JP2666890B2 - 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 - Google Patents
光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学活性(+)−4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
の製造方法に関するものである。更に詳細には、根の顕
著な伸長促進作用を有する光学活性(+)−4,4,4
−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸を、ラ
セミ体である4,4,4−トリフルオロ−3−(インド
ール−3−)酪酸の2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステルから酵素を用いた立体選択的加水分解によって製
造する方法に関するものである。
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
の製造方法に関するものである。更に詳細には、根の顕
著な伸長促進作用を有する光学活性(+)−4,4,4
−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸を、ラ
セミ体である4,4,4−トリフルオロ−3−(インド
ール−3−)酪酸の2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステルから酵素を用いた立体選択的加水分解によって製
造する方法に関するものである。
【0002】光学活性(+)−4,4,4−トリフルオ
ロ−3−(インドール−3−)酪酸(以下「光学活性
(+)−TFIBA」という)は、含フッ素β−インド
ール酪酸類の化合物の一つであり、植物の根の伸長促進
作用等の植物成長調節活性を有している。
ロ−3−(インドール−3−)酪酸(以下「光学活性
(+)−TFIBA」という)は、含フッ素β−インド
ール酪酸類の化合物の一つであり、植物の根の伸長促進
作用等の植物成長調節活性を有している。
【0003】このように、光学活性(+)−TFIBA
は、植物成長調節物質としての作用を有する重要な化合
物であり、作物の増収、果樹栽培等の農業及び園芸への
幅広い応用が可能である。
は、植物成長調節物質としての作用を有する重要な化合
物であり、作物の増収、果樹栽培等の農業及び園芸への
幅広い応用が可能である。
【0004】
【従来の技術】植物の生育を促進する作用物質、いわゆ
るオーキシンとしては、インドール−3−酢酸(IA
A)及びその誘導体(インドール−3−酢酸メチル、イ
ンドール−3−アセトアミド等)が古くから知られてい
る。
るオーキシンとしては、インドール−3−酢酸(IA
A)及びその誘導体(インドール−3−酢酸メチル、イ
ンドール−3−アセトアミド等)が古くから知られてい
る。
【0005】また最近になって、含フッ素β−インドー
ル酪酸類の化合物が開発され、それらの化合物、即ち
4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)
酪酸(以下「TFIBA」という)、4,4,4−トリ
フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(インドール−3−)
酪酸及び4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール
−3−)ブチロニトリルに強い植物の根の伸長促進作用
があることが知られている(特開平5−27933
1)。
ル酪酸類の化合物が開発され、それらの化合物、即ち
4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)
酪酸(以下「TFIBA」という)、4,4,4−トリ
フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(インドール−3−)
酪酸及び4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール
−3−)ブチロニトリルに強い植物の根の伸長促進作用
があることが知られている(特開平5−27933
1)。
【0006】更に、不斉炭素を有するラセミ体TFIB
Aのエチルエステルに酵素を作用させて選択的に加水分
解することにより、光学活性(+)−TFIBAが得ら
れ、ラセミ体TFIBAに比べ強力な根の伸長促進作用
を有していることが知られている。この中で検討された
酵素の内、リパーゼPS、リパーゼAK、リパーゼA
Y、プロテアーゼMが光学活性(+)−TFIBAを生
