、ピリジンのような溶剤中にて、エポ全 堆 埒 【  、  、 ゛き II+1 +1  )(J  、’ キシアルコールに対して1〜1.5当量の3,5−ジニ
トロ安息香酸塩化物を反応させる。得られた3、5−ジ
ニトロ安息香酸エステルは、ヘキサン、ヘプタン、ベン
ゼン、トルエン等の炭化水素系溶剤、ジエチルエーテル
、ジイソプロピルエーテル等のエーテル系溶剤、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素系溶
剤又はこれらの混合溶剤から再結晶することによって、
その化学純度及び光学純度を向上させることができる。
本発明によるこの光学活性エポキシエステルは、次のス
キーム■に従って、インピクトライドに導くことができ
る。
即ち、光学活性エポキシエステル(11を塩基性条件下
に加水分解して、光学活性エポキシアルコール(2)を
得、これをトリメチルアルミニウムを用いて位置選択的
にエポキシ基を開裂させてジオール(4)を得る。これ
をモノトシル化した後、塩基性条件下でエポキシド(6
)とし、更に、シアンイオンにてエポキシ環を開環させ
、酸処理してヒドロキシカルボン酸とし、これをジアゾ
メタンにてエステル化して、ヒドロキシエステル(7)
を得る。
次いで、このヒドロキシエステル(7)に塩基の存在下
でヨウ化メチルを作用させて、α−メチル化することに
よって、α−メチル化ヒドロキシエステル(8)を得る
。このヒドロキシエステル(8)に酸触媒の存在下にジ
ヒドロビランを反応させて、水酸基を保護した化合物(
9)を得、次いで、そのエステル基を水素化リチウムア
ルミニウムにて還元して、化合物aωを得る。この化合
物O1をトシル化した後、ヨウ素化し、これをEvan
sらの方法(TetrahedronLetters、
24.4233 (1980))に従って、プロリノー
ルのプロピオン酸アミドを用いて、不斉アルキル化し、
酸処理することによって、脱保護基、脱プロリノール及
びラクトン化が起って、インピクトライド中)を得るこ
とができる。
33Iと1限 本発明による光学活性エポキシエステルを出発物質とし
て用いることによって、短工程にて光学純度の高い光学
活性インピクトライドを容易に得ることができる。
実逼l舛 以下に本発明の実施例を挙げる。
(+)−エポキシアルコール(2a) (光学純度80
.4%ees (S)−α−メトキシ−α−トリフルオ
ロメチルフェニルアセテート((S)−MT P Aエ
ステル)としてHPLCにより測定した。)42.0g
(362mmol)の乾燥ジエチルエーテル溶液に乾燥
ピリジン400m1と3,5−ジニトロ安息香酸塩化物
109 g (472mmol)を氷冷下に加え、水冷
下に200分間反応せた後、氷水に投入した。
エーテル層を分取し、別に、水層をエーテル抽出し、こ
れらを合わせた後、水、飽和硫酸銅水溶液、水、飽和食
塩水にて順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた
。これを濾過、濃縮して、粗製(la)115gを得た
。これをヘキサン/ベンゼン(6/1)の混合溶剤から
再結晶して、精製(la) 41.0 g (収率37
%)を得た。
このエポキシヘキシル(1a)の赤外線吸収スペクトル
及びプロトン核磁気共鳴スペクトルをそれぞれ第1図及
び第2図に示す。
散点 53.0〜54.0℃ 3  (C++FI+40Jz) CHN 実験値   50.02   4.62   9.03
計算値   50.32   4.55   9.03
赤外線吸収スペクトル(nujol) 3120(w)、 2930(s)、 2860(s)
、 1725(s)、 1630(w)。
1600 (ill) 、 1550 (s) 、 1
460 (s) 、 1400 (w) 、 1375
 (m) 。
1345(s)、 1295(m)、 1265(w)
、 1175(w)、 101090(。
1080 (m) 、 975 (m) 、 935 
(m) 、 920 (m) 、 880 (w) 。
840(+n)、 815’(w)、 770(m)、
 735(m)、 720(s)。
1H−A 気丑鳴スペクトル(60MH2,CDCl:
I)1.05 (31,m)+ 1.30−1.85 
(48,m)、 2.90−3.50(2H,mL 4
.15−4.95 (2H,m)、 9.26 (3H
,br、s)。
〔α)otO+28.1°(c = 0.780. C
IC13)先工梗皮99.4%ee (加水分解の後、
