JP3131749B2 - 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 - Google Patents
光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法Info
- Publication number
- JP3131749B2 JP3131749B2 JP04231500A JP23150092A JP3131749B2 JP 3131749 B2 JP3131749 B2 JP 3131749B2 JP 04231500 A JP04231500 A JP 04231500A JP 23150092 A JP23150092 A JP 23150092A JP 3131749 B2 JP3131749 B2 JP 3131749B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optically active
- tfiba
- indole
- trifluoro
- butyric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学活性(+)−4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
およびその製造方法に関する。更に詳細には、新規な光
学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(イン
ドール−3−)酪酸および該物質を、ラセミ体の4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
から酵素を用いた立体選択的加水分解によって製造する
方法に関する。
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
およびその製造方法に関する。更に詳細には、新規な光
学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(イン
ドール−3−)酪酸および該物質を、ラセミ体の4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
から酵素を用いた立体選択的加水分解によって製造する
方法に関する。
【0002】光学活性(+)−4,4,4−トリフルオ
ロ−3−(インドール−3−)酪酸(以下光学活性
(+)−TFIBAという)は、含フッ素β−インドー
ル酪酸類の化合物の一つであり、植物の発根作用および
根の伸長促進作用を有している。
ロ−3−(インドール−3−)酪酸(以下光学活性
(+)−TFIBAという)は、含フッ素β−インドー
ル酪酸類の化合物の一つであり、植物の発根作用および
根の伸長促進作用を有している。
【0003】このように、光学活性(+)−TFIBA
は、植物ホルモンとしての作用を有する重要な物質であ
り、作物の増収、果樹栽培等の農業および園芸への幅広
い応用が可能である。
は、植物ホルモンとしての作用を有する重要な物質であ
り、作物の増収、果樹栽培等の農業および園芸への幅広
い応用が可能である。
【0004】
【従来の技術】植物の生育を促進する作用物質、いわゆ
るオーキシンとしては、インドール−3−酢酸(IA
A)およびその誘導体(インドール−3−酢酸メチル、
インドール−3−アセトアミド等)が古くから知られて
いる。
るオーキシンとしては、インドール−3−酢酸(IA
A)およびその誘導体(インドール−3−酢酸メチル、
インドール−3−アセトアミド等)が古くから知られて
いる。
【0005】又最近になって、含フッ素β−インドール
酪酸類の化合物が開発され、それらの化合物、即ち4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
(以下「TFIBA」という)、4,4,4−トリフル
オロ−2−ヒドロキシ−3−(インドール−3−)酪酸
(以下「TFIHBA」という)および4,4,4−ト
リフルオロ−3−(インドール−3−)ブチロニトリル
(以下「TFIBN」という)にも強い植物の根の伸長
促進作用があることが知られている〔植物化学調節学
会、平成2年度大会、研究発表記録集第31頁、農林水
産省発行〕。
酪酸類の化合物が開発され、それらの化合物、即ち4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸
(以下「TFIBA」という)、4,4,4−トリフル
オロ−2−ヒドロキシ−3−(インドール−3−)酪酸
(以下「TFIHBA」という)および4,4,4−ト
リフルオロ−3−(インドール−3−)ブチロニトリル
(以下「TFIBN」という)にも強い植物の根の伸長
促進作用があることが知られている〔植物化学調節学
会、平成2年度大会、研究発表記録集第31頁、農林水