成し、特にリパーゼAKを用いた場合に光学活性(+)
−TFIBAが立体選択性、光学純度高く生成すること
が知られている(特開平6−56774、J. Fermentat
ion and Bioengineering 76:178(199
3))。
Aのエチルエステルに酵素を作用させて選択的に加水分
解することにより、光学活性(+)−TFIBAが得ら
れ、ラセミ体TFIBAに比べ強力な根の伸長促進作用
を有していることが知られている。この中で検討された
酵素の内、リパーゼPS、リパーゼAK、リパーゼA
Y、プロテアーゼMが光学活性(+)−TFIBAを生
成し、特にリパーゼAKを用いた場合に光学活性(+)
−TFIBAが立体選択性、光学純度高く生成すること
が知られている(特開平6−56774、J. Fermentat
ion and Bioengineering 76:178(199
3))。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のラセミ体TFI
BAが、かなり強い植物の根の伸長促進作用を有してい
る。作物の増収等の実用的な用途に利用するためには、
より強い植物の根の伸長作用を有する物質が望まれ、酵
素で分割された光学活性(+)−TFIBAが更に強い
活性を有することが知られている。しかしながら、従来
の酵素による含フッ素光学活性体の分割法は、酵素と基
質との反応性が低いため、実用的な用途に光学活性体を
供するためには不十分で、より効率的な酵素分割法の確
立が望まれていた。
BAが、かなり強い植物の根の伸長促進作用を有してい
る。作物の増収等の実用的な用途に利用するためには、
より強い植物の根の伸長作用を有する物質が望まれ、酵
素で分割された光学活性(+)−TFIBAが更に強い
活性を有することが知られている。しかしながら、従来
の酵素による含フッ素光学活性体の分割法は、酵素と基
質との反応性が低いため、実用的な用途に光学活性体を
供するためには不十分で、より効率的な酵素分割法の確
立が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで 本発明者等は鋭
意研究した結果、下記の化4で示される
意研究した結果、下記の化4で示される
【0009】
【化4】 式(II)の化合物を合成し、酵素を用いて加水分解す
ることにより、光学活性(+)−TFIBAを選択性及
び収率高く、従来法よりも著しく迅速に高効率で分割取
得することに成功した。
ることにより、光学活性(+)−TFIBAを選択性及
び収率高く、従来法よりも著しく迅速に高効率で分割取
得することに成功した。
【0010】即ち、先ずラセミ体TFIBA(I)と
2,2,2−トリフルオロエタノールとを反応させ、ラ
セミ体TFIBAの2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステル(II)を合成し、次いでエステラーゼ活性を有
する酵素を作用させ、該エステルを不斉加水分解させた
ところ、光学活性(+)−TFIBA(III)を選択
性及び収率高く、従来法よりも著しく迅速に高効率で製
造でき、本発明を完成させた。
2,2,2−トリフルオロエタノールとを反応させ、ラ
セミ体TFIBAの2,2,2−トリフルオロエチルエ
ステル(II)を合成し、次いでエステラーゼ活性を有
する酵素を作用させ、該エステルを不斉加水分解させた
ところ、光学活性(+)−TFIBA(III)を選択
性及び収率高く、従来法よりも著しく迅速に高効率で製
造でき、本発明を完成させた。
【0011】本発明の光学活性(+)−TFIBA(I
II)を酵素により不斉加水分解して取得するに当た
り、出発原料のラセミ体TFIBA(I)は、既知の方
法により製造される(特開平5−279331)。
II)を酵素により不斉加水分解して取得するに当た
り、出発原料のラセミ体TFIBA(I)は、既知の方
法により製造される(特開平5−279331)。
【0012】そしてラセミ体TFIBA(I)から光学
活性(+)−TFIBA(III)を得るには、次のよ
うに酵素による加水分解により行う。即ち、ラセミ体T
FIBA(I)と2,2,2−トリフルオロエタノール
とを反応させてラセミ体TFIBAの2,2,2−トリ
フルオロエチルエステル(II)を合成した後、エステ
ラーゼ活性を有する酵素を作用させ、該エステルを選択
的に加水分解することにより光学活性(+)−TFIB
A(III)を得る。
活性(+)−TFIBA(III)を得るには、次のよ
うに酵素による加水分解により行う。即ち、ラセミ体T
FIBA(I)と2,2,2−トリフルオロエタノール
とを反応させてラセミ体TFIBAの2,2,2−トリ
フルオロエチルエステル(II)を合成した後、エステ