MTPAエステルとしてHPLC分析による。)(−)
−(2’5.3’R)−3,5−ジニトロ安息香酸−2
’、3’−エポキシヘキシル 1b  の人J (−)−エポキシアルコール(2b)を用いた以外は、
上記と同様にして、(−)−(2°5.3’R)−3,
5−ジニトロ安息香酸−2”、3”−エポキシヘキシル
(lb)を収率30%にて得た。
このエポキシヘキシル(1b)の赤外線吸収スペクトル
及びプロトン核磁気共鳴スペクトルをそれぞれ第3図及
び第4図に示す。
散点 53.0〜54.0℃ 元素立梶(C+ ff■+ 404z)CHN 実験値   50.33   4.61   8.83
計算値   50.32   4.55   9.03
〔α)、”  −28,5°(c−0,580,CHC
l3)友ヱ孤廉 97.6%ee (加水分解の後、M
TPAエステルとしてHPLC分析による。)参考例 以下に(−)−インピクトライド山)の合成例を挙げる
9」I父 前記化合物(la) 40.7 g (131mmol
)のテトラヒドロフラン/メタノール(1/1)溶液に
水冷下、IN水酸化カリウム水溶液(131mm)を滴
下した。これを水冷下に15分間反応させた後、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液に投入し、水層をエーテル抽出
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。濾過後、濃縮し
、クロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン/酢酸エ
チル(4/1) )にて精製して、(2aH3,8g(
収率91%)を得た。
上記化合物(2a) 11.5 g (99,1mmo
l)の乾燥ペンタン懸濁液にアルゴン雰囲気下に一40
℃から一50℃の温度にてトリメチルアルミニウム溶液
(10%ヘキサン溶液)  154ml (210mm
ol)を加え、更に、n−ブチルリチウム溶液(1,7
2mol/Iヘキサン溶液)  14.0ml (24
,8mmol)を−50℃で加えた。
反応混合液を室温とし、2日間反応させた後、再び一5
0℃に冷却し、2N塩酸240m1を注意深く加えた。
有m層を分取し、別に水層をエーテル抽出し、これらを
合わせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで、飽和
食塩水にて洗浄した後、硫酸マグネシウム上で乾燥させ
た。濾過、濃縮して、粗製(4113,3g(収率86
%)を得た。これをカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル、ヘキサン/酢酸エチル)にて精製し、精製(4)
 11.3 g(収率86%)を得た。
上記化合物(4) 11.3 g (85,6mmol
)と4−(N、N−ジメチルアミノ)ピリジン2.OO
g(17゜1mmol)の乾燥ピリジン溶液100m1
に水冷下にp−1−ルエンスルホン酸塩化物21.0g
(111mmo l )を加えた。この混合物を0℃で
3時間攪拌した後、氷水に投入し、エーテル抽出した。
このエーテル層を希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和食塩水にて順次洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥させた。濾過後、濃縮し、残渣をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル、ヘキサン/エーテル)にて精
製し、(5117,5g(収率72%)を得た。
(2S、3R)−1,2−エポキシ−3−メチルヘキサ
ン(6)の金戊 上記化合物(5) 17.5 g (62mmol)の
乾燥メタノール(40ml)溶液にナトリウムメチラー
ト24.2g(28%メタノール溶液、125mmol
)の乾燥メタノール(40ml)溶液を水冷下に加え、
混合物を0℃で1時間攪拌した後、氷水に投入した。こ
れをペンタンで抽出し、このペンタン層を水、飽和食塩
水で洗浄い、炭酸カリウムで乾燥した。濾過後、常圧で
濃縮し、残渣を蒸留にて精製して、精製(6)5.00
 g (収率72%)を得た。
(+)−3−ヒドロキシ−4−メチルへブタン メチ土
辺且丘底 (=)−cポキシド(614,90g (43,0mm
ol)及びシアン化ナトリウム6.30 g (129