産省発行〕。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオーキシン活性
を有する植物調節剤のIAAおよびその誘導体は、植物
の根の伸長作用が不十分であり、作物の増収等の農業分
野に応用することが出来なかった。一方、最近になって
開発された含フッ素β−インドール酪酸類の化合物、即
ちTFIBA、TFIHBAおよびTFIBN等は、I
AAおよびその誘導体に比較すれば、かなり強い植物の
根の伸長作用を有している。しかしながら、作物の増収
等の実用的な用途に利用するためには、より強い植物の
根の伸長作用を有する物質が望まれていた。
を有する植物調節剤のIAAおよびその誘導体は、植物
の根の伸長作用が不十分であり、作物の増収等の農業分
野に応用することが出来なかった。一方、最近になって
開発された含フッ素β−インドール酪酸類の化合物、即
ちTFIBA、TFIHBAおよびTFIBN等は、I
AAおよびその誘導体に比較すれば、かなり強い植物の
根の伸長作用を有している。しかしながら、作物の増収
等の実用的な用途に利用するためには、より強い植物の
根の伸長作用を有する物質が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、よ
り強力な植物の発根促進ならびに根の伸長促進作用物質
を求めて鋭意検討した結果、光学活性体に着目するに至
り、数多くの各種の既知化合物の中からTFIBAに着
目した。そしてTFIBAについて、光学活性体の選択
的且つ高収率分離取得方法の新規開発及びその作用の確
認を試みた。その結果、光学活性(+)−TFIBAを
選択的にかつ高収率に分離取得することにはじめて成功
した。
り強力な植物の発根促進ならびに根の伸長促進作用物質
を求めて鋭意検討した結果、光学活性体に着目するに至
り、数多くの各種の既知化合物の中からTFIBAに着
目した。そしてTFIBAについて、光学活性体の選択
的且つ高収率分離取得方法の新規開発及びその作用の確
認を試みた。その結果、光学活性(+)−TFIBAを
選択的にかつ高収率に分離取得することにはじめて成功
した。
【0008】すなわち、先ずラセミ体のTFIBAとエ
チルアルコールを作用させ、ラセミ体TFIBAのエチ
ルエステルを合成し、次いでそのものにエステラーゼ活
性を有する酵素を作用させ、該エステルを不斉加水分解
させたところ、光学活性(+)−TFIBAを選択的に
得ることが出来、かつ得られた光学活性体は、強力な発
根促進作用及び根の伸長促進作用を有していることを知
り本発明を完成した。
チルアルコールを作用させ、ラセミ体TFIBAのエチ
ルエステルを合成し、次いでそのものにエステラーゼ活
性を有する酵素を作用させ、該エステルを不斉加水分解
させたところ、光学活性(+)−TFIBAを選択的に
得ることが出来、かつ得られた光学活性体は、強力な発
根促進作用及び根の伸長促進作用を有していることを知
り本発明を完成した。
【0009】本発明の光学活性(+)−TFIBAを酵
素により不斉加水分解して取得するにあたり、初発原料
のラセミ体TFIBAは、次のようにして合成される。
素により不斉加水分解して取得するにあたり、初発原料
のラセミ体TFIBAは、次のようにして合成される。
【0010】先ず、トリフルオロアセトアルデヒドエチ
ルヘミアセタール(trifluoroacetald
ehyde ethyl hemiacetal、以下
TFAEという)とインドールとをカップリング反応を
させてインドール−トリフルオロエタノール(indo
letrifluoroethanol)を製造し
(Y.Make, H.Kimoto, S.Fuji
i, M.Senga and L.A.Cohen,
J. Fluorine Chem.,3(9)47
−59(1988))、次いでインドールトリフルオロ
エタノールをマロン酸ジエチルのナトリウム塩と有機溶
媒中でカップリングし、さらにアルカリ加水分解してラ
セミ体TFIBAを得る〔植物化学調節学会、平成2年
度大会、研究発表記録集第31頁、農林水産省発行〕。
ルヘミアセタール(trifluoroacetald
ehyde ethyl hemiacetal、以下
TFAEという)とインドールとをカップリング反応を
させてインドール−トリフルオロエタノール(indo
letrifluoroethanol)を製造し
(Y.Make, H.Kimoto, S.Fuji
i, M.Senga and L.A.Cohen,
J. Fluorine Chem.,3(9)47
−59(1988))、次いでインドールトリフルオロ
エタノールをマロン酸ジエチルのナトリウム塩と有機溶
媒中でカップリングし、さらにアルカリ加水分解してラ
セミ体TFIBAを得る〔植物化学調節学会、平成2年
度大会、研究発表記録集第31頁、農林水産省発行〕。
【0011】そして、ラセミ体TFIBAから光学活性
(+)−TFIBAを得るには、次のように酵素による