ラーゼ活性を有する酵素を作用させ、該エステルを選択
的に加水分解することにより光学活性(+)−TFIB
A(III)を得る。
【0013】上記のラセミ体TFIBA(I)から光学
活性(+)−TFIBA(III)を得るまでの化学反
応を、下記する化5に示す。
活性(+)−TFIBA(III)を得るまでの化学反
応を、下記する化5に示す。
【0014】
【化5】
【0015】(なお、*は不斉炭素を、Rは炭素数1か
らのアルキル基又はCH2CF3を示す。)
らのアルキル基又はCH2CF3を示す。)
【0016】本発明に使用するエステラーゼ活性を有す
る酵素としては、リパーゼ及び/又はプロテアーゼが好
ましく用いられ、リパーゼとしては、特にシュードモナ
ス(Psudomonus)属の生産するリパーゼ、例えば、リパ
ーゼPS(商品名:天野製薬製)、リパーゼAK(商品
名:天野製薬製)やキャンディダ(Candida )属の生産
するリパーゼ、例えばリパーゼAY(商品名:天野製薬
製)がより好ましく用いられ、プロテアーゼとしては、
アスペルギルス(Aspergillus )属の生産するプロテア
ーゼ、例えばプロテアーゼM(商品名:天野製薬製)が
より好ましく用いられる。用いる酵素は粗製品であって
も、精製されたものであってもよい。また、これらの酵
素を生産する菌体も利用できる。
る酵素としては、リパーゼ及び/又はプロテアーゼが好
ましく用いられ、リパーゼとしては、特にシュードモナ
ス(Psudomonus)属の生産するリパーゼ、例えば、リパ
ーゼPS(商品名:天野製薬製)、リパーゼAK(商品
名:天野製薬製)やキャンディダ(Candida )属の生産
するリパーゼ、例えばリパーゼAY(商品名:天野製薬
製)がより好ましく用いられ、プロテアーゼとしては、
アスペルギルス(Aspergillus )属の生産するプロテア
ーゼ、例えばプロテアーゼM(商品名:天野製薬製)が
より好ましく用いられる。用いる酵素は粗製品であって
も、精製されたものであってもよい。また、これらの酵
素を生産する菌体も利用できる。
【0017】エステラーゼ活性を有する酵素を用いる不
斉加水分解反応は、適当な緩衝液及び/又は有機溶液の
存在下で行うと有利である。この場合の緩衝液として
は、使用する酵素の作用pHに適した緩衝液が用いら
れ、例えば、リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、グリシン緩衝
液等が用いられる。
斉加水分解反応は、適当な緩衝液及び/又は有機溶液の
存在下で行うと有利である。この場合の緩衝液として
は、使用する酵素の作用pHに適した緩衝液が用いら
れ、例えば、リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、グリシン緩衝
液等が用いられる。
【0018】また、有機溶媒としては、酵素反応を阻害
しなければ通常使用される有機溶媒を用いることが可能
であり、特にt−ブチルアルコール、ヘキサン、アセト
ン、DMF(ジメチルホルムアミド)、テトラヒドロフ
ラン、t−アミルアルコール等を好適に用いることが出
来る。なお、酵素反応において、緩衝液と共存下で使用
する有機溶媒の濃度は、緩衝液に対して0.2〜50%
であり、好ましくは、0.5〜30%である。
しなければ通常使用される有機溶媒を用いることが可能
であり、特にt−ブチルアルコール、ヘキサン、アセト
ン、DMF(ジメチルホルムアミド)、テトラヒドロフ
ラン、t−アミルアルコール等を好適に用いることが出
来る。なお、酵素反応において、緩衝液と共存下で使用
する有機溶媒の濃度は、緩衝液に対して0.2〜50%
であり、好ましくは、0.5〜30%である。
【0019】酵素反応の条件としては、反応温度は0〜
70℃であり、好ましくは、30〜50℃である。反応
の時間は0.2〜500時間、好ましくは、1〜10時
間である。
70℃であり、好ましくは、30〜50℃である。反応
の時間は0.2〜500時間、好ましくは、1〜10時
間である。
【0020】こうして得られた光学活性(+)−TFI
BA(III)は、強力な根の伸長作用を有しており、
このものを植物生育調節剤として使用する場合、使用目
的に応じてそのまま使用するか、又はその効果を助長も
しくは安定化するために農薬で通常使用されている補助
剤と混合して、液剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル
剤又は乳剤のような製剤形態にして使用する。
BA(III)は、強力な根の伸長作用を有しており、
このものを植物生育調節剤として使用する場合、使用目
的に応じてそのまま使用するか、又はその効果を助長も
しくは安定化するために農薬で通常使用されている補助