mmol)を40%エタノール水溶液70m1に溶解し
て、6時間還流させた後、エタノールを減圧留去した。
エーテルにて水層を洗浄し、この水層に2N塩酸を加え
て、そのpHを3.5とした。これを塩化メチレンにて
抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥した後、濾過、濃縮し
て、粗製(+)−3−ヒドロキシ−4メチルへブタン酸
6.20 gを得た。
これをジアゾメタンにて処理した後、蒸留して、(+)
−3−ヒドロキシ−4−メチルへブタン酸メチル(71
5,90g (収率79%)を得た。
乾燥テトラヒドロフラン100m1中にてジイソプロピ
ルアミン4. ”7 ml (33mmol)にn−ブ
チルリチウム14.2ml (1,56N ヘキサン溶
液、22゜1mmol)を−15℃の温度にて20分間
反応させて、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)
溶液を調製した。
(+)−3−ヒドロキシ−4−メチルへブタン酸メチル
(7) 1.28 g (7,36mmol)を乾燥テ
トラヒドロフラン13m1に溶解してなる溶液を上記リ
チウムジイソプロピルアミド溶液に一65℃において窒
素雰囲気下に1分間で滴下し、−15℃にて35分間反
応させた。この後、ヘキサメチルリン酸アミド5.93
 g (33,6mmol)を加え、再び一65℃とし
た。
ヨウ化メチル2.62 g (18,4mmo+)を乾
燥テトラヒドロフラン13o+1に溶解してなる溶液を
一65℃において2分間で滴下し、その後、−65℃で
4時間反応させ、更に、−40℃にて1日間反応させ、
更に、−20℃にて3日間放置した。
この後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて、反応を
停止した。これをエーテルにて抽出し、このエーテル層
を食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウム上で乾燥し。
濾過、濃縮後、蒸留して、(+)−3−ヒドロキシ−2
,4−ジメチルへブタン酸メチル(810,67g (
収率49%)を得た。
(+)−3−ヒドロキシ−2,4−ジメチルへブタン酸
メチル810mg (4,30mmol)をテトラヒド
ロフランlO,II2に溶解し、これにジヒドロビラン
0゜616 g (7,30mmol)及びピリジニウ
ム−p−トルエンスルホネート50mgを加え、常温に
て一晩反応させた。TLCから原料が未だ残存している
ことが認められたので、更に、ピリジニウム−p−+−
ルエンスルホネート50mg及び塩化メチレン10m1
を加え、室温にて一晩反応させた。これをエーテル抽出
して、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで、食塩水
で洗浄した後、硫酸すl−IJウム上で乾燥した。濾過
、濃縮して、粗製b) −2゜4−ジメチル−3−テト
ラヒドロピラニルオキシ−1−へブタン酸メチル(9)
1.35gを得た。
この粗製反応生成物(9) 1.35 gをエーテル4
zlに溶解し、水冷下に水素化リチウムアルミニウム3
3 Qmg (8,60a+mol)を加えた。常温に
て3時間反応させた後、水0.4ml、10%水酸化ナ
トリウム水溶液、次いで、水1.2mlを加えた。析出
物を濾別し、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル、ヘキサン/エーテル)にて精製して、(+)−
2,4−ジメチル−3−テトラヒドロピラニルオキシ−
1−ヘプタツールαO11,04g(収率99%)を得
た。
前記化合物aω1. OOg (4,10mmof)を
ピリジン10m1に溶解し、水冷下に塩化p−)ルエン
スルホニル1.20 g (6,20mmol)を加え
た。水冷下に3時間反応させた後、3℃にて一晩放置し
た。
これを水中に投入し、エーテルにて抽出し、このエーテ
ル層をIN塩酸、飽和硫酸銅水溶液、水、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び食塩水の順序にて洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥した。これを濾過、濃縮し、粗製トシ
レー)QO1,54gを得た。
この粗製トシレートaυ1.54 gを乾燥ジメチルホ
ルムアミド15m1に溶解し、炭酸水素ナトリウム1.