不斉加水分解により行う。即ち、ラセミ体TFIBAと
エチルアルコール等のアルコールとを反応させてラセミ
体TFIBAのエチルエステル(TFEE)等のエステ
ルを合成した後、エステラーゼ活性を有する酵素を作用
させ、該エステルを選択的に加水分解させることによっ
て光学活性(+)−TFIBAを得る。
(+)−TFIBAを得るには、次のように酵素による
不斉加水分解により行う。即ち、ラセミ体TFIBAと
エチルアルコール等のアルコールとを反応させてラセミ
体TFIBAのエチルエステル(TFEE)等のエステ
ルを合成した後、エステラーゼ活性を有する酵素を作用
させ、該エステルを選択的に加水分解させることによっ
て光学活性(+)−TFIBAを得る。
【0012】上記したTFEEから光学活性(+)−T
FIBAを得るまでの化学反応を、下記する化4に示
す。
FIBAを得るまでの化学反応を、下記する化4に示
す。
【0013】
【化4】
【0014】(なお、*は不斉炭素を示す。)
【0015】本発明に使用するエステラーゼ活性を有す
る酵素としてはリパーゼ及び/又はプロテアーゼが好ま
しく用いられ、リパーゼとしては、特にシュードモナス
(Pseudomonus)属の生産するリパーゼ、例えばリパー
ゼPS(商品名:天野製薬製)、リパーゼAK(商品
名:天野製薬製)やキャンディダ(Candida)属の生産
するリパーゼ、例えばリパーゼAY(商品名:天野製薬
製)がより好ましく用いられ、プロテアーゼとしては、
アスペルギルス(Aspergillus)属の生産するプロテア
ーゼ、例えばプロテアーゼM(商品名:天野製薬製)が
より好ましく用いられる。用いる酵素は粗製品であって
も、精製されたものであってもよい。又、これらの酵素
を生産する菌体も利用できる。
る酵素としてはリパーゼ及び/又はプロテアーゼが好ま
しく用いられ、リパーゼとしては、特にシュードモナス
(Pseudomonus)属の生産するリパーゼ、例えばリパー
ゼPS(商品名:天野製薬製)、リパーゼAK(商品
名:天野製薬製)やキャンディダ(Candida)属の生産
するリパーゼ、例えばリパーゼAY(商品名:天野製薬
製)がより好ましく用いられ、プロテアーゼとしては、
アスペルギルス(Aspergillus)属の生産するプロテア
ーゼ、例えばプロテアーゼM(商品名:天野製薬製)が
より好ましく用いられる。用いる酵素は粗製品であって
も、精製されたものであってもよい。又、これらの酵素
を生産する菌体も利用できる。
【0016】エステラーゼ活性を有する酵素を用いる不
斉加水分解反応は、適当な緩衝液及び/又は有機溶媒の
存在下で行うと有利である。この場合の緩衝液として
は、使用する酵素の作用pHに適した緩衝液が用いら
れ、例えば、リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、グリシン緩衝
液等が用いられる。
斉加水分解反応は、適当な緩衝液及び/又は有機溶媒の
存在下で行うと有利である。この場合の緩衝液として
は、使用する酵素の作用pHに適した緩衝液が用いら
れ、例えば、リン酸緩衝液、酢酸緩衝液、グリシン緩衝
液等が用いられる。
【0017】又有機溶媒としては、酵素作用を阻害しな
ければ通常使用される有機溶媒を用いることが可能であ
り、特にn−ヘキサン、t−ブチルアルコール、アセト
ン、DMSO(ジメチルスルホキシド)、DMF(ジメ
チルホルムアミド)等を好適に用いることが出来る。
尚、酵素反応において緩衝液と共存下で使用する有機溶
媒の濃度は、緩衝液に対して0.5〜50%であり、好
ましくは、5〜30%である。
ければ通常使用される有機溶媒を用いることが可能であ
り、特にn−ヘキサン、t−ブチルアルコール、アセト
ン、DMSO(ジメチルスルホキシド)、DMF(ジメ
チルホルムアミド)等を好適に用いることが出来る。
尚、酵素反応において緩衝液と共存下で使用する有機溶
媒の濃度は、緩衝液に対して0.5〜50%であり、好
ましくは、5〜30%である。
【0018】酵素反応の条件としては、反応温度は0〜
70℃であり、好ましくは、4〜60℃である。反応の
時間は1〜500時間、好ましくは、20〜250時間
である。
70℃であり、好ましくは、4〜60℃である。反応の
時間は1〜500時間、好ましくは、20〜250時間
である。
【0019】こうして得られた光学活性(+)−TFI
BAは、強力な根の伸長作用を有しており、このものを
植物生育調節剤として使用する場合、使用目的に応じて
そのまま使用するか、又はその効果を助長もしくは安定
化するために農薬で通常用いられる補助剤と混合して、
液剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤又は乳剤のよ
うな製剤形態にして使用する。
BAは、強力な根の伸長作用を有しており、このものを
植物生育調節剤として使用する場合、使用目的に応じて
そのまま使用するか、又はその効果を助長もしくは安定