剤と混合して、液剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル
剤又は乳剤のような製剤形態にして使用する。
【0021】これらの製剤は実際の使用においては直接
そのまま使用するか、又は水で所定の濃度に希釈して使
用することもできる。
そのまま使用するか、又は水で所定の濃度に希釈して使
用することもできる。
【0022】式(III)で示される化合物は通常1×
1/108〜1×1/102Mの濃度範囲で使用すること
が出来るが、この範囲に限定されるものではない。
1/108〜1×1/102Mの濃度範囲で使用すること
が出来るが、この範囲に限定されるものではない。
【0023】以下、実施例、参考例により本発明をより
具体的に詳述するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
具体的に詳述するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0024】
【0025】実施例1
【0026】ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフ
ルオロエチルエステル(II)の製造
ルオロエチルエステル(II)の製造
【0027】ラセミ体TFIBA(I)(2g,7.8
mmol),2,2,2−トリフルオロエタノール
(2.3g,23.4mmol),DCC(ジシクロヘ
キシルカルボキシイミド)(2.4g,11.8mmo
l)とDMPA(ジメチルアミノピリジン)(0.12
g,1.0mmol)をジクロロメタン(40ml)
中、室温で3時間攪拌反応させた。反応後、濃縮してシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)
で分離し、ジクロロメタン/ヘキサン(3/7)より再
結晶化して無色柱状晶のラセミ体TFIBA−2,2,
2−トリフルオロエチルエステル(II)(2.47
g、収率93.6%)を得た。
mmol),2,2,2−トリフルオロエタノール
(2.3g,23.4mmol),DCC(ジシクロヘ
キシルカルボキシイミド)(2.4g,11.8mmo
l)とDMPA(ジメチルアミノピリジン)(0.12
g,1.0mmol)をジクロロメタン(40ml)
中、室温で3時間攪拌反応させた。反応後、濃縮してシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)
で分離し、ジクロロメタン/ヘキサン(3/7)より再
結晶化して無色柱状晶のラセミ体TFIBA−2,2,
2−トリフルオロエチルエステル(II)(2.47
g、収率93.6%)を得た。
【0028】このものの融点は47.8〜48.5℃で
あり、赤外線吸収スペクトル、マススペクトルの測定結
果は次の通りである。 IRνmax KBr(cm-1):3400、1760、146
0、1320、1280、1170、1120、98
0、960、750 MS(70eV):339(M+、10)、198(4
1)、69(100)
あり、赤外線吸収スペクトル、マススペクトルの測定結
果は次の通りである。 IRνmax KBr(cm-1):3400、1760、146
0、1320、1280、1170、1120、98
0、960、750 MS(70eV):339(M+、10)、198(4
1)、69(100)
【0029】実施例2
【0030】ラセミ体TFIBAエステル(V)のリパ
ーゼAKによる立体選択的加水分解
ーゼAKによる立体選択的加水分解
【0031】実施例1で調製されたラセミ体TFIBA
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)又
は参考例1で調製されたラセミ体TFIBAの各種エス
テル(V)(3.0mg)に10%のt−ブチルアルコ
ールを含有するリン酸緩衝液(pH7.0、3.0m
l)とリパーゼAK(100mg)を加え、得られた懸
濁液を30℃で5〜330時間攪拌反応させた。反応後
懸濁液を1N−塩酸でpH2に調整し、酢酸エチルで3
回抽出、硫酸ナトリウム上で乾燥後、濾過し、濾液を乾
固して液体クロマトグラフィー(ダイセル化学製カラム
CHIRALCEL OD 使用)により、光学活性(+)−TFI
BA(III)の生成を調べた。その結果は、下記の表
1に示される。
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)又
は参考例1で調製されたラセミ体TFIBAの各種エス
テル(V)(3.0mg)に10%のt−ブチルアルコ
ールを含有するリン酸緩衝液(pH7.0、3.0m