68 g (20,0mmol)とヨウ化ナトリウム1
゜20g(8,00鵜o1)を加え、室温にて3日間、
更に、50〜60℃の温度にて1日間反応させた。
この後、反応混合物を水中に投入し、ベンゼン抽出し、
食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。これを
濾過、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、ヘキサン/エーテル)にて精製して、2.4−ジメチ
ル−1−ヨード−3−テトラヒドロピラニルオキシへブ
タンQ30.472g(QO)からの収率33%)を得
た。
ジイソプロピルアミン2.55ml (18,1a+m
ol)を乾燥テトラヒドロフラン32+alに溶解し、
窒素雰囲気下にn−ブチルリチウム(1,57Nヘキサ
ン溶液)5.8011を1℃の温度にて滴下し、更に、
1℃で45分間反応させた。これに(S) −(−)−
プロリノールプロミオンアミド7104r (4,52
mmol)及び乾燥テトラヒドロフラン5a+1を1℃
で滴下し、室温にて1時間反応させた。これに乾燥ヘキ
サメチルリン酸アミド1.6mlを滴下し、−1oo℃
に冷却した。次に、Q3160 N (0,450mm
ol)を乾燥テトラヒドロフラン0.5a+1に溶解し
、−100℃で2分間で滴下し、−100℃で11時間
反応させた後、更に一80℃にて4日間放置した。
これに水を加え、エーテルにて抽出し、IN塩酸及び食
塩水にて洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過
、濃縮した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、ヘキサン/エーテル/メタノール)にて精製して、α
3)142■(収率82%)を得た。
(−)−インビトクライド(blのA 上記化合物a1140 tar (0,360mmol
)及びIN塩酸を混合し、2時間還流させた。これにク
ロロホルムを加え、室温にて1時間攪拌した後、クロロ
ホルム層を分取し、水層を更にクロロホルムにて抽出し
た。すべてのクロロホルム層を集め、これを硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、濾過、濃縮した。カラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル、ヘキサン/エーテル)にて精製
して、(−)−インビトクライド(b) 57.3■(
収率80%)を得た。
融占 28.O〜28.5℃ 元皇分梶(C+zHzzOz) CH 実験値    72.40   10.96計算値  
  72.68   11.18・・夕線  スペクト
ル(二硫ヒ 素ρ′)2970(s)、 2945(s
)、 2880(m)、 1750(s)、 1382
(m)。
1360(w)、 1232(w)、 1192(s)
、 1170(m)、 1150(w)。
1125(Ill)、 101095(、101025
(、990(m)。
U  気丑鳴スペクトル(400MHz、C6Dh)0
.456(3)1. d、 J=6.8Hz)、 0.
814(3H,d、 J=6.51(z)。
0.870(3H,t、 J=7.2)1z)、 0.
989(LH,ddd、 J=7.8H2,13,5H
2)、 1.068(3H,d、 J=7Hz)、 1
.096−1.300(3H,m)、 1.318−1
.443(3H,m)、 1.508(IH,dddq
、 J=7.5Hz、 7.511z、 10Hz、 
711z)。
2.040(IH,ddq、 J=8Hz、 9Hz、
 THz)、 3.442(18゜dd、 J=0.8
Hz、 10Hz)。
(α) ozs−101°(c=0.450. CHC
h)(+)−インビトクライド(b)のAコ(−)−(
Ib)を用いることによって゛、同様にして、(+)−
インビトクライド(blを得た。
〔α〕。” +101°(c=0.615. ClCl
り五しユ 28.5〜29.0°C 元1す辷近(Cr z Hz z Oz )C)1 実験値    72.28   11.15計算値  
  ?2.68   11.18
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ(+’) −(2’ R
,3°5)−3,5−ジニトロ安息香酸−2°、3′−
エポキシへキシル(1a)の赤外線吸収スペクトル及び
プロトン核磁気共鳴スペクトルを示し、第3図及び第4
図は、それぞれ(−)−(2°S、3“R)−3,5−
ジニトロ安息香酸−2’、3°−エポキシへキシル(1
b)の赤外線吸収スペクトル及びプロトン核磁気共鳴ス
ペクトルを示す。 特許出廓人 日東電気工業株式会社   51、ψ・l
゛・ 代理人 弁理士  牧 野 逸 部 −、、、、ツ′・
 、逆・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、2′及び3′位の立体配置は、(2′R、3′
    S)又は(2′S、3′R)である。) で表わされる光学活性エポキシエステル。
JP863387A 1987-01-16 1987-01-16 新規光学活性エポキシエステル Pending JPS63174982A (ja)

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Cited By (2)

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