化するために農薬で通常用いられる補助剤と混合して、
液剤、粉剤、粒剤、水和剤、フロアブル剤又は乳剤のよ
うな製剤形態にして使用する。
【0020】これらの製剤は実際の使用においては直接
そのまま使用するか、又は水で所定の濃度に希釈して使
用することもできる。
そのまま使用するか、又は水で所定の濃度に希釈して使
用することもできる。
【0021】式(I)で示される化合物は通常1×1/
108〜1×1/102Mの濃度範囲で使用することが出
来るが、この範囲に限定されるものではない。
108〜1×1/102Mの濃度範囲で使用することが出
来るが、この範囲に限定されるものではない。
【0022】以下、試験例、実施例により本発明をより
具体的に詳述するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
具体的に詳述するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0023】
【0024】〔試験例1〕後記する実施例1の(2)で
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルを酢酸緩
衝液(pH4.5)とt−ブチルアルコール(緩衝液に
対して10%濃度)の共存下、30℃、40又は108
時間の条件で各種酵素剤、即ち、リパーゼPS、リパー
ゼAK、リパーゼAY、パンクレアチンF(商品名、天
野製薬製、豚膵臓由来)、ホスホリパーゼA(商品名、
天野製薬製)、プロテアーゼM、セルラーゼA(商品
名、天野製薬製、アスペルギルス由来)およびセルラー
ゼT(商品名、天野製薬製、トリコデルマ由来)の8種
類を作用させ、光学活性(+)−TFIBAの生成を調
べた。その結果は、下記の表1に示される。
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルを酢酸緩
衝液(pH4.5)とt−ブチルアルコール(緩衝液に
対して10%濃度)の共存下、30℃、40又は108
時間の条件で各種酵素剤、即ち、リパーゼPS、リパー
ゼAK、リパーゼAY、パンクレアチンF(商品名、天
野製薬製、豚膵臓由来)、ホスホリパーゼA(商品名、
天野製薬製)、プロテアーゼM、セルラーゼA(商品
名、天野製薬製、アスペルギルス由来)およびセルラー
ゼT(商品名、天野製薬製、トリコデルマ由来)の8種
類を作用させ、光学活性(+)−TFIBAの生成を調
べた。その結果は、下記の表1に示される。
【0025】
【表1】
【0026】上記結果から明らかなように、8種類の加
水分解酵素のうちでリパーゼPS、リパーゼAK、リパ
ーゼAYおよびプロテアーゼMの4種類が光学活性
(+)−TFIBAを生成せしめることが判り、そして
4種類の酵素のうちでは、リパーゼAKを用いた場合、
光学活性(+)−TFIBAの収率が最も高いことが判
った。
水分解酵素のうちでリパーゼPS、リパーゼAK、リパ
ーゼAYおよびプロテアーゼMの4種類が光学活性
(+)−TFIBAを生成せしめることが判り、そして
4種類の酵素のうちでは、リパーゼAKを用いた場合、
光学活性(+)−TFIBAの収率が最も高いことが判
った。
【0027】〔試験例2〕後記する実施例1の(2)で
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルにリパー
ゼAKをリン酸緩衝液(pH7.0)と各種溶媒(緩衝
液に対し10%濃度使用)、即ちn−ヘキサン、t−ブ
チルアルコール、アセトン、DMSOおよびDMFの5
種類のそれぞれの存在下、30℃、40〜132時間、
作用させて光学活性(+)−TFIBAの生成を調べ
た。その結果は、下記の表2に示される。
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルにリパー
ゼAKをリン酸緩衝液(pH7.0)と各種溶媒(緩衝
液に対し10%濃度使用)、即ちn−ヘキサン、t−ブ
チルアルコール、アセトン、DMSOおよびDMFの5
種類のそれぞれの存在下、30℃、40〜132時間、
作用させて光学活性(+)−TFIBAの生成を調べ
た。その結果は、下記の表2に示される。
【0028】
【表2】
【0029】上記結果から明らかなように、いずれの溶
媒を用いてもリパーゼAKは、光学活性(+)−TFI
BAを収率良く生成するがt−ブチルアルコールを溶媒
として用いる場合、短時間で反応を終えることが出来る
ので有利である。
媒を用いてもリパーゼAKは、光学活性(+)−TFI
BAを収率良く生成するがt−ブチルアルコールを溶媒
として用いる場合、短時間で反応を終えることが出来る
ので有利である。
【0030】〔試験例3〕後記する実施例1の(2)で
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルにリパー
ゼAKを各種緩衝液、即ち、酢酸緩衝液(pH4.