l)とリパーゼAK(100mg)を加え、得られた懸
濁液を30℃で5〜330時間攪拌反応させた。反応後
懸濁液を1N−塩酸でpH2に調整し、酢酸エチルで3
回抽出、硫酸ナトリウム上で乾燥後、濾過し、濾液を乾
固して液体クロマトグラフィー(ダイセル化学製カラム
CHIRALCEL OD 使用)により、光学活性(+)−TFI
BA(III)の生成を調べた。その結果は、下記の表
1に示される。
【0032】
【表1】
【0033】上記結果から明らかなように、エチルエス
テル(V、R=CH2CH3)の光学分割活性の高い加水
分解酵素であるリパーゼAKを用い、最も反応条件の優
れた条件下で各種アルキル基の反応性を比較すると、
2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)の場
合に反応速度が格段に大きくなることが判った。
テル(V、R=CH2CH3)の光学分割活性の高い加水
分解酵素であるリパーゼAKを用い、最も反応条件の優
れた条件下で各種アルキル基の反応性を比較すると、
2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)の場
合に反応速度が格段に大きくなることが判った。
【0034】実施例3
【0035】ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフ
ルオロエチルエステル(II)のリパーゼAKによる立
体選択的加水分解に及ぼす温度と有機溶媒の影響
ルオロエチルエステル(II)のリパーゼAKによる立
体選択的加水分解に及ぼす温度と有機溶媒の影響
【0036】実施例1で調製されたラセミ体TFIBA
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)
(3mg)に、10%の各種有機溶媒を含有するリン酸
緩衝液(pH7.0、3.0ml)とリパーゼAK(1
0mg)を加え、得られた懸濁液を30〜50℃で1〜
10時間攪拌反応させた。共存させた各種有機溶媒とし
て、t−ブチルアルコール、ヘキサン、アセトン、DM
F、テトラヒドロフラン及びt−アミルアルコールの6
種類を使用し、反応後に生成した光学活性(+)−TF
IBA(III)の生成を調べた。その結果は、表2に
示される。
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)
(3mg)に、10%の各種有機溶媒を含有するリン酸
緩衝液(pH7.0、3.0ml)とリパーゼAK(1
0mg)を加え、得られた懸濁液を30〜50℃で1〜
10時間攪拌反応させた。共存させた各種有機溶媒とし
て、t−ブチルアルコール、ヘキサン、アセトン、DM
F、テトラヒドロフラン及びt−アミルアルコールの6
種類を使用し、反応後に生成した光学活性(+)−TF
IBA(III)の生成を調べた。その結果は、表2に
示される。
【0037】
【表2】
【0038】上記結果から明らかなように、いずれの溶
媒を用いてもリパーゼAKは光学活性(+)−TFIB
A(III)を収率良く生成するが、t−アミルアルコ
ールを溶媒として用いる場合、短時間で反応を終えるこ
とが出来るので有利である。
媒を用いてもリパーゼAKは光学活性(+)−TFIB
A(III)を収率良く生成するが、t−アミルアルコ
ールを溶媒として用いる場合、短時間で反応を終えるこ
とが出来るので有利である。
【0039】実施例4
【0040】固定化リパーゼAKの繰り返し使用による
立体選択的加水分解活性への影響
立体選択的加水分解活性への影響
【0041】実施例1で調製されたラセミ体TFIBA
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)
(0.30g)に10%のt−アミルアルコールを含有
するりん酸緩衝液(pH7.0、300ml)とセライ
ト(4g)に固定化したリパーゼAK(1g)を用い
て、40℃で1時間反応させて光学活性(+)−TFI
BA(III)の生成を調べた。次いで、反応液より濾
別した固定化リパーゼAKをそのまま使用して、新たな
ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフルオロエチル
エステル(II)に対して同様の反応を行い、光学活性
(+)−TFIBA(III)の生成を調べた。更に再
度濾別した固定化リパーゼAKを使用して同様に繰り返
し生成量を調べ、繰り返し使用による固定化されたリパ
ーゼAKの立体選択的加水分解活性に及ぼす影響を調
べ、その結果は、表3に示される。
−2,2,2−トリフルオロエチルエステル(II)
(0.30g)に10%のt−アミルアルコールを含有
するりん酸緩衝液(pH7.0、300ml)とセライ