5)、リン酸緩衝液(pH7.0)およびグリシン緩衝
液(pH8.0)と溶媒のt−ブチルアルコール(緩衝
液に対し10%濃度使用)との組み合わせの存在下で、
4〜55℃、36〜230時間作用させて光学活性
(+)−TFIBAの生成を調べた。その結果は、下記
の表3に示される。
調製されたラセミ体TFIBAエチルエステルにリパー
ゼAKを各種緩衝液、即ち、酢酸緩衝液(pH4.
5)、リン酸緩衝液(pH7.0)およびグリシン緩衝
液(pH8.0)と溶媒のt−ブチルアルコール(緩衝
液に対し10%濃度使用)との組み合わせの存在下で、
4〜55℃、36〜230時間作用させて光学活性
(+)−TFIBAの生成を調べた。その結果は、下記
の表3に示される。
【0031】
【表3】
【0032】上記結果から明らかなように、リパーゼA
Kによる不斉分解の場合、溶媒のt−ブチルアルコール
といずれの緩衝液を組み合わせても光学活性(+)−T
FIBAを収率良く生成することができる。しかし、酢
酸緩衝液と組み合わせた場合に比較的低温下でも反応時
間が短時間ですみ、しかも、ほぼ100%のeeで光学
活性(+)−TFIBAを得ることができるので有利で
あることが判る。
Kによる不斉分解の場合、溶媒のt−ブチルアルコール
といずれの緩衝液を組み合わせても光学活性(+)−T
FIBAを収率良く生成することができる。しかし、酢
酸緩衝液と組み合わせた場合に比較的低温下でも反応時
間が短時間ですみ、しかも、ほぼ100%のeeで光学
活性(+)−TFIBAを得ることができるので有利で
あることが判る。
【0033】〔試験例4〕ブラックマッペを用いた生物
試験
試験
【0034】ブラックマッペを水道水で充分洗った後蒸
留水ですすぎ、シャーレ中の蒸留水を充分湿らせた脱脂
綿上に播き、25℃で約24時間置く。少し根が出た状
態の種子10個を直径6cmのシャーレに、光学活性
(+)−、光学活性(−)−およびラセミ体のそれぞれ
のTFIBAの1/104(M)の濃度の薬液4mlを
染め込ませたろ紙(直径5.5cm)上に置床し、暗黒
下3日間インキュベートした後、根長を測定した。その
結果は、下記の表4に示される。
留水ですすぎ、シャーレ中の蒸留水を充分湿らせた脱脂
綿上に播き、25℃で約24時間置く。少し根が出た状
態の種子10個を直径6cmのシャーレに、光学活性
(+)−、光学活性(−)−およびラセミ体のそれぞれ
のTFIBAの1/104(M)の濃度の薬液4mlを
染め込ませたろ紙(直径5.5cm)上に置床し、暗黒
下3日間インキュベートした後、根長を測定した。その
結果は、下記の表4に示される。
【0035】
【表4】
【0036】上記結果から明らかなように、光学活性
(+)−TFIBAは、ラセミ体TFIBAに比べ約
2.4倍の根の伸長作用があることが判る。そしてこの
ことは、光学活性体を植物調節剤として使用する場合、
ラセミ体の半分以下の使用で同等の効果を有することを
示すものである。それ故に、光学活性体は、環境汚染の
より少ない植物調節剤として期待でき得る。
(+)−TFIBAは、ラセミ体TFIBAに比べ約
2.4倍の根の伸長作用があることが判る。そしてこの
ことは、光学活性体を植物調節剤として使用する場合、
ラセミ体の半分以下の使用で同等の効果を有することを
示すものである。それ故に、光学活性体は、環境汚染の
より少ない植物調節剤として期待でき得る。
【0037】
【0038】〔実施例1〕
【0039】(1)ラセミ体TFIBA(4,4,4−
トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸)の製造
トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸)の製造
【0040】マロン酸ジエチル(16.0g,100m
mol)のトルエン50ml溶液に金属ナトリウム
(2.3g)を加え、1.5時間加熱還流した後、2,
2,2−トリフルオロ−1−インドール−3−)エタノ
ール(4.3g,20mmol)を加える。再び4時間
加熱還流した後注意深く水を加え、酢酸エチルで3回抽
出する。酢酸エチル層を水および飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後減圧濃縮し、粗ジカルボ
ン酸ジエステルのトルエン溶液を得る。この溶液をヘキ
サン−アセトニトリルで分配した後、アセトニトリル層
を減圧濃縮する。得られた粗ジエステルをメタノール1
00mlに溶解した後炭酸カリウム(25.7g)の水
溶液(80ml)を加え、90時間加熱還流する。
mol)のトルエン50ml溶液に金属ナトリウム
(2.3g)を加え、1.5時間加熱還流した後、2,
2,2−トリフルオロ−1−インドール−3−)エタノ
ール(4.3g,20mmol)を加える。再び4時間
加熱還流した後注意深く水を加え、酢酸エチルで3回抽
出する。酢酸エチル層を水および飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後減圧濃縮し、粗ジカルボ
ン酸ジエステルのトルエン溶液を得る。この溶液をヘキ
サン−アセトニトリルで分配した後、アセトニトリル層
を減圧濃縮する。得られた粗ジエステルをメタノール1
00mlに溶解した後炭酸カリウム(25.7g)の水
溶液(80ml)を加え、90時間加熱還流する。
【0041】塩酸で中和した後減圧濃縮してメタノール
を除去し、4N−水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性
にした後酢酸エチルで抽出する。水層を塩酸で酸性にし
た後酢酸エチル抽出し、酢酸エチル層を水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧濃縮後