ト(4g)に固定化したリパーゼAK(1g)を用い
て、40℃で1時間反応させて光学活性(+)−TFI
BA(III)の生成を調べた。次いで、反応液より濾
別した固定化リパーゼAKをそのまま使用して、新たな
ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフルオロエチル
エステル(II)に対して同様の反応を行い、光学活性
(+)−TFIBA(III)の生成を調べた。更に再
度濾別した固定化リパーゼAKを使用して同様に繰り返
し生成量を調べ、繰り返し使用による固定化されたリパ
ーゼAKの立体選択的加水分解活性に及ぼす影響を調
べ、その結果は、表3に示される。
【0042】
【表3】
【0043】上記結果から明らかなように、固定化され
たリパーゼAKの繰り返し使用により、わずかな反応性
の低下は認められるが、酵素は固定化することにより少
量の酵素量で繰り返し使用でき、立体選択活性高く高効
率で光学活性(+)−TFIBA(III)を生成出来
ることが判る。
たリパーゼAKの繰り返し使用により、わずかな反応性
の低下は認められるが、酵素は固定化することにより少
量の酵素量で繰り返し使用でき、立体選択活性高く高効
率で光学活性(+)−TFIBA(III)を生成出来
ることが判る。
【0044】実施例5
【0045】光学活性(+)−TFIBA(III)の
酢酸緩衝液中での製造
酢酸緩衝液中での製造
【0046】酢酸緩衝液(pH4.0、450ml)、
t−ブチルアルコール(50ml)にリパーゼAK(1
5g)を入れ、30℃で20分間攪拌した。この懸濁液
に、ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフルオロエ
チルエステル(II)(0.5g)を加え、30℃で更
に60時間攪拌した。反応後1N−塩酸水溶液でpH
2.0に調整した後、酢酸エチル(500ml)で3回
抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精
製し、光学活性(+)−TFIBA(III)を収率9
2%で得た。光学純度99%ee。 旋光度[α]D 20:+
10.7°(c=0.9,EtOH)。また同時に、光
学活性(−)−TFIBA−2,2,2−トリフルオロ
エチルエステル(IV)を収率93%で得た。光学純度
99%ee。 旋光度[α]D 20:−12.9°(c=1.
0,EtOH)。
t−ブチルアルコール(50ml)にリパーゼAK(1
5g)を入れ、30℃で20分間攪拌した。この懸濁液
に、ラセミ体TFIBA−2,2,2−トリフルオロエ
チルエステル(II)(0.5g)を加え、30℃で更
に60時間攪拌した。反応後1N−塩酸水溶液でpH
2.0に調整した後、酢酸エチル(500ml)で3回
抽出した。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を
留去した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精
製し、光学活性(+)−TFIBA(III)を収率9
2%で得た。光学純度99%ee。 旋光度[α]D 20:+
10.7°(c=0.9,EtOH)。また同時に、光
学活性(−)−TFIBA−2,2,2−トリフルオロ
エチルエステル(IV)を収率93%で得た。光学純度
99%ee。 旋光度[α]D 20:−12.9°(c=1.
0,EtOH)。
【0047】
【0048】ラセミ体TFIBA−各種エステル(V)
の合成
の合成
【0050】ラセミ体TFIBA(I)(5.1g、2
0mmol)をエタノール300mlに溶解し、塩酸ガ
スを飽和させる。一夜還流したのち、エタノールと塩酸
を留去、乾固し、得られる残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、ヘキサンより再結晶化して
ラセミ体TFIBA−エチルエステル(V、R=CH2
CH3(5.5g、収率96%)を得た。
0mmol)をエタノール300mlに溶解し、塩酸ガ
スを飽和させる。一夜還流したのち、エタノールと塩酸
を留去、乾固し、得られる残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製し、ヘキサンより再結晶化して
ラセミ体TFIBA−エチルエステル(V、R=CH2
CH3(5.5g、収率96%)を得た。
【0051】同様にして合成したTFIBAのエステル
(V)の収率と融点は、下記の通りである。 R=CH3:98.5%、mp87〜88℃; R=CH2C
H3:96.0%、57〜58℃; R=CH2CH2CH3:8
3.9%、mp54〜55℃; R=CH(CH3)2:77.
4%、47〜48℃。
(V)の収率と融点は、下記の通りである。 R=CH3:98.5%、mp87〜88℃; R=CH2C
H3:96.0%、57〜58℃; R=CH2CH2CH3:8
3.9%、mp54〜55℃; R=CH(CH3)2:77.
4%、47〜48℃。
【0052】
【発明の効果】本発明に従って、強力な根の伸長促進作
用を有し、作物栽培の収穫量増大等の実用分野で利用が
期待されているラセミ体TFIBAを2,2,2−トリ
フルオロエタノールと反応させてエステルに誘導後、酵
素を用いて不斉加水分解することにより、より強力な根
の伸長促進作用を有する光学活性(+)−TFIBAを
効率良く製造することに成功したものである。
用を有し、作物栽培の収穫量増大等の実用分野で利用が
期待されているラセミ体TFIBAを2,2,2−トリ
フルオロエタノールと反応させてエステルに誘導後、酵
素を用いて不斉加水分解することにより、より強力な根
の伸長促進作用を有する光学活性(+)−TFIBAを
効率良く製造することに成功したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記の化1で示される。 【化1】 式(I)の化合物に2,2,2−トリフルオロエタノー
ルを作用させ、下記の化2で示される。 【化2】 式(II)の化合物であるエステルを合成した後、該エ
ステルにエステラーゼ活性を有する酵素を作用させて下
記の化3で示される。 【化3】 (式中、*は不斉炭素を示す)式(III)の光学活性
(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール
−3−)酪酸を生成せしめ、これを採取することを特徴
とする光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3
−(インドール−3−)酪酸の製造方法。 - 【請求項2】 酵素による不斉加水分解を有機溶媒及び
/又は緩衝液の存在下で行うことを特徴とする請求項1
に記載の製造方法。 - 【請求項3】 エステラーゼ活性を有する酵素として、
リパーゼ及び/又はプロテアーゼを使用することを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7164813A JP2666890B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 |
US08/616,462 US5654440A (en) | 1995-06-07 | 1996-03-15 | Method for production of optically active (+)-4,4,4-trifluoro-3-(indole-3-)butyric acid |
EP96301837A EP0747487A3 (en) | 1995-06-07 | 1996-03-18 | Process for the preparation of butyric acid (+) - 4,4,4-trifluoro-3- (indole-3) optically active |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7164813A JP2666890B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332096A JPH08332096A (ja) | 1996-12-17 |
JP2666890B2 true JP2666890B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=15800413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7164813A Expired - Lifetime JP2666890B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5654440A (ja) |
EP (1) | EP0747487A3 (ja) |
JP (1) | JP2666890B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2732679B1 (fr) * | 1995-04-07 | 1997-04-30 | Synthelabo | Procede de preparation enzymatique d'un intermediaire de synthese de la befloxatone |
CN111398498B (zh) * | 2020-03-19 | 2023-01-03 | 中国农业科学院蜜蜂研究所 | 吲哚-3-乙酸甲酯在鉴别中蜂蜂蜜和意蜂蜂蜜中的应用 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2958434B2 (ja) * | 1991-03-19 | 1999-10-06 | 工業技術院長 | 含フッ素β−インドール酪酸類 |
JP3131749B2 (ja) * | 1992-08-07 | 2001-02-05 | 工業技術院長 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 |
JPH07100691B2 (ja) * | 1993-11-09 | 1995-11-01 | 工業技術院長 | 置換含フッ素β‐インドール酪酸類及びそれを有効成分として含有する植物生長調節剤 |
JP2560239B2 (ja) * | 1993-11-09 | 1996-12-04 | 工業技術院長 | 含フッ素インドール酪酸系果実増糖減酸剤 |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP7164813A patent/JP2666890B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-03-15 US US08/616,462 patent/US5654440A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-18 EP EP96301837A patent/EP0747487A3/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0747487A3 (en) | 1997-10-08 |
JPH08332096A (ja) | 1996-12-17 |
EP0747487A2 (en) | 1996-12-11 |
US5654440A (en) | 1997-08-05 |
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