得られた粗カルボン酸をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製してラセミ体TFIBA(4,4,4
−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸)
(4.2g,82.0%)を得た。その理化学的性質を
下記の表5に示す。
を除去し、4N−水酸化ナトリウム水溶液でアルカリ性
にした後酢酸エチルで抽出する。水層を塩酸で酸性にし
た後酢酸エチル抽出し、酢酸エチル層を水、飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。減圧濃縮後
得られた粗カルボン酸をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製してラセミ体TFIBA(4,4,4
−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸)
(4.2g,82.0%)を得た。その理化学的性質を
下記の表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】(2)ラセミ体TFIBAエチルエステル
(4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3
−)酪酸エチルエステル)の製造
(4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3
−)酪酸エチルエステル)の製造
【0044】4,4,4−トリフルオロ−3−(インド
ール−3−)酪酸(5.14g,20mmol)のエタ
ノール(99.8%,300ml)溶液に、乾燥塩化水
素を飽和するまで、吹き込み吸収させた。12時間加熱
還流させたのち、溶媒等を減圧下に留去することによ
り、全体量が30mlになるまで濃縮した。この液を氷
水(200ml)中にそそぎ、冷時に5N 水酸化ナト
リウム水溶液で中和した。酢酸エチル(200ml)で
2回抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧
下に除いた。残留物をn−ヘキサンから再結晶して、無
色柱状晶(mp.57℃)のラセミ体TFIBAエチル
エステル(5.47g,収率95.9%)を得た。その
理化学的性質を下記の表6に示す。
ール−3−)酪酸(5.14g,20mmol)のエタ
ノール(99.8%,300ml)溶液に、乾燥塩化水
素を飽和するまで、吹き込み吸収させた。12時間加熱
還流させたのち、溶媒等を減圧下に留去することによ
り、全体量が30mlになるまで濃縮した。この液を氷
水(200ml)中にそそぎ、冷時に5N 水酸化ナト
リウム水溶液で中和した。酢酸エチル(200ml)で
2回抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧
下に除いた。残留物をn−ヘキサンから再結晶して、無
色柱状晶(mp.57℃)のラセミ体TFIBAエチル
エステル(5.47g,収率95.9%)を得た。その
理化学的性質を下記の表6に示す。
【0045】
【表6】
【0046】(3)光学活性(+)−TFIBA(4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪
酸)の製造
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪
酸)の製造
【0047】ジャーファーメンター(MBF,東京理化
器械製)に、酢酸緩衝液(450ml)(0.2N C
H3COOH 水溶液(205ml),0.2N CH3
COONa水溶液(45ml);pH4.0:使用時に
2倍希釈)、補助溶媒(t−BuOH:50ml)、リ
パーゼAK(15g)を入れ、30℃で20分間攪拌し
た。この懸濁液に、ラセミ体TFIBAエチルエステル
(0.5g)を加え30℃で更に攪拌した。60時間後
反応を停止し、1N 塩酸水溶液でpH2.0に調製の
ち、酢酸エチル(500ml)で3回抽出した。抽出液
を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し、光学活
性(+)−TFIBAを収率92%で得た。光学純度9
9%ee。又、同時に光学活性(−)−TFIBAエチ
ルエステル(4,4,4−トリフルオロ−3−(インド
ール−3−)酪酸エチルエステル)をも収率93(%)
で得た。光学純度99%ee。これらの理化学的性質を
下記の表7に示す。
器械製)に、酢酸緩衝液(450ml)(0.2N C
H3COOH 水溶液(205ml),0.2N CH3
COONa水溶液(45ml);pH4.0:使用時に
2倍希釈)、補助溶媒(t−BuOH:50ml)、リ
パーゼAK(15g)を入れ、30℃で20分間攪拌し
た。この懸濁液に、ラセミ体TFIBAエチルエステル
(0.5g)を加え30℃で更に攪拌した。60時間後
反応を停止し、1N 塩酸水溶液でpH2.0に調製の
ち、酢酸エチル(500ml)で3回抽出した。抽出液
を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し、光学活
性(+)−TFIBAを収率92%で得た。光学純度9
9%ee。又、同時に光学活性(−)−TFIBAエチ
ルエステル(4,4,4−トリフルオロ−3−(インド
ール−3−)酪酸エチルエステル)をも収率93(%)
で得た。光学純度99%ee。これらの理化学的性質を
下記の表7に示す。
【0048】
【表7】
【0049】(4)光学活性(−)−TFIBA(4,
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪
酸)の製造:
4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪
酸)の製造:
【0050】光学活性(−)−TFIBAエチルエステ
ル(28.5mg,0.1mmol)のメタノール(8
9.8%,3ml)溶液に炭酸カリウム(68.9m
g,0.5mmol)水溶液3mlを加えた。70℃で
3時間加熱還流した後、メタノ−ルを減圧下に除き、酢
酸エチルで3回抽出した。水層を、4N 塩酸で酸性に
した後、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を水、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧
濃縮後。粗カルボン酸をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して光学活性(−)−TFIBA(2
0.5mg,80%)を得た。光学純度97%ee。そ
の理化学的性質を下記の表8に示す。
ル(28.5mg,0.1mmol)のメタノール(8
9.8%,3ml)溶液に炭酸カリウム(68.9m
g,0.5mmol)水溶液3mlを加えた。70℃で
3時間加熱還流した後、メタノ−ルを減圧下に除き、酢
酸エチルで3回抽出した。水層を、4N 塩酸で酸性に
した後、酢酸エチルで抽出し、酢酸エチル層を水、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧
濃縮後。粗カルボン酸をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーにより精製して光学活性(−)−TFIBA(2
0.5mg,80%)を得た。光学純度97%ee。そ
の理化学的性質を下記の表8に示す。
【0051】
【表8】
【0052】
【発明の効果】本発明にしたがって酵素を用いて不斉加
水分解を行うことによってはじめて光学活性(+)−T
FIBAを製造するのに成功したものである。この光学
活性体は、非常に強力な発根促進作用及び根の伸長促進
作用を有しており、植物生長調節剤等農薬の技術分野で
有用であるのみならず、カルス栽培等植物バイオテクノ
ロジーの技術分野でもその有用性が大いに期待される。
水分解を行うことによってはじめて光学活性(+)−T
FIBAを製造するのに成功したものである。この光学
活性体は、非常に強力な発根促進作用及び根の伸長促進
作用を有しており、植物生長調節剤等農薬の技術分野で
有用であるのみならず、カルス栽培等植物バイオテクノ
ロジーの技術分野でもその有用性が大いに期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広 瀬 芳 彦 愛知県西春日井郡西春町大字九之坪 西 城屋敷51 天野製薬株式会社 中央研究 所内 (72)発明者 佐 々 木 征 治 愛知県西春日井郡西春町大字九之坪 西 城屋敷51 天野製薬株式会社 中央研究 所内 (72)発明者 間 瀬 民 生 愛知県西春日井郡西春町大字九之坪 西 城屋敷51 天野製薬株式会社 中央研究 所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C12P 41/00 BIOSIS(DIALOG) CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (4)
- 【請求項1】 下記の化1で示される 【化1】 (式中、*は不斉炭素原子を示す) 式(I)の化合物、光学活性(+)−4,4,4−トリ
フルオロ−3−(インドール−3−)酪酸。 - 【請求項2】 下記の化2に示される 【化2】 式(II)の化合物にエチルアルコールを作用させてエス
テルを合成した後、該エステルにエステラーゼ活性を有
する酵素を作用させて下記の化3で示される 【化3】 (式中、*は不斉炭素原子を示す) 式(I)の光学活性体を生成せしめ、これを採取するこ
とを特徴とする光学活性(+)−4,4,4−トリフル
オロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法。 - 【請求項3】 酵素による不斉加水分解を有機溶媒及び
/又は緩衝液の存在下で行うことを特徴とする請求項2
に記載の製造方法。 - 【請求項4】 エステラーゼ活性を有する酵素としてリ
パーゼ及び/又はプロテアーゼを使用することを特徴と
する請求項2又は請求項3に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04231500A JP3131749B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04231500A JP3131749B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656774A JPH0656774A (ja) | 1994-03-01 |
JP3131749B2 true JP3131749B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=16924471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04231500A Expired - Lifetime JP3131749B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131749B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7707869B2 (en) | 2004-04-22 | 2010-05-04 | Micronas Gmbh | FET-based gas sensor |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2666890B2 (ja) * | 1995-06-07 | 1997-10-22 | 工業技術院長 | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 |
CN1058960C (zh) * | 1996-09-12 | 2000-11-29 | 汪国炽 | 新型植物生长调节剂三氟吲哚丁酸或其衍生物的合成 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP04231500A patent/JP3131749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7707869B2 (en) | 2004-04-22 | 2010-05-04 | Micronas Gmbh | FET-based gas sensor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656774A (ja) | 1994-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0344683B1 (de) | Neue Transaminase, ihre Herstellung und ihre Verwendung | |
EP0330529B1 (fr) | Procédé de préparation d'acides aryl-2 propioniques optiquement actifs | |
Katayama et al. | (S)-(+)-4, 4, 4-Trifluoro-3-(indole-3-) butyric acid, a novel fluorinated plant growth regulator | |
JP3131749B2 (ja) | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インド−ル−3−)酪酸およびその製造方法 | |
Haissig | Influence of Aryl Esters of Indole‐3‐acetic and Indole‐3‐butyric Acids on Adventitious Root Primordium Initiation and Development | |
CN102719512B (zh) | 一种r-2-(4-羟基苯氧基)丙酸酯的制备方法 | |
JPH0160239B2 (ja) | ||
JP2666890B2 (ja) | 光学活性(+)−4,4,4−トリフルオロ−3−(インドール−3−)酪酸の製造方法 | |
FR2497230A1 (fr) | Procede de preparation d'esters monoalkyliques optiquement actifs d'acide b-(s)-aminoglutarique | |
US5492830A (en) | Enzymatic resolution of α-tertiary carboxylic acid esters | |
AU617344B2 (en) | A process for the enzymatic preparation of optically active phosphorus-containing functional acetic acid derivatives | |
ES2228281B1 (es) | Metodo de produccion de giberelinas ga3, mediante fermentaciones con la estirpe silvestre imi58289 del hongo gibberella fujikuroi. | |
JP2698627B2 (ja) | 光学活性アミン及びその誘導体の製造方法 | |
JPS6192595A (ja) | 光学分割によるインドリン−2−カルボン酸の製造方法 | |
JP3700987B2 (ja) | 光学活性ヒドロキシニトリル及び光学活性シアノエステルの製造方法 | |
JP3010382B2 (ja) | (r)−2−プロポキシベンゼン誘導体の製造法 | |
CA2260711C (en) | Antibacterial compounds for ralstonia solanacearum | |
JP3219317B2 (ja) | ブラシノステロイド様物質の生産方法 | |
JPH03254695A (ja) | 光学活性アミノプロパンジオール誘導体及びその対掌体エステルの製造方法 | |
JPS63251099A (ja) | (+)−トランス−(1□dr、3□dr)−2,2−ジメチル−3(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボン酸の製造法 | |
JP2828720B2 (ja) | 光学活性1,3―ブタンジオールの製造方法 | |
JPH10248561A (ja) | 熱安定性耐溶媒性エステル分解酵素 | |
JPS63218661A (ja) | 新規インド−ル酢酸誘導体及びその製法 | |
JPH069501A (ja) | 光学活性2−アルコキシカルボニル−2−シクロアルケン誘導体およびその製造法 | |
JP2002003309A (ja) | 藻類又は苔の発生抑制剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |